個人年金保険料はどの位かかる?控除によりお得になる方法とは?

老後は国から年金を受け取ることが出来ると言っても、それだけでは十分に暮らすことができるのか不安だし、年金をいくら受け取ることが出来るのかはっきりしないと考えている方は多いのではないでしょうか。

そういった方の為に、最近では老後の為に個人年金保険という商品が扱われています。

これは、保険会社の運用により、老後資金を貯蓄していく保険です。
しかし、毎月他の保険料も払っているのに加えて高額な保険料になってしまうのは困ると思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、個人年金保険料は一体どのくらいかかるのか、また、個人年金保険料の支払いを減らすためには、どうすればいいのかをご紹介していきたいと思います。

目次

1.個人年金保険にはいつごろから加入するのがよいの?
1.1年金の支給が開始されるのが60歳からが多い
1.2平均的には40代が加入率が高い
1.3老後の不安を感じたら入るのがおすすめ
2.個人年金保険とは一体どういった保険のことをいうの?
2.1老後や教育、住宅資金に使える貯蓄型の保険
2.2個人年金保険は大きく分けて三種類がある
3.個人年金保険のメリットとデメリットとは?
3.1老後のための資金を貯めやすいなどといったメリット
3.2途中解約は実は不利などのデメリット
3.3個人年金保険に加入する際はよく考えるべき
4.個人年金保険料はどのくらいかかるのか?
4.1平均の個人年金保険料は約1万6千円
4.2保険料を決める時は貯めたいお金を考える
5.個人年金保険料の控除とは一体どういった仕組みなの?
5.1所得税や住民税が控除の対象になる
5.2控除を受けるためには条件をみたすことが必要
5.3控除を受けることで個人年金保険の返戻率も上がる
6.個人年金保険がおすすめの人ってどういった人なの?
6.1コツコツ毎月安定してお金を支払うことが出来る人
6.2ローリスクローリターンで資産運用したい人
6.3インフレ危機を心配している人
7.老後のために備えておきたい個人年金保険以外の貯蓄方法って?
7.1公的年金として期待が出来る確定拠出年金
7.2勤労者なら加入しておきたい財形貯蓄年金
7.3個人事業主でも加入が出来る小規模企業共済
8.まとめ

1.個人年金保険にはいつごろから加入するのがよいの?

年金について、老後に本当に効果があるのかどうか心配だという方も多いのではないでしょうか。

そういった方の中には、個人年金保険で自分の年金を作っておこうと考えている人も多いかと思います。

しかし、あまり早く加入すると他の保険料と合わさって不便になってしまうと思うと、中々加入にまで踏み切るとが難しい方も多いのではないでしょうか。

まずは、年金の加入はいつごろからが良いのかということを見ていきたいと思います。

1.1年金の支給が開始されるのが60歳からが多い

個人年金保険の加入について考える前に、年金はいつごろから支給されるのかを考えていきたいと思います。

まず、国民年金や厚生年金の場合は、60歳から支給されることが可能です。その為、60歳までに個人年金保険の加入を考えておくことが必要になってきます。

また、年金の支給が始まっても、働いている場合もあります。その場合は、退職するのはいくつくらいになるのか。また、その場合はいつごろから個人年金保険に加入するのが良いのかを検討していくことが必要になってきます。

1.2平均的には40代が加入率が高い

年齢 加入率
30代 30.50%
40代 47.50%
50代 54.60%

個人年金保険の加入は、男性の場合は40代が多く、女性の場合は50代が多いと言われています。加入率は25%程度となっており、年齢が上がるに連れて段々加入率が増えていくようです。

特に、子どもの心配がなくなるような年齢になってくると、医療保険を低額なものにしたり、損害保険を解約して、個人年金保険に加入する場合もあるようです。仮に、40歳で加入するとしても60歳までには20年有るので、十分に積立を行うことができます。

1.3老後の不安を感じたら入るのがおすすめ

個人年金保険の加入するタイミングは、ここだという明確な答えはありません。

ただ、今はライフプランのどの段階かを考えて加入するようにしましょう。子育てや、結婚がまだ先だという方は、老後の心配の前にそれらに対して貯金を行うのが大切です。老後の事を考えるのはその後からでも遅くはありません。

 

保険の種類 入るのをおすすめしないタイミング
円建て個人年金保険 固定金利が低くインフレが予想される時
外貨建て個人年金保険 円高が予想され為替コストもかかる時
変額個人年金保険 株式や債権で短期で一気に資産を増やそうと考えている時

 

円建て個人年金保険の場合、一番考えておきたいのはインフレリスクです。金利が低い間に加入したとしても、個人年金保険は固定金利なので、その後金利が上がった場合に目減りした金額を受け取ることになってしまいます。

そのため、インフレが進むと考えられないにせよ、金利が低い場合にはあまり加入せずに、この金利で受け取れるのならよいと納得できるタイミングで加入するようにしましょう。

次に、外貨建て個人年金保険です。

外貨建ての場合は、円安が進めば進むほど手数料がかかるにせよ、為替差益が手に入るので心配ありません。また、金利も高いものが多いので、円建てに心配が有る方は考えておくのもいいかもしれません。将来的に海外に移住することを考えている方は、円高になってもダメージはないため、早めに入ることをおすすめします。

最後に変額個人年金保険です。

これは、株や債券などから構成されている年金で、一番投資に近いものになっています。投資がよく分からないから挑戦しづらいと考えている方もいるかもしれませんが、株や債券などはお金ではないため、インフレに強い資産になっています。また、これらの金融商品は時間が味方になるため、もし加入することを検討しており、かつ投資に自信があるのならばおすすめです。

2.個人年金保険とは一体どういった保険のことをいうの?

個人年金保険は老後の心配を減らしてくれると言われていますが、実際の所は一体、個人年金保険がどういった保険商品なのかいまいち理解出来ていないという方も多いのではないでしょうか。いくらよいと言われていても、その正体が分からないと入りづらいですよね。

それでは早速、個人年金保険とは一体どういった保険なのか、本当に良いものなのかを見ていきたいと思います。

2.1老後や教育、住宅資金に使える貯蓄型の保険

個人年金保険というのは、積み立ててきた保険料を、設定した年齢から年金として受け取ることが出来る貯蓄型の保険のことを言います。個人年金保険の場合、一定期間は確実に年金を受け取ることが出来る確定年金と、死ぬまで受け取れる終身保険に加えて、確実にお金を受け取ることがで出来る保証期間の二本建てで出来ている保証期間付き終身年金の二種類に分かれています。

年金保険に加入する際に心配なのは、自分が死んだら積み立ててきた年金はどのようになるのかと言うことではないでしょうか。これらは、遺族に支払われるようになります。年金を受け取っている間に亡くなった場合には確定年金の残りの期間の分を、保証期間付き終身年金の場合には、保証期間の残っている部分が支払われるようになっています。

また、年金を受け取る前に亡くなった時には、それまでに支払った保険料分だけ、大抵は死亡給付金として支払われるようになっています。

個人年金保険は、貯蓄としての機能が高い商品なので、老後の備えだけではなく、大きなお金が必要になってくると考えられる住宅購入用の資金や、教育費用の積立などにも使うことができます。特に最近は晩婚化なので、そういった目的で加入する方もいるようです。

2.2個人年金保険は大きく分けて三種類がある

個人年金保険には、大きく分けると3種類の商品があります。これらは、どのようにして保険料が積み立てられていくかの違いになってきます。

保険の種類 支払い保険料 運用方法 デメリット
円建て個人年金保険 日本円 日本円で積立 金利が低くインフレ対策が難しい
変額個人年金保険 日本円 株式や債権で運用 運用が失敗すると年金が減るリスク
外貨建て個人年金保険 ドル

(会社によっては日本円)

ドルで積立 為替コストや円高リスクがある

まずは、円建て個人年金保険です。保険料自体も、年金の受取も円で受け取ります。ただ、最近では金利が低くなってしまい、預金とそこまで変わらないのであれば加入する必要があるのかと考えられてしまう場合もあるようです。ただ、日本国内から動く予定がない方や、どうしても安心が欲しいという方にはおすすめです。

次に、変額個人年金保険です。これは、保険料は円で支払いますが、支払われた保険料は株や債券などに変わります。その為、自分が受け取れる年金額はこれらの運用次第で変動することになっています。現在は取り扱っている会社が少ないものの、投資の知識があり、自分が行っているものに加えて確実に貯めていきたいと考えている方にはおすすめです。

最後に外貨建て個人年金保険です。大抵はドル建てになっていますが、保険料の支払いは日本円でも行える場合もあるようです。金利自体は高いため、円建てに比べると額面上は高くなっていると考えられることが多いのですが、為替の状況によって、実は損する可能性があるというのと、為替コストもかかるので、それらを踏まえても加入したいという方におすすめです。

3.個人年金保険のメリットとデメリットとは?

個人年金保険とは一体どういった商品なのかは分かりましたが、良い面や悪い面をしっかりと考えなければ、そこに加入するべきかどうかは決められないですよね。個人年金保険の場合は特に、自分が働かなくなった時の安心の為に加入するので、しっかりと考えたいところだと思います。

それでは、個人年金保険のメリットとデメリットを順番に見ていきたいと思います。

メリット デメリット
・貯蓄機能が高い
・控除を受けることができる
・持病があっても加入できる
・解約返戻金が低い
・インフレに弱い
・為替コストなどの手数料がかかる

3.1老後のための資金を貯めやすいなどといったメリット

まず一番のメリットは、貯蓄としての機能が非常に高いという点です。

円建ての個人年金保険の場合は、定期預金などの方がいいと考えている方もいるかもしれません。確かにそれでも貯蓄することは出来ますが、一気にまとまったお金を用意するのが難しいのに加え、満期になってしまったら一気に使ってしまう可能性があります。

しかし、個人年金保険の場合は毎月徐々に貯蓄し、それを勝手に使うことが出来ないため、きちんと老後の為の貯蓄をすることが出来るようになっています。

また、控除を受けることが出来るというのも大きなポイントです。特に、所得額から、保険料を差し引くことが出来るので、手取り額が減り、その分所得税や住民税も減ることになります。その為、税金対策を行うことが出来ます。

また、持病があって生命保険などに加入することが難しいかたも、個人年金保険の場合にはある程度加入することが可能です。その為、他の保険に加入することが出来ないけれど、今後の為に積立を行っておきたいと思っている方にはおすすめの保険です。

3.2途中解約は実は不利などのデメリット

メリットが有る一方、もちろんデメリットもあります。

まずは、保険によっては解約返戻金を考えて加入する方もいるかと思います。特に、早めに加入した方は途中解約しても問題がないのではと思って加入することが有ると思いますが、実は個人年金保険の場合には途中解約は非常に損をしてしまう可能性が高いと言われています。

特に、金利が低い円建て個人年金保険の場合には早期解約だと解約返戻金の方が保険料より安くなってしまっていたり、変額個人年金保険や、外貨建て個人年金保険の場合には、購入時に比べて価格が下がってしまっている場合もあります。

また、外貨建て個人年金保険や、変額個人年金保険の場合には受け取ることが出来る年金が想定よりも低くなってしまっている場合があります。これは、運用リスクや、為替リスクによるものなので、それらを踏まえて購入を検討するようにしましょう。

3.3個人年金保険に加入する際はよく考えるべき

いくら良い商品だと言っても、個人年金保険にはメリットもあれば、デメリットもあります。特に想定していなかつた事も起こりうるので、しっかりと加入する前に検討する時間をとるようにしましょう。

また、特定の保険だけを検討するのではなく、いくつかの商品を見積もって比較するのもおすすめです。また、商品自体の魅力だけではなく、保険会社が何十年も付き合っていくのに不信感はないのか、本当にこれでいいのかなどを考えるのも大切になってきます。

保険会社が倒産してしまう事になってしまうと、積み立ててきた保険料は損をしてしまいます。その為、きちんと信頼を持って、ずっと付き合っていける会社を選ぶようにしましょう。

4.個人年金保険料はどのくらいかかるのか?

個人年金保険のメリットやデメリットを見ていった所で、加入することを考え始めたという方もいるかと思います。そうなってくるとまずは気になるのが保険料がいくらくらいかというところではないでしょうか。

特に、他の保険料を支払っている間ですと、なかなか対応するのが難しかったり、思わぬ高額で家計が圧迫されてしまったりということが起こりかねません。そういったことがないように、個人年金保険の保険料はいくらくらいなのかを見ていきましょう。

4.1平均の個人年金保険料は約1万6千円

個人年金保険の保険料は、平均ですと1万6千円程度になっています。保険料と比べて、保険金として返戻される割合は大体110%程度だと言われています。

その為、もし自分が支払う金額がいくらくらいが妥当なのかと考えている方は、まずは老後何年かけて、いくらくらいを受け取りたいのかを考えてみましょう。それを踏まえて、自分は今加入したら何円毎月払うべきなのかを考えることで、今支払うべき保険料が分かってきます。

4.2保険料を決める時は貯めたいお金を考える

老後資金を考えるのは、自分がいつ死ぬのかがわからない状態なので不確かだと思っている方も多いかと思います。そういった方は、まずは公的年金に加えて、1,000万円あれば十分だと考えてみるのがおすすめです。

返戻率が110%の場合、月に2万5千円を30年間支払うと、受取総額は約1,000万円を越すことが出来ます。それを踏まえると自分が月々支払うだけで老後の心配はある程度なくなると思った方も多いかと思います。

もちろん、60歳から受け取ることを考えるともう30歳を越してしまっているから難しいと思う方もいるかと思います。しかし、保険料を増やしたり、他の金融商品も使うことによって将来に対しての貯蓄を行うことはできます。

5.個人年金保険料の控除とは一体どういった仕組みなの?

個人年金保険は、保険料を控除することが出来るので税金対策につながると言われています。しかし、一体どういった仕組みで控除が行われるのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。また、税金対策になったしても本当にお得なのかも分からないかもしれません。

そういった方のために、個人年金保険料の控除とは一体どういうことなのかをご紹介していきたいと思います。

5.1所得税や住民税が控除の対象になる

個人が支払う税金である所得税と住民税は、手取りに応じて決定します。

特に、所得税はその年の所得に対応して、住民税は前年度の所得から算出されるようになっています。そのため、手取りが多ければ多いほど、税金の額は大きくなっていくようになっています。

しかし、税金控除という制度があります。これは、決められた品目での出費が大きい場合は、収入から差し引いて考えることが出来るため、それに対応して税金の額が低くなるというものです。これは、例えば家族を養っていたり、医療費がかさむなども含まれることになっています。

その中でも、生命保険料控除があります。そして、個人年金保険の場合は、この生命保険料控除に入るとされています

5.2控除を受けるためには条件をみたすことが必要

控除を受けられる条件
・年金受取人が本人、もしくは配偶者
・保険支払期間が10年以上
・年金受給が60歳以上から
・年金受取期間が10年以上

控除を受けることが出来るのは、全ての人ではありません。

ある一定の条件を満たしていなければいけません。まずは、年金を受け取ることになっているのが保険料を支払っている本人、もしくはその配偶者であることです。そのため、受け取れるのが子どもや両親の場合には控除を受けることは出来ません。

また、保険料を支払っている期間も重要です。保険料支払期間が10年以上になっていなければいけません。これは、支払い始めた時に10年以上になっていれば控除を受けることが出来ます。ただ、先払い制度などで一括支払いをした場合には控除は難しくなってしまいます。

また、年金が支払われるのは60歳以降かつ、受取期間が10年以上でないといけません。そのため、確定年金の場合は5年の受取期間などだと控除を受けることは出来なくなってしまいます。

5.3控除を受けることで個人年金保険の返戻率も上がる

所得税や住民税が節税されるだけで、そこまで効果があるのかと思う方もいるかもしれません。しかし、毎年の減額は小さいものであったとしても、その分保険料が安くなったのと同じことになっています。

そのため、数十年の積立額がかなり安くなるため、保険料から見た年金総額が増え、その分返戻率も上がったと計算することが出来ます。単純に考えるとそこまで額が変わらなくても、長い目で見るとかなり重要な制度であるといえます。

6.個人年金保険がおすすめの人ってどういった人なの?

老後の対策として非常に役に立つと考えられている個人年金保険ですが、人によっては向き不向きという場合があります。それでは、個人年金保険に加入するのがおすすめだという人は一体どのような人なのでしょうか。早速見ていたいと思います。

6.1コツコツ毎月安定してお金を支払うことが出来る人

まずは、個人年金保険は毎月安定して保険料を支払うことが出来なければいけません。そのため、家計の中において、生活費や貯蓄に加えて安定して、保険料を捻出できる人はおすすめです。

また、途中で解約してしまったら返戻金のほうが保険料より低くなってしまうことがあります。そうなるとお金の無駄になってしまうので、長年飽きることなく、コツコツ続けることが出来る方にはおすすめです。

また、年金自体を受け取ることが出来るのは大抵は60歳からです。また、保険によっては65歳からの場合もあります。そのため、そのくらいの年齢まではきちんと自分で安定してお金を稼ぐことが出来る方にはおすすめの商品だということが出来ます。

6.2ローリスクローリターンで資産運用したい人

最近では低金利になっており、特に円建て個人年金保険の場合にはかなり低い金利で運用されています。そのため、株式や外貨などの方がリターンは大きくなっています。

ただ、運用成績に左右されずに、ただお金を振り込めば少しは増えており、安心して老後を迎えたいと言う方には個人年金保険はおすすめです。特にあまり増えなくてもいいけれどこれ以上目減りされたくないという方にはうってつけです。

ただ、自分は資産運用に自信が有るという方や、老後の心配はあるけれどそれはどうにかなると思っている方にはローリターンなのであまりおすすめしません。

6.3インフレ危機を心配している人

個人年金保険は、固定金利になっています。また、数十年単位で運用される長期間の保険になってきます。これは、現在は低金利になっていますが、そのまま加入した場合には損をする可能性があるということです。

この数十年の間に、インフレが起こり、金利が上がった場合には、受け取る額は変動しなかったとしても、物価が上がっているため、結果的には損をしてしまうことになります。もし変動金利であればインフレに応じて共に受取総額も変動していきますが、固定金利の場合は加入した当時の低金利のままで運用されてしまいます。

そのため、これからインフレが起こると考えている方や、インフレを心配している方には個人年金保険はおすすめしません。

7.老後のために備えておきたい個人年金保険以外の貯蓄方法って?

個人年金保険に加入することは考えているけれども、それ以外にも分散して投資を行うことによってリスクを減らしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。特に、老後の資金について真剣に考えていればいるほどそうなってくると思います。

そういった方には、老後に対しての資産運用としておすすめな保険にはどのようなものがあるのかをご紹介していきたいと思います。

7.1公的年金として期待が出来る確定拠出年金

厚生年金に変わる年金として話題なのが、確定拠出年金です。法改正により、これまではサラリーマンや自営業者しか加入することが難しかったのに加えて、公務員や専業主婦も加入することができるようになりました。

これは、毎月支払っている掛け金を、商品に振り分けて投資し、その運用結果による利益を年金として受け取ることができるという制度です。そのため、自分でどの位リスクをとるのかを決定することができます。元本保証のものもあるため、安全志向でいきたい方でもリスク分散を考えている方でも行うことができます。

確定拠出年金の場合は、普通の株式投資と違って全額が控除対象になっています。そのため、かなりの節税対策になります。ただ、途中解約をすることは難しいので、それらを踏まえて加入するか、どの位資金をさくかを考えることが重要です。

7.2勤労者なら加入しておきたい財形貯蓄年金

企業に勤務している方の場合はよく聞くのが財形貯蓄年金ではないでしょうか。

目的を決めずに貯蓄をする場合と、住宅資金の為の貯蓄、そして、老後資金の為の財形年金貯蓄の3つに財形貯蓄はわかれています。導入している企業でしか利用することができないため、人によっては加入することは出来ません。

これは、毎月給料から天引きされて貯蓄されるようになります。財形貯蓄年金の場合には、5年以上積立をすると、決めた年から5年以上かけて年金として、お金が戻ってくるという制度です。元本は550万円まで、それに加えて利息は全て非課税になります。預金と比べて税金がかからないというのは重要なポイントです。

金利自体はそこまで高くないものの、住宅資金の融資を受けられる事もあるため、それを踏まえるとお得かもしれません。また、貯金が苦手な人も、給料から天引きされるため、変に頑張ることなく貯金をすることができます。

7.3個人事業主でも加入が出来る小規模企業共済

最後に小規模企業共済です。厚生年金や、財形貯蓄年金などは、大企業の設備は整っていますが、小規模な企業や個人事業主の場合は加入するのが難しくなってしまいます。そのために作られているのが個人事業主、もしくは小規模企業の経営者が利用することが出来る小規模企業共済です。

これは、保険料としてお金を積み立てていくと、事業を引退したり、役員を退任した時に、まとまったお金を受け取ることが出来る仕組みになっています。年金という訳ではありませんが、働くことを止めた時にお金を受け取ることが出来るので、老後の資金に回すことが出来ます。

掛け金は千円から始まり、上限は7万円になっています。これは、全額所得控除をすることができるため、節税対策にもつながります。そのため、貯蓄をするのは難しかったり、他の年金保険に加入することが難しいという方にはおすすめです。

8.まとめ

国民年金や厚生年金は自然に加入していくものですが、年金の額が保証されていない今は、自分で老後の保障を作っていかないといけないと危機感を感じている方も多いのではないでしょうか。特に、少子高齢化社会が叫ばれている今、子どもに迷惑を掛けないためにも資産運用を考えている方は多いかと思います。

そういった方の中には、老後の対策の1つとして個人年金保険を考えている方も多いかと思います。特に、毎月保険料を積み立てることによって気軽に年金として貯蓄することが出来る保険は非常に魅力的ですよね。また、他の金融商品などに加えてローリスクなので、安心して始めることが出来るというのも魅力ではないでしょうか。

しかし、魅力的な一方で、インフレには向いていなかったり、途中解約は損してしまうというデメリットもあります。これらの失敗をしないためには、個人年金保険だけに投資するのではなく、分散投資をすることでインフレ対策を行ったり、途中解約を防ぐために最初から真剣に保険会社を選択していくのが重要になってきます。

人によっては個人年金保険が本当に必要なのか、いまいちわからないという方も多いかと思います。しかし、関心を持っている時に、加入しないでも調べておくことで、本当に加入したくなった時にその知識は役立ちます。

ぜひ、老後の心配を少しでも無くすことが出来るようにしてくださいね。

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