超保険ってどんな保険?その仕組みと内容を解りやすく説明します!

東京海上日動火災保険が展開している、トータルアシスト超保険と言う商品は知っていますか?

生損保一体型で、補償のモレ・ダブりを解消すると言う目的で東京海上日動火災保険が展開している保険商品です。

保険会社は、補償のモレやダブりを解消する事で、無駄な保険料を節約し、また保険をまとめることで割引をして安くします!という事を言っています。

しかし、本当のところはどうなのでしょうか。

「トータルアシスト超保険の内容が解らない」・「本当に安くなるの?」と言う声があるのも事実です。

生損保一体型の超保険とは一体どのような保険なのでしょうか。

保険に少しでも興味のある方や詳しい方にとっては、この超保険がどういった内容・仕組みなのかは解ると思いますが、そうでない方にとっては、よく解らない存在なのではないでしょうか?

そこで、この記事では元保険代理店としていくつもの保険を見てきた立場から、メリット・デメリットも含めて超保険の基本的なところを出来るだけわかりやすく説明していきます。

この超保険がどういった内容で、まとめることにどの様な意味があるのか、補償内容などもしっかりと確認して判断できるようになりましょう。

1.東京海上日動グループとは?

それでは、トータルアシスト超保険を説明する前に、販売を行っている東京海上日動火災保険について説明していきましょう。

東京海上日動火災保険は東京海上グループの主要会社です。

細かく説明すると、少し複雑なほどに大きなグループですので、保険事業だけで解説すると、東京海上日動火災保険をトップとして、東京海上日動あんしん生命・日新火災・イーデザイン損保など、生命保険から損害保険のリテール部門(一般家庭の商品など)に特化した子会社から少額短期保険から代理店までも展開する大きなグループ会社です。

この東京海上日動火災保険は、損害保険業界ではトップであり、リーディングカンパニーとも言われる保険会社であり、新しく損害保険で何かをするのは東京海上からと言われるほどの会社です。

それでは、損害保険と生命保険について分けて解説していきましょう。

1.1損害保険の分野

それでは、損害保険の分野について少し説明していきましょう。

先ほども書いたように、東京海上日動火災保険は損害保険業界では、トップと言って良い保険会社です。

損保ジャパン日本興亜グループや三井住友海上グループと合わせて3メガ損保とも言われます。

そして、損保業界では東京海上日動火災保険が新たな試みや商品を始める会社としても知られています。

要は、東京海上がやり始めてからその他の保険会社が追随すると言う事です。

そして、東京海上日動火災保険グループと言う様に、さまざまグループ会社があり、日新火災やイーデザイン損保と言う損害保険会社は東京海上グループであり、それぞれにマーケットが異なります。

日新火災は、主にリテール分門と呼ばれる、一般家庭などの個人向けの商品に力を入れている保険会社であり、企業向けの商品などはそこまで強くなく、大きな企業向けの商品は東京海上日動火災保険に任せるような形になります。

またイーデザイン損保は、近年の自動車保険のネット化に伴い力を付けてきた子会社です。

ソニー損保やアクサダイレクトなど、ネット系の自動車保険会社に対抗する形ですが、保険料の勝負になると少し分が悪いのが現状と言えるでしょう。

東京海上日動の損害調査課が使えるという事で、事故の時の対応面などではネット系の自動車保険の中では強いと言えるでしょう。

有名どころでは上記の2社になりますが、この他にも少額短期保険の子会社を持っていたりしますので、それぞれのマーケットに合わせた子会社を持っているという事になります。

1.2生命保険の分野

次に、生命保険の分野の説明をしていきましょう。

俗に言う金融ビッグバン以降、各損害保険会社が生命保険会社の子会社を持つようになったように、東京海上火災保険も東京海上日動あんしん生命と言う生命保険会社を子会社として持っています。

この東京海上日動あんしん生命も損保系生保として、様々な商品を出していますが、正直なところを言うと、パッとする商品が無いと言うのが現状と言えるでしょう。

同じ損保系の損保ジャパン日本興亜ひまわり生命に比べると、医療保険・がん保険や死亡保障など少し見劣りする商品ばかりと言えます。

強いて言うと介護保険である「長生き支援終身」と言う保険が評価は高いと言えます。

それ以外では、医療保険である「メディカルKitR」と言う商品は少し面白い商品と言えますが、保険料などを見ると見劣りする商品とも言えます。

損害保険の分野に対して、生命保険の分野に関しては少し苦戦していると言うイメージが拭えないのが東京海上日動グループと言えるのです。

 

東京海上日動グループは損害保険業界ではトップクラスですが、生命保険業界では少し苦戦している保険会社と思っていただければ、超保険を出した理由なども見えてくると思います。

損害保険・生目保険共に、良い商品も多くありますので、次の章からその辺りも含めて超保険について解説していきます。

2.超保険とは

それでは、トータルアシスト超保険について説明していきましょう。

トータルアシスト超保険と言うのは、生損保一体型の保険として売り出している保険商品であり、個人向けの保険商品になります。

生損保一体型と言われてもピンと来ない方も多いと思いますが、簡単に言うと生命保険も損害保険も、まとめて一つにするという事です。

細かなところを言うと、保険証券が一つになるのか、証券番号が一つで枝番になるのかが少し解らないところではありますが、大きな問題ではないと言えます。

なぜ、東京海上日動火災保険がこの様な商品を出したのか?と言うのはもう少し後でしっかりと見解を書いていきますので、ここでは、損害保険と生命保険のそれぞれどのような内容になっているのかを説明していきます。

2.1損害保険について

それでは、損害保険の分野について説明していきます。

損害保険とは物保険であり、自動車保険・火災保険・傷害保険がメイン所の保険商品です。

それぞれに、単体の保険である「トータルアシスト自動車保険」「トータルアシスト住まいの保険」「トータルアシストからだの保険」と言うラインナップはしっかりと存在する中で、超保険はこれらをセットにした保険であり、必要な保険を選び加入すると言う形になります。

解りやすく言うと、自動車保険と火災保険を東京海上日動火災保険で加入しているのであれば、別々にしておくのではなく、超保険に切り替えて超保険の自動車保険と火災保険を選べば同じ補償で管理もしやすくなるという事です。

それでは、単体の商品とどこが違うのか?と言う疑問も出てくると思いますので、それはメリット・デメリットとして後ほど詳しく書いていきます。

ただ、一つだけ言えるのは、単体の保険と超保険では少し補償内容が異なるという事と、割引があるという事です。

2.2生命保険について

それでは、次に生命保険の分野に関して説明していきます。

生命保険もそれぞれ単体の商品で、死亡保険・医療保険・がん保険などラインナップがあります。

超保険で選べる保険も、この単体の商品と同じ商品を選べますので、各段違いを解説するところもありません。

必要な保障があるのであれば、超保険で損害保険と一緒にしておくことで管理がしやすいと言うだけの物であり、細かな特約などの違いやセット出来る・出来ないという事がありますので、内容のチェックは必要になります。

3.超保険のメリットとは?

超保険の基本的なところを説明しましたが、イマイチ解らないと言う方もまだ多くいると思います。

ここでは、超保険のメリットについて、損害保険の分野と生命保険の分野に分けて説明していきます。

保険を一つにまとめることがメリットと言われますが、それが本当にメリットなのか?契約する側から見てどのようなメリットがあるのか?という所を見て行きましょう。

3.1損害保険のメリット

損害保険には先ほども書いたように、自動車保険・火災保険・傷害保険とあると書きましたが、これらをまとめることで管理がしやすいと言うのが保険会社のメリットですが、果たしてそれ以外にどの様なメリットがあるのか?それぞれの保険の内容を見てメリットを探っていきましょう。

自動車の補償

自動車の補償と言われる部分についてですが、単体の自動車保険と内容は同じになります。

自動車保険で大事になる、相手方への賠償である「対人賠償・対物賠償」という所は基本補償として、ご自身の車への補償・同乗者を含むケガの補償など、自動車保険の補償は準備され、車両保険の補償範囲も一般補償と限定危険の補償と選べるようになっているので、単体のトータルアシスト自動車保険と内容は同じになります。

住まいの補償

この超保険の大きなメリットがあるのが、この住まいの補償と言われる火災保険の部分になります。

大まかな火災保険の補償範囲は同じになりますが、地震保険に関しての補償内容が単体商品である「トータルアシストすまいの保険」とは大きく異なります。

それが、地震による損害の補償額の限度です。

地震保険の保険金額(保障額)と言うのは、火災保険の保険金額の50%までが限度であり、基本的にそれ以上の補償額を準備することは出来ません。

解りやすく表にすると下記のようになります。

建物2,000万円:家財1,000万円の火災保険の場合

建物 家財
火災保険 2,000万円 1,000万円
地震保険 1,000万円 500万円

上記の様に、それぞれ火災保険の基本補償額の50%が地震保険の保険金額の上限になります。

しかし超保険の場合には、この限度額が100%まで引き上げられる特約が存在するのです。

今までは、地震で自宅が全壊した場合には、地震保険金で建物を建て直すことが出来なかったのですが、この特約を付加する事で、地震や噴火や津波で自宅が全壊した場合には再建できるだけの保険金が下りるという事です。

保険料は高くなりますが、この特約をセットしたいのであれば超保険にする必要があるという事です。

ちなみに、東京海上日動火災保険以外では損保ジャパン日本興亜のTHEすまいの保険でもこの特約はあります。

この特約がある事が、超保険の一番の魅力と言えるでしょう。

ケガなどの補償

ケガの補償である傷害保険に関しては、大きなメリットは正直ありません。

傷害保険はケガの補償ですが、賠償責任に関する補償をセットする方が多い保険種目です。

他人の物を壊した・ケガをさせたと言うような時に、日常生活賠償責任・個人賠償責任などの特約で賠償責任のリスクをカバーする目的で加入する方が多いのですが、この特約が自動車保険や火災保険の特約と重複する場合があるのです。

この補償の重複を解消できると言う面では、メリットと言えるかもしれません。

 

この様に、トータルアシスト超保険の大きなメリットは火災保険の特に地震保険に関するメリットだけと言っても良い保険になります。

その他の補償に関しては、割引率などをみて単体の商品が良い場合もあります。

3.2生命保険のメリット

それでは、生命保険に関するメリットを説明していきましょう。

ハッキリと書くと、生命保険に関するメリットは感じられません。

損保系の生命保険と言うのは、生命保険・医療保険・がん保険・収入保障保険などそれぞれの商品が独立し単品商品のようになっています。

そのために、従来の日本社の生命保険会社が販売するような、あれもこれも付いているセット商品ではなく、自分に必要な保障だけを選び加入すると言う考え方になっています。

東京海上日動あんしん生命の生命保険に関しては、先ほども書いたように飛びぬけて良い商品がある訳ではないので、是が非でも損保と絡めて契約をした方が良いという事はありません。

商品ラインナップや割引などを見る限りでは、大きなメリットは無いと言えるでしょう。

4.超保険のデメリット

それでは、次にデメリットに関して説明していきましょう。

保険会社は基本的に保険商品を売りたいので、良い事を重点的に発信はしますが、悪い事やデメリットに関しては少なからず発信をためらいます。

公式ホームページでも「7つのメリット」など、良い事は目にしますが本当のところはどうなの?と思う方も居るでしょう。

そこで、ここではデメリットに関して少し説明していこうと思います。

4.1損害保険のデメリット

損害保険に関するデメリットにはいくつかありますので、それぞれの保険で説明していきます。

自動車の補償

大まかなところで言うと、メリットのところで書いたように、大きなデメリットは無いように思いますが、保険料や保障内容のところで少し気になるのは、細かな補償を選択できるかという所です。

車両保険に関するところが大きなポイントとなりますが、車両保険の内容が一般条件(自損事故や当て逃げなどフルカバーの車両保険)しか選択できないのであれば、保険料や細かな補償を選択したい方にとってはデメリットになると思います。

要は一般条件ではなく車対車限定危険だけで良いと言う方や、車両保険が必要ないと言う方など、それぞれに考え方は違うために、そこの選択が出来るかという事です。

また、人身傷害などの補償額が固定なのかどうなのか?という所など、自動車保険は細かな所の微調整が必要になるので、その辺りが出来るかどうかが大きなポイントとなるでしょう。

すまいの補償

すまいの補償に関しても、地震保険に対するメリットは高いので、その他の保障面に関するところを確認する必要があるでしょう。

損害保険に関するデメリットはこの様な所ではありますが、基本的に単体商品と同じなので、超保険にするデメリットは多くない気がしますが、細かなところをしっかりと確認する必要があるという事だけですね。

4.2生命保険のデメリット

それでは、生命保険のデメリットに関して説明をしていきましょう。

先ほども書いたように、トータルアシスト超保険での生命保険のラインナップは単体商品のラインナップと基本的には同じになります。

そのため、超保険にするメリットの一つには割引なども有りますが、引き受け保険会社があんしん生命の超保険では、割引が無い場合もあると公式ホームページには記載があります。

少し解りにくい話ですが、損害保険と生命保険をまとめて、補償のダブりの解消や管理のしやすさを謳っている保険ではありますが、損害保険は東京海上日動火災保険が引き受け、生命保険は東京海上日動あんしん生命が引き受けるために、2社の保険会社が絡むことになります。

東京海上日動火災保険が主動で行っている商品であるために、生命保険をメインとした超保険では割引が使用できないと言うケースがあります。

契約内容によっては、割引の対象となりケースも勿論あるために、超保険を考えているのであれば、その辺りを少し確認する必要はあります。

5.保険に対しての考え方

さて、トータルアシスト超保険について少し説明しましたので、ここからはもう少し基本的な事を解説していきます。

基本的な保険の考え方を理解する事で、トータルアシスト超保険がどのようなメリット・デメリットがあるのか?という所が解ってくると思います。

保険の基本を理解していなければ、保険屋さんの言うなりになる可能性があります。

それが、一概にダメな事だとは言いませんが、物事には向き不向きが確実に存在するので、自分には超保険が向いている・向いていないと言う判断が出来るようになりましょう。

5.1損害保険

損害保険は、物保険と言われるように自動車事故に対する補償や、住まいに関する補償など、物に関する万が一に備える保険です。

自動車保険に関しては、自動車事故によって相手にケガを負わせてしまったり、相手の自動車を破損してしまったり、他人の物(家の壁や電柱・ガードレールなど)を壊してしまった場合の賠償責任に備えると言う保険です。

また、自分の自動車に対しても破損した時の修理代などを補填する事や、自分や同乗者のケガの治療費の補填など、自動車に関するすべての事に対する補償です。

また、火災保険に関しては自身の財産である家や家財道具に損害が出た場合に、それらを補償する保険です。

火事や自然災害で自宅や家財道具に損害が出た場合の修理代などに充てるケース殆どであり、補償の範囲も非常に広くなってきています。

そのため、自動車を買ったら自動車保険、家を買ったら火災保険と財産を保有すると必ずと言って良いほど加入する保険です。

そして生命保険と違い、各社で大きな補償内容の違いがある訳ではなく、どこも基本的な補償内容は同じです。

細かなところで言うと、特約の内容が少し違ったり保険料の差が少しあるぐらいで大まかなところは同じです。

5.2生命保険

生命保険の基本的な考え方は、「自分のための保険」と「残された家族のための保険」の2つに分けることが出来ます。

「自分のための保険」とは、医療保険やがん保険や介護保険や個人年金保険などの、自分の病気や介護・老後に備えるための保険です。

病気をした時に、治療費の足しにする事や、将来介護が必要になった時の費用から老後の生活資金など、自分が生きている間に困らないようにする保険です。

一方の「残された家族のための保険」と言うのは、自分に万が一の事が起こり亡くなってしまった場合などに、残された家族へお金を残す保険です。

この保険には、死亡保険はもちろんですが、近年注目を浴びている就業不能保険なども、残された家族に負担を掛けない・路頭に迷わさないための保険と言えるでしょう。

また、先ほど紹介した介護保険に関しても、介護をする家族に負担をかけさせないと言う面では、こちら側の保険であるという事も言えます。

6.他社の保険会社が超保険の様な事をやらない理由

さて、冒頭でも少し解説した様に損害保険業界ではリーディングカンパニーと言われる東京海上日動火災保険ですが、その東京海上日動が展開しているトータルアシスト超保険を、その他の損害保険会社がなぜマネをしないのか。

本当に便利で利益が上がるのであれば、その他の保険会社も同じような商品を展開するはずですが、現状ではこのトータルアシスト超保険と同じような事を展開している保険会社は無いと言って良いでしょう。

東京海上グループの朝日生命など探せばありますが、そうではなく他社が行わないのにはどのような理由があるのかを少し解説していきます。

6.1商品的な側面

商品的な側面で説明すると、はっきり言って自動車保険や火災保険をまとめて一つのパッケージにするメリットが少ないと言えるからです。

割引率や事務処理などを考えると、わざわざトータルアシスト超保険の様にやらなくても、同一契約を把握さえしていれば、割引などはどうにでもできるという事です。

また、生命保険までも抱え込まなければいけないとなれば、いくらグループ会社と言え、法人としては別の会社である生命保険会社との調整もしなければいけません。

メリットが少ないうえに、事務処理などが煩雑になるのであれば、わざわざこのような商品を作る費用があるでしょうか?

商品としては、そこまで魅力的とは言えないのが現実でしょう。

6.2会社的な側面

会社的な側面で言うと、先ほども書いたように事務処理が煩雑になると言うデメリットなども有りますが、わざわざ超保険の様にやらなくても、代理店で顧客のリスクマネージメントをしっかりとして、多種目までも取りこめられればOKなのです。

そのために、リスク管理シートなどを活用する保険会社もあります。

やっている内容は、超保険と同じですが、商品としてではなく代理店を通じて顧客のリスクをしっかりとカバーできるのであれば、商品にして売らなくても大丈夫という事です。

7.東京海上がなぜ超保険を出したか

東京海上日動火災保険がなぜトータルアシスト超保険を展開したのかを少し説明していこうと思います。

東京海上日動の関係者ではないので、憶測の話だろうと言われるとそうなのですが、一概に間違ってはいないと思います。

損害保険業界ではトップと言われる東京海上日動ですが、損害保険業界も他業界と同じで少子高齢化・人口減少によって国内の損害保険での利益は落ちてきているのが現状です。

損害保険は自動車や家を所有しなければ加入しない保険であると説明した様に、若者の自動車離れやマイホームを買わずに賃貸住宅に住み続ける人が増えると、損害保険への加入率・収益率は自ずと落ちていきます。

そうした中で、一般家庭の種目と言えるリテール部門に力を入れるよりも、法人契約や海外の契約に力を入れるのは必須となってくるでしょう。

東京海上も、海外展開などを行っていますが、その間に国内市場が少し手薄になった感は否めないのです。

日本興亜損保(現:損保ジャパン日本興亜損保)などはリスクチェックなどを実施して、国内リテール部門に対して抱え込みを狙い、代理店を中心として契約の抱え込みを実施しました。

これが先ほど説明した様に、東京海上の超保険と同じことをしっかりとしていたのです。

日本国内での、損害保険の契約のπが減少する中で、その契約数を奪い合う形になっているのが現在の損害保険業界と言えるのです。

そんな現状で、一般家庭の種目の損害保険の抱え込みを行うために、トータルアシスト超保険を販売し、自動車・火災・傷害を中心に割引等を駆使して抱え込みを狙っての展開と言えるでしょう。

そこに、生命保険も付け加えることで、表立っては「補償のモレ・ダブりの解消」と言う謳い文句ですが、実際は「その家庭の保険を丸ごと抱え込みたい」「出来れば生命保険まで・・・」と言う狙いで、この保険を展開したという事です。

これが、東京海上のトータルアシスト超保険の販売理由だと言えるのではないでしょうか。

8.まとめ

さて、東京海上日動火災保険のトータルアシスト超保険について基本的なところを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

完璧に解ったと言う方は少ないかと思います。

複雑な商品ではなく、至って簡単な商品なのですが、東京海上日動火災保険と東京海上日動あんしん生命のいくつもの商品の中から必要な物を自分で選んでパッケージ化すると言う点において、少し煩雑で解りにくいと言うイメージを抱いてしますと思います。

ここで、保険を売っていた立場から見て、このトータルアシスト超保険が本当に良いのか?それともあまり良くないのか?と言う結論を出すと、後者のあまりよくないと言う結論を出します。

個人的な見解もあり、保険はまとめて管理したいと言う人にとっては、トータルアシストのような商品は良いと思います。

ただ、公式ホームページの情報や生命保険の各商品を見ても、そこまでメリットを感じないと言うのが正直な感想です。

自動車保険にしても、保険料勝負で言うとネット保険に負けてしまいますし、事故の時に代理店が必要と言う方であれば、無理にトータルアシスト超保険でまとめなくても、損害保険の代理店で契約をまとめてしまえば、何かあった時の連絡先は一つで済みます。

生命保険に関しても、東京海上日動あんしん生命の商品で、他社商品よりもずば抜けていい商品がある訳でもない。

そうなると、わざわざ、トータルアシスト超保険にするメリットが無いのです。

保険料を安くするために、割引を期待するなら、それぞれ安い保険会社を見つければ良いし、代理店が必要なら先ほども書いたように、信頼できる代理店を見つければ良い。

生命保険に関しては、もっといい内容の商品がたくさんある。

批判する訳ではないですが、これが正直な感想です。

しかし、保険への考え方は人それぞれですので、このトータルアシスト超保険に魅力を感じる人も居ると思います。

決してやめておいた方が良いと言う劣悪なモノではなく、特に得が無いと言うだけで損をするモノではありません。

もし、東京海上日動で多くの保険契約があるのであれば、超保険で割引を受けるなり管理しやすくするなど検討してみても良いと思います。

ただ、他社商品から乗り換えてまでと言う事に関しては、そこまでする必要はないという事です。

保険選びのヒントになれば幸いですが、保険を選ぶ上でも、必要最低限の知識は準備してきましょう。

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