生命保険っていったいなに?そんな基本的な疑問にお答えします!

「生命保険って一体なに?」

皆さんは、ふとそう思ったことはありませんか?

生命保険に加入したいけど、何が何だかよくわからなくて、怖くて加入できない。。。

そんなあなたに!この記事を読めば、生命保険のキホンの「キ」から難しい生命保険料控除まで丸わかりです!

生命保険会社ランキングもご紹介しますので、お見逃しなく!

目次

1.   生命保険とは

1.1 仕組み

1.2 加入率

1.3  生命保険契約のキホン用語

2.生命保険の種類とは

2.1 保障性を重視した保険

2.1.1 定期保険

2.1.2  終身保険

2.1.3  定期付終身保険

2.1.4  利率変動型積立終身保険

2.2  保障性と貯蓄性を組み合わせた保険

2.2.1  養老保険

2.2.2  生存給付金付定期保険

2.3  貯蓄性を重視した保険

2.3.1 こども保険

2.4  投資性のある保険

2.4.1 変額保険

3. 生命保険会社について

3.1  生命保険会社一覧

3.2  生命保険会社ランキング

4.  生命保険の選び方

4.1  未婚・既婚か年代で考える

4.2  20~30代独身

4.3  20~30代既婚

4.4  40~50代

4.5  50~60代

5.  生命保険の解約とは

5.1  解約の流れ

5.2  解約の請求者は?

5.3  解約返戻金について

5.4  自動振替貸付にも注意

5.5.  解約を回避するには?

5.5.1  保険金額を減らす

5.5.2  払い済み保険に変更する

5.5.3 契約者貸付を利用する

6.  生命保険料控除とは

6.1  生命保険料控除の金額は?

6.2  控除を受けるための手続き

7.  まとめ

1.  生命保険とは

まずは、生命保険とはいったいなにか簡単なところから見ていきましょう。

生命保険は、不測の事態の経済的負担や損失等に備えるものです。

私たちは、日々の暮らしのなかでいつ病気になったり、ケガをしたり、死亡するかわかりません。

また、介護等の長生きのリスクもあります。

そういったものに備えるのです。

1.1  仕組み

次に、生命保険の仕組みについて、見ていきましょう。

民間の生命保険は、保険契約者全員でお金(保険料)を出し合うことで、病気やケガ・死亡等でお金が必要になった方が、給付金や保険金を受取ることができるようになっています。

この仕組みを「相互扶助」といいます。

1.2  加入率

次に、加入率について、見ていきます。

公益財団法人 生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査」によると、日本では、約80%の方が生命保険に加入していて、それぞれのライフステージにおける病気やケガのリスク、介護・長生きのリスク、死亡のリスクに備えていることがわかります。

1.3  生命保険契約のキホン用語

次に、生命保険契約に出てくるキホン用語について、見ていきます。

契約の際に、下記の言葉が出てきたら、この記事を見返してみてください。

①契約者・・・保険会社と保険契約を結び、契約上の一切の権利(契約内容変更請求権など)と義務(保険料支払義務など)を持つ人。

②被保険者・・・その人の生死およ災害や病気について、保険が付けられている人。

③保険金受取人・・・保険会社から保険金の支払を受ける者として、契約者によって指定された人。

④保険者・・・契約者と保険契約を結び、保険事故が発生した場合に保険金の支払義務を負う者(一般的に保険会社のこと)。

⑤保険料・・・契約者が保険会社に払い込むお金。

⑥保険金・・・保険会社から保険金受取人に支払われるお金(被保険者が死亡したときの死亡保険金、満期を迎えたときの満期保険金、被保険者が高度障害になったときに被保険者が受け取る高度障害保険金がある)。

⑦給付金・・・災害・病気による入院など人の生死以外の支払事由に該当する状態になったとき、保険会社から原則として被保険者に支払われるお金。

 

2.  生命保険の種類とは

次に、生命保険の種類について、見ていきます。

沢山の種類があるので、注意が必要です。

・保障性を重視した保険

・保障性と貯蓄性を組み合わせた保険

・貯蓄性を重視した保険

・投資性のある保険

に大きく分けて解説していこうと思います。

2.1  保障性を重視した保険

最初に、保障性を重視した保険について、見ていきます。

具体的には、

・定期保険

・終身保険

・定期付終身保険

・利率変動型積立終身保険

となっています。

2.1.1  定期保険

①定期保険

定期保険とは、一定の保険期間内に死亡または高度障害となった場合に保険金が支払われる保険です。

満期保険金がなく、保険料が安いのが特徴です。

②長期平準定期保険

長期平準定期保険とは、保険期間を長期に設定した定期保険で、①の定期保険より保険料が高くなります。

保険期間の途中で解約すると、解約時期によっては比較的高い解約返戻金が支払われますが、保険期間満了時には解約返戻金は「0」になります。

③逓減定期保険

逓減定期保険とは、期間の経過とともに保険金額が一定の割合で減少する定期保険です。

①の定期保険と比べて、保険料が割安といった特徴があります。

ただし、保険料は保険期間中一定です。

④逓増定期保険

逓増定期保険とは、期間の経過とともに保険金額が一定の割合で増加する定期保険です。

ただし、保険料は保険期間中一定です。

②の長期平準定期保険と同様に、保険期間の途中で解約すると、解約時期によっては比較的高い解約返戻金が支払われますが、保険期間満了時には解約返戻金は「0」になります。

⑤収入保障保険

収入保障保険とは、一定の保険期間内に死亡または高度障害となった場合に、保険金が年金形式で支払われる保険です。

収入保障保険には、年金受取期間が10年などの期間の定まった「確定タイプ」と、加入時に決めた保険料払込期間満了時までの所定期間(最低2年間、5年間、10年間などの保障期間あり)の「歳満了タイプ」があります。

年金形式で受け取る保険金総額と同額の定期保険に比べて、保険料は割安になります。

なお、年金受取に代えて一時金受取を選択することもできますが、一時金受取額は年金受取総額よりも少なくなります。

2.1.2  終身保険

終身保険とは、死亡または高度障害となった場合に保険金が支払われる保険で、保障は一生涯続きます。

終身保険には満期保険金はありませんが、保険料払込満了後も期間の経過に応じて解約返戻金が増加していくので、長期間経過するとある程度の解約返戻金が確保できます。

したがって、死亡保険ではあるものの貯蓄機能も併せ持っており、緊急時の必要資金や老後生活資金などとして活用することができます。

保険料払込期間には有期払込と終身払込がありますが、1回あたりの保険料は終身払込のほうが安くなります。

払込満了時に、死亡・高度障害保険金に代えて年金受取や介護保障を選択できるものもあります。

2.1.3  定期付終身保険

定期付終身保険とは、主契約の終身保険に定期保険を特約として付加し、一定期間の死亡保障機能を重点的に高めた保険です。

保険期間については、加入から主契約の保険料払込満了時まで更新なしで継続する「全期型」と、10年・15年などの比較的短期間で更新継続していく「更新型」があります。

「更新型」の定期保険特約は、主契約の保険料払込満了時などの所定期間まで健康状態にかかわらず、無告知で自動更新することができます。

主契約の保険料払込期間が終身の場合は、一般的に80歳まで自動更新することができます。

2.1.4  利率変動型積立終身保険

利率変動型積立終身保険とは、保障部分と積立部分で構成された保険で、ライフステージにあわせて保障内容を変更できるのが特徴です。

なお、保険料を変えずに保障内容を変更することや、保険料払込期間の途中で一時金を積立部分に投入したり、積立部分を引き出したりすることも可能です。

また、保険料払込満了時点で、積立部分を終身保険に移行することも可能です。

2.2  保障性と貯蓄性を組み合わせた保険

次に、保障性と貯蓄性を組み合わせた保険について、見ていきます。

具体的には、

・養老保険

・生存給付金付定期保険

です。

2.2.1  養老保険

養老保険とは、一定の保険期間内に死亡または高度障害となった場合は死亡・高度障害保険金が、満期まで生存した場合は死亡・高度障害保険金と同額の満期保険金が支払われる保険です。

なお、養老保険には満期保険金がありますので、他の条件が同じである場合、定期保険の保険料よりも割高となります。

2.2.2  生存給付金付定期保険

生存給付金付定期保険とは、一定の保険期間内に死亡または高度障害となった場合には死亡・高度障害保険金が支払われるほか、生存中は一定期間が経過するごとに生存給付金が支払われる保険です。

2.3  貯蓄性を重視した保険

次に、貯蓄性を重視した保険について、見ていきます。

・こども保険

があります。

2.3.1  こども保険

こども保険とは、子どもの入学・進学時期や満期時に祝い金・満期保険金が支払われ、教育費用などに活用できる保険です。

こども保険のポイントは以下のとおりです。

・被保険者となる子の年齢が0歳でも加入できる(出産前に申込可能なものもある)。

・契約者が途中で死亡または高度障害となった場合には、保険料の払込免除に加えて、一時金や育英年金が支払われるものがある(保険料の払込が免除された後も、祝い金・満期保険金は契約どおりに支払われる)。

・被保険者が死亡した場合には、死亡給付金として基準保険金が支払われるものや既払込保険料相当額が支払われるものなどがある。

・子どもの病気やケガに備えて入院特約などを付加することもできる。

・加入後いつでも解約することができるが、解約時期によっては解約返戻金が払込保険料総額を下回ることがある。

2.4  投資性のある保険

次に、投資性のある保険について、見ていきます。

・変額保険

があります。

2.4.1  変額保険

変額保険とは、国内外の株式や債券を中心に運用され、運用実績に応じて保険金や解約返戻金が変動する保険です。

死亡・高度障害保険金については契約時の基本保険金が最低保障されていますが、解約返戻金や満期保険金については最低保障がありません。

以上、生命保険の種類についてでした。

 

3.  生命保険会社について

次に、生命保険会社について、一緒に見ていきましょう。

3.1  生命保険会社一覧

以下が、日本の生命保険会社です。

・アクサ生命保険株式会社

・アクサダイレクト生命保険株式会社

・朝日生命保険相互会社

・アフラック生命保険株式会社

・アリアンツ生命保険株式会社

・SBI生命保険株式会社

・エヌエヌ生命保険株式会社

・FWD富士生命保険株式会社

・オリックス生命保険株式会社

・カーディフ生命保険株式会社

・株式会社かんぽ生命

・クレディ・アグリコル生命保険株式会社

・ジブラルタ生命保険株式会社

・住友生命保険相互会社

・ソニー生命保険株式会社

・ソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社

・損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社

・第一生命保険株式会社

・第一フロンティア生命保険株式会社

・大同生命保険株式会社

・太陽生命保険株式会社

・チューリッヒ生命

・T&Dフィナンシャル生命保険株式会社

・東京海上日動あんしん生命保険株式会社

・日本生命保険相互会社

・ネオファースト生命保険相互会社

・富国生命保険相互会社

・フコクしんらい生命保険株式会社

・プルデンシャル生命保険株式会社

・PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)

・マスミューチュアル生命保険株式会社

・マニュライフ生命保険株式会社

・三井生命保険株式会社

・三井住友海上あいおい生命保険株式会社

・三井住友海上プライマリー生命保険株式会社

・みどり生命保険株式会社

・明治安田生命保険相互会社

・メットライフ生命保険株式会社

・メディケア生命保険株式会社

・ライフネット生命保険株式会社

・楽天生命保険株式会社

となっています。

3.2  生命保険会社ランキング

次に、生命保険会社ランキングについて、見ていきましょう。

以下のランキングは、「保険比較ラフィ」によるものです。

1位 オリックス生命<定期保険ブリッジ>

2位 ライフネット生命<定期死亡保険「かぞくへの保険」>

3位 アクサダイレクト生命<定期保険「アクサダイレクトの定期保険2」>

4位 アクサダイレクト生命<終身保険「アクサダイレクトの終身保険」>

5位 SBI生命<クリック定期!>

となっています。

 

4.  生命保険の選び方

次に、生命保険の選び方について、見ていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

4.1  未婚・既婚か年代で考える

未婚・既婚か年代で考えてみるとよいでしょう。

たとえば、まだ病気やケガをしにくい20代ならば「死亡保障」より結婚や育児など、将来のための「貯蓄」の方が重視されるでしょう。

具体的に見ていきます。

4.2  20~30代独身

20代や30代でまだ独身の方の場合、生命保険の死亡保障をつけても残すべき相手がいませんので、死亡保障よりも上病気やケガに備えた医療保障を充実させて、万が一働けなくなる期間があっても安心できるような保障を選ぶべきでしょう。

または、老後に備えた貯金を目的に加入するのもよい選択かと思います。

4.3  20~30代既婚

20代や30代ですでに既婚者の場合は守るべき家族がいるかと思いますので、「医療保障」や「老後貯金」に加えて「死亡保障」を検討されることをおすすめします。

もし子供がいれば教育資金や子育て資金を工面するのは大変ですから、もし大黒柱となる方が亡くなってしまっては残された家族は路頭に迷う可能性もありますので、万が一に備えて「死亡保障」のある生命保険は、加入の選択肢に追加しましょう。

4.4  40~50代

このころには子育てがひと段落している頃かと思いますので、貯蓄性のある保険はあまり必要ないかもしれませんが、病気やガンなどに備える必要が高まる年代ですので、『医療保障』を充実させるべき頃あいかと思います。

最近はガンも通院で直す時代になってきましたので、通院保障が充実している保険を選ぶのが良いかと思います。

4.5  50~60代

少し年をとって、病気やケガの多くなる50代になると「死亡保障」と「医療保障」は重視されますが、収入や貯蓄も増え、お子さんも自立するタイミングですので、「貯蓄」はそれほど重視されないかもしれません。

 

5.  生命保険の解約とは

生命保険の解約とは、保険契約を事後的に消滅させることを言います。

生命保険は、契約者が望めばいつでも解約できます。

ただし解約の手続きをするときは、いくつかのポイントに注意しなければなりません。

また、金銭的な理由で保険の解約を検討している場合、解約以外の方法によって契約を継続できることもあります。

ここでは、保険の解約に関して知っておくべきポイントについて解説します。

5.1  解約の流れ

手続きはとてもシンプルで、以下のような流れで進められます。

(1)営業担当者や代理店、コールセンターに解約の意思表示をする。
(2)解約請求書類に必要事項を記入し、生命保険会社に送付する。
(3)生命保険会社が解約請求書類をもとに解約の処理をする。

生命保険の解約にあたっては、解約請求書の他に本人確認書類や保険証券が必要な場合があります。

また解約日は、「生命保険会社に解約請求書類が到達した日」とされるのが一般的です。

これは、民法第97条が隔地者に対する意思表示について「意思表示が相手方に到達した日に効力を生じる」と規定していることに基づきます。

5.2  解約の請求者は?

保険の解約は、原則として契約者本人のみが請求することができます。

本人による手続きが難しい場合は代理人を立てることも可能だが、その場合は以下の条件を満たさなければなりません。

・契約者の正当な代理人であること。
・委任状があること。
・支払口座が契約者名義であること(解約返戻金がある場合)。

また、被保険者からも解約請求が可能なケースもあります。

保険法は、以下の場合に限り被保険者からの解約請求を認めています。

・契約者または保険金受取人が、保険給付を目的として被保険者を故意に死亡させ、または死亡させようとした場合。
・保険金受取人が、保険金の請求に関して詐欺を行った、または行おうとした場合。
・契約者または保険金受取人に対する被保険者の信頼を損ない、死亡保険契約の存続が困難になるような重大な事由がある場合。
・契約者と被保険者の親族関係終了など、被保険者が保険の加入について同意したときの基礎事情に著しい変更があった場合。

5.3  解約返戻金について

解約返戻金とは、契約を解除したときに戻ってくるお金のことです.

契約者が保険契約を解約した場合の解約返戻金は、通常払い込んだ保険料の合計額より少なく、契約後短期間で解約すると解約返戻金が全くない場合もあります。

解約返戻金は、保険種類や契約年齢、保険期間、保険金額、経過年数などによって異なります。

5.4  自動振替貸付にも注意

生命保険は、払込猶予期間内に保険料を納めなければ失効してしまいます。

ただし、養老保険や終身保険など解約返戻金がある保険契約については、猶予期間内に保険料を納付しなくても、生命保険会社が解約返戻金の範囲内で自動的に保険料を立替払いしてくれ、契約が継続します。

これを、「自動振替貸付」と言います。

自動振替貸付は、生命保険会社による顧客の解約返戻金の「使用」ではなく、これを担保とした「貸付」です。

そのため立替払いされた保険料には、所定の利息が発生します。

また保険会社によっては、自動振替貸付は契約後最低6カ月分から、としているところもあります。

5.5  解約を回避するには?

次に、生命保険の解約を回避する方法を見ていきましょう。

出来れば、解約せずに済みたいものです。

以下の方法があります。

・保険金額を減らす。

・払い済み保険に変更する。

・契約者貸付を利用する。

では、見ていきましょう。

5.5.1  保険金額を減らす

月々の保険料を安くするには、契約している保険の保障を削減する、という方法が効果的です。

例えば主契約が「死亡保障1,000万円」となっている場合、保険金額を「死亡保障500万円」に減額することで保険料負担を抑えられます。

削減した部分については「一部解約」があったものとして扱われ、以後の保障はなくなります。

主契約の削減に付随して特約の保障内容も削減されてしまうことはあるが、保険料を抑えつつ保障を継続する、という意味では有効な手段です。

5.5.2  払い済み保険に変更する

払い済み保険とは、その時点までの解約返戻金を原資として、保険期間はそのままに保証額を少なくした保険のことです。

保険金額を減額する、という点においては上記の手段と同じですが、このケースでは保険料を「払い済み」扱いにするため、以後の保険料払込が不要になります。

どうにかして保険は続けたいが資金的な余裕がないという場合、この方法は非常に有効です。

ただし、こちらについても、変更手続きをするとそれまで付加していた特約が消滅するので、その点については注意が必要です。

5.5.3  契約者貸付を利用する

契約者貸付とは、解約返戻金の一部を保険会社から借り入れできる制度のことです。

ただし、契約者貸付は自動振替貸付と同様、生命保険会社が解約返戻金を担保に行う「貸付」です。

そのため貸付金に対しては、所定の利息が発生します。

そして、借りたお金を返済しないまま被保険者が死亡したり満期を迎えたりした場合、元利金が死亡保険金・満期保険金から差し引かれることになります。

また、契約者貸付における利息は元金に繰り入れられ、元利金が解約返戻金相当額を超過した場合、保険は失効してしまいます。

 

6.  生命保険料控除とは

納税者が生命保険料、介護医療保険料及び個人年金保険料を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。

これを生命保険料控除といいます。

平成24年1月1日以後に締結した保険契約等に係る保険料と平成23年12月31日以前に締結した保険契約等に係る保険料では、生命保険料控除の取扱いが異なります。
なお、保険期間が5年未満の生命保険などの中には、控除の対象とならないものもありますので注意が必要です。

6.1  生命保険料控除の金額は?

では、具体的に、生命保険料控除の金額を見ていきましょう。

①新契約(平成24年1月1日以後に締結した保険契約等)に基づく場合の控除額

平成24年1月1日以後に締結した保険契約等に基づく新生命保険料、介護医療保険料、新個人年金保険料の控除額は、それぞれ次の表の計算式に当てはめて計算した金額です。

年間の支払保険料等 控除額
20,000円以下 支払保険料等の全額
20,000円超 40,000円以下 支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円超 80,000円以下 支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円超 一律40,000円

②旧契約(平成23年12月31日以前に締結した保険契約等)に基づく場合の控除額

 平成23年12月31日以前に締結した保険契約等に基づく旧生命保険料と旧個人年金保険料の控除額は、それぞれ次の表の計算式に当てはめて計算した金額です。

年間の支払保険料等 控除額
25,000円以下 支払保険料等の全額
25,000円超 50,000円以下 支払保険料等×1/2+12,500円
50,000円超 100,000円以下 支払保険料等×1/4+25,000円
100,000円超 一律50,000円

③新契約と旧契約の双方に加入している場合の控除額

 新契約と旧契約の双方に加入している場合の新(旧)生命保険料または新(旧)個人年金保険料は、生命保険料又は個人年金保険料の別に、次のいずれかを選択して控除額を計算することができます。

適用する生命保険料控除 控除額
新契約のみ生命保険料控除を適用 (1)に基づき算定した控除額
旧契約のみ生命保険料控除を適用 (2)に基づき算定した控除額

新契約と旧契約の双方について生命保険料控除を適用

(1)に基づき算定した新契約の控除額と(2)に基づき算定した旧契約の控除額の合計額(最高4万円)

④生命保険料控除額

①から③による各控除額の合計額が生命保険料控除額となります。

なお、この合計額が12万円を超える場合には、生命保険料控除額は12万円となります。

6.2  控除を受けるための手続き

生命保険料控除を受ける場合には、確定申告書の生命保険料控除の欄に記入するほか、支払金額や控除を受けられることを証明する書類を確定申告書に添付するか又は確定申告書を提出する際に提示する必要があります。

ただし、平成23年12月31日以前に締結した保険契約(旧契約)等で年間保険料が9千円以下のものと年末調整の際に控除を受けたものは、その必要がありません。

 

7.  まとめ

いかがでしたか?

以上、生命保険について、その基本的知識、種類、選び方、解約、控除について述べてきました。

このように、生命保険と一言で言っても、沢山の種類がありますし、そうだからこそ選ぶにも慎重にならなければなりません。

また、解約や控除についての知識があれば、いざ契約締結の際、不安なく締結できるでしょう。

この記事を読んだあなたは、生命保険について、その基本的知識、種類、選び方、解約、控除について詳しくなれたでしょう。

この知識をぜひ日常生活のあらゆる場面に生かしてみてください。

そして、生命保険を締結する際には、上記で学習したことを思い出してみてください。