国民共済および県民共済が取り扱う医療保障について解説!

共済の商品は掛金が手ごろで、保障が優れていると言われています。この共済には主に国民共済(全労済)と県民共済があります。

この二つの共済が取り扱う商品の中には、医療共済をはじめ火災共済、自動車共済等に関する保障があり、新聞の折り込みチラシによく共済関係のものが入っています。

しかし、共済とはそもそも何なのか?いまいちよくわからない・・・・、という方も多いと思います。

また、医療保険に関心があり、ご自分や家族のための保険を検討している保護者の中には、共済の医療保障に興味がある方々もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、共済とは何か?共済が取り扱ういろいろな商品を紹介した上で、ご自分やご家族が病気やケガをした場合の備えとなる医療保障について説明していきます。

この記事を読めば、共済がどんな組織なのか、どんな商品を扱うのかについて基本的な知識を得ることができます。

そして、共済の医療保障について各ご家庭の加入目的にあった商品を選ぶ際に、良い参考資料になることでしょう。

目次

1.共済について

1-1.共済とは?

1-2.国民共済と県民共済

1-3.共済にはどんな商品がある?

2.国民共済(全労済)について

2-1.国民共済(全労済)とは

2-2.国民共済(全労済)の特色

2-3.国民共済(全労済)の商品の種類

3.こくみん共済の医療保障

3-1.こくみん共済の医療保障の概要

3-2.こくみん共済の医療保障保障内容

3-3.こくみん共済の医療保障注目点

4.こくみん共済の医療保障の口コミ

4-1.良い評価について

4-2.不満な点について

4-3.口コミの小括

5.都道府県民共済について

5-1.都道府県民共済とは

5-2.都道府県民共済の特色

5-3.生命共済の商品の種類

6.都道府県民共済(生命共済)の医療保障

6-1.都道府県民共済(生命共済)の医療保障の概要

6-2.都道府県民共済(生命共済)の医療保障保障内容

6-3.都道府県民共済(生命共済)の医療保障注目点

7.都道府県民共済の医療保障の口コミ

7-1.良い評価について

7-2.不満な点について

7-3.口コミの小括

8.まとめ

1.共済について

よくTVのCMや新聞の折り込みチラシで、共済への加入を勧める宣伝をみかける。

しかし、そもそも共済とはどんな団体で、その団体が扱う商品にどんな特徴があるのだろうか?

こちらでは共済とは何か、共済の種類や共済で取り扱う商品を説明します。

1-1.共済とは?

共済とは組合員が互いにお金を出し合って事業を行うことを意味します。互いにお金を出し合う事業に賛同した方が組合員といえます。

この共済事業を行う組織が、都道府県民共済(県民共済)、全国労働者共済生活協同組合(国民共済)、生活協同組合(CO-OP)、農業協同組合(JA)等と呼ばれる団体です。

共済の特徴は、組合員の幸せや安心を目的とし「営利を追求するものではない」ということです。共済で取り扱う商品はお金が余った場合、その加入者に還付するという仕組みになっています。

共済事業の運営母体は会社ではなく、連合会と呼ばれる団体や、その他では地方自治体、労働組合等が組合員のために運営するという仕組みになっています。

1-2.国民共済と県民共済

共済事業を行う組織に「国民共済(全労済)」と「県民共済」があります。呼び名は似たような組織とも言えますし、監督官庁は共に厚生労働省です。しかし、次のような違いがあります。

国民共済(全労済)は、もともと労働組合の共済活動の組織として出発したのがはじまりです。そのため、当初は全国の労働者の福祉事業を扱っていました。

その後、事業を順調に拡張して労働組合のみならず、地域の市民層も含めた幅広い共済事業を行うことに方針を転換した協同組合です。

一方、県民共済、都民共済、道民共済、府民共済で実施されている事業の総称を「都道府県民共済」と呼びます。単に、「県民共済」ともいわれています。

都道府県内に住む、全ての人たちを対象にした共済事業を行っています。

1-3.共済にはどんな商品がある?

共済で扱われている商品の種類は、保険会社が扱う保険商品と同様に、人の生命・身体・健康に関係するものから、身近な所有物を対象に保障するものまでいろいろ取り扱われています。次のような共済商品があります。

  • 人の所有物に関しては、火災保険のように火災や自然災害による建物・家財への損害を保障する「火災共済」があります。
  • マイカーによる対人・対物保障、人身傷害等を補償する自動車保険と同じ「自動車共済」があります。
  • 老後の生活資金を積み立てる保険会社の個人年金保険の役割を持つ「年金共済」があります。
  • 人の生命・身体に関係する保険会社が扱う生命保険のような役割を持つ商品に「生命共済」があります。
  • 人の健康のため備えとなる医療保険の役割を持つ「医療共済」が挙げられます。

2.国民共済(全労済)について

もともと労働組合向けの共済だった団体が「国民共済(全労済)」ということはわかった

この共済にはどんな特色があってどんな商品を取り扱っているのだろう・・・・・。

こちらでは、国民共済(全労済)の特色および商品内容を説明します。

2-1.国民共済(全労済)共済とは?

国民共済(全労済)は前述した通り、労働組合の共済活動のための組織でしたが、事業を拡張して地域の市民層も含めた共済事業を行うことを方針にした協同組合です。

共済の事業については、全国労働共済生活協同組合連合会がその運営・管理を行います。

全労済は、全国約200か所に相談窓口があります。また、労働組合に所属していなくとも、出資金を払い組合員になれば共済の商品へ加入することができます。

2-2.国民共済(全労済)の特色

国民共済(全労済)の事業は、人の生活を脅かす生命・健康への危険や住宅災害、交通事故等に対し、組合員相互に助け合うという活動を、保険の仕組みを活用して確立しました。

この共済の商品は大きく分けて3つあります。それは人の保障(死亡、入院、治療等)を対象とした「こくみん共済」、住まいの保障(火災、台風、地震等)を対象とした「全労済の住まいる共済」、車の保障(人身傷害、車両損害、対人・対物賠償)を対象とした「マイカー共済」です。

組合員になれば、これらの共済商品へ割安な掛金で加入することができます。次項では「こくみん共済」の商品の種類を取り上げます。

2-3.こくみん共済の商品の種類

こくみん共済は、更に、入院や死亡保障、医療保障、他人への賠償保障、子どもの育成を支える保障、シニアの保障と、組合員の多様なニーズに応えられるような商品を取り揃えています。

各保障 内容
総合保障 入院保障・死亡保障が主に対象となります。この保障にはオーソドックスな「総合タイプ」、総合タイプを強化した「総合2倍タイプ」、死亡保障を特に充実させた「大型タイプ」があります。また、ご自分だけではなく家族全体の保障も約束する「生きる安心タイプ」等もあります。
医療保障 病気やケガをした場合の保障です。入院保障・手術保障が主に対象となります。この保障にはオーソドックスな「医療安心タイプ」、他の保障と組み合わせやすい「医療安心Hタイプ」、女性に優しい医療保障の「医療タイプ」、がん専用で基本タイプにセットする「がん保障プラス」、一生涯保障の「終身医療5000」があります。
けがと賠償の保障 ケガの保障と、ご自分またはご家族が事故で他人を死亡または傷害を負わせた場合に保障されます。この保障にはオーソドックスな「傷害安心タイプ」や、ケガの保障を手厚くしたい場合には「傷害安心Wタイプ」があります。
子どもの総合保障 子にかかわる病気・ケガ、死亡・障害状態を幅広く保障します。この保障には「キッズタイプ」と、キッズタイプを強化した「キッズワイドタイプ」があります。また、オプションとして教育資金を準備できる「キッズ満期金付プラン」があります。
シニアの保障 55歳からのシニアのための医療保障・介護保障が対象になります。医療を保障する「終身医療総合5000」、「定期医療総合5000」、介護を保障する「終身介護サポート」があります。他に死亡保障のための「定期生命300」、60歳からの「シニア医療タイプ」等があります。

3.こくみん共済の医療保障

国民共済(全労済)が取り扱う保障は多岐にわたっていて興味深い。

特に、自分は家庭を持っているので病気やケガのための備えに関心がある。

こくみん共済の医療保障について詳細を知りたい・・・・。

こちらでは、こくみん共済の医療保障の内容や注目点を説明します。

3-1.こくみん共済の医療保障の概要

こくみん共済の医療保障(医療共済)は、入院保障、手術保障に加え、公的医療保険適用外の先進医療(※)も保障されます。

申込可能年齢は満0歳~満59歳までで健康な方が対象です。保障期間は0歳~59歳までですが、満60歳になると移行タイプで契約更新ができ、最高満70歳まで保障されることになります。

医療共済の中には、女性に優しい医療保障の「医療タイプ」、がん専用で基本タイプにセットする「がん保障プラス」、一生涯保障の「終身医療5000」があります。加入者のニーズに合わせて必要な保障を選ぶことができます。

(※)先進医療・・・厚生労働大臣より認定された医療機関が、同大臣が認めた最先端の技術により行われる医療を言います。治療効果は非常に高いものの、公的医療保険の適用外となり全額自己負担となります。

3-2.こくみん共済の医療保障の保障内容

こちらでは、最も基本的な保障である「医療安心タイプ」を説明します。毎月の掛け金は2,300円となります。

保障 内容 保障額
入院保障 入院1日目~180日目まで保障されます。 入院日額6,000円
通院保障 事故の場合のみで14日以上90日まで保障されます。 通院日額2,000円
手術保障 入院に限らず、日帰り手術の場合も保障されます。 1回6万円
先進医療保障 実際にかかった先進医療費を保障します。 最高600万円まで
死亡・重度障害保障 交通事故、その他不慮の事故、病気により死亡・重度障害(※)になった場合に保障されます。 50万円

(※)重度障害・・・身体障害の場合には等級が1級、2級の方、等級が3級の方で重複の障害がある方が該当します。具体的には、両眼の視力の和が0.04以下、両耳の聴力レベルが100デシベル以上、両上肢に著しい障害がある、両下肢に著しい障害がある、等が挙げられます。

3-3.こくみん共済の医療保障の注目点

医療共済では、「医療安心タイプ」の保障をベースに、女性の疾病やがん保障を充実させた商品、医療の一生涯保障を約束する保障もあります。

これらの商品の保障内容は次の通りです。

[1.女性に優しい医療保障「医療タイプ」]

こちらの保障は、乳がんや子宮頸がんをはじめとした女性特有の病気の手術について1回60,000円を受け取ることができます。毎月の掛け金は1,600円となります。

[2.がん専用の保障「がん保障プラス」]

こちらは単独では加入できず、医療安心タイプまたは後述する終身医療5000と組み合わせて利用できます。毎月の掛け金は1,400円となります。

また、申込可能年齢は医療安心タイプよりも限定され、満15歳~満44歳までで健康な方が対象です。保障は満60歳まで継続します。

(保障内容)

  • 悪性のがん(悪性新生物)と生後はじめて診断されたとき→1回限り100万円
  • 初期のがん(上皮内新生物)と診断された時→2年に1回が限度で10万円
  • がんで入院した場合→1日目から無制限(日帰り入院も対象)で日額5,000円
  • がんで手術(日帰り手術含)した時→1回25万円
  • 死亡・重度障害になった場合→10万円

[3.終身医療5000]

一生涯の保障が約束される商品です。申込可能年齢は満15歳~満64歳までで健康な方が対象です。毎月支払う掛金は加入年齢・性別により異なります。満20歳男性の場合は1,800円です。

(保障内容)

  • 入院した場合→1日目~180日目まで、通算で1,000日分を保障され日額5,000円が受け取れます。
  • 病気やケガの手術をした時→1回5万円

4.こくみん共済の医療保障の口コミ

こくみん共済の医療保障(医療共済)は、自分が加入したい目的にあったタイプの商品が選べそうだ。

では、実際に契約した方々の意見にはどんなものがあるのだろう?

こちらでは口コミを参考に、契約した方々の良い評価や不満点について取り上げます。

4-1.良い評価について

まずは、こくみん共済の医療保障について評価が集まっている意見を紹介します。

・37歳男性

入院保障が日額6,000円となっている点はメリットのように感じている。これは一般的な保険よりも1000円ほど高い支払額だ。また、入院時の保障日数が180日と長めであるのもメリットだと思う。死亡時一時金がある点も見逃せないポイントだ。

・24歳男性

共済は保険料が安く、医療保障もオーソドックスな内容なので、コスパを求めるのであれば最も良い保険なのは間違いない。自分はこれといって健康を心配しているわけではないので、万一の時の保障に役立つサービスとして契約を継続している。

4-2.不満な点について

こちらでは、こくみん共済の医療保障についての不満点を紹介します。

・34歳女性

保険会社と内容を比較したところ、掛け金が安いのはとても魅力的なのですが、年齢が上がるにつれて保障率が低くなるのが残念。万が一入院が長引くような何かの疾病等にかかった時にはカバーされないので、その時はやむを得ず自己負担が必要になる可能性のある事を知りました。

・32歳男性

保険料は割安でいいのですが、保障内容がオーソドックスすぎて頼りないと思います。もし加入するのであれば、他の保険と一緒に加入するのがお薦めだと思います。

4-3.口コミの小括

こくみん共済の医療保障(医療共済)では、良い評価として掛金が安く、入院保障が180日と長めに設定されていて長期入院でも安心できる点や、オーソドックスな内容であるため、一応の備えとして契約するには十分といった点を指摘する意見が多いです。

一方、不満な点は年齢が上がるにつれて保障率が低くなる点、かなりの長期入院の場合その分は自己負担になるかもしれない点、保障内容が逆にオーソドックスすぎて頼りないという点がありました。

年齢が上がるにつれて保障率が低くなることは共済のデメリットと言えますが、一方で公的医療保険は高齢になるにつれて手厚い保障となります。

つまり、65歳から74歳までは「前期高齢者医療制度」を、75歳以上ならば「後期高齢者医療制度」を利用することができます。

自己負担額はこれまでの3割から軽減され、前期高齢者医療制度では原則として2割自己負担、後期高齢者医療制度では原則として1割自己負担となります。

これらの高齢者医療制度を補完しながら、医療共済を利用する方法もあります。

また、病気によっては180日を超えるケースもありますが、生命会社の医療保険でもなかなか180日を超える入院保障はないのが現状です。

そして、保障内容がオーソドックスなのは医療共済の特徴と言えます。内容に物足りなさを感じるならば、医療共済よりもご自分にあった保障内容を細かくカスタマイズできる、生命保険会社の医療保険へ加入する方が良いでしょう。

5.都道府県民共済について

国民共済(全労済)の組織・商品については理解できた。では、都道府県民共済とはどんな組織でどんな商品を取り扱っているのだろう?

都道府県民共済について詳細を知りたい・・・。

こちらでは都道府県民共済の特色および商品内容を説明します。

5-1.都道府県民共済とは?

都道府県民共済は、前述したように都道府県内に住む、全ての人たちを対象にした共済事業を行っています。

都道府県民共済の団体は、日本全国に必ず存在するわけではなく47都道府県のうち39都道府県です。

なお、残りの8県(山梨県、福井県、鳥取県、徳島県、愛媛県、高知県、佐賀県、沖縄県)は2017年現在でも共済事業は行われていません。

共済の各保障へ加入する場合には、出資金を払うことで組合員となる必要があります。

5-2.都道府県民共済の特色

都道府県民共済は、事業を行う各都道府県共済本部が運営・管理していきます。

そのため、医療の保障内容と掛金は各都道府県で変わりませんが、割戻率および割戻金は各都道府県の運営状況でそれぞれ異なります。

都道府県民共済の商品は大きく分けて3つあります。人のための保障である死亡保障・入院保障・医療保障を含めた「生命共済」と、火災や地震等による住宅や家財への被害を保障する「新型火災共済」があります。

5-3.生命共済の商品の種類

生命共済の種類では年齢別に次のようなタイプの商品があります。

年齢別 内容
0~満17歳まで 子の病気やケガを保障する「こども型」があります。
満18歳~満64歳まで 入院から死亡までをバランスよく保障する「総合保障型」、入院保障を特に手厚くした「入院保障型」、入院と死亡保障をどちらも充実させた「総合保障型+入院保障型」があります。
満65歳~満69歳まで 熟年の方を対象に入院から死亡までをバランスよく保障する「熟年型」、入院保障を特に手厚くした「熟年入院型」、入院と死亡保障をどちらも充実させた「熟年型+熟年入院型」があります。

6.都道府県民共済(生命共済)の医療保障

都道府県民共済も、様々な年齢によって工夫を凝らした商品を取り扱っているようだ。

では、生命共済の医療保障について詳細を知りたい。

こちらでは、都道府県民共済の医療保障の内容や注目点を説明します。

6-1.都道府県民共済(生命共済)の医療保障の概要

生命共済は、入院保障・手術保障の他、先進医療保障、通院保障等が設定されています。

また、本共済には追加できる特約も多く、先進医療保障を更に充実させた「医療特約」、がんに備える「がん特約」、日本人の死因の上位に位置する三大疾病のための「新三大疾病特約」、介護のための「介護特約」があります。

ご自分が希望する各特約を追加することで、保障内容をより充実させることができます。

6-2.都道府県民共済(生命共済)の医療保障の保障内容

こちらでは、生命共済の入院保障2型を説明します。毎月の掛金は2,000円となります。

保障 内容 保障額
入院保障 事故の場合は、入院1日目~184日目まで保障されます。一方、病気の場合は入院1日目~124日目まで保障されます。 入院日額:10,000円、(60歳~65歳まで7,500円)
通院保障 事故の場合のみで14日以上90日まで保障されます。 通院日額1,500円
手術保障 組合の定める手術によって保障額が異なります。 2.5万円・5万円・10万円(60歳~65歳まで1万円・2万円・4万円)
先進医療保障 組合の定める先進医療によって保障額が異なります。 1万円~150万円(60歳~65歳まで1万円~75万円)
死亡・重度障害保障 交通事故、その他不慮の事故、病気により死亡・重度障害になった場合に保障されます。 10万円(60歳~65歳まで5万円)

6-3.都道府県民共済(生命共済)の医療保障の注目点

生命共済は、特約の充実が注目点と言えます。追加できる特約の内容は次の通りです。

特約 内容
医療特約 主契約に毎月1,000円加算することで、主契約に設定されている先進医療保障額よりも実際にかかった費用の方が多かった場合、その費用と同額の金額を受け取れます。また、入院日数に関わらず入院一時金が支払われます。
新がん特約 主契約に毎月1,000円または2,000円加算することで、がんと診断されたら「診断共済金」として50万円または100万円が、それに加え入院1日目から日額5,000円または10,000円が日数限度なしで受け取れます。
新三大疾病特約 主契約に毎月1,200円または2,400円加算することで、入院1日目から日額5,000円または10,000円が受け取れます。三大疾病時に関する先進医療等への保障もあります。
介護特約 主契約に毎月500円または1,000円加算することで、重度障害と認定された場合に、1回につき50万円または100万円を通算10回まで受け取れます。

7.都道府県民共済の医療保障の口コミ

都道府県民共済の生命共済も、なかなか工夫を凝らした商品のようだ。

では、実際に契約した方々の意見にはどんなものがあるのだろう?

こちらでは口コミを参考に、生命共済に契約した方々の良い評価や不満点について取り上げます。

7-1.良い評価について

まずは、生命共済の医療保障について評価が集まっている意見を紹介します。

・35歳男性

共済の中で最も割戻率が高い団体のようだ。共済加入者にお金を還元しているという事は非常に評価できる。生命共済自体も入院に特化した医療保険に相当する入院保障2型は、入院保障や手術保障もバッイチリで月2,000円という手ごろさ、この商品で病気やケガの備えをしていれば問題ない。

・41歳男性

共済は絶対入っておいたほうが良いと思う。まず一般的な生命保険と比較しても明らかに保障内容と保険料のバランスが良い。その分高額な保障は期待できないが、自分の健康に今のところ不安が無かったり、若い世代の方々には、生命共済の基本的な保障で足りると思う。

7-2.不満な点について

こちらでは、生命共済の医療保障について不満点を紹介します。

・67歳男性

若いうちは安い掛金で充実した保障が受けられ、すばらしいと思うものの、年齢が上がるにつれ、保障が減ってしまう。70歳くらいから、がくっと保障額が下がるので解約を検討中だ。高齢者は、ケガ・病気のリスクが高い分、すべてを保険で賄おうとすると、保険料のほうが高くついてしまうという現実がある。今後は終身のがん保険と貯蓄で備えようと思っている。

・60歳男性

高齢になってしまうと、生命共済の医療保障は一生涯にわたって継続できないので、保障切れが気になる。老後に手厚い保障を受けたい方には不向きだろう。また、生命共済では高額な死亡保障を期待できない。

7-3.口コミの小括

都道府県共済は割戻率が高く、生命共済の医療保障は充実していて掛金も安いことに評価が集まっています。営利を目的としない団体の商品として、特に若い世代に人気があるようです。

一方、不満な点は年齢が上がるにつれて保障率が低くなる点、一生涯の保障では無い点、死亡保障が期待できないという点が指摘されています。

年齢が上がるにつれて保障率が低くなることを心配するならば、前述した公的な医療保険制度である高齢者医療制度を補完するという意味で、生命共済を利用していく方法もあります。

また、現時点で一生涯の医療保障を約束する商品は、都道府県民共済で取り扱われていません。

高齢人口の増加・長寿化に対応した一生涯保障が可能な商品について、今後、都道県民共済は開発・販売することを目指すべきでしょう。

そして、死亡保障に関しては、生命共済で死亡保障が期待できないからと言って60代・70代から新たに生命保険への加入を検討すると、持病や傷病歴等が原因で告知審査等が通ることが難しくなります。

そのため、多額の死亡保険金を希望するならば40・50代の内から、共済とは別に生命保険会社の死亡保険に加入することをおすすめします。

ただし、終身タイプの死亡保険に加入する場合は、確実に生命保険会社が受取人へ死亡保険金を支払う必要があるため、毎月の支払保険料はかなり高額になります。

8.まとめ

国民共済(全労済)および都道府県民共済が取り扱う商品は掛金が安く、基本的な保障がしっかりと設定されていますが、共済組織ならではのデメリットもあります。

まず、共済保険を運営する団体の組合員にならなければ加入できないという点です。とりわけ、都道府県民共済では、その商品がどんなに魅力的であっても、県内に共済組織がない場合は、組合員となって共済の商品に加入することができないという制限があります。

次に、共済組織には団体が破綻した際に加入者を守る制度が無いという点です。一方、生命保険会社の場合は、加入者を破綻の影響から保護する仕組みを整備しており、それが「生命保険契約者保護機構」と呼ばれる法人組織です。国内で事業を行う生命保険会社の全てがこの法人に加入しています。

また、前述したように共済保険の掛金が一定であることはメリットですが、若い方からすれば、健康であまり病気やケガをしない自分たちの世代と、病気やケガをする危険性が高くなる50代以上の世代とが、同じ掛け金という点にやはり不公平感を持ってしまうこともあるでしょう。

共済の商品内容はもとより、共済組織の特徴も踏まえた上で加入を検討することをおすすめします。

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