生命保険の金額の平均は?保険の無駄を減らすポイントはこれだ!

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保険料を払い過ぎ

家計管理や節約を意識してみると気になるのが保険料。日々の努力では削れない固定支出な上に年間では万単位となる小さくはない出費です。

中でも生命保険は額が大きい上に保障が長期におよぶので判断がしにくい保険。
ほんとうにこんな額を支払う必要があるのかな?他の家はいくらくらい保険料を支払っているのかな?と不安になってしまいますよね。

生命保険の金額は今のじぶんと将来のありかたを考えることで必要保証額を知ることができます。

今回は2児の母でありFPさんと複数回相談してきた経験と立場から、具体的なケースを挙げつつ、生命保険の無駄を減らすポイントを初心者向けにやさしく具体的に解説していきたいと思います。

目次

1 生命保険の基礎知識まとめ
1-1 大きな保障がほしいなら定期保険
1-2 安く抑えたいなら収入保障保険
1-3 保障が一生続く終身保険
1-4 死亡保障と貯蓄ができる養老保険
2 生命保険の必要保障額を知るために
2-1 家計の現状を明確にしよう!
2-2 未来の家計シミュレーションしてみよう
3 シミュレーション前に知っておくべきこと
3-1 遺族年金がいくらか知ってますか?
3-2 住宅ローンの免除があるかもしれませんよ
3-3 もしもの時の生活費の計算の仕方
3-4 葬儀費用の相場は?
4 20代の生命保険金額の平均
4-1 単身者の場合は不要かも
4-2 妻も働いてる?既婚者子どもなしの場合
4-3 既婚者子どもありの場合は子どもの未来を考えよう
5  30代の生命保険料の平均相場
5-1 結婚の望んでる?単身者の場合
5-2 既婚者子どもなしの場合の働き方を考えよう
5-3 子どもとどう過ごす?既婚者子どもありの場
6 40代の生命保険料の平均相場
6-1 親はどうしてる?単身者の場合
6-2 仕事は貯蓄は?既婚者子どもなしの場合
6-3 支出のピーク!既婚者子どもありの場合
7 50代以上
7-1 生活を支えるべき人は?単身者の場合
7-2 貯蓄の現状は?既婚者子どもなしの場合
7-3 子どもが独立?既婚者子どもありの場合
8 まとめ

 

1 生命保険の基礎知識まとめ生命保険の基礎知識

生命保険加入金額平均は男性が1,793万円、女性が794万円なのだそうです。(生命保険文化センターの生活保障に関する調査より)

男性で最も生命保険加入金額が高いのは40代男性で2,396万円なのだとか。働き盛りの男性が一番高額なのは自然な流れかもしれませんね。

生命保険加入金額平均を耳にして、「じゃあうちも同じくらいにしよう!」と決めてしまうのは時期尚早です。生命保険についての基礎知識がないと生命保険のシュミレーションさえおぼつかないかもしれません。

ドラマや映画では、高額の生命保険を掛けられた旦那様が何者かに殺害された。受取人は愛人だった!しかし愛人はアリバイがあると主張している、真犯人は?真相は?といったネタで生命保険が取り上げられることが多々ありますね。

その影響もあってか生命保険といえば被保険者が亡くなったとき、高額の保険金が受取人に支払われる保険。そんな知識しか持っていない人が少なくありません。

しかし、実際には死亡の場合でも高額の保険金が一度に支払われるシステムではない生命保険もあることをご存知でしたか?

生命保険の基本的知識がないと保険金額の安い高いや平均を知っても比べようがありません。生命保険は大きく4つに分類することができます。まずは、これらの4つの違いを解説いたします。

1-1 大きな保障がほしいなら定期保険

生命保険は被保険者が亡くなったときに受取人に保険金が支払われる保険です。
もしもの時に残された家族の生活を守るために加入するケースがほとんどです。

4つに分類できる生命保険のなかで、手ごろな保険料で大きな保障を得ることができるのが定期保険の特徴です。

たとえば、現在30歳で月々4,500円の保険料で満期は60歳、保険金2,000万円の定期保険に加入している方が60歳までに亡くなった場合、受取人に2,000万円支払われることになります。

一番オーソドックスな保険ですが欠点もあります。30歳から60歳まで保険料を支払い続けていても、61歳で亡くなった場合は保険金は一切支払われません。

保険料払い込み期間のみが保障期間なので、30年払ったとしても払込期間が終了してしまったら保険金は受け取れません。

いわゆる掛け捨て保険なのが定期保険です。

1-2 安く抑えたいなら収入保障保険

保障は定期保険よりは小さめですが、保険料を安く抑えることができるのが収入保障保険です。

収入保障保険は被保険者にもしものことがあった場合に、払込期間中のみ保険金が支払われる点は定期保険と同じです。

大きな違いは保険金の支払いが年金型であることです。

たとえば、現在30歳で月々3,000円の保険料で60歳満期毎月10万円保障の収入保障保険に加入していたとします。
この方が30歳で亡くなった場合の保険金は毎月10万円が満期となる30年後まで支払い続けられます。

つまり10万円×12ヶ月×30年ですから3,600万円の保険金を受け取れる計算となります。

定期保険よりもお得にみえるかもしれませんが、もしも59歳で亡くなった場合は、1年しか保障を受けることができません。

しかも満期を過ぎた61歳で亡くなった場合は、まったく保障を受けられません。

ただ多くの場合、子どもが小さい間は高額の生命保険金が必要となるケースがほとんどですが、多くの方が定年を迎える60歳ごろとなれば子どもも成長し高額の保険金は不要となるケースがほとんどです。

多くの方のライフプランにあった保障を受け取ることができる上に、保険料が割安なので人気があります。

1-3 保障が一生続く終身保険

払込期間が満了してしまうと保障がなくなってしまう定期保険と収入保障保険。それに対し保障が一生涯続くのが終身保険です。

保険料は定期保険や収入保障保険と比較すると割高になります。しかし、保障が一生続くうえに保険料の払込満了度は解約返戻金が払込額を上回る商品が存在します。

そのため生活に余裕がある方が、生命保険だけではなく貯蓄性を求めて加入するには適した保険と言えます。

1-4 死亡保障と貯蓄ができる養老保険

養老保険は終身保険ではありませんが、保険払込期間中になくなった場合は死亡保険金を受け取ることができ、払込満了時に亡くなっていない場合は満期保険金が受け取れます。

死亡保険金と満期金は同額となりますが、満期金は払込保険料を下回る額となるため貯蓄性はなく元本割れします。

ここまで4つに分類して生命保険について解説をしてきましたがいかがでしたか?一言に生命保険と言ってもさまざな種類があることがわかっていただけたでしょうか?
これに特約を加えるとさらに複雑で多岐に及ぶこととなります。次からは自分にはどのタイプの生命保険があっているのか考えていきましょう。

 

2 生命保険の必要保障額を知るために生命保険の必要保障額を知るために

生命保険に入っておきたいな…そう思っても、保障額が高額になれば保険料も高くなり、保険料を安く抑えれば保障も小さくなってしまいます。

過不足なく保険に加入したいとは願うものの具体的にどうしたらいいのか?どう考えたらよいのか分からない方も多くいらっしゃるはず。

そんな方が生命保険の必要保障額を知るためにできることを解説します。

2-1 家計の現状を明確にしよう!

生命保険の必要保証額を知るためにまず最初にすべきことは家計の現状を明確にすることです。

家計簿をつけることがベストですが、それが難しい方は住居費や通信費、学資費など把握しやすい固定支出だけでも算出してください。

できれば月単位の支出と収入を把握するのではなく、年単位での家計の把握を目指してください。

実際に家計簿をつけてみるとよくわかるのですが、月単位での支出額は予想以上に大きく上下します。我が家の場合、子どもの通信教育の年払いや車検、家電製品の購入などで10万円以上の支出が簡単に上下します。

月単位では大きな変動がある家計でも、年単位となると変動は小さく予想しやすくなります。

もしも、家計の現状を明確にしてみた時点で支出が収入を上回っていることが発覚した場合は、新規の生命保険商品の選択をする前に不要な支出を減らす努力や収入を増やす方法を試みることとなります。生命保険料が家計を圧迫している場合は、生命保険の見直しをする必要があると言えるでしょう。

2-2 未来の家計シミュレーションしてみよう

家計の現状を把握することができたら次にすべきことは未来の家計をシュミレーションすることです。

家計をシュミレーションするにあたって主に考えるべきことは以下となります。

・住宅の購入予定、希望はあるのか?
・子どもの進学、教育費はどの程度の予算か?
・配偶者(妻)の収入は?働く予定は?
・旅行などの趣味にどの程度予算を使いたいか?
・車の購入予定は?

FPさんに相談すれば専用のシステムを使ってライフプランを算出してもらえますし、紙やエクセル等でも算出は可能です。

表に現在から100歳までの年齢を入力し、年間生活費の予測と住宅購入や旅行、車の購入、進学など大きな支出予測を入力します。

これで簡単な家計シュミレーションができました。

家計シュミレーションをみてみると、何歳でどのくらいのお金が必要なのかみえてくるはずです。

これらをもとに自分にあった保険商品を探していくこととなります。

 

3 保険のシミュレーション前に知っておくべきこと保険のシミュレーション前に知っておくべきこと

家計シュミレーションで生活していくのに必要なお金がわかりました。しかし、もしものことがあっても全額を生命保険に頼る必要はありません。
日本には手厚い公的な保険によるサポートもがあるので、公的な保障をどの程度受けられるのか把握してから保険商品選びをしましょう。

3-1 遺族年金がいくらか知ってますか?

年金に加入している方または加入してい方が亡くなったとき、亡くなられた方によって生計を維持されていた方に、条件に従って配偶者または子どもには遺族年金が支払われます。

おおよその支払金額は以下です。

国民年金 厚生年金 共済年金
子どもあり
(18歳未満)
子1人 84,358円 134,441円 134,441円
子2人 103,575円 153,358円 153,358円
子供なし 妻40歳未満 0円 49,783円 59,733円
妻40-64歳 0円 99,091円 109,041円
妻65歳以降 65,741円 115,525円 125,475円

詳しくは日本年金機構の『遺族年金』のページで確認することができます。

自営業者の方の国民年金では、子どもがいない、または子供の年齢が18歳以上の妻には65歳まで年金が支払われません。遺族年金で保障されない分をフォローしておく必要があると考えた方が無難でしょう。

3-2 住宅ローンの免除があるかもしれませんよ

遺族年金の他に住宅ローンを組んでいる方にには住宅ローンの免除の受けられる可能性があります。住宅ローンに加入するときは、団体信用生命という保険に加入する方がほとんどです。

この保険に加入していると、加入者が亡くなったとき住宅ローンの支払いが免除されます。

お住まいが賃貸の場合は、家計を支えている人が亡くなっても家賃を払い続けなければなりません。住宅費の問題は生命保険の必要保証額に大きな影響を及ぼします。

住宅ローンを支払っていても団体信用生命に加入していないパターンもあります。その場合は、住宅ローンは免除になりませんので、不安な方は一度確認していただくと良いと思います。

3-3 もしもの時の生活費の計算の仕方

生命保険の必要保障額を算出するには、家計を支えていた人が亡くなった場合の生活費を計算する必要があります。

亡くなった方の食費や通信費、交際費が減少しますので、一般的には生活費は70%で計算することになります。

しかし家計を支えている方の食費や、通信費、交際費が今の支出の中で高い割合を占めていたり、逆に支出が少ない場合は70%という数値が当てはまらないケースも考えられますので、家庭環境に応じた予想を立てていただいても問題はありません。

より現実的だと感じられる生活費を予想してみてくださいね。

3-4 葬儀費用の相場は?

葬儀に対する考え方は様々ですが、葬儀費用の相場を知っておいて損はありません。

葬儀費用の平均は約189万円なのだそうです。(生命保険文化センターの調査より)この数字には、お通夜や葬儀代などの式場費用、お坊さんへのお布施や戒名料、香典返しなどが含まれます。

家族葬などであれば、50万円程度でお葬式をあげることもできます。逆に大規模なお葬式の場合は高額となります。

亡くなってすぐ残された遺族が支払う大きな出費となりますので、注意しておきましょう。

 

4 20代の生命保険金額の平均20代の生命保険金額の平均

では、ここからは上記の内容を念頭に置きつつ、生命保険金額の平均や生活環境にあった生命保険の金額を考えていきたいと思います。

20代の生命保険加入金額は男性の場合1,127万円、女性は823万円です。

この数字を参考に3つのタイプにわけで必要保証額とおススメの商品を考えていくことにしましょう。

4-1 単身者の場合は不要かも

まずは20代男性。単身者のケースを考えてみましょう。20代単身者の場合のポイントは以下の3つとなります。、

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

新入社員として会社に出社したら保険のおばちゃんが会社の玄関で待ち構えていて、何度もしつこく「社会人になったら保険に入るものよ!」と押されて内容をよく見ずに加入してしまった。

そんなパターンの同期社員を横目でみていた経験がありますが、みなさんはいかがでしょうか?

単身者の場合は、残された遺族の生計をサポートする必要がなければ生命保険は不要な可能性が高いと考えてよいケースがほとんどです。

なんとか払えるからと高額な保険料を支払っている場合は、保険の見直しをすべきでしょう。

しかし、単身者であっても親や兄弟など誰かの生計を支える立場となっている場合は、生命保険の加入を検討しても良いかもしれません。

4-2 妻も働いてる?既婚者子どもなしの場合

20代の既婚者子どもなしの場合のポイントも以下の3つとなります。

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

子どもなし既婚者の場合は、妻の収入によって必要保証額は大きく異なってきます。夫が亡くなっても妻の収入だけで十分生活できる場合には生命保険は不要かもしれません。

しかし、住宅ローンを組んでいるのに団体信用生命に加入していないケースだと、妻に住宅ローンの負担がかかってしまうので住宅ローン相当の生命保険への加入をしておくべきでしょう。

また、国民年金で子どもなしの配偶者には遺族年金が65歳まで支払われないので、その件も踏まえて必要保証額を計算する必要があります。

最近では妻が夫の生計を実質的に支えているパターンも存在します。この場合は、妻が生命保険へ加入することを検討すべきでしょう。

4-3 既婚者子どもありの場合は子どもの未来を考えよう

20代既婚者子どもありの場合のポイントは以下の3つとなります。

子どもにどのくらいお金を残したい?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

20代既婚者子どもありの場合は、家計を支えている人が亡くなったとき長年に渡って子どもの生活に影響を及ぼすこととなります。

「まだ若いから生命保険は不要!」という考え方は危険で、若いからこそ備えておくべきでしょう。

もしもの時、残された家族にどのような保障をしたいのか、家計の現状と合わせて検討しましょう。

収入保障保険は加入者が亡くなった場合、満了時まで毎月一定額の保険料が支払われる保険です。この保険は若くしてもしものことがあった場合程、受け取り保険金額が大きくなる商品です。定期保険であるため、保険料もお値打ちである商品が多いのも特徴の1つ。
これらの収入保障保険のメリットを一番受けやすく、必要保証額のシュミレーションともマッチしやすいのが20代です。

遺族年金を受け取れることと、住宅ローン免除を受けられるのかを考慮しつつ、必要保証額をさぐることとなるでしょう。

 

5 30代の生命保険料の平均相場30代の生命保険料の平均相場

30代の生命保険加入金額は男性の場合2,069万円、女性は914万円です。20代の場合1,127万円ですから約2倍の金額となっています。
社会人としてある程度の経験も積み、所帯を持つ方も増えてくる年齢の生活環境の表れでしょうね。
さて、そんな30代の必要保証額の考え方のポイントをみていきましょう。

5-1 貯金はできてる?単身者の場合

30代の単身者の場合のポイントは以下の3つとなります。、

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

単身者の場合、配偶者の生計を支える必要はありませんが、親や兄弟の生計を支えている場合は20代と同様に生命保険への加入を検討してもよいと思われます。

また、貯蓄が苦手な方は自分にもしものことがあった場合、葬儀代くらいは残すことができ、満期まで生存していた場合は満期保険金を受け取ることができるを養老保険を検討しても良いかもしれません。

貯蓄ができている方は余裕資金を元本割れの心配がない保険商品への加入を検討しても良いかもしれません。

5-2 既婚者子どもなしの場合の働き方を考えよう

30代既婚者子どもなしの場合のポイントは以下の3つとなります。

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

住宅ローンを組んでいるのに団体信用生命に加入していないケースでは生命保険に加入すべきです。

しかし、それ以外の場合夫婦の働き方に大きく左右されます。配偶者が夫の収入に頼って生活している場合、夫が亡くなった場合遺族年金だけで生計を立てることができるか検討する必要があります。

特に国民年金の方は子どもなしの場合65歳まで遺族年金がありませんので、遺族年金をあてにすることができません。また賃貸にお住いの場合、住居費をどうするのか検討する必要もあります。

夫がなくなった場合、妻が働くことができるのか?夫婦で話し合ってもしもの時の家計をシュミレーションしてください。

5-3 子どもの夢は?既婚者子どもありの場合

30代既婚者子どもありの場合のポイントは以下の3つとなります。

子どもにどのくらいお金を残したい?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

30代既婚者子どもありの場合でも、住宅ローンを組んでいるのに団体信用生命に加入していないケースでは生命保険に加入すべきです。

年金に加入していれば、子どもの年齢が18歳になるまで遺族年金を受け取ることができます。

そのため遺族年金だけで残された家族が生活した場合、どんな生活になりそうなのかシュミレーションする必要がでてきます。

子どもがある程度大きくなるまでフルタイムで働くのは難しい方も多いでしょうし、もしものことがあったからこそ母親が子どものそばに居られるようにしてあげたいと望む方のいらっしゃるでしょう。

賃貸にお住いの場合は、住宅費も加算して検討する必要があります。

家計を支える人にもしものことがあっても「子どもに夢をあきらめてほしくない。大学まで進学できるお金は残しておきたい。」といった希望がある場合は、貯蓄や他の保険商品とのバランスを考えて必要保証額を検討することとなります。

子どもがいる場合の多くのニーズが収入保障保険の補償内容のニーズに合っているようです。子どもの年齢にあわせて満了時を設計していただければと思います。

 

6 40代の生命保険料の平均相場40代の生命保険料の平均相場

40代の生命保険加入金額は男性の場合2,396万円、女性は849万円です。年代別平均の中で最も高額保険加入金額である年代です。
働き盛りであるケースが多く、子どもも独立していないパターンの家庭が多いことが背景にあるのでしょう。
こんな40代の保険の無駄を減らすポイントを考えていきます。

6-1 親はどうしてる?単身者の場合

40代の単身者の場合のポイントは以下の3つとなります。、

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

40代の多くの方のご両親が定年を迎える世代です。両親の生活等を支える立場になっている方は、もしもの時のために低額の定期商品を検討しても良いかもしれません。

また自分の老後のためにもそろそろ貯蓄を真剣に考えてほしい年齢です。持ち家のある・なしでも老後の生活環境が大きく変わりますので、貯蓄とあわせて住宅を含めライフプランを立ててみるべきでしょう。

ネットでも簡単に加入できる保険も増えたため、しっかり調べずに加入し保険が重複していたり、保険料が引き落としであるがために加入していることすら忘れている保険があるケースもあります。
無駄な出費を減らすためにも、加入してる保険を把握しておきましょう。

6-2 仕事は貯蓄は?既婚者子どもなしの場合

40代の既婚者子どもなしの場合のポイントも以下の3つとなります。、

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

共働きなのか?共働きだとしても、もしもの時に妻は妻の収入だけで生活できるのか?がポイントとなります。

不妊治療に取り組んできた夫婦が諦める年齢となるケースも多く、もしも子どもを授かったら…と思い描いていたライフプランから夫婦2人で生きていく方向でのライフプランを設計するタイミングかもしれません。

また、両親の介護問題も発生し始める年代です。両親がもしもの時は、どちらかが仕事を辞めて面倒をみるつもりであるならば、生計を支えている方が亡くなった場合の経済的ダメージが大きくなってしまうので、そのリスクに対する保険を検討すべきでしょう。

しかし、貯蓄が十分ある場合や生命保険という名称でなくとも特約などで生活を支えている人が亡くなった場合のリスクに備えた商品に加入している場合もあります。

夫婦がともにじぶんの相手もどんな保険に加入しているのか把握することが、保険の節約つながるでしょう。

6-3 支出のピーク!既婚者子どもありの場合

40代の既婚者子どもありの場合のポイントは以下の3つとなります。、

子どもの教育方針は?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

年金加入者が既婚者で子供が18歳以下であれば もしもの時に、障害年金を受け取ることができます。しかし、それで保障額が足りるのかシュミレーションする必要があります。

必要保障額は貯蓄や加入している保険、団信に加入しているかどうかによって大きく異なります。また妻の収入も大切な要因です。

もしもの時は妻が十分な収入を稼ぐことができるし、子どもの教育のための資金も十分にあるし貯蓄もあるといったケースでは多額の保険金は不要かもしれません。

特に学資保険は一家の家計を支えている人にもしものことがあった場合、保険料の支払いが免除され進学時には満額が受け取れる保険商品がほとんどです。

どのような保険に加入しているのか?どのようなときに支払われるのか確認することが無駄な保険の加入を防ぐことにつながります。

 

7 50代以上の生命保険料の平均相場50代以上の生命保険料の平均相場

50代の生命保険加入金額は男性の場合2,224万円、女性は904万円です。40代ほどではないものの、加入金額は高めをキープ。

働き盛りである収入が十分であるケースが多く、子どもも独立していないパターンの家庭が多いことが背景にあるのでしょう。

しかし、60代になると一気に減少し、男性の場合1,062万円、女性は582万円です。子どもが独立する方も多く、さらに定期型の生命保険は60歳から65歳で満期を迎える設計をしている方が多いことが影響しているのでしょう。こんな50代以降の保険の無駄を減らすポイントを考えていきます。

7-1 生活を支えるべき人は?単身者の場合

50代以降の単身者の場合のポイントは以下の3つとなります。

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

両親が高齢になっている方が増えてきます。両親等の生活を支えている立場の場合は、もしもの時に残された両親の生活のために生命保険に加入しても良いかもしれません。

しかし、もっとも大切なのが自分自身の老後や働けなくなった場合の生活のための準備を整えることです。貯蓄が十分に作れている場合は問題ありませんが、そうでない場合は問題です。

貯蓄することが習慣になっていない方は、貯蓄性のある保険への加入を検討しても良いかもしれません。

またほかの年代と同様、加入している保険の見直しが必要です。会社を退職されたり、住宅ローンの支払いが終了したり、保険の満期を迎えることも多い時期です。

生活に不安がない方でも加入している保険を再確認し、現状にあわせたライフプランを立て直すべき時期でしょう。

7-2 貯蓄の現状は?既婚者子どもなしの場合

50代以降の既婚者子どもなしの場合のポイントは以下の3つとなります。、

生活を支えている人がいるのか?
貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?

既婚者子どもなしの場合でも、両親が高齢になっている方が増えてきます。仕事を続けてきた配偶者が介護のため退職を選択するパターンもあります。

その場合、これまでは妻の収入は十分だから生命保険は不要だと考えていた家族でも、もしもの時に生活を支えるための生命保険のニーズが出てくるケースも考えれます。

しかし、生命保険商品の多くが若い時期に加入した方が有利な商品が多いので、注意して保険商品を探す必要があります。

また、単身者の場合と同様、自分たちの老後や働けなくなった場合の生活のための準備を整え始める時期でもあります。

会社を退職されたり、住宅ローンの支払いが終了したり、保険の満期を迎えることも多い時期です。これらと老後の準備に備えて家計のシュミレーションをし直すことが保険の節約につながるでしょう。

7-3 子どもが独立?既婚者子どもありの場合

50代以降の既婚者子どもありの場合のポイントは以下の2つとなります。、

貯蓄は作れているのか?
加入している保険は何か?
子どもが独立する時期は?

子どもが独立していく時期を迎える50代以降の年代。子どもが独立した家計であれば、必要保障額は低くなります。保険料が負担であれば、解約を検討しても良いかもしれません。

しかし40歳で子どもを授かった方であれば、自分が50歳になってもまだ子どもは10歳です。この場合は、まだまだ子どもの生活を支えていく必要がありますので、生命保険の必要保障額も高めとなります。

どんな生活環境であったとしても、会社を退職されたり、住宅ローンの支払いが終了したり、保険の満期を迎えることも多い時期です。これらと老後の準備に備えて家計のシュミレーションをし直すことが保険の節約につながります。

子どもも保険商品について理解できる年齢となっているケースも多いので、家族全員でもしもの時の家計をシュミレーションすることができると理想的ですね。

 

まとめ

生命保険の金額について各年代別の平均を中心にみてきましたが、いかがでしたでしょうか?

平均の半額の生命保険加入金額だからとって、単純に足りないかもしれないと不安になるのは問題があります。

逆に平均の倍額の生命保険加入額だからといって、多すぎとか保険料を払い過ぎているとか問題視することも間違っています。

年齢は同じでも家族構成や収入、職業、貯蓄、将来設計の違いで入るべき保険のタイプも金額も異なります。

その保険商品を選び、保障額はその金額にした理由がはっきりしており、自分の将来設計に合っていればそれが正解なのです。

1つ年代別平均から学べることがあるとすれば、年齢によって金額が変化していくことです。年齢の変化とともに生活環境は変化し家計を支えるべき人も必要保障額も変わっていきます。

定期的に見直しをして、柔軟に変化していくことが保険料の無駄を防ぐことにつながるというのは不変なのだと思います。

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