保険の比較をするのに重要な事とは?保険選びのコツを教えます!

生命保険や医療保険など各種の保険に加入する際に、保険会社の利用できるサービスに資料の無料配布や見積もりを依頼できます。

しかし、それらのサービスを利用しても、保険のプロならともかく、大多数の方が「何がどう違うのか分からない」とか、「何をどう比較すればか

かが分からない」と思われてるのが実情ではないでしょうか。

今回は、基本的な保険を比較するのに重要なことや保険選びのコツについて詳しく解説してまいります。

 

1保険の比較方法

あなたは、今どんな保険に入ろうとしているのでしょうか?生命保険、医療保険、自動車保険と色んな保険があって、保険会社もいっぱいで、そんな中からあなたに合った保険を選ぶって難しいですよね。

これから、保険を比較するための基本的な考え方、保険を比較するポイントについて解説します。

1.1.保険比較のポイント

まず保険を比較するためのポイントとして言えることは、比較するための基準をしっかりと設定することです。

その比較設定の基準としては、まず選択基準を決めてから、決めた基準に従って保険を選ぶという方法になります。

つまり、保険比較のポイントとは、保険を比較するための基準をしっかりと整えるということです。

1.2.保険の比較基準

保険の比較基準とは基本的には、

  • 保険種類
  • 保険期間
  • 保険金額(保障額)

の3つについて必要な要件を決定して、これをもとにして保険商品を選ぶことができます。

この3つが比較基準のベースになると考えられます。

それでは3つの項目について詳しくみていきましょう。

保険種類を決める

必要な保険の種類をはっきりさせることがポイントとなります。

ですから、比較するのは同じ種類の保険でないと比較することは出来ません。

保険の種類は、生命保険(終身、定期、収入保障等)、がん保険、医療保険、個人年金保険などです。

ですから、生命保険の定期保険とがん保険とでは比較になりません。

どんな保障が必要なのか加入の目的を決めることによって、必要な保険の種類は決まります。

「自分が亡くなった後の家族のため」とか「自分が病気になったときのため」など何のために備えるかという目的をはっきりさせることです。

保険期間

続いてのポイントは保障の必要な期間を決めることです。

保険期間には、終身といって、一生涯保障が続く保険と、1年、5年、10年、60歳までなどと期間が定まっている定期保険があります。

何年と期間が定まっている定期の保険でも、定まっている保険期間が終了した後に契約を更新することもできます。

ただし、更新時の年齢に基づいたものに保険料は上がってしまいますし、継続できる年齢にも制限があります。

加入前に保険会社に確認しておくことが必要です。

保険金額(保障額)を決める

3つめのポイントは必要な保険金額すなわち保障額を決めることです。

あなたに万が一のことがあったときにどれくらいのお金があれば良いのかというポイントをはっきりさせることです。

そうすることによって、加入する保険の保険金や給付金の金額をどれくらいにすればよいかについて決まってきます。

この金額が多いか少ないかによって支払う保険料の金額も変ってきます。

注意することは過不足のないようにすることです。

それでは、生命保険と医療保険について保険金の決定について見ていきましょう。

生命保険(死亡保険金額)の場合

生命保険の保険金額の決定は、必要保障額に基づいて行います。

必要保障額とは、死亡したことによって残された家族が生活していく上で、不足するであろう金額のことです。

医療保険の場合

医療保険の入院日額の決定は、病気やけがで入院した場合に1日あたり、自己が負担する医療費・雑費等にいくらの費用がなるかに基づいて行います。

財団法人生命保険文化センター 平成28年度「生活保障に関する調査」によると、

入院経験がある人のうち、高額療養費制度を利用した人及び利用しなかった人(適用外含む)の直近 の入院時の自己負担費用の平均は22.1万円となっています。

費用の分布をみると、「10~20万円未満」 が39.3%、「5~10万円未満」が17.5%、「20~30万円未満」、「30~50万円未満」がともに13.1%となっ ています。

その他、医療保険には入院給付金の支払限度日数があります。

大切なことは、入院日額と合わせて、入院給付金が最大で何日間必要なのかも決めておくことです。

1.3.保険を比較するときの注意点

日本には生命保険会社が数多くあります。

それぞれの保険会社が複数の保険を販売していますから、沢山ある保険商品を比較して、その中からよいものを選ぶのは困難なことです。

特に細かい保障内容は商品によって微妙に異なっていますから、比較するのに完全に同じ条件で行うことは難しいと言えます。

そこで大切なのが、先述しました基本となる3つの項目を比較基準のベースにして、細かいそれ以外のことに惑わされないことと、保険を比較する際にはぶれないことです。

情報収集をしっかり行って、候補となる商品を財務状態の良い保険会社から絞り込むことです。

保険会社によっては、特定の保険種類の商品に強い保険会社などもあります。

良い商品は、そのような保険会社の商品も候補に加えると見つかるかもしれません。

2.保険会社の種類

次に保険会社にはどんな種類があるのかについて解説していきます。

2.1.「生保」と「損保」の2種類

保険会社には保険業法によりますと、2種類の保険会社があります。

1つ目が「生命保険会社」で、あらかじめ決められた額の保険金を支払います。

生命保険は保険金を人の生死に対して支払うもので「第1分野」に分類されており、取扱いは生命保険会社が行います。

2つ目が「損害保険会社」で、実際に損害を受けた額が補償されます。

損害保険は人や物の事故による損害を補償する「第2分野」に分類されていて、販売は損害保険会社が行います。

第1分野の保険には

  • 終身保険
  • 定期保険
  • 養老保険

などが該当します。

第2分野には、

  • 火災保険
  • 自動車保険

などが該当します。

また、保険業法ではどちらにも属しない中間の保険を「第3分野」として分類しており、

  • 医療保険
  • 介護保険(民間)
  • 就業不能障害保険

などが該当します。

「第3分野」の保険の取扱いは、生命保険会社・損害保険会社のどちらでも可能です。

2.2.生命保険会社の特徴

生命保険会社の主な保険の取扱いは、「第1分野」の保険です。

多くの場合、契約時に死亡時の保険金・入院時の給付日額などは決定され、ほとんどの場合に、その金額が実際に支払い事由が発生したときにはそのまま支払われています。

また、生命保険会社の特徴としては、10年以上の契約期間とする商品が多く、保障の提供が長期にわたる点です。

契約を自宅や職場に外務員などが訪問して行う形態のほか、申込の取り扱いをインターネットを通じて行う形態なども増加しています。

2.3.損害保険会社の特徴

損害保険会社の取扱う保険は主に「第2分野」の保険です。

「自動車保険」や「火災保険」の契約では、あらかじめ支払いの上限額や、免責金額と言って補償金額のうち契約者の自己負担となる金額を決めてから行います。

なお、保険金の支払いが発生した際に支払われる保険金は、実際の損害額を上限額を超えない範囲で支払われる場合が多くなっています。

損害保険の特徴としては、保険商品の多くが保険期間について1年などの短期に設定されている点と代理店や自動車販売店からの加入が多い点といえます。

3.知っておくべき保険を選ぶ際の比較項目

自分にあった保険を選ぶために必要なことは、比較しなければならないのはどのような項目なのかを知っておくことです。

それでは、比較項目の代表的なものを見ていきましょう。

3.1.保障の種類

保険の種類は「何に対して保障を行うか」によって分かれています。

次に代表的な保険の種類について紹介します。

「医療保険」

保険金の支払いが病気やケガで入院・通院・手術等をしたときに行われます。

保障について特定の疾病に対して手厚い保険商品も販売されています。

「損害保険」

保険金の支払いが日常生活における交通事故・火災・地震・風水害・盗難などの損害が発生した場合に行われます。

突然の予測不能の事態が発生したことに対する保障と言えます。

「就業不能保険」

保険金の支払いが、働くことが病気やケガ等が原因で困難となった場合に行われます。

特徴は、保障期間が「60歳まで」など長期に及ぶ点です。

「所得補償保険」

この保険は就業不能保険と同様に働けなくなったときの保障保険です。

保険商品の多くが保障期間は1~3年と短期となっています。

販売は主に損害保険会社が行っています。

また、保険商品には、保障だけでなく貯蓄性がある保険商品もいくつか販売されています。

「終身保険」

死亡保障は一生涯でそれに加え、返戻金と呼ばれるお金が解約時には戻ってくる保険です。

特徴は、長期の保障を得ながら資産作りにも取り組める点です。

「養老保険」

保険金の受け取りが、一定期間の死亡保障に加え、満期の際に受け取れます。

保障が積立期間中に欲しい場合に適している保険です。

「学資保険」

お祝い金や満期保険金を子供の進学に合わせて受け取ることができる保険です。

ほとんどが、契約者(主に親権者)に万が一のことがあった場合には保険料が免除になります。

そのため、オススメしたいのは子供の学資金をきちんと準備しておきたいときです。

保険商品の中には、子供の病気やケガに備えた特約を付加することのできるものもあります。

「個人年金保険」

一定期間保険料を、主に老後の生活資金の準備として積み立て、60歳、65歳などの節目に保険金を年金方式で受け取るタイプの保険です。

年金保険料控除の対象になる保険商品も契約の内容によってはありますので、節税効果も期待できます。

「介護保険」

保険金の支払いが、あらかじめ保険会社が定めた要介護状態もしくは公的制度で指定された要介護状態になった場合に、一時金や年金形式で行われる保険商品です。

3.2.保障期間

保険の保障期間には次の2つのタイプがあります。

  • 「定期タイプ」と言って一定期間のみを保障対象とします。
  • 「終身タイプ」と言って保障が一生涯続きます。

自分に適した保障期間を選ぶために大切なことはそれぞれのメリット・デメリットを知って選ぶることです。

「定期タイプ」が向いている方は、しっかりとした保障が決まった期間だけほしい人といえます。

利点として保険料を抑えることができるという点があります。

しかし、保証期間満了後は新たな保険への加入について検討しなければなりません。

一方、「終身タイプ」が向いている方は、将来への備えを優先したい人です。

保険料は定期タイプに対して割高になるケースが多いですが、新しい保険を、健康状態に不安のある年齢になってから探さなければならないということは免れることが出来ます。

3.3.保障金額

保障金額とは、保険金、給付金の支払い事由となります、死亡・入院・手術などの保険事故が発生した場合に、何にどれくらいの保険金が支払われるのかということです。

保険に加入する際にこの点を把握しないで加入すると、思っていたよりも実際に支払われた保険金額が少なかったということになる可能性があります。

保険金額についてはしっかりと確認しておくことです。

3.4.保険料の支払い額と払込期間

保険料は年払いなのか月払いなのか、また、保険料はいくらなのかという点についても確認しておきましょう。

更に、あらかじめ理解しておく必要があることは、保険料の払い込み期間は終身なのか一定期間で終わるのか、保険料を自分は何歳まで払うことになるのか、ということについても理解しておくことです。

3.5.払い戻し金額

貯蓄型保険の終身保険や養老保険などでは、満期時や解約時に払い込んだ保険料に対していくらの保険金が受け取れるかという点を確認しておくことです。

戻りが多いほど貯蓄性がある保険ですが、その分高額な保険料を払い込まなければなりません。

さらに、注意することは、やむを得ない事情によって途中で契約を解約すると、返戻金は払い込んだ分を下回る金額しか戻ってこない場合が多いと言うことです。

4.自分に合った保険を選ぶ3つのポイント

ここでは、自分に合った保険を選ぶ3つのポイントについて紹介します。

4.1.ライフステージを考える

保険を選ぶときに大切なことは、保障内容がライフステージにおいて適切かどうかという点を考えてみることです。

例えば、独身で残したい家族が居ない人はお金を死亡保障より他の保障にかけた方が良い場合もあります。

女性の方であれば、医療保険の女性特有の疾病に備えることのできる商品を選ぶこともできます。

選ぶべき保険は、ライフステージ・年代・性別などによって違ってくるのです。

4.2.経済的負担と保障のバランスを考える

保険に加入するのは、突然の事態に通常の生活費用では対応できない場合に備えるものですが、あまり深く考えないであちこちの保険に加入することは避けてください。

毎月支払う保険料の負担が家計を圧迫しては、日常生活にも支障を来してしまいます。

保険を選ぶ際には、必要な保障のみを家計の許す範囲内で備えるようにしないと、結局は途中で解約するはめになってしまう可能性があります。

4.3.保険に入る目的の優先順位を決める

保険に加入するには目的をはっきりさせることが重要ですが、そのためには、保険商品を選ぶ際に、

  • 自分の資産
  • 公的制度
  • 勤務先の制度

などの不足する部分を補うと言う視点で保険商品を選ぶことです。

そして、大切なことは優先順位を家計から見て必要な保障に絞って決めることです。

5.保険の賢い選び方とは? 自分のリスクを知り、自分のための保険を選ぶ

「住宅の次に大きな買い物は保険」と言われています。

意外と毎月支払う保険料だけを見ていると、そんなに高額とはなかなか気づかないのですが、保険は1000万〜2000万円もすると言う高額な商品なのです。

生命保険文化センターの調査によると、保険料の支払額は平均で年間38.5万円ですから、30年支払いつづけると1155万円、40年なら1540万円にもなるのです。

現状は、自分が入っている保険の保障内容をしっかりと理解している人は少なくて、保険に勧誘されて勧められるままに加入してしまったり、目的もはっきりせずになんとなく入っている人が多いのです。

保険商品は何千万円もするのです。

このような高額な商品を「なんとなく購入する」って、どうお思いになりますか?とても怖いことだと思いませんか。

保険の加入の際に大切なことは、保険商品の特徴をしっかりと見比べて検討することです。

 しっかり商品の特徴を見比べて考えていくことが大切です。

5.1.家計のリスクコントロール

万が一家族を残して死亡したり、がんになった、交通事故にあった、入院が長期にわたった場合には金銭的な問題が起こってしまいます。

保険に加入していれば、金銭的な問題の解決に一役買ってくりますが、だからといって、あれもこれもの心配ごとに保険をかけるの馬鹿げたことと言えます。

家計を圧迫するような保険料の支払いで、苦しい生活を続けることになってしまっては保険に入っている意味をなしません。

家計のリスクコントロールは、本当に必要な保険は何かといことだけを見極めることです。

5.2.リスクの転嫁

家計のリスクコントロールでは、

  • リスクの転嫁
  • リスクの保有
  • リスクの軽減

の3つにわけて考えていきます。

まず最初にリスク転嫁の意味は移し替えることです。

つまり、自分でできないことやどうしようもないことなどを、他のところに移し替えて他人に任せるということです。

たとえば、小さい子どもを残して亡くなったとすると、将来にわたって残された家族の生活費や子どもの教育費などのお金が数千万円必要になってくると言えます。

保険の出番はこういうときです。

保険を使うことによって、損失が大きく、まったく対処しきれないようなリスクに対して「リスクの転嫁」を図ることが出来ます。

5.3.リスクの保有

リスクの保有とは、リスクを自分で処理することです。

頻繁ではなく、たまに起きるかもしれない中程度である損失のリスクを指しますから、当てはまるのはちょっとした入院などです。

日本は、国民皆保険と言って健康保険制度が充実しています。

そのため、手術や短期間の入院には、医療費については1割から3割の自己負担ですから、そんなにかかりません。

蓄えが20万円ぐらいがあれば、たいていはまかなえるのではないでしょうか。

したがって、この程度の金額の貯蓄があれば、わざわざ保険に頼る必要はないのです。

こういった場合の対処は「リスクの保有」でしてください。

5.4.リスクの軽減

経済的な損失は程度の差こそあれ、痛手になります。

「リスクの軽減」は日頃からそうした損失が起こらないように、気をつけることです。

また、もし起こったときでも、最小限にダメージをとどめるように備えることです。

たとえば、病院にかかると医療費がかかりますが、医療費の支出を防ぐには健康の維持・増進に気を配ることでできます。

大切なことは日頃から貯蓄をしておいて、自分自身で、ある程度の経済的損失ならば耐えられるように備えておくことです。

保険の保障は、それぞれ死亡保険は死亡したとき、医療保険は入院したときといった具合に決められた状況に対してだけです。

しかし、どんな状況にも貯蓄であるなら対応することができます。

6.保険を決める5つの条件

保険は複雑過ぎてあまり分からない商品と言えます。

保険の情報を自分で集めて選ぶとなると、かなりの時間と労力を払わなければなりません。

そのせいか、保険の勧誘員の勧誘に乗せられて、勧誘されるままに加入してしまいがちといえます。

6.1.一定期間の保険

必要な保障はライフプランによって変わってきます。

ですから、一生涯にわたって、見直しをまったくせずに、同じ保険に入りつづけるということはお勧めできません。

状況に応じて、保険の見直しを何度か行うことを勧めします。

そこで、オススメしたいのが一定期間を保障する「定期型の保険」です。

更新のお知らせが満期が近くなると届きますから、その際に、更新をするかしないのか、保障額の変更は必要かどうか、などについて考えるきっかけになります。

もちろん、保険料払い込み満了をすぎた保険を、終身保険に入っていれば途中解約をすることもできます。

ただし、注意が必要なことは、低解約返戻金型終身保険の場合、払い込み満了前に解約をすると、かなり返戻金が少なくなってしまうことです。

基本的に死亡保険、がん保険、医療保険などは、保障については一生涯は必要ないと思ってください。

6.2.シンプルな保険

保険は金融商品のひとつです。

そのため、商品を選ぶには、分かりやすいシンプルな保険商品を選ぶことです。

主契約に特約をいくつもつけたパッケージ型の保険を大手の保険会社では、よく販売しています。

しかし、保険料も特約が増えればそれだけ高くなります。

それに自分の保険にどんな保障がついていたか、特約の数が多すぎると忘れてしまいがちです。

死亡したり入院したとしても、保険会社に連絡しないと給付金・保険金が自動的に支払われるわけではありません。

このような、保険会社が保険金を支払わないというよりも、請求漏れという場合が数多くあるのです。

こういったミスも複雑な保険にしていると、起こりやすいといえます。

保険は、シンプルな「これだけの保険金が死亡すると出る」という商品を選ぶべきで、仕組みが複雑であったり、高度な金融知識がないと理解できないような商品は選んではいけないのです。

それから、コストパフォーマンスがよくなるのは、いくつも特約をつけるのではなく、必要な保険を選んで、単独でそれぞれに加入することです。

6.3.貯蓄性のない保険

保険と貯蓄の両方の機能を保険に求めると、どちらも効率が悪くなりますから、分けて考えるべきです。

個人で株や株価指数連動型上場投資信託などを使って運用する場合は、売買手数料、無料の場合もありますが口座管理手数料などは引かれます。

しかし、運用には投資金額のほぼ全額を充てることができます。

いっぽう、保険は契約者に支払う責任準備金や保険会社の運営費用が差し引かれます。

このため、運用に全額をまわすわけではありません。

しかも、史上最低金利の現在において、魅力がある利回りとは到底いい難いのです。

また、貯蓄性を求めても、保険は超長期の固定金利ですから、リスクとしてインフレでお金の価値が減ってしまう可能性があります。

6.4.コスパがいい保険

コストパフォーマンスがいいことは同じ保障だったら、保険料が安いほうということになります。

ただ、保険は複雑につくられております。

そのため、一概に比べるということが難しい面があります。

分かりにくさとして、細かな適用事例が微妙に違っていたり、特約がついていたり、種類が多いところも挙げられます。

自分で検討をする場合に、コストパフォーマンスのいい保険商品を見つけるのには、ジャンルをある程度絞って、保険料を同じ条件で計算することです。

比較を正確に行うためには、保険のプロであるファイナンシャルプランナーなどのアドバイスを受けることです。

6.5.使い勝手のいい保険

使い勝手のいい保険とは、万が一の場合に保険料が免除になったり、種類を契約の途中でも変えることができる保険のことをいいます。

保障が貧弱という内容ではいくら保険料が安くても保険としての役目を果たしません。

また、保険金請求を保障されると思ってしたのに、支払い対象外だったというのではこれも困ったことです。

たとえば、がんで余命1年と宣告されたとして、収入保障保険には入っていたとします。

年数とともに保障額が、収入保障保険は減っていきます。

余命宣告をされた状態では家族にすこしでも多くのものを残したいと願っても、新しく保険に加入することはできません。

しかし、保険商品の中には、健康状態にかかわらず、収入保障保険を定期保険、または終身保険に変更できる商品もあります。

このような保険に入っていれば、保障額の目減りを防ぐことができます。

三大疾病になった場合、特約として以後の保険料は免除になるというものをつけられる保険もあります。

保険は突然のことが起こったときに柔軟に対応できる商品を選びましょう。

7.生命保険を検討する際の注意点

最後に生命保険を検討する際の注意点について解説していきます。

7.1.生命保険会社によって取り扱っている保険の種類が違う

生命保険会社は数多くあります。

しかし、取扱っている保険の内容については、各保険会社によって異なっています。

保険会社全てに全ての生命保険があるわけではありません。

保険会社の選択を間違ってしまうと、自分の希望している保険商品がないというような場合もあります。

7.2.新商品も次々に発売

保険会社も顧客ニーズや社会の制度、金利などの変化に合わせて新商品を次々と発売していきます。

生命保険を考える場合は、最新情報を入手して、比較検討しながら自分にあった生命保険を選びたいものです。

でも、実際には、常に自分で新商品の発売情報やその特徴をリサーチするのは難しいことかもしれません。

7.3総合的に相談できる乗合代理店

最近は、乗合代理店といって複数の生命保険会社の商品の取り扱いができる保険ショップなど増えてきていますっ。

乗合代理店では、各生命保険会社の最新の情報も手に入れることができます。

そして、種類ごとに違う保険会社の商品を契約することもできますので、自分に合った保険商品を選ぶことが可能です。

さらに、複数の保険会社の取り扱いがありますので、容易に保険商品を比較出来ますし、一社の保険商品を販売している保険会社の営業マンに相談するよりもアドバイスは中立的なものをもらうことができます。

また、保険の比較をする際に、保険会社が倒産した場合は、契約に不利益があることが多いです。

そのためにはそれを回避すべく、つぶれない保険会社を選ぶ為のひとつめの指標があります。

それはソルベンシー・マージン比率と呼ばれているものです。

死亡事故や火災事故など、通常予想できるリスクに対して保険会社は責任準備金を積み立てています。

そして、危険準備金や株式や土地の含み益が巨大な自然災害などの異常なリスクに対しての保険金の財源となっているのです。

ソルベンシーマージン比率は保険会社が通常の予測を遥かに超えて発生するリスクに対してどれだけ「支払余力」があるのかを判断する為の指標となるのです。

経営は数値が高いほど安定しているということになります。

ちなみに比率はリスクと支払余力が1対1なら200%になります。

そしてソルベンシーマージン比率が200%を下回った場合は、早期に経営の健全性の回復を図るための措置が総理大臣によって取られます。

2018年3月末の調査ですが、各生命保険会社のソルベンシーマージン比率と格付けは以下のとおりです。

保険を選ぶ際の参考として下さい。

 

国内営業(生命保険協会登録)生命保険会社一覧基本情報背景情報格付等
保険会社 S&P
保険財務力
R&I
保険金支払能力
ソルベンシー・
マージン比率
2018年3月末
アクサ生命保険株式会社 A+ AA 780.9%
アクサダイレクト生命保険株式会社     1723.2%
朝日生命保険相互会社   BB 808.5%
アフラック生命     1030.0%
アリアンツ生命保険株式会社     3695.1%
SBI生命保険株式会社     1172.2%
エヌエヌ生命保険株式会社 A-   779.6%
FWD富士生命保険株式会社     1109.9%
オリックス生命保険株式会社   A+ 1566.6%
カーディフ生命保険会社     628.8%
株式会社かんぽ生命保険 A+ AA- 1130.5%
クレディ・アグリコル生命保険株式会社     1393.4%
ジブラルタ生命保険株式会社 A+ AA- 889.1%
住友生命保険相互会社 A A+ 873.6%
ソニー生命保険株式会社 A+ AA 2624.3%
ソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社     1626.1%
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社 A+ AA 1513.1%
第一生命保険株式会社 A+ A+ 881.8%
第一フロンティア生命保険株式会社   A+ 574.5%
大同生命保険株式会社 A AA- 1206.2%
太陽生命保険株式会社 A AA- 835.1%
チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド     1233.9%
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社   AA- 1258.3%
東京海上日動あんしん生命保険株式会社 A+ AA+ 2348.1%
ニッセイ・ウェルス生命保険株式会社 A-   937.9%
日本生命保険相互会社 A+ AA 917.9%
ネオファースト生命保険株式会社     5250.4%
富国生命保険相互会社 A AA- 1081.2%
フコクしんらい生命保険株式会社     947.2%
プルデンシャル生命保険株式会社 A+   817.4%
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 A+ AA- 829.7%
マニュライフ生命保険株式会社 A+   841.9%
三井生命保険株式会社 A AA- 1070.3%
三井住友海上あいおい生命保険株式会社 A+ AA 1726.7%
三井住友海上プライマリー生命保険株式会社 A+ AA 992.9%
みどり生命保険株式会社     4602.2%
明治安田生命保険相互会社 A AA- 937.9%
メットライフ生命保険株式会社 AA-   883.6%
メディケア生命保険株式会社   A+ 3191.1%
ライフネット生命保険株式会社     2455.8%
楽天生命保険株式会社     799.5%

※S&P 保険財務力格付けの定義(保険契約の諸条件に従って支払いを行う能力に関して保険会社の財務内容を評価したフォワードルッキングな意見です)

 AA…保険契約債務を履行する能力は非常に強い。最上位の格付け(AAA)との差は小さい。
  A…保険契約債務を履行する能力は強いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境が悪化した場合、その影響をやや受けやすい。

※R&I 信用格付の定義(発行体が負うすべての金融債務についての総合的な債務履行能力に対するR&Iの意見です。)

 AA…信用力は極めて高く、優れた要素がある。
  A…信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
 BB…信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。

8.まとめ

保険の比較をするのに重要な事や保険選びのコツについて解説してまいりました。

様々な保険の種類や内容があって、ライフステージ・年代・性別などによって必要な保障が異なるということがお分かりかと思います。

保険を選ぶ際に大事なことは、その商品の保険料が家計を圧迫せず、保障内容が見合ったものであるかを十分に吟味して選択することです。

そして、適切な保険を選択するのに不安がある場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談することをオススメします。

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