海外でも医療保険が使えるの?海外旅行する前に知っておくべき確認事項

契約内容確認活動

「海外旅行に行った際に病気やけがをしたらどうしよう」

あなたはそう心配になったことはありませんか?

日本の医療保険が利用出来たらいいのに。。

そんなあなたに!この記事を読めば、海外で日本の医療保険が利用できるのか、海外療養費制度とは何か、海外旅行保険とは何か、丸わかりです!

海外での医療費はどのくらいかかるのかもご紹介していますので、お見逃しなく!

目次

1.海外での医療費はどのくらい?
1.1  日本と諸外国の医療費
1.2  海外での保険金支払い事例

2.  海外でも日本の医療保険を利用しよう
2.1  海外でも日本の医療保険は適用される
2.2  保険会社への請求方法

3.  海外療養費制度も利用しよう
3.1  海外療養費制度の概要
3.2  給付の範囲
3.3  支給金額
3.4  手続きに必要な書類
3.5  海外での入院も高額療養費制度が利用できる

4.  海外旅行保険を利用しよう
4.1  海外旅行保険の概要
4.2  補償内容
4.3  注意点

5.  クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険
5.1  補償内容
5.2  注意点

6.  海外旅行に行くときにやるべきこと
6.1  事前に準備しておくこと
6.2  海外で入院したときに行うこと

7.  まとめ

1.  海外での医療費はどのくらい?

あなたがもし海外旅行へ行き、病院にかかってしまった場合、どのくらいのお金がかかると思いますか?

高額になるんじゃないか。。。

そんな風に思う方は多いでしょう。

今回はまず、海外での医療費がどのくらいになるか、見ていきたいと思います。

1.1  日本と諸外国の医療費

日本とアメリカ、フランス、タイの医療費を見ていきます。

国名
比較項目 日本 アメリカ フランス タイ
救急車の
料金
公営 無料 123,000円 5,900~7,300円
+走行加算200円/km
無料
民営 通常利用しない 123,000円 5,900~7,300円
+走行加算200円/km
7,200~15,000円
初診料 2,820円 15,400~
16,400円
11,500~
17,200円
3,000~
4,500円
病院部屋代
(1日当たり)
個室 30,000~
100,000円
204,900円 126,100円 33,500~
40,100円
ICU 80,000~
100,000円
1,024,700円 286,700円 55,400円
虫垂炎手術の
治療費
総費用 600,000円 1,089,200円 480,000円
平均入院日数 4日間 2日 3日 3日
骨折時の治療費
(橈骨末端閉鎖性骨折の場合)
20,000円 40,100~
45,900円
30,000円

ご覧のとおり、初診料をはじめ、多くの項目で日本より海外の方が医療費がかかっていることがお分かりいただけます。

虫垂炎手術の治療費の場合だと、日本で600,000円のところ、フランスでは100万円を超えていることがわかります。

また、骨折時の治療費もフランスやタイの方が多くかかることがお分かりいただけると思います。

なお、入院日数に関しては、日本もアメリカ、フランス、タイも同じぐらいです。

1.2  海外での保険金支払い事例

次に、海外での保険金支払い事例について見ていきます。

国名 内容 支払い保険金
アメリカ コンビニで買い物中に意識を失い救急車で搬送。心不全と診断され25日間入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。 2,347万円
アメリカ 空港内で意識を失い救急車で搬送。感染性心内膜炎と診断され15日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 2,295万円
アメリカ 高速道路を走行中に車が横転し救急車で搬送。全身強打による多発外傷と診断され家族が駆けつける。 2,113万円
ハワイ 往路機内で意識を失い着陸後に救急車で搬送。脳梗塞と診断され16日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 1,833万円
ハワイ ビーチで遊泳中に溺れ救急車で搬送。急性腎不全・溺水による呼吸不全・誤嚥性肺炎と診断され5日間入院。家族が駆けつける。 1,564万円
アメリカ 空港到着後、呼吸困難を訴え救急車で搬送。肺塞栓症・肺炎・肺結核と診断され49日間入院・手術。家族が駆けつける。 9,335万円
ハワイ 嘔吐物を飲み込み気管に入ってしまい救急車で搬送。胃腸炎・肺炎・敗血症と診断され16日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 6,080万円
アメリカ 歩行中に車に撥ねられ救急車で搬送。脳挫傷・くも膜下出血と診断され33日間入院・手術。家族が駆けつける。 5,664万円
南アフリカ クルーズ船内で胸の痛みを訴え、下船し救急車で搬送。気胸・肺炎と診断され36日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 2,414万円
ブルネイ クルーズ中に下痢・嘔吐・食欲不振等で衰弱したため下船し受診。肺炎と診断され123日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 1,888万円

一番安く済んでも1,500万円であり、かなり高くつくことがお分かりいただけるかと思います。

このように、海外では、医療費が高くつきます。

そのために、私たちは何ができるでしょうか?

その解決策を次で見ていきます。

2.  海外でも日本の医療保険を利用しよう

海外での医療費は高額になるということを見てきましたが、海外で日本の医療保険は利用できるのでしょうか?

2.1  海外でも日本の医療保険は適用される

正解は、「適用される」です。

これは助かりますよね。

ほとんどの保険会社の医療保険は、入院・手術等の保障については海外旅行中でも国内と同じように保障をされます。

例えば、オリックス生命の新キュアのホームページでは、このような説明があります。

Q.海外で入院しました。給付金は請求できますか?

A. ご請求いただけます。

ただし、医療法に定める日本国内にある病院または患者を収容する施設を有する診療所と同等の医療施設での入院や手術等であることが必要です。
この場合、入院・手術等証明書に代えて当社所定の入院証明書(英語版)の提出が必要となります。日本語・英語以外の言語の診断書発行となる場合につきましては、以下の【保険金・給付金お問合せ窓口】までご連絡ください。
その他の書類につきましては、「必要書類について」をご確認ください。
なお、お支払明細の送付先、給付金の振込み口座は国内に限ります。
また、アフラックのちゃんと応える医療保険レディースEVERのホームページにも、こう載ってあります。
Q.海外で入院した場合も保障されますか?
A.海外での入院も保障の対象となります。
ただし、医療法に定める日本国内にある病院、または患者を収容する施設を有する診療所と同等の医療施設での入院が対象です。また、当社所定の入院証明書(英語版)の提出も必要となります。
なお、お問い合わせ先・郵便物送付先・給付金振込口座は国内に限らせていただいています。
あなたの加入している保険も海外での入院等に対応しているかどうか、確認しておきましょう。

2.2  保険会社への請求方法

保険会社への請求方法は以下のとおりです。

なお、請求方法は保険会社によって違います。

・海外にいる場合

①まずはフリーダイヤルに連絡します。

まずはお電話にてご連絡ください。

電話する前に準備すること

  • ご入院された原因(病気・ケガの名称)
  • ご入院期間
  • お受けになられた手術・放射線治療等の名称、施術日

②海外用診断書を医療機関に発行依頼

海外用の診断書をHPでダウンロード、印刷し、医療機関に記入を依頼しましょう。

③請求書の診断書等の提出(帰国後)

日本へ帰国後、当社からお送りする請求書類に必要事項をご記入いただき、海外の医療機関にて発行いただいた診断書とあわせて、提出しましょう。

病院にかかったとしても慌てずに、今の状況を保険会社に伝えるようにしましょう。

なお、診断書は時間がかかる可能性もあります。

以上、海外で日本の医療保険が利用できるかどうかについてでした。

3.  海外療養費制度も利用しよう

生命保険の必要保障額を知るために

日本の医療保険も利用する方法をご紹介してきましたが、海外療養費制度というものも利用する方法があります。

3.1  海外療養費制度の概要

海外療養費制度は、海外旅行中や海外赴任中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の医療機関で診療等を受けた場合、申請により一部医療費の払い戻しを受けられる制度です。

3.2  給付の範囲

  • 海外療養費の支給対象となるのは、日本国内で保険診療として認められている医療行為に限られます。そのため、美容整形やインプラントなど、日本国内で保険適用となっていない医療行為や薬が使用された場合は、給付の対象になりません。
  • 療養(治療)を目的で海外へ渡航し診療を受けた場合は、支給対象となりません。日本で実施できない診療(治療)を行った場合でも、保険給付の対象とはなりません。

3.3  支給金額

日本国内の医療機関等で同じ傷病を治療した場合にかかる治療費を基準に計算した額(実際に海外で支払った額の方が低いときはその額)から、自己負担相当額(患者負担分)を差し引いた額を支給します。

  • 日本と海外での医療体制や治療方法等が異なるため、海外で支払った総額から自己負担相当額を差し引いた額よりも、支給金額が大幅に少なくなることがあります。
  • 外貨で支払われた医療費については、支給決定日の外国為替換算率(売レート)を用いて円に換算して支給金額を算出します。

3.4  手続きに必要な書類

海外療養費の申請については、以下の申請書と添付書類が必要です。

医科の場合 歯科の場合
1.海外療養費支給申請書
2.診療内容明細書(様式A)
3.領収明細書(様式B)
4.現地で支払った領収書の原本
1.海外療養費支給申請書
2.領収明細書(様式B)
3.歯科診療内容明細書(様式C)
4.現地で支払った領収書の原本
医科・歯科共通
5.各添付書類の翻訳文
※翻訳文には、翻訳者が署名し、住所および電話番号を明記してください。
6.受診者の海外渡航期間がわかる書類
(パスポート・ビザ・航空チケットなど当該渡航期間がわかる部分のコピー等)
※パスポートの場合は、①氏名・顔写真と②出入国スタンプのページの両方のコピーを添付して下さい。(診療を受けた期間に渡航先に滞在していたことが分かるよう目印をつけて下さい。)
7.同意書(様式D)
具体的な診療内容等について、診療等を受けた医療機関に照会するため、療養を受けた方の同意書を添付して下さい。
その他 (条件に該当する場合に必要)
8.ケガ(負傷)による申請の場合

負傷原因届

9.第三者による傷病の場合

第三者行為による傷病届

10.被保険者が亡くなられ、相続人の方が請求する場合

被保険者との続柄がわかる「戸籍謄本」等

11.臓器移植による申請の場合

Ⅰ.日本臓器移植ネットワークの登録証明書の写し
Ⅱ.海外の施設に入院していた間の経過記録の写し
Ⅲ.臓器移植を必要とする被保険者等が「①レシピエント適応基準に該当し、日本臓器移植ネットワークに登録している状態であること・②国内での待期状況を踏まえると、当該患者が、海外で移植を受けない限りは生命の維持が不可能となる恐れが高いこと」について、臓器移植を受ける被保険者等の主治医(学会認定の移植認定医)が作成した海外の施設への紹介状の写しに、部門長又は施設長がサインしたもの

このように、必要書類は非常に多くなっていますので、注意しましょう。

3.5  海外での入院も高額療養費制度が利用できる

日本の健康保険には高額療養費制度がありますが、この制度は海外での入院にも適応されます。

高額療養費制度とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

自己負担限度額は以下のとおりです。

・70歳未満の方の区分

平成27年1月診療分から

 所得区分  自己負担限度額 多数該当
①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)
 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%  140,100円
②区分イ
(標準報酬月額53万~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)
 167,400円+(総医療費-558,000円)×1%  93,000円
③区分ウ
(標準報酬月額28万~50万円の方)
(報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方)
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円
④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)
 57,600円  44,400円
⑤区分オ(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)
 35,400円  24,600円

*診療を受けた月以前の1年間に、3ヵ月以上の高額療養費の支給を受けた(限度額適用認定証を使用し、自己負担限度額を負担した場合も含む)場合には、4ヵ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減されます。

・70歳以上75歳未満の方の区分

平成30年8月診療分から

被保険者の所得区分 自己負担限度額
外来
(個人ごと)
外来・入院
(世帯)
①現役並み所得者 現役並みⅢ
(標準報酬月額83万円以上で高齢受給者証の負担割合が3割の方)
 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
[多数該当:140,100円]
現役並みⅡ
(標準報酬月額53万~79万円で高齢受給者証の負担割合が3割の方)
167,400円+(総医療費-558,000円)×1%
[多数該当:93,000円]
現役並みⅠ
(標準報酬月額28万~50万円で高齢受給者証の負担割合が3割の方)
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
[多数該当:44,400円]
②一般所得者
(①および③以外の方)
 18,000円
(年間上限14.4万円)
 57,600円
[多数該当:44,400円]
③低所得者  Ⅱ 8,000円  24,600円
 Ⅰ  15,000円

ですので、安心して海外でも入院できるのです。

以上、海外療養費制度についてでした。

4.  海外旅行保険を利用しよう

また、このほかに海外旅行保険を利用する方法もあります。

海外旅行保険については加入したことのある方も多いのではないでしょうか。

4.1  海外旅行保険の概要

海外旅行保険とは、外国を旅行中に予期せぬトラブルに見舞われたとき、そこで生じた金銭的負担をカバーしてくれる保険のことです。

ケガの補償に留まらず、海外旅行中に起こる各種リスクを総合的に補償する商品になっています。

「海外旅行中」とは、保険期間中(保険のご契約期間中)で、かつ保険の対象となる方が海外旅行の目的をもって住居を出発してから、住居に帰着するまでの旅行行程中をいいます。

なお、住居とは一戸建住宅の場合はその敷地内、集合住宅の場合は保険の対象となる方が居住している戸室内をいいます。

なお、保険料の払込(東京海上日動の場合)は、一時払いのみとなっています。

4.2  補償内容

ここで東京海上日動の海外旅行保険を例に挙げて、補償内容を見ていきます。

①ご自身のケガや病気に関する補償

・旅先でのケガや病気が原因で亡くなってしまった場合

傷害死亡保険金、疾病死亡保険金

・旅先でのケガが原因で後遺障害が生じてしまった場合

傷害後遺障害保険金

・旅先でのケガや病気が原因で治療が必要になった場合

治療・救援費用保険金

・ケガや病気で継続して3日以上の入院、家族に駆けつけてもらうことになった場合

治療・救援費用保険金

②他人にケガ等をさせてしまったときの補償

・人にケガをさせてしまった場合

賠償責任保険金

・ホテルの部屋を水浸しにしてしまった場合

賠償責任保険金

・他人の物を壊してしまった場合

賠償責任保険金

③持ち物に関する補償

・旅先で盗難にあい盗まれたものが出てこなかった場合

携行品損害保険金

・デジタルカメラ等を落として壊してしまっった場合

携行品損害保険金

④その他の費用に関する補償

・航空会社に預けた手荷物が出てこなくて。身の回りのものを買った場合

偶然事故対応費用保険金、航空機寄託手荷物保険金

・航空機の出発が遅れ、ホテル代や食事代等を負担した場合

偶然事故対応費用保険金、航空機遅延保険金

・列車の車両事故で、急きょ空港までタクシーを使った場合

偶然事故対応費用保険金

・熱がでてオプショナルツアーをキャンセルした場合

偶然事故対応費用保険金

なお、保険金をお支払いしない場合は以下のとおりです。

  • 海外旅行終了後に治療を開始した場合
  • 治療または症状の緩和を目的とする旅行中の場合
  • 海外旅行開始前において、渡航先の病院または診療所で医師の治療を受けることが決定していた場合(診察の予約または入院の手配等が行われていた場合を含みます。)
  • 海外旅行中も支出することが予定されていた次の費用
    たとえば、

    • 透析、義手義足、人工心臓弁、ペースメーカ、人工肛門、車椅子その他器具等の継続的な使用に関わる費用
    • インスリン注射その他薬剤の継続的な使用に関わる費用
  • 温泉療法、熱気浴等の理学的療法の費用
  • あん摩、マッサージ、指圧、鍼(はり)、灸(きゅう)、柔道整復、カイロプラクティックまたは整体の費用
  • 運動療法、リハビリテーション、その他これらに類する理学的療法の費用
  • 臓器移植等およびそれと同様の手術等に関わる費用
  • 眼鏡、コンタクトレンズもしくは補聴器の装着および調整に関わる費用または近視矯正手術その他の視力回復を目的とする処置に関わる費用
  • 毛髪移植、美容上の形成手術等に関わる費用
  • 不妊治療その他妊娠促進管理に関わる費用

このように、死亡した場合だけでなく、デジタルカメラを壊してしまった場合等も補償してくれるのが、こういった海外旅行保険の特徴です。

4.3  注意点

念のために海外旅行保険へ加入するのをおすすめしますが、注意点もあるので確認しておきましょう。

  • リスクの高い契約については制限があったり引き受けしない可能性がある
  • 国によっては観光地ほど対応が充実していないことがある
  • 持病・既往症は保障されない場合がほとんど

以上、海外旅行保険についてでした。

5.  クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険

また、クレジットカードに付帯してある海外旅行傷害保険も利用できます。

海外旅行傷害保険とは、クレジットカードに付帯する保険の一種で、海外旅行中に発生した偶然の事故による怪我や病気、賠償責任などその損害に対して補償をしてくれる保険です。

全てのカードに付帯されている訳ではありません。

5.1  補償内容

ここでは、エポスカードの保障内容について見ていきます。

補償内容は以下のとおりです。

カードご加入日(カード発行日)の翌日以降に日本を出発される旅行が対象となります。

1旅行につき最長90日間となります。

保険の種類 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療費用 200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし) 2000万円(1事故の限度額)
救援者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円) 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

プラチナカードの場合は、また補償内容が変わってきます。

保険金の種類 本人 ご家族※1
傷害死亡・後遺傷害 本人:最高1億円 ご家族:最高2,000万円
傷害治療費用
1事故の限度額
本人:300万円 ご家族:200万円
疾病治療費用
1疾病の限度額
本人:300万円 ご家族:200万円
個人賠償責任(免責なし)
1事故の限度額
本人:1億円 ご家族:1億円
携行品損害
(免責3,000円)
本人:100万円 ご家族:100万円
救援者費用
1旅行・保険期間中の限度額
本人:200万円 ご家族:200万円
航空機遅延費用等
1回の遅延の限度額
本人:2万円 ご家族:2万円
航空機寄託手荷物遅延等費用
1回の遅延の限度額
本人:10万円 ご家族:10万円

家族も対象となっているのが特徴です。

あなたのクレジットカードにもこのような補償が付帯されているかどうか確認してみてください。

5.2  注意点

なお、注意点もあり、以下のとおりです。

①3ヶ月(90日)が限度

②保険付でもケガや病気は保険対象外のカードもある

③旅行費のカード払いが条件のカードもある

④医療費キャッシュレスサービスがない

以上、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険についてでした。

6.  海外旅行に行くときにやるべきこと

最後に、海外旅行に行くときにやるべきことをご紹介します。

6.1  事前準備しておくこと

以下のことを準備して臨みましょう。

  • 自分がどの保険に加入しているのか電話等で確認をしておく
  • 加入している保険会社の連絡先を控えておく
  • 海外旅行保険に加入する場合キャッシュレスで診察してもらえる病院をチェックしておく
  • 普段飲んでいる風邪薬など持って行くように準備する(薬に関しては税関で制限のある国もありますので、ホームページ等で確認しておきましょう)。

6.2  海外で入院したときに行うこと

海外で入院したときには以下のことを行いましょう。

  • 海外旅行保険に加入している場合キャッシュレスで診察してもらえる病院を探す
  • パスポート・保険証券を準備する(コピー等を準備してもよいでしょう)
  • 加入している保険会社に連絡をする
  • 診療内容の分かる書類、領収書を忘れずにもらう(診断書をもらわなければならない場合も出てくるかもしれません)

以上のことを確認して、海外旅行に臨みましょう。

7.  まとめ

皆さん、いかがでしたか?

以上、海外での医療費、海外でも日本の医療保険が適用されること、海外療養費制度、海外旅行保険、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険についてでした。

ポイントは以下のとおりです。

①初診料をはじめ、多くの項目で日本より海外の方が医療費がかかっており、虫垂炎手術の治療費の場合だと、日本で600,000円のところ、フランスでは100万円を超える。

②海外でも日本の医療保険は適用される。

③海外療養費制度は、海外旅行中や海外赴任中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の医療機関で診療等を受けた場合、申請により一部医療費の払い戻しを受けられる制度である。

④海外療養費の支給対象となるのは、日本国内で保険診療として認められている医療行為に限られる。そのため、美容整形やインプラントなど、日本国内で保険適用となっていない医療行為や薬が使用された場合は、給付の対象にならない。

⑤療養(治療)を目的で海外へ渡航し診療を受けた場合は、支給対象とならない。日本で実施できない診療(治療)を行った場合でも、保険給付の対象とはならない。

⑥日本国内の医療機関等で同じ傷病を治療した場合にかかる治療費を基準に計算した額(実際に海外で支払った額の方が低いときはその額)から、自己負担相当額(患者負担分)を差し引いた額を支給する。

⑦日本と海外での医療体制や治療方法等が異なるため、海外で支払った総額から自己負担相当額を差し引いた額よりも、支給金額が大幅に少なくなることがある。

⑧外貨で支払われた医療費については、支給決定日の外国為替換算率(売レート)を用いて円に換算して支給金額を算出する。

⑨日本の健康保険の高額療養費制度は海外での入院にも適応される。

⑩高額療養費制度とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度である。

⑪海外旅行保険とは、外国を旅行中に予期せぬトラブルに見舞われたとき、そこで生じた金銭的負担をカバーしてくれる保険のことである。

⑫「海外旅行中」とは、保険期間中(保険のご契約期間中)で、かつ保険の対象となる方が海外旅行の目的をもって住居を出発してから、住居に帰着するまでの旅行行程中をいう。

⑬保険料の払込(東京海上日動の場合)は一時払いのみとなっている。

⑭海外旅行保険の注意点は、リスクの高い契約については制限があったり引き受けしない可能性があること、国によっては観光地ほど対応が充実していないことがあること、持病・既往症は保障されない場合がほとんどであることである。

⑮海外旅行傷害保険とは、クレジットカードに付帯する保険の一種で、海外旅行中に発生した偶然の事故による怪我や病気、賠償責任などその損害に対して補償をしてくれる保険である。

となっています。

海外での医療費は高額になる場合が多くあり、その対処法として日本の医療保険や海外療養費制度、海外旅行保険の利用など、お金を安くおさえるさまざまな方法があるということがお分かりいただけたかと思います。

また、高額療養費制度が使えるのも意外だったのではないでしょうか。

これらの知識をあなたの今後の日常生活のあらゆる場面に生かしてみてください。

この記事が海外に行く際の一助となれば幸いです。

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