若くても要注意?!女性特有の病気に備えるための保険について

女性特有の病気と聞くと乳がんや子宮がんなど「がん」を思い浮かべますが、女性特有の病気はこれだけではありません。女性に起りやすいといわれている病気はたくさんあり、40代を迎える頃からそのリスクは上がってきます。

しかし最近では若い人でもその確率が上がっているので、いざという時のために保険の加入も考えておいた方が良いでしょう。今回は女性特有の病気に焦点を当てて、女性保険の必要性や病気に備えるために知っておきたいことをご紹介します。

目次

1.女性特有の病気とは?

1.1 女性特有の病気とは女性だけに限られる病気

1.2 女性特有の病気に罹る確率

1.3 主な女性特有の病気

1.4 女性特有の病気で怖いものは?

2.女性特有の病気に備えるためには?

2.1 保険に加入しておく

2.2 女性特有の病気についてある程度知っておく

2.3 女性特有の病気のリスクについて考える

2.4 女性特有の病気がないかセルフチェックしておく

2.5 年に1回は健康診断を受ける

3.女性特有の病気にかかる可能性について

3.1 最近では20代でも確率が高くなっている

3.2 最も確率が高くなるのは女性ホルモンが減少する40代から

3.3 乱れた生活は病気の原因になりやすい

4.女性特有の病気に備えるための保険

4.1 アフラック ちゃんと応える医療保険レディースEVER

4.2 ライフネット生命 新じぶんへの保険レディース

4.3 オリックス生命 医療保険 新キュアレディ

4.4 損保ジャパン日本興亜 フェミニーヌ

4.5 アクサダイレクト アクサダイレクトの終身医療 女性プラン

5.女性特有の病気の保険のメリット・デメリット

5.1 メリット

5.2 デメリット

5.3 女性専用保険に加入するべきか?

6.女性特有の病気は他人事じゃない

6.1 自分にもその危険性があることを知っておく

6.2 貯蓄が少ないなら保険に加入しておくべき

6.3 状況によって女性保険か普通の医療保険か見極めよう

7.まとめ

1.女性特有の病気とは?

乳がんや子宮頸がん、卵巣嚢腫や子宮筋腫など女性特有の病気は実にたくさんあります。

それだけ女性が病気に罹るリスクが高いことを示していますし、知らないまま過ごすのは危機感がなさすぎるともいえます。

女性特有の病気は女性に起りやすい病気です。病気の特徴や危険性を理解することは予防にも繋がりますし、いざという時のために備えを作ることもできます。

自分は健康だからこれからも病気には罹らない、なんて考えは危機感がなさすぎるので改めた方が良いでしょう。自分がいつ罹るか分からない病気だからこそ、その危険性や治療方法、どれだけの費用が掛かるのかなど、自分なりに勉強しておくことをおすすめします。

自分が行動した分だけ自分に返ってきます。いつまでも健康に過ごしていたいなら、自分にも発病する恐れのある病気について理解しておくようにしましょう。

1.1 女性特有の病気とは女性だけに限られる病気

読んで字のごとくですが、女性特有の病気とは女性だけに限られる病気のことを指します。

といっても、中には男性乳がんなどもあるため、一部を除くことになりますが、保険で保障される多くのものは女性に多い疾患です。乳がんや子宮頸がん、卵巣がん、卵巣嚢腫、子宮内膜症、子宮筋腫などがこれに当てはまります。

また女性に多く見られる病気も保障内容に含まれていることがあります。保険によって保障される内容が異なるので、女性保険を探す際にはできるだけ多くの病気をカバーできる保険を探しましょう。

1.2 女性特有の病気に罹る確率

では女性特有の病気に罹る確率はどのくらいなのでしょうか?

年代別に見ていくと、女性ホルモンの減少する40代から発症・発病率がグンと上がります。しかし最近では偏った食事や生活によって20代前半でも女性特有の病気を発症・発病する確率が上がっています。

病気・ケガの患者数は男性の約1.29倍ともいわれているので、男性よりも女性の方が病気を抱える可能性が高いといえます。特にがんはいまや2人に1人は罹ると言われるほど日本人に多い病気です。当然この中に女性特有のがんも含まれているので、他人事とは言えないのです。

1.3 主な女性特有の病気

女性特有の病気はさまざまですが、その中でも保険で保障される病気の一部を挙げてみましょう。

  • 乳がん
  • 子宮頸がん(子宮がん)
  • 卵巣がん
  • 卵巣機能障害
  • 乳腺症
  • 子宮筋腫
  • 子宮のう腫
  • 子宮内膜症
  • 関節リウマチ
  • 流産
  • 子宮外妊娠
  • 妊娠中毒症
  • チョコレートのう腫 など

保険によってさらに保障される内容が加算されたり、逆に特約として付加しなければいけないなど、その在り方はさまざまです。妊娠もある程度は保障内となるので、保険加入を考えるなら妊娠前に加入した方が良いでしょう。

1.4 女性特有の病気で怖いものは?

女性特有の病気で特に怖いのが「がん」です。早期発見できれば治療が早くできるので、進行を食い止めたり完治させることもできますが、発見が遅れると治療が間に合わないこともあります。

また突然進行が早まることもあり、突然命を落とすことも考えられます。また治療にも多くのお金が必要になるので、貯蓄がある程度あっても、治療に当ててしまって底をつくこともあります。

このように女性特有の病気の中でもがんが一番怖い病気です。またがんは他の場所にもできるので、女性だけでなく男性にも同じようなことがいえます。

2.女性特有の病気に備えるためには?

女性特有の病気に備えるためにはどうしたら良いでしょうか?

備えるといってもさまざまな方法があります。自分でその病気のリスクを知っておくこと、その病気に罹らないように生活習慣に気をつけることなど。またいざという時のために保険に加入しておくと安心ですよね。

このように備えるといっても方法は一つではないのです。自分に今できることを探してみましょう。

今を楽しく生きることも大切ですが、未来・将来のことを考えて行動しておくことも、自分を守ることに繋がります。

2.1 保険に加入しておく

いざという時のために保険に加入しておくと良いでしょう。

女性特有の病気を保障してくれる保険は女性保険だけではないので、必要に応じて通常の医療保険か女性保険かを見極めておくと良いでしょう。女性保険は通常の医療保険に比べて保障の範囲が広く、また女性特有の病気になった時には上乗せした給付金が受け取れるというメリットがあります。

しかし代わりに保険料が割高なので、保険料と相談して決めた方が良いでしょう。病気もなく、健康であるなら通常の医療保険でも十分カバーできるでしょう。

逆に健康に自信がない、妊娠や分娩に心配事があるなら女性保険の保険の方が保障が広くて安心です。

2.2 女性特有の病気についてある程度知っておく

女性特有の病気に備えるためにも、女性に多い病気についてある程度知っておくようにしましょう。

どんな病気があるのか、罹ってしまうとどのような状態になるのかなど、知っておくといざという時に慌てて調べることがなく、冷静に対処することができます。

有名なものだけでも良いので、どんな病気があり、どんな状態になって、どんな治療をするのかを確認しておきましょう。

将来自分以外にも、女性特有の病気を発症・発病する人が近くに出るかもしれません。女性特有の病気はいまや身近なものと思って良いでしょう。

2.3 女性特有の病気のリスクについて考える

女性特有の病気のリスクについてある程度考えておくことも必要です。

今の生活を続けていても良いのか、見直さなければいけないようなことをしていないかなどを考えてみましょう。特に偏った食事や生活をしている、ストレスが多い生活をしていると病気のリスクを上げてしまいます。

規則正しい生活や食事を心がけるなど、今の生活で見直すべきところがないか探してみるのも、女性特有の病気に備えることに繋がるでしょう。

2.4 女性特有の病気がないかセルフチェックしておく

女性特有の病気に罹っていないかセルフチェックを定期的に行うことも大切です。

乳がんであれば、分泌液や膿が出ていないか、胸にしこりはないかなど自分でも病気を発見することができます。また体の中の器官である卵巣や子宮などは、月経不順がないか、不正出血がないかなどで病気を見分けることもできます。

このように病気の前兆ともいえる症状はどこかしらに出てくるものです。それにいち早く気づいて治療すれば、悪化しないうちに完治させることもできるでしょう。

対処が早くできるように常にアンテナを張っておくようにしましょう。また痛みがないか、変に膨らんでいないか、変形などがないかも病気発見の目安になります。

病気の特徴をよく理解していれば、より早く異変に気づけるようになります。こういったことも女性特有の病気に備えるための術です。

2.5 年に1回は健康診断を受ける

若いうちは数年に1度、30代を超え始めたら1年に1回は女性特有の病気を発見するために健康診断でレディースチェックを追加するようにしましょう。

健康診断に受診義務はありませんが、自主的に行うことで病気を早期に見つけることができます。健康診断の値段は決して安い物ではありませんが、自分への投資と思って検査することをお勧めします。

また人間ドックも40代を超えたら毎年受けるようにした方が安心です。保険に加入していると、割引制度を利用できるところもあるのでそういったものを利用してみるのも良いでしょう。

3.女性特有の病気にかかる可能性について

では女性特有の病気にかかる可能性はどのくらいでしょうか?

前までは30代、40代から発病リスクが高まるといわれてきましたが、生活習慣の乱れやホルモンバランスの減少、ストレス社会などの理由から年々若くして病気を発病する人も増えてきています。

そのため定期的な検査や病気への関心、保険への加入や貯蓄が重要になっていきています。若いから病気には罹らない、健康だからはもう通用しません。

若くてもリスクがある、自分も罹ってもおかしくないという危機感を持ちましょう。若いうちから定期的に健康診断を受けておくことで早期発見や予防をすることができます。

3.1 最近では20代でも確率が高くなっている

以前までは40代以降の発病が多いといわれてきましたが、最近では若くして乳がんを発病する人や、子宮頸がんや卵巣がんなどに罹る人が増えています。

偏った食事や乱れた生活、ストレスなどの要因が引き金となることもあるので、なるべく健康的な生活を心がけることが大切です。体の錆となる活性酸素はストレスからも生み出されます。偏った食事や生活をしていると活性酸素を除去する力も低下するので、余計に病気に罹りやすくなります。

自分の生活を見直すとともに、どんな生活がどんな病気を引き起こす可能性があるのかも知っておきましょう。

3.2 最も確率が高くなるのは女性ホルモンが減少する40代から

女性特有の病気のリスクが高まるのは女性ホルモンの減少する40代からといわれています。

女性ホルモンが閉経やストレスなどで減少することで、女性器官の機能が低下して病気のリスクが上がってしまいます。

女性ホルモンが減少するのは加齢やストレス、偏った食事や生活など原因がさまざまです。病気になる原因はこれらだけではありませんが、女性は男性に比べてホルモンに左右されやすく、病気にもなりやすいです。

自分は健康だからと思っていても、知らない間に病に罹っている可能性もあるんですよ。

3.3 乱れた生活は病気の原因になりやすい

女性だけに限りませんが、乱れた生活は病気の原因になりやすいので覚えておきましょう。

乱れた生活は自律神経を乱して、ホルモンの分泌を邪魔します。ホルモンバランスが乱れることで女性特有の病気を引き起こすだけでなく、自律神経系の病気をも招きます。

また血液がドロドロになることで血管系、血液系の病気にもかかりやすくなりますし、血管が塞がれる、または膨張することで心疾患などの危険性も上がります。

このように乱れた生活は病気の原因としてさまざまなところで挙げられているので、心当たりがあるならすぐに改善した方が身のためでしょう。

4.女性特有の病気に備えるための保険

女性の病気に備えるためには保険の加入も必要です。

そこで数ある女性専用の保険の中からおすすめな保険を選んでみました。

どれも有名な保険会社の商品になるので、自分の状況と照らし合わせて自分に最適なものを選んでみましょう。

保険選びは複数の保険を見比べることがとても重要です。自分に最適な保険を見つけてこそ、保険の無駄も発生しないので、簡単に考えずに、本当に必要なものを選び取っていきましょう。

4.1 アフラック ちゃんと応える医療保険レディースEVER

基本情報

  • 契約可能年齢 0歳~85歳(払込期間によって異なる)
  • 通院プラン あり/なし
  • 先進医療特約 通算2,000万まで

主契約は入院給付金、手術給付金、放射線治療給付金の3つです。これに通院給付金や三大疾病時の特約などを付加することでさらに手厚い保障を手に入れることができます。

基本的な保障はしっかりとカバーしつつも、保険料を抑えている嬉しい保険です。通院給付金のあり/なしでプランがわかれ、保険料も変わってきます。

30歳で通院プランありが2,100円弱、なしが1,600円弱でおおよそ500円ほどの差がありますが、500円で通院プランがつけられるのであればつけておいた方が安心でしょう。安い保険料でしっかりとカバーしていきたい人に向いています。

4.2 ライフネット生命 新じぶんへの保険レディース

基本情報

  • 契約可能年齢 20歳~70歳
  • 通院プラン なし
  • 先進医療特約 通算2,000万円まで(おすすめコースの場合)

自分のニーズに合わせて2つのコースから選ぶことができます。この保険の良いところは日帰り入院でも保障されるところで、この場合5日分の入院給付金が受け取れます。

保険料は30代でエコノミーコース(入院・手術のみ)1,700円弱、おすすめコース(がん、先進医療給付金付き)3,000円弱とかなり開きがあります。エコノミーでは手軽さが売りですが、がんが含まれていないので加入する意味が見いだせないのも確かです。

がんの心配がないと断言できるならエコノミーでも良いでしょうが、がん患者が増えている現代では見劣りするものがあります。もしがんにも備えたいのであれば、他にも保険料が安くて保障されている保険もあります。

ライフネット生命で加入するならおすすめコースですが、保険料が3,000円弱と高いのが難点です。しかし日帰り入院時の給付金メリットがあるため、高くても良い保障を受けたいならこちらも良いでしょう。

4.3 オリックス生命 医療保険 新キュアレディ

基本情報

  • 契約可能年齢 0歳~85歳(払込期間によって異なる)
  • 通院プラン なし 特約付加でがん通院給付金がつけられる(がん一時金特約または重度三疾病一時金特約とセットで)
  • 先進医療特約 通算2,000万まで

この保険の良いところは新キュアと比べて保障が手厚くなっています。そのためオリックス生命の医療保険に加入しようと思っているなら、レディの方がおすすめです。

がん一時給付金特約を付加すれば1年に1回を限度に何回でも受け取れます。またがん(約款所定の条件に当てはまった場合)になった際の通院を保障する特約もあるので、長期間に渡る治療になる場合には無制限でがん通院給付金を受け取ることができます。(放射線照射、温熱療法、抗がん剤治療)

女性で新キュアに加入するならレディの方が保障が手厚いのでこちらにする方が良いです。しかしがん一時金特約付加が条件付きで、セット売りしかしていないので単品売りしていないというデメリットがあります。

保険料は30代でがん一時金特約をつけた場合には2,600円弱、無しの場合は2,000円弱です。がん一時金特約が600円程度で付加できるので、余裕があればつけておきたいですね。

4.4 損保ジャパン日本興亜 フェミニーヌ

基本情報

  • 契約可能年齢 18歳~60歳
  • 通院プラン なし
  • 先進医療特約 通算2,000万まで

この保険の一番のメリットは3年毎に生存給付金が受け取れることです。プランによっては3年毎に15万円受け取れるので貯蓄目的として利用する人もいますね。

しかし期間限定(15年)の保険なので、更新をしない限りは一定年齢で終了してしまいます。退院祝金・死亡保険金などがセットになっている総合医療保険で他の女性保険とは少し違ったメリットがあります。

保険料は生存給付金などの内容で3パターンに分かれます。一番高いプランで30代で8,000円弱です(生存給付金15万円)。生存給付金は嬉しいけど、その前に保険料が高いです。一番安いプランでも4,000円。生存給付金目当てでないなら他の保険で安く保障を受けた方が良いでしょう。

生存給付金の存在は大きいですが、それ以前に保険料が高いので人によっては家計を圧迫することにもなります。しかし健康であればある程度のお金が返ってくると考えれば加入する意味も見いだせるでしょう。

4.5 アクサダイレクト アクサダイレクトの終身医療 女性プラン

基本情報

  • 契約可能年齢 20歳~69歳
  • 通院プラン なし
  • 先進医療特約 通算2,000万まで

この保険の良いところはほとんどの手続きがネットで行われるので、日頃忙しくて契約に行けない人でも保険契約ができます。また保険料も30歳で1,700円弱と安く抑えられているので、必要最低限の保障で良いならおすすめできます。

しかし逆にデメリットとなるのはネットでの契約が主で、対人では受け付けていないこと。また保険料払込免除制度ががんになったときではなく、3大疾病になったときとかなりハードルが高いです。

特にこだわりがないのであれば、通常の終身医療でもカバーはできます。保険料は安いものの、その他のオプションが少し厳しい保険です。最低限の保障で安いものを探しているならおすすめはできます。

5.女性特有の病気の保険のメリット・デメリット

では女性保険のメリットやデメリットってなんでしょうか?

数ある中から保険を紹介しましたが、実は普通の医療保険でも保障してくれる病気はいくつかあるため、必ずしも女性保険に加入すべきとは言い切れません。

しかしいざという時を考えると、女性保険であろうと普通の医療保険であろうと加入しておいた方が安心です。

その中でも女性保険を選ぶべきだと思うメリットや選ばなくても良いのではというデメリットを比べてみましょう。

5.1 メリット

女性保険のメリットとしてあげられるのは主に以下の通りです。

  • さまざまな病気をカバーしつつ、女性特有の病気は上乗せ保障が受けられる
  • 積立や健康などのボーナスがもらえる
  • 出産や妊娠に関わるものでもカバーできる

女性特有の病気に強い保険で、妊娠や出産までカバーできるのは良い点です。

事前に帝王切開の恐れがある場合や妊娠中毒症といった類の恐れがあるなら医療保険よりも女性保険の方が給付金を受け取れるので、家計が助かります。また積立金や健康などのボーナスをうけとれる保険もあります。

また通常の医療保険でも女性特有の病気に備えられる特約がありますが、それを付加するなら元から保障として付いている女性保険の方がすっきりとしていて分かりやすいです。

死亡給付金が支払われる保険もあるので、死亡保険込みで女性保険を組んでしまえば保険を多数持つこともありません。なるべく保険の契約数を減らしたいならこういった保険があるのも良い点ですね。

5.2 デメリット

主にデメリットとして挙げられるのは以下の通りです。

  • 女性特有の病気の特約を付加すると医療保険よりも保険料が高くなる
  • 保険によって保障される病気が異なる
  • 上乗せされる病気にばらつきがある

保険によりけりですが、女性特有の病気に対する特約を付加することによって保険料が割高になります。また保険によって保障される病気が異なるので、加入前にしっかりと確認する必要があります。

また妊娠中は加入できない保険もあるので注意が必要です。保険によって妊娠中でも何週までと決まっているものもあるので、なるべく妊娠前に加入した方が良いでしょう。

保険料も生存給付金などで大幅に変わってくるので、保険料に対して保障が手厚いコスパの良い保険を探すようにしましょう。

5.3 女性専用保険に加入するべきか?

女性保険と医療保険どちらを選べばよいのか?という疑問は個人の状況によって異なるのではっきりとこちらが良いとは言い切れません。

しかし、女性特有の病気を抱えている家系や妊娠・出産に心配がある場合には女性保険の方が安心度は高いです。特に帝王切開なども保障されるので、1人目が帝王切開で保険加入を考えている場合には備えとして加入しても良いと思います。

女性特有の病気に罹った際の給付金額などをトータルして女性保険を選ぶか医療保険を選ぶかです。医療保険でも女性特有の病気に備えられるものもある程度はあるので、そういったものを探してみるのも良いでしょう。

保険料も女性保険の病気に備える特約を付加すると、結果として医療保険よりも高くなるので、自分に合った方を見つけるようにしましょう。

6.女性特有の病気は他人事じゃない

女性特有の病気は他人事ではありません。

特にがん患者を持つ家系や不規則な生活や食事を繰り返している人は女性特有の病気のリスクが他の人に比べて高いです。

将来のことを視野に入れて、いつ病気に罹っても良いようにライフプランをある程度考えておいた方が良いでしょう。病気を発病した場合の生活や通院、入院費用など、考えるべきことはたくさんあります。

自分は健康だから大丈夫、そんな保障はどこにもありません。いつ自分がその病魔に襲われるか分かりませんから、普段から健康を気遣うだけでなく、いざという時のために準備をしておくことも必要です。

決して他人事ではないことを理解しておきましょう。

6.1 自分にもその危険性があることを知っておく

女性特有の病気のリスクは自分にもあることを知っておきましょう。

がん家系でなくとも、女性特有の病気に罹るリスクはあります。中にはストレスが元で発病するものや、女性ホルモンの減少により引き起こされるものも存在します。

ストレス社会と呼ばれる現代で、そのリスクは高まっています。生活習慣の乱れやホルモンバランス、ストレス、体質などで病気を発病する危険性も変わってきますが、誰にでも起こり得ることだと理解しておきましょう。

理解があれば、それを防止するために行動することができますよ。

6.2 貯蓄が少ないなら保険に加入しておくべき

自分の貯蓄が少ないのであれば医療保険やがん保険に加入しておくことをおすすめします。

特に治療が難しいといわれるがんにかかると治療費がかさみ、家計を圧迫します。そんな時に助けてくれる保険があれば安心ですよね。

多くの保険は病気に罹ってからでは加入できる枠が減ったり、高い保険料を払わなければ加入できなくなっています。そうしたリスクを下げるためにも、将来のことを考えて加入できるうちから加入しておいた方が安全、安心でしょう。

加入している健康保険からも治療の補助や控除制度はありますが、全額が控除されるわけではありません。治療額が高額になるほど自分の生活も困難になってしまうので、最低限の保障でもつけておきましょう。

女性ホルモンが減少し始める30代から特に女性特有の病気のリスクも上がってくるので、全体的に判断して、早めに行動しておきましょう。

6.3 状況によって女性保険か普通の医療保険か見極めよう

自分の経済状況や生活状況によって女性保険に加入するか普通の医療保険に加入するか見極めるようにしましょう。

女性保険は女性特有の病気に強いというメリットがありますが、普通の医療保険に比べると保険料が高い場合があります。また女性保険に加入しなくても、普通の医療保険である程度賄える場合もあります。

人によって最適な保険も異なるので、自分に合った保険を見つけましょう。女性保険に加入するのも、普通の医療保険に加入するのも自分の自由です。自分に合うと思う方を選んで加入するようにしましょう。

7.まとめ

女性特有の病気に備えるには保険がとても有効です。

特に自分の家系にがんを抱えていたり、病気が多いのなら尚更加入しておいた方が安心でしょう。女性特有の病気は女性にとってとても身近な病気です。

他人事と思わず、いつ自分が罹るか分からない病気のためにも今のうちから備えておくようにしましょう。

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