葬儀費用の平均は?万が一の時に困らないため知っておくべき基本知識

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葬儀は人生で何度も経験するわけではありません。

そのため、葬儀にどのくらいの費用がかかるのか、何もわからないという方も多いのではないでしょうか?

結論から言えば、葬儀の平均費用は全国平均で約200万前後と言われています。

ただ、実際にはものすごく幅があるのが葬儀費用です。

安ければ20万、高ければ800万という場合もあります。

こんなに幅があるのでは、「一体葬儀にはいくらかかるのだろう?」と不安に感じるのではないでしょうか?

そこで、この記事では葬儀の種類からその費用まで徹底的に解説していきます。

この記事を読んで葬儀費用の知識を付け、万が一の時に慌てないようにしていきましょう!

目次

1.大体いくらなの?葬儀費用の平均

1.1葬儀費用全国平均

1.2一般葬の葬儀費用の平均について

1.3家族葬の葬儀費用の平均について

1.4自宅葬の葬儀費用の平均について

1.5火葬式の葬儀費用の平均について

2.何にお金がかかるの?葬儀費用の内訳

2.1葬儀一式の費用

2.2接待・飲食費用

2.3寺院費用

3.お布施?戒名?葬儀費用の用語解説

3.1お布施とは?

3.2戒名とは?

3.3祭壇とは?

3.4枕飾りとは?

3.5返礼品とは? 

3.6納棺とは? 

4.50万円以下でも可能!家族葬について

4.1家族葬って何?

4.2家族葬の葬儀費用の平均

4.3家族葬のメリット

4.4家族葬のデメリット

4.5家族葬で気を付けるべきこと

5.直葬?火葬式?金銭的に余裕がない時の方法

5.1直葬・火葬式って何?

5.2直葬・火葬式の葬儀費用の平均

5.3直葬・火葬式のメリット

5.4直葬・火葬式のデメリット

5.5直葬・火葬式で気を付けるべきこと  

6.葬儀費用の捻出の方法 

6.1だれが払う?葬式費用の負担者

6.2相続税対策に!相続財産から葬儀費用を支払う

6.3死亡保険金から捻出

7.生命保険の死亡保険金について

8.葬儀費用が用意できない時は

8.1葬祭費給付金制度

8.2相続財産から支払う

8.3故人の保険から支払う

8.4最低限の葬儀で済ませる

8.5生活保護受給者の場合

9.まとめ

1.大体いくらなの?葬儀費用の平均

1.1葬儀費用全国平均

まず、全国の平均としては日本消費者協会が「葬儀についてのアンケート調査」というものを行っています。

2017年に行われた〈日本消費者協会「第11回『葬儀についてのアンケート調査』報告書〉によれば、葬儀にかかる費用の平均は約196万円となっています。

しかし、実はこの調査は葬儀社の中では意見が分かれています。

この調査結果が妥当だという人もいれば、高すぎるという人もいます。

葬儀に関する費用の調査事態が少ないので、この日本消費者協会の葬儀についてのアンケート調査の結果はマスメディアにもよく登場します。

しかし、実際にアンケートをとったサンプル数が数百人と極端に少なく、葬儀費用は20万円~800万円と幅がとても広いので、あまり信用できるデータではないという意見もあります。

では、実際の葬式にいくらかかるのか?

各葬式の形式ごとにみていきましょう。

1.2一般葬の葬儀費用の平均について

まず「一般的な葬式」という定義が難しいのですが、日本の葬儀は90%以上が仏式で行われているので、今回は仏式の一般的な葬式とします。

一般的な葬儀のながれとしては

  • 臨終
  • 安置所(自宅等)へのご遺体の搬送
  • 納棺
  • 通夜
  • 葬儀・告別式
  • 出棺
  • 火葬

と上記のような流れになります。

この後初七日、四十九日などありますが今回は割愛します。

このような流れの一般葬ですが、大体の費用としては最低でも約100万円、大体は200万円前後かかるとみておきましょう。

大分幅がありますが、一般葬は参加人数、会場などによって大きく金額が上下するので平均を気にするよりも、まず見積もりを取ってもらうのが一番でしょう。

例としては、小さなお葬式という会社が100名まで可能な一般葬プランを用意しています。

すべて込みで費用は643,000円です。

「思ったよりずっと安い」と思われるかもしれませんが、この料金プラス寺院費用・飲食接待費用がかかります。

これらを含めると100万円以内に収まることは少ないです。

そして、小さなお葬式は葬儀の仲介業者で、実際に葬儀を執り行うのは提携先の葬儀社です。

その葬儀社次第で実際には追加のオプション料金がかかってしまうこともあるのでその点はしっかり確認が必要です。

1.3家族葬の葬儀費用の平均について

詳しくは後述しますが、家族や近しい近親者だけで行う葬儀を家族葬と言います。

家族葬の平均費用は約110万円です。〈エンディングデータバンク家族葬の平均費用より〉

一般葬に比べれば費用は大分安くなりますが、一般葬と違い参列者が少ないので香典が少なくなります。そのため場合によっては一般葬よりも持ち出し費用は高くなる場合もあります。

また、一般葬と同じくどんな葬儀とするかによって大きく値段は上下します。

例えば、小さなお葬式が提案している「小さな家族葬」は493,000円となっています。

ただ、こちらは寺院費用・飲食代金はプランに含まれていません。なので、それらを追加する場合はおおよそ100万円ほどになるでしょう。

しかし、一般葬と違い参列者はごく近しい近親者だけとなりますので、無宗教で読経が必要ない、料理も用意しないということであれば追加料金なしで行うことも可能となります。

また、「より費用を抑えたい」ということであれば、よりそうのお葬式が提供している家族葬無宗教プランは398,000円となっています。

しかし、小さなお葬式と違いこちらのプランには枕飾り一式・線香・焼香用具一式・仏具一式・白木位牌・自宅飾り一式が含まれていません。

それらが必要と思われる方には向かないプランです。

小さなお葬式・よりそうのお葬式は仲介業者であり、実際の葬儀は提携先の葬儀社が行います。

葬儀社によっては追加オプションが発生する場合もありますのでご注意ください。

家族葬でもしっかりとした葬儀をということであれば東証一部上場企業の公益社の提供する家族葬は94万円(ホームページの事例です)となっています。

こちらは寺院費用が含まれていませんので、実際には120万円ほどになるでしょう。

1.4自宅葬の葬儀費用の平均について

その名の通り、自宅で葬儀を執り行うことを自宅葬と言います。

自宅葬の費用の平均はデータを出しているところがないので難しいのですが、葬儀仲介業者の出している相場が40万円~60万円ほどです。

これに必要であれば寺院費用・飲食接待費用がプラスされます。

たいていの場合自宅では多くの人を招くことは難しいので、個人のとても親しかった知人や家族で執り行うことになるでしょう。

そのため、家族葬と同じくらいの費用になってきます。

ただ、会場費がかからないので家族葬より少し費用は抑えられるでしょう。

たいていの葬儀社は自宅での葬儀に対応してくれます。

その中でも自宅葬のためのプランを用意しているのがイオンのお葬式です。

「自宅家族葬」のプランで398,000円となっています。

このプランには寺院費用・飲食接待費用が含まれませんので、必要な場合それらの費用が追加でかかります。

故人とゆっくり自宅でお別れしたい方、故人の過ごされた自宅で見送りたい方は自宅葬も検討してみてはいかがでしょうか。

1.5火葬式の葬儀費用の平均について

火葬式とは最低限の火葬だけ行うシンプルな葬儀です。

場合によっては納棺の儀やお別れの儀もプランに含まれています。

火葬式の平均費用は約33万円となっています。〈エンディングデータバンク火葬式の平均費用より〉

火葬式は火葬しか行わないので、追加オプションがかかることはあまりありません。

ですから、費用を抑えたい方には最適な葬儀と言えるでしょう。

例としては小さなお葬式が提供する「小さな火葬式」は193,000円です。

また、イオンのお葬式が提供する「火葬式」は198,000円となっています。

火葬式では20万円前後で葬儀を執り行うことが可能なのです。

また、火葬式でも読経してもらうことも可能です。火葬前に炉前にて読経可能です。

お坊さん便というインターネットで僧侶を手配することが可能なサービスでは、火葬式の読経5万5千円手配でできます。

費用を抑えながらもきちんと供養したいという方には火葬式で読経してもらうのも一つの方法ではないでしょうか。

 

2.何にお金がかかるの?葬儀費用の内訳

葬儀費用がどのくらいなのかは大体おわかりいただけたでしょうか?

次は、葬儀費用の何にお金がかかるのか、その内訳をみていきましょう。

2.1葬儀一式の費用

葬儀一式の費用とは、葬儀に必要な物・場所・人にかかる費用です。

葬儀費用の中で一番お金がかかるのが葬儀一式の費用となります。

葬儀社によって詳細が異なりますので一概には言えませんがおおよそ次のような物です。

  • お棺
  • 骨壺
  • 寝台車
  • 枕飾り
  • ドライアイス(ご遺体の保存用)
  • 祭壇廻り
  • 遺影
  • 位牌
  • 会葬礼状
  • 受付
  • 焼香具
  • 案内看板
  • 霊柩車、バス、ハイヤー
  • 音響設備
  • 司会、その他人件費

 

以下葬儀一式の費用ですが、葬儀社によっては葬儀本体料金に含まれていない場合があるので注意してください。

  • 火葬料
  • 式場使用料
  • 搬送費
  • 霊安室保管料
  • 供花の手配
  • 湯灌(ゆかん)※ご遺体をお湯で清めることです。
  • 美粧
  • 納棺式
  • 防水保護布団
  • 役所への手続き代行

 

参列者の人数や棺のランク等で大きく上下するので一概には言えませんが、平均としては140万~150万円程度かかります。

葬儀の見積もりを出してもらうと葬儀一式の費用がわかりますがその中には不要な物が含まれているかもしれません。

不要なものは省いてもらうようにしましょう。※セットになっているプランでは省けない場合もあります。

また、葬儀一式の費用の中で、祭壇・式場費用がかなりの部分を占めています。

特に祭壇は葬儀一式の費用の半分ほどを占めています。

費用を検討する際はこの点をしっかり話し合いましょう。

2.2接待・飲食費用

接待・飲食費用とは通夜振舞いや、精進落としなどの葬儀にかかわる飲食代や返礼品・香典返しなどの参列者に終わ体する品物代です。

参加者の人数や料理・返礼品のランクによって異なりますが、参列者一人当たり3千円~8千円が相場と言われています。

2.3寺院費用

寺院費用とは葬儀の際に読経・戒名料など僧侶に支払うお布施と言われる費用です。

葬儀費用の中で一番難しいのがこの寺院費用ではないでしょうか。

というのも、読経料や戒名料は値段が決まっていないからです。

お坊さんに直接聞いても「値段のないものですから、お気持ちで」と答えられる方が多いようです。

お布施の相場は地域によって差がありますが、15万~50万円の間でお渡しすることが多いです。

しかし、幅がありすぎて全くわからないのではないでしょうか。

そこで、特別お付き合いのあるお寺がある方以外は僧侶手配サービスを利用してみるのはいかがでしょうか。

お坊さん便ではしっかり決まった値段で僧侶を手配してくれます。

一般葬なら16万円、火葬式であれば5万5千円で手配可能です。

お坊さんの読経をサービス化しているということでいろいろ意見もあるようですが、特別お寺とお付き合いを必要としない方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

4.お布施?戒名?葬儀費用の用語解説

葬儀の用語には耳慣れないものが多いです。

葬儀のことを調べているとお布施?戒名?と多くの知らない言葉が出てくるのではないでしょうか。

葬儀のわかりづらい言葉を解説していきます。

3.1お布施とは?

お布施とは葬儀に関して言えば、読経料や戒名料などお坊さんにお支払いするお金のことです。

はっきりとした値段が決まっていないため、葬儀費用の中で一番わかりにくいものですね。

3.2戒名とは?

戒名とは本来は出家した修行僧が、仏門の世界に入り戒律を守って生きていく証として授かる名前のことです。

現在では仏教の方が亡くなった際に極楽浄土へ行き、仏の弟子となるための名前となっています。

つまり葬儀においては、亡くなった際にお坊さんに付けていただく名前のことです。

3.3祭壇とは?

祭壇とは、個人を供養するための壇のことです。

シンプルに言えば棺の近くにある遺影や供物が置かれている壇のことです。

仏教では白木祭壇が一般的でしたが、この頃はお花で飾り付ける花祭壇を選ばれる方も多くなっています。

ランクによって値段が全然違いますので、葬儀の費用を決定づける大きな要素の一つです。

3.4枕飾りとは?

故人が亡くなってからお通夜やお葬式までの間、家や葬儀所の安置所に遺体を安置します。その際に枕元に飾る飾りを枕飾りと言います。

葬儀の前に弔問に来てくださった方はここにお焼香を上げることになります。

3.5返礼品とは? 

返礼品とは、通夜や葬儀に参列してくださった方々に渡すお礼の品のことです。

香典をいただいた方にお渡しする香典返し、香典の有無にかかわらずお渡しする改装返礼品、お通夜に参列してくださった方に渡す通夜返礼品などがあります。

3.6納棺とは

納棺とはご遺体を棺に納める儀式のことです。

筆者が祖父の葬儀で納棺した際は、親族の男性で一緒に棺に納め、参列者全員で遺品やお花で飾り付けをました。(故人の希望で家族のみの火葬式でした)

 

4.50万円以下でも可能!家族葬について

4.1家族葬って何?

家族葬とは、その名の通り個人の家族やごく近しい近親者のみで行う葬儀のことです。

家族葬でも種類があり、一般葬と同じ流れで行う家族葬と、火葬のみのシンプルな火葬式があります。

家族のみでゆっくりと個人とお別れしたい、葬儀の費用を抑えたい、故人が高齢でお付き合いのある方が少ない等の場合に家族葬を選ばれる方が多いです。

4.2家族葬の葬儀費用の平均

家族葬の平均費用は約100万円です。〈エンディングデータバンク家族葬の平均費用より〉

ただし、この金額は一般葬と同じようにしっかり葬儀を執り行った場合の金額です。火葬式の場合もっと費用は下がります。詳しくは下記見出し「直葬・火葬式の葬儀費用の平均」をご覧ください。

家族葬の費用の具体例としては小さなお葬式が提供する小さな家族葬で493,000円です。

このプランには寺院費用・飲食接待費用が含まれていませんのでそれらが必要であれば80万円以上にはなってくるでしょう。

また、無宗教で仏式による供養が必要ないという方はよりそうのお葬式の家族葬無宗教プランが398,000円です。

寺院費用は掛かりませんので、大体追加オプションなしでこの値段で葬儀をあげることができます。

4.3家族葬のメリット

家族葬では故人と家族のみでゆっくりお別れができます。何よりのメリットはこの点でしょう。

また、参列者はほとんど身内なので不必要に気を遣うこともなく、多くの会葬者に対応する必要がありません。心的負担が少なくゆっくりとお別れができます。

他には費用が抑えられるというメリットもあります。シンプルな葬儀にすれば50万円以下でも可能です。しかし、香典がほとんどもらえないという点は注意が必要です。

4.4家族葬のデメリット

家族葬のデメリットとしては、葬儀後の弔問客への対応が増えるという点です。

故人が交友関係の広い方であった場合、お別れをしたかった人はたくさんいます。

葬儀が家族葬であれば当然その後「ご焼香だけでも」と訪れる方は多くなるでしょう。その度個別に対応に追われるので、慰問客が多くなることが予想される場合は家族葬は避けた方が良いのではないでしょうか。

また、香典による収入がないので、家族の持ち出し費用が結果的に一般葬より高くなってしまうということもあります。

家族葬は故人とゆっくりお別れができますが、故人にお付き合いのある方が多い場合はその方々のお別れの機会を奪うことにもなりかねますので慎重に検討しましょう。

4.5家族葬で気を付けるべきこと

家族葬を行う場合は何よりの注意点は故人の知人への配慮です。

故人の遺志で家族葬をということであれば問題ないでしょうが、安易に家族葬を執り行うと、「なぜ知らせてくれなかったのか」「きちんとお別れしたかった」と個人の知人から非難を受けることがあります。

交友関係の広い故人であれば家族葬は避けるのが無難かもしれません。

また、費用を抑えたいからということで家族葬を選ぶ方もいます。

もちろんシンプルな葬儀にすれば費用は抑えられますが家族葬では香典が多くありません。

そのため家族の持ち出し費用は結果的に高くなってしまうこともありますので注意が必要です。

 

5.直葬?火葬式?金銭的に余裕がない時の方法

5.1直葬・火葬式って何?

お通夜や告別式を行わず、火葬のみで故人とお別れする葬儀を直葬や火葬式と言います。

費用が最低限で済ませられるため、火葬式を選ばれる人も近年増えています。

故人の遺志として生きている人によりお金を使ってほしいということから火葬式を選ばれる場合もあります。

金銭的に余裕がない場合は火葬式を検討してみましょう。

5.2直葬・火葬式の葬儀費用の平均

火葬式の平均費用は約33万円です。〈エンディングデータベース火葬式の平均費用より〉

火葬式は火葬のみの最低限の葬儀ですから、追加オプションがかかることはあまりありません。

ただし、火葬前に読経してもらうことは可能ですので、その場合は寺院費用が追加でかかります。

火葬式の例としては小さなお葬式が提供する小さな火葬式が193,000円、イオンのお葬式が提供する火葬式が198,000円です。

いずれも寺院費用は含まれていませんが、必要であれば追加で寺院費用が掛かるでしょう。

特別にお付き合いのあるお寺がないのであれば、お坊さん便を利用することも可能です。

お坊さん便であれば5万5千円で火葬式の読経を手配できるので、総額で25万円ほどで読経付きの火葬式が可能です。

5.3直葬・火葬式のメリット

火葬式の一番のメリットは費用が抑えられることでしょう。

20万円ほどでも葬儀をあげることが可能です。

また、参列者が親族のみとなるので参列者への対応に追われることもないです。

5.4直葬・火葬式のデメリット

火葬式のデメリットは個人の友人知人がお別れできないことでしょう。

もし交友関係の広い故人であれば「しっかりお別れしたかった」と非難を受けることもあります。

また、後日弔問客が訪れることがあり、その都度個別に対応しなければならないので、故人とお別れしたい方が多い場合は火葬式は避けた方が良いでしょう。

また、火葬式のデメリットとして通夜や告別式を行わないので故人とのお別れの時間が少ないという点があります。

しかし、筆者は祖父を火葬式で見送っていますがあまりお別れの時間が少ないとは感じませんでした。

日本の法律では臨終から24時間経たなければ火葬できないので、その間自宅にご遺体を安置しておくことになります。

なので、家族であればその間に十分なお別れはできます。

確かに、火葬場についてから火葬まではとても短いため、宗教的な儀式によるお別れを望む方には向かないでしょう。

5.5直葬・火葬式で気を付けるべきこと 

火葬式で気を付けるべきこととしては、やはり個人の知人・友人への配慮でしょう。

故人の遺志で火葬式を執り行うのでなければ、知人や友人から非難を受ける場合があります。

知人・友人にはきちんと連絡をし、後日弔問に訪れた際にしっかりと対応していくようにしていきましょう。

著者の祖父の場合は生前から火葬式を希望しており、故人自身の名義で知人・友人に出す死亡通知を用意していたのでそういったトラブルはありませんでした。

生前に故人の意思を確認して準備しておくことが大切ですね。

 

6.葬儀費用の捻出の方法 

6.1だれが払う?葬儀費用の負担者

葬儀費用はやっぱり喪主が支払うべきなんだろうか?と悩まれている方も少なくないのではないでしょうか。

確かに、一般的には葬儀用は喪主が支払うと考えられています。

しかし、実際には法律上ではだれが支払うと決まっているわけではありません。

そもそも、喪主が葬儀費用を支払うという考え方は昔の家制度からくるものです。

昔は一家の長男がすべての財産を相続したので、葬儀の費用ももちろん長男がということで喪主が支払うことになっていました。

しかし、現代の相続制度では基本的には兄弟で平等に遺産を分割して相続します。

そうであれば葬儀の費用も分割して支払うのが平等なのではないでしょうか。

喪主が支払うものという考えに縛られず、ご兄弟や近しい親族に葬儀費用について相談してみましょう。

6.2相続税対策に!相続財産から葬儀費用を支払う

葬儀費用はそもそも故人がなくなったことによって発生するものです。

そうであれば、故人が支払ってもいいのではないかと思いませんか?

実はその通りで、葬儀費用を相続財産から支払うことは法律上で認められています。

相続財産から葬儀費用を支払った場合はその分を控除して相続税が計算されることとなります。

つまり、相続税対策にもなるのです。

葬儀費用を相続財産から支払い、その後で相続人で分割するという方法はとてもスマートで平等なのではないでしょうか。

ただし、相続財産から支払うといっても安易に故人の預金から支払うことはできません。

そもそも個人がなくなってから預金を引き出すことは難しいですし、もしほかの相続人に黙って引き出した場合は遺産の相続問題にもなりかねません。

相続財産からの支払いを考えている場合はまずほかの相続人に相談し、合意のうえで支払いましょう。

6.3死亡保険金から捻出

葬儀費用の支払い方法として死亡保険金から支払うという方法もあります。

故人が生命保険に入っていればということになりますが、自分が亡くなった時残された遺族のために終身保険に加入している方は多いのではないでしょうか。

保険金の受取人は喪主になる人になっている場合が多いので、一度調べてみる価値はあります。

たいていの場合葬儀費用に必要な分くらいの死亡保険金はおりるでしょう。

ただ、保険金の受け取りと葬儀費用の支払いにはタイムラグがありますので、一旦は葬儀費用を立て替える必要があります。

いずれにせよ大金なので、自分一人で抱え込まず身近な人に相談してみましょう。

 

7.生命保険の死亡保険金について

前の見出しで死亡保険金について触れましたが、死亡保険金とはどういったものなのでしょう?

死亡保険金とは生命保険をかけていた人(今回の場合故人)がなくなった時に受取人が受け取ることができるお金のことです。

では生命保険の保障額はいくらぐらいあればいいのでしょうか。

今回は葬儀の費用のみについて考えますので、死亡保険金を葬儀の費用に充てる場合です。

この場合、葬儀費用約200万円とその他お墓など諸々かかってくる死亡時の費用を考えると、300万円ほどの死亡保険金が受け取れると安心です。

もしご自身で葬儀の準備をとこの記事を読まれている方は、300万円くらいは死亡保険金が下りる保険に加入しておくと安心ですね。

また、相続財産は相続手続きが終わるまで受け取ることができませんが、死亡保険金は書類さえそろえば意外と早く受け取ることが可能です。

その点でも死亡保険金は葬儀費用として優れているといえます。

 

8.葬儀費用が用意できない時は

8.1葬祭費給付金制度

実は、故人が健康保険に加入していた場合、葬儀を行うと給付金がを受け取ることができます。

しかも、この給付金は申請しないともらえません。

金額としては地域によって異なりますが、1万円~7万円受け取ることができます。

葬儀の費用としては少ない金額ですが、せっかくの給付金なのでしっかり申請しましょう。

申請は個人の入っていた保険の保険事務所へ問い合わせると教えてもらえます。

8.2相続財産から支払う

前の見出しでも書いたとおり、葬儀の費用は相続財産から支払うことが認められています。

葬儀費用として支払った分は相続税の対象からも控除となりますのでぜひ利用していきましょう。

ただし、故人がなくなってから相続が完了するまでは預金口座は凍結されてしまいますので注意が必要です。

一旦は葬儀費用をご遺族の方が立て替えることになります。

8.3故人の保険から支払う

「葬儀の費用が払えなくて困った」というときはまず個人が生命保険に加入していないかどうか調べましょう。

終身型の生命保険に加入していれば加入者の死亡時に死亡保険金が受け取れます。

もし保険に加入していれば大体の場合最低限の葬儀に必要な費用分くらいは保険金が受け取れるでしょう。

8.4最低限の葬儀で済ませる

もし「どうしても葬儀をあげるお金がない」ということであれば、無理せず最低限の火葬式で済ませましょう。

火葬式であれば20万円ほどの費用で葬儀を上げることが可能です。

大事な故人をしっかり弔ってあげたいという気持ちもあると思います。

しかし、故人は生きている人の生活を圧迫してまで盛大な葬儀をあげてほしいと願っているでしょうか?

大事なのはどういう形式の葬儀かではなく、見送る遺族がしっかりとお別れを告げられるかです。

無理して盛大な葬儀を上げようとせず、形式としては必要最低限の中で、しっかりと思いを込めて見送りましょう。

8.5生活保護受給者の場合

故人・または葬儀を執り行う人物が生活保護を受給していて、最低限の葬儀費用も工面できないという場合、葬祭扶助制度が利用できます。

葬祭扶助制度を利用すれば、自己負担ゼロで最低限の葬儀を執り行うことが可能です。

ただし、こちらの制度は葬儀を行う前に申請する必要があります。

申請手順等葬儀社で教えてくれますので、葬儀社に「葬祭扶助制度を使って葬儀をあげたいのですが」と相談してみましょう。

 

9.まとめ

葬儀の費用について記事にしてみましたがいかがでしたでしょうか?簡単に内容をまとめると以下のようになります。

  • 葬儀費用の全国平均は195万円、しかし、多くのデータをもとに集計されたものではないので参考程度に。
  • 葬儀にかかる具体的な費用は20万円~300万円。上を見れば800万円という場合もあります
  • 葬儀費用はどんな形式の葬儀にするかで大きく変わってきます。
  • 一般葬の葬儀費用の平均は大体200万円前後です。
  • 家族葬の葬儀費用の平均は約110万円です。しかし、どういった形式にするかで大きく変わります。
  • 火葬式の葬儀費用の平均は約33万円です。無宗教であれば20万円前後でも葬儀が可能です。
  • 小さなお葬式・よりそうのお葬式・イオンのお葬式等がそれぞれの形式の葬儀プランを提供しています。しかし、寺院費用や接待費用は含まれないので注意しましょう。
  • 葬儀費用には葬儀一式の費用・飲食接待費・寺院費用が掛かります。寺院費用は相場が決まっていないので難しいところです。特に付き合いのあるお寺がなければ僧侶手配サービスが便利です。
  • 家族葬や火葬式は身内でゆっくりとお別れができて費用が抑えられますが、故人の友人などが多い場合は慎重に検討が必要です。
  • 葬儀費用は喪主が出すことが一般的だが法律上の決まりありません。そのため、費用を用意することが難しい場合は近しい親戚へ相談しましょう。また、相続財産・死亡保険金から捻出するのも賢い手段です。
  • 葬儀の費用を捻出することが難しい場合は、無理して盛大な葬儀を上げる必要はありません。生きている人にお金を使う方が、故人も喜ぶはずです。どんな形式かより、どんな気持ちで見送るかを大切にしましょう。

 

葬儀の費用は各家庭の事情や宗教観・個人の交友関係などで大きく変わってきます。

葬儀費用の平均も気になりますが、故人に一番適した葬儀を検討することが大切です。

故人の交友関係から参列者数を予想し、まず葬儀社で見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。

最後まで長文お付き合いいただきありがとうございました。

『保険相談したいけど、結局どこがおすすめ?』

店舗よりも自宅やカフェで相談できる方が移動が楽な上に、保険は一度きりで決められないこともあるはず。
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