「がん検診の費用っていくら?」そんな疑問にズバリお答えします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
保険の無料相談がしたいけど、どこがおすすめかわからない!

必要なのはわかってるけど、難しくて選びきれない・・・
そう思っている人はとても多いです。
一生の事だからしっかりと相談をして、理想通りの安心を手に入れましょう。

→お勧め.1 保険見直しラボ
→お勧め.2 保険マンモス
→お勧め.3 ほけんの窓口
→お勧め.4 保険のビュッフェ

食生活や生活習慣の変化に伴い、日本人の死亡要因の上位を占めるようになったがんですが、漠然とした恐怖を感じつつも、その実態を詳しく知る機会に恵まれることは早々ありません。

恐怖を感じるからこそ、きちんとがん検診を受けて、「未病による安心感を得たい」「万が一罹患していたとしても、早期発見で根治したい」という思いを、誰しもが抱いていることでしょう。

しかしながらそこでハードルとなるのが、ずばりがん検診の費用です。

定期的な検診を受ける事を、厚生労働省などが呼びかけを行っていますが、必要な費用が分からなければ、二の足を踏んでしまう方も、少なからずいらっしゃることだと思います。

そこで今回は、がん検診の費用やその必要性、万が一にがんを発症した場合の備え方などを、紐解いてまいりたいと思います。

 

目次

1.日本人の死因
1.1死因別死亡者数
1.2主要死因別死亡率の推移

2.がんの罹患データ
2.1部位別に見る罹患者数
2.2罹患予測
2.3死亡数予測

3.がんの種類
3.1部位別に見るがん
3.2男性特有のがん
3.3女性特有のがん

4.がんの治療に必要なお金
4.1治療費
4.2治療費以外の出費

5.がん検診とは
5.1検診と健診の違い
5.2メリット
5.3デメリット

6.がん検診結果データ
6.1肺がん
6.2胃がん
6.3大腸がん
6.4乳がん

7.がん検診の種類と費用
7.1対策型検診
7.2費用
7.3任意型検診
7.4費用

8.がんへの備え方
8.1民間の保険利用
8.2おすすめのがん保険

9.まとめ

1.日本人の死因

がん検診のお話に入る前に、まず知っていただきたいのが、私たち日本人の、近年の死因や死亡率です。

この情報を得ることにより、なぜこんなにもメディアなどを通じて「がん検診」の重要性が訴えかけられているのかが、即時に理解できるからです。

そこでこの章では、死因とその死亡率などのデータを、一緒に見てまいりましょう。

1.1死因別死亡者数

誰しも、いずれは人生の終焉を迎えます。

その要因は実に様々で、不慮の事故や疾病など多くが考えられます。

そこでご覧いただきたいのが、下記厚生労働省発表の、主な死因別死亡者数を示したデータです。

 

 

 

 

その他が22.4%を占めていますが、三大/五大/七大疾病などとして近年メジャーになりつつある疾病の中でも、とりわけ悪性新生物とよばれるがんによる死因が、実に全体の30%近くを占めているのが、お分かりかと思います。

端的に申せば、3人に1人はがんがもとで亡くなると言うことに他なりません。

 

1.2主要死因別死亡率の推移

次にご覧いただきたいのが、同じく厚生労働省が発信している、主要死因別死亡率推移です。

 

 

 

 

健康に関するメディアからの情報や、厚生労働省が発信する健康に関する情報などにより、脳血管の死亡者数は軽減されているものの、やはりがん(悪性新生物)による死亡者数が、右肩上がりで増加をしているのが、見てとれます。

このデータをご覧いただくとお分かりのように、がんを始めとした死亡要因上位に位置する疾病は、早期発見が何よりのキーになります。

その為、がん検診は私たちの健やかな毎日の為に、非常に重要とされ、様々な医療機関や自治体から受診喚起が、なされているのです。

 

 

 

 

 

2.がんの罹患データ

がんと言う疾病が私たちにとって、無視できないほど身近にあることがご理解いただけたところで、この章では一体どんながんに罹患するのか、死亡率はどれほどなのかを、データから見てまいりましょう。

 

 

 

 

2.1部位別に見る罹患者数

下記の図、は日本対がん協会が発信している、がんの部位別の死亡者数統計です。

 

 

 

 

性別により疾患部位は異なりますが、男性であれば「肺がん」、女性であれば「大腸がん」が最も多い死亡要因とされています。

なんと男性では実250,000人の方々が、女性では200,000人弱の方々が、がんにより死亡されているのです。

 

次は男性/女性といった側面から、部位別に見る罹患率です。

男性は、前立腺などの男性特有の部位が、女性も乳房などの女性特有の部位が、エントリーしているのが、見てとれます。

 

 

 

 

これらデータを裏付けとし、主要死因であるがんへの備えとして、がん検診が提唱されているのです。

 

 

 

 

2.2罹患予測

下記は国立がん研究センターが発信する、2017年中にがんに罹患するであろう予測データです。

 

男女計 男性 女性
部位 罹患数 部位 罹患数 部位 罹患数
全がん 1,014,000 全がん 575,900 全がん 438,100
大腸 149,500 90,400 乳房 89,100
132,800 86,700 大腸 64,000
128,700 前立腺 86,100 42,400
乳房(女性) 89,100 大腸 85,500 42,000
前立腺 86,100 肝臓 27,000 子宮 28,100
肝臓 41,900 腎・尿路
(膀胱除く)
20,900 膵臓 19,700
膵臓 39,800 膵臓 20,100 肝臓 14,900
悪性リンパ腫 31,100 食道 19,200 皮膚 14,300
腎・尿路
(膀胱除く)
30,900 悪性リンパ腫 17,100 甲状腺 14,200
皮膚 28,400 膀胱 15,600 悪性リンパ腫 14,000
子宮 28,100 口腔・咽頭 15,600 胆嚢・胆管 12,200
胆嚢・胆管 24,500 皮膚 14,100 卵巣 10,400
口腔・咽頭 22,800 胆嚢・胆管 12,200 腎・尿路
(膀胱除く)
10,000
食道 22,700 白血病 8,200 口腔・咽頭 7,200
膀胱 21,000 甲状腺 5,000 白血病 6,000
甲状腺 19,200 咽頭 4,500 膀胱 5,400
白血病 14,100 多発性骨髄腫 4,200 多発性骨髄腫 4,000
卵巣 10,400 脳・中枢神経系 2,600 食道 3,500
多発性骨髄腫 8,200 脳・中枢神経系 2,300
脳・中枢神経系 4,900 喉頭 300
喉頭 4,800
(再掲) (再掲) (再掲)
(結腸) (100,500) (結腸) (53,600) (結腸) (47,000)
(直腸) (48,600) (直腸) (31,500) (直腸) (17,100)
(子宮体部) (16,400) (子宮体部) (16,400)
(子宮頸部) (11,300) (子宮頸部) (11,300)

 

このデータによると、がんを罹患する予測人数は、1,014,000人にも上るとされています。

 

 

 

 

 

皮肉にも、いかに多くの方ががんを発症するかという事が明確となった、データだと言えるでしょう。

 

2.3死亡数予測

ここでは、国立がん研究センターが発信する、本年中にがんを要因とした死者数予測データを、見てまいりましょう。

 

男女計 男性 女性
部位 死亡数 部位 死亡数 部位 死亡数
全がん 378,000 全がん 222,000 全がん 156,000
78,000 55,600 大腸 24,700
大腸 53,000 31,000 22,400
47,400 大腸 28,300 膵臓 16,900
膵臓 34,100 肝臓 17,900 16,400
肝臓 27,500 膵臓 17,100 乳房 14,400
胆嚢・胆管 18,900 前立腺 12,200 肝臓 9,600
乳房(女性) 14,400 胆嚢・胆管 9,500 胆嚢・胆管 9,400
前立腺 12,200 食道 9,300 子宮 6,700
悪性リンパ腫 12,200 悪性リンパ腫 6,800 悪性リンパ腫 5,400
食道 11,300 腎・尿路
(膀胱除く)
6,300 卵巣 4,800
腎・尿路
(膀胱除く)
9,700 膀胱 6,100 腎・尿路
(膀胱除く)
3,400
膀胱 8,800 口腔・咽頭 5,400 白血病 3,400
白血病 8,400 白血病 5,000 膀胱 2,700
口腔・咽頭 7,700 多発性骨髄腫 2,100 口腔・咽頭 2,300
子宮 6,700 脳・中枢神経系 1,500 多発性骨髄腫 2,100
卵巣 4,800 喉頭 900 食道 2,000
多発性骨髄腫 4,200 皮膚 800 甲状腺 1,200
脳・中枢神経系 2,600 甲状腺 600 脳・中枢神経系 1,100
甲状腺 1,800 皮膚 900
皮膚 1,700 喉頭 100
喉頭 1,000
(再掲) (再掲) (再掲)
(結腸) (37,100) (結腸) (18,200) (結腸) (18,900)
(直腸) (15,800) (直腸) (10,100) (直腸) (5,800)
(子宮頸部) (3,000) (子宮頸部) (3,000)
(子宮体部) (2,600) (子宮体部) (2,600)

 

2017年中にがんにより死亡すると予測される人数は、実に378,000人にも上るのです。

この数値は決して他人ごとではなく、いかにがんが私たちの身近に存在しているのかを、如実に表しているデータの数々だと言えるでしょう。

この章で見ていただいたデータは、決して楽観を許すものでなく、日ごろからの健康への配慮や、がん検診の必要性を訴求するものに他なりません。

 

 

 

 

 

3.がんの種類

そもそもがんとは、一体どのようなものなのでしょうか。

がんとは通常、私たちの体内で正常に活動している細胞に対して、何がしかの原因がそれら正常細胞をがん化させてしまう状況を指します。

がん化された細胞は、自身で体内増殖を続け、周りの正常な細胞や組織を破壊しながら、拡散/拡大していきます。

がん化したがん細胞の恐ろしいところは、血液やリンパの流れを利用し、身体中をめぐりながら、そこここで増殖を始めてしまう点にあります。

肥大したがんは、サイトカインと言う、栄養を阻害する悪性物質を発し、それまで正常であった各種臓器機能を傷つける為、栄養障害や臓器不全を引き起こす恐ろしいメカニズムを持っています。

そこでこの章では、色々な種類のがんを、様々な角度がら見てまいりましょう。

 

 

 

 

3.1部位別に見るがん

まずはがん化した部位別に、その種類を見てまいりましょう。

 

がん(癌)の種類別一覧
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん
腎臓がん
腎盂・尿管がん
副腎がん
胆道がん
食道がん
咽頭がん
喉頭がん
口腔がん
膀胱がん
甲状腺がん
上顎洞がん
耳のがん
皮膚がん
悪性黒色腫
悪性リンパ腫
白血病
多発性骨髄腫
骨肉腫
軟部肉腫
脳腫瘍
頭頚部のがん
小児がん

 

心臓を除き、ありとあらゆる臓器などで、がんが発生することが見て取れます。

 

 

 

 

3.2男性特有のがん

下記は、男性に見受けられる特有のがんです。

近年、前立腺がんなどがメディアなどで取り上げられているので、お聞き及びの方もいらっしゃることでしょう。

 

がん(癌)の種類別一覧
男性特有のがん
精巣がん
前立腺がん

 

 

 

 

3.3女性特有のがん

最後に女性特有のがんです。

近年では、乳がんや子宮頸がんの若い世代での罹患率が上昇しているため、「若いからまだまだ大丈夫」などとは楽観視できないようになりました。

 

がん(癌)の種類別一覧
女性特有のがん
乳がん
子宮体がん
子宮頸がん
卵巣がん
外陰がん
膣がん
絨毛がん

 

 

 

 

 

私たちの体に発生するがんは、ご覧いただくとお分かりのように、実に様々な種類が存在しています。

あまり身近に感じない臓器まで、がん化する恐れがあると言うことに他なりません。

 

 

4.がんの治療に必要なお金

万が一がんを発症してしまうと、当然入院や手術、通院療法や定期的検診など、様々な経費が発生してしまいます。

そこでこの章では、そんながんにまつわるお金の話を、見てまいりましょう。

 

 

 

 

4.1治療費

がんに罹患した場合の最大の不安事項は、生命そのものへの心配もさることながら、治療費及び入院費ではないでしょうか。

下記は厚生労働省発信のデータに基づいた、各がんの入院費/治療費めやすを一覧化したものです。

 

傷病分類
退院患者平均在院日数
入院
3割負担の場合
高額療養費制度
適用後のめやす自己負担額
1日あたり費用 めやす窓口支払総額
胃の悪性新生物(胃がん) 19.4日 14,400円 279,400円 86,700円
結腸の悪性新生物(大腸がん) 17.2日 15,700円 269,300円 86,400円
直腸の悪性新生物(直腸がん) 21.1日 17,100円 360,800円 89,500円
肝の悪性新生物(肝がん) 19.5日 14,900円 289,600円 87,100円
気管・気管支、肺の悪性新生物(肺がん、気管がん) 20.0日 14,400円 288,600円 87,100円
乳房の悪性新生物(乳がん) 12.7日 16,900円 214,900円 84,600円
その他悪性新生物(卵巣がん/食道がん) 20.6日 14,300円 294,200円 87,200円
その他の新生物(子宮筋腫/上皮内がん) 14.6日 17,900円 260,600円 86,100円

 

高額療養費制度の申請を行った結果の自己負担額となっていますが、それぞれ10万円弱の自己資金の準備が必要となっていることが、見て取れます。

しかしながら、下記表を見ていただくとお分かりのように、全額自己負担診療である先進医療や、入院中の差額ベッド代/食事代など、保険適用外とされている諸経費が簡単に挙げても、これだけあります。

つまり先ほどご案内した自己負担額に、下記保険適用外の費用を見込まなくてはならないと言うことです。

 

保険適用 保険適用外
初診料・再診料 差額ベッド代
手術・麻酔料 入院中の食事代
検査料 入院中の日用品・衣料
注射料 先進医療代
投薬料 診断書作成費用
入院料 交通費
放射線治療料

 

 

 

 

中でも費用負担が高額となりやすい先進医療は、上記表にもありますように、全額自己負担を強いられます。

そこで下記の表をご覧ください。

 

先進医療の種類
技術名一覧
(調査時期)
平成26年7月1日~平成27年6月30日
(調査時期)
平成27年
6月30日時点
平均技術料 平均入院期間 年間実施件数 医療機関数
陽子線治療 2,680,804円 13.0日 3,012件 10機関
重粒子線治療 3,086,340円 12.1日 1,889件 4機関
内視鏡下頸部良性腫瘍摘出術 235,644円 6.2日 102件 9機関
ペメトレキセド静脈内投与及びシスプラチン
静脈内投与の併用療法肺がん(扁平上皮
肺がん及び小細胞肺がんを除き、病理学的見地から
完全に切除されたと判断されるものに限る。)
1,031,929円 26.7日 111件 37機関
内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下腎部分
切除術腎がん(長径が七センチメートル以下であって、
リンパ節転移及び遠隔転移していないものに限る。)
927,130円 13.3日 105件 14機関

 

先進医療の患者数が1年間で約1.5万人と言われていますが、もし自身や近親者が先進医療を必要とした場合、実に100万~300万円の自己資金を、治療費として準備しなければならないと言うことになります。

どのような世代であれ、日常にかかる生活費や教育費、住宅ローンを抱える中で、これらの金額を別途銀行などの金融機関で貯蓄していくのは、決してたやすいことではありません。

 

下記は、現時点で全額自己負担となる先進医療にかかる、治療費の一覧です。

 

技術番号 先進医療技術名 年間実施件数
1件当たりの自己負担金額(円)
33 重粒子線治療 1889 3,086,341
22 陽子線治療 3012 2,680,805
73 自己腫瘍・組織を用いた活性化自己リンパ球移入療法 17 1,583,422
72 樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法 102 1,052,441
3 凍結保存同種組織を用いた外科治療 20 827,496
117 自家嗅粘膜移植による脊髄再生治療 1 752,300
134 腹腔鏡下広汎子宮全摘術 41 732,109
77 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 9877 535,218
25 経頸静脈肝内門脈大循環短絡術 13 444,375
49 泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術 29 419,828
74 自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法 116 397,019
28 骨髄細胞移植による血管新生療法 31 309,101
121 腹腔鏡下仙骨膣固定術 31 301,158
1 高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術 138 301,000
128 内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術 81 267,016
55 末梢血単核球移植による血管再生治療 15 262,240
61 非生体ドナーから採取された同種骨・靱帯組織の凍結保存 112 260,036
129 内視鏡下頸部良性腫瘍摘出術 102 235,645
112 最小侵襲椎体椎間板掻爬洗浄術 2 223,200
54 末梢血幹細胞による血管再生治療 13 207,154
130 FOLFOX6単独療法における血中5-FU濃度モニタリング情報を用いた5-FU投与量の決定 1 180,000
115 多血小板血漿を用いた難治性皮膚潰瘍の治療 24 169,778
37 硬膜外腔内視鏡による難治性腰下肢痛の治療 35 159,082
13 悪性高熱症診断法(スキンドファイバー法) 5 155,120
123 食道アカラシア等に対する経口内視鏡的筋層切開術 379 151,624
84 角膜ジストロフィーの遺伝子解析 10 122,400
114 急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(MRD)量の測定(検体の採取以外の業務を受託) 17 113,272
92 実物大臓器立体モデルによる手術支援 607 105,509
39 自家液体窒素処理骨移植 22 102,455
114 急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(MRD)量の測定(自施設のみで実施) 5 96,53

 

先ほどの抜粋データ同様に、安価なものでも10万円前後、内容によっては300百万円を超過する治療も含まれており、非常に高額な治療費が必要であることが、お分かりいただけることと思います。

 

確かに、必ずこれらの疾病に罹患するとは限りませんが、かからないとも限らないのが人生です。

公的医療保障制度で受けられる保障額には、様々な規定が設けられておりますので、実際にはかかった費用の全てをあがなうことは非常に困難です。

つまり、何がしかのバックアップを引いておくだけでなく、病期の早期発見が医療費負担額のキーとなりうるのです。

折角目の前に、がんに対する先進医療治療法が存在していても、先立つものがなければあきらめなければならないと言う、非常に悲しい局面を迎えることも決して少なくはないのです。

このことからも、公的医療以外の防備とがん検診の重要性が、はっきりと見て取れます。

 

 

 

 

4.2治療費以外の出費

さて、次に問題になるのは、治療費以外の出費です。

自身や家族に罹患者が出た場合、目に見えない出費が積もり積もって、大きく家計を圧迫していきます。

 

がん治療以外にかかるお金
家族や患者通院の交通費
家族のサポート費用
医療用かつら
医療関連の書籍
健康食品
快気祝い
住居のバリアフリー化など

 

上記はほんの一例にしかすぎず、それぞれの患者さんの病状や予後などによって、様々な経費がさらに必要となるケースも、多々存在するのです。

 

 

 

 

5.がん検診とは

さてここまでで、がんにおける発症率の高さや、治療に関わる費用をご覧いただいたところで、いかにがんが当事者やその家族に大きなダメージを与えるのかを、ご理解いただいた事だと思います。

実は、そんなシチュエーションを回避するために、大きな役割を果たしてくれるのが、がん検診です。

「がん=死亡」と言う時代は過ぎ、定期的な検診を受ける事で、早期発見出来れば死に直結はしない疾病とも、言われるようになりました。

そこでこの章では、がん検診の有益性などを、見てまいりましょう。

 

 

 

 

5.1検診と健診の違い

「ん?なんのこと?」

そう思われる方も決して少ないでしょう。

しかしながら、「検診」と「健診」は似て非なるものです。

 

検診 特定の疾病にかかっているかを調べるために、診察/検査を実施
健診 一般的な健康診断。健康か否かのチェック、疾病の危険因子の存在などを確認

 

いわゆる先ほどから申し上げているのは、上段の「検診」を指します。

 

 

 

 

5.2メリット

それではここで、がん検診のメリットを、まずは見ておきましょう。

 

大きなもので、下記のような有意性を、がん検診で得ることが出来ます。

 

早期発見

自覚症状がない、もしくは自覚症状が出にくい部位のがんは、定期的ながん検診で、早期に見つけることが出来ます。

 

早期治療

発症を早期に発見できれば、その分だけ早く治療を開始できますので、根治率が格段に上がります。

 

がん化する前の病変細胞の発見

子宮頚部の異形上皮や、いわゆるポリープと呼ばれる大腸腺腫などが、前がん病変として見つけられ、治療することが出来るので、異変細胞ががん化することを未然に防げます。

 

 

 

 

5.3デメリット

それでは、一方どのようなデメリットが、存在するのでしょうか。

 

偽陰性

端的に申し上げると、がん化した細胞を発見できないことがある、と言う点です。

特に発見が難しい部位等に関して言える事なのですが、がん検診における精度は100%ではないと言うことになります。

 

偽陽性

がん検診でがんの兆候が疑われた際に、さらなる精密検査を受ける流れになります。

しかしながら統計的に見るとその真意性は下記のような数値になると言われています。

 

病名 精密検査によりがんと確定診断された確率
胃がん 1.24%
乳がん 3.73%

 

これはどちらかと言えば、メリットとも考えられます。

なぜならば、がんの疑いを晴らすことで、その時点での健康を約束されるようなものなので、精神的に非常に楽になれます。

敷いていうなれば、精密検査を受けるまでの精神的負担、実際の精密検査に関する身体的精神的負担が挙げられます。

 

過剰診断

がん検診で発見されたすべてのがん化細胞が、進行がんであるとは限りません。

そのままの状況から進行が見られない場合や、自然に消滅してしまう場合があるので、発見されたがん化細胞が、生命そのものを脅かすことになる存在ではない、と言うことになります。

しかしながら、現代の医療でその性質を見極めることは困難なので、やはりがん検診は有益であると考えられます。

 

 

 

 

6.がん検診結果データ

ここまでで、がん検診のメリット/デメリットをご理解いただいたところで、実際に行われたがん検診の病変発見率を、厚生労働省発信のデータで、見てまいりましょう。

 

 

 

 

6.1肺がん

まずは分かり易く発症率を算出するために、受診者数を10,000人とした場合です。

 

肺がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
10,000人 196人 4人
1.9% 2.0%

 

下記は実際に厚生労働省が調査した、平成26年度のデータです。

 

肺がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
4,033,976人 79,030人 1,515人
1.96% 1.92%

 

 

 

 

 

6.2胃がん

先ほどと同様にまずは分かり易く発症率を算出するために、受診者数を10,000人とした場合です。

 

胃がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
10,000人 754人 10人
7.5% 1.3%

 

下記は実際に厚生労働省が調査した、平成26年度のデータです。

 

胃がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
2,324,32人 175,141人 2,237人
7.54% 1.28%

 

 

 

 

6.3大腸がん

先ほどと同様にまずは分かり易く発症率を算出するために、受診者数を10,000人とした場合です。

 

大腸がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
10,000人 665人 19人
6.6% 2.8%

 

下記は実際に厚生労働省が調査した、平成26年度のデータです。

 

大腸がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
4,876,235人 324,413人 9,237人
6.65% 2.85%

 

 

 

 

6.4乳がん

先ほどと同様にまずは分かり易く発症率を算出するために、受診者数を10,000人とした場合です。

 

乳がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
10,000人 838人 34人
8.3% 4.0%

 

下記は実際に厚生労働省が調査した、平成26年度のデータです。

 

乳がん検診受診者数 精密検査受診者数 実際の発症者数
2,182,748人 182,909人 7,416人
8.38% 4.05%

 

 

 

 

この発症者率を、大きいと捉えるか、少ないと捉えるか、個人差はあると思います。

しかしながら、放置しておけばそれだけ治療の開始が遅れ、病状が進行してしまう場合を考えると、やはりがん検診は有意性が高いと言えるでしょう。

 

 

7.がん検診の種類と費用

次にがん検診そのものを、もう少し掘り下げて、見てまいりましょう。

 

がん検診には、実は下記のように2種類が存在します。

 

対策型検診 任意型検診

 

この2者の違いは、一体なんなのでしょうか。

そこでこの章ではそれぞれの内容や、掛かる費用を見てまいりましょう。

 

 

 

 

7.1対策型検診

がんによる死亡率減少を目指した場合に、有意性があると判断された検査方法で実施される公的検診が、対策型検診です。

居住地の自治体が奨励している検査で、無料もしくは少額で、がん検診を受ける事が可能です。

 

目的 対象者全体のがんによる死亡率低減を目指す
概要 がんの予防対策として実施されている公的医療サービス
料金 無料もしくは一部分(少額)を各自負担
検診例 住民健診/職域検診

 

この制度は昭和57年から施行され、市町村区が主体となり、執り行われています。

 

そんな対策型検診には、下記が挙げられます。

 

胃がん検診 問診、胃X線検査
または胃内視鏡検査
50歳以上
※胃部X線検査は40歳以上に対し実施可
2年に1回
※胃部X線検査は毎年実施可
大腸がん検診 問診、便潜血検査
40歳以上
毎年
肺がん検診 質問(問診)、胸部X線検査、
必要に応じて喀痰細胞診
乳がん検診 問診、マンモグラフィと視触診
2年に1回
子宮頸がん検診 問診、視診、細胞診、内診 20歳以上

 

また、厚生労働省が2009年度以降、下記のがん検診の無料クーポンの配布を開始しています。

 

大腸がん

前年度に40/45/50/55/60歳になった男女対象に配布

 

乳がん

前年度に40/45/50/55/60歳になった女性を対象に配布

 

子宮がん

前年度に20/25/30/35/40歳になった女性を対象に配布

 

前述の地方自治体や、この厚生労働省が配布するクーポンを利用すると、無料もしくは一部負担でがん検診が受けられると言う訳です。

また、健康保険組合のがん助成制度の活用と言う道も、あります。

これは被保険者と、その家族である被扶養者が対象となっており、その検査内容は加入している健康組合によって異なりますので、総務や人事に確認をしておきましょう。

つまり、これらを積極的に利用しない手はないと言うことになります。。

 

 

 

 

7.2費用

さて一部負担含め、がん検診がいくらかかるのかを、この章で見てまいりましょう。

下記は横浜市を一例とした、がん検診における自己負担額です。

 

がん検診受診者負担額 種別 検査内容 受診者負担額
医療機関
胃がん*1
胃部X線検査 3,140
内視鏡検査*2 3,140
医療機関
子宮がん
頸部細胞診検査 1,360
頸部細胞診検査+体部検査*3 2,620
医療機関 乳がん*4 視触診+マンモグラフィ検査*5 1,370 (690+680)
医療機関 大腸がん 便検査 600
医療機関 福祉保健センター 市民病院がん検診センター 肺がん 胸部X線検査 680
医療機関 前立腺がん(PSA検査) 血液検査 1,000
検診車 福祉保健センター 胃がん 胃部X線検査 1,570

 

先ほど申し上げた、無料クーポンを活用できる方は、その規定に基づき、より安く検診を受ける事が、可能です。

なお、下記に該当の方々は、検診が無料となっています。

費用が免除になる方

1.後期高齢者医療制度が適用される方→「後期高齢者医療被保険者証」提示
2.生活保護世帯の方→「休日・夜間等診療依頼証」提示
3.中国残留邦人支援給付制度が適用される方→「本人確認証」提示
4.市民税県民税の非課税世帯・均等割のみ課税世帯の方(該当する方は事前に手続きが必要)
5.上記1~3を除く70歳以上の方→健康保険証等、年齢が確認できるものを提示

 

なお健康保険組合に加入されている方の自己負担額は下記になります。

 

生活習慣病予防健診の自己負担額

 

 健診の種類  自己負担額  自己負担額に協会の補助額を合計した場合
 一般健診  最高7,038円  最高18,522円

 眼底検査

(医師の判断により一般健診と同時に実施した場合)

 最高78円  最高777円
 子宮頸がん検診単独  最高1,020円  最高3,400円

 

一般健診に追加して受診する健診

 

健診の種類  自己負担額  自己負担額に協会の補助額を合計した場合
 付加健診  最高4,714円  最高9,428円
 乳がん検診(40~48歳の方)  最高1,655円  最高5,518円
 乳がん検診(50歳以上の方)  最高1,066円  最高3,553円
 子宮頸がん検診  最高1,020円  最高3,400円
 肝炎ウイルス検査  最高612円  最高2,041円

 

この費用を安いと捉えるか、高いと捉えるかは、次章にてお伝えする「任意型検診」を見ていただいてからに、致しましょう。

 

 

 

 

7.3任意型検診

医療機関などで実施される検診を、任意で受診するのが、任意型検診です。

 

目的 個人のがんによる死亡率低減を目指す
概要 医療機関/検診期間などが提供する任意で受けるサービス
料金 全額自己負担
検診例 人間ドック/がんスクリーニング検査/PET

 

選択肢が多数用意されており、任意で様々な検査を受ける事が可能ですが、対策型検診と大きく異なる点は、検査費用が「全額自己負担」であると言うことです。

そこで次章にて、気になる各種費用を見てまいりましょう。

 

 

 

 

7.4費用

先ほども申し上げた通り、任意型検診は、あくまでも全額自己負担になり、一切の助成はありません。

下記は国立がん研修センター中央病院の、各種検診の費用目安です。

 

検診コース 男性 女性
総合検診 119,200円 151,580円
総合検診+PET/CT検査 227,200円 259,580円
単独検診 肺がん 38,600円 38,600円
単独検診 乳がん 27,300円
単独検診 消化管がん(注) 77,700円 77,700円
単独検診上部消化管がん内視鏡 45,300円 45,300円
単独検診大腸がんCT 56,100円 56,100円
単独検診子宮がん 39,380円
単独検診PET/CT 138,000円 138,000円

 

注:単独検診 消化管がん検診コースでは、上部消化管がん内視鏡検査と大腸内視鏡検査含む。

2018年4月より検診項目を追加することとしており、料金の改正予定。

  • 内視鏡で生検が追加された場合、食道・胃および大腸内視鏡のそれぞれについて別途料金10,000円(税抜)が必要。
  • 内視鏡大腸ポリープを実施の際は別途料金30,000円(税抜)を追加。
  • 検診費用は、受診日第1日目に要支払い。
  • クレジットカード(MUFJ、UFJ、NICOS、VISA、DC、Master、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナーズ)、デビットカードをご利用可。
    カード画像
  • 検診費用は一連の費用を設定しているため、自己都合により検診を中断された場合、検診費用は返金不可。
  • PET検査ありの検診につきましては、当日および前日にキャンセルされた場合、49,000円(税抜)のキャンセル料が発生。
  • 国立がん研究センターには、宿泊施設はないが、近隣の宿泊施設の紹介はあり。
  • 団体(企業)契約あり。

 

いかがでしょうか。

総合検診を受診するのに、実に110,000~160,000円の費用が必要となるわけです。

 

そこで今一度思い出していただきたいのが、対策型検診です。

 

がん検診受診者負担額 種別 検査内容 受診者負担額
医療機関
胃がん*1
胃部X線検査 3,140
内視鏡検査*2 3,140
医療機関
子宮がん
頸部細胞診検査 1,360
頸部細胞診検査+体部検査*3 2,620
医療機関 乳がん*4 視触診+マンモグラフィ検査*5 1,370 (690+680)
医療機関 大腸がん 便検査 600
医療機関 福祉保健センター 市民病院がん検診センター 肺がん 胸部X線検査 680
医療機関 前立腺がん(PSA検査) 血液検査 1,000
検診車 福祉保健センター 胃がん 胃部X線検査 1,570

 

なんと受診料負担額に、これほどの開きが発生するのです。

先ほど「安いと捉えるか否か」と申し上げましたが、この費用比較を見ていただいた今では、結果は一目瞭然です。

ぜひ、公的ながん検診である「対策型検診」の積極的活用を、お勧めいたします。

 

 

 

 

8.がんへの備え方

前章までで、がん検診の有用性が十分ご理解いただけたことだと思います。

そこで、次のステップを考えていただきたいと、思います。

 

第2章でご覧いただいた通り、がんの罹患率は3人に1人と言われています。

いくら対策型検診などで、結果が良好であっても、がんに罹患しないと言う確証が得られたわけではないのです。

万が一がんに罹患した場合、第4章で申し上げたように、決して少なくはない費用負担が、発生します。

そんな状況を回避すべく、バックアッププランを考えてまいりましょう。

 

 

 

 

8.1民間の保険利用

是非活用いただきたいのが、生命保険会社と任意で契約する、がん保険です。

がん保険はその名が示す通り、がんと言う疾病に特化している保険です。

一般的医療保険との大きな違いは、下記をご覧いただくとお分かりのように、がんのみをその保障対象としている点にあります。

 

 

 

それではここで、がん保険で保険金の支払い対象となる例を、いくつか見てまいりましょう。

 

どんな時に 支払例
がんと診断(確定)されたとき 診断給付金
がん治療を目的として入院されたとき 入院給付金
がんで入院した後、退院されたとき 退院給付金
抗がん剤治療のため通院されたとき 通院給付金
がんで所定の手術を受けたとき 手術給付金
がんの緩和ケア(末期医療)受けたとき 緩和ケア給付金
がんの先進医療を受けたとき 先進医療給付金
がんで後遺障害になられたき 後遺障害給付金
がんで自由診療を受けられたとき かかった費用分の保険金

 

一般的な生命保険が、死亡時に保険金を受け取れる仕組みであるのとは異なり、がん保険は契約者本人が生存中に活用出来るので、闘病する患者本人ばかりでなく、看護などで患者当人を支える家族にも、とても心強い保障内容となっています。

ここで、がん保険の主要POINTを、押さえておきましょう。

 

がんに特化 がんに対し手厚い保障がメリットであるが、がん以外の疾病/ケガに対する保障が無い
支払限度日数無制限 医療保険には1入院当たりの支払限度日数が入院給付金に対して設けられているが、がん保険は原則無制限
待機期間 契約日から90日間は保障が無い為、待期期間中の診断は無効となり、保障対象外
診断給付金 がんと診断を受けた時点で給付金受給が可能で、回数無制限(前回のがん宣告より2年以上が必須などの条件あり)

 

がん保険は確かに心強いバックアッププランですが、90日間の待期期間が設けられているので、注意が必要です。

 

ちなみに、がん保険は、期間別に見る方法と、保障内容によって見る方法とがあります。

 

まずは、期間別にがん保険を見てまいりましょう。

 

種類 満期 保険期間 月払い
保険料
具体例
定期型 あり 満期まで保障 満期まで一定  
終身型 なし 一生涯を保障 一定  

 

通常の死亡保険などと同様に、定期型であれば、割安な保険料で保障を得つつ、あくまでもその保険期間は一定なので、保険の見直しがしやすい、フットワークの良さがメリットです。

一方終身型は、一般的な終身保険と同様に、定期型と比較すると保険料は割高になりますが、一生涯保障が続くので大きな安心が得られます。

また、加入開始年齢を若くすることにより、割安な保険料で生涯変わりませんので、プランニング次第で、いかようにもなるメリットが存在します。

 

それでは次に、保障内容からがん保険を見てまいりましょう。

 

種類 特徴 加入理由の例
入院給付金型 一般的ながん保険。がん入院給付金の日額をベースとして、診断給付金/手術給付金などの保障額が決定。特約として様々な保障が選択可能。バリエーションが豊富で、保険期間/保険料払込期間など選択肢が多数。 どのようながんに罹患(発病)するか分からないので広範囲ながんのリスクを備えたい。
とにかく一生涯保障が継続させたい。
実損補填型 損保系の保険会社に多いがん保険。健康保険の自己負担(3割)の医療費や家族の介添え費用などを補償する保険。自由診療の費用も補償する保険もあり。 がんはお金が掛かっても最新の治療方法を使っても治したい。
医療費だけではなく、治療にかかわる諸経費も自己負担を減らしたい。
診断給付金型 入院給付金/手術給付金などがなく、診断給付金のみを保障する保険。がんになったときにまとまったお金が必要だという方には有利。 まとまった預金がないため、入院や手術の前にお金が必要。
がんに罹患(発病)してもできる限り入院などをせずに治したい。
がんに罹患(発病)したとき、相殺されない借入金などが心配。
収入保障型 がんになり、就労できずに収入が減ってしまうリスクを保障する保険。毎月、年金の形で保険期間が満了するまで保険金が給付される。

 

このように幅広いラインナップが用意されていることが、お分かりいただけたかと思います。

がんと診断された時点で保障が開始されるものなどは、非常に心強い味方になってくれますし、様々な費用を幅広く保障してくれる商品もしかりです。

自分に合ったがん保険を見つけて加入しておけば、万が一がん検診によりがんの罹患が発覚したとしても、経済的自己負担額が大きく削減できるのです。

 

しかしながらここで、絶対に忘れてはならないのが、

 

「がん保険は、発症したら加入できない」

 

と言う点です。

つまり、ことが起こってからでは遅いのです。

3人に1人が罹患する可能性のあるがんは、決して他人事ではないからこそ、私的バックアップとして加入しておくがん保険が、その威力を発揮してくれるのです。

 

 

 

 

8.2おすすめのがん保険

そうは言ってもどのようながん保険を選べばよいのか、私たち素人には判断に悩むところでしょう。

そこで、実際にプロが勧めるがん2017年のがん保険ランキングを、見てまいりましょう。

 

人気ランキング
商品名
保険会社名
月額保険料目安
おススメPOINT
特徴
30歳男性 40歳男性 50歳男性
1 スマイルセブン 朝日生命 1,830円 2,780円 4,240円 発病後、早い時点で一時金が受取可
がんを含む七大疾病での一時金が受取可
がん/急性心筋梗塞/拡張型心筋症/脳卒中/脳動脈瘤/慢性腎不全/肝硬変/糖尿病/高血圧性疾患で所定状態になった時、一時金が受取可
一時金は前回の受取から2年経過後であれば、以降は無制限
がんは診断確定後、急性心筋梗塞/拡張型心筋症/脳卒中は治療のための入院開始または手術で支払い対象となれる
2 終身ガン保険プレミアム チューリッヒ生命 3,210円 4,250円 6,210円 通院治療に手厚い
同月にの複数回投与を受けた場合、毎月受ける治療給付金の支払回数無制限
主契約はがん治療を直接目的とし、抗がん剤/ホルモン剤/放射線治療を受けると、月ごとに給付金受取可
がん診断/入院/手術/先進医療/緩和療法/がん診断後のストレス性疾患による給付金など、特約が充実
3 ガードエックス メットライフ生命 2,217円 3,479円 5,574円 1年ごとに年金感覚で一時金の受取可
必要な保障のみ選択可
基本保障には、診断確定されたがんについての手術/放射線照射/抗がん剤のいずれかの治療を受けた場合、または最上位の進行度を示す病期と診断され、入院/通院をしたときの一時金が組み込まれている
一時金は1年1回、通算5回まで受取可
がん診断/先進医療/入院/通院/特定の女性がん手術/健康支援給付金など、各種特約で治療の選択肢を広げられる

一般的な死亡保険にすでに加入されている方も、決して少なくはないと思いますが、上記の保険料を見ていただくとお分かりのように、「死亡保険月額料+がん保険月額料」とした場合の家計における負担は、さほど大きくないことが、見て取れます。

「がん検診で、がんへの事前対策を定期的に行い、万が一罹患した際には、がん保険で対応する」

これがみなさんの将来を見据えた場合、最良のプランとなってくれるのです。

 

9.まとめ

いかがでしたでしょうか。

がんに対する恐怖はあれど、その検診費用が分からず二の足を踏まれていた方にも、十二分にがん検診のメリットを、ご理解いただけたかと思います。

更には民間のがん保険を活用することで、万が一にも備えられることも、ご理解いただけたかと思います。

がんはその発見と治療が早ければ早いほど、根治への確率が上昇します。

是非がん検診を活用して、自身とご家族の未来を、守っていただきたいと思います。

B

人気記事ランキング

がん保険?これだけ読めば大丈夫!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る