学資保険の超簡単!重要ポイント5選

子供の教育費の確保を目的とした学資保険。

学資保険を検討する際には、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

保険会社やプランを選ぶ際に知っておきたい5つのポイントをご紹介します。

ポイント1.教育費を知る

【画像】http://www.babytown.jp/life_money/somosomo/001/index.html

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まず初めに、幼稚園から大学までの各段階で、子供にかかる教育費を知っておきましょう。

ここでいう教育費とは、学校教育費、学校給食費、学校外活動費の総額のことです。

文部科学省の「平成26年度子供の学習費用調査」と株式会社日本政策金融公庫の「平成27年度教育費負担の実態調査結果」によると、1年間にかかる教育費は、

 

(1)幼稚園・・・(公立)約22万円、(私立)約50万円

(2)小学校・・・(公立)約32万円、(私立)約154万円

(3)中学校・・・(公立)約48万円、(私立)約134万円

(4)高等学校・・・(公立)約41万円、(私立)約100万円

(5)大学・・・(公立)入学費用約82万円、在学費用約94万円、(私立理系)入学費用約106万円、在学費用約178万円、(理系文系)入学費用約107万円、在学費用142万円

 

となります。

こちらの教育費を参考に、まずは教育費の計画を立てましょう。

 

ポイント2.学資保険のメリット・デメリットを知る

【画像】http://papimami.jp/24149

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次に、学資保険のメリット、デメリットを紹介します。

メリット

保険料の免除措置がある

親が事故で死亡した場合や、重度の障害を負った場合で保険料を支払うことができなくなってしまったときは、保険料の支払いが免除されます。

こちらが貯金との大きな違いといえます。

税額控除を受けられる

学資保険は生命保険に分類されるため、保険料の支払いは税額控除を受けられます。

年末調整や確定申告の際には、証明書を提出しましょう。

また、支払い額と受取額の差が50万円以下の場合は、所得税はかかりません。

デメリット

元本割れのリスクがある

途中解約をしたり、医療や災害などへの特約がついている場合は、元本割れをする可能性が高いです。

持病があると加入できない

通院費用が保障についている保険では、持病が入ると加入できない場合もありますので、きちんと調べる必要があります。

ポイント3.本当に必要かを考える

【画像】http://www.fukuoka-ricon-law.jp/column/column22/

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学資保険が自分にとって必要かどうかを考えましょう。

学資保険は、月々の保険料が自動で振り込まれていくため、浪費癖があったり、貯金が苦手な方にはお勧めです。

またメリットで述べたように、親に何かあった時にという保障が魅力的で加入する場合もあるでしょう。

逆に貯金や教育費用の備えが十分にある方は、わざわざ学資保険に入る必要はありません。

ポイント4.加入時期を知る

【画像】http://i-click.co.jp/illust_lab/?business

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学資保険の中には、妊娠中(出産140日前から)でも加入できるものがあります。

妊娠中に加入する利点には、

(1)赤ちゃんが生まれると忙しくなるためその前にゆっくり検討できる

(2)出産前から保証が始まるため、出産中に契約者が死亡しても保険料は免除される

などがあります。

また、出産前でなくとも、子供が小さいうちから始めた方が月々の保険料の負担が軽くなり、返戻率も上がります。

そして、保険によっては、7~9歳を過ぎると加入できなくなるものもあります。

ポイント5.返戻率とその他の条件の関係を知る

【画像】http://55link.jp/freelance/blog/?p=96

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貯金に比べて返戻率が高いのも、学資保険の魅力の1つです。

返戻率を左右する条件にはどのようなものがあるのでしょうか。

(1)保障内容を検討する

デメリットでも述べたように、医療特約や災害特約など、保障が手厚くなるほど保険料は上がり、返戻率は低くなります。

子供には医療費助成制度などもあるため、本当に必要な保障かどうかも話し合いましょう。

 

(2)満期時期と祝い金の有無を考える

学資保険で受け取れるお金は「満期保険金」と「祝い金」の2種類があります。

一般的には、受け取る回数が少なく(祝い金がなく)、満期時期が遅いほど返戻率は上がります。

まとまったお金が必要となる大学入学時の18歳か、社会人生活の準備が必要な22歳を満期に設定している場合が多いです。

しかし、必要なときにお金が受け取れないのは問題です。

上述した教育費を参考にして、自分の場合はどの時期にお金を受け取りたいのかを相談しましょう。

 

(3)支払い方法と払込期間

支払い方法では、全期前納期払い、年払い、半年払い、月払いなどの種類があり、その順で支払う保険料の総額が安くなるため、返戻率は上がります。

そして、払込期間とは、子供が何歳までに保険料を払い終えるかという意味で、期間が短いほど返戻率は上がります。

しかし、回数を少なくする、期間を短くするということは、一回に支払う保険料の金額が上がるということです。

途中解約すると元本割れをしますので、返戻率だけにこだわらず保険料のシミュレーションをして

負担のない保険料を検討することが大切です。

まとめ

学資保険を取り扱っている会社はたくさんあり、そのプランも様々。

例えば、祝い金があるプランを選択しても、その時になってみて祝い金を受け取らなければ返戻率がアップするなど、実際に子供が大きくなった時に選べるというプランもあります。

上述したポイントを参考に、自分の理想プランが実現する保険会社を探してみてはいかがでしょうか。

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