終身保険の解約は損ばかり?損をしないために気を付けることは?

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終身保険の解約には注意しなければいけないことがたくさんあります。

解約のリスクも理解しないままに解約を行えばどうなってしまうでしょうか?もしかしたら期待していた解約返戻金が全く戻ってこない事態に陥るかもしれませんね。

終身保険は万が一の事態に備えられる・高い貯蓄性を持つというメリットがありますが、解約返戻金が発生するために解約がしづらいというデメリットも持っています。終身保険を解約しようと思っているのであれば、しっかりと解約の「リスク」を理解してから行うようにしましょう。
終身保険の解約で損をしないためにもこれを読んでしっかりと事前に確認すべきことは確認し、解約について回るリスクを最小限に抑えましょう。

目次

1.終身保険とは

1.1 終身保険の仕組み

1.2 終身保険は他の保険とどう違うのか

2. 終身保険は損ばかり?

2.1 保険料が高い

2.2 払込期間が長い場合がある

2.3 保険の見直しがしにくい

2.4 早期解約は損ばかり

2.5 商品に気をつけなければ貯蓄もできない

3.終身保険を解約すると支払われる「解約返戻金」とは?

3.1 解約返戻金とは

3.2 解約返戻金の計算方法

3.3 保険加入期間で解約返戻金が左右される

3.4 全く支払われない場合も

3.5 税金がかかる場合があるから注意!

4.損ばかりじゃない終身保険の魅力!

4.1 万が一の事態に備えられる

4.2 貯蓄変わりに利用できる

4.3 払込期間次第では払い込んだ保険料を上回る金額を得ることも可能

5.終身保険解約で損をしないために

5.1 契約前に早期解約に陥らないプランを立てましたか?

5.2 解約リスクを考えてから加入する

5.3 最低この期間は加入していようとする意志を持つ

5.4 解約タイミングを逃さない

5.5 契約中は契約内容や払い込んだ保険料をこまめにチェックしておく

6.保険の解約はよく考えてから行おう

6.1 解約前に解約返戻金を確認しましたか?

6.2 解約前に保険の見直しをしましたか?

6.3 解約のリスクは十分理解していますか?後悔しませんか?

6.4 家族でよく話し合いましたか?

7.まとめ

 

1. 終身保険とは

生命保険や終身保険、定期保険、学資保険など保険にはいくつか種類がありますが、終身保険がどんな保険か知っていますか?

終身保険とは被保険者(保険に加入している人)が保険に加入中に万が一死んでしまった場合や、高度の障害状態になってしまったときに加入している保険会社から受取人に死亡保険金が支払われる保険です。終身保険によっては解約返戻金が発生する保険もあるので、貯蓄変わりとして利用される保険でもあります。

高い保障額(保険金)が万が一の際に支払われること、保障が解約しない限りずっと続くこと(終身)から保険料は医療保険や学資保険に比べて割高に設定されています。

しかし終身保険は保険料が高い、保険の見直しがしにくいなどの理由から保険加入や保険の見直し、解約にあたりネガティブなイメージを持たれがちな保険です。終身保険の解約や見直しはポイントをきちんと押さえておけば損をしにくいので、ネガティブなイメージを打ち消すように終身保険のあれこれや解約について学んでいきましょう。

1.1 終身保険の仕組み

終身保険はなぜ保険料が高いのかというと、終身保険は被保険者に万が一が発生した場合に備えるための保険です。そのため万が一が起こった場合、200万円~数億円単位での保険金が遺族に支払われます。そのため多くのお金を積立てておかなければいけないので、保険の加入者である被保険者に高い保険料を担ってもらうのです。

また定期保険と違い終身保険は積立型保険です(一部を除いて)。つまり、支払った保険料の一部は保険会社の運用費などに充てられてしまいますが、残りは自分の積み立て金として貯蓄されていきます。この終身保険の仕組みが貯蓄性があるとしてさまざまな貯金の代わりに利用されている理由です。

終身保険を解約すると一部の保険を除いて「解約返戻金(カイヤクヘンレイキン)」が発生します。このお金は支払った保険料総額と保障金(保険金)などを用いて計算されます。契約年数が長いほど解約返戻金も多くなりますが、契約年数が短いと解約返戻金は全く貰えないか、貰えてもほんの僅かです。そのため保険解約がしにくい、保険の見直しが難しいといわれてしまうのです。

1.2 終身保険は他の保険とどう違うのか

終身保険が他の保険と違うところは、貯蓄性があることや被保険者に万が一のことがあったら受取人に設定している遺族に多額のお金が支払われるなどの点です。被保険者が死亡した場合に多額のお金が手に入る保険なので、推理小説などでは保険金目当て事件としても終身保険がネタとして使われたりしますね。

ですが被保険者に万が一のことがあっても保険金が支払われない場合もあります。すべてではありませんが、被保険者が自殺した場合や保険金目当てで身内から殺されてしまった場合などは支払対象にはなりません。滅多にないことではありますが、こういった落とし穴があることも覚えておきましょう。

また保険料が他の保険に比べて割高になっていることも他とは違う点ですね。他の保険も特約を付加すれば保険料は割高になりますが、終身保険は元が割高な保障なので特約を付加してもしなくても、ある一定の保険料の高さは覚悟しておく必要があります。しかし終身保険は加入時の保険料が以後変わらないというメリットがあります。

2. 終身保険は損ばかり?

終身保険は保険の見直しがしにくい、保険料が高い、保険料払込期間が長いなどの理由から損をする保険だとネガティブなイメージを持たれている保険です。

ですが保険加入時にきちんと気をつけて加入すれば損をすることなく保険の運用ができます。終身保険は運用さえ間違わなければ問題がない保険ですし、万が一が起こっても家族のために多額のお金を用意することができます。

終身保険を損をして終わらせないためにも以下のことに気をつけて加入や解約、運用をするようにしましょう。間違った使い方では当然結果も付いてきませんから軽い気持ちで加入・解約するような真似はしないようにしましょう。

2.1 保険料が高い

終身保険は保険料が高いため、継続して加入することが難しい保険です。加入当初は問題なく支払えていた保険料でも、ライフステージが変化する毎に保険料の支払いが難しくなる可能性があります。

例えば独身だった人が結婚すれば、自分で自由に使えるお金も減りますし、保険とは別に必要な物が年々増えてきます。

この他にもライフステージの変化は幾度も私たちに訪れます。保険料が上がらないというメリットはありますが、元の保険料が高いため支払続けられなくなり解約するパターンも少なくありません。

加入年数が長ければ解約したときに解約返戻金が発生(一部例外あり)しますが、加入年数が短いとそれもあてになりません。

終身保険を損をしない保険にするためには加入当初から以後のライフステージの変化を考慮した保険料を設定する必要があります。

2.2 払込期間が長い場合がある

終身保険の保障期間はその名の通り「終身」です。つまり被保険者が亡くなるまで続きますが、その分保険料の支払いも亡くなるまで続きます。終身保険によっては払込期間が60歳払済、65歳払済、70歳…と設定されている保険もありますが、自分で設定しない限りは払込が死ぬまで続きます。

また払込期間が終身のみの場合、返戻率が100%にならないので注意が必要です。その分他の払い込み期間に比べて保険料が割安に設定できるというメリットはありますが、解約したときに上乗せされるお金が無いということでもあります。

また払込期間を60歳払済にすれば保険商品によっては120%以上の返戻率にすることも可能です。このように終身保険は払込期間によって返戻率が変化することも理解しておきましょう。

2.3 保険の見直しがしにくい

終身保険は保険の見直しがしにくいといわれています。それは払込期間が長いこと、加入年数によっては解約返戻金が僅かだという点から保険の見直しがしにくいのです。

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