バイク保険を比較!自賠責では足りない?万一に備える任意保険とは。

バイク新しく購入したあなた。バイク保険の加入はお済みでしょうか?

バイク保険は、自動車保険と同じく「自賠責保険」と「任意保険」の2つに分けられます。そのうち任意保険については、加入しなくてもバイクを運転することが出来ますが、万一事故を起こした時のことを考えると自賠責の補償内容では足りないことも多いのが現状です。バイク保険の加入率を見てみると、なんと42.0%(損害保険料率算出機構2017年度版「自動車保険概況」より)程度で、道路を走っているバイクのうち、半数以上が任意保険に加入していないことになります。

ここでは、そんなバイクの「自賠責保険」の補償内容、「自賠責保険」だけでは足りない補償など、バイク保険の基礎知識をご紹介します。また、バイクも燃料や税金など、それ自体に維持費のかかるもの。バイク保険に加入するのであれば、出来れば安く抑えたいものですよね。そんな方のために、バイク保険を安くする方法もご紹介します!

万一の場合、あなたと愛車を守るバイク保険。まだ加入していない方は是非加入を検討してみてはいかかでしょうか?

 

1.バイク保険

1.1.自賠責と任意保険

【自賠責保険】

「自賠責保険」は強制保険であり、全ての自動車やバイクに加入が義務づけられています。もし未加入(または期限切れ)で運転すると、法律で罰せられてしまい、もちろん車検も受けることが出来ません。そのため、車検時には車検期間をカバーする保険期間の「自賠責保険」に加入している必要があります。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は e694a83464bbe11bd375027bffda5e5b-1024x583.png です
 
 

では、そんな「自賠責保険」について、補償内容を詳しく把握できているでしょうか?

まず、大前提に「自賠責保険」は、事故時に相手のケガに対して補償する保険であり、以下の場合は「自賠責保険」だけでは補償できません。
  • 対人賠償責任が自賠責保険で補償できる範囲を超えてしまった。
  • 他人の物(相手の車やガードレール等)に損害を与えてしまった。
  • 運転者本人がケガをしてしまった。
  • 自分のバイクが壊れてしまった。

◆自賠責保険の補償内容

死亡 最高3,000万円
後遺障害 最高4,000万円
傷害 最高120万円

【任意保険】

事故の転倒し自分自身ケガをした場合の入院・通院補償である「搭乗者傷害」、他人の車に衝突してしまった場合の損害賠償補償である「対物賠償」など、「自賠責保険」ではカバ―できない部分を手厚く補償するのが「任意保険」です。

1.2.バイク保険は必要?

2005年4月の法改正により、高速道路での二人乗りも可能であり、バイカーにとって、バイクの利用機会も多くなったのではないでしょうか?しかし、その反面、事故にあう可能性も高くなったといえます。

バイク事故に多い、転倒して自分自身がケガで入院や通院となってしまった場合の治療費や、他人の車に衝突して損害賠償を負うことになった場合など、「自賠責保険」では補償されず、費用は全て自己負担になってしまいます。

◆「自賠責保険」と「任意保険」の補償範囲

  対人賠償保険 対物賠償保険 搭乗者傷害保険 人身傷害保険 無保険車傷害
自賠責保険 × × × ×

任意保険(バイク保険)

◎:「任意保険」で補償可能、○:「自賠責保険」で補償可能、×:「自賠責保険」で補償できないもの

「任意保険(バイク保険)」の加入で得られるポイントは、次の通りです。

  • 被害者への金銭的な救済
  • 加害者の賠償資力の確保
  • ライダーの治療費の確保

つまり、「任意保険(バイク保険)」では、個人では到底負担できない数千万円分の費用を、ライダー自身を守るための保険といえるのです。

2.バイク保険で補償される内容

ここでは、「任意保険(バイク保険)」について、補償内容をまとめました。

2.1.対人賠償保険

バイクを運転中、交通事故で「相手」にケガをさせたり、死亡させてしまい法律上の賠償責任を負った時、自賠責保険の補償金額ではカバーできない部分について、保険金が支払われます。

あくまで、「相手」のケガや死亡に対する補償であり、ご自身やご自身のバイクの搭乗者への支払いはありません。また、「相手」が他人である場合のみ補償対象となるため、「相手」が親や子どもである場合には補償されないので注意が必要です。

なお、支払額は契約時に設定した金額が上限ですが、多くの保険会社で「支払上限無制限」が適用されており、相手への賠償額に対して自賠責保険からの支払額を超えた分が無制限で支払われます。

2.2.対物賠償保険

交通事故で、「相手」のバイク・車・自転車、スマホなどの携行品、ガードレールやお店の窓など、他人の財物を破壊させてしまい、法律上の賠償責任を負った時、保険金が支払われます。

ただし、ここでいう「相手」も他人である場合のみが補償対象であり、自分自身のバイクや、親の車にぶつかった場合の修理費用は補償されないので注意が必要です。

なお、支払額も「対人賠償保険」と同様、多くの会社で「支払上限無制限」が選択できるようになっています。自賠責保険には、「対物賠償補償」が無いため、バイク保険、または実費で補う必要があるのです。

2.3.搭乗者傷害保険

交通事故で、ご契約のバイクに乗車中の方のご自身や搭乗者の方が、ケガや死亡した時、保険金が支払われます。「人身傷害補償」とは異なり、補償の対象となるのはご契約のバイクに乗っている自分自身または搭乗者です。

なお、支払額はケガの症状や部位、または死亡した場合などにより事前に支払額が定義されており、実際にかかった金額に関わらず定額が支払われます。

2.4.人身傷害保険

交通事故で、ご契約のバイクの運転者や同乗者が、ケガや死亡した時、相手との過失割合に関係なく、設定した保険金額を上限に保険金が支払われます。

「搭乗者傷害保険」にも加入している場合は、両方から保険金が支払われることになりますが、商品によっては「搭乗者傷害保険」と同時に契約できないこともあります。
この補償をつけると保険料は高くなりますが、万一の際に自己負担が無いため安心です。

2.5.無保険車傷害保険

交通事故の相手が保険に入っておらず、死亡または後遺障害を負っても十分な賠償が得られない時、相手の負担すべき保険金が支払われます。

支払われる保険金は、設定金額を上限に、相手の自賠責保険での賠償される金額が差し引かれた金額が支払われます。

2.6.自損事故保険

交通事故で、ご自身や搭乗者の方がケガや死亡した場合などに保険金が支払われる補償です。補償の対象となるのは、単独事故の場合や、ご自身側の過失割合が10(100%)のように、費用を請求する相手がいない時、かつご自身・搭乗者が対象となります。つまり、「人身傷害補償」の補償範囲を絞った補償でのイメージです。

なお、支払額はケガの症状や部位、または死亡した場合などにより事前に支払額が定義されており、実際にかかった金額に関わらず定額が支払われます。「人身傷害補償」に加入した場合は、自損事故補償の補償内容も含むことになるため、必要のない補償となります。

2.7.車両保険

交通事故や、災害、いたずらなどによりご自身のバイクの修理が必要になった時、発生した修理費用に対して保険金が支払われる補償です。
支払額は、あらかじめ設定した金額を上限に支払われます。

2.8.対物超過修理費用補償

相手のいる交通事故で、相手のバイクが破損して修理費用を支払う責任があり、「対物賠償保険」での補償額を超えた時、保険金が支払われる補償です。
基本的に、相手のバイクの破損は「対物賠償保険」で補償されるのですが、「対物賠償保険」で支払われる保険金は、支払い対象バイクの法律上の時価額が限度となります。
例えば、相手のバイク修理費用が50万円かかったとしても、バイクの法律上時価額が20万円だった場合、「対物賠償保険」では20万円しか補償されず、残りの30万円は実費で支払わなければなりません。「対物超過修理費用補償」では、この超過修理費用の30万円が補償されます。

2.9.その他の特約

【他車運転特約】

ご自身が、ご契約のバイクではなく、借りているバイクを運転中に事故を起こした時、保険金が支払われる補償です。

他人のケガや死亡、他人のバイク、物などの破損に対する補償を、借りているバイクの保険を利用するのではなく、ご自身の契約バイクの保険を利用して保険金が支払われる特約です。

【車両積載動産特約】

バイクを運転中の交通事故で、壊れてしまった腕時計やスマホなど、身の回りの携行品の損害を補償できる特約です。

【弁護士費用特約】

相手がいるバイク事故で、示談交渉を弁護士に依頼した際に発生する弁護士費用を補償する特約です。

【ファミリーバイク特約】

これは、バイク保険の特約ではなく、自動車保険にセットできる特約です。主に次の賠償責任を補償します。

  • 他人のケガ、死亡に対する補償(対人賠償)
  • 他人の物品に対する補償(対物賠償)
  • ご自身、搭乗者などのケガ、死亡に対する補償(人身傷害)※人身傷害はオプション加入が必要

ただし、ファミリーバイク特約をセットできるのは、原付・ミニバイクなどの125cc以下のバイクに限られます。1家庭に2台以上のバイク(125cc以下)を所有している場合は、ファミリーバイク特約をセットすることで、全てのバイクが補償の対象となります。

2.10.バイクの盗難保険

自動車保険では一般的な盗難保険ですが、バイク保険で盗難保険を付けられる商品は非常に少ないです。しかし、バイクは自動車と比べて盗難に遭う確率が高いのです。

バイクの盗難保険は、バイク保険ではなくバイク販売店で加入するケースがほとんどです。ごく稀に、バイク保険でも盗難保険が付けられる商品もありますが、その場合は保険料が割高になる傾向にあるため注意しましょう。

◆バイク・自動車の盗難率比較(平成30年10月末現在)

  日本国内の所有台数 年間盗難件数 盗難率
バイク 3,703,856台 15,292件 0.4%
自動車 61,988,268台 8,628件 0.01%

参考:国土交通省「自動車保有車両数統計(平成30年10月末現在」警視庁 「犯罪統計資料(平成30年1月~12月分)」を基に作成

 

3.保険料の基礎知識

3.1.ノンフリート等級とは?

等級(ノンフリート等級)とは1等級から20等級までの20種類に分かれており、等級に応じて保険料が割増・割引される制度(ノンフリート等級別料率制度)のことです。

初めてバイク保険に加入する場合は6等級から始まり、1年間保険を使用せず、バイク保険を更新した場合は等級が1つ上がり、保険料が安くなります。しかし、事故を起こして保険金を受取った場合は3等級が下がり、保険料は高くなります。

つまり、事故を起こさず高い等級を維持すること=保険料を安く抑えることに繋がるのです。

3.2.事故有等級の割引率イメージ

事故有等級とは、事故が無い等級に比べ割引率が低い等級のことを指し、事故を起こして保険金を受取った場合は、3年間「事故有等級」として見られてしまいます。

2019年に事故を起こし3等級下がってしまった場合を例に、割引率の変化を見てみましょう。

2019年 2020年 2021年 2022年 2023年

10等級

45%割引

7等級

20%割引(事故有等級

8等級

21%割引(事故有等級)

9等級

22%割引(事故有等級)

10等級

45%割引

なお、保険金受け取り内容によっては次のような設定になる場合もあります。詳しくは、各商品ごとに定義されているため確認してみましょう。

  • 1等級ダウン事故:下がる等級は1等級、事故有りの割引・割増率適用期間も1年。
  • ノーカウント事故:等級も下がらず、割引適用率も通常

3.3.バイク保険の等級による割増・割引率目安

等級が上がれば上がるほど、割引率は高く、保険料は安くなります。

等級 通常の割引・割増率 事故有等級の割引・割増率
20等級 63%割引 44%割引
19等級 55%割引 42%割引
18等級 54%割引 40%割引
17等級 53%割引 38%割引
16等級 52%割引 36%割引
15等級 51%割引 33%割引
14等級 50%割引 31%割引
13等級 49%割引 29%割引
12等級 48%割引 27%割引
11等級 47%割引 25%割引
10等級 45%割引 23%割引
9等級 43%割引 22%割引
8等級 40%割引 21%割引
7等級 30%割引 20%割引
6等級 19%割引 19%割引
5等級 13%割引 13%割引
4等級 2%割引 2%割引
3等級 12%割増 12%割増
2等級 28%割増 28%割増
1等級 64%割増 64%割増

※保険料割増引率は保険会社によって内容が異なる場合がございます。

なお、保険会社が変わってもバイク保険の等級は引き継ぐことが可能であり、全労済やJA共済のからも等級の引継ぎができます。ただし、自動車保険の等級を、バイク保険へ引継ぐことはできません。自動車保険の等級と、バイク保険の等級はまったくの別物であると考えましょう。

一時的にバイクを乗らなくなるため、バイク保険を「中断」する場合は、中断証明書を取得することで、バイク保険に再び加入する際に等級を引き継ぐことができます。中断証明書がない場合は、6等級からのスタートになってしまうため、等級による割引率は低くなってしまいます。中断証明書はの有効期間は10年間(一部例外有り)であり、一時的にバイク保険をやめる場合は「中断」を選択しておけば、後々役に立つ可能性もあります。

4.バイク保険の選び方

バイク保険を選ぶポイントは、次の3つです!

4.1.補償内容・補償範囲を決める

まず、バイク保険でどこまで補償するかを決めましょう。補償に関しては、大きく分類すると、次のように分けられます。

  • 相手のケガ、死亡に関する補償:対人賠償補償
  • 相手や他人の物に関する補償:対物賠償補償
  • 自分や搭乗者のケガ、死亡に関する補償:人身傷害補償、搭乗者傷害補償、自損事故補償
  • 自分のバイクや持ち物(携行品)に関する補償:車両保険、車両積載動産補償

それぞれの補償が、どのくらいの保険金で必要なのかについて検討しましょう。どれくらいの保険金が適正なのかわからない方は、1.3.バイク保険の加入割合を参考にしてください。

4.2.複数社の保険料を確認

補償内容・補償範囲が同じであっても、免許証の色・主にバイクを運転する都道府県・等級などにより保険料が異なるのがバイク保険です。他の方の条件で、A社が最も安かったからといって、ご自身の条件でもA社が最も安いとは限りません。ご自身の条件で、バイク保険の見積もりを取って比較しましょう。

補償内容が同じでも保険料が異なる例として、ゴールド免許のご自身と、ブルー免許の友人とで保険料を比較してみます。

  ご自身の年間保険料 友人の年間保険料
保険会社A 年間:34,000円 年間:34,000円
保険会社B 年間:20,000円(最安) 年間:30,000円
保険会社C 年間:25,000円 年間:25,000円(最安)
保険会社D 年間:38,000円 年間:38,000円

ご自身の保険料は、ゴールド免許割引がある保険会社Bが最安ですが、友人はゴールド免許割引が適用されないため、保険会社Cが最安となっています。このように、契約者の条件1つをとっても保険料に差が出る可能性があるのです。

4.3.補償内容・保険料以外のサービスを比較

ご自身で設定した補償内容以外のサービスも見てみましょう。よくあるサービスとしては、バイクが自走できなくなった場合の「レッカーサービス(ロードサービス)」です。

保険会社 サービス内容
A社 ロードサービスセンターが指定する最寄り修理工場まで、距離の制限なく無料でレッカー移動。
B社 事故や故障で走行不能になったバイクを、現場からお客様ご指定の修理工場等へ100kmまで無料にて牽引。
C社 指定する修理工場まで距離の制限なく無料で牽引・搬送。ただし、お客様が修理工場を指定される場合は30km(実走距離)を限度に無料で牽引・搬送する。
D社 特定の特約をセットしたときのみ、車種によって30万円~50万円までを補償する。
E社 修理工場等までレッカー搬送。1回の事故等について15万円を限度に補償する。

このように、各社ともに独自のサービスを展開しています。補償内容・補償範囲、保険料で迷った場合は、自動でセットされるサービスなどを比較してみましょう。

5.バイク保険人気ランキング

人気のバイク保険について、補償内容・保険料などをご紹介します。

5.1.チューリッヒ保険会社

チューリッヒ保険(自動車保険・バイク保険・傷害保険・企業向け保険など)

まさかのトラブルサポート、全ての契約者に充実のロードサービスを提供しているチューリッヒ保険会社のバイク保険。

新規のインターネット契約で、保険料が最大3,000円割引になる(割引額は年間保険料により異なる)などリーズナブルな保険料や、サービスの多さが特長です。

保険料例 原付・125cc以下(50cc、125ccなど)28,210円/年
126cc~250cc(150cc、250ccなど)72,780円/年
251cc以上(400cc、750ccなど)72,780円/年

※詳しいお見積もりは、保険会社サイトをご覧ください。

【ロードサービス】

  • レッカー距離100kmまで無料
  • 修理後搬送費用を全額サポート
  • レンタカー24時間無料
  • 帰宅費用・宿泊費用の限度額なし補償
  • ペットにかかる費用もサポート
  • キャンセル費用を50,000円まで補償
  • 応急処置は、時間の制限なく無料

5.2.三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保 MS&AD INSURANCE GROUP

三井ダイレクト損保は、三井住友海上火災保険株式会社・あいおいニッセイ同和損保を中核とするMS&ADインシュランスグループであり、「通販型」の損保会社です。

インターネット契約割引と、eサービス(証券不発行)割引の適用で、最大3,500円の割引が適用される点や、契約者限定特典として宿泊施設やレジャー施設など、国内外で20万か所以上の優待対象施設において特別割引価格があること特長です。

保険料例 保険会社サイトをご覧ください。

【ロードサービス】

  • 指定修理工場まで、レッカー距離の制限なく無料(ただし修理工場を指定する場合は50kmまで)
  • カギ開け・バッテリー上がりなど、車両トラブルを無料でサポート
  • 故障以外の相談・情報提供サービス
  • 携帯電話のGPSで迅速なサービスの提供
  • 契約2年目以降、遠方でのガス欠トラブルにガソリン10リットル無料サービス(保険期間中1回のみ)

5.3.アクサダイレクト

アクサダイレクト

アクサダイレクトのバイク保険は、使用頻度や利用目的など、ライフスタイルに合わせた保険料設定が可能です。

インターネット契約により最大10,000円の割引になる(割引額は年間保険料により異なる)など、必要な保障だけを安い保険料で選べるのが特長です。

 

保険料例 原付・125cc以下(50cc、125ccなど)保険会社サイトをご確認ください
126cc~250cc(150cc、250ccなど)41,840円/年
251cc以上(400cc、750ccなど)45,050円/年

【ロードサービス】

  • 全ての契約に、24時間365日のサポート
  • バッテリー上がりの応急作業・点検・交換、2年目以降ガス欠時、10リットルの燃料補給無料
  • 指定修理工場まで、レッカー距離の制限なく無料(ただし修理工場を指定する場合は50kmまで)
  • 積雪路面の引出し作業、落輪1m以内までの無料引き上げ作業
  • 宿泊・帰宅・ペット宿泊費用サービス
  • 修理後、車両引取りにかかる交通費の補償
  • 本人に代わって、家族・旅行会社への連絡代行

6.バイク保険を安くするには?

バイク自体、維持費や税金がかかるため、保険料はできるだけ安く抑えたいですよね?バイク保険を安くする方法をご紹介します。

6.1.バイク保険の補償内容(保険金額)を少なくする

バイク保険は万一のことを考えて加入する保険であり、保険料を安く抑えたいからといって、必要保険金以下の金額で契約するのは本末転倒です。事故を起こしてしまった時、自己負担で賠償できない部分に関しては、確実に補償をつけましょう。

過去の高額賠償判決例を見てみると、少なくとも過去に1億円以上の賠償金が発生している、相手のケガ、死亡に関する補償、相手や他人の物に関する補償は十分に加入しておくべきだと考えられます。

◆人身事故の高額賠償判決例

認定総損害額 被害態様 裁判所 判決年月日 被害者性別、年齢
5億2,853万円 死亡 横浜地裁 平成23年11月1日 男41歳
4億5,381万円 後遺障害 札幌地裁 平成28年3月30日 男30歳
4億3,961万円 後遺障害 鹿児島地裁 平成28年12月6日 女58歳

◆物件事故の高額賠償判決例

認定総損害額 被害物件 裁判所 判決年月日
1億1,798万円

トレーラー

大阪地裁 平成23年12月7日
1億3,580万円 店舗(パチンコ店) 東京地裁 平成8年7月17日
1億1,347万円 電車 千葉地裁 平成10年10月26日

6.2.補償の対象範囲を絞る

例えば、ご自身が30歳以上でバイクもご自身しか運転しない場合、補償年齢を「30歳以上補償」に絞ることで、保険料を抑えることができます。つまり、運転する方の年齢範囲は高くなるほど、保険料が割安になるのです。

運転する方の中で、最も若い方の年齢を基準に、運転者の年齢条件を選択しますが、補償の対象にしたいのは誰なのか条件を細かく設定してみましょう。

6.3.免責金額を多めに設定する

例えば「車両保険」のように、バイク保険の補償内容によっては免責金額を設定できる補償があります。その場合、免責金額を多めに設定することで、保険料は安くなるので、覚えておきましょう。

ただし、万一事故が起こった時は、この設定した免責金額を実費で支払う必要があります。

6.4.インターネットで契約する

近年増えてきている、インターネットでのバイク保険加入。バイク販売店などの店舗で加入するのに比べ、保険会社の人件費がかからない分、割引になる商品があります。

人気保険ランキングでも紹介しましたが、インターネットからの契約で保険料が割引になるキャンペーンもあるため、活用しましょう。気になる商品を見つけたら、加入手段で割引がないかどうか、まず確認することが大切です。

6.5.バイク保険の等級を引き継ぐ

バイク保険の等級は、保険会社を変えても、またバイク保険を中断していても引き継ぐことができます。
最大限の保険料割引を受けられる20等級の場合、63%ほども保険料が割引になるケースもあるため、バイク保険を変更する際には等級は忘れずに引き継ぐようにしましょう。

7.バイクの買い替え・手放すとき、保険はどうする?

7.1.バイクを買い替えるとき

【自賠責保険について】

125㏄超の自動二輪車から同じ125cc超の自動二輪車への買い替え、原動機付自転車から同じく原動機付自転車への買い替えのように、同一車種であれば、今まで加入していた自賠責保険の変更ができます。しかし、これには今まで乗っていたバイクの廃車手続きが条件となります。バイクを売却した、譲っただけでは変更できません。買い取り業者などに売る場合は、自賠責保険の補償が残ったまま売却するのが一般的でしょう。

バイクショップなどで中古のバイクを売買する場合、名義変更などの手続きはショップでやってくれるでしょうが、友人間など個人で売買する場合は、自分たちで名義変更の手続きをする必要があります。

自賠責保険は、車体に対して保険がついているので、名義変更が遅れても保険金が出ないことはありません。ただし、自賠責保険の満期通知が自分のところに届いてしまったり、譲り渡した方が無保険になったりする可能性があるため、必ず名義変更の手続きをしておきましょう。変更の手続きは、譲り渡す方、譲り受け取る方のどちらでも手続きが可能です。

【任意保険について】

保険会社または契約を取り扱っている代理店に連絡し、買い替えたことを伝えて新しいバイクの情報に変更する必要があります。ただし、こちらも自賠責同様、同一車種であることが条件となります。そのため、原付から125cc超の二輪車に乗り換えた場合は、新規で入り直す必要があるのです。

7.2.バイク保険の切り替え

では、バイクを買い替えるタイミングで、保険料の安い保険会社に切り替えたい場合、どうしたらよいのでしょうか?

買い替えにお金がかかり保険料を安くしたい、買い替えるタイミングで保険会社を変えたい場合は注意が必要です。

割引が最高の20等級の場合、満期時の切り替えでも、途中解約での切り替えでも、タイミングが重要となります。例えば、17等級の契約を持っている方を例に、等級の変化を見てみましょう。

事故なく満期を迎えていれば、翌年の8月に18等級となり割引が進んだはずですが、12月に中途更改(こうかい)してしまうと、更新日がずれ翌年12月まで17等級のままとなり、結果的に割引が遅れることとなります。次の更新まであと少しであれば、満期を待ってから保険会社を変えることをお勧めします。
また、バイクを買い替えるまでの期間が空いてしまう場合は、きちんと中断の手続きをして、等級を引き継げるように手続きをしましょう。

7.3.解約手続き

バイクを手放す時、自賠責保険と任意保険の解約手続きをしなければなりません。

7.3.1.自賠責保険の解約手続き

自賠責保険の解約手続きは、バイクの販売店や保険の代理店ではなく、契約している保険会社(組合)の窓口で行います。どこの保険会社で契約しているか分からない時は、自賠責保険の証明書を見るか購入したバイクの販売店などで確認しましょう。解約に必要な書類は以下の通りです。

自賠責保険の解約 補足

自賠責保険(共済)証明書

 

印鑑

シヤチハタなどスタンプ式のものは認められないことが多い

100円ショップなどで売っている認め印はOK

振込先となる金融機関の口座番号

本人の口座

返戻金がある場合に必要

本人確認書類

「運転免許証」「マイナンバーカード」「印鑑登録してある実印と印鑑証明書」などがあるが、写真付きの身分証明書が便利

250cc以下のバイクであれば保険標章

ナンバープレートに貼ってあるステッカー

廃車証明書

自賠責保険は強制保険であり、廃車や解体をしたと証明する書類がなければ解約できない

郵送での手続きも可能であり、近くに窓口がなかったり、営業時間内に行けない方は相談してみましょう。ただし、解約日は廃車日ではなく、保険会社に書類が到着した日になるので、廃車をしたらすぐに解約の手続きをするようにしましょう。

【解約返戻金】

自賠責保険は、保険開始前に解約をしたとしても全額は戻りません。補償開始後すぐに解約したとしても、半分程度しか戻らないと思っておいたほうがいいでしょう。解約返戻金の目安は以下の通りです。

◆自賠責保険の解約返戻金目安(本州、北海道本島、四国本島、九州本島の場合)

対象契約

24か月契約の

参考保険料

保険始期前解約 18か月前 12か月前 6か月前 1か月前 1か月未満
検査対象外軽自動車※ 12,220円 7,210円 5,390円 3,570円 1,790円 300円 0円
原動機付自転車 9,950円 4,940円 3,700円 2,450円 1,230円 200円 0円

※検査対象外軽自動車とは、125超~250cc以下のバイクなど

出典:損保ジャパン日本興亜「バイク自賠責i自賠について」より

保険料や解約返戻金はどこの保険会社でも同じですが、住んでいる地域や加入した年月日、契約期間、排気量によって異なります。

7.3.2.任意保険の解約手続き

自賠責保険とは異なり、任意保険は代理店でも解約手続きが可能です。自賠責保険と任意保険を同じ保険会社で契約していれば、保険会社の窓口で1回の手続きで済みます。任意保険は、先の日付でも手続きができるのため、あらかじめ廃車する日を伝え、解約した意思を伝えましょう。解約時の書類は以下の通りです。

任意保険の解約 補足

任意保険の保険証書

 

印鑑

シヤチハタなどスタンプ式のものは認められないことが多い

100円ショップなどで売っている認め印はOK。印鑑が必要ない場合もある

振込先となる金融機関の口座番号

本人の口座

返戻金がある場合に必要

本人確認書類

「運転免許証」「マイナンバーカード」「印鑑登録してある実印と印鑑証明書」などがあるが、写真付きの身分証明書が便利

【任意保険の解約における注意】

この先乗ることがない、ということであれば問題ありません。ただし、買い替え予定がある、またはしばらく乗らないつもりだが、また乗るかもと少しでも思っているようであれば、解約をせず「中断」という方法もをとりましょう。

【解約返戻金】

任意保険の解約返戻金は、一般的に年払いの場合は「短期率」、月払いの場合は「月割」の係数を使って計算されます。

保険料を年間4万円として、途中解約するまでの払込保険料総額をまとめました。月払いの場合、保険料は年払いより5%高くなるため、年間保険料に差があります。

◆途中解約した場合の保険料総額

  年間保険料 7日まで 15日まで 1か月まで 2か月まで 3か月まで 4か月まで 5か月まで
年払い 40,000円 4,000円 6,000円 10,000円 14,000円 18,000円 22,000円 26,000円
月払い 42,000円 3,500円 3,500円 3,500円 7,000円 10,500円 14,000円 17,500円
  年間保険料 6か月まで 7か月まで 8か月まで 9か月まで 10か月まで 11か月まで 12か月まで
年払い 40,000円 28,000円 30,000円 32,000円 34,000円 36,000円 38,000円 40,000円
月払い 42,000円 21,000円 24,500円 28,000円 31,500円 35,000円 38,500円 42,000円

月払いの場合、利用分を支払う仕組みであるため、基本的に解約返戻金はありません。当月分を翌月払うなど、引き落としのタイミングによっては、解約月の保険料を解約翌月に支払うということもあります。

また、契約月に2か月分保険料を払う保険会社の場合、初月で解約したときは翌月分が戻ります。分割払いの場合は、支払う回数、銀行やクレジットカード会社が保険料を引き落とすタイミングによって異なります。

8.まとめ

バイクは、車と違い運転者が生身の人間であるため、交通事故を起こした時の治療費は高額になる可能性が高いのです。自賠責保険だけではカバーしきれないケースも多く、ぜひ任意のバイク保険の加入を検討しましょう。

すでに、任意のバイク保険にすでに加入している方は、バイクを手放す時・買い替えの時、バイク保険の契約を中断するのか解約するのか、また保険を切り替えるタイミングや状況を見極めて有利な手続きを心がけましょう。


『保険相談したいけど、結局どこがおすすめ?』

店舗よりも自宅やカフェで相談できる方が移動が楽な上に、保険は一度きりで決められないこともあるはず。
そこで強くおすすめしたいのが、訪問型の無料保険相談サービスである、『保険コネクト 』です。

所属する全てのFP(ファイナンシャルプランナー)が44社全ての保険を扱うことのできる日本最大級の保険代理店です。
保険業界の経験者を採用しており2500人以上と、他社よりも精鋭のベテラン揃いです。

保険相談は結局のところFPが信頼できるかに左右されるため、保険のことは、まず最初に「保険コネクト」で無料相談をしてみるのがよいでしょう。

 「保険コネクト 」を見る