第一生命の学資保険とは?保険の内容を徹底解析して教えます!

『保険相談したいけど、結局どこがおすすめ?』

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学資保険は同業他社がたくさんあり、どれがいいかというのはなかなかわかりにくいですよね。
月々の保険料はいくらなのか、返戻率や満期のタイミングはどれくらいなのか悩みの種は多いと思います。
そこで、この記事では、第一生命の学資保険である「こども応援団」と「Mickey」を見て行きましょう。
子供のために作られた優秀な学資保険プランでもあり、親のもしもの時の保障にも手厚いモノになっています。
そして今回の記事では、他社商品とも比較をしていきますので、学資保険に迷ている方には参考になる記事になるでしょう。

目次

1. 学資保険の仕組みとは?
1-1 学資保険の基本保障
1-2 学資保険の有効性について

2. 第一生命の学資保険
2-1 第一生命学資保険「こども応援団」
2-2 第一生命学資保険「Mickey(ミッキー)」

3. 「こども応援団」A1型の内容
3-1 満期時の受取りタイミングを調べよう

4. 「Mickey」B1型の内容
4-1 「B2型」の内容
4-2 「C型」の内容

5. 「こども応援団」と「Mickey」どちらがいい?
5-1 保障内容を明確に!

6. 「こども応援団」のメリット
6-1 「こども応援団」のデメリット
6-2 「Mickey」のメリット
6-3 「Mickey」のデメリット

7. 返戻率の仕組み
7-1 他の学資保険と比べるとどうなの?
7-2 第一生命の学資保険を選ぶ際

8. まとめ

1. 学資保険の仕組みとは?

保険を理解するためには、「その保険はどんな目的のものなのか」「どんな保障が用意されているのか」を把握することが大切です。いざ学資の準備をしようと意気込んでも、なかなか計画通りにはいかないもの。

特に学資の準備は、金額も大きいですし、期間も長いですし、最後まで続けるのも一苦労でしょう。学資保険はコツコツ計画的に学資の準備をしたい人の心強い味方。学資保険は「保険契約」、つまり契約をしたら決まった日に決まった保険料の引き落としがあります。その保険契約の「決まり」を活用すれば、毎月の積立を自動化できるのです。

さらに学資保険は途中解約した場合、払戻金は支払った保険料よりも少なくなることがほとんど。

保険選びで大事なのは、きっちりと基本をふまえたうで「自分にあった保険を選ぶこと」です。

とはいえ、学資保険の概要を理解したとしても、数ある商品の中から自分に合ったものを絞り込んでいくことは決して容易ではありません。目的を明確にし、適した商品を選び、具体的に保障内容を決める。その作業には多くの知識と時間を要します。

1-1 学資保険の基本保障

学資保険の主な保障内容としては、次のようなものが挙げられます。

・満期保険金/満期祝い金

契約満期時に受け取れる保険金。学資保険の中でメインとなる保障で、受け取れる金額は最も大きい。

・入学祝い金/学資祝い金
主に小学校~大学に進学する際、入学時の祝い金として一時金が受取れる。
また、これらの保障には下記のような特約を付加することができるのが一般的です。

・保険料免除特則

契約者(多くの場合、保護者)が死亡もしくは高度障害状態となった場合に、保障内容はそのままで保険料の支払いが免除される特約。

・育英年金

契約者(多くの場合、保護者)が死亡もしくは高度障害状態となった場合、一年に一度、育英費用として決まった金額の保険金を受けることができるという年金形式の特約。

・入院給付金特約

入院した際に所定の保障が受けられる特約。入院1日に対して、5,000円、10,000円など所定の給付金が受け取れるタイプが一般的。

・手術給付金特約

手術を受けた際に所定の保障が受けられる特約。手術1回に対して、5万円、10万円など所定の給付金が受け取れるタイプが多い。

1-2 学資保険の有効性について

まず、学資保険の主な目的は「学資の準備」と「医療保障の確保」の2つと言えるでしょう。

まずメインとなるのが、「学資の準備」。

一般的に子供は、幼稚園 ⇒ 小学校 ⇒ 中学校 ⇒ 高校 ⇒ 大学という進学ルートを辿っていきます。文部科学省の「子供学習費調査」によれば、幼稚園に入園し、高校を卒業するまでに必要な平均的な教育資金は、すべて私立に通った場合で約1,770万円、すべて公立を利用した場合でも約523万円に上ります。

子供の教育は、進学先が公立か私立か、進学先へ自宅から通学するか下宿先から通学するか、などによっても変わってきますが、いずれにしても子供の教育費が家計にとって大きな負担になることは間違いないようです。

学資保険のひとつめの目的は、その子供の教育資金による家計への負担を和らげることです。学資保険に加入すると、毎月保険料を支払う代わりに、加入時に決めたタイミングでまとまった保険金を受け取れます。また、一般的に学資保険の受け取る保険金の総額は、支払った保険料の総額よりも多くなります。

つまり、保険金の受け取りを教育資金の負担が重くなるタイミングに設定すれば、効率的な教育資金の準備にもなるのです。子供の教育資金が「いつ・どのくらい」必要になるかを予測し、それに見合った学資保険に加入しておけば、子供の教育資金を工面するうえで、大きな助けになるのです。

学資保険のもうひとつの目的は「医療費の確保」です。

子供も事故や病気により、入院や手術をする可能性があります。もちろん日本では公的医療保険制度も充実していますが、病状や治療内容によっては大きな治療費の負担が発生するケースも考えられます。学資保険のなかには、そうした事態にそなえて、入院や手術の際に保障を受けられる特約を付加できるタイプも存在します。

そのような特約を付加しておけば、子供が病気やケガをしたときに、手厚い治療や待遇を受けさせてあげることができるでしょう。
ただし医療保障の特約を付加した場合、解約をしたり満期を迎えたりしたときに受け取れる保険金は少なくなることがほとんどですから、その点には注意しておくことが必要です。

 

2. 第一生命の学資保険

第一生命は大手の生命保険会社というイメージが強く、イメージキャラクターもミッキーなので大変人気がありますよね。第一生命はディズニーランド・ディズニーシーのスポンサー(ビッグサンダーマウンテンとセンターオブジアース)だからなんですね。

この保険は、他社のこども保険と同様に月々保険料を支払い、子供が進学する時点で学資金・満期保険金という形で金銭を受け取れます。この保険の場合は祝い金はなく、18歳満期型で15・18歳の2回か、22歳満期型で18・22歳の2回に分けて学資金・保険金を受け取ることにもなります。

他社のように大学4年間で1年おきに受け取れるわけではないのです。大学入学時の入学金と学費が育児の中で最も大きいことを考えると、18歳満期型にするのが妥当ですね。

また、保険料の払込完了が早いほどに保険会社が資産運用できる期間が長くなるため、支払った保険料に対して受け取る学資金は増加します。この保険の場合には他社には無いこともある12歳払込完了が最も返戻率が高く、次いで15歳・18歳・22歳の順に下がっていきます。

財布と相談して可能であれば12歳払い込みを第一に検討したいところですね。また、資産運用の途中で原資が減少する祝い金ありプランにすると極端に返戻率が下落するため、祝い金なしプランにした方が賢明とも言えます。

そんな第一生命の学資保険は、2種類あって「こども応援団」と「Mickey」というイメージキャラクターであるミッキーの名前がつけられたものです。これらは、学資金・満期保険金の有無や保険料払込免除保障の有無、育英年金の有無によって同じ名前の保険商品でも保障内容が異なります。

2-1 第一生命学資保険「こども応援団」

「こども応援団」には「A1型」と「A2型」があります。

それぞれ「保険料払込免除保障」が付いており、その事由は死亡も含め全部で7種類、さらに「A1型」には育英年金の特約も付加されています。

さらに医療保障と障害保証を付加することも可能です。

A1型とA2型では月額の保険料が異なるため、返戻率も変わってきます。

  • A1型:保険料払込の免除保障あり+育英年金あり
  • A2型:保険料払込の免除保障あり+育英年金なし

2-2 第一生命学資保険「Mickey(ミッキー)」

Mickeyでは、3つのプランを用意しています。契約者の保障がないC型のプランがあるのが特徴で、C型に限っては、契約者の健康状態に関係なく加入できます。

  • B1型:保険料払込の免除保障あり+育英年金あり
  • B2型:保険料払込の免除保障あり+育英年金なし
  • C型:保険料払込の免除保障なし+育英年金なし

なお、Mickeyのみ保険料払込免除を付加せず、さらに返戻率をアップさせることが可能です。保険料払込免除事由に該当した場合、育英年金なしならそのまま保障は続きます。育英年金ありなら育英年金の給付が開始されます。

例えば、基準保険金額を60万円とした場合、育英年金ありなしにかかわらず、18~22歳まで学資保険金を毎年60万円で、計300万円受け取ることができます。

育英年金ありプランの場合、保険料払込期間中(18歳以前)に、契約者(主に親)が死亡などの保険料払込免除事由に該当した場合、学資金受取開始までに毎年60万円を育英年金として受け取ることができます。

注意してほしいのは、保険料払込免除の要件や、育英年金ありなど、保障を付けるほど返戻率は下がります。つまり、Mickeyの保険料払込免除なし・育英年金なしというプランが、最も返戻率が高くなるということになります。

 

3. 「こども応援団」A1型の内容

重複しますが、まず、こども応援団のA1型は保険料払込の免除特約と育英年金がありますが、A2型は育英年金が付いていません。

「A1型」の大きな特徴は育英年金。基本設計である18歳(17歳)から受け取れる学資金や死亡給付金、保険料払込免除に加えて育英年金がついてるんです。その他、医療保障を特約としてつけることもできるので、契約者と子ども(被保険者)、どちらも充実した保障を受けられます。

3-1 満期時の受取りタイミングを調べよう

18歳満期と22歳満期選びで迷う方が多いですが、ライフプランに合ったものを選ぶようにしましょう。おすすめの満期は22歳です。

高校進学時にかかる費用は、普段の収入や他の貯蓄で支払うことができるため、高校入学時にまとまったお金を受け取るよりも、大学4年間学資金を受け取れる方が魅力的です。また、22歳満期のほうが、保険会社が保険金を長く運用できるので、返戻率が上がるというメリットもあります。

こうした理由で22歳満期がおすすめですが、自分のライフプランを最重視しましょう。

 

4. 「Mickey」B1型の内容

B1型では保険料払込の免除特約が付いていますが、B2型では育英年金がついていません。
更にMickeyでは保険料払込の免除特約と育英年金も付加していないC型というプランもあり、貯蓄をメインに返戻率を重視したプランとなります。

4-1 「B2型」の内容

MickeyのB2型の場合、返戻率が106%と言われているので、仮に計算してみるとこのような表になります。18年間毎月1万3千円強の支払いを続けて、結果的に17万円弱を多く受け取ることになるわけですね。より保障が強い「こども応援団」の場合は104%強という返戻率なので、さらに受け取れる額は少なくなります。

このB2型の22歳満期がおすすめです。さらに返戻率を上げるのならば、保険料の支払いは年払いしましょう。保険料をまとめて支払うと返戻率は高くなります。保険料払い込み免除特約のほかに、医療特約や災害特約を付帯すると保険料は値上がりします。特約を付帯する前に、まずは他の保険で効率よく保障を得ることができないかどうかを考えましょう。

4-2 「C型」の内容

「Mickey」のC型は払い込み免除などの保障が一切ないためその分返戻率が高くなっています。ただ、C型が返戻率が高いといっても、学資金の最終受取りが22歳である割には決して高い数値とは言えません。

むしろそれよりも、最も保障が手厚いA1型の方が仕組みとして優秀であるように感じます。
「がん」などの7つの疾病で保険料払込免除になり、なおかつ養育年金も付いているため子供のための保障としてはかなり手厚くなります。

 

5. 「こども応援団」と「Mickey」どちらがいい?

「こども応援団」と「Mickey」どちらについても、契約者が万が一の時にも安心な「保険料払込の免除保障」と「育英年金」を選べます。

保険料払込の免除保障とは、契約者が死亡するなど万が一のことがあったとき、以後の保険料を払わなくてもいいという仕組み。学資金は当初のとおり、全額受け取れます。

育英年金とは、満期を迎える前に契約者に万が一のことがあったとき、学資金の支払い開始までの間に受け取れるもの。支払われるタイミングは年に1回、金額は基礎保険金額(1回あたりの学資金額)と同じです。

この2つの有無の組み合わせによって、前述の5つのプランが設定されています。なお、「Mickey」のC型は保険料払込の免除保障も育英年金もありません。

大学に入った時期から年に1回、計4回にわたって学資金が支払われます。また、保険期間の満了時に満期保険金が支払われます。これは「こども応援団」と「Mickey」のすべてのプランで共通です。

たとえば、学資金・満期保険金の受取総額300万円(基準保険金額60万円)、18歳払込満了、22歳満期で契約した場合の受け取りタイミングは以下のとおりです。

18歳:学資金60万円
19歳:学資金60万円
20歳:学資金60万円
21歳:学資金60万円
22歳:満期保険金60万円

大学入学時にまとまったお金が欲しいなら、こちらの保険は向かないかもしれません。ただ、一括で受け取ってしまうとうまく使えない、つい気が大きくなって計画的に使えそうにないと考えるなら、このように分割して支払われる学資保険が選択肢になるでしょう。

5-1 保障内容を明確に!

払込満了の年齢まで保険料を払えば、大学入学の時期から毎年、学資金・満期保険金を受け取れます。また、契約者が保険料払込期間中に所定の事由に該当した場合、それ以降の保険料の払い込みは免除され(保険料払込の免除保障)、さらに育英年金が受け取れます。

学資金・満期保険金の受け取り時期については、払込満了年齢を17歳と18歳から選んで設定します。17歳に設定した場合は、被保険者が17・18・19・20歳になる年単位の契約応当日に、18歳に設定した場合は、被保険者が18・19・20・21歳になる年単位の契約応当日に、基準保険金額の学資金が支給されるシステムです。

また、被保険者が保険期間満了時に生存していた場合、基準保険金額の満期保険金が支給されます。「こども応援団」と「Mickey」の共通点として、「万が一の時」に備えて保険料払込免除や育英年金があるとご説明しました。しかし、2つの学資保険の間では、「万が一の時」の保障範囲に違いがあります。

「こども応援団」は、契約者が亡くなった場合だけでなく病気や障害などのリスクにも対応しています。一方、「Mickey」は保障範囲が限定されています。より保障範囲を広くしておきたいなら「こども応援団」を選ぶほうがよいのですが、保障範囲が広くなればそれだけ保険料も高くなることは覚えておきましょう。

  • こども応援団の保障範囲
  • 所定のがん
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 所定の要介護状態
  • 所定の身体障害状態
  • 所定の高度障害状態
  • 死亡
  • Mickeyの保障範囲
  • 所定の高度障害状態
  • 死亡

 

6. 「こども応援団」のメリット

第一生命の学資保険のメリットとしては、「こども応援団」の「万一」の範囲が広いことがあげられます。
これは「A1型」と「A2型」に言えることです。

先程ご説明したとおり、「こども応援団」での「万一」にはがんや急性心筋梗塞、脳卒中を含みます。
通常は、「死亡」か「所定の身体障害状態」の場合にしか「万一」には該当しません。

6-1 「こども応援団」のデメリット

デメリットの1つ目は、育英年金の支払い期間が満期までではないということです。

多くの育英年金付きの学資保険では、育英年金の支払事由に該当した場合、満期(22歳)まで育英年金が支払われます。
しかし、「こども応援団」と「Mickey」では、ともに育英年金の支払いが「学資金の受け取り開始まで」となっています。
それはすなわち18歳のことで、他の学資保険に比べると支給期間が4年短いことになります。

育英年金の支給条件である「万一」の範囲が広いのは大きなメリットですが、育英年金額で考えると4年分少なくなるのはデメリットと言えます。

デメリットの2つ目は、返戻率の低さです。

「こども応援団」と「Mickey」のように、18歳から学資金の受け取りをはじめ、22歳に満期学資金を受け取るタイプの学資保険はいくつかあります。
22歳が満期となる他の学資保険では、返戻率が高いものでは110%を超えてきます。
(ソニー生命「学資保険Ⅲ型」など。)

第一生命では、「Mickey」のC型が返戻率が最も高くなりますが、それでも102%程度となってしまっています。

更に、110%を超える学資保険では、万一の場合の保険料払い込み免除も付いています。しかし、「Mickey」のC型では保険料払い込み免除は付いていません。ここまで保障を削っても、返戻率が110%に届かないのは、お金を貯めるという目的を持つ学資保険においてはデメリットとなってしまいます。

6-2 「Mickey」のメリット

契約可能な年齢が8歳までと他社よりも上限が高く、祝い金ありのプランでも8歳までのため、一足遅いが保険を利用したい人には助かます。それ以外では、5年ごと利差配当があるため、株式・債券などの市場環境が良好なら想定以上の返戻率になる可能性がある点はプラス。

また、付加すると返戻率がマイナスに落ち込む可能性大ですが、子供のケガ・病気に備えるための特約が用意されています。苦情率は他社と比較して低めで、保険会社の対応への不安は薄めといえそうです。

また、「保険料払い込み免除保障」とは、契約者のための死亡保障です。契約者に万が一のことが起きたり、重度障害状態になったりした場合には、その後の保険料の支払いが免除される保障のことです。

保険料の支払は免除されますが、保障期間は満期まで続くので、子どもは将来教育資金を受け取ることができます。保険料払い込み免除は、学資保険ならではの特約です。

さらに、育英年金は、保障期間中に契約者に万が一のことが起きたり、高度障害状態になったりした場合、満期までの間、育英費用として年金を受け取ることができる制度のことです。育英年金保障もまた、契約者の死亡保障と言えるでしょう。B1型が最も保障が充実したプランで、保障は充実していますが、返戻率は大きく下がります。

それに対して、返戻率が最も高いのは保障がついていないC型です。ニーズに合ったものを選ぶのが一番ですが、最もバランスがいいのは保険料払い込み免除保障がついて、返戻率も大きく下がらないB2型です。

6-3 「Mickey」のデメリット

第一生命Mickeyは、ほぼ確実に元本割れを起こすでしょう。実際にシミュレーションをして返戻率を紹介したいのですが、残念ながら第一生命の公式ホームページでは返戻率のシミュレーションをすることはできません。

2017年4月の保険料値上がり前でも、Mickeyの返戻率は高くても100~102%でした。保険料値上がりの影響によって元本割れを起こす学資保険になったのは、ほぼ間違いありません。やはり学資保険の魅力である貯蓄性が失われたのは、大きなデメリットです。

返戻率は、どのパターンでも他社に劣り、特に18歳払込完了でも返戻率が100%を切る点には注意しましょう。100%を切るなら貯金(普通預金)以下ということです。返戻率は12歳払い込み完了だと104%まで上昇しますが、利回りでは0.20%のため定期預金・個人向け国債以下、定期積み立てと同等か以下というレベルということになります。数字面では非常に厳しいと言えます。

Mickeyの3プランで最も返戻率が高いのはC型。しかし、C型には保険料払い込み免除特約が付いていません。

ソニー生命保険の学資保険は返戻率は110%、JA共済が108%、明治安田生命、ニッセイ、フコク生命の返戻率が105~106%です。加えて、これらの学資保険には保険料払い込み免除特約が付帯されていますから、払込免除特約が付いていなくて、高くても100%程度の返戻率のMickey・C型に入る理由がありません。

もし学資保険選びで貯蓄性を重視していてC型を検討しているのなら、すぐに他の学資保険に目を向けるべきです。

 

7. 返戻率の仕組み

2つの学資保険で、タイプ別に保険料が異なるため別々でご紹介します。
なお、保険料を算出するにあたっては次の条件で行っています。

加入時の子供の年齢は0歳で計算。また、学資金総額は300万円の場合で計算しています。(18歳~22歳の各年で60万円の受け取りです。)保険料は17歳までに払い終える場合です。

学資保険は教育費の積立が目的なので、銀行預金でいう金利の高低が商品の良しあしを決める重要な要素になります。すなわち、払い込んだ保険料の総額(元本)に対して、どれくらいプラスされて戻ってくるのか? このプラスされる割合を「返戻率」と呼び、返戻率が高ければ高いほどお得な保険ということになります。

保険料の総額(元本)< 給付総額=貯蓄に向いている保険
保険料の総額(元本)> 給付総額=貯蓄に向いていない保険(元本割れ)

返戻率は学資保険を見積もる際に保険会社が提示してくれますが、自分でも調べることができます。

返戻率の計算方法

満期保険金(+祝金)÷保険料総額×100=返戻率

7-1 他の学資保険と比べるとどうなの?

保険料は、保険金を総額いくら受け取るかと、その額に必要なお金を何年間かけて払い込むかによって算出されます。総額の設定は契約者の希望にそってくれるのが普通ですが(もちろん上限はあります)、払込期間は、「15歳払済」「18歳払済」「22歳払済」などあらかじめ決められており、それを「月払」「半年払」「年払」「一時払」などの方法で払い込むことになります。

保険会社にとっては、一度に払い込んでもらった方が運用に回しやすいことから、月払よりも半年払、半年払よりも年払、年払よりも一時(一括)払の方が保険料が安くなるように設定されています。

いずれの方法にしろ、家計を圧迫しない程度のプランを組んでください。収入の減少などで保険料が支払えなくなり、契約を解除すると「解約返戻金」を受け取れますが、それまで払い込んだ額は7割程度しか戻ってきません。この点、積立をやめても貯蓄した分は丸々残る定期預金に比べるとデメリットと言えます。

「返戻率」と「保険料支払い免除の条件」で選び分けが成り立つ第一生命の2つの学資保険。ちなみに、近年のマイナス金利政策の影響を受けて、多くの商品は改定が行われて返戻率は低下する傾向にあります。ただし、配当の有無など他にも検討すべき要素はいくつかありますので、見比べたうえで選び分けていきたいところです。

7-2 第一生命の学資保険を選ぶ際

「こども応援団」では、「がん、急性心筋梗塞、脳卒中」も保険料払い込み免除と育英年金の対象となっています。こうした保障があるため、子供のための万一の保障としては充実しているといえます。なお、こうした子供のための保障が手厚い学資保険を「こども保険」と言います。

子どもの学費が高くならないうちに払込を終えたい人は多いと思われるので、義務教育までに保険料から開放されるプランは嬉しいですね。ですが、保険料払込免除保障ありにすると、22歳満期の12歳短期払込を選ばない限り余裕のある返戻率は出ません。それでも102.4%なので高いとは言えませんね。むしろギリギリです。

なしを選び、最も高い返戻率を出せでも104.1(22歳満期の12歳払)なので、貯蓄型保険としては頼りない数字です。

 

8. まとめ

いかがでしたでしょうか?第一生命の学資保険は好みのプランに合わせて選べるというのは魅力的ですね。「こども応援団」「Mickey」この2つのプランは子供の医療保障だけでなく、契約者の保障まで考えてあるというのが特長と言えるでしょう。

死亡以外の理由でも支払い免除が適用されるのは、保障として大きなポイントですが、返戻率が低いというのがキズです。保障の内容により商品を選べるので、幅広いニーズに対応しているという意味では是非ともおすすめです!

『保険相談したいけど、結局どこがおすすめ?』

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