デメリットから理解しよう!収入保障保険を知らないと損をする

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皆さんは、どんな時に生命保険を考えたり、見直したりしますか?

もっとも大きな理由としては、夫(世帯主)が亡くなった後の、子供の学費や残された家族(妻)などの生活費の保障ですよね。
そして次に多いのが、事故でのケガや病気などの入院(治療費)を支えてくれる保障です。

そうなると、医療保障付きの『終身保険』or『定期保険』が思い起こされますが、『終身保険』は月々の掛け金が高い事や、『定期保険』の、継続(更新)の見直しや解約が待ち受けていて、突き詰めていくと、年代ごとに保険を毎回見直さなければいけなくなったりします。

そういった生命保険の「デメリット」な部分をしっかり押さえて居なければ、結局は、保障内容が無駄だったり、不足したりと、活躍しないままで、安心を買った(用意した)事にはなりません。

そこで、この2種類の保険内容の「デメリット」を補う形にもなっている『収入保障保険』を検証していきます。「長い期間にわたる保障で合理的な保険」と言われていますが、実際はどのような物なのか、良い面ばかりじゃなく、良くない面も含めてしっかりと見て行きたいと思います。

皆さんの家庭の中で起こりうるさまざまな予測を「プラス、マイナス」して、出来るだけ「プラス」になる生命保険を見つけられるお役に立てれば幸いです。

目次

1.『収入保障保険』が他の生命保険と違うものは?

1-1終身保険、定期保険、『収入保障保険』はどう違う

1-2『収入保障保険』と所得補償保険って同じ?
1-3マイナス面はこれ
1-4合理的な面は?

2.子供のライフステージから見る『収入保障保険』
2-1収入保障保険に合っている人
2-2収入保障保険に合っていない人
2-3設定は自由、受け取る年金額はどのくらいにがいい?

3.インフレに弱い『収入保障保険』の対策
3-1インフレの仕組みを知っておく
3-2インフレでも強い生命保険
3-3保険料の見積もりは?
3-4団信生命保険で十分かも?

4.『収入保障保険』人気ランキング
4-1アクサダイレクト生命
4-2ソニー生命
4-3マニュライフ生命

5.『総合収入保障保険』とは『収入保障保険』と同じ?
5-1『総合収入保障保険』の説明
5-2三井住友海上あいおい生命の「&LIFE収入保障保険」
6.所得税も?!『収入保障保険』が課税対象
6-1受取人によって変わる税金
6-2なぜ所得税がかかる?
6-3年金払いの所得税計算
7.まとめ

1.『収入保障保険』が他の生命保険と違うものは?

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結婚や出産で家族も増え、生命保険をこれから考えてみようとしているご家庭などは、『収入保障保険』も視野に入れている方もいらっしゃるでしょう。

また、聞いたことはあるけど、はっきり言って、どんな保険なのか知らない方も居ると思います。

『収入保障保険』は、生命保険なのに『収入』っと言っているので、これに入ると、お得にお金が貯まるような予想も出来る保険のような気がしますよね?

しかし、生命保険とは往々にして、残された家族への安心を「買っておく」物だという事が大前提になっています。

このことを含めて『収入保障保険』とは、子供や妻などの遺族の生活に必要な商品なのか?という疑問を、まずは、定番の生命保険と比べながら見て行きたいと思います。

1-1終身保険、定期保険、『収入保障保険』はどう違う

それぞれに別商品としてある物なので、加入時の制限など、細かい相違があります。

最初に言える大きな事は、保険金を貰う支給の仕方なんです。

保険の種類別

夫(被保険者)が亡くなった時などに、一括で貰えるか、小出しで受け取るかが最大の違いとなっています。

・終身保険

 

終身保険図

まず、長い期間掛けて行くことになります。

その保障は、入った年齢から亡くなるまで何歳まででも保障が約束されていて、1度入っておくと、契約の切り替えも無く、長く安心が得られる保険になっています。

さらに、掛けて行く保険料も支払い年数を、長い期間にしておくことで金額をお安くすることも出来ますし、ある一定の年数を過ぎて解約しても「解約返戻金」が上乗せされ、お金が貯金したように増えて戻って来ると言う、老後の蓄えとして、嬉しいシステムになっていて、多くの人が家族の為に、このタイプの生命保険を選んでいます。

途中解約は損になる

良いこと尽くめの『終身保険』にも、悪い面(デメリットな面)もありますが、それはきちんと人生の計画を立てていれば、回避できる事なんです。

それは何かといいますと、短い期間内での「途中解約」です。

これをしてしまいますと、大きな家族への備えももちろん無くなってしまいますし、貯蓄として戻って来るはずだった保険料も、元本よりずっと少ない金額しか戻って来ないなんて事になってしまいますので、この点だけ注意が必要ですね。

・定期保険

定期保険図

『終身保険』との違いは、その名前の通り、一定期間(10年間や15年間など)を集中的に備える生命保険です。

掛けて行く保険料が安いのがお得なポイントです。

更新後の保険料と掛け捨て

気を付けてほしいのが、保障が切れたあとに更新しようとすると、今までの保険料と比べると格段に高い金額になってしまうのが悪い面(デメリットな面)となっています。さらに、支払ってきた保険料が、保険期間満了と共に無くなってしまう、いわゆる「掛け捨て」生命保険という事は、しっかり覚えておきましょう。

子供にお金がかかる子育て中のご家庭が、その大事な間(年代)にだけガッチリ備えておくのにおすすめな保険の種類となっています。

・収入保障保険

収入保障保険図

文字が示す通り、夫(被保険者)が亡くなった時、お金が毎月のお給料のように遺族へ入ってくるのが『収入保障保険』です。

大きな金額を手にしてしまうことによって、無駄遣いしてしまい、生活が立ち行かなくならない為の支給方法とも言えますね。

定期保険の年金式受け取り

しかし、この保険期間は、一定期間となっていて『終身保険』のように貯蓄は出来ません。

『定期保険』と同じで掛け捨てなので、死亡保障があるのにとても安い保険料なんです。

夫(被保険者)が亡くなった時の、支払の形式から『生活保障』保険、『家族収入』保険などとも表されています。

なぜ亡くなった時の保険金を、一括で支払わず年金払いの、この形になっているのでしょうか?

そこが不思議と思った方も居ると思います。

これがデメリットなのか、メリットなのか、この後でじっくり解説していきたいと思いますので今は、保険金が毎月決まった額で支払われるという事だけ覚えておいて下さい。

1-2『収入保障保険』と所得補償保険って同じ?

『収入保障保険』と『所得補償保険』は、言葉の響きから、とても似ているように感じられますが、全く違うものなんです。

字を見比べると分かる通り収入保障」所得補償」となっていて、その違いは

生命の保険を「保障」

物事の損害にたいしての保険を「補償」

を指します。

なので、死亡などに備える生命保険の『収入保障保険』は、病気やケガで働けなくなった際のお給料を保障するものでは無いのですね。

逆に、別称「就業不能保険」と言われる『所得補償保険』は、死亡での備えは付いていなく、病気(ケガ)で入院や自宅での療養、通院を要し、働けなくなった場合のお金の補償で、サラリーマンのような休業保障とか、社会保険の傷病手当が無い、自営業の方が用意される損害保険と言えます。

1-3マイナス面はこれ

例えば、死亡保険金が3,000万円に設定すると言う契約の仕方ではなく、「60歳(又65歳)までの保険期間を決め、その間に死亡した場合そこから、〇年間の毎月、〇万円受け取る」といったスタイルになります。

年金受け取り回数

夫(被保険者)が亡くなっても、一括で受け取ることが出来ないので、保険金で借金をどうにかしようと思っても、それは出来ないのが、この保険のマイナス面(デメリット)であると言えるでしょう。

また右肩下がりの保障になっているので、年を経過するにしたがって、保障される金額も徐々に下がって行きます。なのでずっと同じ金額が残っている訳ではないという事なんですね。

 

年金を受け取るタイミングで保険総額が違う

収入保障保険ケース

上記のように「逆三角形」になる保障が『収入保障保険』の全容になります。貯蓄型とはまったく逆なのが分かりますよね。

なので例えばAさんが、30年間の保険期間(30歳~60歳まで)にし、死亡した時に受け取れる保障を、毎月20万円で『収入保障保険』に加入した場合

3年後(図の①)に死亡したとします。そうすると残りの年数27年間にわたって240万円×27年=総額6,480万円もの受取金額になります。

しかし満期間近の数年前、この場合3年前(図の②)とすると、240万円×3年=総額720万円しか保険金を受け取れない事になります。

死亡リスクの低い人の割引

このことから、老後などの先々まで、大きな保障をずっと備えることが出来ない保険なのです。

また、加入の際には、健康告知でのBMI値などが良くなかったり、煙草の常習性がある人は保険料が、そうではない人に比べて高くなるので、知っておいて下さい。

先程も述べたように、病気(ケガ)で仕事がなくなったいわゆる失業状態の保障ではありませんし、受け取る保障が年金のように受け取るからと言って、老後の備えでもありませんので注意しましょう。

1-4合理的な面は?

合理

『定期保険』のデメリット部分とも言える、短く限られた期間内だけを大きく保障し、更新時には保険料が上がってしまう点において、子供の成長と共に保障を下げていく(外していく)ことによって、安い保険料で長い期間の保障が得られるという作りは、遺族への生活費としての生命保険という意味で、とても合理的ともいえるでしょう。

大学以降は、子供も独立し妻だけの生活費だけでいいと判断できるご家庭には、無理のない保険料なのではないでしょうか。

2.子供のライフステージから見る『収入保障保険』

『収入保障保険』を検討するご家族には、小さなお子様が入らっしゃることと思います。夫の収入だけで、日々の生計を立てている場合その夫が死亡した時に、より大きなゆとりが用意できれば、安心ですよね。

それには、「加入するタイミングとして、自分が今どのライフステージに居るのか」「受け取れる年金について、子供や妻が生活を維持するのにいくら必要なのか」を、知っておかなくてはいけません。

つぎは、『収入保障保険』の年金支給の内容について述べて行きます。

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2-1収入保障保険に合っている人

『収入保障保険』は、独身や教育費がかかる子供がいないご家庭、そして子供が独立し、ご夫婦二人だけのご家庭には、必要が無い保険とも言えます。

むしろそういう人には、掛け捨ての保険より、しっかりとした貯蓄が一番おすすめです。

そこで、子育て世代のご家庭では、もちろん『学資保険』なども考えていらっしゃることでしょう。

それでも稼ぎ頭が亡くなってしまったら、生活費はどうしますか?下の図のように、学費も大学を出るまで必要ですが、それと一緒に食費や光熱費、賃貸にお住まいなら家賃も、家計から出て行くことも想定しなければいけません。

教育費

何かとお金が必要となる世代が、配偶者(妻)だけで生活費を捻出しようとしたら、なかなか今までのように生活の全てをカバーできませんよね。

そして、若く収入がそれほどまだ多くない世代は、なにかと貯蓄に手が回らなかったりします。

そんなご家庭には保険料が安い『収入保障保険』がもっとも適しています。

2-2収入保障保険に合っていない人

『収入保障保険』は、先ほども述べたように、家計を支えていた夫が亡くなった場合の、生活費の保障なので、預金などのお金に余裕があるご家庭が、掛け捨てでなお且つ、保障が下がって行く保険を掛ける必要性は全くないと言えるでしょう。

また、独身者や子供がいないご家庭も必要ありませんね。

あとは、一度に支払われる大きな保障(保険金)が無いので、病気(ケガ)で必要となる医療などの費用が心配な方には向かない保険です。

2-3設定は自由、受け取る年金額はどのくらいにがいい?

『収入保障保険』は、月々に受け取れる年金の額や、子供が巣立つまでの保険期間を自由に設定できるので、無理の無い保険料を決められます。

保障期間の満了まで、健康でいられた時には『定期保険』と同じで『収入保障保険』も最低保証期間以外、何の保障も無くなってしましますので、大切な保険料を無駄にしない為に、金銭的に負荷の多い期間や最低限の必要生活費を考えて行かなくてはいけません。

・保険期間

残された家族の内、最終的に独りで老後を過ごすこととなる「妻の老齢年金」を受け取る年齢(65歳)を考えるといいでしょう。

例えば夫より5歳年下であれば、保険期間を70歳満了にすると、その年に妻が65歳となるので、それまで生命保険の年金支給で暮らしていけますね。

ただここで『収入保障保険』のデメリットとなる良くない面が発生します。

それは、満了年齢を上げれば上げる程、保険料が格段に上がり高くなってしまうからです。

これでは、安いと言う『収入保障保険』の意味が薄れてしまいます。

しかし、数千円上がっても残された妻が生活に困窮しないようにすることが出来るのが、この保険の強みでもあると言えるので、各ご家庭でよく話し合って、決めましょう。
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