保険証券って必要なの?保険証券の必要なケースや紛失した場合の対処法を詳しく解説!

各種の保険契約をすると、たくさんの書類を受け取ります。

そのため「どの書類が重要なのか分からないと」思っている方が多いのではないでしょうか。

その中で重要な書類に保険証券があります。

保険証券は、契約が成立したことと契約の内容を証明するために、契約者に対して保険会社から発行される書類です。

今回は、保険証券について詳しく解説してまいります。

 

1.保険証券とは何か?

保険証券とは、契約者が保険会社に申し込んだ保険内容について保険会社が承諾し、保険契約が成立したことの証として契約者に交付される書類です。

保険証券は、契約成立後に、保険会社から契約者宛に送付されます。

なお、保険証券に記載されている契約内容は、次の通りです。

  • 保険証券番号 
  • 保険契約者名
  • 被保険者名
  • 保険金受取人
  • 保険料
  • 給付金

保険証券の必要性

契約している保険の内容についての確認は、保険証券でできます。

契約時には内容について覚えていることと思いますが、時間が過ぎていくにしたがって忘れていく可能性があります。

内容を忘れているような場合には保険証券で確認できますし、保険のみ直しの際にも確認することができます。

また、保険契約の前に約款が提供されていると思います。 

約款とは、保険会社があらかじめ一定の契約条件や保障範囲などの契約内容について記載した文書のことです。

細かな文字で書かれた厚さのある冊子です。

保険の約款は民法上「定型約款」と呼ばれていて、特定の者が不特定多数を相手として行う取引で、その内容の全部または一部が画一的であることが

  • 双方にとって合理的なもの(定型取引)
  • 契約の内容とすることを目的に準備された

条項のことです。

個別に交渉することが予定されていない内容といえます。

では約款と、あなたが締結する保険の契約書はどう違うのでしょうか?

定型約款は先ほどの定義のとおり、相手が不特定多数として行う画一的な取引の契約条項です。

これに対し契約書は、個別具体的な内容、例えば当事者が誰なのかや、代金の支払日がいつであるかなどが書かれています。

ということは、約款は誰と契約しても同じ画一的な内容であるか、契約書は、契約者ごとに異なる個別的な内容であるかの違いがあります。

この約款の冊子は保険会社が契約する前に契約しようとしている方に渡さなければいけないものです。

約款は、契約に際して「一般的な契約の内容はこのようなことですよ」と書かれいるものと言えます。

契約の際に契約者は捺印しますが、捺印前にこの「約款の内容の説明を受け受領しました」という内容を含んでおります。

しかし、契約後に渡された保険内容と契約前に渡された約款との突き合わせをするということをしている方は非常に少ないのではないでしょうか。

そのために、契約のしおりと呼ばれるものがあります。

これには、約款の中で契約者にとって重要な部分を抜き出し、やさしく解説してあります。

ただし、保険証券に記載されている内容は、保険に詳しい方ならいざ知らず、理解しづらい面がありますので、疑問に思ったら保険会社に確認してください。

また、その際には、保険証券を手元に置いてからにしてください。

保険会社の担当者から証券番号を聞かれますし、また、契約後の保険の見直しや受取人の変更の際にも同様に聞かれますので、手元に置いておくことでスムーズに手続きをおこなうことができます。

1.1.保険証券はいつ届くの?

保険証券は先述しましたとおり、保険会社から契約の成立およびその内容を証明するために、契約者へ交付される文書のことを言います。

保険証券は、商法上の決まりで「保険契約者の請求があった場合、保険証券を交付しなければならない」とされています。

しかし、実際の交付については、契約者からの請求がなくてもなれています。

保険証券が届く日数は、契約から約1~2週間程度で届くケースが多いようです。

契約が成立するために、保険証券の発行が要件ではありませんが、保険自体が保険という物ではない商品ですから、保険証券を交付することで契約書としての役割を担っています。

なお、保険証券は、保険加入の契約手続きを行ってから自宅へ郵送されてくることが多いのですが、保険会社によっては営業の方が自宅に直接持参するというケースもあります。

契約の際に保険証券の届く方法については、担当者から説明がなされることと思いますが、万一説明がなかった場合は、確認してください。

保険証券が届かない場合

保険証券が契約後2週間以上経過しても届かない場合は、可能性として、手続きミスなどの何らかのトラブルの発生が考えられます。

保険会社の窓口や担当者へ確認してみましょう。

郵送の場合は配達員の誤配達ということもあり得ます。

第三者に個人情報が見られることになると予期せぬトラブルに発展しないとも限りませんので、早めの問い合わせ・確認をオススメします。

保管は専用の入れ物などで大切に

紛失の原因は他の書類と一緒に保管しておくことです。

保険証券は重要な書類ですから、専用の入れ物などで保管しておいてください。

また、保管場所についても明らかにしておいて、必要なときにすぐに分かる場所にしておかないと、いざ、手続きをしようとする場合に時間が不要にかかってしまう場合が考えられます。

1.2.保険証券が到着した日が保険の始まりではない

「責任開始日」とは保険の保障が開始する日のことです。

この責任開始日は、保険証券が届いた日ではありません。

責任開始日は、

  • 申込書の提出
  • 告知(診査)
  • 保険料の払い込み

責任の開始は、これら3つが全て終わった日に遡(さかのぼ)って開始されます。

そのため、保障が開始されるのは、保険証券が到着した日や保険証券が発行された日ではありません。

必ず確認しておいていただきたいことは、保険証券の受領日と、責任開始日にタイムラグが生じますので、保険証券を受け取った時に「いつから責任開始日になっているのか」と言うことです。

なかには、がん保険のように、一般的には90日間となっていますが、責任開始日から一定の免責期間があるような保険もあります

1.3.保険証券と一緒に保管しておきたい書類

保険証券と、申込時に受け取る、次のような書類は一緒に保管しておくのがよいでしょう。

  • 保険の契約内容をわかりやすく書いた「ご契約のしおり」
  • 保険会社との契約ごとが書いている「約款」または、「契約概要(設計書)」
  • 告知書の控え

です。

これらの書類は、手元に残しておくことによって、後日保険契約の詳細を知りたいときに役立ちます。

1.4.保険証券は契約が満了するまで保管する

保険金を受け取るときに保険証券は、契約の成立や内容を証明する書類として必要な書類です。

必ず保険期間が満了するまで保管しておきましょう。

必要になるのは保険金を受け取るときだけでなく、保険の満期時や保険を解約する時などです。

また、万が一のことが保険契約者にあったときに、保険証券があれば、保険のことをの家族が知らなくても、保険に加入していた事実がわかります。

そのため、せっかく加入していた保険金の請求漏れを防ぐことができます。

2.保険証券の見方

加入している保険の内容を確認することができるのが保険証券です。

保険会社によって保険証券の大きさや、細かい内容は様々です。

しかし、多くの共通点が記載している項目にはあります。

2.1.基本的な項目

基本的な項目としては証券番号が挙げられます。

証券番号は、保険の諸届や保険金受け取りなどの手続きをする場合に必要になる番号です。

この証券番号は、契約者・契約内容ごとに割り当てられます。

2.2.保険に関わっている人は誰?

契約者

契約者とは、保険会社と契約を結んでいる人です。

被保険者

被保険者とは保険の対象になっている人です。

受取人(死亡保険金受取人・満期保険金受取人)

受取人とは、保険金を保険金の支払い事由が発生した場合に受け取る人のことをいいます。

2.3.日付

契約日

契約日を見れば保険を契約した日がわかります。

責任開始日

責任開始日は保障が始まった日です。

保障期間の期限(満期日等)

保障期間の期限(満期日等)は加入している保険の保障がいつまで続くのかについて確認できます。

2.4.どんな時に保険金を受け取れるのか

保険の種類、種目、保険の内容

保険の種類、種目、保険の内容を見れば保険金が受け取れる事由が分かります。

保険の種類

保険の種類は、通常は愛称で呼ばれている場合もありますが、保険証書には正式名称で書かれていることが多いので、受け取ったら確認しておいてください。

2.5.お金に関する項目

お金に関する項目は次のようなものが挙げられます。

保険金の金額(満期保険金・死亡保険金)

保険金の金額(満期保険金・死亡保険金)項目には、詳細に契約した内容が記載されています。

保険料

保険料欄には支払わなければならない保険料が記入されています。

保険料について疑問に思うことも毎月の支払いであれば、少ないかもしれません。

しかし、確認していただきたいことは、半年払や年払などにしている場合は、保険料の引き落とし日や保険料そのものを忘れてしまうことがあるかもしれません。

このような場合は、保険料についてはよく確認しておきましょう。

2.6.その他の項目

その他の項目として、配当金が支払われる保険であれば、配当金の受け取り方法などの記載がされています。

また、解約返戻金が保険内容によっては書かれている場合もあります。

保険証券が届いたら、保険証券のその他の項目には、詳細に契約に係る注意事項なども書かれているケースもありますので、じっくりと目を通すことをオススメします。

2.7.生命保険の場合はココをチェック!

生命保険の保険証券については、自分の認識と間違いや誤解がないかを契約者や契約日、保険金額等に関する基本的な項目について、確認しておくことが大切なことです。

2.8.医療保険の場合はココをチェック!

 

医療保険の場合は、生命保険と同様の基本的な項目に加えて、保障内容や特約についてよく確認しておくことが必要なこととなります。

3.保険証券が必要になるのはどんな時?

保険証券が必要になるのはどんな時なのかについて解説していきます。

保険証券が必要になる時は次のような場合が考えられます。

  • 保険金の請求を行う場合
  • 契約内容を変更したい場合
  • 保障内容について確認をしたい時

「証券番号」と呼ばれる番号が保険証券には記載されております。

この証券番号は、手続きの際に住所や契約者名などの個人情報と一緒に必要となります。

そのため、金庫のような家族以外の目に触れる機会の少ないところにしまっておくことをオススメします。

「コピーを見せて」と言われたら

他の保険会社の保険に切り替えをする際などに、他の保険会社の担当者から保険証券のコピーを見せて欲しいと言われる場合もあります。

保険証券には、証券番号や重要な個人情報のほか、加入している保険の詳細な保障内容や保険期間などが記載されている書面です。

保険会社の社員とはいえ他人に人に見せることに抵抗がある場合や、自分の感覚としてどうも相手が信用できないというような場合には勇気を持って断ることが必要です。

3.1.諸手続き

保険証券に記載されている証券番号があれば、住所変更や契約内容を変更する場合に、手続きがスムーズに行えます。

特に、名前を変更する名義変更の時には保険証券が再発行されますので、保険証券を必要とします。

名義変更の場合には、印鑑証明等の必要書類がありますので、どのような書類が必要なのか保険会社に事前に確認しておきましょう。

3.2.保険の解約

保険を途中で解約するときには、保険会社との契約の終了となりますので、保険証券を返さなければいけません。

そのため、保険証券が必要となります。

3.3.死亡保険金を受け取るとき

保険証券は、死亡保険金を被保険者が死亡した場合に受け取る場合にも、必要になります。

受け取り漏れを防ぐために、死亡保険金受取人に特段の理由がない限りは、その事実を伝えておくと安心です。

3.4.満期保険金を受け取るとき

原則として保険の満期を迎えて、満期保険金を受け取る場合には保険証券が必要となります。

ただし、保険証券が解約や保険金の受け取り時に紛失していたことが分かったとしても、解約返戻金や満期保険金などの受け取りには、保険証券がなくても、所定の手続きをとることによってできる場合があります。

ただし、手続きに時間がかかることもあります。

そのためにも、保険証券はしっかりと保管しておくことが大切です。

4.保険証券を紛失してしまった場合、どうする?

保険の各種の手続きを行おうとして、どこを探しても、保険証券が見当たらないというような場合も考えられます。

保険証券を紛失した場合には、契約している保険会社で再発行してくれますので、紛失に気づいたらすぐに契約保険会社に再発行の手続きを取ってください。

基本的に再発行手続きは、契約者本人から連絡することになっています。

何らかの理由で本人から連絡ができない場合の保険会社の対応は、保険会社によって異なっていますので、加入している保険会社に確認してみましょう。

また、保険会社によっては、保険金の給付金請求の際、保険証券の提出も併せて行わなければならない会社もあります。

その場合、保険金の受け取り手続きを行うことが保険証券が手元にないとできない可能性も考えられます。

直ちに保険会社に再発行の申し出をして再発行手続きを進めてください。

4.1.保険証券の再発行の手続きを速やかに

保険証券は、保険加入を証明する書類です。

保険証券には、

  • 保険契約一つ一つに付与される「証券番号」
  • 名義人
  • 契約している保険の内容
  • 保険金額
  • 保険期間

などが記載されている重要な書類です。

証券番号によって、住所変更や契約内容の変更、その他さまざまな手続きがスムーズに行えます。

保険証券は契約の終了する時まで、大切に保管しておきましょう。

とはいえ、現実には保険証券を紛失や盗難・破損・焼失などで失ってしまうことが発生しています。

保険証券を失った場合は、契約している保険会社にできるだけすみやかに連絡して、保険証券の再発行手続きを行って下さい。

保険金請求をする際の手続きはそうすることによってスムーズに行うことができます。

なお、手数料などは保険証券の再発行手続きにはかかりません。

4.2.保険証券の再発行手続き

保険証券の再発行手続きについて順を追って紹介します。

①準備

「証券番号」が保険証券の再発行に必要となるので確認をします。

保険証券を再発行するには、契約している保険会社に契約者本人が連絡しますが、その際、手続きは証券番号がわかるとスムーズです。

保険証券が無くなってるのだから、分からないという方もいるかと思いますが、証券番号は保険会社から年に1回送られてくる「ご契約内容のお知らせ」という書類があれば、そこに記載されています。

②保険会社窓口に連絡

 契約者ご本人から保険会社の問合せ窓口に、保険証券の再発行を希望することを連絡します。

③必要書類の記入

保険証券再発行のための必要書類を記入しますが、その他保険会社から指示があれば本人確認書類などを準備します。

保険会社によって、ここで必要になる本人確認書類は、異なります。

運転免許証やパスポートのコピーで対応してもらえるところもあれば、契約者の実印・印鑑登録証明書が必要なところもあります。

④必要書類の提出

保険会社に必要書類を郵送などで提出します。

⑤手続き完了

新しい保険証券は手続き書類を送付すると、保険会社が確認後に届きます。

およそ1、2週間程度の期間が再発行までにはかかるところが多いようです。

また、新しい保険証券が再発行されると、その時点で古い保険証券は無効となりますので、もしも再発行後に古い保険証券が見つかった場合は、古い保険証券はシュレッダーにかけるなどして破棄するようにしましょう。 

今まで述べてきましたように、再発行には時間と手間がかかりますので、保険証券の保管・管理はしっかりと行うことです。

4.3.災害で保険証券を紛失した場合の手続き

保険証券が震災や水害などの自然災害などで被災して流出・焼失して無くなったとしても、保険の効力が無くなったわけではありません。

そのため、保険金については受け取ることができます。

しかし保険証券が無くなると、コピーを取って保管していた場合はともかく、契約先の保険会社や保障(補償)内容・契約内容が分からなくなってしまいます。

生命保険協会には約47社が加盟しています。

そういった場合は「契約照会制度」と言って、生命保険契約の有無に関する調査依頼を、生命保険協会に加盟している生命保険会社に行う事ができます。

同様の制度を損害保険会社でも利用することができます。

実際に地震保険契約会社照会センターが東日本大震災でも開設され、特別な体制が被災者に対し整えられました。

この照会制度を利用できる人は、個人契約が対象となっていて、原則として被災した本人及びその親族(配偶者・親・子・兄弟姉妹)です。

調査にはおよそ2週間程度かかります。

仕組みとしては、保険の契約が見つかれば契約者に各保険会社から連絡され、該当する契約がなければ契約者に生命保険協会(生保)や契約照会センター(損保)から連絡がされることになっています。

保険の種類

制度名

問合せ先

生命保険
(医療保険・死亡保険など)

災害地域生保契約照会制度

生命保険協会
「災害地域生保契約照会センター」
0120-001731
(受付時間:平日9:00~17:00)

損害保険
(火災保険・地震保険など)

自然災害等損保契約照会制度

日本損害保険協会
「自然災害等損保契約照会センター」
0120-501331
(受付時間:平日9:15~17:00)

※少額短期保険は契約照会制度がありません。

※照会制度を利用できるのは、原則として、被災された方ご本人、またはその親族(配偶者・親・子・兄弟姉妹)です。

※照会受付ができるのは個人契約のみです。

 契約照会を行い、保険契約の確認が取れると直接連絡が各保険会社から来ますので、そこで保険金請求の手続きを行いたい旨を伝えましょう。

契約有無の調査には2週間からそれ以上の時間がかかりますので、ご自身の安全が確保でき次第、早めに連絡をすると良いでしょう。

また、ご加入中の保険会社がわかる場合には直接お問合せされた方が手続きがスムーズに進みますので、保険会社の窓口へご連絡することをお勧めいたします。

5.保険証券が悪用されるケースはある?

保険証券の保管場所を忘れてしまったり盗難に遭ったりして、保険証券を紛失するケースがあります。

そうすると、保険証券が悪用されたり、保険金が下りないのではないかと心配になることと思いますが、紛失したからといって、保険金が支払われないということもありません。

もしも保険証券が保険金請求時に必要な時は、証券がない場合の手続き方法がありますから、保険会社や代理店に相談してみて下さい。。

5.1.保険面での悪用可能性は低い

自動車保険証券を例にとってみますと、車上荒らしの被害に遭ったりして、他人の手に渡ってしまった場合、自動車保険証券が悪用されないか気になることと思います。

自動車保険の保険証券は有価証券ではなく、契約の証明書類ですから、例え証券の原本であっても資産価値はありません。

健康保険証や運転免許証は身分証明書になりますが、保険証券は身分証明書にもなりません。

ですから、健康保険証などのように、知らないうちに第三者によって悪用されて、消費者金融でローンを組まれたり、借金をされたり、クレジットカードを作成されたりするようなことはありません。

証券があっても、勝手に自動車保険の解約はできません。

知らないうちに解約されて保険料の払い戻しが行われていたということはありません。

犯罪行為となりますが、もしも、嘘をついて本人になりすまして解約できたとしても、決まりとして保険料の返金は、契約者の口座か加入時に保険料を決済したクレジットカードにしか返金できませんので、振り込みはあなたの口座に行われますから、実害はないことになります。

また、解約が本人の意志ではない場合は、すぐに解約を取消してくれますし、万が一事故があったとしても補償されます。

ただ、可能性としてて考えられるのは、個人情報が記載されていますので、データ会社に持ち込まれることです。

自動車保険の契約の情報については、高く買い取るデータ会社も多いようです。

なお、保険金の給付や各種手続きの際、多くの場合には保険証券に記載されている住所や氏名などの情報とあわせて、免許証等による本人確認が行われます。

そのため、先ほど解説しましたように、第三者に保険証券が渡ったというだけで不正利用をされる可能性については非常に低いと言えます。

しかし、例えば「保険証券と免許証とが車上狙いで盗まれた場合」などについては、リスクとして保険金の不正請求などに悪用されることが高まりますので注意が必要です。

保険証券の紛失や盗難に遭わないためにしっかり保管するのはもちろんのことですが、安心のために保険証券番号も控えておくと良いでしょう。

5.2.個人情報流出の可能性はあり

前述のように、保険証券に記載されているのは、加入保険に関する詳細は勿論ですが、個人情報としての住所や氏名、生年月日などの情報です。

第三者にこれらの情報が知られてしまうということは、個人情報が悪徳業者への横流しされたり、リスクとして保険以外の場面で悪用されたりすることが全くないということではありません。

6.ペーパーレス化のメリット・デメリット

保険証券を発行せずペーパーレス化することの、メリット・デメリットをまとめてみました。。

6.1.メリット

ペーパーレスのメリットとして挙げられることは、パソコン・スマートフォンから契約者専用ページを通じて、いつでもどこでも契約内容を見られることです。

また、保険証券の管理や、紛失した場合の再発行手続きの手間を省くことができることや、保険料の割引が保険会社によっては受けられる場合があるということです。

6.2.デメリット

保険証券をペーパーレス化することによるデメリットは、あまりないといえます。

契約者専用ページに電波が届かない場所でアクセスできない場合があるという不安に関しては、契約者専用ページの情報をファイルとして保存したり、印刷したりすることで補完できます。

保険証券は契約内容を確認することができる大切な書類です。

しかし、保険証券を手元に保管しておく必要性については契約者専用ページを活用すれば、必ずしもありませんし、保険料が節約できることもあります。

7. 保険証券の発行を断ると保険料が割引きになる

保険会社では、保険証券の発行を断ることで、保険料を割引きしてくれる会社が増えています。

これは保険証券発行や送付にかかるコストを削減できるためです。

500円程度の割引額と小額ではありますが、紙資源の節約による環境保護にも寄与できるます。

一般的には、事故時の連絡先や証券番号などは、保険会社の契約者専用ホームページや、加入後に保険会社から送られてくる案内はがきなどに記載されております。

7.1.保険証券の発行を省くことで保険料金が500円ほど安くなる

保険証券は保険に加入すると発行されます。

しかし、保険証券を発行するためのコストとして、紙代、印刷代、郵送費用などさまざまなことがかかることが挙げられます。

このコスト削減のためには、保険証券を省略することで可能になることから、最近では、保険証券の発行を省略した加入者に対し、保険料の割引きを適用する保険会社が増えてきています。

割引きの名称は、保険会社によって、

  • 証券省略割引
  • 証券不要割引
  • e証券割引
  • eサービス割引

など、さまざまですが、一般的には500円程度の割引きを受けられるます。

誰でも手軽に利用できるので、500円程度ですから、大きな節約にはならないものの、活用してみてはいかがでしょうか。

7.2.事故連絡時に必要になる証券番号は何で確認する?

保険証券に記載されている証券番号は、自動車保険では交通事故を起こしてしまったり、生命保険では死亡して、保険会社に連絡をする際に必要になります。

また、多くの人が、事故時の連絡先は保険証券に記載されているものと覚えているのではないでしょうか。

そうすると、保険証券の発行を省略すると、何を確認して保険会社に連絡をすればいいのか疑問に思うのではないでしょうか。

保険証券の確認する最も簡単な方法は、保険会社のホームページにある、契約者専用ページにアクセスして確認する方法です。

アクセスは、携帯電話やスマートフォンからでもできますので、もし自動車保険の利用で交通事故時にもすぐに確認ができます。

しかし、事故で携帯電話などが壊れてしまったり、事故を起こした場所が電波の届かないところであることも考えられます。

このようなことの備えとして、保険会社によっては、カードに証券番号や連絡先が記載して配布していることもあるようです。

このようなカードがない場合は、万一の備えとして契約者専用ページを印刷して携帯することをオススメします。

また自動車保険では、証券番号が解らなくても、契約している自動車のナンバープレートと契約者名で対応してくれます。

そのため証券番号も大事ですが、保険会社の事故などの対応してくれる連絡先は携帯電話などの電話帳に登録しておくのも良いでしょう。

8.まとめ

保険証券について必要性や紛失した場合の対処法について解説してまいりました。

保険証券は、

  • 契約の成立や内容を証明するための大切な書類ということ
  • 保険証券が必要になる時は各種手続きや保険の解約・保険金を受け取るとき
  • 保険証券を紛失した場合は、保険会社に連絡して手続きをとることで再発行できる

と言うことがお分かりになられたことと思います。

保険証券の証券番号は、万一を考えてメモしておくことをオススメします。

保険証券は重要な書類ですから、保管は他の書類とは区別して行って、きちんと、保管場所も把握しておくようにしましょう。

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