災害割増特約っていったいなに?必ず知っておきたい特徴と必要性

「災害割増特約っていったい何だろう?」

あなたはそう疑問に思ったことはありませんか?

聞いたことはあるけれど詳しいことは。。

そもそも聞いたことすらない。。

そんなあなたに!この記事を読めば、災害割増特約の特徴から、必要性、メリット、デメリットまで丸わかりです!

傷害特約との違いもご紹介するので、お見逃しなく!

目次

1.保険の仕組み
1.1 主契約+特約から成る
1.2 主な特約

2.災害割増特約とは?
2.1 災害割増特約の概要
2.2 疾病で死亡した場合

3.支払事由について
3.1 不慮の事故とは
3.2   高度障害状態とは
3.3 特定感染症とは

4.特約のポイント
4.1 特約の責任開始期
4.2 特約内容の変更
4.3 特約の解約
4.4 自然災害やテロでなくなった場合

5.災害割増特約の必要性
5.1 災害割増特約以外の特約
5.2 病気で死亡する方が多い

6.災害割増特約のメリットとデメリット
6.1 メリット
6.1.1 大きな保険金を受け取れる
6.1.2 リスク対策となる
6.2 デメリット
6.2.1 保険料が高くなる
6.2.2 大きな保障を必要とするケースは少ない

7.傷害特約との違い
7.1 傷害特約の概要
7.2 傷害特約の方が保障範囲は広い

8.まとめ

1.保険の仕組み

災害割増特約をご紹介する前に、あなたは一つの保険がどのような仕組みで成り立っているかご存知ですか?

今回は、災害割増特約について見ていく前に、保険の仕組みについて、まず見ていきましょう。

1.1 主契約+特約から成る

保険は「主契約」と「特約」から成っています。

保険のCMやパンフレットには必ずと言っていいほど、この主契約と特約という言葉がでてきますよね。

主契約とは、生命保険のベースとなるものです。

主契約のみの契約もすることができます。

主契約の主な例はこちらです。

保障内容 概要
生命保険 死亡したとき死亡保険金を受け取れる
医療保険 入院したとき、手術を受けたとき給付金を受け取れる
養老保険 一定期間の保障に備え、その間に死亡すれば死亡保険が、満期まで生存していれば満期保険金を受け取れる
がん保険 がんで入院したとき、手術を受けたとき、またがんだと診断確定されたときなどに保険金を受け取れる
収入保障保険 死亡したとき死亡保険金を受け取れる。生命保険との違いは、死亡する時期によって受け取れる保険金額が異なる点
個人年金保険 契約した年齢に達したとき積み立てたお金を年金として受け取れる
介護保険 所定の介護状態になると保険金を受け取れる
火災保険 火事で損害を被ると損害保険金を受け取れる
自動車保険 自動車事故を起こしたとき損害保険金を受け取れる

聞いたことのあるものばかりかと思います。

これらが主契約なのです。

そして、特約とは、主契約につく、いわゆるオプションです。

主契約とは違い、単独での契約はできません。

特約をつけることで、より保険契約を充実させたものにすることができます。

もちろんその分保険料は高くなります。

特約の主な例は次で見ていきます。

1.2 主な特約

主な特約を見ていきます。

先ほども述べたように、特約は、主契約につくオプションのことです。

保障内容 概要
先進医療特約 先進医療を受けたときに保険金を受け取れる
通院特約 退院後の通院日数に応じて給付金を受け取れる
生存給付金特約 一定期間、生存していれば給付金を受け取れる
ファミリー特約 家族(配偶者・子ども)が死亡または高度障害状態になったとき給付金を受け取れる
女性疾病特約 女性特有の疾病で入院したとき、手術を受けたとき給付金を受け取れる
成人病入院特約 がん、脳血管疾患、新疾患、糖尿病、高血圧性疾患の5大成人病で入院したとき給付金を受け取れる
災害入院特約 不慮の自己で入院したとき給付金を受け取れる
災害割増特約 不慮の事故または特約感染症で死亡したとき、契約している死亡保険金に上乗せして保険金を受け取れる
リビング・ニーズ特約 医師に余命半年と診断されたとき、死亡保険金の一部または全てを生前に受け取れる
個人賠償責任特約 第三者の身体や所有物に損害を与えたときの賠償責任額を補償
地震保険 地震災害を被ったとき保険金を受け取れる

聞いたことのある特約もあるでしょう。

女性疾病特約という、女性特有の疾病で入院・手術をしたときに給付金を受け取れる特約もあり、女性には嬉しいですよね。

また、リビング・ニーズ特約という医師に余命宣告された場合に死亡保険金が受け取れるという変わった特約もあります。

今、保険に加入している方は、自分の契約にどんな特約がついているのか、そしてこれから加入する方はどんな特約をつけようか考えてみてください。

以上、保険の仕組みについてでした。

2.災害割増特約とは?

さて、本題の「災害割増特約」について見ていきます。

最初に述べたように、聞いたことがある方もいるかと思いますが、実は初めて聞いた、という方の方が多いのではないでしょうか。

2.1 災害割増特約の概要

災害割増特約とは、不慮の事故で180日以内に死亡または高度障害になったとき、または所定の感染症で死亡または高度障害になったとき、災害死亡保険金または災害高度障害保険金が支払われる特約です。

「災害」とついているから、地震や津波、台風などの保障?と勘違いされる方もいますが、あくまで「不慮の事故」が原因です。

それじゃあ、「不慮の事故」ってなに?かというと次で述べていきたいと思います。

2.2 疾病で死亡した場合

ここで注意したいことは、疾病、いわゆる病気で死亡した場合には保険金は受け取れないということです。

一般的に保険(主契約)を契約している場合、病気で死亡した場合には、保険金は通常出ます。

災害割増特約は、不慮の事故のときに死亡保険金が出るというものであり、あくまで「特約」です。

もし保険に加入されている方で、契約の内容がわかるものがあれば、ぜひ一度見てみてください。

3.支払事由について

次に、災害割増特約の支払事由について見ていきます。

以下は、明治安田生命がホームページ上で公開しているものです。

細かい内容でありますが、ぜひついてきてください。

3.1 不慮の事故とは

先ほどから何回も出てきている「不慮の事故」。

いったい不慮の事故とはなんのことをいうのでしょうか?

対象となる不慮の事故とは、

①急激かつ偶発的な外来の事故(ただし、疾病または体質的な要因を有する者が軽微な外因により発症しまたはその症状が悪化したときには、その軽微な外因は急激かつ偶発的な外来の事故とみなしません。)で、

②平成6年10月12日総務庁告示第75号に基づく厚生労働省大臣官房統計情報部編「疾病、傷害および死因統計分類提要ⅠCD-10(2003年版)準拠」に記載された分類のうち以下に定めるもの

をいいます。

①急激とは、事故から傷害の発生までの経過が直接的で、時間的間隔のないことをいいます。(慢性、反復性、持続性の強いものは該当しません。)

偶発とは、事故の発生または事故による傷害の発生が被保険者にとって予見できないことをいいます。(被保険者の故意にもとづくものは該当しません。

外来とは、事故が被保険者の身体の外部から作用することをいいます。(疾病や疾病に起因するもの等身体の内部に原因は該当しません。)

②以下に定めるものとは、

・交通事故

・不慮の損傷のその他の外因(転落・転落など)

・加害にもとづく傷害および死亡

・法的介入および戦争行為

・内科的および外科的ケアの合併症

などとなっています。

交通事故は不慮の事故のことだとよく聞くと思います。

3.2 高度障害状態とは

次に、高度障害状態とは、どのような状態なのか見ていきます。

高度障害とは、身体障害表の第1級の障害状態のことをいいます。

第1級の障害状態とは、以下のことをいいます。

①両眼の視力を全く永久に失ったもの。

②言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの。

③中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの。

④両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの。

⑤両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの。

⑥1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの。

⑦1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの。

第1級は一番障害が重い状態で、第1級の認定をもらうには、かなりハードルが高いといえます。

交通事故などで障害状態となっても、第1級までには該当しない、ということは珍しくないでしょう。

3.3 特定感染症とは

対象となる特定感染症とは、平成6年10月12日総務庁告示第75号に定められた分類項目中下記のものとし、分類項目の内容については厚生労働省大臣官房統計情報部編「疾病、傷害および死因統計分類提要ⅠCD-10(2003年版)準拠」によるものとします。

・コレラ

・腸チフス

・パラチフスA

・細菌性赤痢

・腸管出血性大腸菌感染症

・ペスト

・ジフテリア

・急性灰白髄炎<ポリオ>

・ラッサ熱

・クリミヤ・コンゴ<Crimean-Congo>出血熱

・<Marburg>ウイルス病

・エボラ<Ebola>ウイルス病

・痘瘡

・重症急性呼吸器症候群[SARS]

(ただし、病原体がコロナウイルス属SARSコロナウイルスであ

るものに限ります。)

以上のものが特定感染症となっています。

以上、災害割増特約の支払事由についてでした。

4.特約のポイント

次に、特約のポイントについて見ていきます。

・特約の責任開始期

・特約内容の変更

・特約の解約

・自然災害やテロで亡くなった場合

以上に焦点を当てて、述べていきたいと思います。

4.1 特約の責任開始期

特約の責任開始期は、主契約と同一となっています。

責任開始期とは、保険の保障が開始される日のことで、責任開始日とも呼ばれます。

責任開始期は契約の申込、告知(診査)、第一回保険料(充当金)の払い込みの三点全てが完了したときから始まります。

例えば、主契約の責任開始日が2018年10月1日でしたら、特約の責任開始日も2018年10月1日になります。

主契約だけが効力を発して、特約は発しない、ということはないので安心してください。

4.2 特約内容の変更

まずは、災害死亡保険金の減額についてです。

①保険契約者は、いつでも将来に向かって、災害死亡保険金を減額することができます。ただし、減額後の災害死亡保険金額が会社の定める金額を下回る減額はできません。

②主契約の死亡保険金が減額され、災害死亡保険金が会社の定める限度をこえるにいたったときは、災害死亡保険金を会社の定める限度まで減額します。この場合、主契約に付加されている定期保険特約等の死亡保険金のある特約の死亡保険金等の会社の定める金額を主契約の死亡保険金に合計します。

③災害死亡保険金が減額されたときは、減額部分は解約されたものとし、その部分に対する解約返戻金があるときは、その解約返戻金を保険契約者に支払います。

→まとめると、災害死亡保険金はいつでも限度までなら減額でき、その場合は解約返戻金が支払われるということです。

次に、災害死亡保険金の増額についてです。

①保険契約者は、被保険者の同意および会社の承諾を得て、災害死亡保険金を増額することができます。

②会社は、災害死亡保険金の増額を承諾した場合には、次のいずれか遅い時から災害死亡保険金の増額部分について責任を負います。

1.会社の定める金額を受け取った時

2.告知が行われた時

となっています。

→まとめると、災害死亡保険金は増額できるということです。

特約の復旧についてです。

①主契約の復旧の請求の際に別段の申出がないときは、この特約についても同時に復旧の請求があったものとします。

②この特約の復旧を承諾したときは、主契約の復旧の取扱いに準じて、この特約の復旧の取扱いを行います。

→まとめると、特約は主契約と常にセットであるということです。

最後に、保険金の受取人の変更についてです。

・保険金の受取人は、特約で定める者以外の者に変更することはできません。

4.3 特約の解約

保険契約者は、いつでも将来に向かって、この特約を解約することができます。

この場合、この特約に解約返戻金があるときは、その解約返戻金を保険契約者に支払います。

解約返戻金については、

①特約の解約返戻金額は、主契約の解約返戻金額とあわせて、主約款に定めるところにより保険契約者に通知します。

②特約の保険料払込期間が保険期間と同一のときは、この特約の解約返戻金はありません。

③主契約において保険契約者に対する貸付けを行うときは、この特約の保険料が一時払いの場合を除き、この特約の解約返戻金を主契約の解約返戻金に加算します。

となっています。

4.4 自然災害やテロで亡くなった場合

自然災害やテロでなくなった場合について見ていきます。

近年、日本では自然災害が増えていますよね。

そんな中で、この特約を主契約につけるという方も少なくないでしょう。

そこで、自然災害やテロのときは、この保険金は支払われるのでしょうか?

①被保険者が戦争その他の変乱、地震、噴火または津波により死亡しまたは高度障害状態になった場合に、これらの理由により死亡しまたは高度障害状態になった被保険者の数の増加がこの特約の計算の基礎に重大な影響を及ぼすと認められるときは、その程度に応じ、保険金の金額を削減して支払い、または、その金額の全額を支払いません。

②災害死亡保険金を支払わない場合、この特約に保険料積立金があるときは、その保険料積立金を保険契約者に支払います。

→規模により、支払われるか支払われないか異なってくる、ということです。

自然災害に備えて!とこの特約をつけても、規模によっては支払われないということもあるので、契約の際は注意してください。

以上、特約のポイントについてでした。

5.災害割増特約の必要性

次に、災害割増特約の必要性について見ていきます。

いったい本当にこの特約は必要なのでしょうか?

5.1 災害割増特約以外の特約

災害割増特約とは病気ではなくケガで死亡したときに契約した金額が保険金に上乗せして支払われる特約になります。

ケガに関する保障はこの2つの特約以外にも、

  • 自動車事故→自動車保険の人身傷害保険、搭乗者傷害保険
  • 仕事中のケガ→労災保険、普通傷害保険

があります。

人身傷害保険とは、記名被保険者およびその家族が、契約の車または他の車に搭乗中や歩行中などの自動車事故で死傷した場合に、保険金が受け取れる補償です。

ご家族以外の方は、ご契約の車に搭乗中の場合のみ保険金が支払われます。

搭乗者傷害保険とは、契約の車に搭乗中の全員を対象に、自動車事故で受傷した部位や内容に応じて、あらかじめ決められた金額が支払われる保険です。

過失割合の影響で支払われる保険金額が変動することはありません。

人身傷害保険と同様、被保険者の重大な過失・酒気帯び運転・自然災害(災害割増特約の場合は支払われる可能性がある)などにおける自動車事故は補償対象外となるケースがあります。

労災保険とは、仕事中や通勤中に事故・災害にあって、ケガをしたり、病気になったり、体に障害が残ったり、死亡した場合などに保障を行う制度です。

また、災害にあった被保険者の社会復帰や、被保険者の遺族への援助なども行います。

最後に、普通傷害保険とは、家庭内や職場内、通勤途上、スポーツ中、旅行中などの日常生活の中で起る様々なケガを補償する保険をいいます。

また、ここで言う「ケガ」とは、急激かつ偶然な外来の事故により、身体に傷害を被った状態のことをいいます。

以上の保障もあるので、もしこれらの保険に加入している場合は、無理に災害割増特約をつけなくてもいいかもしれません。

いずれにせよ、ご自身の契約をもう一度見直すことをおすすめします。

4.2 病気で死亡する方が多い

病気以外の理由で亡くなる方は、どのくらいいるのでしょうか?

平成28年のデータですが、交通事故で約5,278人、火災で約1,600人、災害で約1,200人が死亡(行方不明者含む)しています。

これより、病気で亡くなる方が多いのが現状です。

世の中に、病気による死亡保険金が出る保険がメインに出回っているのも、このことが理由ではないのでしょうか?

これらのことからも、もう一度災害割増特約をつける必要性を考えてみてはいかがでしょうか?

以上、災害割増特約の必要性についてでした。

6.災害割増特約のメリットとデメリット

次に、災害割増特約のメリットとデメリットについて見ていきます。

6.1 メリット

メリットは2つあります。

・大きな保険金を受け取れる。

・リスク対策となる

6.1.1 大きな保険金を受け取れる

保険会社によって異なりますが、500~5,000万円の間で追加できる保険金額を設定できます。

大きいですよね。

6.1.2 リスク対策となる

飛行機や船、新幹線など、移動が多い職業の方、医師・看護師など特定の感染症と隣り合わせの仕事をしている方にお勧めの特約となっています。

ただし保険会社によっては危険性の高い職業に就いている方が災害割増特約を付加できないところもあるので、事前に確認するようにしましょう。

メリットは他にも自然災害の対策になるなどがあるかと思います。

ただし、先ほども述べたように、自然災害の規模によっては支払われないこともあるので、その点は慎重になってください。

以上、災害割増特約のメリットについてでした。

6.2 デメリット

次に、2つのデメリットについて見ていきます。

・保険料が高くなる

・大きな保障を必要とするケースは少ない

6.2.1 保険料が高くなる

この特約をつけると、もちろん保険料は高くなります。

保険料はおよそ1,000円弱と言われています。

しかし、この金額も見方によって違ってくると思います。

たった1,000円弱で、不慮の事故に備えられるのならと思えるかもしれません。

6.2.2 大きな保障を必要とするケースは少ない

先ほども述べたように、不慮の事故よりも病気で亡くなることが多いのが現状です。

そのあたりをどう考えるかによって変わってくるかと思います。

以上、災害割増特約のメリットとデメリットについてでした。

7.傷害特約との違い

災害割増特約について述べるときに出てくるのが、傷害特約との違いです。

この2つは非常に似ています。

まず、傷害特約について見ていきます。

7.1 傷害特約の概要

傷害特約とは、不慮の事故で180日以内に死亡したとき、または所定の感染症で死亡したとき、災害死亡保険金が支払われます。

また、不慮の事故で180日以内に所定の障害状態となったとき、障害の程度に応じて障害給付金が支払われます。

7.2 傷害特約の方が保障範囲は広い

災害割増特約の場合も高度障害状態となった際に保険金が支払われますが、傷害特約の場合は範囲はより広くなり、第1級から第6級までが対象となります。

障害状態は以下のとおりです。

<第1級>

①両眼の視力を全く永久に失ったもの。

②言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの。

③中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの。

④両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの。

⑤両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの。

⑥1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの。

⑦1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの。

<第2級>

⑧1上肢および1下肢の用を全く永久に失ったもの。

⑨10手指を失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの。

⑩1肢に第3級の⑬から⑮までのいずれかの身体障害を生じ、かつ、他の1肢に第3級の⑬から⑮までまたは第4級の㉑から㉕までのいずれかの身体障害を生じたもの。

⑪両耳の聴力を全く永久に失ったもの。

<第3級>

⑫1眼の視力を全く永久に失ったもの。

⑬1上肢を手関節以上で失ったかまたは1上肢の用もしくは1上肢の3大関節中の2関節の用を全く永久に失ったもの。

⑭1下肢を足関節以上で失ったかまたは1下肢の用もしくは1下肢の3大関節中の2関の用を全く永久に失ったもの。

⑮1手の5手指を失ったかまたは第1指(母指)および第2指(示指)を含んで4手指を失ったもの。

⑯10足指を失ったもの。

⑰脊柱に著しい奇形または著しい運動障害を永久に残すもの。

<第4級>

⑱両眼の視力にそれぞれ著しい障害を永久に残すもの。

⑲言語またはそしゃくの機能に著しい障害を永久に残すもの。

⑳中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に日常生活動作が著しく制限されるもの。

㉑1上肢の3大関節中の1関節の用を全く永久に失ったもの。

㉒1下肢の3大関節中の1関節の用を全く永久に失ったもの。

㉓1下肢が永久に5センチ以上短縮したもの。

㉔1手の第1指(母指)および第2指(示指)を失ったかまたは第1指(母指)および第2指(示指)のうち少なくとも1手指を含んで3手指以上を失ったもの。

㉕1手の5手指の用を全く永久に失ったかまたは第1指(母指)および第2指(示指)を含んで3手指以上の用を全く永久に失ったもの。

㉖10足指の用を全く永久に失ったもの。

㉗1足の5足指を失ったもの。

<第5級>

㉘1上肢の3大関節中の2関節の機能に著しい障害を永久に残すもの。

㉙1下肢の3大関節中の2関節の機能に著しい障害を永久に残すもの。

㉚1手の第1指(母指)もしくは第2指(示指)を失ったか、第1指(母指)もしくは

第2指(示指)を含んで2手指を失ったかまたは第1指(母指)および第2指(示指)以外の3手指を失ったもの。

㉛1手の第1指(母指)および第2指(示指)の用を全く永久に失ったもの。

32 1足の5足指の用を全く永久に失ったもの。

33両耳の聴力に著しい障害を永久に残すもの。

34 1耳の聴力を全く永久に失ったもの。

35 鼻を欠損し、かつ、その機能に著しい障害を永久に残すもの。

36 脊柱(頸椎を除く)に運動障害を永久に残すもの。

<第6級>

37 1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を永久に残すもの。

38 1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を永久に残すもの。

39 1下肢が永久に3センチ以上短縮したもの。

40 1手の第1指(母指)もしくは第2指(示指)の用を全く永久に失ったか、第1指(母指)もしくは第2指(示指)を含んで2手指以上の用を全く永久に失ったかまたは第1指(母指)および第2指(示)以外の2手指もしくは3手指の用を全く永久に失ったもの。

41 1手の第1指(母指)および第2指(示指)以外の1手指または2手指を失った

もの。

42 1足の第1指(母指)または他の4足指を失ったもの。

43 1足の第1指(母指)を含んで3足指以上の用を全く永久に失ったもの。

以上のように、堅苦しい内容でしたが、傷害特約の方が、障害の場合の保障範囲が広いことがお分かりいただけたかと思います。

以上、傷害特約との違いについてでした。

8.   まとめ

皆さん、いかがでしたか?

以上、災害割増特約について、その概要と支払事由、ポイント、必要性、メリット、デメリット、そして傷害特約との違いでした。

ポイントは以下のとおりです。

①保険は「主契約」と「特約」から成る。

②災害割増特約とは、不慮の事故で180日以内に死亡または高度障害になったとき、または所定の感染症で死亡または高度障害になったとき、災害死亡保険金または災害高度障害保険金が支払われる特約である。

③疾病、いわゆる病気で死亡した場合には保険金は受け取れない。

④高度障害とは、身体障害表の第1級の障害状態のことをいう。

⑤自然災害の場合は規模により、支払われるか支払われないか異なってくる。

⑥メリットは、大きな保険金を受け取れることと、リスク対策となることである。

⑦デメリットは、保険料が高くなることと、大きな保障を必要とするケースは少ないことである。

⑧傷害特約とは、不慮の事故で180日以内に死亡したとき、または所定の感染症で死亡したとき、災害死亡保険金が支払われ、また、不慮の事故で180日以内に所定の障害状態となったとき、障害の程度に応じて障害給付金が支払われる。

⑨傷害特約の方が保障範囲は広い。

となっています。

一言で、災害割増特約と言っても、高度障害状態などの支払事由はかなり細かく規定されていますし、自然災害のときは規模によって受け取れるか受け取れないか変わってくることがお分かりいただけたかと思います。

これを機会に、もう一度、災害割増特約の必要性を考えてみてください。

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