生命保険の解約返戻金の解説です
解約返戻金とは?
解約返戻金とは、保険契約を中途解約した時に戻ってくるお金のことです。
掛け捨ての場合を除いて、だいたいどの保険でも解約するとそれまで積み立てた保険料の全額ではなく一部が返戻金として支払われます。
解約返戻金を考えた場合、契約から3年が経過していないものは積み立てた保険料より少ないと思った方がいいでしょう。
解約返戻金が、まったく支払われないこともめずらしくありません。
保険の契約から10年以上経過したものは、積み立てた額と同額に近い返戻金が期待できるといったところだと思います。
各保険解約の要点
保証型保険
定期保険
掛捨てなので返戻金はほとんど戻りません。
不要だと思えばすぐやめることをお勧めします。
終身保険
保障が一生涯なので、長く契約するほど返戻金は多くなります。
定期付終身保険
主契約は終身保険なので、特約としてつけた定期保険は、主契約の解約とともに解消されるので注意しましょう。
貯蓄型保険
養老保険
貯蓄性が高いので中途解約はしない方が有利です。
元本割れを避けるためには契約してからある程度年数が経過してから解約しましょう。
個人年金保険
契約してからある程度年数が経過していないと元本割れの危険がありますので注意が必要です。