自動車保険の切り替えを考える!その際に押さえるポイントは?

自動車保険の乗換えを考えたことがある人は、意外と多いものです。

でも、実際に乗換えるとなると、悩んでしまうのも事実です。

でも、安心してください。今回は自動車保険を乗換える際に押さえておきたいポイントを段階を追ってご紹介していきます。生命保険よりも比較的安価ではありますが、補償を高くすれば当然、保険料も高くなります。

その中で、少しでも家計の負担を減らすために保険の切り替えを考える方もいると思います。その際に、後悔しないためのポイントをご紹介していきます。

1:自動車保険の乗換えの基礎

パソコンで打ち合わせをする人

自動車保険に加入していると様々な場面で保険の乗換え、つまり、契約の見直しをしたいと思うことがあります。

しかし、簡単に乗換えを決めれないのも事実です。

そこで、まず最初に、自動車保険の乗換えを検討する場合の基礎的な事項を整理していきます。

ここでご紹介する部分は、これから乗換えを考えて頂く際の、基本的な事項となりますので、よく理解しておきたい部分ですので、まずは、ここから整理していきましょう。

1-1:乗換えを考える理由

自動車保険の乗換えを考える理由は、大きく以下に整理できます。

  • 保険料が高い
  • 車を買い替える予定がある
  • 事故があった際の補償に不足を感じた

この3つが最も大きな理由として挙げられます。その他にも、より補償を手厚くしたい方や、他の商品とも比較してみたい等の声もあります。

しかし、長い間契約している自動車保険については、生命保険と同様に見直しをしたり、もっと安くならないか等の気持ちが出る場合や、他の人が良い保険に加入したなどの話を聞いて、なんとなく…という人もいます。

最終的には、自分が自動車保険をどうしたいかという点になりますが、様々な理由で保険の見直しを考える人がいらっしゃるという点を理解しておいて頂ければと思います。

1-2:「満期」と「中途解約」

それでは、今度は自動車保険を切り替える際の基本となる事項(基礎知識)をご紹介していきましょう。

覚えておいて欲しいのは、「満期」「中途解約」という単語です。この2つは日常生活の何かしらの場面で聞いたことがある方も多いかと思います。自動車保険に関しては、この2つはとても重要な要素になります。では、その2つについてみていくことにしましょう。

基本的なことを最初にご紹介します。

自動車保険の多くは、1年単位の契約になります。この契約単位を、まずは押さえておきましょう。つまり、この契約期間が「満期」と呼ばれるタイミングとなります。生命保険等にも「満期」という概念がありますが、生命保険の場合には契約期間は1年単位とかではなく数十年という長期にわたります。自動車保険は、その分、各段に契約期間が短いことになります。生命保険も同じですが契約を続ける場合には「更新」、他の契約に切り替える場合には「満期」での契約期間終了となります。このタイミングでの契約終了は、「解約」とは呼ばれません。あくまで、契約期間が終了したというものになります。

このタイミングは、実は契約を見直すタイミングとしては、最適な時期といえます。その理由は、いわゆる「中途解約」にはならないからです。ご紹介している通り、自動車保険の契約期間は1年単位ですが、この契約期間の途中に自動車保険の契約を他社へ乗換える場合には「中途解約」扱いとなります。この中途解約になった場合には、それまで支払った保険料の返金などがない場合などもあり、少し条件が難しい場合があります。

もう1つ、大事なこと。それは、契約期間に空白が起きないことです。この空白期間を持つことは、実は満期でも中途解約でも同じです。この空白期間は、デメリットが大きいのです。それは、等級が一番下に下がるということです。既に、少しご紹介していますが自動車保険の仕組みの1つとして、年々等級が見直されます。等級が上がることで、保険料が安くなる仕組みですが、この等級が最初に加入した時、つまりスタート位置になってしまうのです。結果として、自動車保険を乗換えたとしても保険料が高くなってしまう可能性が高いのです。せっかくなので、少しでも等級が良い状態で保険に加入したいものです。

では、今度はそれぞれの時期での乗換えについてみていきましょう。

2:満期での乗換えとは?

沢山の車を見るめがね

先にご紹介するのは「満期」の時期に乗換えをする場合です。

既にご紹介していますが、この「満期」の時期に乗換えをするのが一番です。その理由は、ご紹介している通りですが、実際には「中途解約」扱いになるよりも乗換えの手続きが少なくスムーズな処理が可能です。また、満期ですので保険料に響きこともなく安心して乗換えることができます。

この「満期」の時期に手続きをする場合には、等級と呼ばれる自動車保険のランクについてもスムーズに引き継がれます。

乗換え手続きは、新たに自動車保険の見積を取る。そして、申込みをする。

たった、これだけの手順になります。しかし、きちんとタイミングを合わせる必要性があるので、予め自動車保険の満期の日付を確認したり、各社から見積を取り寄せたりする準備が必要です。

見積については、現状の契約内容を基にして、何を変更するのか。を考えていくのが良いため、現在加入している自動車保険の証書を確認する等も必要でしょう。

また、各社に見積をお願いする場合には、この証書がある方が話が早いということもありますので、万が一紛失している等の場合には予め再発行をお願いしましょう。その他に契約する方の「運転免許証」、契約する車の「積算走行距離計(オドメーター)の数値」「過去1年間の走行距離」などの数値がわかる様にしておくと便利です。走行距離などに応じて割引をしてくださるケースも多々あるので、こうした情報はきちんと押さえておく方が良いでしょう。

等級(ノンフリート等級)については、基本的に同一の扱いをしてくれる先が殆どです。この際、乗換え前の自動車保険で無事故等を維持していれば、乗換え時に1等級、等級がアップする仕組みが基本です。逆に、事故や違反が多い場合には、等級がダウンする仕組みでもあるので、やはり安全運転には気をつけなければいけないといえます。

3:中途解約での乗換とは?

お金と自動車

今度は、中途解約について見ていきましょう。

満期とは異なり、中途解約での乗換については、新しい保険の加入と従来の保険の解約手続きを行うことが必要です。2つの手続きを正しく行わないと、保険自体がだぶってしまいます。この結果、保険料は二倍支払う必要性があります。現在では、解約手続きはWebでの申し込みもできますので、以前に比べ格段に簡単に解約手続きが可能になっていますので、くれぐらも忘れずに解約手続きをしましょう。

そして、中途解約をして保険を乗換える場合に注意しないといけないのは、ノンフリート等級の引継ぎです。

この引継ぎは、2つのパターンに分けて考えることが出来ます。

パターン①|無事故の場合

通常、無事故であれば前の契約と同じ等級が引き継がれます。等級が引き継がれるということは、今まで安全運転に勤めていた効果が保険料にも反映されます。しかし、従来の自動車保険の更新時には年々等級が見直しされますが、切り替え時には横スライドされるだけです。契約をした後に、安全運転を心掛けていれば、結果として次の契約更新時には等級が見直しされますので、契約当社の1年だけは我慢ということになります。

パターン2|事故ありの場合

こちらについては、注意が必要です。前の契約の際に、事故をしている場合になりますが、通常であれば翌年の契約更新時に等級が見直しされます。事故がある場合においては、契約の乗換えをした場合には、その事故を考慮した等級が反映されます。気を付けるのは、満期の場合には、次の契約更新までは現在の等級が維持されますが、途中解約の場合にはそれよりも早く等級の見直しが反映されるということです。

この様に、いつのタイミングで契約を乗換えるかに応じて、考慮するポイントがいくつかあるという点は、基本中の基本の事項になります。この点も意識して、契約乗換えタイミングを精査する必要があるでしょう。

4:自動車保険の乗換え手順とは?

高速道路の夜景

では、今度は、自動車保険の乗換えを実際に行う際の手順についてみていくことにしましょう。ここでご紹介するのは、基本的な手順(流れ)となります。段階を応じて、手続きを進めていきましょう。

STEP1|保険会社を決める

最初の最初に、最も重要な事柄を決める手順がきます。それが「保険会社を決める」ということです。現在では、自動車保険…とネット検索すれば、複数の会社がヒットします。その中で、自分の乗換えポイントを意識して保険会社を決める必要性があります。

複数あるということは、実際に保険会社選びは少し難航すると思っておいてください。

では、この保険会社選びですが、どういう方法が一番、良いのでしょうか。それは、「一括見積サービス」を利用する方法です。1つ1つの保険会社に見積依頼をするのは、手間です。そこで、ネットで簡単にできる一括見積サービスがとても便利なのです。ただし、注意も必要です。既に自分がめぼしをつけている会社を選択しておくこと。そして、意外と件数が多いという点、場合によっては各保険会社から電話等の営業が掛かってくるという点です。もちろん、一括見積サービスを利用することで検討外となっていた保険会社を見つけることも可能です。

この一括見積を依頼する点で1点注意して欲しいのが、「いつ見積を依頼するか。」1つの目安は、「60日前」。早期割引等のサービスを含めて利用したいと思った場合にも、このあたりが1つの目安となります。また、見積をもらった後に事故を起こした場合などは、当然ですが見積金額と契約金額は変わってきますので注意しておきましょう。

STEP2:契約先の保険会社へ連絡をする

今度は、実際に保険会社へ連絡をする段階です。まず、「乗換え」であることを伝え、そして、現在の自動車保険の「保険証券」、「車検証」、「運転免許証」を提出することになります。これらの書類は、どの保険会社へ乗換えする場合にも必要になります。予め準備をしておく様にしましょう。そして、この際、説明している通り契約期間の「空白期間」を作らないことに注意しましょう。

STEP3:手続きをする

STEP2で保険会社へ連絡を入れれば、加入に必要な手続きについての案内が届きます。書面等での手続きなども含め、保険会社から案内された手続きを持って、保険への加入を行います。

ここで、新しい保険への手続きができれば、同時に現在加入している保険の解約手続きを行いましょう。この解約手続きを忘れてしまうことも多々あります。保険料を自動引き落とし等にしている場合も同じ様に、引き落としを止める処理をしておく必要があります。

この様に、段階をおって処理(手続き)をしておけば問題ありません。

実際に大変なのは、新旧の保険会社とのやりとりです。この点を予め注意しておく様にしましょう。

5:ここは押さえよう。乗換の際のポイント

保険

では、今度は少し視点を変えていきます。ここでは、乗換えのポイントをいくつかに分類してみていきます。

5-1:等級の引継ぎ

最初に押さえるべき事柄は、やはり「等級の引継ぎ」についてとなります。繰り替えし、自動車保険には「等級」が、保険料に影響する。と紹介してきましたので、その重要性は理解頂けると思います。改めて、等級というについて紹介していきましょう。

等級とは=自動車保険料の割引率や割増率きめていく指標

とされています。この等級ですが、保険会社により独自に決められているのではなく「損害保険業界」で「共通」事項として定められています。つまり、基本はどこの保険会社でも同じということです。ここが異なると何かと不便です。しかし、基本的な基準は同じですので実は、他の保険会社でも等級の考え方に違いはありません。ここで、一般的な等級の一覧をご紹介しましょう。

この等級ですが、20等級を元に年々、1つ1つ等級の数字が減る仕組みです。そして、それぞれの等級に応じて事故あり、無しで保険料が割引されていきます。しかし、この割引率は細かい部分では各保険会社により変わってきます。乗換えを検討する場合の最も重要な要素が「保険料」である場合には、この値引き率に着目すると良いでしょう。

等級

無事故

事故有

1等級

+64%

+64%

2等級

+28%

+28%

3等級

+12%

+12%

4等級

△2%

△2%

5等級

△13%

△13%

6等級

△19%

△19%

7等級

△30%

△20%

8等級

△40%

△21%

9等級

△43%

△22%

10等級

△45%

△23%

11等級

△47%

△25%

12等級

△48%

△27%

13等級

△49%

△29%

14等級

△50%

△31%

15等級

△51%

△33%

16等級

△52%

△36%

17等級

△53%

△38%

18等級

△54%

△40%

19等級

△55%

△42%

20等級

△63%

△44%

この様に、各保会社では等級別の割引率を一覧化しています。等級の構成は変わらくても、この値引き率が保険会社により若干異なります。

比較するとすれば、この割引率を確認するのが良いでしょう。

5-2:乗換えの際の注意時事項

今度は乗換え時の注意事項を整理していきます。

注意事項①|重複期間/空白期間がない様に

既にご紹介していますが、乗換えにおいて生じやすいのが「保険の重複期間」「空白期間」がないようにすることです。ご紹介している通り、自動車保険の乗換えで重要なのが、今の契約の満期日(もしくは解約日)と、新たな契約の開始日の関係です。満期日を基準として新しい保険の開始日とする点に注意しましょう。

乗換えの際には、重複期間が生じてしまい結果として保険料をダブルで支払っていたという声が多くあります。1つの車で2つの保険に加入していると、もしも事故をした場合には各会社から保険料が支払われるイメージがありますが、これは間違いです。実際には、どちらか一方の保険会社からのみ保険料が支払われることになりますので、結果として片方の保険料は無駄ということになります。

「空白期間」ですが、これも後々、保険料が割高になる要因です。まず、そもそも「空白期間」とは、自動車保険に加入していない期間があるということです。つまり、交通事故を起こしても何も補償がない期間となります。たとえ、事故があった翌日に自動車保険に加入しても意味がありません。前にさかのぼって保険を適用してはくれませんので、注意が必要です。

また、「元の契約の満期日と新契約の開始日が7日以内」であることが定められています。この期間を過ぎてしまうと、最も低い等級からスタートしなおすというのも決まっています。せっかく長期間、安全運転をしていても等級が引き継がれる期間には限界があるという点にも注意しましょう。

繰り返しになりますが、自動車保険においては「等級」という概念はとても大切な概念です。この等級を意識して自動車保険の乗換えをしていきましょう。

注意事項②|正しく申告する

前の契約期間中に自動車事故を起こしてしまっている場合、どうしても事故の事を隠してしまいたい…と思う方がいます。

しかし、これは決してしないでください。

基本的に事故の履歴については、自動車保険を取り扱っている会社間では確認ができる仕組みがあります。事故をしているのに、していないといってしまうことは「虚偽」となります。この「虚偽」は告知義務違反として取り扱われ場合によっては契約を解除されることになります。

注意事項③|契約の満期日=新たな契約の保険始期日

ここもご紹介済みではありますが、もう一度、おさえなおしましょう。この「契約の満期日=新たな契約の保険始期日」の関係は、自動車保険の乗換え時には基本中の基本となり、乗換え先の保険会社でも意識をしてくれます。

しかし、正しい日付を確認しなければいけませんので、十分に注意をしましょう。特に等級の引継ぎにこちらの事は重要となりますので、くれぐれも間違えない様にしましょう。

注意事項④|乗換え検討開始は3カ月前

実際に乗換えを検討するのは、現在の自動車保険の切替3カ月前からが妥当でしょう。

実際に、見積をもらって検討する。手続きをする等の工程を考えると3カ月程度の機関がなければ、かなりバタバタしてしまいます。そもそも、何かしらの理由があり自動車保険の乗換えを検討している訳ですから、その理由をクリアにできる保険がどれであるかと、きちんと吟味する時間を持つ様にしましょう。

焦って契約を決めてしまうと、また保険の見直しをしなければならなくなります。何度も見直しをしていくことは、非常に手間です。納得がいく保険を選ぶためにも、ある程度の期間を設けて見直ししていく様にしましょう。

こうした注意点を押さえておくことは、後々のトラブルを避けるためにも必要です。きちんと、吟味をして新しい保険を選択できるようにしていきましょう。

6:乗換えのメリット・デメリット

赤いトラック

今度は、自動車保険乗換えに関してのメリットとデメリットをご紹介していきましょう。

そもそも、何かの理由があって自動車保険を乗換えるわけですが、メリットがなければ乗換えをしませんよね。そして、どうしても押さえておきたいのが、デメリットです。この両方を理解しておかなければ、後から後悔をすることになります。

乗換えメリット①|保険料が安くなる可能性

このメリットが乗換え時の最大ではないでしょうか。自動車保険は、生命保険と同様に同じようなサービスをしているようですが、そのサービスや保険料は各社独自です。その違いについては、一括見積をお願いした結果で比較していく様にしましょう。

もちろん、無事故で長期間を過ごすことで保険料が安くはなります。しかし、キャンペーン等で思わぬ削減ができそうな場合には、サービス内容と保険料を比べて、より自分たちにあった保険の加入をしていくことにしましょう。

乗換えメリット②|充実サービスを受けれる

充実…と解してしまうと、補償が格段に良くなるとイメージされますが、そうではありません。実際には、基本的な補償内容はどこの会社でも格段に違いがあるということではなく、オプション的なイメージで違いが出てきます。

ただし、今までの自動車保険では加入していなかったサービス(補償)を追加することが可能の可能性があります。

もちろん、今の補償内容を見直すことで無駄がなくなり、シンプルで、かつ、望む補償を得ることも可能です。

乗換えというタイミングで今一度、補償内容を含め見直しをするというには最適だといえます。

また、自動車保険の内容も定期的に見直しされます。乗換えをするタイミングで、従来はなかった補償を受けれる、サービスが開始されるということもありますので、見直しの際には比較していくと良いでしょう。

乗換えデメリット①|解約返戻金について

自動車保険の保険料は生命保険の保険料と比較して安価な場合が多く、年間の一括支払いをしている人も意外と多くなります。満期の場合には問題がありませんが、中途解約の場合には既に払っている自動車保険料の返金が行われますが、こちらの金額が支払った額よりも低くなる可能性があります。単純に月割りをされるわけではありませんので、中途解約の時期にもよりますので、予め保険会社に確認するようにしましょう。

乗換えデメリット②|等級について

ここは、本当に注意をして頂きたい点になります。既に繰り返しご紹介していますが、スムーズな乗換えができない場合には、等級の引継ぎがうまくいかず、最も悪い等級からの開始となります。これは、今まで安全運転をしてきた方にとっては、乗換えをする意味を半減させる内容です。

もちろん、保険会社により、等級引継ぎの手続きは異なりますので、説明をよくきき手続きを行えば問題はありません。しかし、簡単にできると思ってはいけません。そこから長期的な保険料に影響すると考え、手続きの確認や書類の確認を段階を応じて行っていくしかありません。

最近では、ネット経由で乗換えをする方も格段に増えてきており、資料を見ながら手続きをするという方も多いはずです。従来の保険会社の営業マンが手取り足取りではない分、書類の書き損じを含め手間が掛かる可能性もありますので、焦らずの手続きをする様にしましょう。

ここでご紹介したメリット・デメリットは一般的な事柄です。実際に、何をメリットとしデメリットとするかは人それぞれですが、保険という商品には必ずメリット、デメリットの両側面があるということを認識しておいてください。

そして、この両方を理解した上で、ご自身の必要とする保険商品を選ぶことにしましょう。

7:まとめ

高速道路の風景

如何でしたでしょうか。

「自動車=自動車保険」の図式は、ごく当たり前になっています。特に、ここ最近では自動車事故に関して痛ましいニュースが世間を驚かせています。自動車事故自体、自分には関係ないと思う人も実際に多くいますが、万が一、予測されない不測の事態があるからこそ、自動車保険の加入は必須といえます。そして、その自動車保険についても、日々、見直しをされ新しい補償、商品が出てきます。私たちも車を買った当初に加入していた自動車保険がいつまでも問題ないということではありません。生活スタイル、生活環境の変化で生命保険と同様に見直しを行うべき商品です。簡単に見直しといっても、実際には今回ご紹介した通り、様々な角度で見直しをし乗換えを決めていく必要性があります。

また、本当にその保険商品でよいかを吟味することも必要です。私たちは、どうしても新しい商品や安さという点に着目しがちですが、実際に、今加入している自動車保険の内容を見直すことで、今の自分や家族にあった補償を受けれる可能性も大です。

だからこそ、自動車保険の乗換えと単純に考えるのではなく、「見直し」⇒「乗換え」の手順が必要だということも理解しておいて頂きたいと思います。

自動車保険は加入していればいいということではありません。

そもそも、なんで自動車保険に加入するのか。何を守る保険であるのか。

これこそが、大切な事柄になります。ただ、加入していればいいということであれば、特に保険会社を選ぶ必要はありません。何を、どんな範囲で補償して欲しいか。これがあるからこそ、自動車保険の数ある中から1つの保険商品を選ぶわけです。

今一度、自分自身や家族にとって何が大切であるのか。どの部分を守りたいのかについて考えて頂きたいと思います。簡単に広告だけで自動車保険に乗換えをするのではなく、きちんと吟味をすることや何が自分達に必要かをしっかりと判断していくことが必要です。繰り返しになりますが、きちんと比較をすること。様々な角度で、吟味をすることが大事です。いざという時に自分や家族を守るアイテムであることを理解し、より満足のいく自動車保険への乗換えをしてください。じっくりと検討すれば、結果として万が一の際にきっと字部hんや家族を守ってくれるでしょう。

また今一度、考えて頂きたい点があります。

それは、「安全運転」「交通事故がない社会」という事柄についてです。交通事故をわざと起こす方、望んでいる方はいません。しかし、痛ましい事故が日本中のどこかで毎日起きています。交通事故がそもそもなければ、自動車保険という商品が必要なくなる可能性もあります。だからこそ、自動車事故を1件でも少なくし悲しむ人が減っていくためにも、今一度、ご自身、そしてご家族の方が安全運転をしているのか。より安全運転をしていくには何が必要であるかについても考えて頂きたいと思います。

急に、今日の今日、「交通事故のない社会」を作ることはできません。しかし、1人1人の心がけにより、改善する事柄もあるはずです。悲しむ人がなくなる社会は、皆さんの心がけからできていくのです。交通事故がゼロとなる社会はそう簡単に来るわけではありません。しかし、皆さんの心1つで今日の交通事故が1件でも減ること。そして、それが重なることで将来の事故が減る可能性は無限大です。

いきなりは無理でも、交通事故で悲しむ方が少ない世界が来るために、今一度、考えていきませんか。

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