生命保険、医療、年金など…身近な加入するべき「お得な保険」まとめ

保険加入を検討するとき、誰もが「お得な保険」に加入したいと思うものですよね?

その「お得な保険」を選ぶためには、まずネットで検索したり、資料請求をしてみたりと、苦労されている方も多いのではありせんか?

日本には、平成30年6月30日現在、41社の生命保険会社と、52社の損害保険会社(金融庁、免許・許可・登録を受けている業者一覧より)の計93社もの保険会社が存在します。そして、それぞれの保険会社に複数の商品・特約があり、プランの組み合わせは無限大です。身近に保険に詳しい方がいれば相談できますが、そうでなければ検討するだけで労力と時間もかかってしまいます。

保険は、住宅の次に大きな買い物と言われ、何年も継続して保険料を支払うため、時間をかけて選びたいところですが、加入が遅れてしまうとその分病気や死亡のリスクも上がり、年齢とともに保険料も上昇してしまうというデメリットもあるのです。

まずは、あなたに合った「お得な保険」とは何なのでしょうか?それを明確にしてから、保険選びを始めましょう。ここでは、そんな「お得な保険」選びのポイントをご紹介します。

生命保険はもちろん、医療保険、個人年金、学資保険などの身近な保険について、独身、世帯主、お子さんや高齢の方、それぞれにとって「お得な保険」を選ぶための、ヒントが詰まった内容となっています。これでアナタも、面倒な保険選びをスムーズに進められること間違いなし!

目次

1.生命保険の考え

1.1.そもそも生命保険とは

1.2.高額療養費制度

1.3.生命保険か貯蓄か

2.生命保険加入の基本

2.1.保険加入、見直しのお得なタイミング

2.2.「終身」でお得

2.3.「掛け捨て」でお得

2.4.「税制優遇」でお得

2.5.健康祝い金?ホントはお得でない商品

3.お得な生命保険の選び方

3.1.お得な生命保険とは?

3.2.独身者におすすめ

3.3.世帯主におすすめ

3.4.非喫煙者におすすめ

4.お得な医療保険の選び方

4.1.お得な医療保険とは?

4.2.女性におすすめ

4.3.がんへの備えにおすすめ

4.4.高齢者におすすめ

5.お得な個人年金の選び方

5.1.お得な個人年金とは?

5.2.おすすめランキング

5.3.解約返戻金でお得

5.4.終身保険でお得

6.お得な学資保険の選び方

6.1.お得な学資保険とは?

6.2.おすすめランキング

6.3.終身保険の活用

7.まとめ

1.生命保険の考え

日本では、約9割もの世帯が生命保険に加入しており、とても身近な存在である保険ですが、「お得な保険」を考える上で、そもそも生命保険は何のために加入するのか?ということを改めて考える必要があります。「お得な保険」を求めるあまり、忘れがちな生命保険の基本的な考え方から、それを踏まえた上で「お得な保険」とは何なのか?について考えます。

1.1.そもそも生命保険とは

生命保険とは、「相互扶助」という考えのもとに成り立っています。これは、分かりやすく言えば、宝くじのようなもので、多くの人が少しずつお金を出し合って大きなお金を作りだし、当選者にそれが渡るという仕組みです。保険の場合は、このお金=保険料であり、当選者=万一の事が起こった方、という事になります。このように、お互いがお互いを支えあって生きていくことを「相互扶助」と言います。

ところが、宝くじは当選せずとも買わなければよかったと思う方は少ないですが、生命保険は、病気やケガをせず保険金を受取れないと、損と感じて解約してしまう方がいらっしゃいます。しかし、保険も宝くじと同じように、加入して初めて保険金を受取る「権利」を得ることが出来るのです。この「相互扶助」の考えを念頭に置きながら、「お得な保険」とは何か?について考えましょう。

1.2.高額療養費制度

保険加入を考えるとき、必ず押さえておきたいポイントが「高額療養費制度」です。

これは、1ヶ月の医療費が上限額を超えた場合、その超えた額を国が補填してくれる制度です。健康保険が適用される範囲の治療費用、また薬局の窓口で支払う費用はこの「高額療養費制度」の対象となります。ただし、先進医療などの保険適用外の治療費用また、入院時の食費や差額ベット代(差額室料)は対象外となります。

1.3.生命保険か貯蓄か

このように、「高額療養費制度」を利用することで、医療費の上限はある程度決っているため、300万円程度あれば対応できるのは事実です。では、貯金があれば保険に加入しなくていいのでしょうか?

しかし、実際に病気やケガをした際の経済的な損失は、治療費用のみの備えでは不十分なのです。それに加え、病気やケガをするのが一生に一度とは限りません。また、入院時の食費や通院時の交通費、先進医療などの保険適用外の治療費用、就業不能時の生活費用にも備えなければなりません。このように、いつ、どれだけお金が必要かも分からないリスクについて、貯蓄だけでカバーすることは困難です。生命保険に加入することは、「相互扶助」によってリスク移転が出来るため、このような不確実なリスクについて備えることが出来るのです。

 

2.生命保険加入の基本

1.では、生命保険の基本の考えをご紹介しました。2.では、実際に「お得な保険」について商品を比較検討するにあたって、知っておくべき保険のポイントを5つご紹介します。

2.1.保険加入、見直しのお得なタイミング

生命保険への加入には、加入・見直しのタイミングは重要です。

【新社会人になったら加入する】

最も大切なのは、若いうちに加入すること学生のうちは稼ぎも無いため、親に掛けて貰えばいいとしても、社会人となり自分で保険料を払えるのであれば、保険加入を検討しましょう。

最初は、親が掛けてくれていた保険をそのまま引き継ぐのでも良いでしょうが、それでも加入内容はしっかり確認しましょう。大切なのは保険を知ること、そして何のために加入しているのか考え、自分で保険料を負担することです。何となく言われるがままに加入してしまうと、契約後もよく分からないまま保険料を払い続け、保険自体を無駄だと感じてしまうかもしれません。

【結婚・出産に備えて加入、見直し】

結婚をしても、お互いが共働きであれば保障を増やす必要はありません。生命保険は、万一の場合の遺族の生活水準を維持する範囲で備えるのであって、必要以上に備えることはないのです。共働きの場合は、葬式等で経済的に負担をかけない程度で十分でしょう。しかし、配偶者が専業主婦(主夫)、持ち家では無い、また子どものいる家庭では、それらを考慮して保険金額を考えます。

【お子さんの自立後に見直し】

保険金額を考える際、遺族の人数、お子さんの年齢などが判断基準になります。お子さんが自立し、自分自身で保険を掛けてくれるようになれば、万一の時にお子さんへの保障は不要となり、必要な保障額が下がります。

これ以外にも、今後家族構成が変動しない(妊娠・出産の予定が無い)、または退職など、ライフイベントに合わせて保険を見直す必要があります。

2.2.「終身」でお得

通常、保険は「掛け捨て」であり、保険金給付以外でお金を受取れることはありません。しかし、生命保険の中でも「終身保険」などの貯蓄型保険は「掛け捨て」ではありません。被保険者が亡くなるまで終身にわたって保障は続くため、遺族への保険金を生前から積み立てているのと同じことだからです。

その確実性から、「終身保険」の保険料は高額なのですが、途中で解約した場合でも解約返戻金が払込保険料の相当額あるという、お得な面もあります。商品によっては、払込保険料<解約返戻金となる事もあり、個人年金や学資保険の代わりとして加入する方もいらっしゃいます。ただし、現在は利率が低いこともあり、「終身保険」による資産運用で大幅な運用益を出すことは困難です。

2.3.「掛け捨て」でお得

「掛け捨て」は損をするというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、安い保険料で高い保障を持てるというお得な面もあります。同じ額の保険金額で計算しても、「終身」は「掛け捨て」の約6、7倍の保険料となります。

保険金額を考える際、お子さんのいる家庭では自立するまでの生活費として、1人につき1,000万円の保障を持ったとしても十分とは言えません。それに加えて、配偶者の生活費なども合わせると、高額な保障が必要となります。それを全て「終身保険」で備えることは経済的に困難であり、且つその高額な保険金額はお子さんが自立するまでの一定期間のみで足りるのです。そのため、保険料を抑えたい方、一定期間のみ高額保障が必要な方にとっては、「掛け捨て」方が「お得な保険」であるといえます

2.4.「税制優遇」でお得

生命保険に加入すると、「生命保険料控除」という税制上の優遇を受けることができます。

「生命保険料控除」とは、生命保険、医療保険、個人年金に加入している場合、年間で支払っている保険料に応じて所得を控除する制度です。所得税、住民税は、前年度の所得に応じて税金額が決まるため、結果的に所得税・住民税が安くなるのです。

この「生命保険料控除」制度は、死亡、病気やケガのリスクについて、社会保障だけに頼らず自助努力をしているという点を考慮し、その分税金負担を軽くしようという措置です。

参考:保険加入前に!生命保険、がん保険加入でも受けられる“控除”とは?

2.5.健康祝い金?ホントはお得でない商品

健康祝い金、生存給付金等の特約がついた商品があります。これは、加入後、保険金給付事由が発生しなかった場合に数年経過後、または定期的に保険会社からボーナスのようなものを受取れる商品です。使わなかった保険料が戻ってくる!等の宣伝文句で、一見「掛け捨てじゃないならお得なのでは!?」と思われがちですが、ホントはお得とは言えません。なぜなら、

  • 保険料が高額である
  • 支払った保険料<祝い金の合計ではない からです。

まず、健康祝い金、生存給付金等の特約を付加すると、保険料は割高になります。例えば、日本生命の「みらいのカタチ生存給付金付定期保険」では、15年間1,000万円の死亡保障に対して、月々の保険料は25,570円にもなってしまいます。また、支払った保険料(特約保険料)と祝い金合計額を比べてみても、元本割れすることが多く、元本割れしないとしても銀行の預貯金と同等の額、もしくはそれを少し上回る程度で増えるだけなのです。

ただし、もちろんメリットもあります。それは、

  • 加入している間の死亡リスクは保障する
  • 保険料も引き落としなどで支払うため強制性がある ことです。

高額な保険料が負担にならないご家庭であれば、元本割れしないことと確認した上で加入するのも良いでしょう。ただし、メリットを踏まえても言えることは、「貯蓄」と「保険」は分けるのが安全策でしょう。

 

3.お得な生命保険の選び方

「お得な生命保険」と言っても、加入者の家族構成などによって、お得の意味が変わってきます。ここでは、独身者・世帯主、また最近増えている非喫煙者にとってお得な保険を具体的にご紹介します。

3.1.お得な生命保険とは?

どんな方でも当てはまるお得なポイントは、以下の2つです。

【Point1】必要保障額を計算してお得に

生命保険は、多くのリスクに備えるに越したことはありませんが、掛け過ぎても保険料が無駄となってしまいます。まず、自分な必要な保障を考え、公的な保障など生命保険以外からの保障を理解することで、自分自身で備えるべき必要保障額が分かります。これにより、無駄の無い「お得な保険」に加入することが出来るのです。

【Point2】保険料の払い方をお得

保険料の払い方には月払い、半年払い、年払い、一時払い、全期前納払いの5つがあります。この払い方によっては、払込保険料の総額を安く抑えることが出来ます。払い方による保険料を比較してみると、月払い>半年払い>年払い>全期前納払い>一時払い、の順で安くなっていきます。

また、年齢が同じであれば誰でも同じ保険料となりますが、唯一保険料の割引があり「お得に」加入できるのが「団体扱い」で加入することです。この団体とは会社のことで、会社が保険会社に変わって保険料を集めることで、加入者の保険料を安くしてくれるのです。通常は給与天引きで保険料を支払うことになります。

3.2.独身者におすすめ

保険は無理して入るものではないため、保険料が負担になって生活費を逼迫してしまっては本末転倒です。また、独身者で遺族の生活費を保障する必要のない場合は、葬儀費用程度の死亡保障があれば十分と言えます。死亡保障よりも、就業不能状態への保障、病気・ケガへの保障を重視した保険がおすすめです。

【就業不能保険とは】

病気やケガなどで長期間の入院・療養が必要となった場合、働けなくなってしまった期間の所得を補う保険です。医療保険で、入院・手術への備えは出来ますが、長期入院による失業または自宅療養への備えは出来ません。特に、フリーランスの方などの「国民健康保険」には、1年半の労務不能について所得を保障する「傷病手当金」も無いため、自分自身で備える必要があります。

参考:病気や怪我で働けなくなったら?あなたを守る「傷病手当」徹底紹介!

3.3.世帯主におすすめ

一家の収入を担う大黒柱であれば、万一の事があった場合は経済的にも大きな損失になります。そのため、必要保障額も高額となります。よって世帯主の方は、掛け捨てによる、少ない保険料で高額な保障をおすすめします。掛け捨ての死亡保障には、定期保険・収入保障保険などがありますが、お子さんをもう増やさない予定の家庭であれば、「逓減定期保険」が良いでしょう。

【逓減定期保険とは】

定期保険・収入保障は、一定期間の死亡保障が同額なのに対し、逓減定期保険は年々保障額が下がる仕組みになっています。お子さんがもう増えないのであれば、成人するまでの生活費・学費などの必要保障額も年々減っていくことになります。そのため、逓減定期で必要な時期に必要な保障だけを持つことが出来るため、無駄のない「お得な保険」であると言えます。

3.4.非喫煙者におすすめ

喫煙をしない方であれば、「非喫煙体保険」という商品もあります。喫煙が多くの病気の原因となる可能性が高いことから、非喫煙者については、保険料を年齢により数百円~数千円の割引をするというものです。国内生命保険会社では非喫煙体の割引はしていませんが、主に、東京日動海上あんしん生命アフラックソニー生命チューリッヒ生命の4社で販売しています。

非喫煙体割引は、加入時に告知とニコチン検査をするだけで受けられますが、更新や見直し時にも再度検査をする必要があります。なお、加熱式たばこについても上記4社では喫煙とみなされるため、注意が必要です。

 

4.お得な医療保険の選び方

生命保険については、まだ必要性を感じられない方でも、医療保険の必要性を感じられる方は多いのではないでしょうか?そんな医療保険について、「お得な保険」とは何か?を具体的にご紹介します。

4.1.お得な医療保険とは?

【Point1】高額療養費制度を計算してお得に

生命保険同様、多くのリスクに備えるに越したことはありませんが、掛け過ぎても保険料が無駄となります。高額療養費制度は、国民健康保険にも健康保険にも適用される制度であり、この制度を考慮した上で無駄の無いお得な医療保険に加入することが大切です。

例えば、医療保険の入院日額を考える時、高額療養費制度を考慮すると、ひと月の医療費は9万円程度になります。それを30日で割ると、日額3,000円となります。ただし、食費や家族がお見舞いに来るための交通費等も考慮し、日額5,000円程度備えておけば最低限の保障はつけられます。なお、差額ベット代は平均6,000円/日程度とされ、そこまでカバーするとなると日額10,000円程度必要となります。

【Point2】環境に合った医療保険に加入する

医療の進歩とともに、医療保険も日々進化していきます。例えば、20年前の医療保険では9日以上入院して初めて保険金が給付されるなど、入院日数の免責期間のある保障が主流でした。

しかし、最近では入院は短期化傾向にあり、抗がん剤治療でさえ通院で行うなど医療は進歩しています。つまり、20年前に加入したまま見直しをしていないと、現在では保険金給付の可能性が低い、意味の無い保険になっている可能性もあるのです。

4.2.女性におすすめ

なお、女性の場合は、早めの保険加入がおすすめです。妊娠・出産を希望している場合、妊娠が発覚してからの保険加入には問題があります。妊娠・出産時は、入院・手術のリスクがあり保険の必要性は高まりますが、今回の妊娠・出産に関しては保障されない、または保険自体に加入できない可能性もあります。

女性特有の病気での入院について、日額を上乗せするなどの特約もありますが、女性特有の病気だけが治療費が高くなるということは無いため、通常の医療保険でも十分と言えます。ただし、20代~30代で女性に多く見られる病気や、妊娠・出産にともなう入院・手術のリスクもあるため、早めに加入する必要があるのです。

4.3.がんへの備えにおすすめ

がんは、他の病気に比べ、治療にお金がかかると思っていませんか?実は、がんであっても保険診療内の治療であれば、特出して治療費が高いことはありません。保険会社のCMなどで、がん治療に300万円などと言っているのは、健康保険が適用されない治療なのです。

しかし、実際に保険適用外の治療法である「重粒子線」「陽子線」といった先進医療は、300万円程度の費用でも年間合わせて4,000件近く実施されていることは事実です。これは、体への負担が少なく通院で治療することが出来るという点でメリットのある治療法ですが、全てのガンに施術できる最善の治療というわけではありません。このように、治療費に大きく幅があるがんへの備えについては、実損補填型の保険がおすすめです。

参考:厚生労働省の定める「先進医療」実績の多い技術内容と落とし穴!?

【実損補填型とは】

実際にかかった治療費を補償するタイプの保険で、一部保険会社のみで取り扱っています。先進医療にも該当しない保険外診療である「自由診療」に対しても補償対象としていたり、患者はお金の心配をすることなく希望の治療が受けられるため、非常に心強い保険といえます。主に、セコム損保「自由診療保険メディコSBI損保「がん保が実損補填型に当たり、「自由診療保険メディコム」については生命保険会社のフコク生命でも販売しています。

4.4.高齢者におすすめ

高齢化が進んでいることもあり、今では80歳以上でも加入できる医療保険が多くなっています。高齢になるほど、健康状態によっては加入が難しいのが実情ですが、公的保障は手厚くなっていきます。

70歳以上74歳未満の方であれば、医療費の自己負担割合は2割、75歳以上は1割(現役並み所得者は3割)となり、高額療養費制度によるひと月の上限額も軽減されていきます。

なお、終身医療保険は、保険料の高さから、高齢になってからの加入はおすすめしません。終身医療保険への加入は、早いうちから払込期間を短くすることで、払込保険料総額が安くなりお得に加入することができます。高齢者が、これから医療保険を検討するのであれば、医療費の自己負担額を考慮した上で、必要最小限の額で「掛け捨て」の医療保険に加入することがおすすめです。

 

5.お得な個人年金の選び方

お得な個人年金とは、どんなものが考えられるのでしょうか?

5.1.お得な個人年金とは?

【Point1】若いうちに加入する

個人年金は、世代別加入率を見ると、20~30代の加入率が低くなっています。確かに、保険料が経済的に負担になる年代ではありますが、個人年金の場合はこの時期に加入することで、最も「お得な個人年金」となります。

【Point2】生命保険料控除を利用する

2.4.で紹介した「生命保険料控除」を個人年金で最大限利用するためには、払込保険料を調整する必要があります。

つまり、個人年金の年間保険料が、「生命保険料控除」の所得控除額を上限額受けられるよう設定する事で「生命保険料控除制度」を最大限利用するのです。所得控除の上限40,000円の控除を受けるためには、年間80,000円以上(月々6,667円以上)の保険料を支払う必要があります。保険料の負担を軽くするには、控除額の上限ぎりぎりの額で加入し継続することで「お得な個人年金」となります。

5.2.おすすめランキング

2017年4月の利率改正にともない、個人年金の大幅な返戻率の低下や販売停止がみられます。また、日本は低金利のため、返戻率だけで見ると外貨建ての個人年金の方がお得になります。しかし、外貨建ては、年金受取時の為替レートが大きく影響するため、元本保証が絶対ではありません。

  • マニュライフ生命「こだわり個人年金」:米ドルで2.90%、豪ドルで2.50%の運用利率が予定されているため、国内生保ではあり得ない返戻率となりますが、外貨建てのリスクはあります。生命保険料控除は適用となり、資産運用としては魅力的です。
  • 住友生命「たのしみワンダフル」:払込保険料を上回る年金を受給することができます。保険料が月1.5万円を超えると返戻率がアップし、20歳で約108.1%、30歳で約106.3%、40歳で約104.9%の返戻率を予定しています。
  • 明治安田生命「年金かけはし」:保険料払込期間期間中の死亡保障を抑えることで、年金受取り額を増やした商品です。一例ですが、25歳男性が月30,000円かけた場合、65歳受取りで106.4~107%の返戻率となります。

5.3.解約返戻金でお得

個人年金であれば、途中で解約してしまうと損をすることになります。個人年金は貯蓄型保険ですが、解約時の解約返戻金は、払込保険料総額を下回ってしまうのです。

しかし、個人年金以外でも老後の資金を準備する方法はあります。その一つに、「終身保険」があります。終身保険に一定期間加入し、必要な時に解約して解約返戻金を老後の生活費に充てるという方法です。その終身保険の中でも、」「低解約返戻金型終身保険」が資産運用として最もお得です。

【低解約返戻金型終身保険とは】

一般の終身保険と比べ、保険料払込期間中の解約返戻金を抑えることで、保険料が割安になります。保険料払込期間中に解約しなければ、保険料払込後も解約返戻金が増え続け、据え置く期間が長ければ長いほど返戻率は高くなります。

なお、最も返戻率が高いとされている、オリックス生命「終身保険ライズ」では、30歳男性が10年払済で加入した場合、30年後には111%を超える返戻率まで増えます。

5.4.終身保険でお得

個人年金以外の貯蓄型保険で「お得な保険」は他にもたくさんあります。

【外貨建て終身保険】

個人年金で「外貨建て」が資産運用として魅力的な保険であると同様に、「外貨建て終身保険」で年金資金を備えることも可能です。「外貨建て」は、金利が高いことが最大のメリットですが、為替変動のリスクも大きなデメリットになります。年金に備えるなどの長期間掛ける保険ついて、将来の為替レートを予想することは困難であり、円安になれば大変「お得な保険」ですが、円高になれば元本割れとなり「損する保険」となってしまいます。

【一時払い終身保険】

一時払い終身保険とは、まとまった保険料を一括で支払い、運用利率により資産を増やす方法です。保険料は、保険会社によって100万円~1,000万円程度と高額になりますが、数年で解約返戻金>払込保険料となるお得な保険です。

 

6.お得な学資保険の選び方

学資保険は、どのようなポイントに気を付ければ「お得な学資保険」を選ぶことが出来るのでしょうか?

6.1.お得な学資保険とは?

【Point1】返戻率

お得な学資保険を選ぶ際、最もポイントとなるのが「返戻率」です。支払った保険料に対して、何%の学資金が戻ってくるのか、現在ではこの「返戻率」が100%を切る元本割れの商品もあるため、加入前に必ず確認しましょう。

学資保険は貯蓄型の保険ですが、特約によって死亡保障、医療保障などの機能を付加することが出来ます。しかし、保障を付加することで、ほとんどの場合が返戻率を下げ元本割れをしてしまいます。

学資保険も、他の保険と同じく「貯蓄」と「保障」を区別して加入するようにしましょう。

【Point2】保険料の払い方

学資保険の保険料も、生命保険などと同じく月払いから、半年払い・年払い・一時払い・全期前納払いにすることで払込保険料の総額は安くなります。¥入のタイミングを調整すれば、ボーナスの時期に合わせるなども出来るため、貯蓄型保険に加入する上で最も避けたい途中解約をしないためにも、無理なく払えるよう設定しましょう。

6.2.おすすめランキング

各学資保険のポイントと返戻率をまとめると、以下のようになります。なお返戻率の算出は、受取額資金200万円として、契約者30歳、お子さん0歳の場合で計算しています。

  • ソニー生命「ソニー生命の学資保険」Ⅲ型:保険料15,540円/月を10歳まで支払う時、返戻率は107.2%
  • 日本生命「ニッセイ学資保険」こども祝金なし型:保険料16,534円/月を10歳まで支払う時、返戻率は105.8%※受取額資金210万円
  • フコク生命「みらいのつばさ」ジャンプ型:保険料14,354円/月を11歳まで支払う時、返戻率は105.5%
  • 明治安田生命「つみたて学資」:保険料15,910円/月を10歳まで支払う時、返戻率は104.7%

もちろん、保険料が月払い<半年払い<年払い<全期前納払いの順で返戻率は高くなり、お得に加入することが出来ます。

また、上記4社の学資保険には、「保険料払込免除」があり、契約者に万一のことがあった場合は、保険料を払うことなく学資金を継続して受取ることができます。しかし、万一の保障は無く、貯蓄重視の内容となっているため、「お得な学資保険」と言えるのです。

6.3.終身保険の活用

老後の年金資金の備えと同じように、資産運用として終身保険を学資保険の代わりとして加入する方もいらっしゃいます。

たしかに、2017年4月の利率改正にともない、学資保険も元本割れする商品が増えてしまいました。終身保険は、学資保険より返戻率が高く、もし使わずに据え置けば将来の年金資金にすることも出来るというメリットもあります。しかし、

  • 他の生命保険と死亡保障が重複してしまう
  • 学資保険に比べて保険料が高い
  • 祝い金が複数回ある学資保険とは異なり解約のタイミングでしか資金を受け取れない

などデメリットも多く、学資保険の代わりとして終身保険へ加入することは、おすすめとは言えません。

 

7.まとめ

あなたにとって、「お得な保険」は見つかりましたか?

家族構成、年齢などによっても、人それぞれに合った「お得な保険」は異なります。しかし、保険加入を考える時、本当に役立つ内容に加入するためにも、公的保障や会社の保障を確認しておくことは、誰にとっても重要です。

また、そのような基本的な事を知っておけば、営業担当者に高額な保険を勧められることもありません。言われるがまま、保障内容もよく分からない状態で加入してしまうことが一番問題であり、それこそ保険料が無駄になってしまいます。

保険の基本は「相互扶助」であり、資産運用や税政対策のためにある訳ではないのですが、人それぞれ様々な意見もあるため、契約者が納得して加入しているのであれば問題ありません。

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