デメリットから理解しよう!収入保障保険を知らないと損をする

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皆さんは、どんな時に生命保険を考えたり、見直したりしますか?

もっとも大きな理由としては、夫(世帯主)が亡くなった後の、子供の学費や残された家族(妻)などの生活費の保障ですよね。
そして次に多いのが、事故でのケガや病気などの入院(治療費)を支えてくれる保障です。

そうなると、医療保障付きの『終身保険』or『定期保険』が思い起こされますが、『終身保険』は月々の掛け金が高い事や、『定期保険』の、継続(更新)の見直しや解約が待ち受けていて、突き詰めていくと、年代ごとに保険を毎回見直さなければいけなくなったりします。

そういった生命保険の「デメリット」な部分をしっかり押さえて居なければ、結局は、保障内容が無駄だったり、不足したりと、活躍しないままで、安心を買った(用意した)事にはなりません。

そこで、この2種類の保険内容の「デメリット」を補う形にもなっている『収入保障保険』を検証していきます。「長い期間にわたる保障で合理的な保険」と言われていますが、実際はどのような物なのか、良い面ばかりじゃなく、良くない面も含めてしっかりと見て行きたいと思います。

皆さんの家庭の中で起こりうるさまざまな予測を「プラス、マイナス」して、出来るだけ「プラス」になる生命保険を見つけられるお役に立てれば幸いです。

目次

1.『収入保障保険』が他の生命保険と違うものは?

1-1終身保険、定期保険、『収入保障保険』はどう違う

1-2『収入保障保険』と所得補償保険って同じ?
1-3マイナス面はこれ
1-4合理的な面は?

2.子供のライフステージから見る『収入保障保険』
2-1収入保障保険に合っている人
2-2収入保障保険に合っていない人
2-3設定は自由、受け取る年金額はどのくらいにがいい?

3.インフレに弱い『収入保障保険』の対策
3-1インフレの仕組みを知っておく
3-2インフレでも強い生命保険
3-3保険料の見積もりは?
3-4団信生命保険で十分かも?

4.『収入保障保険』人気ランキング
4-1アクサダイレクト生命
4-2ソニー生命
4-3マニュライフ生命

5.『総合収入保障保険』とは『収入保障保険』と同じ?
5-1『総合収入保障保険』の説明
5-2三井住友海上あいおい生命の「&LIFE収入保障保険」
6.所得税も?!『収入保障保険』が課税対象
6-1受取人によって変わる税金
6-2なぜ所得税がかかる?
6-3年金払いの所得税計算
7.まとめ

1.『収入保障保険』が他の生命保険と違うものは?

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結婚や出産で家族も増え、生命保険をこれから考えてみようとしているご家庭などは、『収入保障保険』も視野に入れている方もいらっしゃるでしょう。

また、聞いたことはあるけど、はっきり言って、どんな保険なのか知らない方も居ると思います。

『収入保障保険』は、生命保険なのに『収入』っと言っているので、これに入ると、お得にお金が貯まるような予想も出来る保険のような気がしますよね?

しかし、生命保険とは往々にして、残された家族への安心を「買っておく」物だという事が大前提になっています。

このことを含めて『収入保障保険』とは、子供や妻などの遺族の生活に必要な商品なのか?という疑問を、まずは、定番の生命保険と比べながら見て行きたいと思います。

1-1終身保険、定期保険、『収入保障保険』はどう違う

それぞれに別商品としてある物なので、加入時の制限など、細かい相違があります。

最初に言える大きな事は、保険金を貰う支給の仕方なんです。

保険の種類別

夫(被保険者)が亡くなった時などに、一括で貰えるか、小出しで受け取るかが最大の違いとなっています。

・終身保険

 

終身保険図

まず、長い期間掛けて行くことになります。

その保障は、入った年齢から亡くなるまで何歳まででも保障が約束されていて、1度入っておくと、契約の切り替えも無く、長く安心が得られる保険になっています。

さらに、掛けて行く保険料も支払い年数を、長い期間にしておくことで金額をお安くすることも出来ますし、ある一定の年数を過ぎて解約しても「解約返戻金」が上乗せされ、お金が貯金したように増えて戻って来ると言う、老後の蓄えとして、嬉しいシステムになっていて、多くの人が家族の為に、このタイプの生命保険を選んでいます。

途中解約は損になる

良いこと尽くめの『終身保険』にも、悪い面(デメリットな面)もありますが、それはきちんと人生の計画を立てていれば、回避できる事なんです。

それは何かといいますと、短い期間内での「途中解約」です。

これをしてしまいますと、大きな家族への備えももちろん無くなってしまいますし、貯蓄として戻って来るはずだった保険料も、元本よりずっと少ない金額しか戻って来ないなんて事になってしまいますので、この点だけ注意が必要ですね。

・定期保険

定期保険図

『終身保険』との違いは、その名前の通り、一定期間(10年間や15年間など)を集中的に備える生命保険です。

掛けて行く保険料が安いのがお得なポイントです。

更新後の保険料と掛け捨て

気を付けてほしいのが、保障が切れたあとに更新しようとすると、今までの保険料と比べると格段に高い金額になってしまうのが悪い面(デメリットな面)となっています。さらに、支払ってきた保険料が、保険期間満了と共に無くなってしまう、いわゆる「掛け捨て」生命保険という事は、しっかり覚えておきましょう。

子供にお金がかかる子育て中のご家庭が、その大事な間(年代)にだけガッチリ備えておくのにおすすめな保険の種類となっています。

・収入保障保険

収入保障保険図

文字が示す通り、夫(被保険者)が亡くなった時、お金が毎月のお給料のように遺族へ入ってくるのが『収入保障保険』です。

大きな金額を手にしてしまうことによって、無駄遣いしてしまい、生活が立ち行かなくならない為の支給方法とも言えますね。

定期保険の年金式受け取り

しかし、この保険期間は、一定期間となっていて『終身保険』のように貯蓄は出来ません。

『定期保険』と同じで掛け捨てなので、死亡保障があるのにとても安い保険料なんです。

夫(被保険者)が亡くなった時の、支払の形式から『生活保障』保険、『家族収入』保険などとも表されています。

なぜ亡くなった時の保険金を、一括で支払わず年金払いの、この形になっているのでしょうか?

そこが不思議と思った方も居ると思います。

これがデメリットなのか、メリットなのか、この後でじっくり解説していきたいと思いますので今は、保険金が毎月決まった額で支払われるという事だけ覚えておいて下さい。

1-2『収入保障保険』と所得補償保険って同じ?

『収入保障保険』と『所得補償保険』は、言葉の響きから、とても似ているように感じられますが、全く違うものなんです。

字を見比べると分かる通り収入保障」所得補償」となっていて、その違いは

生命の保険を「保障」

物事の損害にたいしての保険を「補償」

を指します。

なので、死亡などに備える生命保険の『収入保障保険』は、病気やケガで働けなくなった際のお給料を保障するものでは無いのですね。

逆に、別称「就業不能保険」と言われる『所得補償保険』は、死亡での備えは付いていなく、病気(ケガ)で入院や自宅での療養、通院を要し、働けなくなった場合のお金の補償で、サラリーマンのような休業保障とか、社会保険の傷病手当が無い、自営業の方が用意される損害保険と言えます。

1-3マイナス面はこれ

例えば、死亡保険金が3,000万円に設定すると言う契約の仕方ではなく、「60歳(又65歳)までの保険期間を決め、その間に死亡した場合そこから、〇年間の毎月、〇万円受け取る」といったスタイルになります。

年金受け取り回数

夫(被保険者)が亡くなっても、一括で受け取ることが出来ないので、保険金で借金をどうにかしようと思っても、それは出来ないのが、この保険のマイナス面(デメリット)であると言えるでしょう。

また右肩下がりの保障になっているので、年を経過するにしたがって、保障される金額も徐々に下がって行きます。なのでずっと同じ金額が残っている訳ではないという事なんですね。

 

年金を受け取るタイミングで保険総額が違う

収入保障保険ケース

上記のように「逆三角形」になる保障が『収入保障保険』の全容になります。貯蓄型とはまったく逆なのが分かりますよね。

なので例えばAさんが、30年間の保険期間(30歳~60歳まで)にし、死亡した時に受け取れる保障を、毎月20万円で『収入保障保険』に加入した場合

3年後(図の①)に死亡したとします。そうすると残りの年数27年間にわたって240万円×27年=総額6,480万円もの受取金額になります。

しかし満期間近の数年前、この場合3年前(図の②)とすると、240万円×3年=総額720万円しか保険金を受け取れない事になります。

死亡リスクの低い人の割引

このことから、老後などの先々まで、大きな保障をずっと備えることが出来ない保険なのです。

また、加入の際には、健康告知でのBMI値などが良くなかったり、煙草の常習性がある人は保険料が、そうではない人に比べて高くなるので、知っておいて下さい。

先程も述べたように、病気(ケガ)で仕事がなくなったいわゆる失業状態の保障ではありませんし、受け取る保障が年金のように受け取るからと言って、老後の備えでもありませんので注意しましょう。

1-4合理的な面は?

合理

『定期保険』のデメリット部分とも言える、短く限られた期間内だけを大きく保障し、更新時には保険料が上がってしまう点において、子供の成長と共に保障を下げていく(外していく)ことによって、安い保険料で長い期間の保障が得られるという作りは、遺族への生活費としての生命保険という意味で、とても合理的ともいえるでしょう。

大学以降は、子供も独立し妻だけの生活費だけでいいと判断できるご家庭には、無理のない保険料なのではないでしょうか。

2.子供のライフステージから見る『収入保障保険』

『収入保障保険』を検討するご家族には、小さなお子様が入らっしゃることと思います。夫の収入だけで、日々の生計を立てている場合その夫が死亡した時に、より大きなゆとりが用意できれば、安心ですよね。

それには、「加入するタイミングとして、自分が今どのライフステージに居るのか」「受け取れる年金について、子供や妻が生活を維持するのにいくら必要なのか」を、知っておかなくてはいけません。

つぎは、『収入保障保険』の年金支給の内容について述べて行きます。

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2-1収入保障保険に合っている人

『収入保障保険』は、独身や教育費がかかる子供がいないご家庭、そして子供が独立し、ご夫婦二人だけのご家庭には、必要が無い保険とも言えます。

むしろそういう人には、掛け捨ての保険より、しっかりとした貯蓄が一番おすすめです。

そこで、子育て世代のご家庭では、もちろん『学資保険』なども考えていらっしゃることでしょう。

それでも稼ぎ頭が亡くなってしまったら、生活費はどうしますか?下の図のように、学費も大学を出るまで必要ですが、それと一緒に食費や光熱費、賃貸にお住まいなら家賃も、家計から出て行くことも想定しなければいけません。

教育費

何かとお金が必要となる世代が、配偶者(妻)だけで生活費を捻出しようとしたら、なかなか今までのように生活の全てをカバーできませんよね。

そして、若く収入がそれほどまだ多くない世代は、なにかと貯蓄に手が回らなかったりします。

そんなご家庭には保険料が安い『収入保障保険』がもっとも適しています。

2-2収入保障保険に合っていない人

『収入保障保険』は、先ほども述べたように、家計を支えていた夫が亡くなった場合の、生活費の保障なので、預金などのお金に余裕があるご家庭が、掛け捨てでなお且つ、保障が下がって行く保険を掛ける必要性は全くないと言えるでしょう。

また、独身者や子供がいないご家庭も必要ありませんね。

あとは、一度に支払われる大きな保障(保険金)が無いので、病気(ケガ)で必要となる医療などの費用が心配な方には向かない保険です。

2-3設定は自由、受け取る年金額はどのくらいにがいい?

『収入保障保険』は、月々に受け取れる年金の額や、子供が巣立つまでの保険期間を自由に設定できるので、無理の無い保険料を決められます。

保障期間の満了まで、健康でいられた時には『定期保険』と同じで『収入保障保険』も最低保証期間以外、何の保障も無くなってしましますので、大切な保険料を無駄にしない為に、金銭的に負荷の多い期間や最低限の必要生活費を考えて行かなくてはいけません。

・保険期間

残された家族の内、最終的に独りで老後を過ごすこととなる「妻の老齢年金」を受け取る年齢(65歳)を考えるといいでしょう。

例えば夫より5歳年下であれば、保険期間を70歳満了にすると、その年に妻が65歳となるので、それまで生命保険の年金支給で暮らしていけますね。

ただここで『収入保障保険』のデメリットとなる良くない面が発生します。

それは、満了年齢を上げれば上げる程、保険料が格段に上がり高くなってしまうからです。

これでは、安いと言う『収入保障保険』の意味が薄れてしまいます。

しかし、数千円上がっても残された妻が生活に困窮しないようにすることが出来るのが、この保険の強みでもあると言えるので、各ご家庭でよく話し合って、決めましょう。
・年金支払の月額給付金

皆さん『遺族年金』という国から支給されるお金を知っていますか?夫が企業へお勤めの会社員なら、それに遺族厚生年金も付加され支給されるものがあります。

子供人数 自営・自由業者
遺族基礎年金のみ
会社員(約月収35万円の場合)
遺族基礎年金と遺族厚生年金の合計
1人 約83,000円 約133,000円
2人 約101,000円 約151,000円
3人 約108,000円 約158,000円

これは、18歳以下(到達年度3月末以前)のお子様の人数によっても変わってきます。

これらを考えて、受け取る年金の金額を設定するといいでしょう。

そうすることによって無理な掛け金を抱えなくて済みます。

また『遺族厚生年金』については、子供ないない妻でも支給対象となります。

『遺族年金』の支給条件など、所得などによって個々に違ってきますので、お住いの役所や年金事務所できちんと手続きしましょう。

・最低保証期間

この「最低保証期間」と言う物は保険のバランスと言っていいでしょう。

保険満了が目の前に迫っている、例えば満了の1か月前などに、夫が無くなってしまった時「月の年金支給額×1ヶ月(数十万円)」となってしまいますが、安い保険料とはいえ長い期間払ってきたお金に対して、最低のラインの保証(支払金)を決めることによって、保険会社が保険のバランスを保っているのだそうです。

なので「いっそのこと最低保証を無くして、更に保険料を安くする」という事が出来ないのですね。

保障の期間は、各保険会社ですでに設定されている物なのですが、生命保険会社によっては「2年のみ」や「1年・2年・5年」などと複数のパターンから選ぶ形になっています。

ここで気を付けたいのが、長い保障を得ようとして最低保証を5年にすると、これもまた、保険料が高くなるデメリットがあるので注意して下さい。

3.インフレに弱い『収入保障保険』の対策

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積立てて行く形の生命保険で、配当がその時々で受け取れるようなものは、その時のお金の価値で計算されるため、経済状況に見合ったお金が支払われます。

なので「インフレ」に大きく世間が傾いてもお金の価値的には損はしません。

しかし、無配当型の『終身保険』で見ると、満期直前での解約返戻金が110%などになっているので「最終的に元本に10%増えて戻って来る」からインフレになっても大丈夫と思っていませんか?そうだとしたら、それは大間違いなんです。

マイナス金利政策で世間がインフレに傾き始めた近年、慌てて解約すれば損をしてしまいます。

結局そのまま流動的にデメリットの状態のままかけ続けなければなりません。なので、お金を増やそうとしたいのなら、生命保険ではなく、預金で増やすことが賢い選択となります。

そういう意味で、何十年も先のお金の保障をする『収入保障保険』もまた、同じリスクを持つ生命保険でもあります。

長い期間保険を掛ける時、損益を極力抑えるためにも、掛けたお金の保障内でそこそこ食い繋げる、安い保険料の内容でとどめておきたい物です。

3-1インフレの仕組みを知っておく

何十年も先の、お金の価値なんて誰も見越すことなんてできませし、どんなものかよくわかりませんよね。

しかし日本がバブル景気まで、高度成長してきた「昭和」の時代を見て来た人なら実感しているのではないでしょうか。

例えば、ハガキ1枚を見ても昭和30年代や40年代(1960年頃)には「1枚5円」で、当然消費税なんてものもありませんでした。

しかしバブル景気以降「1枚50円(税抜き)」と一気に10倍に跳ね上がって行きます。

現在価値で見た場合、10倍にも上がっていてインフレ状態となっています。

その分、働いた時の報酬(給料)も同じように上がって行きますので、お金の価値だけが上がり、手元に多くのお金が残るわけではありせんので何も嬉しい話じゃないのはお分かりいただけると思います。

ここに来て、日本の経済をまた少しインフレにしようと言う流れもあり、2016年には23年ぶりとなる、ハガキ「1枚62円(税込)」への値上げが実施されました。これは消費税が上がったことに受けての物とは別なので、少しづつ微量ではありますが、インフレに傾いていると言えるでしょう。

ただ、この物価高がこれから20年先、30年先までつづくと言う保証もないことも、頭に入れておかなければいけません。

3-2インフレでも強い生命保険

30年も40年も長い先を見越して、もしもの時に大事なお金を掛ける生命保険は、政府がデフレ脱却を掲げている最中に加入するのは大変大きな損を生む可能性もあるので、掛け方は慎重にしなくてはいけません。

そうは言っても、子供の成長は待ってくれませんし親の加齢もストップさせることは出来ませんよね。

どうしても、死亡や高度障害などに備えておきたいときは、初めに少ない保険料で掛けておくか、保険料が安い『収入保障保険』や年数の短い『学資保険』を用意するのも選択として考えるといいでしょう。

インフレに備える終身保険の条件

・配当有りの「 低解約返戻金型」

・配当無しの「 低解約返戻金型」

・積立て利率変動型の「 低解約返戻金型」

3-3保険料の見積もりは?

夫がサラリーマン(会社員)で家を所有している場合は、家賃の心配が無いので、最低限の5万円や10万円の範囲で計算するといいでしょう。

子供が大学も卒業し独立した後は、備える保障は、軽くしていくのがおすすめです。

住宅購入時のローンの残債も無くなっているか、もしくはかなり減ってきている時期でもあると思います。

そういう世代には、老後の備えと、いくばくかの葬式代があれば十分と言えます。

それまでしっかりと『定期保険』を掛けて来た方は、妻のためにここから『収入保障保険』に乗り換えることも考えてみるのもいいかもしれません。

ただ、掛け捨てという事と、夫が亡くなっても保障期間が極端に短く、もらえるお金が少ないなどの、悪い面(デメリット)があるので、注意が必要です。

契約(夫)年齢 保険期間 月払の保険料
定期保険
(死亡保険金1,000万円)
収入保障保険
(月受取年金10万円)
30歳 60歳まで 2,203円 2,960円
40歳 3,367円 3,420円
50歳 5,297円 3,690円

死亡のリスクを、加齢によって算出している普通の生命保険と違い、『収入保障保険』は満了年齢が近ければ近いほど、支払われる保険金が減って来るので、当然掛け金も50歳代であるにもかかわらず、お安い物になっています。

前でも述べたように、夫が亡くなった時、国からの「遺族基礎年金」(支払など一定の条件を満たしていること)などもあるので、『収入保障保険』の年金額はよく考え、抑える方向で計算しておくと月々の掛け金が、安く出来ます。

3-4団信生命保険で十分かも?

『団体信用生命保険』を『団信生命保険』や『団信保険』とも言います。

これはマイホームを買った方が、銀行の住宅ローンを組むときに加入する保険なので、賃貸で生活している方は加入出来ません。

家計を支えている方(ローン名義人)が亡くなった時に、ローンの支払いを肩代わりしてくれる、一見すると『収入保障保険』に似てるようにも思えますが、実際に生活費として支給される保険金ではないので、生活費になる事はありません。

なので、住宅ローンの心配を差し引いた、生活費用を賄いたいときは死亡保障の『収入保障保険』や『終身保険』が必要になってきます。

専業主婦ではなく、しっかりした収入が見込める仕事をされている妻であるなら、夫名義の住宅ローンの心配だけなくせる『団信生命保険』だけ用意しとくだけでいいとも言えます。

4.『収入保障保険』人気ランキング

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コストパフォーマンスや非喫煙者以外も対象とした、『収入保障保険』の人気商品を見比べてみましょう。

以下の例は契約が、〈年齢31歳男性〉〈保険期間65歳満了〉〈年金支給月額15万円〉で見た物です。

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「収入保障2」

アクサ生命

 

ネットでの販売保険となっていて、加入での申し込みやクーリングオフが簡単にできる点が人気の要因にもなっています。

喫煙する方にとっては、かなり安い保険料にっています。

2016年にリニューアルした内容には、三大疾病での特約が外れ、災害時での保障が特約に入ったのは特徴になっています。

4-2ソニー生命

「家族収入保障保険」

ソニー生命

全体的に、他の生命保険会社と目立った物はあまり見られませんが、年金支給の受け取りが、毎月の年金型から一括や一部のみ一括(自由に変更可能)が自由に選べるので、長い年月で支給される場合、先程話したインフレ時の生活に合わせられるのでいいですね。

4-3マニュライフ生命

「こだわり収入保障」

マニュライフ生命

 

年金受け取りの際に、一括又は毎月受取と選ぶのは同じですが、こちらでは途中で200万円だけ一括で受け取り、あとはまた残りを毎月の年金受取にしたりと、何回でも途中で変更できるようになっていて、保険金受取の自由度が高い商品です。

5.『総合収入保障保険』とは『収入保障保険』と同じ?

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名称だけみると「総合」と言う字だけ違いますが、『総合収入保障保険』と『収入保障保険』って何が違って、どこが同じなのでしょう。

それとも全く違う保険なのでしょうか?

「総合」と言われない『収入保障保険』は『総合収入保障保険』と比べて、なにかデメリットな面があるのかもしれません、ここでは『総合収入保障保険』の特徴を見比べてみたいと思います。

5-1『総合収入保障保険』の説明

ここまで記述してきた『収入保障保険』は、死亡時の家族の保障をする「生命保険」です。

しかし『総合収入保障保険』は、今回のお話の最初で述べた『所得補償保険+収入保障保険』の事を指します。

そうです、生命保険ではなく死亡保険を備えた「損害保険」の類になるんです。

なので、死亡(高度障害)の保障だけではなく、要介護状態になったり、精神疾患などの心の病気で、夫の収入が入らなくなった時にも、この保険は機能します。

ここでのマイナスの面(デメリット)は、さまざまな(総合的な)側面から、特約を付けることで月々の保険料が、かなり高い商品になっている事に尽きます。

5-2三井住友海上あいおい生命の「&LIFE収入保障保険」

『総合収入保障保険』の中でも、代表的な保険会社の保険が「&LIFE収入保障保険」です。

保険期間は50歳から80歳までと設定がかなり広くここでも、保障内容と同じで、幅広いと言えます。

なので、すでに定期保険や死亡保険に入っていて、そろそろ保障を抑えようと思っているご家庭にも向いている商品です。

普通の『収入保障保険』より保険料が高いデメリットがありますが、「非喫煙者・健康優良・SD」などの項目をクリアーしていると、保険料がグッと下がり、負担の軽減が期待できます。

ここで出てきた「SD割引」とは、聞きなれませんが、損保会社が出している商品だと言うことを利用した割引なんです。

「セーフティ・ドライバー」を略して「SD」と言います。

このオプション割りは、運転歴を見るんです。

下の保険料の見積もりは、三井住友海上あいおい生命のシュミレーターで計算されたものです。

満期まで保険を使わず満了すると支払われる「無事故給付金(年金の1ヶ月分)」を付けても、割引を受けると、かなり安くなっているのが分かりますね。

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「免許証を所持していない人」「ゴールド免許の人」「自動車保険の契約等級が12等級以上の人」が該当し、なお且つ非喫煙、健康状態をクリアーした人が受けられる割引で、保障のパフォーマンスと保険料のコストが、うまく合わさっている『総合収入保障保険』と言えます。

6.所得税も?!『収入保障保険』が課税対象

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遺族基礎年金(障害年金)については、受け取る遺族が確定申告を行う事はありません。

しかし夫が亡くなった時、大金となる保険金を無駄なく、数年に分けて毎月支払われる『収入保障保険』は、掛け金も軽く、保険金の無駄遣いの心配もしないで良い保険だという事は分かりましたが、お給料のように受け取ることによって所得の申告が必要になって来るのでしょうか?

ここでは、生命保険に対しての、税金という物を見て行きたいと思います。

6-1受取人によって変わる税金

『収入保障保険』も課税対象になっています。

何故小さい金額で受け取るのに、税金を払わなくてはいけないのか?っと思っている方も居ると思いますが、必ず税金を払わなくてはいけない分けじゃなく対象となる金額などが関係して来るので、それは後でご説明します。

【国税庁 平成28年4月1日現在】

死亡保険税金

死亡保険で受け取る、お金については課税対象になっていて、それを受け取る続柄によって課税の種類が変わってきます。

上の表を、A(夫)B(妻)C(子供)としてみて下さい。

被保険者と契約者(保険料負担者)が両方ともA(夫)であった場合で、受取人がB(妻)であるならば、一番税金が安く済む「相続税」となります。

その次に「所得税」「贈与税」と課税の高さが決まりますので、保険料の支払いと被保険者をA(夫)にし、受け取りをB(妻)にしておくことのほう絶対お得なんです。

しかし、配偶者控除には1億6,000万円という額が決まっているので、4,000万円や5,000万円の死亡保険金や『収入保障保険』では相続税がかからないと言う事実があります。

6-2なぜ所得税がかかる?

『収入保障保険』の年金式受け取りは、通常の収入とみなされ、所得税の対象となり確定申告をする必要が出てきます。

数年前に、『収入保障保険』の年金受け取りで、死亡保険金の相続税と、毎月支給される年金の所得税の【二重課税】ということでこれを不服として裁判が起こったことがあります。

ご記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このことにより税金の掛け方が見直され、二重課税の心配は無くなりました。

収入保障保険の受け取り方法

・一時金タイプ(年金タイプ受け取り総額の8割)

・年金式タイプ(毎月の額×死亡してから保障される年数)

相続税の控除が3000万円+600万円×法定相続人数となっているので、この計算の値より上回った受取総額(一時金タイプ)が課税対象となります。

所得税は、毎月の収入があるとみなされ、所得税を払わなくてはいけませんが、先ほど二重課税という事が無いように、相続税ですでに支払われている分は非課税となります。

6-3年金払いの所得税計算

年金支給額を毎月15万円で、20年間貰えるケースでも、基礎控除(38万円)や寡婦控除(27万円)の他、それまで支払ってきた保険料も考慮されて計算される金額が65万円を越えた時点で初めて所得税がかかってきます。

その場合でも、195万円以下での5%の税率で考えても1,500円も行かない金額で済みますのでそれほど心配することはないでしょう。

7.まとめ

『収入保障保険』やその他の生命保険のデメリットについて、あれこれ述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?終身保険ではデメリットな事でも、『収入保障保険』ならいい面となったり、一般的な定期保険の無駄を省いてみると『収入保障保険』の合理性が見えたりと、生命保険はさまざまな形で、商品化され売られています。

なので、自分の生活スタイルに備えておく保険が分かっても、安易に飛びつかずデメリットな部分もきちんと受け入れてから、加入するといいでしょう。この記事を読んだあと、少しでも後悔のない、生命保険の買い物が出来ると幸です。

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