安心の保険料でしっかり保障!今こそ都民共済を考えてみませんか?

万が一に備える為、多くの方が民間生命保険会社の商品を、ライフプランに組み込んでいらっしゃいます。

さかんに展開されるCMや公式ホームページ、保険比較サイトなどで、以前よりも格段にその選択肢が広がったばかりではなく、保障内容や保険料などの情報を、簡単に入手できるようになりました。

一方で、日本共済組合などで展開されている共済に関して、詳しくお分かりの方はそう多くはないでしょう。

「ポスティングされている資料」と言うイメージが強く、中々ブレイクダウンした情報にたどり着けていないのです。

そんな共済ですが、実は保険料、保障内容など、非常に優秀であることを、ご存知でしたか?

今回は生命保険の雄である都民共済について、その内容や有意性について、一緒に考えてまいりましょう。

目次

1.共済とは
1.2意味合い
1.3特徴
1.4共済と保険の違い

2.共済の主な種類
2.1火災共済
2.2生命共済
2.3傷害共済
2.4自動車共済

3.都民共済とは
3.1沿革と理念
3.2人気の秘密
3.3都民共済のラインナップ

4.生命共済こども型(0~17歳)
4.1特徴
4.2保障
4.3加入例
4.4加入条件
4.5請求手続き

5.生命共済(18~64歳)
5.1特徴
5.2保障
5.3加入例
5.4加入条件
5.5請求手続き

6.生命共済(65~69歳)
6.1特徴
6.2保障
6.3加入例
6.4加入条件
6.5請求手続き

7.加入者サービス
7.1ブライダル
7.2オーダースーツ
7.3オーダーシューズ
7.4ギフト
7.5旅行
7.6健康生活応援
7.7宅配便
7.8紳士服販売会

8.まとめ

1.共済とは

「共済」に対するイメージは、実は曖昧模糊としていて、「???」と言う方も決して少なくはないでしょう。

しかしながら実際に共済とは、生命保険会社が展開している生命保険や損害保険と並び称されるほど、その優位性は高いものです。

そこでまずは、共済そのものの基礎知識を、ご一緒に見てまいりましょう。

 

1.2意味合い

「共済」とは生命保険同様に、加入者がそれぞれ保険料を負担しあい、有事に備える相互扶助の考えに基づいて、組み立てられています。

・こくみん共済

・コープ共済

・JA共済

・全労災

・県民共済

・市民共済

・町民共済

など、お聞き及びのものがあるのではないでしょうか。

主だったものを挙げると、下記のように様々な展開が見られます。

共済実施組合 会員団体 火災 生命 傷害 自動車 年金 その他
農業協同組合 JA共済連
漁業協同組合 JF共水連
生活協同組合
全労済
コープ共済連 ○※1
大学生協共済連
全国生協連
(都道府県民
共済グループ)
生協全共連 ○※2 ○※2
防衛省生協
神奈川県民共済
事業協同組合
日火連
交協連
全自共
中済連
農業共済組合 NOSAI全国

※1:全労済の共済事業規約にもとづく共済
※2:一部の会員組合で実施

その他の共済種類については、下記のような展開が見られます。

JA 共済連
・財産形成貯蓄共済

・賠償責任共済

・ボランティア活動共済

全労済
・慶弔共済

・個人賠償責任共済

神奈川県民共済

・賠償共済

日火連
・労働災害補償共済

・所得補償共済

・休業補償共済

・中小企業者総合賠償責任共済

・休業対応応援共済

NOSAI全国
・農作物共済

・家畜共済

・果樹共済

・畑作物共済

・園芸施設共済

・農機具損害共済

・農機具更新共済

 

実にバリエーションが豊富で、あらゆる角度の有事に対応可能な、様々な共済の存在が、お分かりいただけるかと思います。

 

1.3特徴

共済の最も大きな特徴は、その加入に対する門戸がとても広く、加入に対する健康面などでの諸条件はありつつも、規定の保険料を負担すれば、どなたでも加入できる柔軟性にあります。

また、下記の様な特徴も、兼ね備えています。

・第二次世界大戦後に制定された協同組合法に基づいて実施

・加入者(組合員)が共済事業の運営主体であり、様々なニーズに対応

・共済に加入するには、共済組合の会員であることが必須

・営利目的団体ではない

 

1.4共済と保険の違い

「????保険と同じような商品の性質を持っているように見えるから、はっきりとした違いが判らない」

そんな疑問をお持ちの方が、大半ではないでしょうか。

そこでこの章では、それぞれの違いを見ておきましょう。

まず、基礎知識として押さえていただきたいのは、呼称の違いです。

生命保険 共済
保険金 共済金
保険料 共済掛金
配当金 割戻金

これらの違いというのは、両者の監督省庁と根拠法令が異なることに、端を発しています。

まずは制度上の違いについて、下記をご覧ください。

また、加入に関しては下記の条件が設けられています。

生命保険 日本国内居住
共済
特定地域に居住
要組合加入
特定職業への従事

生命保険と比較すると、かなり細かいところまで、条件付けがなされているのがお分かりいただかるかと思います。

1.2章でご覧いただいた、様々な共済組合を思い出して下さい。

一例を挙げるとするならば、農業に従事していない方がJA共済には加入できないと言うことで、いたってシンプルな違いが、存在しているのです。

 

それではより具体的にその違いをご理解いただくために、両者の商品比較をしてみましょう。

 10年/掛捨て型定期保険 NET保険A社 NE保険B社 A共済
種類 定期死亡保険 定期死亡保険 定期死亡共済
主契約 死亡/高度障害 死亡/高度障害 死亡重度障害
特約 災害割増
リビングニーズ
入院特約
新がん特約
死亡保障額 500万円~1億円
*100万円単位で設定可
500万円~1億円
*100万円単位で設定可
300万円
500万円
1,000万円
2,000万円
2,500万円
3,000万円
保険期間 10年
55歳満了
60歳満了
65歳満了
70歳満了
10年
20年
30年
65歳満了
80歳満了
満18歳~満60歳
満60歳~満70歳
契約可能年齢 満20歳~満69歳 満20歳~満65歳 満18歳~満60歳
満60歳~満70歳
解約返戻金
配当金/割戻金
(決算時の成果により)
クレジットカード払い

生命保険会社商品は、ご覧いただくとお分かりのように、かなりのカスタマイズが可能となっていますが、共済はいたってシンプルな構造となっています。

 

次は、重要なポイントとなる保険料で比較してみましょう。

30歳男性の死亡保障額
保険期間:10年
保険料払込期間:10年
特約:なし
NET保険A社 NE保険B社 A共済
500万円 745円 740円 750円
1,000万円 1,240円 1,230円 1,200円
1,500万円 1,735円 1,720円 1,650円
2,000万円 2,230円 2,210円 2,200円
2,500万円 2,725円 2,700円 2,750円
3,000万円 3,220円 3,190円 3,000円
5,000万円 5,200円 5,150円
1億円 10,150円 10,050円

両者の差は僅かだと思われるかもしれませんが、3,000万円の商品選択をした場合で、差額を200円と仮定してみましょう。

月差額200円 × 12カ月 × 10年 = 24,000円

極論から申し上げれば、資産が潤沢な方の保険/共済加入の必要性は、そう高くはありません。

むしろ、限られた収入をやりくりしているご家庭こそ、万が一の備えとして、保険/共済が必要となってくるので、この差額は無視しきれないと考えられます。

 

2.共済の主な種類

さて、前章までで共済に対する基礎知識を見ていただいたので、この章からは肝心な共済の中身について、見てまいりましょう。

共済はあらゆるリスクに備えるべく、生命保障と損害保障の2本柱を形成しています。

それでは、簡単にそれぞれを見てまりましょう。

 

2.1火災共済

建物/家財などが、火災/落雷/破裂/爆発などを受けた場合に対する保障制度が火災共済で、一般の保険会社で言うところの損害保険に該当します。

なお共済によっては、自然災害(地震/風水雪害など)へ対応したものもあります。

 

2.2生命共済

生命/人体に関する死亡や高度障害、疾病罹患などに対応しているのが生命共済で、一般の保険会社で言うところの生命保険や医療保険などに該当します。

なお、学資保険や養老保険のような老後の生活資金や、学資準備金に対応した共済も設けられています。

 

2.3傷害共済

事故による死亡や傷病疾病に対応しているのが傷害共済で、一般の保険会社で言うところの医療保険や医療特約、損害保険などに該当します。

 

2.4自動車共済

自動車事故による相手への損害賠償、加入者及びその家族の搭乗中の障害、自損事故に対応しているのが自動車共済で、一般の保険会社で言うところの損害保険や自動車保険に該当します。

なお、自賠責(自動車損害賠償責任)を実施している共済団体も存在しています。

 

 

いかがでしょうか。

「共済 = 死亡保障」というイメージが先行していますが、こうして見ていただくと。一般の生命保険会社と変わらない、様々な保障が用意されていることが、お分かりいただけたかと思います。

その内容に関して言えば、共済は一般の保険会社と比較しても何ら遜色がない上に、保険料が割安と言う嬉しい側面を持ち合わせているのです。

 

3.都民共済とは

さてここからは、皆さんがお知りになりたい都民共済に関しての情報を、紐解いてまいりましょう。

 

3.1沿革と理念

東京都内に住居を置いている方や、都内勤務の方を対象としているのが、都民共済です。

手軽な掛け金と充実した保障を用意すべく設立されている、非営利団体となっており、その理念として、下記の3本柱を掲げています。

・非営利主義

・最大奉仕

・人道主義

昭和48年に消費生活協同組合として誕生し、昭和57年に全国展開を開始、現在では下記のような大規模な組合へと成長を遂げています。

・県民共済

・都民共済(東京)

・府民共済(京都/大阪)

・道民共済(北海道)

・全国共済(神奈川)

その数は全国39都道府県、全共済の合計では2,103万件にも上っています。

 

3.2人気の秘密

それではなぜに共済が、ここまでの大規模組合になれたのでしょうか。

それには、下記に挙げる大きな人気の秘密があるからに他なりません。

・掛金が少額で手軽
パンフレット/折込広告/新聞広告で定期的な情報配信を行い、募集コストの削減が実現しているかことにより、掛金の負担額を押さえる事が可能となっています。

同時に加入希望者は、広告などに付帯している申込書を自身で郵送したり、居住/勤務先地域の普及員に手渡すことでも、コスト削減がはかれているのです。

 

・大きな保障が得られる
加入者の増大によって財源が安定する、「大数法則」となっているので、割戻金や保障制度改善がしやすいと言う点が、保障内容に反映されているのです。

実際に昭和48年発足時には、下記のように非常にシンプルな保障内容となっていました。

掛金:2,000円
交通事故死亡:910万円(15歳~60歳)
不慮の事故/疾病による死亡:274万円

この掛金は増額されることはなく、現在では同じ掛金で、より手厚い保障が受けられるようになっています。

・共済金の支払いがスピーディー
万が一の事態に陥った時、最も必要となるのが各種費用です。

共済ではその支払いスピードが、一般の保険会社よりも圧倒的に短いのが、大きな魅力の一つともなっています。

・剰余金の還元がある
万が一に備えるだけではなく、事業成果に応じた余剰金が、組合員へ還元されています。

勿論保障内容の強化も必須なので、割戻金の一部を財務強化へ投入し、盤石な体制作りも同時に行われています。

これにより、事業体制の透明化も図れるため、まさに明朗会計と言うこといなります。

・好決算
共済の取り扱うアイテムは、すべてが短期自動更新型で、一般的な保険会社で言うところの、掛捨て型定期保険自動更新型という様相、を呈しています。

また保険会社と異なり、預かった保険料(掛金)を運用したりしていません。

つまりリスクが回避されているばかりでなく、割増金の増額が見込めるわけです。

保険会社におけるソルベンジーマージン比率(支払能力)が最低200%に設定されているのと比較すると、共済は実に723%にも上る為、非常に高い支払能力を有しているのです。

 

いかがでしょうか。

健全な運営、高い保障、割安な掛金と、私たちユーザーにとっての利点が非常に多い点が、絶大な人気の秘密であることが、ご理解いただけるかと思います。

 

3.3都民共済のラインナップ

そんな共済ですが、その商品ラインナップは、下記の2種に大別されています。

 

今回はその中でも、生命共済にスポットを当てて、次章より情報のブレイクダウンを、行ってまいりましょう。

 

4.生命共済こども型(0~17歳)

割安な掛金でありながら、死亡/入院の両側面に対応しているのがこども型共済で、その年齢は0歳~満17歳までとされています。

この章では、そんな子供型に関して、細かく見てまいりましょう。

 

4.1特徴

まずは、大きな特徴を押さえておきましょう。

こども型は2種類のコースが用意されていますが、共通項目は下記が上げられます。

・ケガの入/通院、日帰り手術に対応

・月々の保険料が1,000円で、子供さん自身の保障 + 第三者への損害賠償、契約者の死亡も保障

・申し込み:0歳~満17歳の健康状態であれば、加入可

・保障期間:0歳~18歳

・18歳以降は同額掛金の総合保障型へと自動継続

・自動継続時に「入院保障型/総合保障型+入院保障型」を選択する場合は、健康告知が必要

・「こども2型」から「入院保障2型」への変更を希望する場合の健康告知は不要)

 

それではもう少しブレイクダウンした特徴を、見てまいりましょう。

・入院/ケガによる通院が、1日目~最長360日まで保障

・入院の有無にかかわらず要手術になった場合、健康保険適応外の先進医療にも対応(基準あり)

・お子さんが第三者に損害を与えてしまった場合にも適応(1,000円は要自己負担)

・契約者死亡の場合にも、共済金の支払いあり(*疾病による死亡の際は、加入1年未満/コース変更後1年未満の増額分は保障対象外)

・営利団体ではないため、決算成績により、余剰金を払戻金として受取可

 

これらの特徴は、保険会社による特約部分に該当する場合が多く、その場合には特約部分の分保険料が増額される可能性があります。

単純に生命保険と比較しても、その掛金と保障内容は、各段に有利な特徴となっているのです。

 

4.2保障

それでは次に、保障内容をもう少し掘り下げてみましょう。
まずは掛金1,000円の、こども1型です。

保障内容
入院
事故 1日目から360日目まで 1日当たり 5,000円
病気 1日目から360日目まで 1日当たり 5,000円
通院 事故 1日目から90日目まで 1日当たり 2,000円
がん診断 50万円
手術
(当組合の定める手術)
2万円・5万円・10万円・20万円
先進医療
(当組合の基準による)
1万円 ~ 150万円
後遺障害
交通事故 1級 300万円 ~ 13級 12万円
不慮の事故(交通事故をのぞく) 1級 200万円 ~ 13級 8万円
死亡

重度障害
交通事故 500万円
不慮の事故(交通事故をのぞく) 400万円
病気 200万円
重度障害割増(年金払い、最高で10回のお支払い) 1回につき 50万円
犯罪被害死亡
(ひき逃げ事故等)(重度障害を含む)
200万円
契約者の死亡
交通事故・不慮の事故
(重度障害を含む)
500万円
病気(加入・変更後1年未満は除く) 50万円
第三者への損害賠償
(1,000円は自己負担)
1事故につき支払限度 100万円

 

次は、掛金2,000円のこども2型です。

保障内容
入院
事故 1日目から360日目まで 1日当たり 10,000円
病気 1日目から360日目まで 1日当たり 10,000円
通院 事故 1日目から90日目まで 1日当たり 4,000円
がん診断 100万円
手術
(当組合の定める手術)
4万円・10万円・20万円・40万円
先進医療
(当組合の基準による)
1万円 ~ 300万円
後遺障害
交通事故 1級 600万円 ~ 13級 24万円
不慮の事故(交通事故をのぞく) 1級 400万円 ~ 13級 16万円
死亡

重度障害
交通事故 1,000万円
不慮の事故(交通事故をのぞく) 800万円
病気 400万円
重度障害割増(年金払い、最高で10回のお支払い) 1回につき 100万円
犯罪被害死亡
(ひき逃げ事故等)(重度障害を含む)
400万円
契約者の死亡
交通事故・不慮の事故
(重度障害を含む)
1,000万円
病気(加入・変更後1年未満は除く) 100万円
第三者への損害賠償
(1,000円は自己負担)
1事故につき支払限度 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両者共通の注意点事項は、下記のように規定されています。

*表中入院/通院でいう『事故』とは、交通事故/不慮の事故が対象

*すべての病気による入院/死亡/重度障害が保障の対象

*同一の支払事由について、後遺障害/重度障害/死亡は重複しての共済金はなし

*後遺障害共済金の受取後、同一の事故により死亡/重度障害となり共済金が支払われる場合は、受取後の後遺障害共済金を差し引いた金額が受取可

*入/退院日が同日(日帰り入院)の場合は、入院1日とカウントし、入院料の支払いの有無などにより裁定

*重度障害の範囲および手術の支払基準は規定があり(一部の手術は対象外)

*「先進医療」とは厚生労働大臣が定める先進医療(先進医療ごとに厚生労働大臣が定める施設基準に適合し、届出が受理された病院または診療所において行われるもの限定)先進医療」の共済金は、組合の定めにより支払限度額の範囲内で受取可

*「がん診断」の共済金は、初回掛金を支払った日から90日を経過した翌日以降、医師が「がん」と診断した場合に対象

*「犯罪被害死亡」の共済金は、死亡/重度障害共済金+αの受取あり

*「第三者への損害賠償」の共済金には、通算支払限度額があり、同一の子どもにつき1型は300万円、2型は600万円まで

*第三者が同居する親族の場合は不可

*その他の保険等にも加入の場合は、保険金等の合計額が賠償責任額となるよう調整

 

4.3加入例

それでは、ケース別の加入例を見ておきましょう。

4.4加入条件

次は、肝心な加入条件を確認しておきましょう。

加入に関する門戸が広いのが、都民共済の特徴ですが、下記の様な加入条件が設けられています。
・申込時点で、契約者自身が東京都内在住か、勤務地が東京都内にある方の同一世帯

・0~満17歳で健康であること

・規定されている健康告知内容に該当する場合(花粉症は除外)は加入不可

・健康告知は医師などによる審査は不要(別途規定を要確認)

・他の都道府県での共済との重複不可

そんな都民共済には、下記に挙げる方法で加入手続きを行います。

・郵送
公式ホームページから資料請求を行う
電話で資料請求を行う

・普及員に直接加入請求を行う

ただし、下記に挙げる口座を保有している必要があります。

みずほ銀行
三菱UFJ銀行
りそな銀行
三井住友銀行
青梅信用金庫
多摩信用金庫
西武信用金庫
ゆうちょ銀行(総合口座通帳)

 

4.5請求手続き

最後に、共済金請求の流れを見ておきましょう。

共済金の共済金受取条件に該当した場合は、速やかな請求が必須となります。
1:都民共済組合へ連絡し、必要書類を受取

2:受け取った書類に必要事項を記入し、郵送

3:必要書類郵送後、到着日から原則5日(土日祝/12/9~1/3を除く)以内で共済金受取
*請求内容により、詳細確認及び調査により、この期間よりも延びる可能性あり

前述にありますように、都民共済の大きなメリットは、共済金請求から受け取りまでの時間が、非常に短い点です。

有事の際は、速やかに上記手順に則って、共済金の請求を行い、有事の為の資金確保を行いましょう。

 

5.生命共済(18~64歳)

都民共済では、お子さん以外の方を対象とした、18~64歳向けの生命共済があります。

この章では、そのあたりをチェックしてまいりましょう。

 

5.1特徴

まずは、大きな特徴を押さえておきましょう。

 

まずは基本的なプランとなる満18歳~満64歳までの健康な方向けの保障を例にとり、チェックしてまいりましょう。

総合保障型生命共済は、大きく分けて下記の3種類の商品が、用意されています。

そんな総合保障型は、下記のような特徴を有しています。

・疾病/ケガによる入院の場合、1日目から保障(日帰り入院も可)

・疾病で124日分、事故では184日分までが保障対象

・入院/通院/死亡保障/事故による後遺障害まで保障

・加齢による保険料の値上げなし

・営利団体ではないため、決算成績により、余剰金を払戻金として受取可

・手術/先進医療/三大疾病/長期入院の備えとして、下記の様な特約付加が可能(特約掛金部分も、割戻金の対象 )

 

 

生命保険で言うところの特約と比較しても、割安な料金設定となっているのが、お分かりいただけるかと思います。

 

5.2保障

それでは次に、保障内容をもう少し掘り下げてみましょう。
まずは総合保障1型掛金1,000円の場合です。

保障内容
保障期間 18歳~65歳
入院
事故 1日目から184日目まで 1日当たり 2,500円
病気 1日目から124日目まで 1日当たり 2,250円
通院 事故 14日以上90日まで 通院当初から1日当たり 750円
後遺障害
交通事故 1級 330万円 ~ 13級 13.2万円
不慮の事故(交通事故を除く) 1級 200万円 ~ 13級 8万円
死亡

重度障害
交通事故 500万円
不慮の事故(交通事故を除く) 400万円
病気 200万円

 

続いては掛金2,000円の総合保障2型掛金の場合です。

保障内容
保障期間 18歳~60歳 60歳~65歳
入院
事故 1日目から
184日目まで
1日当たり 5,000円 1日当たり 5,000円
病気 1日目から
124日目まで
1日当たり 4,500円 1日当たり 4,500円
通院 事故 14日以上
90日まで
通院当初から1日当たり 1,500円 通院当初から1日当たり 1,500円
後遺障害
交通事故 1級 660万円 ~
13級 26.4万円
1級 500万円 ~
13級 20万円
不慮の事故(交通事故を除く) 1級 400万円 ~
13級 16万円
1級 300万円 ~
13級 12万円
死亡

重度障害
交通事故 1,000万円 700万円
不慮の事故(交通事故を除く) 800万円 530万円
病気 400万円 230万円

 

最後は掛金4,000円の、総合保障4型です。

保障内容
保障期間 18歳~60歳 60歳~65歳
入院
事故 1日目から
184日目まで
1日当たり 10,000円 1日当たり 10,000円
病気 1日目から
124日目まで
1日当たり 9,000円 1日当たり 9,000円
通院 事故 14日以上
90日まで
通院当初から1日当たり 3,000円 通院当初から1日当たり 3,000円
後遺障害
交通事故 1級 1,320万円 ~
13級 52.8万円
1級 1,000万円 ~
13級 40万円
不慮の事故(交通事故を除く) 1級 800万円 ~
13級 32万円
1級 600万円 ~
13級 24万円
死亡

重度障害
交通事故 2,000万円 1,400万円
不慮の事故(交通事故を除く) 1,600万円 1,060万円
病気 800万円 460万円

 

上記3種の共通事項は、下記になります。

・入院/通院は交通事故/不慮の事故が対象

・すべての疾病による、死亡/重度障害が対象

・同一支払事由での、後遺障害/重度障害/死亡の重複支払は不可

・同一事故により既に後遺傷害共済金受取以降、同一事由でに死亡/重度障害に陥った場合、すでに受取済み部分は差し引き

・日帰り入院の場合は入院1日とカウント

・通院が14日未満でも入院日数を含め14回以上であれば、事故日含め180日以内の入院が対象

・重度障害は、都民共済組合に規定による

5.3加入例

それでは、総合保障2型を例にとって、見てまいりましょう。

通院から死亡まで、様々なサポートが展開されていることが、お分かりいただけるかと思います。

 

5.4加入条件

次は、肝心な加入条件を、確認しておきましょう。

加入に関する門戸が広いのが、都民共済の特徴ですが、下記の様な加入条件が設けられています。
・申込時点で、契約者自身が東京都内在住か、勤務地が東京都内にある方の同一世帯

・満18歳~満59(総合保障1型)歳で健康であること

・65歳以降は同額掛金の熟年型に自動継続となり、85歳まで保障

・60歳以降は年齢に応じて保障内容が変更(総合保障2型/4型に加入し、継続した場合)

・規定されている健康告知内容に該当する場合(花粉症は除外)は加入不可

・健康告知は医師などによる審査は不要(別途規定を要確認)

・他の都道府県での共済との重複不可

そんな都民共済には、下記に挙げる方法で加入手続きを行います。

・郵送
公式ホームページから資料請求を行う/電話で資料請求を行う

・普及員に直接加入請求を行う

ただし、下記に挙げる口座を保有している必要があります。

みずほ銀行
三菱UFJ銀行
りそな銀行
三井住友銀行
青梅信用金庫
多摩信用金庫
西武信用金庫
ゆうちょ銀行(総合口座通帳)

5.5請求手続き

最後に、共済金請求の流れを見ておきましょう。

共済金の共済金受取条件に該当した場合は、速やかな請求が必須となります。
1:都民共済組合へ連絡し、必要書類を受取

2:受け取った書類に必要事項を記入し、郵送

3:必要書類郵送後、到着日から原則5日(土日祝/12/9~1/3を除く)以内で共済金受取
*請求内容により、詳細確認及び調査により、この期間よりも延びる可能性あり

前述にありますように、都民共済の大きなメリットは、共済金請求から受け取りまでの時間が、非常に短い点です。

有事の際は、速やかに上記手順に則って、共済金の請求を行い、有事の為の資金確保を行いましょう。

 

6.生命共済(65~69歳)

それでは最後に、65~69歳の方を対象とした、生命共済を見てまいりましょう。

 

6.1特徴

まずは、大きな特徴を押さえておきましょう。

満65歳~満69歳までの健康な方向けの総合保障型生命共済は、大きく分けて下記の2種類の商品が、用意されています。

 

まずは基本的なプランとなる満65歳~満69歳までの健康な方向けの熟年型保障を例にとり、チェックしてまいりましょう。
・交通事故/不慮の事故による入院は入院初日~最長184日まで保障

・疾病による入院保障は、1入院につき44日分まで保障(70~80歳)

・健康体であれば満69歳までの申し込み可

・満85歳まで、保障が自動継続され更新手続き不要

・満65~満69歳で健康告知に抵触していなければ、医師による診断は不要で、告知のみで加入可

・特約プランあり

・余剰金の受取可能性あり

・手術/先進医療/三大疾病/長期入院の備えとして、下記の様な特約付加が可能(特約掛金部分も、割戻金の対象 )

こちらも手軽な掛け金で、様々な健康問題に対するフォローアップが充実しています。

 

6.2保障

それでは次に、保障内容をもう少し掘り下げてみましょう。
まずは熟年保障2型掛金2,000円の場合です。

保障内容
保障期間 65歳~70歳 70歳~80歳 80歳~85歳
入院
事故 1日目から184日目まで 1日当たり
2,500円
1日当たり
2,500円
1日当たり
1,000円
病気 1日目から124日目まで 1日当たり
2,500円
1日目から44日目まで
1日当たり
2,500円
後遺障害
交通事故 1級 100万円 ~
13級 4万円
1級 100万円 ~
13級 4万円
1級 20万円 ~
13級 0.8万円
不慮の事故(交通事故を除く) 1級 100万円 ~
13級 4万円
1級 100万円 ~
13級 4万円
1級 20万円 ~
13級 0.8万円
死亡

重度障害
交通事故 200万円 150万円 50万円
不慮の事故(交通事故を除く) 200万円 150万円 50万円
病気 100万円 50万円 30万円

 

続いては掛金4,000円の、熟年4型です。

保障内容
保障期間 65歳~70歳 70歳~80歳 80歳~85歳
入院
事故 1日目から184日目まで 1日当たり
5,000円
1日当たり
5,000円
1日当たり
2,000円
病気 1日目から124日目まで 1日当たり
5,000円
1日目から44日目まで
1日当たり
5,000円
後遺障害
交通事故 1級 200万円 ~
13級 8万円
1級 200万円 ~
13級 8万円
1級 40万円 ~
13級 1.6万円
不慮の事故(交通事故を除く) 1級 200万円 ~
13級 8万円
1級 200万円 ~
13級 8万円
1級 40万円 ~
13級 1.6万円
死亡

重度障害
交通事故 400万円 300万円 100万円
不慮の事故(交通事故を除く) 400万円 300万円 100万円
病気 200万円 100万円 60万円

 

上記2種の共通事項は下記になります。

・入院/通院は交通事故/不慮の事故が対象

・すべての疾病による、死亡/重度障害が対象

・同一支払事由での、後遺障害/重度障害/死亡の重複支払は不可

・同一事故により既に後遺傷害共済金受取以降、同一事由でに死亡/重度障害に陥った場合、すでに受取済み部分は差し引き

・日帰り入院の場合は入院1日とカウント

・70歳~80歳の病気入院保障は、1回につき44日分が上限

・重度障害は、都民共済組合に規定による

6.3加入例

それでは熟年2型を例に取って、見てまいりましょう。

 

6.4加入条件

次は、肝心な加入条件を確認しておきましょう。

加入に関する門戸が広いのが、都民共済の特徴ですが、下記の様な加入条件が設けられています。

・申込時点で、契約者自身が東京都内在住か、勤務地が東京都内にある方の同一世帯

・満65歳~満69歳で健康であること

・規定されている健康告知内容に該当する場合(花粉症は除外)は加入不可

・健康告知は医師などによる審査は不要(別途規定を要確認)

・他の都道府県での共済との重複不可

加入方法は、下記になります。

・郵送
公式ホームページから資料請求を行う
電話で資料請求を行う

・普及員に直接加入請求を行う

ただし、下記に挙げる口座を保有している必要があります。

みずほ銀行
三菱UFJ銀行
りそな銀行
三井住友銀行
青梅信用金庫
多摩信用金庫
西武信用金庫
ゆうちょ銀行(総合口座通帳)

6.5請求手続き

最後に、共済金請求の流れを見ておきましょう。

共済金の共済金受取条件に該当した場合は、速やかな請求が必須となります。
1:都民共済組合へ連絡し、必要書類を受取

2:受け取った書類に必要事項を記入し、郵送

3:必要書類郵送後、到着日から原則5日(土日祝/12/9~1/3を除く)以内で共済金受取
*請求内容により、詳細確認及び調査により、この期間よりも延びる可能性あり

前述にありますように、都民共済の大きなメリットは、共済金請求から受け取りまでの時間が、非常に短い点です。

有事の際は、速やかに下記手順に則って、共済金の請求を行い、有事の為の資金確保を行いましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

この章では主契約3種の、生命共済をご覧いただきました。

民間の生命保険会社商品と比較すると、非常にシンプルながらも、割安感/保障内容の充実度が高いという点が、明確になりました。

しかしながら、都民共済のメリットは、これだけではありません。

そのあたりを、次章にてご一緒に見てまいりましょう。

 

7.加入者サービス

都民共済の大きな魅力は、加入者に対するサービスが、とても充実している点にあります。

それではそんなサービスの数々を、順に見てまいりましょう。

 

7.1ブライダル

まずはブライダルに関するサービスです。

公式ホームページ上では、ブライダルに関する様々なサービスアイテムがちりばめられています。

割引価格で利用できる、各種ブライダル会場との提携サービスを行っています。

晴れやかな門出を祝福するイベントですが、何かと費用がかさむのが常です。

一つでも割引が適応されると助かること請け合いなので、是非選択肢の一つとしてはいかがでしょうか。

 

7.2オーダースーツ

次にオーダースーツです。

社会人の毎日には欠かせないアイテムですが、お安いにも関わらず、見栄えがする商品には中々巡り合えません。

そんなスーツですが、都民共済では格安のオーダースーツの用意があります。

 

7.3オーダーシューズ

次に、オーダーシューズです。

自身の足に快適フィットな靴を探すのは、非常に難しく、足の悩みを抱えていらっしゃる方が、大勢いらっしゃいます。

そんな声に応えるのが、オーダーシューズの作成サポートです。

 

7.4ギフト

結婚式の引き出物だけに留まらず、大切な方への贈り物としてのギフトサービスが、充実しています。

 

7.5旅行

大手旅行代理店との提携を行っているので、安心安全かつハイクオリティーな旅が、利用できます。

7.6健康生活応援

健康志向が高まっている昨今、スポーツジムなどに加入されている方を多く見かけます。

長寿時代に突入していますが、健康寿命あってのことです。

都民共済では、そんな組合員の健康をサポートするサービスが、設けられています。

 

7.7宅配便

介護する側、される側の両方への気配りが反映されているのが、思いやり宅配便です。

おむつなどを低価格で通販し、組合員の介護に関わる負担軽減に、一役買っています。

 

7.8紳士服販売会

最後に紳士服販売会です。

常時開催ではありあませんが、適時開催されているイベントです。

お手頃価格でスーツが購入できるので、組合員には非常に好評を博しています。

 

8.まとめ

いかがでしたでしょうか。

非営利団体であるからこその、充実の保障内容と、割安な掛金が実現されているのが、ずばり都民共済です。

そのサービスレベルの高さと幅の広さが、十二分にお分かりいただけたことだと思います。

広告媒体が限られているので、あまりお目に留まらないかと思いますが、今回の情報を基礎に、思い切って都民共済の有用性を、ご自身の目で確認されてはいかがでしょうか。

万が一に備える為の経済的バックアップだからこそ、費用対効果の高さが求められます。

そんなニーズにピンポイントでアプローチしてくれている都民共済、是非ライフプランの有効な一打として、活用されてはいかがでしょうか。

『保険相談したいけど、結局どこがおすすめ?』

店舗よりも自宅やカフェで相談できる方が移動が楽な上に、保険は一度きりで決められないこともあるはず。
そこで強くおすすめしたいのが、訪問型の無料保険相談サービスである、『保険コネクト 』です。

所属する全てのFP(ファイナンシャルプランナー)が44社全ての保険を扱うことのできる日本最大級の保険代理店です。
保険業界の経験者を採用しており2500人以上と、他社よりも精鋭のベテラン揃いです。

保険相談は結局のところFPが信頼できるかに左右されるため、保険のことは、まず最初に「保険コネクト」で無料相談をしてみるのがよいでしょう。

 「保険コネクト 」を見る