かんぽ生命の学資保険はお得なの?特徴をわかりやすく説明します!

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学資保険とは、お子さんの進学のため教育資金を積み立てることが目的の保険です。学資保険へ加入を希望している保護者の方々も数多くおられることでしょう。

お子さんたちが小学校・中学校・高校と進学する過程で充実した教育を受けるために、学資保険に加入し、資金を0歳または出生前から積み立てていきます。

現在では大学入学のための競争が激しくはなく、大学進学を想定した早期の備えを考えている保護者の方も多いことでしょう。

ただし、学資保険には様々な保険商品があり、どのような保険内容の商品を選ぶか迷われることもあるでしょう。

そこで今回は、JPかんぽ生命の学資保険である「はじめのかんぽ」を紹介します。この保険は、学資金準備コースが3つ分けられ、お子さんが病気やケガで入院治療した場合の医療保障を特約として設定できます。

この学資保険はじめのかんぽの特徴とメリット・デメリット、学資金準備コースのモデルケースや注意点等を説明します。

この記事を読めば、学資保険はじめのかんぽの特色を理解することができ、学資保険選びをする際の有効な参考資料になることでしょう。

目次

1.JPかんぽ生命の学資保険について

  • 1-1.学資保険とは
  • 1-2.JPかんぽ生命とは
  • 1-3.JPかんぽ生命の学資保険の概要

2.学資保険「はじめのかんぽ」

  • 2-1.保障型から貯蓄型へ
  • 2-2.学資保険「はじめのかんぽ」の特徴
  • 2-3.学資保険「はじめのかんぽ」の特色

3.学資金準備コースその1

  • 3-1.「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コース
  • 3-2.「小・中・高+大学入学時」のモデルケース
  • 3-3.「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コースの注意点

4.学資金準備コースその2

  • 4-1.「大学入学時」の学資金準備コース
  • 4-2.「大学入学時」のモデルケース
  • 4-3.「大学入学時」の学資金準備コースの注意点

5.学資金準備コースその3

  • 5-1.「大学入学時+在学中」の学資金準備コース
  • 5-2.「大学入学時+在学中」のモデルケース
  • 5-3.「大学入学時+在学中」の学資金準備コースの注意点

6.学資保険「はじめのかんぽ」の特約について

  • 6-1.特約の内容
  • 6-2.特約をつけると損をする?
  • 6-3.万が一を考えると・・・

7.まとめ

1.JPかんぽ生命の学資保険について

学資保険を検討している最中だが、JPかんぽ生命で販売している学資保険があると聞く。

まずは、学資保険の特徴と、JPかんぽ生命とはどんな会社であるか知りたい・・・。

こちらでは、学資保険とは何か、JPかんぽ生命とはどんな会社なのかを説明します。

1-1.学資保険とは

学資保険とは、子の将来の教育資金のサポートを約束した生命保険会社または共済が取り扱う保険のことです。

加入希望者は、まず子が何歳になった時に教育資金としてお金を受け取るのかを契約で決めます。

その後、保険料を毎月コツコツ支払っていき、子が契約で決めた年齢になると学資祝金・満期保険金を受け取ることができます。

学資保険を契約する際には、ご家庭の家計の状況の他、子がいつの時点で学資保険を受け取れば良いのか、加入希望者がそのタイミングを考慮して決定する必要があります。

1-2.JPかんぽ生命とは

かんぽ生命とは、平成19年10月1日に日本郵政公社が民営・分社化したことにより誕生した、日本郵政グループの生命保険会社です。

かんぽ生命の会社概要は下表のとおりです。

会社概要 内容
名称 株式会社かんぽ生命保険
資本金 5,000億円(平成29年10月6日現在)
発行済株式総数 6億株(平成28年3月31日現在)
従業員数 7,424名(平成29年3月31日現在)
主な事業所 エリア本部13、支店82
業務内容 生命保険業
主要株主 日本郵政(89.00%)

1-3.JPかんぽ生命の学資保険の概要

JPかんぽ生命の学資保険には「はじめのかんぽ」があります。この学資保険は、「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コース、「大学入学時」の学資金準備コース、「大学入学時+在学中」の学資金準備コースの3つから、学資金を受け取るタイミングが選べます。

また、特約として子の病気やケガのための医療保障を付加することができ、「入院初期保険金」「入院保険金」「手術保険金」「放射線治療保険金」を選ぶことができます。

はじめのかんぽは、教育資金を目的とした貯蓄の他、子が万が一の病気やケガをした場合への保障も付加できる学資保険です。

2.学資保険「はじめのかんぽ」

JPかんぽ生命は日本郵政グループの生命保険会社なので信頼できる会社のようだ。販売している学資保険にも興味がわいている。

では、学資保険「はじめのかんぽ」について詳しく知りたい・・・。

こちらでは、はじめのかんぽの特徴について説明します。

2-1.保障型から貯蓄型へ

学資保険には、そもそも2種類のタイプがあります。保護者・子が病気やケガにより、まさかの事態になった時に保障が受けられる「保障型」学資保険と、幼稚園から大学・短期大学までにかかる多額の学習費を賄うことを目的とする「貯蓄型」学資保険です。

以前は旧簡易保険時代より保障型学資保険を販売していましたが、平成26年4月2日に当該学資保険を廃止し、満期保険金の返戻率(お金が戻る率)を上げ、現在の貯蓄型学資保険である学資保険「はじめのかんぽ」を発売しました。

保障型学資保険は医療保障が設定されているものの、満期の際の返戻率が元本割れを起こす場合が多く、教育資金のため貯蓄だけを目的として加入したい方には向いていない保険と言えます。

一方、貯蓄型学資保険は「元本+利率」が受け取れるため、教育資金を多く受け取りたい方に向いている保険と言えます。

はじめのかんぽは、保障型から貯蓄型へ移行することで、より貯蓄性を高めることを目的した学資保険として販売されています。

2-2.学資保険「はじめのかんぽ」の特徴

はじめのかんぽの特徴は次の通りです。

○3つの学資金準備コースから選べる

  • 「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コース:0~3歳の子が対象
  • 「大学入学時」の学資金準備コース:0~12歳の子が対象
  • 「大学入学時+在学中」の学資金準備コース:0~12歳の子が対象

○保険料を払い込むタイプが分かれる

①保険料を17歳または18歳まで払い込むタイプと、②保険料を12歳で払い終えるタイプがあります。

①のタイプは、毎月の支払保険料を抑えられますが返戻率は低くなります。一方、②のタイプは毎月の支払保険料は高くなりますが、保険料総額を抑えることができ返戻率も高くなります。

2-3.学資保険「はじめのかんぽ」の特色

はじめのかんぽの特色は次の通りです。

○加入契約者が死亡等した時、保険料払込免除

学資保険に加入後、契約者が不幸にも死亡した場合等に、それ以後の保険料の払込は免除されます。もちろん、学資金は契約で取り決めた内容通り受け取ることができます。

○出生前加入制度

子の出生予定日の140日前から、学資保険に加入することができます。ただし、出生前加入制度で加入する場合、契約者は子の父または母に限定されます。

○契約者貸付制度

契約者が一時的にお金を必要とする時、解約返戻金額の一定の範囲内で貸し付けを受けることができます。なお、貸付期間は1年となります。

契約者配当金

所定の利率による利息をつけて積み立てておき、 契約の保険期間の満了時、被保険者(子)の死亡、契約を解除時などに保険金または返戻金と合わせて受け取ることができます。

なお、契約した日から主契約が1年を経過した場合、契約者が配当金を請求すれば受け取ることもできます。

○医療特約・災害特約

①無配当総合(または傷害)医療特約:子が万が一、病気やケガで入院・手術をした場合に特約として医療保障を付加できます。

②無配当災害特約:子が不慮の事故でのケガにより、死亡または所定の身体障害になったときに保険金が下りる特約です。

3.学資金準備コースその1

はじめのかんぽには色々な学資金準備コースがあるようだ。

まずは、小学校・中学校・高校および大学と進学する度にもらえるコースについて知りたい・・・・。

こちらでは、「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コースの内容、モデルケース、注意点について説明します。

3-1.「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コース

「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コースの0~3歳の子が対象で、小学校・中学校・高校および大学と進学の度に学資祝金および満期保険金が受け取れます。

進学の時には必ずと言ってよいほどまとまった費用が必要です。次のような出費が考えられます。

進学 想定される費用
小・中・高入学時 学業用品の購入費、制服代、自宅学習に必要な学習机・本棚等の購入費
大学受験 塾等の受講料、受験の際の交通費・宿泊費、大学受験料
大学入学の初年度納付金 入学金、初年度授業料、施設整備費・実習費等
一人暮らしの初期費用 アパート等の敷金・礼金等、一人暮らしのための家財道具購入費

進学の際に必要なのは、教育施設で授業を受けるための学習費ばかりではなく、いろいろと学習に関係してくる学業用品等の購入を考慮に入れなければなりません。

また、大学進学の際には初年度納付金はもとより、子が親元を離れて生活する費用も必要になる場合があるなど、教育資金が多額に上ることが想定されます。

こちらの学資金準備コースを選ぶと、小学校・中学校・高校および大学進学の際、何かとまとまった教育資金を必要になる場合に、金銭的なサポートが期待できます。

3-2.「小・中・高+大学入学時」のモデルケース

こちらでは、モデルケースをあげて説明していきます。

(契約例)学資祝金+満期保険金=390万円

学資金
小学校入学前(12月) 15万円(学資祝金)
中学校入学前(12月) 30万円(学資祝金)
高校入学前(12月) 45万円(学資祝金)
大学入学時 300万円(満期保険金)

○ケース1(全期間払込18歳満期)

契約者が男性か女性かで若干、支払保険料・返戻率等が異なります。尚、被保険者(子)の性別による支払保険料・返戻率等の差異はありません。

(事例)

  • 保険料払込期間:子が18歳まで
  • 保険料払込方法:月払
  • 保険期間:18歳
  • 基準保険金額:300万円
  • 特約なし

加入契約者30歳、子0歳の場合

契約者性別 男性 女性
受取金総額 390万円 390万円
支払保険料 19,110 19,080円
払込保険料総額 約413万円 約412万円
返戻率 約94.4% 約95.0%

○ケース2(12歳払込済18歳満期)

こちらの場合も、契約者が男性か女性かで若干、支払保険料・返戻率等が異なります。尚、被保険者(子)の性別による支払保険料・返戻率等の差異はありません。

(事例)

  • 保険料払込期間:子が12歳まで
  • 保険料払込方法:月払
  • 保険期間:18歳
  • 基準保険金額:300万円
  • 特約なし

加入契約者30歳、子0歳の場合

契約者性別 男性 女性
受取金総額 390万円 390万円
支払保険料 28,080 28,050円
払込保険料総額 約404万円 約404万円
返戻率 約97.0% 約97.0%

3-3.「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コースの注意点

進学の都度、学資祝金が受け取れるのは嬉しいですが、子が12歳の時までに払い終えるタイプまたは18歳まで払い込むタイプでも、元本割れを起こしていまいます。

ある程度、返戻率を高くしたい場合、こちらの学資金準備コースは不向きと言えます。

また、特約をプラスすれば支払う保険料もそれだけ増え返戻率も下がってしまいます。

ただし、満期保険金には契約者配当金が付加されるので、こちらの配当金による補填が期待できます。

この学資金準備コースは、貯蓄が苦手で、子の進学の度に教育資金を受け取りたい、という契約者が活用を検討してみてはいかがでしょうか。

4.学資金準備コースその2

大学は最近、随分入り易くなったようだ。だが、入学費など大学へ納付しなければいけない費用はかなりまとまった金額が必要だ。

主に大学進学にかかる費用を想定したプランを検討したい・・・。

こちらでは、「大学入学時」の学資金準備コースの内容、モデルケース、注意点について説明します。

4-1.「大学入学時」の学資金準備コース

「大学入学時」の学資金準備コースは0~12歳の子が対象となります。大学入学時に満期保険金が受け取れます。

大学入学の際の初年度納付金は、私立大学では医学部・歯学部を除き120万~210万円程度、公立大学では80万~90万前後、国立大学は80万円前後となります。

国立大学でもまとまったお金は必要であり、更に親元を離れて地方から都心へ上京する子の場合は、引っ越し代や賃貸するアパートの費用も考慮に入れなければいけません。

4-2.「大学入学時」のモデルケース

こちらでは、モデルケースをあげて説明していきます。

(契約例)満期保険金300万円

学資金
大学進学時 300万円

○ケース1(全期間払込18歳満期)

契約者が男性か女性かで若干、支払保険料・返戻率等が異なります。尚、被保険者(子)の性別による支払保険料・返戻率等の差異はありません。

(事例)

  • 保険料払込期間:子が18歳まで
  • 保険料払込方法:月払
  • 保険期間:18歳
  • 基準保険金額:300万円
  • 特約なし

加入契約者30歳、子0歳の場合

契約者性別 男性 女性
受取金総額 300万円 300万円
支払保険料 14,640 14,610円
払込保険料総額 約316万円 約316万円
返戻率 約95.0% 約95.0%

○ケース2(12歳払込済18歳満期)

こちらの場合も、契約者が男性か女性かで若干、支払保険料・返戻率等が異なります。尚、被保険者(子)の性別による支払保険料・返戻率等の差異はありません。

(事例)

  • 保険料払込期間:子が12歳まで
  • 保険料払込方法:月払
  • 保険期間:18歳
  • 基準保険金額:300万円
  • 特約なし

加入契約者30歳、子0歳の場合

契約者性別 男性 女性
受取金総額 300万円 300万円
支払保険料 21,480 21,450円
払込保険料総額 約309万円 約309万円
返戻率 約97.0% 約97.0%

4-3.「大学入学時」の学資金準備コースの注意点

大学進学前に、学資祝金がまとめて受け取れ、私立大学に進学した場合でも初年度納付金と大学2年時まで学習費を賄うことが期待できます。

こちらのコースも、子が12歳の時までに払い終えるタイプおよび18歳まで払い込むタイプいずれも、元本割れを起こしていまいます。

ただし、契約者配当金が期待でき、契約の保険期間の満了時に満期保険金と合わせて受け取ることができます。

5.学資金準備コースその3

子の大学進学のための初年度納付金は、これからコツコツ貯金していけば間に合うと思う。

しかし、大学に入ってからの子の生活費が気になる・・・。

そもそも、大学に入れば子が自宅から通学するとは限らない。アパートや寮で生活するケースも十分考えられる。その費用を賄いたいものだ・・・。

こちらでは、「大学入学時+在学中」の学資金準備コースの内容、モデルケース、注意点について説明します。

5-1.「大学入学時+在学中」の学資金準備コース

「大学入学時+在学中」の学資金準備コースは0~12歳の子が対象となります。

子が在学中にかかる費用は、学習費だけではありません。実家を離れてアパート・寮に住みながら、大学へ通う学生もたくさんいます。

地元の大学に進学するのなら、交通費がかかる場合はあっても自宅通学は可能です。

しかし、地方から都心の大学へ進学する場合、自宅通学は非常に困難となることが多いです。

こちらでは、大学へ進学し自宅、学寮、下宿・アパート等で生活する学生の生活費の平均を紹介します。

それぞれの生活費(平均)は下の表の通りです(独立行政法人日本学生支援機構『平成26年度学生生活調査』結果の概要を参考に作成)。

居住形態 住居・光熱費 食費 保健衛生費 娯楽等 その他 大学1年間 大学4年間
自宅 ・・・ 124,300円 41,700円 163,600円 249,200円 578,800円 2,315,200円
学寮 261,200円 203,900円 32,300円 109,900円 124,700円 732,000円 2,928,000円
下宿・アパート等 446,600円 280,000円 35,200円 159,500円 186,200円 1,107,500円 4,430,000円

自宅通学の学生と下宿・アパート等で生活をしている学生を比較すると、下宿・アパート等で生活をしている学生の方は2倍近く生活費がかかることがわかります。

大学生ともなればバイトなどで生計を立てることもありますが、その収入は一般社会人と比較して非常に低く、また雇用も不安定です。

そのため大学在学中、毎年一定の学資金を受け取ることができれば、保護者も子も非常に助かります。

5-2.「大学入学時+在学中」のモデルケース

こちらでは、モデルケースをあげて説明していきます。

(契約例)学資祝金+満期保険金=300万円

学資金
大学入学時(18歳) 75万円(学資祝金)
大学2年(19歳) 75万円(学資祝金)
大学3年(20歳) 75万円(学資祝金)
大学4年 75万円(満期保険金)

○ケース1(18歳払込済21歳満期)

契約者が男性か女性かで若干、支払保険料・返戻率等が異なります。尚、被保険者(子)の性別による支払保険料・返戻率等の差異はありません。

(事例)

  • 保険料払込期間:子が18歳まで
  • 保険料払込方法:月払
  • 保険期間:21歳
  • 基準保険金額:300万円
  • 特約なし

加入契約者30歳、子0歳の場合

契約者性別 男性 女性
受取金総額 300万円 300万円
支払保険料 14,550 14,520円
払込保険料総額 約314万円 約314万円
返戻率 約96.0% 約96.0%

○ケース2(12歳払込済21歳満期)

こちらの場合も、契約者が男性か女性かで若干、支払保険料・返戻率等が異なります。尚、被保険者(子)の性別による支払保険料・返戻率等の差異はありません。

(事例)

  • 保険料払込期間:子が12歳まで
  • 保険料払込方法:月払
  • 保険期間:21歳
  • 基準保険金額:300万円
  • 特約なし

加入契約者30歳、子0歳の場合

契約者性別 男性 女性
受取金総額 300万円 300万円
支払保険料 21,360 21,330円
払込保険料総額 約308万円 約307万円
返戻率 約97.4% 約98.0%

5-3.「大学入学時+在学中」の学資金準備コースの注意点

大学1年~4年まで毎年学資祝金および満期保険金が受け取れます。年間の学習費および生活費をある程度、学資金で賄うことは可能です。

こちらのコースも、子が12歳の時までに払い終えるタイプ、18歳の時までに払い終えるタイプともに、元本割れを起こしていまいます。

ただし、他のコースと同様に契約者配当金が期待でき、契約の保険期間の満了時に満期保険金と合わせて受け取ることができます。

6.学資保険「はじめのかんぽ」の特約について

はじめのかんぽは、教育資金の積立ばかりではなく、特約で医療保障も付加できることに興味がある。

私や妻の家系は決して身体の丈夫な家系ではないし、子の病気のみならずケガも心配だ。是非、特約についても知りたい。

こちらでは、医療特約・災害特約の内容と、万が一のために保障を備えることの意味を説明します。

6-1.特約の内容

はじめのかんぽには、特約保障が設けられています。まさかの時のために頼りになる保障内容ですが、保険契約者または被保険者(子)に故意(わざと)または重大な過失(不注意)があった場合、保険金を受け取ることができません。次のような特約が設けられています。

○無配当傷害医療特約

不慮の事故によるケガが原因で3年以内に入院、手術、放射線治療をした場合、入院保険金、手術保険金、放射線治療保険金を受け取ることができます。

①入院保険金:不慮の事故によるケガが原因で3年以内に1日以上入院されたときに受け取れます。保険金額は入院1日につき特約基準保険金額(100万~700万円)の1.5/1000に相当する金額です。

②入院初期保険金:入院保険金が受け取れる入院をしたときにこちらも受け取れます。ただし、入院初期保険金のない特約を選んだ場合は受け取ることはできません。保険金額は入院1回で入院保険金日額の5倍となります。

③手術保険金:不慮の事故によるケガが原因で3年以内に公的医療保険が適用される手術をした時に受け取れます。保険金額は、入院中の手術の場合に入院保険金(日額)の20倍、外来の手術の場合に入院保険金(日額)の5倍となります。

④放射線治療保険金:不慮の事故によるケガが原因で3年以内に公的医療保険が適用される放射線治療をした時に受け取れます。保険金額は、入院保険金(日額)の10倍です。ただし、放射線治療保険金を受け取ることができる放射線治療を受けた日から、その日を含めて60日以内に再び受けた放射線治療は対象外です。

○無配当総合医療特約

病気や不慮の事故によるケガが原因で3年以内に入院、手術、放射線治療をした場合、入院保険金、手術保険金、放射線治療保険金を受け取ることができます。

①入院保険金:病気や不慮の事故によるケガが原因で3年以内に1日以上入院されたときに受け取れます。保険金額は入院1日につき特約基準保険金額(100万~700万円)の1.5/1000に相当する金額です。

②入院初期保険金:入院保険金が受け取れる入院をしたときにこちらも受け取れます。ただし、こちらも入院初期保険金のない特約を選んだ場合は受け取ることはできません。保険金額は入院1回で入院保険金日額の5倍となります。

③手術保険金:病気や不慮の事故によるケガが原因で3年以内に公的医療保険が適用される手術をした時に受け取れます。保険金額は、入院中の手術の場合に入院保険金(日額)の20倍、外来の手術の場合に入院保険金(日額)の5倍となります。ただし、創傷処理・皮膚切開手術等は手術保険金の対象外です。

④放射線治療保険金:病気や不慮の事故によるケガが原因で3年以内に公的医療保険が適用される放射線治療をした時に受け取れます。保険金額は、入院保険金(日額)の10倍です。ただし、こちらも放射線治療保険金を受け取ることができる放射線治療を受けた日から、その日を含めて60日以内に再び受けた放射線治療は対象外です。

○無配当災害特約

被保険者(子)が不慮の事故でのケガにより、死亡または所定の身体障害になったときに保険金が下りる特約です。

①死亡保険金:不慮の事故によるケガが原因で、その事故の日から180日以内に被保険者がお亡くなりになったとき、特約基準保険金額(50万~700万円)が受け取れます。

②傷害保険金:不慮の事故によるケガが原因で、その事故の日から180日以内に被保険者が所定の身体障害になったときに、障害の状態に応じ特約基準保険金額(50万~700万円)の10%~100%の保険金が受け取れます。

6-2.特約をつけると損をする?

はじめのかんぽは、月払いで保険料を支払っていく場合、返戻率が100%にならず元本割れになるケースがほとんどです。

返戻率だけでみれば、たとえ特約を付けなくとも大部分のコースで元本割れとなります。

はじめのかんぽと他の学資保険を比較してみると以下の表の通りになります。

(事例)

①はじめのかんぽ「大学入学時+在学中」の学資金準備コース

  • 加入契約者:30代男性
  • 子:0歳
  • 受取学資金総額:300万円
  • 保険料払込期間:子が12歳まで
  • 月払い

②ソニー生命学資保険スクエア(Ⅲ型)

  • 加入契約者:30代男性
  • 子:0歳
  • 受取学資金総額:300万円
  • 保険料払込期間:子が10歳まで
  • 月払い

③明治安田生命つみたて学資

  • 加入契約者:30代男性
  • 子:0歳
  • 受取学資金総額:300万円
  • 保険料払込期間:子が10歳まで
  • 月払い
学資保険 支払保険料(月払) 払込保険料総額 返戻率
①はじめのかんぽ「大学入学時+在学中」の学資金準備コース 21,360 3,075,840 約97.4%
②ソニー生命学資保険スクエア(Ⅲ型) 23,310円 2,797,200円 約107.2%
③明治安田生命つみたて学資 23,640円 2,836,800円 約105.7%

はじめのかんぽは、他の貯蓄型学資保険よりも返戻率では下回り、貯蓄型というよりは保障型学資保険に近い返戻率といえます。

また、特約を付加すればこれより更に返戻率は下がり、教育資金の積立のみを目的として学資保険を探されている方には向かない保険商品であることがわかります。

6-3.万が一を考えると・・・

はじめのかんぽは、高い返戻率の学資保険を望む方には向かない保険ですが、次のようなケースでは非常に頼りになる商品といえます。

①子の病気やケガが心配

子が将来いつ何時、病気やケガで入院・手術をするかわからないので、幼稚園や小学校に進学する前に、教育資金を積み立てつつ入院・治療の保障にも入りたい場合です。

ご夫婦のいずれかまたは双方の家系に病弱な方が多い場合は、事前に医療特約を付加しておくことで、オーソドックな入院・治療への備えは整うことになります。

②子が事故で障害になったら

この様な事態もあってはならない事ですが、万が一の事態が起きたなら、必要になってくるのは適切な治療やお金です。

はじめのかんぽでは、災害特約の中に身体障害の状態になった場合のことを想定した保険金を設けています。

7.まとめ

子の教育資金の積立は子の将来のために非常に大切ですが、子の万が一の病気やケガへの備えも怠ってはならない親としての対応といえます。

返戻率も大切ですが、子の健康のため医療保障も考慮に入れつつ、学資保険選びを検討していきたいものです。

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