プルデンシャルってどんな生命保険?加入前に知っておくべき実態とは

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「プルデンシャル」という生命保険会社を聞いたことがあるでしょうか? カタカナだし長いし、なんだか馴染みの無い社名ですよね。実際、あまり情報が出ておらずネット上の口コミも少ないようです。

 

もしプルデンシャル生命保険を勧められたら、あなたはどうしますか? 「よく分からない会社」ということでちょっと腰が引けてしまうのではないでしょうか。

 

プルデンシャルがどんな会社なのか、どんな商品を取り扱っているのか、どんな営業スタイルなのかということを知っていれば、誰かにおすすめされたり勧誘にあったりしても落ち着いて対処できます。今回は、知る人ぞ知るプルデンシャルの実態を詳しくご紹介します。プルデンシャルの情報が出回っていないのはなぜなのか、どんな人におすすめなのかなどもばっちり分かりますよ。

目次

1.プルデンシャル生命保険といえば?口コミをチェック

1.1.謎に包まれた外資系生保、プルデンシャル

1.2.庶民には敷居が高い?保険界の「ベンツ」

1.3.「営業社員が超高給取り」説は本当なのか?

2.プルデンシャル生命保険ってどんな会社?

2.1.プルデンシャル日本上陸の歴史

2.2.外資系って大丈夫?倒産や撤退の可能性

2.3.ジブラルタ生命保険はプルデンシャルのグループ会社だった

3.プルデンシャル生命保険の商品とは?

3.1.商品一覧

3.2.詳細が非公開な理由とは?

4.プルデンシャルの生命保険、特徴や評判を知りたい

4.1.保険料が高いってほんと?

4.2.全然宣伝していないし、マイナーな会社なんじゃない?

4.3.人気の商品はこれだ

4.4.米国ドル建リタイアメント・インカムはこんな人におすすめ

5.国内生保とは一線を画す営業スタイル

5.1.ネットや郵送申し込みNG!

5.2.オーダーメイドの保険提案が売り

6.プルデンシャル生命保険の社員ってどんな人?

6.1.「ライフプランナー」って何者?

6.2.過酷なライフプランナー

6.3.保険料の高さ=サービスの充実

6.4.時にはごり押しも?

7.プルデンシャル生命保険は信用できるのか?

7.1.会社としては安定している

7.2.担当者との相性が重要

8.まとめ

 

1.プルデンシャル生命保険といえば?口コミをチェック

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プルデンシャルという生命保険会社を聞いたことがあるでしょうか。名前は聞いたことがあっても、どんな会社なのかよくご存じないかもしれません。そんなプルデンシャル生命について、ネットではこんな噂があるようです。

 

1.1.謎に包まれた外資系生保、プルデンシャル

プルデンシャル生命保険は、外資系の生命保険会社です。日本の生命保険会社はたいていテレビCMなどで大々的に宣伝しているものですが、プルデンシャル生命保険はCMなどの宣伝を見かけることもありません。「そもそもプルデンシャルって信用して大丈夫?」「外資系って不安定じゃないの?」といった疑問を持つ人が多くいるようです。

 

1.2.庶民には敷居が高い?保険界の「ベンツ」

プルデンシャル生命保険は、保険業界のベンツなどと言われることもあるようです。ベンツというと単なる外国車というだけではなく、乗っている人のステータスを示す高級車ですよね。車ならまだしも、保険に高級だとかステータスなんて概念があるのでしょうか。調べてみると、「保険業界のベンツ」たるゆえんは日本の保険会社とは一線を画す営業スタイルにあることが分かりました。

 

1.3.「営業社員が超高給取り」説は本当なのか?

プルデンシャル生命保険というと、「社員の給料がとても高いらしい」という噂があります。その年収は何千万円とも、何億円とも言われています。確かに、外資系も保険会社も給与水準の高い世界ですよね。本社も赤坂の一等地にあります。高給そうな条件は揃っていますが、いくらなんでも年収が億って本当なのでしょうか

 

2.プルデンシャル生命保険ってどんな会社?

まずはプルデンシャル生命保険がどのような会社なのか、簡単にご紹介します。

 

2.1.プルデンシャル日本上陸の歴史

プルデンシャル生命保険は、外資系の生命保険会社です。その親会社は、1875年にアメリカで創業した「プルデンシャル・ファイナンシャル」という会社です。生命保険会社としてスタートしましたが、現在では投資信託や年金、資産運用などさまざまな金融事業を手掛けています。

 

プルデンシャルの日本進出は1979年です。米国のプルデンシャル生命保険とソニーの合弁という形で、「ソニープルデンシャル生命保険」という会社を立ち上げました。後の1987年、ソニーとの経営戦略の違いから合弁が解消され、プルデンシャル生命保険が設立されました。ちなみに「ソニープルデンシャル生命保険」は現在のソニー生命保険です。

 

当時すでに日本の生命保険加入率は90%を超えていましたが、プルデンシャル生命保険は独自の営業手法で契約高を伸ばし、創業から4年後の1991年には保有契約高1兆円を突破するなど急成長を遂げます。1992年には日本で初めてリビング・ニーズ特約を発売して話題になりました。

 

現在では保有契約高34兆6,357億円、従業員数5,197人の巨大企業へと成長しました。一方で、2015年に保険業界で初めて信託子会社「プルデンシャル信託」を設立するなど、業界の最先端を行く社風は健在です。

 

2.2.外資系って大丈夫?倒産や撤退の可能性

「外資系」と聞くと、倒産や撤退のリスクは無いのかと心配になってしまいますよね。外資系生命保険であるプルデンシャル生命が日本からなくなる危険はないのでしょうか。

 

過去日本で破綻した生命保険会社は8社あり、実はすべて日本の生命保険会社です。外資系生保は親会社の都合などでたびたび社名が変わってきたためか、「不安定そう」と思われがちですが、日本の生命保険に比べて危ないというイメージは誤りです。むしろ、プルデンシャル生命は破綻した生命保険会社の契約を引き継ぐなどして吸収してきた側です。

 

では、現実にプルデンシャル生命保険の安全性はどうなのでしょう? 保険会社の経営状態の健全性を示す指標として、「ソルベンシー・マージン比率」というものがあります。詳細は割愛しますが、ソルベンシー・マージン比率が高ければ高いほど、経営の健全性は高いということになります。200%を下回ると、金融庁から早期是正措置命令が出されます。プルデンシャル生命保険のソルベンシー・マージン比率は810.5%で、国内生保で言うと住友生命と同じくらいです。

 

また、プルデンシャル生命はS&Pという格付会社の保険財務力格付においてA+と格付けされています。Aは「保険契約債務を履行する能力は高い」ことを示していて、健全性の高さを示しているといえるでしょう。同格付けの会社としては、日本生命や第一生命があります

 

以上より、プルデンシャル生命は日本の生命保険と比べて倒産や撤退のリスクが高い訳ではないと言えるでしょう。

 

2.3.ジブラルタ生命保険はプルデンシャルのグループ会社だった

ジブラルタ生命保険という会社を聞いたことがあるでしょうか。この会社は、プルデンシャル生命保険のグループ会社です。設立は2001年です。2000年に破綻した「協栄生命保険」という会社をプルデンシャルが買収し、その事業を引き継ぐために設立されたのがジブラルタ生命保険です。プルデンシャル生命保険と同じく、親会社はアメリカのプルデンシャル・ファイナンシャルです。プルデンシャル生命保険とは兄弟の関係にあたり、資本関係はありません。

 

協栄生命保険という会社が教職員をターゲットとしていたため、いまでも学校の先生はジブラルタ生命保険に加入している方が多いそうです。2009年には破綻した大和生命を、2011年にはAIGエジソン生命とエイアイジー・スター生命を子会社化して規模を拡大してきました。

 

2009年にジブラルタ生命保険が買収した大和生命は、現在「プルデンシャル・ジブラルタ・ファイナンシャル生命保険」という名称になっていますが、ジブラルタ生命保険の完全子会社です。「プルデンシャル」と頭につくものの、プルデンシャル生命とは資本関係はありません。甥っ子・姪っ子といった位置関係です。

 

3.プルデンシャル生命保険の商品とは?

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プルデンシャル生命保険の商品についてご紹介します。

 

3.1.商品一覧

商品の一覧を表にしてみました。死亡保険を中心に、がん保険や介護保険など幅広い商品があります。

終身保険
終身保険(無配当)
修正払込方式終身保険(無配当)
養老保険
養老保険(無配当)
リタイアメント・インカム(無配当)【年金支払型特殊養老保険】
定期保険
解約返戻金抑制型家族収入保険(高度障害療養加算型)(無配当)
平準定期保険(無配当)
低解約返戻金型平準定期保険(無配当)
無解約返戻金型平準定期保険(無配当)
逓減定期保険(無配当)
疾病・医療保険
解約返戻金抑制型入院保険(一時給付金型)(無配当)(入院一時金簡易支払サービス)
がん診断保険(無配当)
介護保険
終身介護保険(無配当)
介護終身保険(認知症加算型)(無配当)
介護一時金保険(無配当)
就労不能障害保険
解約返戻金抑制型就労不能障害保険(無配当)
外貨建保険
米国ドル建終身保険(無配当)(円換算払込特約/円換算支払特約/円換算貸付特約)
米国ドル建特別終身保険(無告知型)(生存保険金特則付)(無配当)(円換算払込特約/円換算支払特約/円換算貸付特約)
米国ドル建リタイアメント・インカム【米国ドル建年金支払型特殊養老保険】(無配当)
(円換算払込特約/円換算支払特約/円換算貸付特約)
米国ドル建介護終身保険(認知症加算型)(無配当)
(円換算払込特約/円換算支払特約/円換算貸付特約)
変額保険
変額保険(終身型)(無配当)
変額保険(終身型)[一時払](無配当)
個人年金保険
通貨指定型個人年金保険(無配当)(ジブラルタ生命)

※商品は2017年2月時点の情報。法人向け商品は割愛した。

 

3.2.詳細が非公開な理由とは?

プルデンシャル生命保険の商品は、パンフレットに載っている保険料例がかなりざっくりしています。そのため、パンフレットを見ても自分の保険料が分からなくてやきもきしてしまうかもしれません。ネット生保を中心に、ウェブサイト上で保険料の計算ができる会社が増えている中、保険料が分かりにくい書き方をしているのはなぜなのでしょうか。

 

答えは、プルデンシャル生命保険の特徴である営業スタイルにあります。プルデンシャル生命保険は、パッケージ化された保険ではなく一人一人に合わせたオーダーメイドの保険設計を売りにしています。そのため、パンフレットには参考情報程度の情報のみを載せているのです。

 

4.プルデンシャルの生命保険、特徴や評判を知りたい

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プルデンシャル生命保険の特徴はどんなところになるのでしょうか。また、評判はどうでしょう。

 

4.1.保険料が高いってほんと?

プルデンシャル生命保険は生命保険業界の「ベンツ」と言われています。やはり「お金持ちしか入れないような保険」ということなのでしょうか。プルデンシャル生命保険の保険料を見てみましょう。例えば、無解約返戻金型の定期保険で【35裁男性・保険金額2,000万円・保険期間10年】という条件の場合、月払保険料は5,140円です。同様の条件の保険は、月払保険料3,000円以下で契約できるネット生保もあるので、安い保険とは言えないでしょう。しかし、対面販売の保険の中で飛び抜けて高いという水準ではありません。プルデンシャル=高級というイメージが独り歩きしているのかもしれません。

 

4.2.全然宣伝していないし、マイナーな会社なんじゃない?

生命保険会社というとたいてい有名なタレントやキャラクターを起用してCMをしていますが、プルデンシャル生命保険のテレビCMって、思い浮かびませんよね。実は、プルデンシャル生命保険は2005年に一時期テレビCMを放送して以来、テレビCMを行なっていません。新聞広告や自社ウェブサイトでのウェブCMくらいしか広告をしていないのです。

 

宣伝広告にお金をかけていないから、小さな会社なのかというと、それも違うようです。保険会社の規模を示す保有契約高は34兆6,357億円で、生命保険協会に登録している41社中9位につけています。スヌーピーのCMでおなじみのメットライフ生命(第10位)や、アヒルのCMが印象的なアフラック(第20位)といった外資系生命保険会社よりも上位なのです。※順位は平成27年3月期決算のデータによりました。

 

それなのになぜあまり宣伝をしていないのかというと、広告宣伝にお金を使うことが顧客のためにならないと考えているからのようです。宣伝にかかる費用は、最終的には顧客が支払う保険料に転嫁されることになります。それならば、商品内容やサービスの向上にお金を使うほうが良い、という考え方が根付いているのです。宣伝広告をあまりしないというのも、高級外車のイメージに通じるところがありますね。

 

しかし「広告しないと、顧客を獲得できないのでは?」と考えてしまいますよね。プルデンシャル生命保険の顧客獲得は、営業社員の人脈および既存顧客からの紹介によるものがほとんどなのだそうです。会社は優れた商品づくりと有能な社員育成にお金をかけ、営業社員は顧客に満足してもらえるサービスをし、顧客に新たな開拓先を紹介してもらう――これがプルデンシャル生命保険の広告に頼らない顧客づくりです。

 

4.3.人気の商品はこれだ

どの生命保険会社にも、「○○生命といえば、コレ」という代名詞的な商品があるものです。プルデンシャル生命保険の代名詞というと、「米国ドル建リタイアメント・インカム」という商品でしょう。

 

「米国ドル建リタイアメント・インカム」は、保険期間中に死亡した場合は死亡保険金が、保険期間中に死亡しなかった場合は満期保険金が支払われる、養老保険の一種です。商品名からも分かるように、米国ドル建であるという点が特色です。払込保険料・保険金の両方がドルで決まっています。円安のときは保険料・保険金の円換算額が高くなり、円高の時は保険料・保険金の円換算額が安くなります

 

満期保険金の受け取り方は「一時金」「確定年金」「保障期間付終身年金」「保障期間付夫婦連生終身年金」の4パターンから選ぶことができます。また、ドル受取円受取かを選択することもできます。

一時金 満期保険金を一時に全額受け取る。
確定年金 一定期間、被保険者の生死に関係なく満期保険金を年金で受け取る。
保証期間付終身年金 保証期間中は被保険者の生死に関係なく満期保険金を年金で受け取る。保証期間終了後は、被保険者が生きている限り満期保険金を年金で受け取る。
保証期間付夫婦連生終身年金 保証期間中は被保険者の生死に関係なく満期保険金を年金で受け取る。保証期間終了後は、被保険者またはその配偶者が生きている限り満期保険金を年金で受け取る。

 

4.4.米国ドル建リタイアメント・インカムはこんな人におすすめ

米国ドル建リタイアメント・インカムは、米国ドルで運用する商品です。低金利時代が続く日本円より、米国ドルで運用するほうが保険料を増やせるということで、一時期は雑誌に取り上げられるほどもてはやされた保険です。

 

もっとも、保険金の受取時期に円高になっていれば、円換算では損をしてしまいます。受取額が確定しないので、老後資金の貯蓄には不向きでしょう。「もし受取時期に円高が進行していたら、ドルで受け取って円安になるまで気長に寝かせておいてもいい」と思えるような余裕資金で契約すべき商品です。そういう意味では、保険や貯蓄よりも投資・運用に近いと言えるでしょう。

 

ネット専用の金融商品が増加している昨今では、保険のみが目的ならば保険料の安いネット生保を、貯蓄のみが目的ならば比較的高金利のネット銀行を利用すればよいでしょう。「賢く運用してお金を増やしたい、けれど、いざという時に使えなかったり、含み損が出ていると困る」という方は、運用と保険両方の性格を兼ね備えた米国ドル建リタイアメント・インカムを検討してみてはいかがでしょうか。

 

5.国内生保とは一線を画す営業スタイル

生命保険の営業というとどこの会社でも変わらないイメージがありませんか。パンフレットを見せられて、「○○万円くらいの保障を付ける人が多いですよ」といった話を聞き、保険料との兼ね合いで保険金額や保障期間を決めるといった流れが一般的なのではないかと思います。最近ではネットや郵送で契約手続きが完結する保険会社も増えてきましたが、プルデンシャル生命保険の営業スタイルは、これとは少々異なります。

 

5.1.ネットや郵送申し込みNG!

プルデンシャル生命保険は、ネットや郵送での申し込みは取り扱っていません。申し込みの際は、必ず社員に対面で申し込みをすることになっています。今どき、ネットや郵送の申し込みができないというのは珍しいですね。なぜ対面の申し込みしか取り扱っていないのでしょう。

 

ネットや郵送での申し込みは手軽な反面、消費者側の誤解や理解不足などを原因としたトラブルも起こりやすいものです。特に生命保険は仕組みが複雑なうえ、一度成立した契約は容易には取り消せません。担当者がついているわけではないので、アフターサービスも更新案内など最低限のものにとどまります。

 

プルデンシャル生命保険には、こうしたデメリットが顧客のためにならないという考え方があるようです。プルデンシャル生命保険のウェブサイトには、以下のような言葉が載っています。

保険金をお届けするまで
一生涯に亘りパーソナルなサービスを提供します。

「一生涯」だなんて大げさに思うかもしれませんが、よく考えると保険は生涯の付き合いになるかもしれない商品です。顧客が保険で失敗しないようアシストし、生涯にわたってアフターサービスを提供するというのがプルデンシャル生命保険の考え方のようです。

 

5.2.オーダーメイドの保険提案が売り

プルデンシャル生命保険の売りは、豊富な知識を持った「ライフプランナー」と呼ばれる社員が綿密なコンサルティングをおこない、顧客一人一人に合わせた保険を設計して提案するところです。

 

かつての日本では、結婚したら夫が妻子を養い、老後の面倒は子が見るというのが当たり前でした。そのため、結婚したら男性は保険金額が2~3千万円で20年ほどの定期保険に入れば十分でした。

 

現在、ライフスタイルは多様化を続けています、女性の共働きが当たり前になり、家庭内の役割分担はそれぞれの家庭によって異なります。子どもを持たない選択をする人も増えましたし、離婚・高齢出産・定年後の親の介護など、かつては珍しかったことが普通のことになりつつあります。

 

このようにライフスタイルが多様化している中で、保険も一人一人の状況に合わせたものが必要になっています。プルデンシャル生命保険は、顧客の現状と将来の展望を聞き取った上で、必要な保障額や保障期間を的確に提案することを強みとしているのです。

 

6.プルデンシャル生命保険の社員ってどんな人?

続いて、「超高給取り」との噂があるプルデンシャル生命保険の社員について調べてみました。

 

6.1.「ライフプランナー」って何者?

「ライフプランナー」とは、簡単に言ってしまえば保険の外交員のことです。どの生命保険会社にもいる外交員ですが、プルデンシャル生命保険のライフプランナーには他社には無い大きな特徴があります。それは、圧倒的に男性の数が多いことです。

 

日本の生命保険業界では、保険の外交員というと女性が多いです。「生保レディ」なんて言葉があるくらいです。彼女たちは(営業スタイルに個人差はあるでしょうが)保険のプロというよりは、人当たりが良くて親身になってくれるお姉さん・おばさんといったタイプの方が多いです。

 

一方、プルデンシャル生命保険のライフプランナーはいかにも仕事ができるビジネスマンという印象の人が多いです。会社側も、保険の知識を蓄えたプロフェッショナルだと謳っています。

 

ライフプランナーは、実はすべて中途入社です。他業種で営業マンとして活躍していた人が、ヘッドハンティングされ入社するケースがほとんどだと言います。男性の割合が多いのは、第一線で活躍する営業マンに男性が多いからです。最近は敏腕の女性営業職が増えているので、これからライフプランナーにも女性が増えていくでしょう。

 

給与は入社直後の数年間を除き、フルコミッション(完全歩合給)制です。契約を取った分だけ自分の給料に跳ね返ってくるので、トップセールスマンであれば年収が億単位になることも珍しくないそうです。2007年には現職のライフプランナーが執行役員になりました。一営業マンが役員だなんて、なかなか普通の会社では考えられませんね。

 

6.2.過酷なライフプランナー

ライフプランナーの華やかな面をご紹介しましたが、フルコミッション制ということは、契約が取れなければ当然給料も減ってしまいます。完全実力主義の世界です。入社直後は、それまで積み上げた人脈を頼って順調に契約を取り続けていくものの、売り込み先を広げられずに収入が激減、アルバイト並みの給与すら得ることができなくなって辞めていくライフプランナーも多いそうです。

 

また、会社が営業先リストなどを用意してくれるわけではなく、自力で顧客を開拓しなければなりません。親戚や友人、過去の仕事仲間や取引先といった人に営業をするしかなく、嫌がられるのが辛くて心を病んでしまう人もいるそうです。

 

ライフプランナーとして成功している人とは、不安定な収入や人間関係が壊れることの恐怖に負けない強い心を持ち続けている人なのかもしれませんね。

 

6.3.保険料の高さ=サービスの充実

プルデンシャル生命保険の保険料は、ネット系生保などと比較して決して安くはありません。それでもプルデンシャル生命保険が業界9位の保険会社でいられるのには、やはり訳がありそうです。プルデンシャル生命保険の魅力とはどんなところなのでしょう。

 

通販型やネット専業には無い、プルデンシャル生命保険の特長はライフプランナーのコンサルティングとアフターサービスです。「ライフプランナー」という名称には、保険のみならず顧客の人生全体の設計をするという意味が込められています。単純に「収入の○%を保険に回しましょう」といったセールストークではなく、それぞれのライフスタイルや家庭の状況に応じて必要な保障を考え、保険を設計してくれる点が魅力と言えるでしょう。

 

アフターサービスも充実していて、保険の見直しや保険金請求の対応も、原則として担当のライフプランナーが行ないます。コールセンターの顔の見えない相手ではなく、契約時に顔を合わせた担当者なので話しやすいですよね。特に独自性が際立つサービスが、「保険金即日支払サービス」です。これは被保険者が死亡したときに、即日でライフプランナーが現金を受取人に届けるサービスです(ただし即日支払える保険金は500万円まで)。

 

保険金の支払いというと、請求から一週間程度はかかるのが一般的です。しかも請求手続きが煩雑なので、何かと忙しい被保険者の死亡直後は手続きできない場合が多く、結局保険金が振り込まれるのは一か月以上後というケースも珍しくありません。

 

しかし、本当は医療費や葬儀代の支払いのために、すぐにでも保険金が必要だというケースは多いでしょう。そんなニーズに応えて誕生したのが、この保険金即日支払サービスです。担当ライフプランナーの予定さえ合えば、朝早くや夕方以降に届けてもらうことも可能です。忙しくて銀行に行く暇もない遺族にとってはありがたいサービスです。

 

6.4.時にはごり押しも?

プルデンシャル生命保険のライフプランナーはプロ意識が高く、サービス精神旺盛な人が多いようです。ただし、フルコミッション制の給与体系なので、余裕が無いと高額な契約を進めてくる場合もあるようです。もし契約内容に疑問を感じたら、即決はしないほうがよいでしょう。保険会社などに属していない、中立のファイナンシャルプランナーに提案内容を見てもらうのもいいかもしれません。

 

7.プルデンシャル生命保険は信用できるのか?

 

結局、プルデンシャル生命保険は信用していいのでしょうか。「会社そのもの」と「担当者」という二つの視点で考えてみます。

 

7.1.会社としては安定している

プルデンシャル生命保険は外資系の生命保険会社ですが、日本での歴史は長く、財務的にも健全な会社です。会社の規模も国内10位以内と高く、日本の生命保険会社に比べて破綻や撤退するリスクが高いとは言えないでしょう。

 

7.2.担当者との相性が重要

プルデンシャル生命保険は、担当のライフプランナーが契約から保険金の支払いまでを一貫して対応することになっています。そのため、安心してサービスを受けられるかどうかは担当者との相性次第です。

 

8.まとめ

プルデンシャル生命保険は、アメリカ系の生命保険会社です。日本には1979年に進出しました。今では当たり前になったリビングニーズ特約を日本で初めて発売したり、生命保険業界で初めて信託子会社を設立したりと、先進的な姿勢で知られる会社です。また、ほとんど宣伝をしていない点も特徴です。

 

日本の生命保険会社と大きく異なる点は、他業種で活躍している営業マンをヘッドハンティングし、保険のプロフェッショナルに育てて実戦投入する点です。彼らは「ライフプランナー」と呼ばれています。プルデンシャル生命保険の商品は自由度が高く、ライフプランナーが綿密はコンサルティングに基づくオーダーメイドで設計します。契約後のアフターサービスや保険金支払いまで、担当ライフプランナーが窓口となります。

 

プルデンシャル生命保険は、歴史もあり、安定した会社です。とはいえ、窓口はライフプランナーなので、プルデンシャル生命保険と気持ちよく付き合えるかどうかは、このライフプランナーとの相性にかかっているといえるでしょう。もしプルデンシャル生命保険に勧誘されたら、そのライフプランナーの人柄をじっくり見極める必要がありそうです。

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