生命保険の加入率と払込保険料と保険金額の平均とはどのくらい?

 

生命保険には入った方がいいと思っている人が多いのではないでしようか?

しかし、加入しようとしても、生命保険には死亡保険や医療保険など色んな種類の保険があってどの保険に加入すればいいのか迷ってしまいますよね。

生命保険に加入する際に目安の一つになるのが加入率ではないでしょうか。

これから、生命保険に入っている人はどのくらいいるのか、満期の保険金はいくらに設定しているのか、支払う保険料の目安や、実際に保険金はどれくらい支払われているのかなどについて解説しますので、生命保険加入の際の参考にしてください。

目次

1.生命保険加入率

1.1生命保険加入率 年齢別

1.2生命保険加入率 男女別

1.3 生命保険加入率 都道府県別

2.生命保険の加入件数

2.1生命保険に加入する理由ランキング

2.2生命保険の加入目的ランキング

2.3生命保険人気ランキング

3.生命保険種類別の加入率

3.1医療保険・医療特約の加入率

3.2がん保険・がん特約の加入率

3.3個人年金保険の加入率

4.生命保険の保険料と保険金

4.1死亡保険の加入金額

4.2医療保険の加入金額

4.3がん保険の加入金額

5.海外での加入率

5.1イギリスでの加入率

5.2アメリカでの加入率

5.3日本の加入率は世界の中で高い

6.既婚者の加入率

6.1既婚男性の加入率

6.2既婚女性の加入率

6.320代独身女性の加入率

7.生命保険の支払額と加入者

7.1若年者の加入が減少

7.2保険料の支払額

7.3加入率はあくまで目安、加入する目的にあった保険を

8 まとめ

1.生命保険加入率

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生命保険文化センターの平成28年度「生活保障に関する調査」によりますと、生命保険の世帯加入率は全生保で89.2%(前回90.5%)、民保で78.6%(前回78.4%)となって います。

前回と比較すると、全生保で1.3ポイント減少していますが、民保では平成21年以降増加傾向 が続いていて、前回と比べると10ポイント近くの増加となっています。

また、生命保険に加入している人は男女とも多くて、男性では80.6%、女性では81.3%となっています。

これは、前回(平成25年度)の調査より男性は0.3ポイント、女性は0.6ポイント減少しています。
また、性別・年齢別で生命保険加入率をみますと、男女とも40~50歳代で高くなっていると言うことが言えます。

生命保険の加入率をもう少し詳しくみていきましょう。

1.1生命保険加入率 年齢別

生命保険の加入率を年齢別に見ますと、20歳代では男女とも50%程度ですが、30歳代になると80%と高い水準に達しています。

これは、多くの方が20歳代~30歳代にかけて生命保険に加入していると言うことが言えます。

いわば人生の分岐点ともいえて、人生の中で大きく生活が変わる20歳代や30歳代は生命保険の加入や見直しの時期とも言えます。

1.2生命保険加入率 男女別

生命保険の加入別を男女別で見ますと、年代別の全体の平均では、男性は 80.6%で女性は81.3%と女性の加入率が0.7ポイント高くなっています。

年代別でみますと、

・20歳代  男性 58.2% 女性 53.2%

・30歳代  男性 84.1% 女性 81.3%

・40歳代  男性 88.1% 女性 87.1%

・50歳代  男性 87.8% 女性 88.1%

・60歳代  男性 81.6% 女性 83.5%

となっており、20歳代から40歳代までは男性の加入率が高いですか、50歳代から逆転して女性の加入率の方が高くなっています。

どうして女性の加入率が高くなっているのか、断定はできませんが、女性が働く機会が増えたことや共働きの家庭が増えていることから、女性も生命保険の必要性を検討しているのではないかと思われます。

1.3生命保険加入率 都道府県別

生命保険の都道府県別加入率の上位・下位のそれぞれ5位までを、一般社団法人『2017年版生命保険の動向』が発表した、平成28年における個人保険の契約状況でみていきます。

【上位5位】
1位 東京:1,923万件
2位 大阪:1,175万件
3位 神奈川:1,132万件
4位 愛知:991万件
5位 埼玉:886万件

【下位5位】
1位 鳥取:87万件
2位 島根:89万件
3位 高知:101万件
4位 山梨:111万件
5位 徳島:113万件

こうしてみますと、当然と言えば当然ですが、生命保険加入件数は人口に比例していて、人口の多い大都市地域での生命保険加入件数が断然多いことが分かります。

下位5位については、いずれも人口が少ない地域であり、生命保険加入件数も少ない件数となっております。

2.生命保険の加入件数

 

生命保険の個人保険の保有契約件数は 1 億 6,772 万件で前年度の104.8%の保有契約数です。

保有契約高については、 862 兆 9,052 億円で前年度の100.5%となっております。

保有契約件数は 9 年連続で増加しています。

保有契約高は近年の傾向が死亡保障を抑えて医療保障を充実させていることなどを反映して減少傾向にありましたが、平成 28 年度は前年度に続き増加となっております。

また、平成28年度中の個人向けの生命保険の新規加入件数を見ますと、1.930万件で、68兆4.789億円です。

前年度と比較しますと、件数は前年度の97.1%で契約高は、前年の98.8%といずれも減少しています。

これは、国内金利が低下したことから一時払い商品が予定の利率を引き下げによる販売停止等を行ったことの影響もあったことと推察できます。

 2.1生命保険に加入する理由ランング

生命保険に加入する理由についてランキング別について見ますと

リスクを考えて加入した

・死亡保障や入院のため

・持病があるから

・万が一の際、住宅ローンなどの返済に充てる

家族のために

・医療費ともしもの時の妻の生活資金にしたい

・もしものときに子供のため

・親のため

・家族に葬儀や相続などで負担をかけさせたくない

■いざという時のため

・何かあった時のための備えに

・いつなんどき何があるか起こるか分からない

・健康保険だけでは不安

・安心のため

■資産運用を考えて

・貯蓄機能があるので、何かあった時や将来の収入になる

・以前加入して、今よりも利率がよくて貯蓄となったから

・積立として残しておきたい

・万一のことを考えて。終身保険であれば老後の備えにもなる。

・積立のような保険は満期になって受け取りの学が増えれば、将来少しでも安心できる

■人から勧められたから

・会社の団体保険で保険料が安いから

・会社の福利厚生の一環だから

・職場の斡旋があったから

・親に勧められたから

・保険外交員に勧められたから

以上生命保険に入る理由ランキングを見てきました。

やはり、自分の家族のためと考えている方が多いことが伺えますね。

2.2生命保険の加入目的ランキング

次に生命保険の加入目的ランキングをみていきましょう

2010年~2015年に加入した人を対象にした調査結果です。(重複回答でもいいため、100%とはなっていないです。)

1位 医療費や入院費のため           58.5%

2位 万一の時の家族の生活保障のため 53.1%

3位 万一の時の葬式代のため         13.0%

4位 子どもの教育・結婚資金のため     7.9%

5位 災害・交通事故などにそなえて     7.7%

6 老後の生活資金のため          7.7% 

7位 貯蓄のため                     6.1%

8位 介護費用のため                 2.9%

9位 万一の時のローン等の返済のため  1.9%

10位 相続及び相続税の支払いを考えて 1.8%

11位 税金が安くなるので              1.5%

12位 財産づくりのため                1.2%

13位 土地・家屋の取得・増改築のため   0.4%

14位 その他                         0.7%

15位 不明                           0.5% 

目的別でも、保険に入った理由と同じに、家族の生活保障や医療費・入院費用を補うためが半数以上を占めていることが分かります。

2.3生命保険人気ランキング

インターネットで人気のある生命保険の商品について、ランキング上位5位までをみていきます。

第1位 定期死亡保険 かぞくへの保険 ライフネット生命

「かぞくへの保険」の特長

・定期死亡保険「かぞくへの保険」は、シンプルな掛け捨てタイプで、手頃な保険料で、万一の場合に備えることができます。

・定期死亡保険「かぞくへの保険」は、100万円単位で保険金額を設定できます。そのため、月々の保険料をいくらにするか、予算を見比べながら細かい調整が可能となっています。

・定期死亡保険「かぞくへの保険」は、病気でも事故でも災害でも、万一のときは同額の死亡保険金が受け取れることができます。
約款所定の高度障害状態となった場合でも、死亡保険金と同額の高度障害保険金が受け取ることができます。

■第2位 クリック定期  SBI生命    

クリック定期の特長

・解約返戻金がなく、インターネットで申し込むため、手ごろな保険料です。

・インターネットからの申込みなので簡単でスピーディに加入できます。

・告知入力画面は見やすく、入力しやすい表示です。

・本人確認書類を提出するとこは不要なのでそのの場で完結します。

・一定期間の万一の保障を確保できる満期保険金のない商品となっております。 

■第3位 定期保険 Bridge(ブリッジ) オリックス生命

定期保険 Bridge(ブリッジ)の特長

・インターネット申込専用なので手ごろな保険料で加入できる。

・申込みがカンタンでスピーディーに行える。

・保険期間と保険金額をニーズに合わせてカスタマイズすることがきる。

・病気でも、事故でも、災害でも同額の死亡保障がされる。

・重い障害状態に該当したとき、以後、保険料の支払いは免除される。

・余命6カ月以内と判断されたとき、生存中でも前払いで保険金が支払われる(リビング・ニーズ特約が付加されている。 

■第4位 ごあんしん共済 富士少額短期保険

ごあんしん共済の特長

・89歳まで加入でき、100歳まで更新することが可能です。

・50万円、100万円、150万円、200万円、300万円の5つのプランから自分に適した保障を選ぶことができる。

・加入の際の、医師の診査は必要ない。 

■第5位 定期保険2 アクサダイレクト生命

定期生命2の特長

・死亡保険金額が高額になるにつれ、100万円あたりの保険料が割安になる。

・解約返戻金をなくすことで保険料を抑えている。

 

 3.生命保険種類別の加入率

 

『生命保険に関する全国実態調査』によると、生命保険の種類別の加入率はそれぞれ下記の通りです。

保険の種類別の新規契約で見ますと、

・医療保険 355万件 22.8%

・終身保険 351万件 22.5%

・定期保険 216万件 13.9%

・ガン保険 208万件 13.4%

・養老保険 138万件 8.9%

となっております。

この中で注目することは、前年の順位と定期保険とガン保険の順位が入れ替わったことです。

新規契約高別に見ますと、

・定期保険 35 兆 9,772 億円  48.9%

・終身保険 14 兆 3,773 億円  19.5%

・養老保険  5 兆 1,947 億円  7.1%

・こども保険 1 兆 7,811 億円  2.4%

・変額保険  1 兆 5,587 億円  2.1%)

となっており、子供保険の順位が上昇しております。

保有契約件数の、保険種別に見ますと、

終身保険 3,659 万件   21.8%

・医療保険  3,529 万件   21.0%

・ガン保険   2,390 万件  14.3%

・定期保険  2,119 万件  12.6%

・養老保険  1,389 万件  8.3%

・定期付終身保険 985万件 5.9%

 保有契約高の保険種別を見ますと、

・定期保険 268 兆 9,408 億円  31.2%

・終身保険 176 兆 6,593 億円  20.5%

・定期付終身保険 120 兆 3,684 億円  13.9%

・利率変動型積立終身保険 69 兆 5,931 億円  8.1%

・養老保険 45 兆 4,073 億円  5.3%

となっており、定期保険の契約高が最も多くなっております。

3.1医療保険・医療特約の加入率

医療保険の契約件数は、3.529万件で全保有契約件数の21.0%を占めています。

医療保険の世帯加入率は、かんぽ生命を除いて91.7%で、これは、個人年金を含めた生命保険全体の加入率よりも高いという結果になっています。

世帯主とその配偶者で分けてみると、世帯主の加入率は約85%、配偶者の加入率が約70%と、15%の差があります。

医療保険は、けがや病気で入院したときの費用などに備えるための保険ですので、その目的のために加入している人の比率が大きいです。

3.2がん保険・がん特約の加入率

がん保険については、2,390万件で全保有契約件数の14.3%を占めております。

がんに特化した保険の加入率については、60.7%と言うことなので、生命保険や医療保険に比べると低い水準ですが、もし、がんを発症した際には、他の保険でも保障が受けられるということも関連しています。
世帯主とその配偶者で分けてみると、世帯主の加入率は53.4%、配偶者の加入率が約40.2%と、世帯主の加入率が13.2%多く加入しています。

3.3個人年金保険の加入率

個人年金保険の加入率は23.4%となっています。

公的年金は減額が続いており、今後の公的年金額の不安が叫ばれていますが、まだまだ個人年金に加入して自助努力をして将来に供えようとしている方は少ないようです。

個人年金の年間保険料の平均は19.3万円で一時払いの保険料は619万円ですが、個人年金保険の払い込み方法を見ますと、79%の方が月・半年・年払いで21%の方が一時払いとなっています。

個人年金に入っている方は、老後を迎える何年も前から少しずつ積み立てている計画的な方が多いのではないでしょうか。

 

4.生命保険の保険料と保険金

生命保険の保険料と保険金の平均について見ていきます。

平成28年に生命保険文化センターが実施した『生活保障に関する調査』によると、一世帯あたりの年間払込保険料の平均は、19.7万円程度で月の保険料の支払いは約1.6万円です。

最も多いのは12万円〜24万円の間で、全体の67.5%を占めており、「12万円未満」の割合が34.9%、「24万円〜36万円」の割合が14.8%となっています。

4.1死亡保険の加入金額

死亡保険の保険金額を見てみましょう。

今回の調査で世帯主の普通死亡保険金額の平均額は、1,509万円です。

この保険金額ですが、平成15年の時は 2,313万円もあり、平成18年は2,046万円でしたので年々減少しています。

平成21年の調査で1,768万円と2,000万円を割り、今回は1,509万円ですから更に下がっているといえます。

世帯主の死亡保険金を年齢別に見ると、20歳代で全体の平均額に近い1,529万円となっています。
全年齢の中でも一番高いのが、45~49歳の2,223万円です。

この世代の時期は、子どもも成長し、生活費も一番かかるころですが、世帯主の収入もある程度増えています。

そして、世帯主の死亡に対するリスクが高まっているのも否定できません。

ライフステージ別に死亡保険金を見てみます。

一番のピークは末子が小中学生の時で、2,276万円となっています。

また、40未満の夫婦のみの時の保険金が1,524万円なのに対し、末子が乳児の時には2,000万円となっています。

このことから、子どもが誕生したことで保険金の増額をしていることがわかります。

保険金額は、子どもの成長とともに上がっていきますが、先ほども紹介しましたが、ピークは末子が小中学生のころで、その後はだんだんと減額されていって、末子が就学終了すると同時に、一気に1,000万円ほど減額していることが分かります。
世帯主の職業別について死亡保険金を見ますと、全体の平均は1,509万円です。

就労者の平均は1,815万円で、全体の平均より300万円ほど高額となっています。

その中で、自営業者は平均1,634万円でサラリーマンの平均2,015万円よりも380万円ほど少なくなっています。

サラリーマンと比べて自営業者は380万円も遺族への年金が少ないのですから、遺族のことを考えるなら、自営業者はもう少し保険金額の増額を考えるべきではないでしょうか。

また、目だっているのが、正社員に比べて収入の少ない派遣社員やパートのような人の保険金の低さです。

いずれも、1,000万円程度となっていますので、自営業と同じように遺族年金の支給はあまり期待することができません。

生活が厳しいこととは思いますが、目先の支払いに惑わされることなく、本当に保障に必要なことを考えることが大切なことではないでしょうか。

世帯主の年収別に見ると、年収と保険金はほぼ比例していることが伺えます。

当然ですが、保険料の支払い能力の多さが、保険金の多さとなっていると言えます。

しかし、もしもの時に困るのは収入の少ない家庭です。

収入の多い家庭はそれなりに貯蓄や株式投資等でそれなりの蓄えがあると思います。

先ほど話した派遣社員やパートのような人と同様に、目先の支払いに惑わされることなく、本当に保障に必要なことを考えることが大切なことではないでしょうか。

 4.2医療保険の加入金額

医療保険に限定した保険料の平均額のデータは取られていないので、各世代男女120名にアンケートを実施した結果の数値を紹介します。

・性別・世代ごとの平均月額保険料

■男性

・20代 3,196円 ・30代 3,978円 ・40代 4,038円 50代 4,702円

■女性

・20代 3,064円 ・30代 3,976円 ・40代 4,911円 50代 3,925円

■全体

・20代 3,130円 ・30代 3,977円 ・40代 4,474円 50代 4,314円

※小数点は切り捨て。

全体の平均を見ますと、月額保険料は3,000円~5,000円以内で、40代では女性の方が男性よりも月額平均保険料が高くなっています。

女性が40代で月額平均保険料が男性より高くなる理由には、「女性保険」といって女性特有の病気に備える医療保険があり、この保険は通常の医療保険と比較して若干高くなります。

そのため40代の月額平均保険料が高いのではないかと考えられます。

4.3がん保険の加入金額

がん保険は、がん保険に加入していると、がんと診断されたら契約内容に応じて給付金が支払われるものです。

次の保障内容が基本的なものになります。

・診断給付金…がんと診断された場合に支給される給付金です。

・がん入院給付金…がんで入院した時に支給される給付金です。

がん手術給付金…がんの手術が行われたら支給されます。

・通院給付金…がんの手術を行いその後通院治療する際に支給される場合と通院でがん治療を行う時に支給されるタイプの2つの場合があります。

それでは、がん保険を保険料で比較してみます。

がん保険には、30歳から加入者数が装荷しますので、30歳の男性ががん保険に加入した場合の保険料を価格順で表示しています。

(記載している保険料および保障内容等は2018年4月21日22時現在のものです。)

・SBI損保のがん保険  保険料 970円 タイプ 定期

がん診断保険金なし、治療にかかった費用を実額補償。一時金なしだと550円。

がん診断保険金なし、治療にかかった費用を実額補償する。一時金なしだと550円。

・ライフネット生命のがん保険ダブルエール 保険料 1,209円 タイプ 終身

がん診断一時金100万円

・セコム損保「自由診療メディコム」 保険料 1,430円 タイプ 定期

がん診断保険金100万円、治療にかかった費用を実額補償

・アクサダイレクト生命『アクサダイレクトのがん終身』 保険料 1,710円 タイプ 終身

がん診断一時金100万円、入院給付金1日1万円

・終身ネオファースト生命「ネオdeとりお」 保険料 1,710円 タイプ 

診断一時金100万円。死亡、三大疾病も補償。解約返戻金もある

・メットライフ生命のガードエックス 保険料 1,738円 タイプ 終身

悪性新生物治療給付金100万円(1年に一度を限度に通算5回)

・FWD富士生命(旧AIG富士生命)「がんベストゴールドα」 保険料 2,103円 タイプ終身

悪性新生物診断給付金(一時金)100万円(2年に1回を限度に何度でも)

・あんしん生命「がん治療支援保険NEO」 保険料 2,359円 タイプ 終身

がん診断給付金50万円、入院給付金1日5,000円、悪性新生物初回診断保険金1回50万円、通院給付金1日5,000円、手術給付金1回10万円、抗がん剤治療給付金月1回10万円、先進医療給付金通算  2,000万円

・チューリッヒ生命の終身ガン治療保険プレミアム 保険料 2,660円 タイプ終身

放射線治療給付金、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金月額10万円、悪性新生物保険料払込免除特約。一時金なしだと790円

・オリックス生命「がん保険ビリーブ」 保険料 2580円 タイプ 終身

がん診断給付金100万円、入院給付金1日1万円、治療給付金50万円、手術給付金20万円、退院一時金10万円、先進医療給付金通算2,000万円

いかがでしょうか、ガン保険の保険料を見てきましたが、一番安い970円のタイプから2,580円のタイプとでは、保険料が約2.7倍違います。

しかし、高い保険はそれなりに手厚い保障が受けられるのも事実です。

がんの闘病には多額の費用が掛かります。

フルサポートのがん保険の加入は、保険料が高くなるので難しいかもしれませんが、それでも、一時金がしっかり出るがん保険に入っておくことをおススメします。

 

5.海外での加入率

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世界の生命保険料を比較してみますと、1位はアメリカ、2位がイギリスで、3位が日本となります。

そして、GDPに占める保険料の割合で見ますと、1位がイギリスで13%、2位が韓国の3.8%、3位は日本の7.6%となります。

世界で保険の加入率の高いイギリスとアメリカについて見ていきましょう。

5.1イギリスでの加入率

イギリスは「近代生命保険業発祥の地」と呼ばれるほど、生命保険の歴史は古い国です。

そして、生命保険料の世界シェアは8.47%と、世界第3位です。

しかし、2015年には、生命保険の加入率が38%で80%を越える加入率の日本と比べると随分と低い数値となってきています。

イギリスの生命保険加入率は、1995年以降右肩下がりで急降下してきています。

これは、古くから福祉や社会保障の発展しているイギリスでは、最低限の生活を国が保障してくれるので、自分で積み立てて、もしもの時に保障してくれる生命保険に対する認識が薄いのではないでしょうか>

また、イギリス人の堅実な価値観、「死亡によってしかもらえない保険は保険料を支払うのは無駄遣いだ」と言うことの影響もあるようです。

そして、イギリスの保険会社の運用の重要視にも理由があります。

イギリスの保険会社は、年金や介護に重点をおいていて、生命保険の普及にはあまり熱心ではないと言う背景もあります。

2015年にイギリスの保険会社であるドリューベリーが、イギリス国内の有職者1,820人を対象に調査を行っています。

なお、対象者1,820人の77%が世帯者で48%は子供のいる世帯でした。

その結果、

自動車保険加入率…75%

・家財保険加入率…71%

・生命保険加入率…38%

・ペット保険加入率…25%

ということが分かっています。

80%の世帯が加入している日本とは随分と違うものですね。

イギリス人が生命保険に加入しない理由については、

・掛け金が高すぎる…41%

・保険会社を信用できない…20%

・扶養する家族がいない(独身・子供が成人して)…20%

これらのことがあげられています。

先ほども説明しましたが、社会福祉制度が発達しているイギリスは、何かあったら政府が最低限の生活を保障してくれると言う意識が根底にあるのではないでしょうか。

5.2アメリカでの加入率

アメリカは生命保険料の世界シェアが21.5%と、世界第一位の生命保険大国ということが言えます。

しかし、生命保険加入率は60%と、日本と比較すると数値が20%ほど低めになっています。

どうしてなのかといいますと、一つにはアメリカ人の価値観にあるようです。

夫婦共働きの家庭が主流のアメリカでは、妻も働いているので夫が亡くなっても妻に生活力があって生活費を稼ぐことができるため、日本人とは死亡保険に対する意識が違うようです。

また、会社で働くと勤務先から団体生命保険が提供されるので、その保険に加入する人が多くて、死亡保障の基本は団体生命保険になっています。

生命保険に加入する個人は団体生命保険に加入していないか、相続対策や資産運用を目的とした富裕層が多いそうです。

アメリカでの生命保険加入は、日本とは違いほとんどが医療保険と年金保険です。

これは、アメリカの医療は原則として自由診療です。

日本のような公的な医療保険制度がないので、自分で医療保険に入る必要があることが理由といわれています。

公的な健康保険などの医療保険によって診療を受けることができる日本と違って、アメリカは公的保険は基本的に65歳以上の高齢者と重度障害者を対象とした保障と、低所得者を対象とした保証しかありません。

それ以外はすべて民間の保険に加入しなければ保障はありません。

また、アメリカでは死亡保険の加入率は20%ほどです。

5.3日本の加入率は世界の中で高い

日本は保険大国といわれていますが、世界的に見て群を抜いているわけではありません。

一方、生命保険の加入率が、イギリスが38%、アメリカが60%ですから、日本の89,2%がどれほど高いのかよくわかります。

国民皆保険制度や年金制度など比較的手厚い公的保障があること考えると、この数字は驚異的なものです。

ところがそんな日本でも少子高齢化、人口減少問題によって、今までの流れに変化が起きているようです。

高齢化により、保険も死亡保険より、高齢化によって病気やケガ、老後の備えなどのための個人年金・医療・介護などの保険の需要が高くなってきています。

日本の世帯収入は減少傾向にあり、また人口も年々減少していますから、市場規模は縮小することは火を見るよりも明らかなことです。

これらを見越して保険会社では、保険商品を時代に合わせた価値観に対応するための新商品を販売しています。

例えば、「ひまわり認知症保険」は認知症と診断されると給付金が出るもので、「1up」は死亡保障と就業不能となった際にも給付金が出るもので、同性のカップルを死亡保険金の受取人に指定できるものなどがあります。

 

6.既婚者の加入率

既婚して子供を持った男性は8割近く、女性については7割近くの人が死亡保険に加入しています。

それでは、既婚者の男女別について見ます。

6.1既婚男性の加入率

既婚男性の生命保険加入率は、年代別でみると次のとおりです。

・20代 66.7%

・30代 93.9%

・40代 95.1%

年を重ねるごとに加入率は増加するのは、家族に対する保障についての認識が高まってくるからでしょうね。

6.2既婚女性の加入率

既婚女性の加入率の年代別は次のとおりです。

・20代 73.7%

・30代  90.2%

・40代 92.3%

女性についても、年を重ねるごとの加入率の増加は男性と同じことが言えます。

6.3 20代独身女性の加入率

独身女性の生命保険加入率は、

・20代…46.1%、

・30代…71.6%、

・40 代…84.6%

であり、既婚女性と同じに年代とともに加入率は上昇しています。

また、 独身女性は全ての年代において既婚者を含む女性全体より加入率は低いです。

同じように、独身男性の加入率も既婚者を含む男性全体より低いことが言えます。

これは死亡保険が、遺族保障が主な目的なので、独身者特に20代の女性は自分が亡くなった場合に家族の保障をあまり考える必要がないことだと言えます。

しかし、独身女性は自分の身は自分で守らねばならないことが言えますので、医療保障商品や貯蓄性商品といった他人のためではなく、自身のための保障商品への需要は高まっているようです。

 

7.生命保険の支払額と加入者

加入率が20代~60代までの男女ともに80%以上と、世界でも断トツの生命保険加入率です。
しかし、年代別に見ると男女ともに5割を少し上回る程度と20代の加入者は少ないです。
そして、結婚や出産が訪れる時期である、30代から一気に8割近い数値に上がります。がこれは、家族ができて生命保険に対する意識が高まったことと言えます。

そして、実際に保険金としてどれくらいの金額は幾らぐらいだろうとあなたは気になりませんか?

これから、生命保険がどれくらい支払われたか、加入者について解説します。

 7.1若年者の加入が減少

生命保険の加入率が多い日本でも若年者の加入が減少しています。

若年者が保険に加入しないのは、不況によって正社員となることができなく、派遣社員や契約社員またはフリーターなど不安定な収入や少ない収入のため、保険料を支払う余裕がないことが理由で、保険が必要かどうかということは若年者は全く頭にないのです。

そのため民間の死亡保険や医療保険どころか、国民健康保険にすら加入していないという人が急増しています。

7.2保険料の支払額

実際に支払われた保険金の額ですが、一般社団法人生命保険協会の「生命保険の動向」で平成28年のデータを見ると、29兆140億円です。内訳をみますと、

・保険金…11兆530億円

・年金…4兆8432円

・給付金…3兆9047億円

・解約返戻金…5兆7688億円

・その他返戻金…1兆無1252億円

・再保険料…2兆3188億円

です。

保険金・年金・給付金についてそれぞれみますと、保険金は、旧簡易生命保険契約の減少を受けて、平成20年度以降9年連続で減少しています。

年金は、平成26年度まで一貫して増加し続けていましたが、平成28年度は前年度に続きの減少となっております。

給付金については、5年ぶりに前年度を下回っております。

7.3加入率はあくまで目安、加入する目的にあった保険を 

日本は生命保険の世帯加入率が世界一ですが、この加入率は生命保険に加入する一つの目安でしかありません。

加入率が高いからということで、自分にはあまり関係のない保険に加入してもメリットはありません。

年間で支払う保険料は決して少ない金額ではありません。

すすめられたからとか、加入していれば安心だからと安易に加入するのではなく、自分に必要な保険は何かを見極めて、家計の支出との調整を図って加入するべき生命保険を検討して下さい。

 

8 まとめ

いかがでしたでしょうか。今まで生命保険の加入率の詳細について解説してきました。

・加入率が20代~60代までの男女ともに80%以上と、世界でも断トツの生命保険加入率である。

・若年者の生命保険加入率はすくないが、30歳代になると80%と高い水準に達している。

・生命保険に加入する目的は、リスクや家族への思いから加入している人が多い。

・若年者は収入の少ないことから保険に加入するもが減っている。

・高齢化、少子化に伴い保険商品についても、時代にマッチした商品が販売されている。

・保険加入率は加入の一つの目安であり、加入する際には、自分の目的と合ったものを選定する。

ということをお分かり頂けたことと思います。