自動車保険に支払う金額は?みんなが払っている金額はどのくらい?

自動車保険の金額が高いと思っていませんか?

毎月の支払ですので、少しでも安くしたいと思うのも事実です。

では、実際に自分が払っている自動車保険の金額が相場なのか。

他の人はどれくらいの金額を支払っているのか興味ありませんか?

実施に、年齢別の金額相場と割安にする方法についてまで、しっかりとご紹介しておきましょう。

自動車保険の金額について、どういった構成で成り立っているのか。

割安にする方法にはどんな方法があるかについて、しっかりとご紹介しますので今支払っている保険の見直しの際には、参考にしてください。

1:自動車保険の金額は?相場はどの程度か!

お金と自動車

「自動車保険」「金額」のキーワードで最も気になるのは、ズバリ《相場》ではないでしょうか。

自動車保険の金額がどの程度なのか、他の人はどの程度払っているかを最初にご紹介していくことにしましょう。

《 自動車保険平均金額 》

価格.comが展開している自動車保険の平均金額です。

もちろん、この図が全ての方の金額割合を表記している訳ではありません。

この数値を1つの例として見ると、支払い金額には幅があることをご理解頂けると思います。

実際に「9万円以上」という方もいることに驚く方も多いのではないでしょうか。

実際に、年齢を関係なく平均を見るとこの様に大きな幅を持った割合にあるということです。

では、今度は年齢ごとにその平均的な自動車保険の金額を見ていくことにしましょう。

これを確認することで、より具体的な相場を理解することができます。

1-1:年代別保険料|20代以下

最初に見ていくのは、最も年齢層の低い「20代以下」の場合です。

20代以下平均

年間平均:11~30万円

想定額

軽自動車(車両保険無し):約11万円

SUV(エコノミー契約) :約32万円

高級車         :約60万円

いかがですか?

「高い」と思われた方も多いのではないでしょうか。

実際に18歳になると自動車免許を取得することができます。

つまり、20代以下とは免許を取得したばかりの年代になります。

自動車保険とは、交通事故の発生割合に応じて金額の平均が設定されています。

この年代は、免許を取りたてなので、どうしても運転技術は未熟と言われています。

技術が高いと低いでは、事故を超す確率は必然的に低い方になりますよね。

全ての人がそうだということではなく、平均的にという意味です。

事故を超す確率に応じて、自動車保険の金額が決まる仕組みだけに年齢の低い方の保険料が高くなります。

では、こうした年齢の低い方は保険料が高いことを諦めるしかないのでしょうか?

答えは『NO』です。工夫次第で保険料を下げることも可能です。その方法をご紹介していきましょう。

その方法は、『通販型』を活用するという方法もありますが、もっと他の方法として

【家族の保険等級を引き継ぐ】

【家族の保険に入れてもらう】

という方法を検討するのも手です。

家族が長い間、無事故の場合には等級が見直しされ保険料が格段に安価になっている場合が多くあります。

そうした際に、自ら最初の等級(初回開始は6等級となります)から保険を開始すると家族の保険料と比較して保険料の負担は大きなものとなります。

また、免許の取り立てである年度は、その収入の中から保険料を支払うと負担が大きいのも事実です。

そうしたことも関係して家族の等級を『引き継ぐ』『保険に入れてもらう』という方法が保険料を安価にしていく最も最善な方法といえます。

しかし、保険を引継ぐということは元々保険に加入した方は、等級が変更され「7等級」からの再開となります。

つまり、各段に保険料が安価だった方が等級が下がることで保険料が高くなってしまいます。

子どもが新しく車を購入しないで親の車を共同で使うような場合は、親の保険を家族限定や全年齢対象に変更してもらうという方法も可能です。

親の保険料は上がりますが、子どもが新しく自動車保険に加入するよりはずっと安くなります。

この方法はどうかな?と思う方は、家族の保険に加えてもらうという方法を取りましょう。

こうすることで、大もとの保険については保険料が高くなってしまいますが、新たな自動車保険に加入するよりは格段に保険料が安価になります。

1-2:年代別保険料|21~25歳

21~25歳

年間平均:8~20万円

想定額

軽自動車(車両保険無し):約5.5万円

SUV(エコノミー契約) :約15万円

高級車         :約30万円

いかがでしょうか。

各段に保険料が安価になっているのが分かりますか。

20歳を過ぎると格段に保険料が安くなります。

これは、既にご紹介している自動車事故の発生率に大きく影響します。

車の運転になれてくると格段に事故の発生率は下がります。

この様に、事故の発生率(平均)が下がってくると保険料の相場は格段に下がることになります。

では、この年代で保険料を下げるにはどういった方法があるのでしょうか。

この世代に保険料を下げる方法は、20歳以下と同じ以下の方法になります。

【家族の保険等級を引き継ぐ】

【家族の保険に入れてもらう】

21~25歳の間も、自動車保険の保険料の負荷も大きいものです。

特に過去5年間に無事故・無違反になれば免許更新時にゴールド免許(優良運転者免許証)となります。

こうなると、保険料が約10%ほど安価になりますので格段に保険料の負担は下がります。

当然ですが、事故や違反を起こした場合にはゴールド免許にはならずゴールド免許割引を適用することが出来ません。

少し前までは、『事故=等級が下がる』という構図ですしたが、現在では『事故係数』という数値を持ち保険料を決めることになります。

ゴールド免許にならない場合には、こうした仕組みの中で保険料の値引き割合が決まります。

結局のところ、安全運転をするにこしたことがないということになります。

1-3:年代別保険料|26~29歳

26~29歳

年間平均:4~15万円

想定額

軽自動車(車両保険無し):約3.5万円

SUV(エコノミー契約) :約10万円

高級車         :約18万円

こうした見ると、より一段と保険料が下がっていることが分かりますよね。

この年代になって保険料を安価にする方法とは、どんな方法でしょうか?

この年代で保険料を見直すポイントは

【車両保険】

です。

この年代の方は、自分の車を取得する割合が高く車の修繕に必要となる『車両保険』に加入している方が多くいます。

そもそも『車両保険』とは、事故が起きた場合に自分の車を修理する必要を補償するものです。

現在、車両保険には『一般条件』『車対車』があります。自損事故と呼ばれる、自分でガードレールや電柱にぶつけた時の破損、盗難や走行中の飛び石による車の破損に対応する保険は『一般条件』で、保険料が高くなります。

『車対車(通称 エコノミー)』については車の事故にのみ適用されるのが特徴です。

どちらにしても、自動車保険料にプラスの費用となるため保険料が高くなります。

この『車両保険』については、車の状態により掛ける、掛けない、そして掛ける場合には、どの程度の金額を補償するかを決める必要があります。

例えば、新車を購入した場合には『車両保険』を掛けることをお勧めします。

しかし、中古で購入し数か月後には乗換る…多少の傷は修理しないといった場合には、『車両保険』を掛ける必要はないといえます。

『車両保険』を掛ける、掛けないについてはバランスが必要だということです。

1-4:年代別保険料|30歳以上

30歳~

年間平均:3~13万円

想定額

軽自動車(車両保険無し):約3万円

SUV(エコノミー契約) :約9万円

高級車         :約17万円

最も保険料が安価になる年代です。

運転技術もベテランとなり事故の発生率は格段に下がります。

実際には40代が最も事故発生率は低くなり、60代以上となるとまた事故率が上がる傾向にあります。

この世代は、ゴールド免許の方も増え、そして結婚などのライフサイクル、ライフイベントが多数ある世代です。

つまり、より一層、自動車保険の自動車保険料金を抑えておきたい世代になります。

この年代で保険料を見直すポイントは

【運転者限定】

を取り入れることになります。

では、実際に運転者限定とはどんな種類があるのでしょうか?

一般的な【運転者限定】とは、以下のような種類があります。

①本人限定

②本人・配偶者限定

③家族限定

④限定なし

基本的な分類はこの4つの区分となります。

保険料できるだけ安くしたいと思う場合には、限定範囲が狭くなればなるだけ保険料を安価にすることができると考えてください。

この【運転者限定】の条件を加える場合に気を付けたいのは、

・自動車保険はその<対象となる車>に対する保険であること

です。家族や親せきが、<対象となる車>を運転する可能性をよく考えてから、付加することが必要です。たとえば、①の場合には親や兄弟が運転した場合、奥様が運転した場合など、自分以外の誰が運転しても自動車保険の対象にはなりません。

特に、お子様が帰省してきた場合などに運転をしても対象とならない等、時期的なものも含んで考慮していく必要があります。

学生の間は、帰省してきた子供が親の車を運転して遊びにいく等のシーンもよく見聞きすると思います。

こうした時期的、イベント的な利用時には、「一日単位」で加入できる自動車保険等を利用するなどの工夫も必要です。

2:自動車保険の金額はどうやってきまるの?

紙幣のイメージ

では、今度は、そもそも「自動車保険」の金額がどうやって決まっていくかについて整理していきたいと思います。

仕組み自体を知ることで、加入条件の何を抑えることで自動車保険が安価になるかを理解することにもつながります。

【自動車保険の想定リスク】

①年齢

②事故歴

③自動車の使用目的

④年間走行距離など使用状況

⑤自動車の種別

⑥自動車の安全装置の有無

自動車保険は、自動車運転に伴うリスクの度合いにより変わってきます。では、各項目がどう影響するのかも解説していきましょう。

想定リスク①|年齢

前述している通り、年齢により保険料が大きく変わることはご理解頂けたと思います。自動車の運転に慣れ、不慣れは自動車保険の保険料に最も大きく影響する項目とも言えます。年齢が若い世代は運転技術が低い方が多く、また運転する自動車自体にも不慣れなこともあります。こうした事柄は交通事故の発生要因(発生率)に大きく影響することもあり、保険料に影響する項目となります。

想定リスク②|事故歴

こちらも「年齢」と同じように自動車保険料に大きく影響する項目となります。

この「事故歴」は、この記事を読まれている方の多くがご存知の「等級」によって判断されます。過去に自動車事故などがあれば「等級」が下がり、反対に安全運転が続いていれば「等級」はあがります。この「等級」の数字に応じて保険料は大きく変わってきます。

想定リスク③|自動車の使用目的

意外と意識していない「使用目的」も保険料に影響します。基本的に月15日程度を目安に何に利用するかを予め申告することになりますが、実はこの使用目的で事故に遭う可能性を判断しています。

自動車の保険料は 日常・レジャー < 通勤・通学 < 業務使用 の関係で成り立っています。

つまり、「日常・レジャー」が最も保険料が安価になります。

ただし、注意をしてください。実際には「業務使用」になっているのに、「日常・レジャー」などで申告をしている場合、万が一交通事故が起きてしまったとしたら、保険適用外になる可能性があります。

これは、故意に申告内容を変えたと判断され保険対象外として扱われ、かつ、保険の解除を受ける可能性も秘めています。

うその申告をすることなく正しい情報で申告をする必要性があるということです。

想定リスク④|年間走行距離など使用状況

年間に走行する距離も保険料に影響する項目の1つとなります。運転する距離が長ければ長いほど、交通事故が起きる可能性は高くなります。当たりまえのようなことです。

想定リスク③と④の関係性を表で整理してみました。

保険料

使用目的

年間予定走行距離

(あ)

日常・レジャー

通勤・通学や業務に使用しない方
(B、Cに該当しない場合)

あまり使用しない

~3,000km以下

月に300km程度

3,000~5,000km以下

月に700km程度

5,000~10,000km以下

(い)

通勤・通学使用

年間を平均して月15日以上を「通勤・通学」に使用す

毎日の通勤

5,000~10,000km以下

毎日の

・通勤

・休日の買い物
・レジャーなどに使用

10,000~15,000km以下

・毎日の通勤以外に休日には
ロングドライブで利用

15,000km~

(う)

業務使用

年間を平均して月15日以上「業務」に使用

日々の業務で使用

10,000~15,000km以下

日々の業務で(長距離)使用

15,000km~

 

想定リスク⑥|自動車の種別

実は自動車の種類に応じて自動車保険の料金に影響することをご存知ですか?

自動車は年々、進化しています。

その反面、過去に事故が多く発生している車もあります。

この様に、安全性や自動車事故の発生率で保険料に大きな影響が出ていきます。

この様に自動車の状態等により保険料に影響が与えることも理解しておいてください。

2-1:自動車保険の金額を決める要素は?

では、もう少し自動車保険の金額を決める要素をご紹介しましょう。

生命保険や自動車保険は、偶然発生する事故や事柄により受ける経済的損失の備えた、相互補助の精神(理念)で成り立っています。

前述やこうした事を踏まえて、先程ご紹介した内酔いを踏まえて「自動車保険料金 算出」のPOINTを整理していきましょう。

※前述と重複している箇所もありますので、繰り返し確認してください。

使用用途・車種

保険対象となる自動車の使用用途や車種が違えば、想定される事故の発生率、想定される存在の大きさが変わってきます。

また、使用目的や想定される年間走行距離により事故発生率も変動してくるため、自動車保険料金を算出する1つの観点になります。

型式別料率クラス

自動車保険には、「型式別の料率クラス(型式別料率クラス)」という区分が設定されます。これは、自動車がどの型式かに該当するかにより保険料が設定されます。

新車・新車以外

年々進化する自動車ですので、新車は新車以外に比べて、各種安全装置をはじめとする自動車の構造などという様々な側面で安全面がすぐれていきます。
こうした背景もあり、新しい自動車になればその分、安全性を考慮して自動車保険料が割安に設定されます。

上記の様に、1項、2項の項目などで、自動車保険料金が決まっていきます。自動車保険は、様々な要素で決まっていくということを理解して頂ければと思います。

2-2:高い?安い?を決める要素とは?

では、今度は少し観点を変えてご紹介していきましょう。

自動車保険を「高い」「安い」を決める要素(ポイント)について整理していきましょう。

高い?安い?①|排気量

例えば、同じ3ナンバーの自動車でも、同じ排気量とは限りません。実際には、排気量により保険料に差があります。排気量が大きな自動車は、その分、パワーがあります。パワーがあるということは、事故が起きた際に相手の車に破損度合がアップする傾向があります。こうした要素を考慮して、自動車保険料が高くなる可能性があります。

高い?安い?②|通販と代理店型

ネットなどで紹介される通販と代理店型の保険料の差は意外と大きなものになります。通販は、店舗等を設けない分、保険料が安価に設定されています。その金額差は、バカにならない金額の場合も多々あります。

この様に、意識する項目を抑えることで自動車保険料は格段に下がることになります。

でも、観点を知っているだけでは自動車保険の保険料を各段に安価にするには繋がりません。

では、今度は、ご紹介した観点を踏まえて自動車保険を安価にする具体的な方法についてご紹介していくことにしましょう。

3:自動車保険を安くする方法

パソコンを触る人

ここでは、実際に保険料を抑える具体的な方法については解説していきます。

ご紹介する方法を取り入れることで、各段に保険料が下がることに繋がりますので、しっかりと解説していきます。

3-1:思い切って自動車保険を変える

そうです!思い切って自動車保険を変えるのも1つの方法です。

では、1つの試算をご紹介します。

テレビで見る有名な自動車保険でシュミレーションしてみました。

《算定条件》

  • 免許証の色:ゴールド
  • 等級:10等級(事故有係数0)
  • 自動車:ホンダ ステップワゴン
  • 使用用途:通勤・通学
  • 運転者の年齢条件:26歳以上補償
  • 運転者限定:本人・配偶者限定

保険会社名

年間保険料(円)

差額(円)

損保ジャパン日本興亜

※代理店型

113,460

47,030

ソニー損害保険

※通販型

66,430

ネット上で見積をした金額での比較してみると、この様に差額が生じます。

より具体的な見積を取得する必要があります。

そのため、これは1つの概算試算と考えてください。

この数字が絶対ということではありません。

つまり、1つの目安として保険料には大きな違いが出てくるということだと理解してください。

今回ご紹介している2社については、試算以外の観点でより保険料を抑えることも可能です。

1つの試算として、比較することで保険料に差額が出るということをここでは理解して頂きたいため、紹介させて頂きました。

3-2:これは?運転する人の範囲とは

自動車保険料を安価にする方法として、運転する人の範囲を設定する方法をご紹介しましょう。

この方法は年代に関係なく、保険料を下げることには有益な方法です。

そこで、ここでは、保険料を安価にする共通的な方法である「運転する人」の設定について、ご紹介していきましょう。

《年齢条件》

まず最初にご紹介するのは運転する人の年齢条件の設定方法です。

①全年齢補償…家族の年齢に問わず運転が可能

②21歳以上補償…21歳以上の家族の運転が可能

③26歳以上補償…26歳以上の家族の運転が可能

④30歳以上補償…30歳以上の家族の運転が可能

年齢条件は上記の4つに分類することが可能です。年齢が上がるほど保険料が安価になります。

《運転者限定》

今度は、運転する人を決める場合です。

①限定なし…誰でも運転可能

②家族限定…家族が運転することは可能

③本人・配偶者限定…本人か配偶者だけが運転することが可能

この3つの区分に分類できます。

《年齢条件》《運転者限定》の利用により1万円の差がでることもあります。

1つ1つの項目を精査すること、組み合わせをすることで自動車保険料を抑えることが可能です。

3-3:じっくりと補償内容を見直す

その他の方法としては、今、加入している自動車保険の補償内容を見直すという方法です。

ある意味、この方法が王道の見直し方法といえます。

補償内容を見直す一般的な観点は以下の通りです。

《補償内容見直しポイント》

  • 対人・対物賠償は無制限にする
  • 車両保険の見直し
  • 人身傷害は最低ランクを3000万円とする
  • 搭乗者傷害は付けない

などです。

もちろん、上記の項目の中でどうしても外せない観点もあると思います。

そうした場合には、無理をして補償内容から外す必要はありません。

譲れない補償は、譲れないとして譲れる部分を見直すだけでもOKです。

補償として外せない部分を最大限にし、見直ししては如何でしょうか。

3-4:家族間での重複を確認する

盲点となる家族間での保険(補償)内容の重複を省く方法です。

意外と盲点になっているのが家族での重複内容です。

例えば、家族の誰かが付帯していれば、その家族が補償を流用できる場合があります。

こうした補償は、重複している時、どちらか一方だけでしか補償を得られないため重複することで保険料が損になってしまう可能性があります。

チェックしたいポイントの主なモノをご紹介しておきましょう。

ポイント①|弁護士特約

⇒交通事故の示談などのシーンで弁護士に介入してもらう事を想定した弁護士費用の補償特約

ポイント②|人身傷害

⇒治療費、通院費用の実費を補償する特約

ポイント③|ファミリーバイク特約

⇒同時に加入することで原付バイク保険を安価にできる特約

ポイント④|個人賠償特約

⇒「お店の物を壊した」など、日常生活でのトラブルを補償する特約

これ以外にも、家族保険と呼ばれる家族全体をまとめた保険タイプに加入する方法もあります。

家族保険とは、簡単に言えば代表の人が保険に加入し家族全員を保険範囲の中に含めるタイプの保険のことです。

代表となる人は、一般的な保険料よりも高額になりますが家族全体の保険総額となれば安価になるという方法です。

4:それだけではない自動車保険見直しポイント!

白い車と道

ここまでの内容はいかがですか?

いくつもの自動車保険料を下げる方法をご紹介してきました。

では、ご紹介してきた内容を踏まえ、自動車保険料を抑える時には必ず見直して欲しいポイントをご紹介しておきましょう。

4-1:車両保険の見直し

自動車保険を見直す際に、指摘されやすいポイントとして「車両保険」があります。

「車両保険」に見直しは保険料を節約する際には、検討を欠かせないポイントです。

例えば、あと少しで自動車を乗り換える予定がある場合などには、車両保険を掛けている意味合いが薄れてしまいます。

しかし、新車を購入した場合などは如何でしょうか。

万が一の場合に、自動車を修理する必要が出てきます。

つまり、車両保険の有効性や効果を考えることで、必要性の可否を決めることが必要です。

また、補償される金額も同じです。

補償される金額も自動車のレベルや状態に合わせて決めていくことも保険料を見直す方法の1つになります。

4-2:年齢条件の見直し

繰り返しになりますが、保険を適用する年齢条件を設定することも自動車保険を抑える方法の1つです。

一般的に、年齢条件とは

  • 21歳未満
  • 21歳以上補償
  • 26歳以上補償
  • 30歳以上補償

の4つに区分されます。

冒頭でご紹介していますが、年齢に応じて保険料が異なります。

何も設定しない時に比べ、範囲を設定することで保険料を抑えることが出来ます。

適正な年齢設定となれば、保険料を抑えることが可能なので、取り入れるべき方法です。

4-3:運転者限定の見直し

こちらの内容も繰り返しになりますが、押さえておきたいポイントになります。

自動車を運転する人を限定することで保険料を抑える方法です。

最も安価ですむのは「本人限定」です。

自分以外の人が運転をしない時には、この設定を必ずする様にしましょう。

ただし、限定してしまうと通常の保険料が抑えれる代わりに、対象外の人が自動車を運転している時の事故には保険が下りないという結果になります。

その為、実際に自動車を利用するシーンを想定し区分を設けることにしましょう。

4-4:年間走行距離の見直し

また、年間走行距離を設定することで自動車保険量が安価になる場合があります。

自動車に乗る距離が短ければ当然ながら自動車事故が起きる可能性は低くなります。

しかし、距離が長くなればその分リスクが増えることになります。

自動車保険を扱う会社により設定される走行距離が異なりますので、自分の走行距離を目安に複数の保険会社で見積を取ることも良い方法でしょう。

4-5:使用目的の見直し

使用目的についても、既にご紹介していますが改めて自分の利用するシーンについて整理することで適切な保険料とすることが可能になります。

しかし、安易に使用目的を変更することが無いようにも注意しましょう。

4-6:特約の見直し

最後に特約の見直しです。

必要な特約を必要な時に適用することが大事です。

補償内容を厚くすればするほど、保険料金は高額になります。特に特約はプラスの料金を支払うことで保障を手厚くすることになります。

結果として、補償が厚くなっても支払い続けれないと意味がなくなりますので、改めて補償内容を整理することも保険料を抑える方法になります。

繰り返しご紹介している内容もありますが、結果的にトータルで補償内容を見直すことが大事だということです。

また、繰り返しご紹介している内容は、自動車保険の保険料を見直す際には重要なポイントだと理解してください。

5:自動車保険で守るモノ

砂浜の人

最後にご紹介しておきたいのは、自動車保険で「何を守りたいか」ということです。

自動車、それとも運転している人か。

自動車保険で守るモノを整理することで、補償のどこを手厚くしたいかが変わります。

家族や自分にとって何を守ることを優先したいかとう観点で保険の内容を整理することは、無駄な保障を省く大きな方法の1つになります。

自分が大事にしたいこと。どんな補償を手厚くしたいかを整理する様にしましょう。

そうすることで、保険の見直しする方向性が明確になってきます。

6:まとめ

自動車の前の人々

いかがでしたか?

年齢別の保険料相場をご紹介するお話から、保険料金を抑える方法まで一連のご紹介をしてきました。

実際には、どの方法を選ぶかは、最後にご紹介した何を優先して守るかにより決めていくことが大事です。

自動車保険の料金は確かに支払い続けることで高額になります。

その分、自分の納得した補償内容を整理し適切な補償とは何かを今一度、考えてみませんか?

きっと、保険料を抑える方法、納得した補償内容を得ることが出来るはずです。

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