保険の特約とは何か?絶対知っておきたい特約の基本と選び方を解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
保険の無料相談がしたいけど、どこがおすすめかわからない!

必要なのはわかってるけど、難しくて選びきれない・・・
そう思っている人はとても多いです。
一生の事だからしっかりと相談をして、理想通りの安心を手に入れましょう。

→お勧め.1 保険見直しラボ
→お勧め.2 保険マンモス
→お勧め.3 ほけんの窓口
→お勧め.4 保険のビュッフェ

 

生命保険の加入を検討する際に必ず耳にする言葉の一つが、「特約」ではないでしょうか。

特約には多様なものが用意されており、尚且つその中身も複雑なため難解なものと考えている人が多いのではないでしょうか。

私自身、保険の特約はとても難しいものであると思います。

特約は難しい部分を持っているため安易に勧められるものではありません。

しかし、その内容を理解して活用すればとても便利なものとなりますし、また保険に加入するときには特約を付けるように勧めてくる人もいるため、自分で必要かどうかを考えられるようになるためにも特約に関する知識を身に着けておいて損はありません。

本記事では、とても分かりやすく特約の基本的な内容や特約をつける時に注意しておきたいことを解説します。

さらに、定期保険特約や、先進医療特約など、よく耳にする特約が本当に必要かどうかも考察します。本記事を読めば、あなたにとって特約が必要かどうか分かるようになります。

目次

1 そもそも特約って何だ?

1-1 主契約と特約の違いって何?

1-2 特約は主契約を補うためにある

2 特約にはどんな種類があるの?

2-1 死亡保障に関する特約

2-2 病気や入院に関する特約

2-3 その他の特約

3 特約を選ぶ時に知っておきたい4つの知識

3-1 特約の内容を理解する

3-2 特約が本当に必要か検討する

3-3 保険料を支払えるのか確認する

3-4 公的な制度に頼れないか調べる

4 特約は本当に必要ですか?特約をつけるデメリットとは?

4-1 保険が複雑になる

4-2 支払う保険料が高くなる

5 役に立つ特約はあるのか?よく見る特約を考察します

5-1 定期保険特約

5-2 先進医療特約

5-3 通院特約

5-4 女性疾病特約

5-5 三大疾病特約

5-6 がんに関する特約

5-7 健康祝金特約

6 保険に特約をつける前にやるべき3つのこと

6-1 特約ではなくまず加入する保険を見直す

6-2 特約の部分を別の保険で補う

6-3 詳しい人に相談する

7 まとめ

 

1 そもそも特約って何だ?

そもそも特約とは一体何なのでしょうか。また、保険に加入するときには主契約という言葉を耳にすることがあると思いますが、ここでは基本的な言葉の意味と、そして特約をつける意味について解説します。

 

1-1 主契約と特約の違いって何?

contract-1464917_640

保険というのは基本的に2つの契約から出来ているものなのですが、その契約の名称は主契約と特約なのです。

主契約というのは、例えば死亡保険であった場合には契約者が亡くなったときに保険金をもらうことが出来るというのが基本的な契約となっており、この死亡した時に保険金がもらえるという部分が主契約となるのです。

しかし、自分が亡くなってしまうこと以外にも、がんや生活習慣病などの病気、あるいは災害などの時のために、保険を備えておきたいと考えている人も現代では非常に多いと思います。

そのような考えられるいろいろな危険に備えておきたい時に出てくるのが特約となります。

亡くなった時だけに保険金をもらうことが出来るという主契約に加えて、特定の病気になったときや入院した時などに給付金をもらうことが出来るようになる特約など様々な種類があり、あらゆる危険に対処出来るようになっています。

 

1-2 特約は主契約を補うためにある

なぜ特約を付けるのかといえば、それは主契約だけではあらゆる事態に対処することが出来ないからなのです。

死亡保険に加入していれば、死亡した時には保険金をもらうことが出来るため死亡という問題に関してはしっかりと対処出来ているということになります。

しかし死亡以外の場合、病気や災害などといった問題は常に発生する可能性がありますが、そういった問題には死亡保険では対処することは出来ないのです。

死亡以外の事由が発生したとしても、生活に困窮しないように確かな備えをしておきたいと考えるのが一般的でしょう。

このような場合には、特約をつけることによって死亡保険にしか加入していない場合であったとしても、特約の内容によりますが、あらゆる危険に備えることが出来るのです。

特約は一つの保険だけでは補えない部分を付け加え、そして幅広い危険に対処するために存在しているので、使いこなすことが出来ればとても便利なものとなります。

 

2 特約にはどんな種類があるの?

それでは、特約にはどのような種類があるのでしょうか。ここでは、主な特約を紹介していきたいと思います。

 

2-1 死亡保障に関する特約

cross-1880251_640

最初に紹介するのは、死亡に関する保障が得られる特約についてです。

よくある特約としては定期保険の特徴を備えている定期保険特約や、年金として保険金を一定期間の間受け取ることの出来るようになる収入保障特約や、規定の期間生存している場合に給付金をもらうことが出来る生存給付金特約といったものが存在しており、残された人が生活に困らないようにするための保障が数多く用意されています。

 

2-2 病気や入院に関する特約

syringe-1884784_640

次に紹介するのは、病気や通院と言ったいわゆる医療に関する特約についてご紹介いたします。

主な特約としましては、特定の病気で入院した時に給付金がもらえる「疾病入院特約」や、がんに罹患してしまい入院や治療などが必要になった場合に給付金を受け取ることが出来る「がんに関する特約」や、特定の疾病に罹患した時に給付金を受けることが出来るようになる「特定疾病給付金特約など」や、先進医療を受けた時に給付金がもらえる「先進医療特約」、女性特有の疾病で入院などをしたときに給付金がもらえる「女性疾病特約」などがあります。

 

2-3 その他の特約

最後に紹介するのは、上述した特約とは少し違った性格を持つ特約です。

余命6ヶ月以内と判断された場合に限り生きていても保険金を受け取ることが出来るリビングニーズ特約というのがあるのですが、この特約は基本無料でつけることが出来る特約です。

この特約をつけることによって発生するデメリットというのは全く存在しないため、もしも加入しようとしている保険にリビングニーズ特約があるならば出来る限り加入をお勧めします。

 

3 特約を選ぶ時に知っておきたい4つの知識

number-2032512_640

特約にはたくさんの種類があり、多くの人が特約をつけるかどうか迷ってしまうと思います。ここでは、特約を選ぶときに知っておきたいことを解説します。

 

3-1 特約の内容を理解する

まず当たり前のことですが特約をつける場合には、その内容を正確に理解しておく必要性が高いと思われます。

検討している特約はどういう時に利用出来るのか、また利用出来ない条件などはあるか、などその特約をつけることによってどのような保障が得られるのかを自分で熟知しておかなければ、その特約を利用することが出来なくなってしまうかもしれません。

このような事態を回避するためには、やはり自分がつけようとしている特約の内容はしっかり把握しておくべきなのです。

3-2 特約が本当に必要か検討する

次に考えるべきは、検討している特約が本当に必要かどうかでしょう。

主契約だけで十分な保障を得られている場合には、特約をつける分だけ保険料が上乗せされてしまうことになり、その支払う分だけ損をしているということになります。

主契約だけでは補えない部分を補強するために特約を利用するのであれば問題がないのですが、ついつい安心が欲しくなってしまい過剰なぐらいに特約をつけてしまうこともあり得るのです。

そのため、検討している特約が本当に必要なのか、あるいは今加入している保険にその特約と似たような内容がないかなど注意深く確認しておくべきなのです。

 

3-3 保険料を支払えるのか確認する

money-256314_640

時折見落としがちなのですが、特約をつけることによって支払う保険料が増えることは絶対に忘れるべきではありません。

一つ一つの特約はそこまでたくさんの保険料が必要なわけではありませんが、それでも複数の特約をつけていけばトータルとしてかなりの金額になってしまいます。

保険料を支払うことが出来ないと保障を得ることが出来ないため、その特約の分の保険料が高くなってしまっても支払いを続けることが出来るかどうか、またその支払う分だけの価値があるのかどうかは特約を選ぶときにしっかりと調べておくようにしましょう。

 

3-4 公的な制度に頼れないか調べる

medical-563427_640

最後に確認しておきたいのが、日本の公的制度についてです。

日本では保険に加入せずとも良いぐらいに公的制度は揃っています。

医療費に関して言えば3割負担の国民皆保険制度や、高額な医療費を支払った場合に払い戻しされる高額療養費制度などといった制度があったり、死亡した場合などに関しても遺族年金もあるのです。

特約をつけてしまう前に、まずは上述した制度が利用出来るのかどうかを考えることによって、不要な特約をつけてしまう可能性を低くすることが出来るようになります。

 

4 特約は本当に必要ですか?特約をつけるデメリットとは?

time-1739629_640

特約には多くの種類があり、あらゆることに備えようと思えば出来てしまうため、多くの特約をつけたいと思ってしまうでしょう。

しかしながら、特約をつけることはいくつかのデメリットも生じます。

ここでは押さえておくべきデメリットを解説します。

 

4-1 保険が複雑になる

特約をつければつけるだけ、その分自分の加入している保険の保障は手厚くなるのですが、個人的にはあまりそれは良いとは思えません。

なぜかといえば、保障が手厚くなる分だけ加入している保障内容が複雑化してしまうからです。

保険に加入するのであれば、私は自分で自分の加入している保険の保障内容すべてを説明出来るぐらいに単純なものがよいと考えています。

なぜならば、自分が加入している保険のことを理解していればどのような場合に保障を受けられるのかが分かり、不要な特約をつけたり無駄な保険料を支払わずにすむようになるからです。

近年では保障内容が非常にシンプルな商品もたくさんあり、そのような商品であれば保障内容を理解することはそれほど困難ではありませんし、そういう商品は特約が少ない傾向にあります。

特約をつけると1つの保険でありとあらゆることに対処出来るようになりますが、保障内容が複雑化してしまい、結果的に損をすることになりかねません。

それゆえ私は、特約を少なくし自分の理解出来る範囲の保険に加入するべきであると考えています。 

4-2 支払う保険料が高くなる

これはすでに上述していますが、特約はつける分だけ保障が手厚くなる代わりに支払う保険料が増えてしまいます。

特約をつける分だけ安心を買うことは出来ますが、その分のメリットを享受出来るのかどうかというのは特約の内容や、人によって異なってきます。

それゆえ、特約をつける場合には損をする可能性があるということも忘れてはならない知識です。

 

5 役に立つ特約はあるのか?よく見る特約を考察します

thinking-272677_640

さて、ここまで特約についての基本的な事項について確認してきましたが、実際に特約というのはどれぐらい有効なのでしょうか。

特約にはたくさんの種類があるため、その中にもやはり便利なものや役に立つものがある反面、ほとんど必要性がない特約も存在しています。

以下では、良く目にする特約について基本的なことを解説しながら、その特約が必要なのかどうかについて考えてみたいと思います。

 

5-1 定期保険特約

定期保険特約というのは、定期保険の特性を持った特約です。

定期保険は一定の期間だけ保障を受けることが出来るものなのですが、ここでは終身保険に定期保険特約をつける場合のことを考えてみます。

終身保険は保険料を支払うことで一生涯の保障を得ることが出来る生命保険の代表的な商品の一つです。

終身保険は一生涯の保障を得られる代わりに、死亡した時の保険金はそれほど大きなものではありませんし、仮に大きくしようとした場合にはそれ相応の保険料を支払う必要が出てくるため、その支払いもかなり厳しいものになってしまいます。

このような場合に活用するのが定期保険特約です。

終身保険だけでは足りない保障額を、定期保険特約をつけることによって終身保険の保障額をあげることなく安価に補えます。

これは特約が主契約の足りない部分を補っており、特約を最も効率よく活用している代表的な例であると思います。

ただし、この特約をつけるうえで注意しておかなければならないのは定期保険特約は一定の期間しか保障を得ることが出来ないという部分です。

この定められた期間を過ぎてしまったとき、また改めて定期保険特約をつけようとするとその時に支払う保険料は年を取った分だけ高額になってしまいますので、定期保険特約一定の期間主契約だけでは保障額が足りないという場合にはつける意味のある特約です。

しかし、あえて特約としてつけなくても、現在では非常に多くの安価かつ手厚い保障の定期保険も存在していることから、あえて特約でつける必要はそこまでないと思います。

5-2 先進医療特約money1

近年注目を浴びている特約に、先進医療特約があります。

先進医療について簡単に説明しますと、高度な医療技術を用いた治療であり、厳密に言えば、保険診療(健康保険適応の治療方法)と自由診療(健康保険外の医療費が全額自己負担の治療方法)を足した治療行為の事を指しています。

覚えておくべきは、先進医療の医療技術費は非常にお金がかかるということです。

先進医療は健康保険の対象外である自由診療の部分があるために、この治療を受ける場合その治療費(自由診療分)はすべて自己負担となってしまいます。

先進医療は現在色々なものが行われていますが、がんに関する治療が最もお金のかかる治療となっています。

がんに対する治療として陽子線治療や重粒子線治療というものがあるのですが、医療機関によって値段に幅はありますが約280万円以上とかなり高額な治療費となっており、これはそう簡単に支払うことの出来るような金額ではありません。

それゆえ先進医療は個人で負担しようと思うと非常に大変なのですが、それを保険でカバー出来るようになっている商品の一つが、ここで解説する先進医療特約なのです。

この特約をつけていれば、先進医療を受けた時でも保険金によって高額な治療費を賄うことが出来るようになり、高度な治療を受けるという選択肢の幅を広げるだけではなく、高額な治療費を支払うことによる生活の困窮を招くことを防ぐことも出来ます。

以上の理由からこの特約はかなりつける価値がある特約なのですが、注意するべき点もあります。

誰もが生きていると病気になる可能性があり治療を受けることはあると思いますが、そこに必ず先進医療が必要というわけではありません。

また先進医療で最もお金が必要なのはがんに関する治療です。

それ以外の治療も高額は高額なのですが、とにかくがんに対する治療費が突出して高いことから、将来がんに罹患する可能性を考えるのであれば是非検討したい特約です。

がん治療以外にも、白内障の手術(多焦点レンズを用いた水晶体再建術)は、保険会社が支払う、先進医療特約の給付金で多い治療行為の1つです。

がん治療と聞くと、イメージが湧かないと思いますが、白内障の手術と聞くと意外に身近な気がしませんか?

また、がん保険と医療保険の両方にこの「先進医療特約」は存在しますが、対象になる先進医療が異なるので、加入する際は注意をしてください。

5-3 通院特約

一般的な医療保険の場合であれば入院している時に給付金が出る場合が多く、通院する場合には給付金は基本的に発生しないのですが、この特約をつけていれば治療のために通院する場合でも給付金をもらうことが出来るようになるのです。

近年は入院日数が目に見えて減っており、通院することによって治療を行う場合が多いことから入院に関する特約をつけるよりも、通院によって給付金をもらうことが出来るようになるこの特約をつけた方が得する部分が多いかと思われます。

しかしながら、通院特約をつける必要性があるかと言われると微妙なところがあるのです。

確かにこの特約は便利ですが、病気によってどれぐらい長い間通院が必要なるかが異なります

がんであれば長期にわたる通院が考えられるために、付けておいて損をすることはありませんが、それ以外の一般的な病気であった場合にはそれほど長期間の通院が必要な場合は稀でしょう。

また、通院特約の給付対象の多くは退院後の通院や、入院前後の通院に限るとなっています。これは、入院ありきの特約と言えるのです。

そのため、通院特約は特約保険料と給付金を受け取る確率を考えて、尚且つ健康保険を活用する事で、経済的な負担はそこまで大きくないのではと言う事が考えられるので、加入をする必要性は感じられません。

 

5-4 女性疾病特約8

現在の保険の中には女性をターゲットにした商品がいくつもあります。この女性疾病特約というのも女性をターゲットにした商品の一つです。

この特約の特徴は、女性特有の病気(例えば乳がんや子宮系の病気など)によって入院などが必要となった場合、通常の保障に加えてこの特約分だけプラスされた給付金を得ることが出来ます。

女性特有の病気に備えが出来るということから、この特約をつけたいと思う人も多いかもしれませんが、結論から先に言ってしまうとこの特約は格別、必要というわけではないのです。

まず第1の理由としては、この特約をつけていなくても加入している保険の基本的な保障を受けることが出来るため、そもそもこの特約をつけてまで多くの給付金をもらう必要性はかなり低くなっております。

2の理由としては、女性特有の病気だけが特別高額な医療費が必要というわけではないため基本の保障内容がしっかりしている保険に加入していれば、この特約をつけて給付金をもらうメリットはそもそも存在しないのです。

メリットが存在しないということは、この特約はつける必要がほとんどない特約と言えます。

 

5-5 三大疾病特約

次に紹介するのは、三大疾病特約(商品によっては特定疾病保障など名称が異なる場合あり)と称されているものです。

三大疾病というのは、がん、急性心筋梗塞、脳卒中の3つの病気のことを指しており、三大疾病は日本人の死因のトップスリーとなっておりますし、またこれらの病気は非常に長期間の治療が必要となる場合が多いことを考えると、この特約をつけることには意味があると思います。

確かに有効な部分も多いのですが、この特約にはいくつか注意しておかなければならない点があります。

がんの場合であれば上皮内新生物が含まれているかは要確認です。

上皮内新生物というのはほとんど危険性のないがんなのですが、このがんになった場合に保険金が貰える場合と貰えない場合があるので、自分のつける特約はそれが含まれているのかチェックすべき重要ポイントです。

がんについて注意するのは以上のことなのですが、残りの二つの疾病にはもっと注意するべき点があります。

最も注意すべきなのは『60日以上所定の状態になったときに給付金が出る』という文言が書かれていることなのです。

保険会社によって微妙に違いはあるのですが、多くの場合この特約には60日という期間が定められており、脳卒中、心筋梗塞の状態で、なおかつ60日以上入院などをしている場合にのみ給付金が支払われるという仕組みになっています。

この60日というのは少々厄介な数字で、脳卒中、心筋梗塞ともに60日以上治療が必要な場合というのはかなり限られており、結果的にはなかなか給付金がもらえなくなっているのです。

加えて脳卒中の場合、「くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞」のみが対象になっているものが多く、給付金御を払われる条件はかなり厳しめに設定されているのがこの特約の特徴です。

この特約をつけたとしても条件が厳しいゆえに給付金を貰うことが出来ない可能性も高いのですが、私個人は三大疾病特約は必須ではないけれど出来ればあった方が良い特約だと思います。

というのも、実際に三大疾病に罹患する可能性は全くないとは言い切れませんし、何よりもこれらの病気にはかなりの医療費がかかることが想定されるからです。

ただ、この三大疾病特約をつけると支払う保険料が結構高いのもネックとなります。

けれど、このネックを少しだけ克服している三大疾病に関する特約がもう一つあるのですが、それは三大疾病払込免除特約です。

この特約は、三大疾病に罹患し、保険会社の定める条件を満たすことによってその病気に罹患した以降の保険料の支払いが免除される特約となっています。

給付金をもらうことは出来ないのですが、その分支払う特約の料金は安くなっており、加えて保険会社によってはこの免除特約は上述した厄介な60日という条件が緩和されている場合もあるため、条件次第ではこの特約をつける価値はあると思います。

 

5-6 がんに関する特約

医療保険に特約をつける場合、多くの方が悩む特約は、がんに関する特約ではないでしょうか。

がんは多くの人が罹患する可能性があるため決して他人事ではありません。

また、一度罹患してしまうと治療期間は長くなり治療費も高額になる可能性があります。

多額の治療費が必要なことを考えれば、がんに関する特約で、その治療費を賄うことが出来るのであれば、この特約の意味があると考えられる事から、準備する価値はあるかもしれません。

しかし、がんに備える方法としては医療保険にがんの特約をつける方法とは別に、がんを専門にしている保険、いわゆる「がん保険」があります。

どちらが良いのかは断言できませんが、私の意見としてはがんに備えることに主軸を置くのであれば、医療保険の特約で備えるのではなく、がん保険に加入した方が良いと思います。

理由としては、がんに対する備えとして、がん保険の方がはるかに保障内容が良いからです。

これからもがんに対して新しい治療が出てくることを考えると、がんに関してはより保障が手厚い方が治療費の支払いに困ることが少なくなるためメリットがあります。

さらに、がんは他の病気と比較してとても治療に時間がかかる病気であるためより多くの治療費が必要になる場合が多いため、がんに備えておきたいのであればやはり特約よりもがん保険でしっかりと備えておく方が、がんに対しては効果的であると思います。

 

5-7 健康祝金特約9

健康祝金特約というのは、この特約をつけた状態で現在加入している保険を利用しなかった場合お金が戻ってくるという特約です。

お金が戻ってくるのはメリットではあるのですが、特約をつける分保険料の支払いが増えてしまうため、もしも保険を利用してしまった場合にはその支払った分はすべて無駄になってしまいます。

そういうことを考えると、この保険料の上乗せ分を貯金、あるいは投資したりする方がより効率的にお金を使うことが出来るため、この健康祝金特約をつける必要性は全くないと言えます。

 

6 保険に特約をつける前にやるべき3つのこと

architecture-2037279_640

ここまで様々な特約を紹介してきましたが、特約の内容だけを見ると、そこまで難しくないことが分かっていただけたのではないでしょうか。

ただし、安易に特約をつけてしまう前に、まずはいくつか確認しておくべきことがあるのです。

以下では、そんな確認しておきたい部分について解説します。 

 

6-1 特約ではなくまず加入する保険を見直す

特約はつける分だけ保障を手厚くすることが出来るのですが、保険で最も重要なのは特約が充実しているかどうかではなく加入しようとしている保険の基本的な部分の保障がしっかりしているかどうかです。

死亡保障額が十分ではないから、特約をつけて保障額をさらに増やしたいと考えている場合には、そもそも加入しようとしている保険が間違っている可能性があります。

保障額は商品によってかなりばらつきがあるため、数多くの商品を比較することで特約をつける必要がない商品を見つけることが出来る場合もあるのです。

ですから、特約をつけることを検討するのも必要ですが、まずは一度その保険以外にも良い保険がないかどうかを調べてみることも大切なことです。 

6-2 特約の部分を別の保険で補う

また、特約をつけるのであればその特約に関する部分を別の保険で補うという考え方もあります。

例えば定期保険特約をつけるのであれば定期保険を、がん特約をつけるのであればがん保険といった風に、特約で補うことが可能な部分を専門の保険に加入することで特約をつけないという選択肢もあるのです。

こうすることのメリットとしては、特約をつけないためそれぞれどのような保険に加入しているのかが分かりやすくなることが挙げられます。

ただし、複数の保険に加入すると特約をつけた時よりも支払う保険料が増えてしまいますので、お金に余裕がある場合や、それぞれ専門の保険で対処したいと考える場合には複数の保険に加入するメリットは大きいです。

保険料を出来る限り節約したい場合には、自分が本当にどのような保障を求めているのかをしっかりと見極める必要があります。

 

6-3 詳しい人に相談する

man-1483479_640

特約をつけるのはやはり難しく、一人で全てを考えて決めることは出来ないと思う人がいても全く不思議ではありません。

そういう場合には特約をつけないという選択肢もありますが、特約をつけることによって、よりその保険が役に立つようになる可能性も秘めています。

それゆえ、もしも一人では十分に決めることが出来ない、あるいは不安だと思う人は保険の専門家に、特約についていろいろと質問してみましょう。

専門家であればより詳しい情報を提供してくれるため、その特約が役に立つかどうかが分かる事から、相談することはメリットであると考えます。

 

7 まとめ

garden-2040714_640

保険の加入を考えている場合には、必ず特約についても考えなければなりません。

ただその特約は種類が多く、また複雑な事から、保険は難しいと言うイメージに繋がります。

そのため苦手だと感じている人も多いかと思いますが、特約をつけることによって様々な事態に備えることが出来る点は大きなメリットになります。

特に複数の保険に加入するのは手間がかかると感じている場合には、特約を多くつけることによって一つの保険であらゆる事態に対処出来るようになるのです。

特約は本当に必要なのかどうかさえ見極めることが出来れば、自分の加入する保険をより良いものにしてくれる力になってくれます。

本記事で少しでも特約のことを理解して、便利に利用出来ることが分かっていただけたのであれば幸いです。

A

人気記事ランキング

がん保険?これだけ読めば大丈夫!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る