生命保険の月額保険料はもっと安くできる?自分にあった選び方とは?

毎月欠かさずに支払っている保険料だけれども、節約のことを考えると安いほうが当然いいですよね。

そうはいっても、もしもの時の為の保険だから、保障内容が悪くなったりしてしまうのも不安だと、なかなか加入している保険を見直すことが出来ないという方もいるかと思います。

しかし、実はそれは誤解で、その人ごとに必要な保障内容が変わってくるため、実はしっかりと考えてみるとよりシンプルでお金のかからないような保険に乗り換えることもできるんです。

この記事では、自分にはどのような保険がおすすめなのか、そしてそれらの特徴をご紹介していきたいと思います。又、保険に加入するタイミングにもなりやすい社会人や、家族を持った方などのおすすめな保険などもご紹介していきます。

目次

1.人によって変わる貯蓄型と掛け捨て型ってどうやって決めればいいの?
1.1 一生涯手厚く保険を受けたいのならば貯蓄型
1.2短期的な保険でもいいのならば掛け捨て型
1.3最低限の保険以外は自分で貯蓄をしたい方は掛け捨て型
2.シンプルで安い掛け捨て定期保険ってどんな特徴があるの?
2.1必要な時期だけ保障を受けることができる
2.2子どもの成長に合わせて保障額を下げることができる
2.3社内の中でグループを作る1年更新の超短期型もある
3.割高でも安心できる終身保険ってどんな特徴があるの?
3.1払い続けた保険料はいずれ自分のもとに返ってくる
3.2払込期間が終了しても死ぬまで保障されている
3.3毎月欠かさず積立ができる
4.今入っている生命保険の見直し方のポイントって一体どこなの?
4.1高額になる死亡保障は必要かどうか
4.2自分の価値に見合った保障額かどうか
4.3他の保険と比較して月額の保険料は妥当か
5.見直しの際に気をつけておきたい3つの保険の違いと特徴って?
5.1シンプルでこまめに見直したい生命保険
5.2状況や給付額を重視したい医療保険
5.3保険料が安くても入るかどうかを検討したいがん保険
6.20代で知っておきたい保険とお金の関係って?
6.1早期加入したほうが保険の月額料金は安くなる
6.220代の月額保険料はかなり安め。
6.3独身と既婚だと入る保険のプランが変わってくる
7.子育て世代の考えておきたい保険の月額プランって?
7.1子どもに心配をかけない保険の2本立てを検討する
7.2子どもの成長を踏まえた保障のある保険に加入する
7.3 保険の月額は家計を圧迫させない
8.まとめ

1.人によって変わる貯蓄型と掛け捨て型ってどうやって決めればいいの?

保険に入る際、貯蓄型にするか、掛け捨て型にするかという話をよく聞くという方も多いのではないでしょうか。

貯蓄型と掛け捨て型の保険の違いは、大きく分けると月額の保険料です。実は、掛け捨て型の方が貯蓄型に比べると、多くて10分の1の月額保険料であると言われています。

しかし、掛け捨て型は契約満了するとなんの保障もなくなるのに対し、貯蓄型には解約返戻金があったり契約満了しても死ぬまで保障されるなどの大きなサポートがある事が魅力的だとも言われています。

これらの保険のどちらかに入るかというのは、その人のライフプランによって異なってきます。

それでは一体どのような人にどちらがおすすめなのかを見ていきましょう。

1.1 一生涯手厚く保険を受けたいのならば貯蓄型

貯蓄型の終身保険などは、月額の保険料は高いものの、その保険料は積み立てられ確実に保険金として戻ってくると言われています。

その為、自分が死んだとしても確実に遺族には保障を相続したいと言った方や、自分がなくなった後に葬式代金などに使う目的としての貯蓄を行いたいという方には確実に保険金が受け取れる貯蓄型がオッス梅です。

もちろん掛け捨て型に随時更新して加入することも可能ですが、年齢が増すに連れて保険料が上がる掛け捨ては高齢者にはあまりおすすめしません。

1.2短期的な保険でもいいのならば掛け捨て型

貯蓄型の保険であっても解約返戻金目当てに途中解約すると、結局損をしてしまうこともあると言われています。これは、貯蓄型の保険料は保障に加えて貯蓄を加味した値段なので割高になっていますが、解約のタイミングによっては解約返戻金が十分に戻っていないというケースがありうるからです。

その為、ずっと保険料を払い続けていきたくはないけれど、子どもが成人するまでは自分が死亡してもどうにかなるようにしたい、又一時的に仕事の安定性でも不安なので保険に入っておきたいといった場合には、安価で解約しやすい掛け捨て型の保険がおすすめです。

特に最近ではネットでも契約できるため、すぐに契約することも可能です。

1.3最低限の保険以外は自分で貯蓄をしたい方は掛け捨て型

貯蓄型の保険の場合は、保障に加えて貯蓄をするという側面を持っています。その為、自分が毎月保障を買い取るとともに、貯蓄したいお金を貯金しているという構図ができます。

しかし、人によっては保険商品を通じて、保険会社が自分の資金を運用するよりも、自分で株式投資や不動産投資のほうがリターンが大きいため、極力保険にはお金をかけたくないという方もいるかと思います。

そういった方の場合は、最低限の保険料で最低限の保障のみを受けることができる掛け捨て型の保険がおすすめです。

2.シンプルで安い掛け捨て定期保険ってどんな特徴があるの?

掛け捨て型か貯蓄型、自分がどちらの保険の方がおすすめなのかが分かってきたところで、両方の保険は一体どういった特徴があるのかと疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

それでは早速、安価であるものの、保障のみの保険である、掛け捨て型の定期保険とはどういった特徴があるのかを見ていきたいと思います。

2.1必要な時期だけ保障を受けることができる

一番シンプルな定期保険の場合、その保障内容は契約期間の一定期間だけ保障されるというものです。その保障期間内になくなった場合には、契約したとおりに保険金が支払われることになっています。

定期保険の契約期間は大体10年、20年といった年数での期間、もしくは60歳まで、65歳まで、と言った年齢での期間に分かれています。ただ、契約満期の際に原則として保険の更新をすることも可能です。ただ、その場合は保険料が更新の際の年齢に合わせて変更されます。月額保険料は保障期間が短いのに比例して安くなります。

最近ではインターネットのみで店舗に行かずに加入することができるネット生保や、通販型の保険商品などもでています。その為、終身保険に比べると圧倒的に保険料を安く抑えることができます。

2.2子どもの成長に合わせて保障額を下げることができる

子どもが成人するまでや、子どもが社会人になるまでの期間だけ保険に加入したいという方もいるかと思います。そういった方には、子どもの成長に合わせて保障を変更することができるような保険がおすすめです。

定期保険の場合、死亡すると基本的に保険金が全額一括で支払われる仕組みになっています。又、それに加えて収入保障保険の場合毎年決められた期間の間は一定額が支払われるようになっています。

収入保障保険に加入して死亡してしまった場合には、残った保障期間の間、一定の料金が毎年支払われることになります。その為、子どもがまだ幼くても、残された家族が生きていくのに不便がないようになるまでは必要なお金が毎年受け取れます。

これは特に子どもが成長していくに連れて必要になるお金も変わっていきますし、何より大切な家族が亡くなったのに大きなお金が手に入ると、なかなか使いづらいという方もいるかと思います。その為、このように分割して振り込まれると使いやすいというメリットもあります。

ただ、毎年受け取る保険金は雑所得に分類されるため、毎年所得の一部として確定申告しないといけない手間はあります。その為、人によっては一括で受け取ってしまう方もいるようです。

2.3社内の中でグループを作る1年更新の超短期型もある

企業の中で取りまとめられている団体保険の1種を、グループ保険と呼びます。これは企業によっては扱っているところと扱っていないところがあるためしっかりと確認してみましょう。

通常の保険と違い、申し込みができるのは年に1回などに限られています。また、1年更新型の超短期型の保険になっています。

会社によって保険料が一定なところもあれば、保険料がどんどん上がっていくものもあります。ただ、通常の保険よりも保険料は割安になっていて、場合によっては配当金として保険金の余剰金が還元されることもあります。

ただ、会社を辞めてしまった場合には原則的に加入したり継続更新することはできないことになっているため、自分がどの位今の会社に残るのかを検討した上で他の保険と並行して入るのもおすすめです。

3.割高でも安心できる終身保険ってどんな特徴があるの?

掛け捨て型の定期保険とは安いのに加えて、様々な特徴があることがわかったかと思います。続いて気になるのが割高ではあるけれども、手厚いサポートがあるという終身保険ではないでしょうか。

特に、手厚いサポートが本当に自分の求めているものと合致しているのか心配な方もいるのではないでしょうか。

それでは一体終身保険にはどのような仕組みがあるのかを見ていきたいと思います。

3.1払い続けた保険料はいずれ自分のもとに返ってくる

終身保険は一貫して定期保険よりも割高な月額保険料を支払っていきます。

しかし、その保険料は貯まっていくため、早期定年である60歳の時に解約すると、その貯まっていった保険料を全額解約返戻金として受け取ることができます。

また、保険料払込期間中や解約をする前までに死亡してしまった場合にも、死亡保障である保険金は支払われるようになっています。

また、保険料払込期間満了で解約することなく、そのまま放置しておくと払い込んだ保険料は保険会社によって運用されます。

その為、一定の期間の後にはより解約返戻金が増えている場合もあります。

また、保険商品によっては、貯まった解約返戻金や保険金を年金として受け取ったり、介護保障として運用することも可能です。その為、老後や死亡した後が心配だという方の場合には、決められた契約満期まで払込することができるのならばかなりオトクな保険になっています。

ただ、何らかの事情で60歳までに解約をすることになってしまった場合には、支払った保険料の総額よりも、解約返戻金が下回る事が多いため、解約をすると損をする可能性が高いと言う事になります。

3.2払込期間が終了しても死ぬまで保障されている

終身保険は保険料を支払う期間は明確に定まっています。しかし、仮に払込期間が終了しても、保障は自分が死ぬまで一生継続されます。その為、いつ亡くなったとしても保険金はかならず支払われます。

また、保障が必要ではなくなったため、途中で解約したとしても解約返戻金はもらうことができます。

どちらにせよ葬儀費用や相続税などと言った自分が死んだ後に発生すると思われるお金を賄うことができるくらいのお金を手に入れることができるため、老後も安心して生活することができます。

3.3毎月欠かさず積立ができる

なかなか将来に対して明確に貯蓄をすることができないし、お金を貯めても家や車、教育費用などを考えると老後の資金なんて今から貯めてられないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、終身保険の場合は、毎月必ず保険料を支払うだけで、保障に加えて積立貯蓄を行うことができます。その為、何も意識して節約や貯金をすることなく、貯金をすることができます。

また、難しい運用などをしないでも保険会社が運用を行ってくれるというメリットもあります。

4.今入っている生命保険の見直し方のポイントって一体どこなの?

今加入しているのが本当に自分にあっている生命保険なのかどうかわからないとい方も多いのではないでしょうか。特に、月額保険料が家計を圧迫している場合は、保険を見直したいですよね。

そんな生命保険は一体どこをポイントにして見直すべきなのかをご紹介していきたいと思います。

4.1高額になる死亡保障は必要かどうか

死亡保障というのは、自分が亡くなった時に大切な家族が困らないように残す保障のことです。その為、扶養家族がいない独身の方や、子どもがいない共働きの夫婦などは亡くなったとしても経済的にはそこまで支障をきたすことはありません。

生命保険に入っているからといっても、人によっては必ずしも死亡保障は必要ではないため、高額な死亡保障が必要なのかどうかを一度見直してみましょう。

4.2自分の価値に見合った保障額かどうか

死亡保障が必要だと思っている方の中には、保障額が本当に適切な価格なのかどうかも一緒に見ていくことをおすすめします。

特に、保険に入ったまま放置していた方の場合は、子どもの数に対して保障額が大きすぎたり、小さすぎたりと言ったことがあります。

また、18歳未満の子どもがいる夫婦のどちらかが死亡した場合には遺族基礎年金が、会社員の場合には更に子ども数に応じた遺族厚生年金が支払われるようになっています。加えて会社から死亡退職金や育英年金なども支払われることがあります。それらを踏まえた上で、自分の保障額は大きいのか、小さいのかを見ていきましょう。

他にも住宅ローンや学資保険などは、契約者の死亡によってそれ以降の保険料が免除される場合もあるため、一体自分が死亡したらどこからどの位の保障額が振り込まれるのかと言ったことをしっかり見直してみるのもいいかもしれません。

4.3他の保険と比較して月額の保険料は妥当か

最後にチェックしておきたいのは、月額保険料が本当に自分にあっているのかどうかということです。自分が現在入っている保険料よりも格安の保険料金で、同じくらいの保障内容のものはないのか、又、グループ保険や共済などでは駄目なのかどうかなど、色々な保険商品を試算してみるのもいいかもしれません。

月額で支払う料金は積もり積もれば馬鹿にならないので、後から後悔することがないようにしっかりと見直して、納得できる商品に保険料を支払っていきましょう。

5.見直しの際に気をつけておきたい3つの保険の違いと特徴って?

生命保険損する

人によっては生命保険だけではなく、医療保険やがん保険など、将来に対して様々な保険をかけているというかたもいるかと思います。しかし、そうなってくると見直しの際にどれを本当に見直せばいいのか段々混乱してきてしまいますよね。

そんな方のために見直しの際に気をつけておきたい3つの保険の違いや特徴をご紹介していきたいと思います。

5.1シンプルでこまめに見直したい生命保険

生命保険というのは、シンプルな仕組みになっており、死亡した時にお金がもらえる仕組みです。この生命保険というのは必要な額を必要な期間だけ支払う定期保険、満期になっても保障は続く終身保険、そして時期によって保障が変動する収入保障保険の3種類に分かれています。

もちろん人によっておすすめな保険があるのでなんともいえませんが、どうしても悩むという方は家族構成が変わったり、年齢によって見直すことがいつでも可能な定期保険に加入するのがおすすめです。

人によっては生命保険を選ぶ時に保険代理店などで決める方もいるかと思います。

しかし、その場合には手数料なども生じるため、自力でネットを介して契約するときよりも保険料なども割高になってしまいます。また、会社によっては関係の強い保険の方をどうしても勧める場合もあるため、本当に自分に合ったものを選びたい方は自分で契約するのが一番おすすめです。

5.2状況や給付額を重視したい医療保険

不慮の事故や病気などで入院や手術をした時に、その時期などに比例して給付金を受け取ることができる仕組みが医療保険です。この医療保険は病気の種類や入院する期間によって金額が変動するため、複雑に感じる方もいるかと思います。

医療保険を選ぶ時に気をつけておきたいのは、入院に対しての保障よりも手術に対する保障を重視することです。基本的に日本では入院することは少なく、自宅療養や日帰り手術などを行うところも増えてきています。ただ、医療保険は入院日数によって給付額が決まることもあるため、そうなると十分に保障をうけることができません。

その為入院によっての給付額よりも、手術によっての給付額を意識したほうが結果的にお得になることもあります。

5.3保険料が安くても入るかどうかを検討したいがん保険

若い方の中ではあまり入ることもないかもしれませんが、医療保険の中でもがんに特化した保険であるがん保険に入ろうかどうかを検討している方もいるかと思います。特に日本人の2人に1人は癌にかかるといわれている今、たしかにがん保険に入ったほうがいいのでは思う方もいるのではないでしょうか。

このがん保険は様々な病気に対して保障がされる医療保険に比べると、月額保険料は安くなっています。また、がんと診断される事で一時金が給付されるのに加え、がんであると入院日数に上限がなくなります。その為、万が一がんにかかってしまっても生活の心配をすることなく、安心して治療に専念することができます。

ただ、他の医療保険であっても大抵がんは対象の病気として含まれているため、がん保険に加入する必要がない場合もあります。また、医療保険に特約をつけることでがんに対して保障を厚くすることも可能です。

6.20代で知っておきたい保険とお金の関係って?

社会人になり、結婚を意識し始めると生命保険などの加入も検討し始める方が多いかと思います。特に、初めて保険に入る方が多いため、自分にあっている保険はどれなのかと思う方も多いのではないでしょうか。

それでは一体20代の月額保険料はどのようなものなのか、そして20代で入るメリットとはあるのかどうかを見ていきたいと思います。

6.1早期加入したほうが保険の月額料金は安くなる

実は、20代の内に保険に入ることで一番オトクであるのが、総支払額が変わるということです。死亡保障が同じであっても、月額保険料金は実は年令によって変わってきます。その為、月額保険料を抑えたいのならば早期加入するのが一番おすすめです。

ただ、20代の内に加入すると言っても生命保険の月額保険料金は基本的に年代ごとの死亡率から割り出されています。これらの年代ごとというのは、基本的に5歳刻みなので20歳から24歳までに加入した場合の保険料よりも、25歳の加入時の保険料のほうが割高になってしまうと言われています。

もちろんそこまで圧倒的に価格が変わるわけではありませんが、気がつくと入るタイミングを逃してしまったということもあるため、しっかりと保険を入るタイミングを検討することは大切です。

また、生命保険に加入すると、生命保険料控除を受けることができます。これらは年末調整や確定申告でしっかりと手続きを行わないといけないという手間はありますが、それによって節税対策にもつながります。

6.220代の月額保険料はかなり安め。

保険料は、保障に掛かる金額を保険の契約期間中に支払うため、加入する年齢が高ければ高いほど月額の保険料は割高になってしまいます。

これは20代の方が死亡するリスクは低いため、加入年齢が上がれば上がるほど自己負担額はリスクの分だけどうしても上がってしまう為です。

その事から、比較的死亡率の低い20代で生命保険に加入する事で、月額の保険料を安くすることが出来るのです。

また、保険料の総額は、定期保険か終身保険の違いや、保険料の支払い方法が60歳までなどの有期なのか、死ぬまでの終身なのかで、総額も変わってきます。

比較的安い保険料で加入する事で、総支払額も抑えれる事にもなると言う事もあります。

6.3独身と既婚だと入る保険のプランが変わってくる

20代の方の保険の加入内容は、未婚か既婚かによってかなり変わってくると言われています。独身の場合は月額保険料も安価で、死亡した時に支払われる保険料もそこまで高くない保障のプランに加入しています。これはもちろん保険金の受取は自分の両親であり、自分が死んだからといっても生活に困る方はそこまでいないからではないでしょうか。

しかし、家族を持っていたり、結婚したりしているような方だと保険料も倍額程度になり、死亡保障も高額のものになっています。確かに家庭に対して残すことができる保障は大切だからではないでしょうか。

ただ、独身であっても結婚を考えていたら今すぐに保険を見直すべきというわけではありません。必要な保障に合わせて定期保険を組み合わせるなどして、今の保険に発展して付随させていくのもいいかもしれません。ただ、その場合は終身保険が安価になり、負担にならないような保険体制を作ることをおすすめします。

また、収入がまだそこまで多くない社会人の方などは掛け捨ての定期保険を継続し、更新によって値上がりしてしまう時にきちんとした終身保険に加入してしまうというのも方法の1つです。どれが正解というわけではありませんが、しっかりと自分にあった保険を考えていくことがいちばん大切です。

もう少ししっかりと考えていきたいという方は、ファイナンシャルプランナーなどに相談するのもいいかもしれません。

7.子育て世代の考えておきたい保険の月額プランって?

独身時代や夫婦だけと違って、子どもがいると保険の加入プランなどもまた変わってきますよね。何より子どもが成人するまで加入するのか、それとも一生死ぬまでの保障にするのかというところも悩みどころではないでしょうか。

本当は十分に心配のない保険に全て入りたいけれど、月額保険料を考えたらそれも難しいというかたに、おすすめの保険プランをご紹介していきたいと思います。

7.1子どもに心配をかけない保険の2本立てを検討する

子どもが生まれると、自分が死んでしまったとしても、生活をして行く為の保険金が受け取れる死亡保障が必要になってきます。また、万が一の怪我や病気で仕事ができなくなる可能性も考えると医療保険も入っておきたいのではないでしょうか。

この2つの保険は見落とすことなくしっかりと検討しておきたいですよね。

定期保険は保険期間が終了するまで保険金額は変わりません。しかし、収入保障保険の場合は加入直後が一番高額で、そこから保険期間終了までどんどん受け取る保険金額は減額されていきます。この制度のため、実は安価であるといわれている定期保険よりも収入保障保険の方が安くなっています。

たくさん子どもがいるなどの理由で高額な保障金額を受けたいという方は、収入保障保険の方が総額の保険料は安くなることがあるため、試算してみましょう。

7.2子どもの成長を踏まえた保障のある保険に加入する

万が一死亡した時の保険金額は夫婦の職業や子どもの人数などの様々な家庭環境から導き出されます。また、それらはたいてい末っ子が独立するまでの保障期間になっています。

その為、今加入している保障金額や保障期間でも十分に生活を賄うことができるのか、又、もしもの事があったとしても保険以外のところからの補助などはどのくらい受けることができるのかなどを踏まえた上で保障が合っているかどうかを検討することが大切です。

7.3 保険の月額は家計を圧迫させない

終身保険は安心できるサポートがたくさんついていますが、月額保険料は割高ですよね。しかし、掛け捨て型の定期保険だと安くても保障内容が少し不安だし、とお悩みの方もいるかと思います。

子どもが心配だから少し保険料が割高でも、終身保険に加入し、加えていくつかの保険に並行して加入しているという方もいるかと思います。

しかし、無理して保険料を払っていても、それが払いきれなくなり途中解約するのは一番もったいないことになってしまいます。そうならないためにはしっかりと見直し、必要に応じて保障額を下げてグレードの低い保険に入ることも大切です。

また、場合によってはリスク細分型という健康や喫煙の状態に応じて保険料が安くなることもある保険もあるので、それらの制度をフル活用するのもいいかもしれません。

8.まとめ

いざという時に頼ることになる保険は、自分の生活だけではなく、大切な家族を経済的に守ることになるので適当に選びたくないという方も多いかと思います。

そうはいっても、本当にリスクのないような完璧な保険はありませんし、あったとしてもそれは一時だけです。

また、月額保険料が自分たちの普段の生活に悪影響を及ぼすのであれば、それは適している保険ではないといえます。

自分たちのライフプランや、子どもがどのように成長していくのかをしっかりと考えて、それに合わせて保障を変動させていくことが一番自分たちにあった保険を選ぶことができるようになります。

その時に自分に合っていても、家族の形はどんどん変わっていきますし、環境も変わります。面倒かもしれませんが、いつも保険を見直すことで、月額保険料も、保障内容も自分たちに一番合ったものをいつも選ぶことができるようにしましょう。

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