学資保険の元本割れとは?その理由と返戻率を上げる方法を紹介します!

「学資保険に加入したいけど、元本割れしたらどうしよう。。。」

あなたはそう困ったことはありませんか?

最近、学資保険の返戻率が低くなっているとよく聞くけど本当かな?

そんなあなたに!この記事を読めば、学資保険の元本割れから、返戻率を上げる2つの方法まで丸わかりです!

ソニー生命、明治安田生命、フコク生命、かんぽ生命、アフラックの学資保険の返戻率についても見ていきますので、お見逃しなく!

1.学資保険とは一体どんなもの?

今回は、学資保険の元本割れについてご紹介しますが、まず初めに学資保険とは?というところから見ていきます。

1.1  学資保険とは

学資保険とは、子供の入学・進学時期や満期時に祝い金・満期保険金が支払われ、教育費用などに活用できる保険です。

ポイントは以下のとおりです。

・保険料の計算基礎には契約者(通常は親)の予定死亡率も含まれ、契約者も被保険者(通常は子)のように扱っている。

・被保険者となる子の年齢が0歳でも加入できる(出生前に申込可能なものもある)。

・契約者が途中で死亡または高度障害となった場合には、保険料の払込免除に加えて、一時金や育英年金が支払われるものがある(保険料の払込が免除された後も、祝い金・満期保険金は契約どおりに支払われる)。

・祝い金や満期保険金は、子の教育費用以外にも活用できる。

・被保険者が死亡した場合には、死亡給付金として基準保険金が支払われるものや既払込保険料相当額が支払われるものなどがある。

・子供の病気やけがに備えて入院特約などを付加することもできる。

・加入後いつでも解約することができるが、解約時期によっては解約返戻金が払込保険料総額を下回ることがある。

・育英年金や子供の入院保障の有無などによって、返戻率が異なる。

となっています。

1.2  学資保険のメリット

学資保険のメリットです。

メリットは、

・親の死亡保障がある点

・税金がお得になる点

・契約者貸付制度が利用できる点

にあります。

①親の死亡保障がある

先ほども述べましたが、契約者である親が死亡した場合、保険料の払込が免除されます。

この免除は、通常はどの子供保険にもあります。

また、一時金や育英年金が支払われるものも中にはあります。

②税金がお得になる

もう1つのメリットとしては、税金がお得になります。

学資保険の場合、生命保険料控除を利用できます。

例えば、平成24年1月1日以後に締結された保険契約ですと、以下の控除が受けられます。

年間の支払保険料等 控除額
20,000円以下 支払保険料等の全額
20,000円超 40,000円以下 支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円超 80,000円以下 支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円超 一律40,000円

平成23年12月31日以前に締結した保険契約等に基づく旧生命保険料と旧個人年金保険料の控除額は、それぞれ次の表の計算式に当てはめて計算した金額です。

年間の支払保険料等 控除額
25,000円以下 支払保険料等の全額
25,000円超 50,000円以下 支払保険料等×1/2+12,500円
50,000円超 100,000円以下 支払保険料等×1/4+25,000円
100,000円超 一律50,000円

新契約と旧契約の双方に加入している場合の新(旧)生命保険料または新(旧)個人年金保険料は、生命保険料又は個人年金保険料の別に、次のいずれかを選択して控除額を計算することができます。

適用する生命保険料控除 控除額
新契約のみ生命保険料控除を適用 (1)に基づき算定した控除額
旧契約のみ生命保険料控除を適用 (2)に基づき算定した控除額

新契約と旧契約の双方について

生命保険料控除を適用

(1)に基づき算定した新契約の控除額と(2)に基づき算定した旧契約の控除額の合計額(最高4万円)

③契約者貸付制度がある

契約者貸付制度とは、契約している生命保険の解約返戻金を担保に、生命保険会社からお金を借りる制度をいいます。

借りられる金額は通常、解約返戻金額の70~90%の範囲内となっています。

主に加入条件は以下の3つになっています。

  • 保険加入年月が長い
  • 解約返戻金が貸付可能額まで達している
  • 加入直後ではなく保険料の滞納がない

*解約返戻金とは、保険を解約したときに払い戻されるお金のことです。

全額が戻ってくるわけではありません。

3つの種類があります。

・通常型
従来通りに保険料の一部を積み立てるタイプで、3つの分類の中では最も払戻金が多いのが特徴です。

また、掛け捨て型保険のなかには、少額の解約返戻金が返ってくるものもあります。

・低解約返戻金型
通常型と比べて解約返戻金を低く抑える代わりに、保険料を安くしたタイプで、満期を迎えれば通常型と同じく、支払った保険料以上のお金が返ってくる場合があります。

・無解約返戻金型
解約返戻金をゼロにすることで、保険料を低解約返戻金型よりも抑えたタイプで、解約しても保険金が戻ってこないことから、法人が支払う場合は損金として計上できます。

また、金利ですが、保険会社によって貸付金利が違ってきます。

代表的な保険会社の貸付金利を見ていきましょう。

・かんぽ生命

貸付期間中 貸付期間経過後
2.25 2.300625

・明治安田生命

ご契約日 利率
平成25年4月2日以降 年2.15%
平成16年1月2日~平成25年4月1日 年2.50%
平成13年10月2日~平成16年1月1日(旧明治生命契約) 年2.50%
平成11年4月2日~平成13年10月1日(旧明治生命契約) 年3.00%
平成13年4月2日~平成16年1月1日(旧安田生命契約) 年2.75%
平成11年4月2日~平成13年4月1日(旧安田生命契約) 年3.00%
平成8年4月2日~平成11年4月1日 年3.75%
平成6年4月2日~平成8年4月1日 年4.75%
平成6年4月1日以前 年5.75%

・朝日生命

保険契約成立日 利率(%) 適用時期
契約成立日が1994年4月1日以前のご契約※1 5.75 2001年4月2日より
契約成立日が1994年4月2日から
1996年4月1日までのご契約
4.75
契約成立日が1996年4月2日から
1999年4月1日までのご契約
3.75
契約成立日が1999年4月2日から
2001年4月1日までのご契約
3.00
契約成立日が2001年4月2日以降のご契約 2.50

・アフラック

契約日 適用利率
契約者貸付金の利率 1999年4月1日まで 4.00
1999年4月2日から2001年4月1日まで 3.25
2001年4月2日から 2.75

・日本生命

貸付利率 2012年4月2日~2014年4月1日の保険契約 年3.75%
2014年4月2日以降の保険契約                       年3.00%

・大同生命

契約者貸付金の利率 平成6年4月1日以前のご契約 5.75%
平成6年4月2日~平成8年4月1日までのご契約 4.75%
平成8年4月2日~平成11年4月1日までのご契約 3.75%(注)
平成11年4月2日以降のご契約 3.00%

・太陽生命

契約日 利率
平成13年4月2日以降の場合 年3.00%
平成8年4月2日から平成13年4月1日までの場合 年3.75%
平成6年4月2日から平成8年4月1日までの場合 年4.75%
平成6年4月1日以前の場合 年5.75%

となっています。

ただし、これは最後の手段なので、注意しましょう。

1.3 学資保険のデメリット

次に、学資保険のデメリットです。

・途中解約による元本割れのリスクがある点

・返戻率が低くなっている点

にあります。

①途中解約による元本割れのリスクがある

学資保険には、途中解約による元本割れのリスクがあります。

解約返戻金(解約時に受け取れるお金)は初めのうちは少なく、契約満了に近づくと増えるという性質があります。

契約の際に、途中解約する可能性がないかどうか見極めてから、加入することをおすすめします。

②返戻率が低くなっている

近年返戻率が低くなっています。

返戻率が低くなる=受け取るお金が少なくなる

という意味です。

なかには、返戻率が100%に満たない保険もあり、例えば、アフラックの学資保険では、契約者が25歳女性、受取総額が300万円、保険料が18歳まで払って、返戻率が96.7%にしかならないものもあります。

アフラックの学資保険については、後ほど見ていきます。

2.  学資保険の元本割れとは?

次に、本題の学資保険の元本割れについてです。

元本割れとはどういったことを言うのでしょうか。

2.1  元本割れとは

元本割れとは、支払った保険料よりも受け取る金額が少ないことをいいます。

もっと簡単に言うと、返戻率が100%に満たない場合のことです。

2.2  元本割れする理由

元本割れする理由は2つ考えられます。

①低金利の影響

日本は長く低金利に陥っています。

そのため予定利率も下がっています。

ちなみに、バブルのころの予定利率は5~6%でした。

②保障が付いているケース

医療保険や育英年金など、積立以外の保障が付いているものを選ぶと、元本割れの可能性が高くなります。

3.   学資保険の返戻率を上げる方法

そんな学資保険ですが、返戻率を上げる方法がありますので、ご紹介します。

それは、

・短期払いで返戻率を上げる方法

・一括払いで返戻率を上げる方法

の2つです。

3.1  短期払いで返戻率を上げる

短期払いで返戻率を上げます。

例えば、保険料を15歳払込のところを10歳払込にする、といった感じです。

明治安田生命の学資保険を例に挙げると、契約者が25歳女性、お子さまが0歳(または出生前)で、保険金総受取額が200万円だとします。

保険料の払込期間が以下のとおりだと、返戻率はそれぞれ

・15歳まで→103.1%

・10歳まで→105.0%

と10歳までの方が返戻率が良いのが分かります。

3.2  一括払いで返戻率を上げる

2つ目は、一括払いで返戻率を上げる方法です。

一括払いとは、保険料を毎月支払うのではなく、一括で支払うことです。

例えば、明治安田生命の場合で、契約者25歳女性、お子さま0歳(または出生前)、保険金総受取額が200万円、保険料払込期間が10歳までだとすると、

以下の場合の返戻率はこうなります。

・毎月支払う→105.0%

・一括払い→108.2%

このように、一括払いの方が返戻率は上がります。

4.  主な学資保険の返戻率

次に、主な保険会社の学資保険の返戻率について見ていきます。

見ていくのは、

・ソニー生命

・明治安田生命

・フコク生命

・かんぽ生命

・アフラック

です。

4.1  主な学資保険の返戻率とは

主な学資保険の返戻率を表にまとめてみました。

契約者は25歳女で、保険金額は200万円(フコクは100万円、アフラックは300万円です)にしました。

ソニー 約107.4%
明治安田生命 105.0%
フコク生命 105.8%
ゆうちょ 返戻率の記載なし(払込保険料総額275万円、満期での受取総額260万円)
アフラック 98.4%

このように、アフラックは元本割れし、他の商品も増えたとしてもごくわずかです。

それでは、それぞれの商品を詳しく見ていきましょう。

5.  ソニー生命・学資金準備スクエア

ソニー生命の学資金スクエアです。

ソニー生命では、「学資保険相談キャンペーン」というものを2018年11月30日までやっているそうです。

また、ソニー生命では、お子さまの進路に合わせた学資金を「円」と「米ドル」で準備することができます。

5.1  保険金の支払い時期

ソニーの場合、保険金の支払い時期は、15年満期~20年満期まで、1年単位で選べます。

1年単位で選べるのはなかなかないタイプなのではないでしょうか。

例えば、18歳で受け取るとなると、大学進学時に受け取る、という形になりますね。

5.2  特約の有無

特約の有無です。

特約は特についていません。

なので、他の商品と比べると返戻率が高くなるのかもしれません。

特約がないため、医療保険は別に加入した方がよいかもしれませんね。

5.3  返戻率・保険料

最後に、返戻率と保険料です。

Ⅰ型(大学など進学後の毎年の学費に)、お子さま1歳男、保険金額200万円、保険料払込期間が10歳までだとすると、以下のようになります。

20歳 107.3%(15,532円) 20歳 107.5%(15,496円)
30歳 107.2%(15,540円) 30歳 107.4%(15,516円)
40歳 106.7%(15,616円) 40歳 107.1%(15,560円)

このように、107%代で推移していることがわかります。

同じ条件で18歳払込にすると、

20歳 104.1%(8,888円) 20歳 104.5%(8,856円)
30歳 103.8%(8,916円) 30歳 104.2%(8,884円)
40歳 102.6%(9,024円) 40歳 103.5%(8,944円)

となっており、さきほどよりかはバラつきがあります。

6.  明治安田生命・つみたて学資

次に、明治安田生命のつみたて学資です。

2016年10月の販売以降、59万件突破しています。

6.1  保険金の支払い時期

保険金の支払い時期は、先ほどのソニー生命ほどバリエーション豊富ではなく、1パターンしかありません。

18歳・19歳・20歳・21歳の4回です。

6.2  特約の有無

この学資保険には、Ⅰ型とⅡ型があり、Ⅰ型は普通の死亡・高度障害保障だけですが、Ⅱ型にはそれにプラスして、「生まれてはじめて所定の悪性新生物(がん)と医師によって診断確定されたとき」に保険料が免除されるという保障もされます。

しかしながら、現在の取扱いはⅠ型のみのようです。

6.3  返戻率・保険料

返戻率と保険料です。

お子さん0歳男、保険金額200万円、保険料払込が15歳までだとすると、

20歳 102.9%(10,793円) 20歳 103.2%(10,758円)
30歳 102.7%(10,814円) 30歳 103.0%(10,783円)
40歳 101.7%(10,916円) 40歳 102.4%(10,842円)

となります。

同じ条件で、10歳払込だと、

20歳 104.8%(15,899円) 20歳 105.0%(15,862円)
30歳 104.7%(15,910円) 30歳 104.9%(15,883円)
40歳 104.2%(15,990円) 40歳 104.6%(15,931円)

となっています。

7.   フコク生命・学資保険みらいのつばさ

変額保険ってどんな保険なの?そのリスク・メリット・デメリットを解説します!

次に、フコク生命のみらいのつばさです。

珍しい兄弟割があります。

7.1  保険金の支払い時期

保険金の支払い時期は、S(ステップ)型とJ(ジャンプ)型があり、

S型は3歳、6歳、12歳、15歳、18歳、20歳、22歳と受け取れます。

J型は18歳、22歳と受け取れます。

S型は変わった形ですよね。

7.2  特約の有無

医療保障はありませんが、ご加入の際に、医療保険(医療大臣プレミアエイト)をパックしてご加入いただけます。

7.3  返戻率・保険料

返戻率と保険料です。

S型、お子さま0歳男、保険金額100万円、保険料払込11歳までだとすると、

20歳 104.8%(15,173円) 20歳 105.1%(15,134円)
30歳 104.7%(15,186円) 30歳 104.9%(15,157円)
40歳 104.1%(15,274円) 40歳 104.6%(15,209円)

となっています。

20歳女性の場合、105%代に乗せていますね。

8.  かんぽ生命・学資保険はじめのかんぽ

かんぽ生命のはじめのかんぽです。

8.1  保険金の支払い時期

保険金の支払い時期は、プランによって異なり、

・「大学入学時」

・「小・中・高+大学入学時」

・「大学入学時+在学中」

があります。

8.2  特約の有無

特約はあります。

3つあります。

①無配当傷害医療特約

不慮の事故でのケガにより3年以内に入院した場合や、手術、放射線治療を受けた場合、入院保険金、手術保険金、放射線治療保険金をお支払いします。
無配当傷害医療特約には、入院初期保険金のある I 型と入院初期保険金のない II 型があります。

保険金 支払条件 保険金額
入院保険金 不慮の事故でのケガにより3年以内に1日以上入院されたとき 入院1日当たり特約基準保険金額の1.5/1000に相当する金額(以下、「入院保険金日額」といいます。)
入院初期保険金 入院保険金が支払われる入院をされたとき
※ II 型の場合はお支払いがありません。
1回の入院につき入院保険金日額の5倍
手術保険金 不慮の事故でのケガにより3年以内に公的医療保険制度の医科診療報酬点数表で手術料の算定対象となる手術または先進医療に該当する手術を受けられたとき 入院中の手術
入院保険金日額の20倍
外来の手術
入院保険金日額の5倍
※創傷処理、皮膚切開術などお支払いの対象とならない手術があります。
放射線治療保険金 不慮の事故でのケガにより3年以内に公的医療保険制度の医科診療報酬点数表で放射線治療料の算定対象となる放射線治療または先進医療に該当する放射線照射・温熱療法を受けられたとき 入院保険金日額の10倍
※放射線治療保険金が支払われる最終の放射線治療を受けた日からその日を含めて60日以内に受けた放射線治療は除きます。

※お支払いの対象外の手術、放射線治療があります。

②無配当総合医療特約

病気や不慮の事故でのケガにより入院した場合や、手術、放射線治療を受けた場合、入院保険金、手術保険金、放射線治療保険金をお支払いします。
無配当総合医療特約には、入院初期保険金のある I 型と入院初期保険金のない II 型があります。

保険金 支払条件 保険金額
入院保険金 病気または不慮の事故でのケガにより1日以上入院されたとき 入院1日当たり特約基準保険金額の1.5/1000に相当する金額(以下、「入院保険金日額」といいます。)
入院初期保険金 入院保険金が支払われる入院をされたとき
※ II 型の場合はお支払いがありません。
1回の入院につき入院保険金日額の5倍
手術保険金 病気または不慮の事故でのケガにより公的医療保険制度の医科診療報酬点数表で手術料の算定対象となる手術または先進医療に該当する手術を受けられたとき 入院中の手術
入院保険金日額の20倍
外来の手術
入院保険金日額の5倍
※創傷処理、皮膚切開術などお支払いの対象とならない手術があります。
放射線治療保険金 病気または不慮の事故でのケガにより公的医療保険制度の医科診療報酬点数表で放射線治療料の算定対象となる放射線治療または先進医療に該当する放射線照射・温熱療法を受けられたとき 入院保険金日額の10倍
※放射線治療保険金が支払われる最終の放射線治療を受けた日からその日を含めて60日以内に受けた放射線治療は除きます。

※お支払いの対象外の手術、放射線治療があります。

③無配当災害特約

被保険者が特約の保険期間中に不慮の事故でのケガにより死亡したときまたは当社所定の身体障がいになったときに、特約保険金をお支払いします。

保険金 支払条件 保険金額
死亡保険金 不慮の事故でのケガにより、180日以内にお亡くなりになったとき 特約基準保険金額
傷害保険金 不慮の事故でのケガにより、180日以内に当社所定の身体障がいの状態になられたとき 身体障がいの状態に応じて、特約基準保険金額の10%~100%

※等級は、特約条項に定める身体障害等級表によるものであり、身体障害者福祉法等における等級とは異なります。

8.3  返戻率・保険料

かんぽ生命の場合は、ホームページで保険料のシュミレーションをしても返戻率は出てきません。

払込保険料と受取総額を載せます。

お子さん0歳男、保険金額200万円、特約なしで、保険料払込18歳までで、

保険料 払込保険料 受取総額 保険料 払込保険料 受取総額
20歳 12,720円 275万円 260万円 20歳 12,700円 274万円 260万円
30歳 12,740円 275万円 260万円 30歳 12,720円 275万円 260万円
40歳 12,840円 277万円 260万円 40歳 12,780円 276万円 260万円

となっています。

9.  アフラック・夢みるこどもの学資保険

最後に、アフラックの夢みるこどもの学資保険です。

9.1  保険金の支払い時期

保険金の支払い時期は、高校入学時、大学入学時、大学2年、大学3年、大学4年となっています。

9.2  特約の有無

特約はありません。

9.3  返戻率・保険料

返戻率と保険料です。

お子さん0歳男、保険金額300万円、保険料払込10歳の場合だと、

20歳 98.2%(25,440円) 20歳 98.5%(25,380円)
30歳 98.1%(25,460円) 30歳 98.3%(25,420円)
40歳 97.6%(25,590円) 40歳 98.0%(25,500円)

となっており、元本割れしています。

10.  まとめ

皆さん、いかがでしたか?

以上、学資保険の元本割れについてでした。

ポイントは以下のとおりです。

①学資保険とは、子供の入学・進学時期や満期時に祝い金・満期保険金が支払われ、教育費用などに活用できる保険です。ポイントは以下のとおりです。

・保険料の計算基礎には契約者(通常は親)の予定死亡率も含まれ、契約者も被保険者(通常は子)のように扱っている。

・被保険者となる子の年齢が0歳でも加入できる(出生前に申込可能なものもある)。

・契約者がとちゅうで死亡または高度障害となった場合には、保険料の払込免除に加えて、一時金や育英年金が支払われるものがある(保険料の払込が免除された後も、祝い金・満期保険金は契約どおりに支払われる)。

・祝い金や満期保険金は、子の教育費用以外にも活用できる。

・被保険者が死亡した場合には、死亡給付金として基準保険金が支払われるものや既払込保険料相当額が支払われるものなどがある。

・子供の病気やけがに備えて入院特約などを付加することもできる。

・加入後いつでも解約することができるが、解約時期によっては解約返戻金が払込保険料総額を下回ることがある。

・育英年金や子供の入院保障の有無などによって、返戻率が異なる。

②学資保険のメリットは、親の死亡保障がある点、税金がお得になる点、契約者貸付制度が利用できる点にあります。

③税金がお得になるということですが、例えば、平成24年1月1日以後に締結された保険契約ですと、以下の控除が受けられます。

年間の支払保険料等 控除額
20,000円以下 支払保険料等の全額
20,000円超 40,000円以下 支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円超 80,000円以下 支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円超 一律40,000円

④契約者貸付制度とは、契約している生命保険の解約返戻金を担保に、生命保険会社からお金を借りる制度をいいます。借りられる金額は通常、解約返戻金額の70~90%の範囲内となっています。主に加入条件は以下の3つになっています。

  • 保険加入年月が長い
  • 解約返戻金が貸付可能額まで達している
  • 加入直後ではなく保険料の滞納がない

⑤学資保険のデメリットは、途中解約による元本割れのリスクがある点、返戻率が低くなっている点にあります。

⑥元本割れとは、支払った保険料よりも受け取る金額が少ないことをいいます。もっと簡単に言うと、返戻率が100%に満たない場合のことです。

⑦元本割れする理由は2つ考えられます。①低金利の影響(日本は長く低金利に陥っています。そのため予定利率も下がっています。ちなみに、バブルのころの予定利率は5~6%でした。)②保障が付いているケース(医療保険や育英年金など、積立以外の保障が付いているものを選ぶと、元本割れの可能性が高くなります。)

⑧学資保険の返戻率を上げる方法は2つあり、短期払いで返戻率を上げる方法、一括払いで返戻率を上げる方法です。

となっています。

各会社の返戻率を見ていきましたが、アフラックは元本割れしていることがわかりました。

他の商品も今後返戻率が低くなる可能性もありますので、注視しましょう。

以上です。

『保険相談したいけど、結局どこがおすすめ?』

店舗よりも自宅やカフェで相談できる方が移動が楽な上に、保険は一度きりで決められないこともあるはず。
そこで強くおすすめしたいのが、訪問型の無料保険相談サービスである、『保険コネクト 』です。

所属する全てのFP(ファイナンシャルプランナー)が44社全ての保険を扱うことのできる日本最大級の保険代理店です。
保険業界の経験者を採用しており2500人以上と、他社よりも精鋭のベテラン揃いです。

保険相談は結局のところFPが信頼できるかに左右されるため、保険のことは、まず最初に「保険コネクト」で無料相談をしてみるのがよいでしょう。

 「保険コネクト 」を見る