TSマークとは一体なに?知っておくべきTSマーク付帯保険と民間の自転車保険について

「TSマークって一体なんだろう?」

あなたはそう疑問に思ったことはありませんか?

TSマーク付帯保険の補償内容を知りたい。。。

そんなあなたに!この記事を読めば、TSマーク、TSマーク付帯保険、その問題点、さらに、民間の自転車保険にはどういったものがあるかについて、丸わかりです!

自転車事故に関するデータや気になる自転車事故の賠償事例についてもご紹介していきますので、お見逃しなく!

1.自転車事故に関するデータとは?

今回は、TSマークを中心に、TSマーク付帯保険、民間の自転車保険について見ていきます。

まずは、自転車事故について、どの位の自転車事故が起こっているのか、年齢別の事故の割合も含めて見ていきます。

1.1  年別自転車事故件数

まずは、年別自転車事故件数を見ていきます。

平成27年3月に警視庁から出された「交通事故の発生状況」を見ると、自転車事故は年々減少しています。

平成26年の自転車事故は108,538件となっています。

一方で、自転車乗車中の指導警告票交付件数や検挙件数は増加しており、検挙件数に関しては平成18年~23年の間に約7倍と急増しているのが現状です。

1.2  年齢別事故割合

次に、年齢別の事故割合を見ていきます。

このグラフを見ると、60歳以上の割合が23.7%と一番大きくなっています。

次に、16~24歳の22.0%、15歳以下の17.1%となっています。

こう見ると、自転車事故の件数は少ないので、自分は事故を起こさないんじゃないか、と思ってしまいますよね。

しかしながら、自転車事故は時に重大な賠償責任を負わざるをえない場合もあります。

そんなときの場合に、自転車保険というものがあります。

次に、自転車保険の必要性について見ていきます。

2.  自転車保険の必要性とは?

自転車保険の必要性についてです。

「動」車なら皆さん保険に入るものですが、自「転」車の場合は保険に入る必要はあるのでしょうか?

2.1  自転車事故で問われる責任

もし自転車事故を起こしてしまった場合、どのような責任が問われるのでしょうか。

自転車事故によって問われる責任には「刑事責任」「民事責任」があります。

刑事責任は犯罪を犯した者(犯罪者)に対し、法律(刑法)によって刑罰が言い渡されます。

民事責任とは被害者側に対して負う責任となります。

・刑事責任

自転車事故にて相手を死傷させてしまった場合などで自転車運転者に過失がある場合は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金が処される可能性があります。

また事故の内容によっては起訴されることもあり、過去には実刑判決を受けたケースもあります。

・民事責任

自転車事故により加害者は被害者に対して、治療費・休業損害・慰謝料等を支払う必要があります。

ただし加害者が子供などで責任能力がない場合は、その子供の監督義務者が責任を負うことになります。

実際には自転車事故を起こした親が子供の監督義務者を怠ったとのことで高額な損害賠償請求をされたケースもあります。

2.2  自転車事故の賠償事例

実際に、自転車事故の賠償事例を見てみましょう。

・自転車同士の事故

賠償額が数千万円となる、高額事故例もあり、保険を利用せずに賠償するには経済的に大きな負担がかかります。

賠償額 事故の概要
9266万円 男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)が残った。(東京地方裁判所、平成20年6月5日判決)
3730万円 Y運転の自転車が信号機による交通整理の行われていない三叉路の交差点を左折した際、対向進行してきたA(70歳、男性、年金生活者)運転の自転車と衝突した。YとAは転倒し、Aは脳挫傷、脳内出血、急性硬膜下血腫の傷害を負った。病院で緊急手術をしたものの植物状態に陥り、事故の1年4ヶ月後に入院したまま慢性気管支炎を発症したことにより肺炎を併発し死亡した(平成14年6月11日大阪地裁判決)
3140万円 男子高校生が自転車で歩道から交差点に無理に進入。保険勧誘員の女性(60才)が運転する自転車と衝突して転倒させた。女性は頭蓋骨骨折で病院に搬送されたが九日後に死亡しました。(平成14年2月15日さいたま地裁判決)

1億近くにもなる事例も過去にありました。

・自転車と歩行者の事故

自転車同士の事故と同様に賠償額は数千万円となっています。

また、男子小学生の事故に関しては、親が監督責任を問われ賠償金の支払いを課せられています。

賠償額 事故の概要
9521万円 男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となった。(神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決)
6779万円 男性が夕方、ペットボトルを片手に下り坂をスピードを落とさず走行し交差点に進入、横断歩道を横断中の女性(38歳)と衝突。女性は脳挫傷等で3日後に死亡した。(東京地方裁判所、平成15(2003)年9月30日判決)
5438万円 男性が昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入、青信号で横断歩道を横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋内損傷等で11日後に死亡した。(東京地方裁判所、平成19(2007)年4月11日判決)

こう見てみると、重大な事故も実際に起こっているんだということがお分かりいただけるかと思います。

3.  TSマークとは一体なに?

 

高額な賠償事例を見ると、もし自分にもこのような賠償責任が発生したら、と心配になりますよね。

そんな心配を解消してくれるのが、自転車保険です。

その中の1つに「TSマーク付帯保険」というものがあります。

3.1  TSマークとは

そもそもTSマークとは一体どんなものなのでしょうか?

TSマークとは、自転車安全整備士が点検確認した普通自転車に貼付されるもので、このマークには傷害保険と賠償責任保険、被害者見舞金(赤色TSマークのみ)が付いています。

この制度は、自転車の定期的な点検整備を促進して、自転車の安全な利用と、自転車事故の防止に寄与するとともに、万が一事故に遭った場合の被害者救済に資するために昭和54年に警察庁の指導により設けられたものです。

3.2  TSマーク付帯保険とは

 

そして、このマークに付帯している保険のことを「TSマーク付帯保険」といいます。

保険の対象は、点検年月日と自転車安全整備士番号が記載された保険有効期間中のTSマーク貼付自転車に搭乗中の人が対象となります。

保険契約は、当協会と三井住友海上火災保険(株)を幹事会社とする損保会社との間で締結しています。

保険の有効期間は、TSマークに記載されている日から1年間となっています。

3.3  TSマーク付帯保険の補償内容

気になるTSマーク付帯保険の補償内容ですが、以下の内容となっています。

①賠償責任補償
TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が第三者に死亡又は重度後遺障害を負わせたことにより、法律上の損害賠償責任を負った場合に、次の表の通り適用します。

種別 死亡若しくは重度後遺障害(1~7級)
青色TSマーク 1,000万円
赤色TSマーク 1億円

②傷害補償
TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が、交通事故によって事故の日から180日以内に入院、死亡又は重度後遺障害を負った場合は、次の表の金額が一律に支払われます。

種別 死亡若しくは重度後遺障害(1~4級) 入院(15日以上)
青色TSマーク 30万円 1万円
赤色TSマーク 100万円 10万円

③被害者見舞金
TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人(加害者)が第三者(被害者)に傷害(入院加療15日以上)を負わせ、法律上の損害賠償責任を負担した場合に、次の表の金額が一律に支払われます。

種別 入院(15日以上)
赤色TSマーク 10万円

となっています。

4.  TSマーク付帯保険の問題点とは?

TSマーク付帯保険の補償内容について見てきましたが、この保険に問題点はあるのでしょうか?

4.1  賠償責任保険は重度の後遺障害のときだけ

1つ目は、賠償責任保険は重度の後遺傷害のときだけしか出ないという点です。

つまり、事故の相手が死亡するか、重度の後遺障害を負うようなけがをしなければ、保険金は下りず、それ以外の普通のけがでは下りないということです。

一応、被害者見舞金として10万円の支払いはありますが、これも赤色TSマークのみであり、しかも入院15日以上のときだけです。

4.2  対物賠償がない

2つ目は、対物賠償がない点です。

事故の相手が人でなければ保険金は下りず、ものを壊した場合は保険金は下りません。

もし事故の相手が高級な腕時計をしていた場合、例えば、100万円の賠償を求められるかもしれません。

4.3  示談交渉サービスがない

3つ目は、示談交渉サービスがないという点です。

のちほど見る民間の自転車保険には示談サービスがついているのがほとんどですが、TSマーク付帯保険にはこのサービスがついていません。

事故にあった場合被害者と交渉するのは難しいことです。

4.4  15日以上の入院でないと傷害保険金は受け取れない

4つ目は、15日以上の入院でないと傷害保険金は受け取れない点です。

最低でも15日以上の入院でないと保険金はもらえません。

しかも青色TSマークの場合だと、その金額はたった1万円です。

以上のように、TSマーク付帯保険について見ていきましたが、このような補償内容ですと、民間の自転車保険の補償内容も比べたくなります。

そこで、次からは、人気の自転車保険を3つご紹介します。

5.  人気自転車保険①au損害保険・自転車向け保険Bycle

1つ目は、au損害保険の自転車向け保険Bycleです。

5.1  特長

特長を見ていきます。

①保険料は月々360円~のお手頃価格

安心の補償なのに、家計にはやさしい自転車向け保険となっています。

例えば、本人タイプですと月々360円~、家族タイプ月々740円~、本人・親族タイプ月々610円~となっています。

②自転車を無料搬送、自転車ロードサービスがついてくる

・無料で50km以内のご希望の場所まで搬送し、年4回までご利用可能となっています。

・24時間365日いつでも電話で受け付けし、全国ほとんどの地域に駆けつけます。

・無料アプリ「自転車の日」でGPSで自分の位置を特定して、簡単に呼び出しできます。

③安心と信頼の事故対応力

万が一の賠償事故の時には、あいおいニッセイ同和損保のネットワークを活用し、お客さまをサポートする体制を整えています。

事故のご連絡や保険金のご請求手続きはWEBでも可能です。

④自転車事故は保険金が2倍に

交通事故によるケガを補償し、さらに自転車事故の場合、ご自身のケガの保険金を2倍お支払いします。

5.2  補償内容

気になる補償内容です。

<加害事故を起こした時の補償>

・個人賠償責任補償特約

被保険者が日常生活における偶然な事故や住宅の所有、使用または管理に起因する偶然な事故により、他人を死傷させたり、他人の物に損害を与えたりした結果、第三者に対して法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合

*この特約における被保険者の範囲はお申込みいただくタイプにより次のとおりとなります。

本人
タイプ
被保険者の範囲は、ご本人のみとなります。なお、被保険者ご本人が責任無能力者である場合は、その責任無能力者の行為により親権者等が法律上の損害賠償責任を負った場合も保険金お支払いの対象となります。(本人のみ補償特約(個人賠償責任補償特約用)がセットされています。)
家族
タイプ
被保険者の範囲はご本人・ご本人の配偶者・その他親族となります。なお、被保険者には、責任無能力者を含みません。

(例)自転車で接触し相手にけがをさせた、停車中の車に自転車でキズをつけた、など。

→損害賠償金の額-自己負担額(0円)をお支払いします。

・示談代行サービス(賠償事故解決特約)

賠償事故を起こし加害者となってしまった場合に、お客さまに代わって、au損保が相手側と解決に向けて交渉するサービスです。

*相手方がau損保との交渉に同意されない場合など、示談代行をお引受けできない場合もあります。

<ご自身のケガの補償>

・交通傷害+自転車搭乗中等の傷害2倍支払特約

交通傷害

次の①から⑤に掲げる事故によるケガを補償します。

運行中の交通乗用具(自転車、自動車、電車、バス、航空機、船舶等)との衝突、接触等の交通事故

運行中の交通乗用具に搭乗している間の事故

乗客として駅の改札口を入ってから出るまでの駅構内における事故

工作用自動車との衝突、接触等による事故

交通乗用具の火災による事故  等

自転車搭乗中等の傷害2倍支払特約

「自転車に乗っている間の事故」または「自転車に乗っていないときに運行中の自転車と衝突・接触した事故」によってケガを被った場合に、死亡保険金、後遺障害保険金、入院一時金、入院保険金、手術保険金および通院保険金を2倍にしてお支払いする特約です。*ヘルメット着用中死亡特別保険金は2倍の対象外となります。

・ヘルメット着用中補償(ヘルメット着用中死亡特別保険金補償特約)

ヘルメットを着用して自転車に乗っている時の事故により死亡した場合、死亡保険金とは別に100万円をお支払いします。

以下、ケガでお支払いできる保険金と補償内容です。

・死亡保険金・後遺障害保険金

<死亡保険金>

事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡された場合

→死亡・後遺障害保険金額の全額をお支払いします。

<後遺障害保険金>

①保険開始日が2017年10月1日以降のご契約
事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に後遺障害等級第1~14級のうち、第1~7級に掲げる保険金支払割合(100%~42%)を適用すべき後遺障害が発生した場合

*後遺障害等級第1~7級限定補償特約がセットされています。

→死亡・後遺障害保険金額×後遺障害の程度に応じた約款所定の保険金支払割合(100%~42%)をお支払いします。

②保険開始日が2017年9月30日以前のご契約
事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に後遺障害等級第1~14級に掲げる保険金支払割合(100%~4%)を適用すべき後遺障害が発生した場合

→死亡・後遺障害保険金額×後遺障害の程度に応じた約款所定の保険金支払割合(100%~4%)をお支払いします。

・入院保険金

事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に入院された場合

→入院保険金日額×入院した日数をお支払いします。

・入院一時金

事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に免責日数(2日)を超えて入院された場合

→入院一時金額の全額をお支払いします。

・手術保険金

事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内にそのケガの治療のために手術を受けた場合

→①入院中に受けた手術の場合、入院保険金日額×10をお支払いします。

②①以外の手術の場合、入院保険金日額×5をお支払いします。

・通院保険金

事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に通院された場合

→通院保険金日額×通院した日数をお支払いします。

・ヘルメット着用中死亡特別保険金

ヘルメットを着用中かつ自転車に乗っている間の事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡された場合

→ヘルメット着用中死亡特別保険金額の全額をお支払いします。

<事故の被害にあった時の補償>

・法律相談費用補償

偶然な事故により被保険者に次の①または②の被害が発生し、被保険者がその被害について法律相談を行い、法律相談費用を負担したことによって損害を被った場合

被保険者が被った身体のケガ

被保険者の居住する住宅または被保険者の日常生活用動産の損壊

*この特約における被保険者の範囲はご本人・ご本人の配偶者・その他親族となります。

・弁護士費用等補償

日本国内において、偶然な事故により、ケガをしたり、住宅や家財が損害を受け、被保険者がその被害に関する損害賠償請求を弁護士に委任し、弁護士費用等を負担したことによって損害を被った場合

*この特約における被保険者の範囲はご本人・ご本人の配偶者・その他親族となります。

6.  人気自転車保険②損保ジャパン日本興亜・サイクル安心保険

2つ目は、損保ジャパン日本興亜のサイクル安心保険です。

6.1  特長

特長からです。

①掛金が安い

年間掛金1,230円~で、家族全員をサポートします。

②充実の補償内容

損害賠償責任1億円、安心の示談交渉サービスとなっています。

③クレジットカード決済でかんたん申込

加入者票はその場でダウンロードできます。

郵送申込・口座振替も選べます。

6.2  補償内容

補償内容についてです。

<プランA・賠償のみプラン>

・賠償責任補償額1億円+無料示談サービス(家族全員補償)

・けがの補償

本人、家族とも補償されません。

<プランB・個人補償プラン>

・賠償責任補償額1億円+無料示談交渉サービス(家族全員補償)

・けがの補償

本人→死亡・後遺障害保険金1,000万円、入院保険金(日額)2,000円

家族→補償されません。

<プランC・家族補償プラン>

・賠償責任補償額1億円+無料示談交渉サービス(家族全員補償)

・けがの補償

本人→死亡・後遺障害保険金1,000万円、入院保険金(日額)3,000円

家族→死亡・後遺障害保険金750万円、入院保険金(日額)3,000円

7.  人気自転車保険③楽天損害保険・ラクラクWEBサイクルアシスト

3つ目は、楽天損害保険のラクラクWEBサイクルアシストです。

7.1  特長

特長です。

①保険料は年間1,620円から

月々わずか135円からとなっています。

②賠償責任を1億円まで補償

自転車事故以外による賠償責任も補償し、契約プランによらずご家族の方も補償します。

さらに、安心の示談交渉サービス付きです。

③交通事故によるケガを補償

自転車事故以外によるケガも補償します。

④いつでもインターネットでのお申込が可能で、保険料はクレジットカードでのお支払い

7.2  補償内容

補償内容についてです。

<ご自身やご家族が死亡したとき>

事故によるケガのため、事故の発生日からその日を含めて180日以内に死亡された場合(事故により直ちに死亡された場合を含みます。)に死亡保険金をお支払いします。

<ご自身やご家族が後遺障害を負ったとき>

事故によるケガのため、事故の発生日からその日を含めて180日以内に身体に後遺障害が生じた場合に後遺障害保険金をお支払いします。

<ご自身やご家族が入院したとき>

事故によるケガのため、事故の発生日からその日を含めて180日以内に入院(日帰り入院を含みます)した場合に入院保険金をお支払いします。

<ご自身やご家族が手術を受けたとき>

事故によるケガの治療のために、事故の発生日からその日を含めて180日以内に病院または診療所において手術を受けられた場合に手術保険金をお支払いします。

<ご自身やご家族が賠償責任を負ったとき>

本人やそのご家族が、国内、国外を問わず次の偶然な事故により、他人にケガをさせたり、他人の物を壊して損害を与え、法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合に保険金をお支払いします。

①ご本人の住宅の所有、使用または管理に起因する偶然な事故。

②ご本人およびその家族の日常生活に起因する偶然な事故。

8.  まとめ

皆さん、いかがでしたか?

以上、TSマーク、TSマーク付帯保険、民間の自転車保険についてでした。

ポイントは、以下のとおりです。

①平成27年3月に警視庁から出された「交通事故の発生状況」を見ると、自転車事故は年々減少しています。平成26年の自転車事故は108,538件となっています。一方で、自転車乗車中の指導警告票交付件数や検挙件数は増加しており、検挙件数に関しては平成18年~23年の間に約7倍と急増しているのが現状です。

②年齢別事故割合を見ると、60歳以上の割合が23.7%と一番大きくなっています。次に、16~24歳の22.0%、15歳以下の17.1%となっています。

③自転車事故によって問われる責任には「刑事責任」「民事責任」があります。刑事責任は犯罪を犯した者(犯罪者)に対し、法律(刑法)によって刑罰が言い渡されます。民事責任とは被害者側に対して負う責任となります。

④刑事責任の場合、自転車事故にて相手を死傷させてしまった場合などで自転車運転者に過失がある場合は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金が処される可能性があります。また事故の内容によっては起訴されることもあり、過去には実刑判決を受けたケースもあります。民事責任の場合は、自転車事故により加害者は被害者に対して、治療費・休業損害・慰謝料等を支払う必要があります。ただし加害者が子供などで責任能力がない場合は、その子供の監督義務者が責任を負うことになります。実際には自転車事故を起こした親が子供の監督義務者を怠ったとのことで高額な損害賠償請求をされたケースもあります。

⑤自転車事故の賠償事例としては、男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)が残ったという事例があり、(東京地方裁判所、平成20年6月5日判決)こちらの賠償金額は9266万円でした。また、男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となったという事例もあり、(神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決)こちらは、9521万円でした。

⑥TSマークとは、自転車安全整備士が点検確認した普通自転車に貼付されるもので、このマークには傷害保険と賠償責任保険、被害者見舞金(赤色TSマークのみ)が付いています。この制度は、自転車の定期的な点検整備を促進して、自転車の安全な利用と、自転車事故の防止に寄与するとともに、万が一事故に遭った場合の被害者救済に資するために昭和54年に警察庁の指導により設けられたものです。

⑦このTSマークに付帯している保険のことを「TSマーク付帯保険」といいます。保険の対象は、点検年月日と自転車安全整備士番号が記載された保険有効期間中のTSマーク貼付自転車に搭乗中の人が対象となります。保険契約は、当協会と三井住友海上火災保険(株)を幹事会社とする損保会社との間で締結しています。保険の有効期間は、TSマークに記載されている日から1年間となっています。

⑧TSマーク付帯保険の補償内容としては、TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が第三者に死亡又は重度後遺障害を負わせたことにより、法律上の損害賠償責任を負った場合に、青色の場合1,000万円、赤色の場合1億円が補償されます。また、TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が、交通事故によって事故の日から180日以内に入院、死亡又は重度後遺障害を負った場合は、青色の場合、死亡若しくは重度後遺障害(1~4級)で30万円、15日以上の入院で1万円、赤色の場合、死亡若しくは重度後遺障害(1~4級)で100万円、15日以上の入院で10万円が一律に支払われます。さらに、TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人(加害者)が第三者(被害者)に傷害(入院加療15日以上)を負わせ、法律上の損害賠償責任を負担した場合に、赤色の場合、15日以上の入院で10万円が一律に支払われます。

⑨TSマーク付帯保険の注意点は、賠償責任保険は重度の後遺障害以上のときだけしか受け取れない点、対物賠償がない点、示談交渉サービスがない点、15日以上の入院でないと傷害保険金は受け取れない点にあります。

⑩民間の自転車保険は、TSマーク付帯保険よりも補償が充実しています。

となっています。

自転車事故を起こした場合の賠償責任は非常に大きくなる場合もあることがお分かりいただけたかと思います。

自転車保険の加入を義務化している自治体もあるくらいです。

ぜひこの際に、自転車保険の加入を検討してみてください。

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