日本人の死因の5割を占める三大疾病!どんな保険に入るべきか詳細解説!

日本人の死因の5割が三大疾病であると知っていますか?

三大疾病とは、悪性新生物(がん)・心疾患(心筋梗塞)・脳血管疾患(脳梗塞)であり、生活習慣病とも言われている為に誰にでも罹るリスクがあるのです。

今は健康だから大丈夫と思っていても、もし三大疾病になってしまったら、その治療には時間もお金もかかります。

その時に困らない様に、医療保険に加入すると思いますが、三大疾病に対応していなければ役に立たないかもしれません。

そんな事にならない様に、この記事では三大疾病とはどのような病気なのか、公的保険制度や民間保険などでどの様に備えるのかを解りやすく解説していきます。

この記事を読んだ後は、ご自身の健康状態や生活スタイルに合わせ、どんな保険商品に加入したらよいか、有効な選択肢となることでしょう。

目次

1.三大疾病とは

  • 1-1 三大疾病とは何か?
  • 1-2 日本人の死因について
  • 1-3 通常の医療保険だけでは対応できない!

2.三大疾病の各特徴と治療内容

  • 2-1 悪性新生物(がん)について
  • 2-2 心疾患(心筋梗塞)について
  • 2-3 脳血管疾患(脳梗塞)

3.三大疾病のための対策

  • 3-1 三大疾病にかかると高額の医療費がかかる
  • 3-2 高額療養費制度で対応できる?
  • 3-3 高額療養費制度の注意点

4.医療保険の三大疾病保障特約

  • 4-1 三大疾病保障特約の特徴
  • 4-2 三大疾病保障特約の注意点
  • 4-3 生命保険各社の三大疾病保障特約の紹介

5.三大疾病保険について

  • 5-1 三大疾病保険の特徴
  • 5-2 三大疾病保険の注意点
  • 5-3 生命保険各社の三大疾病保険の紹介

6.三大疾病保険とがん保険

  • 6-1 三大疾病保険がん保険の比較
  • 6-2 がん保険の注意点
  • 6-3 三大疾病保険とがん保険、どちらを選ぶ?

7.まとめ

1.三大疾病とは

自分は今まで病気一つしたことは無く、家族の大黒柱として会社を退職するまでずっとやっていけそうだ。今後も病気の心配は無い・・・・。

確かに健康で仕事をバリバリこなしている方は、病気には無縁であると思っていても不思議ではありません。

しかし、日本人が発症しやすい病気は確実に存在し、健康であったご自身がその病気にかかってしまい、手術や入院を余儀なくされる事態になるかもしれません。

こちらでは、日本人の死因の上位を占める「三大疾病」について説明していきます。

1-1 三大疾病とは何か?

三大疾病とは、悪性新生物(がん)・心疾患(心筋梗塞)・脳血管疾患(脳梗塞)であり、日本人の死因の常に上位を占めている病気のことです。

この三大疾病の発症原因は諸説ありますが、主に①会社や家庭等のストレス、②食生活の偏り、③運動不足、④喫煙等が毎日の生活で蓄積されていった結果である、と言われています。

これら三大疾病は、自覚症状が無く、長い年月が経ってから現れるため、生活習慣を改める機会を得られないまま、病気に至ってしまうケースが多いと言えます。

1-2 日本人の死因について

三大疾病だけで日本人の死因の実に52%に上り(平成28年)、死因の半分以上を占めています。

日本人の死因の順位については以下の表のとおりです。

死因 死亡数(人) 死亡率
全死因 1,307,765 100%
(1位)悪性新生物 372,801 28.5%
(2位)心疾患 197,807 15.1%
(3位)肺炎 119,206 9.1%
(4位)脳血管疾患 109,233 8.4%
(5位)老衰 92,759 7.1%
(6位)不慮の事故 38,154 2.9%
(7位)腎不全 24,580 1.9%
(8位)自殺 20,984 1.6%
(9位)大動脈瘤及び剥離 18,115 1.4%
(10位)肝疾患 15,721 1.2%
その他 298,405 22.8%

日本人の死因の詳細な報告については、厚生労働省「平成28年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」をご覧ください。

1-3 通常の医療保険だけでは対応できない!

三大疾病に関しては、通常の医療保険では給付金等が下りません。保険会社が三大疾病の所定の条件を満たした、と判断して給付金等を支払うのは、医療保険に「三大疾病保障特約」を付けるか、三大疾病を対象とした「三大疾病保険」に加入していた場合です。

三大疾病は死因の上位を占め、死亡率が格段にその他の病気よりも高いため、通常の医療保険に加入を希望する場合は、そのリスク分を特約で追加すると言う形で保険料を支払っていくことになります。当然その分、保険料も割高になります。

2.三大疾病の各特徴と治療内容

三大疾病は日本人にとって、他人事では無い病気であることは分かった。

しかし、実際のところ三大疾病にかかったことが無いために、どんな病気でどんな治療を施していくかピンとこない・・・・。

こちらでは、悪性新生物(がん)・心疾患(心筋梗塞)・脳血管疾患(脳梗塞)の特徴と、治療方法等について説明します。

2-1 悪性新生物(がん)について

悪性新生物とは悪性腫瘍を指します。人体を構成する細胞が何らか原因により変異して増殖し、正常な組織を破壊していくがんをはじめとした腫瘍が該当します。

①悪性新生物の統計

悪性新生物の主な部位別に死亡者数・死亡率をみると、男女で異なるデータが出ています。性別による部位別の死亡者数・死亡率の統計(平成28年)は以下の通りです。

○男性の場合

男性では「肺」の悪性新生物による死亡がもっとも多く、次いで「胃」となっています。

・死亡者数(男性)

悪性新生物(平成28年) 死亡数(人)
悪性新生物全死因(男性) 219,672
(1位)肺 52,415
(2位)胃 29,836
(3位)大腸 27,014
(4位)肝 18,500
その他 91,907

・死亡率(男性)

悪性新生物(平成28年) 死亡率
(1位)肺 86.1%
(2位)胃 49.0%
(3位)大腸 44.4%
(4位)肝 30.4%

○女性の場合

女性では「大腸」の悪性新生物による死亡がもっとも多く、次いで「肺」となっています。

・死亡者数(女性)

悪性新生物(平成28年) 死亡数(人)
悪性新生物全死因(女性) 153,129
(1位)大腸 23,063
(2位)肺 21,405
(3位)胃 15,673
(4位)乳房 14,013
(5位)肝 10,015
(6位)子宮 6,344
その他 62616

・死亡率(女性)

悪性新生物(平成28年) 死亡率
(1位)大腸 35.9%
(2位)肺 33.4%
(3位)胃 24.4%
(4位)乳房 21.8%
(5位)肝 15.6%
(6位)子宮 9.9%

②治療方法

ご自身が、がんをはじめとした悪性新生物を発症した場合、部位ごと、症状の進行状況等によって、どのような治療を受けるかは異なります。主な治療方法は次の4つとなります。

○手術療法

悪性新生物の組織を外科的な手術で取り除く方法です。早期に発見した場合、患者の体力が手術に耐えられる場合には、この方法が用いられます。

○薬物療法

抗がん剤、ホルモン剤等の薬物を使用する治療方法です。この治療方法は副作用を伴います。抗がん剤については、がん細胞を消滅または、その細胞を小さくする効果を持つ薬物です。

○放射線治療

悪性新生物の組織に放射線をあてて治療する方法です。身体の切開、患部の切除を行わないため、手術療法のように手術に耐えられる体力がなくても、治療を受けられます。

○免疫療法

自分の身体の免疫力によりがん細胞を治療する方法です。最近の注目されている方法で、免疫細胞を活性化させる物質の投与でがん細胞を治療していくことが期待されています。

2-2 心疾患(心筋梗塞)について

心疾患とは、脈の乱れを起こす不整脈や、先天性の心臓病、心筋・心膜の病気等、様々な疾患があります。その中でも心筋梗塞は、完全に血管が詰まることで、胸部に強烈な痛みが生じ、最悪には死にいたる危険な病気です。

心疾患、とりわけ心筋梗塞に関しては次のような治療方法があります。

○薬物療法

心筋梗塞(初期症状)、狭心症(※1)の治療に用いられます。硝酸薬、ベータ遮断薬、カルシウム拮抗薬、抗血小板剤等により血管を拡張、血管に詰まっている血栓を溶かす、心臓への負担軽減を行う、という目的で使用します。

※1狭心症・・・血管が狭くなることで血液の流れが悪くなり血液不足になる症状のことです。

○カテーテル療法

血管の狭窄、閉塞部分にカテーテルを用いて血管内の障害を取り除き、血流の回復を行う方法です。バルーン治療、ステント治療が行われ、いずれも血管を拡張させる手法となっています。

○手術療法

外科手術を行い血管の狭窄、閉塞による心筋の壊死を防止する方法です。閉塞が起きている箇所が広範囲に及ぶ場合に外科手術が用いられることが多いです。胸部を切開するために、全身麻酔および直接心臓へ処置を施すことになります。患者が手術を受けるには、それに耐えうる体力が必要となります。

2-3 脳血管疾患(脳梗塞)

脳の血管に何らかの原因でトラブルが起き、脳細胞の障害が発生する病気の総称を「脳血管疾患」と呼びます。とくに脳梗塞は脳の血管が狭窄または閉塞し、血液が脳へ流れなくなり、脳が壊死または壊死に近い状態になる病気です。症状も深刻で、片麻痺、意識障害、最悪には死に至ることになります。

脳梗塞の治療には次のような方法がとられます。

○薬物療法

抗血小板剤をはじめ血栓を溶かす薬剤、血液の凝固を抑える薬剤等を使用した治療が行われます。症状の悪化を防ぐ目的で処方されます。

○リハビリテーション

言語障害や手足の麻痺等が認められた場合に、その機能を回復させることを目的として行われます。言語療法、作業療法、理学療法があります。

○手術療法

厚くなってしまった血管内の内壁を切除する手術や、狭窄または閉塞した血管を他の血管につなぐバイパス手術等が用いられます。脳の部位や症状の種類により適切な切除方法が選択されます。

3.三大疾病のための対策

今は健康とは言っても、三大疾病になってしまったら深刻な事態になるのはわかった。

でも、その病気の治療を受けるにはどれくらいのお金がかかるのだろう?

そして加入している公的保険制度でどこまで保障されるのか?

こちらでは、医療費の目安として自己負担額や、保障額、その注意点を説明します。

3-1 三大疾病にかかると高額の医療費がかかる

三大疾病で入院した場合、患者の平均的な入院日数の目安は悪性新生物が19.9日、心疾患が20.3日・脳血管疾患が89.5日となっています。詳細については厚生労働省「平成26年(2014)患者調査の概況」をご覧ください。

三大疾病になった場合の全体の医療費及び、その全体の額から算出した患者の自己負担額(3割負担)の平均的な目安は以下の通りです。

なお、医療費の算定について公益社団法人全日本病院協会による2016年度4~6月分、7~9月分の統計を参考に、医療費の平均値等を作成しました。

①悪性新生物の医療費(目安)

悪性新生物(部位) 医療費全体(平均値) 自己負担額(平均値)
971,593円 291,478円
気管支および肺 903,101円 270,930円
直腸 900,536円 270,161円

②心疾患の医療費(目安)

心疾患(症状) 医療費全体(平均値) 自己負担額(平均値)
急性心筋梗塞 1,873,533円 562,060円

③脳血管疾患の医療費(目安)

脳血管疾患(症状) 医療費全体(平均値) 自己負担額(平均値)
脳梗塞 1,508,049円 452,415円
脳出血 2,225,295円 667,588円

三大疾病のいずれも自己負担額を見ても高額になることがわかります。ただし、高額な医療費を支払った後に、高額療養費制度を活用できるので一定の金額が払い戻されることになります。

3-2 高額療養費制度で対応できる?

三大疾病の医療費は、健康保険組合や国民健康保険に加入している場合に「高額療養費制度」を活用することができます。

この制度は所得に応じて自己負担限度額が決まっており、この限度額を超えた分の医療費を支払った後に、一定の金額が払い戻される仕組みとなっています。

平成27年1月の診療分から適用される自己負担限度額は次の表のとおりです(70歳未満の方が対象)。

所得区分 自己負担限度額 多数該当(※3)
年収約1,160万円~

○健康保険

・標準報酬月額(※1)83万円以上の方

・報酬月額81万円以上の方

○国民健康保険

・旧ただし書き所得(※2)901万円超の方

252,600円+((総医療費-842,000円)×1% 140,100円
年収約770~1,160万円

○健康保険

・標準報酬月額53万円~79万円の方

・報酬月額51万5千円~81万円未満の方

○国民健康保険

・旧ただし書き所得600万円~901万円以下の方

167,400円+(総医療費-558,000円)×1% 93,000円
年収約370~770万円

○健康保険

・標準報酬月額28万円~50万円の方

・報酬月額27万円~51万5千円未満の方

○国民健康保険

・旧ただし書き所得210万円~600万円以下の方

80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円
~年収約370万円

○健康保険

・標準報酬月額26万円以下の方

・報酬月額27万円未満の方

○国民健康保険

・旧ただし書き所得210万円以下

57,600円 44,400円
○健康保険、国民健康保険

・低所得者

・被保険者が市区町村民税非課税の方等

35,400円 24,600円

(※1)標準報酬月額・・・健康保険(適用される事業所が対象)の算定の際に、報酬額区分ごとに設定された計算用の金額のことです。4~6月分の給与等支給額の平均に基づき決定することになります。

(※2)旧ただし書き所得・・・住民税の賦課方式では既に廃止されている、旧地方税法の住民税賦課方式に関する条文の「ただし書き」として規定されていた方法により、算出された所得のことです。

(※3)多数該当・・・・・・・支払った医療費が、高額療養費として払い戻しされた際、1年間(直近12ヶ月間)で3月(3回目)以上となった場合は、4月目(4回目)以降から更に自己負担限度額が引き下げられることになる仕組みのことです。

民間企業の健康保険の高額療養費制度については、「全国健康保険協会」のホームページで詳細をご確認ください。

国民健康保険の高額療養費制度については、お住まいの市区町村のホームぺージにも所得割合等が掲示されている場合がありますが、「厚生労働省」のホームページでも詳細な情報を確認することができます。

3-3 高額療養費制度の注意点

公的保険制度でも手厚い保障が受けられますが、次の3つの点に注意が必要です。

①医療費が高額になることがわかっていたら事前の申請がお得

高額療養費制度を使って医療費の払い戻しを受けるまでに、約3ヶ月かかってしまいます。いったんは高額な医療費を支払っている状態であるので、払い戻されるお金を待っている間に、家計が圧迫されるおそれがあります。

そこで事前に「限度額適用認定証」を取得し、病院の窓口に提出すると、負担額が1ヵ月の自己負担限度額までに抑えられます。

この認定証を取得したいときは健康保険の場合、加入している健康保険組合へ、国民健康保険の場合は、市区町村の窓口へ申請します。

②高額療養費の対象となる方は忘れずに事後の申請を!

高額療養費の対象となる方は、国民健康保険の加入者ならば診療月の3ヶ月後以降、ご自宅に通知書が送付されてきます。

ただし、健康保険組合の加入者の場合は、高額療養費の対象となっていても送付の通知がなされず、ご自分で費用を計算して申請しなければならないケースもあります。

送付されてきたら速やかに書類に記入し、健康保険組合または市区町村の窓口へ提出しましょう。なお、高額療養費の申請には時効があり、診療月の翌月1日から2年を経過すると支給されませんので注意が必要です。

③食事代、差額ベッド代、先進医療については対象外

上記の代金について、公的保険制度では保障の対象外となります。この費用を補うには、民間の医療保険等に加入する必要があります。

4.医療保険の三大疾病保障特約

公的保険制度である程度、医療費は補われることは分かった。

しかし、治療の方法や入院日数が長期化すれば、公的保険制度に加入していたとしても家計にはかなりの負担になってしまう。

一体どこで、公的保険制度では対応できない分の負担を補えば良いのか?

こちらでは、その分の負担を補うことが期待できる医療保険について説明します。

4-1 三大疾病保障特約の特徴

医療保険とは、被保険者の手術や入院により発生した医療費の一部または全部に、保険会社が給付金を出す保険のことです。

この医療保険には、通常、三大疾病に関する保障が入っておらず特約を付加すると言う形で、三大疾病を保障してもらうことになります。

つまり、三大疾病をオプションとして医療保険が適用される範囲を拡大する形で契約することなります。

4-2 三大疾病保障特約の注意点

三大疾病の保障条件は厳しいことが挙げられます。三大疾病になれば必ず給付金が受け取れるわけではありません。このことは、後述する三大疾病保険の場合も同様と言えます。

保険各社とも若干の違いはありますが、概ね条件に関しては以下のようなことに該当していなければなりません。なお、各部位によって手術を受けた時にも保障を拡げている保険商品もあります。

①悪性新生物(がん)の場合

初めてがんと診断が確定された時に保障されます。ただし、初期のがん(上皮内がん)は保障から除外されている場合が多く、責任開始時(※1)から90日以内に診断確定を受けた乳がんも除外されている場合があります。特約を付加する際には、保障される内容を保険会社から受け取った保険のしおり等でしっかりと確認しておきましょう。

(※1)責任開始時・・・契約した医療保険の保障が開始される時期の事です。医療保険商品を契約して保障が即、適用されると言うわけではありません。

②心疾患(急性心筋梗塞)の場合

責任開始時以後、急性心筋梗塞が原因で初めて医師の診察を受けた日より60日以上にわたり、労働の制限が必要である状態が続いていると医師に診断された時に保障されます。逆にこの継続日数が60日未満の場合には保険は下りません。

③脳血管疾患(脳梗塞)の場合

責任開始時以後、脳梗塞が原因で初めて医師の診察を受けた日より60日以上にわたり、歩行障害、手足のまひ、言語障害等の後遺症が続いたと、医師に診断された時に保障されます。逆に60日未満で回復した場合には保険は下りません。

4-3 生命保険各社の三大疾病保障特約の紹介

こちらでは、一例として生命保険各社が扱う保険商品を紹介します。保険を選ぶ際の参考にしてください。

○オリックス生命「医療保険 新CURE(キュア)」

三大疾病保障特約を含んだ月払保険料は男性(20歳)が1,812円~、女性(20歳)は1,982円~となっています。

この医療保険は、死亡保障および解約返戻金(※1)が無い分、保険料を安く抑えてあります。更新が無いので、途中で保険料が上がることもありません。三大疾病による入院の際は、長期入院をサポートするため、支払い日数を無制限で保障しています。

(※1)解約返戻金・・・解約した場合に戻るお金のことです。

○アメリカンファミリー生命保険会社(アフラック)「ちゃんと応える医療保険EVER」

三大疾病保障特約(保険料払込免除)を含んだ月払保険料は男性(20歳)が1,235円~、女性(20歳)は1,370円~となっています。

この医療保険は、オプションとして、「三大疾病一時金特約」、「三大疾病無制限型長期入院特約」を付けて、保障の厚さを調整するシステムとなっています。

○メディケア生命「医療終身保険 メディフィットA」

三大疾病保障特約(無制限タイプ)を含んだ月払保険料は男性(20歳)が1,215円~、女性(20歳)は1,300円~となっています。

こちらの医療保険の特約では、三大疾病保険金(一時金)を受け取ることができます。がんに関しては上皮がんも保障の対象とされます。また、急性心筋梗塞と脳梗塞の場合、治療を目的とする公的保険制度の対象となる手術を行った時には、60日以上の労働の制限等の有無を問わず、保障の対象になります。

5.三大疾病保険について

医療保険のオプションとして三大疾病を付加することも有効だが、できれば今健康なので三大疾病だけに特化した保険にだけ加入したい。

その場合には、「三大疾病保険」という三大疾病のみを対象とした保険があります。

こちらでは、その特徴と注意点等を説明します。

5-1 三大疾病保険の特徴

三大疾病保険とは、主契約として三大疾病になった時の保障を受ける保険です。

この保険商品を扱う生命保険各社は、主契約をがんによる治療保障として、その他の三大疾病にかかった場合をオプションとすることや、死亡・高度障害保障を一定期間確保するなど、色々な保険商品が登場しています。

三大疾病保障特約を付加した医療保険よりも、各社とも細かいニーズに分けて(三大疾病の各診断、入院、手術ごとに給付金等が支払われるなど)を保障している点が特徴と言えます。

5-2 三大疾病保険の注意点

三大疾病になったとしても前述した「4-2 三大疾病保障特約の注意点」と同様に条件があります。

悪性新生物(がん)では、初めてがんと診断が確定された時を除いては保障されません。

心疾患(急性心筋梗塞)では、責任開始時以後、急性心筋梗塞を発病し、初めて診療を受けてから60日以上にわたり、労働の制限が必要である状態が続いていると医師に診断を受けた場合に保障されます。また、治療による急性心筋梗塞の手術を受けた時に保障される場合もあります。

脳疾患(脳梗塞)は、責任開始時以後、脳梗塞が原因で初めて医師の診察を受けた日より、60日以上にわたり後遺症が続いたと医師に診断された時に保障されます。また、治療による脳梗塞の手術を受けた時に保障される場合もあります。

5-3 生命保険各社の三大疾病保険の紹介

こちらでは、三大疾病保険に関する生命保険各社の保険商品について一例をあげて紹介します。保険選びの際の参考にしてください。

○チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアム」

月払保険料は男性(20歳)が1,279円~、女性(20歳)は1,219円~となっています。

この三大疾病保険は、放射線、抗がん剤等の通院が中心のがん治療を主契約として、三大疾病になった場合の各治療スタイルに合わせたオプションを付加して契約する保険商品です。特約として三大疾病が原因となった診断、通院、入院、手術、先進医療等を付加してご自身で保障内容を選択していきます。

○日本生命「みらいのカタチ 3大疾病保障保険」

月払保険料は男性(30歳)が4,750円、女性(30歳)は5,980円となっています。

この三大疾病保険は、がん・急性心筋梗塞・脳梗塞で所定の状態になった場合に保険金を一時金で受け取れます。また、初期のがん(上皮内がん)も保障の対象となります。

特約には、「リビング・ニーズ特約」があり、被保険者が余命6ヶ月と診断された時に、死亡保険金の全部または一部を受け取ることができます。

○東京海上日動あんしん生命「特定疾病保障定期保険(無配当)」

月払保険料は男性(30歳)が4,260円、女性(30歳)は3,240円となっています。

こちらは、がん・急性心筋梗塞・脳梗塞で所定の状態になった場合に、特定疾病保険金が支払われます。

また、死亡・高度障害(※1)の保障を一定期間にわたり確保できる保険商品です。

(※1)高度障害・・・病気やケガにより身体の一定機能が、死亡する場合と同じ位に重大な状態を指します。

6.三大疾病保険とがん保険

三大疾病保険はもしも自分が亡くなっても死亡保険金が支払われることが期待でき、加入する価値はある。

しかし、日本人の死因の1位となっている悪性新生物(がん)の備えるだけで今は足りる気がする・・・・。

そう思われた方もいらっしゃることでしょう。

こちらでは、がん保険の特徴と三大疾病保険とを比較して、その有用性を検証してみます。

6-1.三大疾病保険とがん保険

がん保険とは、がんに対する保障にのみ特化した保険です。がん保険の特徴は、色々ながん保険商品がありますが、主に医師にがんと診断された場合には一時金の支給が、手術をすれば手術給付金、入院をすれば入院給付金、通院でも通院給付金が支払われます。

また、特約等を付加して放射線治療、抗がん剤治療にも給付金が支払われる場合があり、がん治療を広範囲に金銭面でサポートする内容となっています。なお、がん保険の場合は加入する保険のタイプが「掛け捨て」であることが多いです。

それに対し、三大疾病保険は「定期保険」で無い限りは、終身保険であることが一般的です。つまり、保険のタイプが終身保険であれば三大疾病にならなくても、被保険者が亡くなった際に遺族が死亡保険金を受け取ることができます。それに加え、途中で解約したいときには、短期間で解約した場合を除き、解約返戻金も受け取ることができるケースが多いです。

三大疾病保険とがん保険は保険の仕組みが異なっているため、支払う保険料が同じで、がんだけに気をつけたい場合には、がん保険に加入した方がより手厚い保障を受けることが期待できます。

6-2 がん保険の注意点

がん保険にも注意すべき点があります。それは前述した通り、がん保険のほとんどのタイプが「掛け捨て」であるという点です。

「掛け捨て」とは保険に加入しても、がんにならないまま亡くなった場合には、結局何も受け取れないということです。

加入している間に支払う保険料は比較的安いですが、解約した場合でもお金が戻らないタイプの保険がほとんどです。

がんの苦痛が無い人生を終えることは幸いなことですが、お金を支払い続けたまま何も戻らないのが、多くのがん保険商品の特徴です。

6-3 三大疾病保険とがん保険、どちらを選ぶ?

がんは、20代、30代の方でも発症する危険はあります。そのため、20代から一定の年齢(例えば40代)になるまでは、掛け捨てを承知の上で安いがん保険に加入して一応の備えとします。

その後、40代で保険を見直して、通常の医療保険に加入しがん特約を付加したり、保障内容が充実している三大疾病保険に加入し直すことも選択肢の一つです。

また、若いうちから健康面で不安を抱えて、がんのみならず、急性心筋梗塞・脳梗塞も心配ならば、早い段階で三大疾病保険に加入や、通常の医療保険に加入し三大疾病保障特約を付加したりして、幅広い病気への備えにしておくことも有効な方法と言えます。

7.まとめ

通常の医療保険、三大疾病保険、がん保険のそれぞれに一長一短は必ずあります。また、生命保険各社の保険商品にも特徴があります。

そのため、保険の加入を希望する場合には、生命保険会社1社のみ、保険商品1つのみで判断するのではなく、各社の資料を収集し、慎重に比較しながら、ご自身の希望にふさわしい保険商品を選ぶことが必要です。

 

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