「うつ病」。精神的なものが原因で、人には隠しておきたいと思う人が多い病気です。
同時に、なかなか治るのが難しいというイメージもあると思います。
しかし、「うつ病」は「現代病」とも言われ、実は治療を受けている人も多くいます。しかし、うつ病では保険に加入できないという通説もあり、治療をしていくなかでの不安は尽きないという方が多くいます。
そこで、今回は「うつ病」という病気がどんな病気であるかから、実際に保険に加入するためのバイブルをご紹介していきましょう。治療中だから不安になることを、ここで安心に変えていきましょう。
1:うつ病とは?
では、最初に「うつ病」という病気について、ご紹介していきましょう。
そもそも「うつ病」とはどんな病気かを知ることは、自分自身や家族がどんな状態であるかを知る1つの方法になります。
ただし、ここでご紹介するチェックリストの結果が絶対ではありません。後半でご紹介する診療科を受診することも必要です。
1-1:うつ病とはどんな病気?
ここでは、「うつ病」がどんな病気であるかをご紹介していきましょう。
「うつ病」というキーワードで調べると様々な説明が紹介されています。そういたサイトでは、どうしても医学的な記載が複数記載されています。ここでも、少し専門的な内容をご紹介になりますが、ここで全てを理解する必要性はありません。
《うつ病とは》
うつ病とは、「脳のエネルギー少なくなり、憂うつな気分になり日常の生活に異常を期すこと」です。
その種類はいくつもあります。
「単純うつ病」=うつ状態だけが発症しているいもの
「双極性うつ病」=うつ状態と躁状態の両方が起こるもの
「軽症」=仕事や日常生活、他人とのコミュニケーションでの障害は、少なく他人にはわからないこともあるレベルです。
「重症」=仕事や日常生活、他人とのコミュニケーションでの障害が明らかに困難となるレベルです。重度となると、人との関わりが持てなくなることも多く、他人や家族にも症状として分かることが殆どです。
再発をしている場合や、初回で診断される場合かで判断されます。うつ病は、再発しやすい病気と言われていますので、再発回数も分類には大きく影響します。
医療的な分類として「メランコリー型」、「非定型」、「季節型」、「産後」などの分類が行われます。
「メランコリー型」=典型的なうつ病として分類されます。
「非定型」=良いことに対しては気分があがり、食欲は過食傾向で体重増加、過眠、ひどい倦怠感、他人からの批判に過敏、などの症状があります。
「季節型」=「反復性」の一種です。各個人により特定の季節に「うつ病」を発症し季節の移り変わりとともに改善される症状です。季節が限定されているのではなく、個々人によりどの季節で発症するかは変わります。ただし、「冬季うつ病」と言われる冬に発症するものが知られており、日照時間と関係があるのではないかと言われています。
「産後」=産後4週以内にうつ病を発症する症状のことです。これは、出産に伴いホルモンの変化や分娩での体力消失、これから先の子育てに対する不安、授乳の睡眠不足といった身体に負担が多いこの時期だからこそ生じる症状です。
この様に、一言で「うつ病」といっても様々な分類があることをご理解頂けましたか。こうしてみると、様々な視点があるので自分だけで勝手な判断が出来ないということをご理解頂けたと思います。知識がない人が勝手に「うつ病」を判断することには、大きなリスクが生じることになります。次にご紹介するのは、企業が多く取り入れている「うつ病のセルフチェックリスト」です。この結果が悪い結果となったとしても、あくまで企業の担当者が医師と連携するためのものでしかありません。
1-2:うつ病セルフチェックリスト
では、企業が利用している「うつ病セリフチェックリスト」をご紹介しましょう。各項目に、「いいえ=0」「はい(ときどき=1点、しばしば=2点、つねに=3点)」で判断し合計点を算出します。(ただし、各項目の内容には企業や実施団体により多少異なります。)
《質問》
(1)体がだるく、疲れやすいと感じますか
(2)騒音が気になり気が散りますか
(3)最近、気が沈んだり気が重くなることが増えていますか
(4)音楽を聞いて楽しいと感じますか
(5)朝目が覚めた時に疲れが残っていますか
(6)仕事に集中できますか
(7)肩がこっていますか
(8)頭痛がおきますか
(9)夜に眠れなく、朝早く目ざめるますか
(10)事故やけがをする回数は増えましたか
(11)食欲は減っていますか。逆に、多くなっていますか。
(12)テレビをみて楽しいと思いますか
(13)息が詰まったり、胸が苦しいと感じることがありますか
(14)のどの奥に物がつかえている感じがしていますか
(15)人生がつまらないと感じることがありますか
(16)仕事の能率があがらないと感じますか
(17)以前にも現在と似た症状がありませんか
(18)本来は几帳面ですか
<判定結果>
10点以下:うつはなし
11~15点:境界領域
16点以上:うつ傾向あり
この結果で、16点以上となった場合には、改めて医師の診断を受ける様にしましょう。
1-3:うつ病の原因
では、こうした「うつ病」の原因とはどんなものでしょうか。こちらも、様々なサイトや雑誌の特集でご紹介されていますので一度は目にしたこともあるでしょう。ここで、改めて、その顕著な例をご紹介していきましょう。
うつ病原因《ストレスと環境の変化》
やはり、原因の1つとしてストレスは欠かせません。うつ病は、何かしらの過度なストレスが引き金になって起こるとされています。ストレスと感じる理由は様々です。人によりストレスと感じる理由は様々です。
仕事が理由=昇進、降格、失業、仕事の失敗、定年、人間関係、失敗や成功など
仕事における様々なシチュエーションで生じる事柄が要因となります。意外かもしれませんが、成功が理由でうつ病になることもあります。会社や仕事で大きな評価を受けた際にも、過度なストレスが生じる人もいるということです。
健康が理由=月経、事故、からだの病気
やはり、体調が安定していないと気分が憂鬱になります。
家族が理由=妊娠、出産、子どもの就職・結婚、家庭内の不和・離婚
家族の大きな環境変化も要因になります。また自分自身の結婚も1つの理由に考えられています。マリッジブルー等の名称も、こうした1つに該当します。また、離婚はとても大きなストレスを与えることが分かっています。
お金が理由=貧困、税金問題、相続問題
お金の処理が大変だと同じ様に気分が憂鬱になりがちです。また、常に、お金の事が頭をよぎりほかの事を考えれなくなるということもあります。
生活環境の変化が理由=旅行、引っ越し、転勤
生活環境が変化すると、その分、何かと気持ちが落ち着かない時間を過ごすことになりがちです。
喪失体験=近親者との死別・離別、病気
大事な家族や友人を失った時の喪失感はとても大きなものです。
この様に、環境の変化等がうつ病に大きな影響を与え、原因になることが分かってきています。それだけではなく、最近では、日照時間もうつ病に影響するとされており、医学の進歩により様々な理由が分かってきています。これからの研究で、もっと、具体的な原因が分かる時代が来るでしょう。もっと、詳しい理由が判明すれば新しい治療方法も見つけることが可能です。これからに期待できますね。
1-4:うつ病に悩む人は増加している?
こうした「うつ病」ですが、実際に「うつ病」を患う人が多くいることもご紹介しましょう。
厚生労働省が平成25年に発表した患者数をご紹介しましょう。当時、うつ病の有病率は6.7%になり、15人に1人が生涯に1度はうつ病にかかる確率となります。つまり、他人事ではないということです。この数値ですが、残念なことに年々増加しています。
つまり、他人事ではなく自分がいつ「うつ病」になるかわからないとうことです。現在では、様々なストレスがある時代とされ、日常の生活でストレスの原因が様々な要素は秘めています。普段の生活においても、ストレスを感じることが増えてきているということを理解しておきましょう。その中で、どうしたらそのストレスが発散できるかを考えるようにしましょう。これについても、様々な書籍等で紹介されていますので、そうした方法も参考にしていきましょう。
2:うつ病の治療方法
では、うつ病は治るのでしょうか。うつ病の診断について、ここでご紹介していきましょう。
2-1:治療する科は?
最初にご紹介するのは、「うつ病」かもと思った際に、何科を受診したらよいかとうことです。
この科について、悩まれる方が多いのでご紹介しておきましょう。
もしも、「うつ病」ではないかと思ったり、先程、ご紹介したセルフチェック表で点数が高い時は、出来るだけ早くに病院やクリニックで診てもらう様にしましょう。その際に、受診するのは「精神科」「心療内科」「メンタルクリニック」「こころのクリニック」などの名称の診察科です。「精神科」「心療内科」という名称には、何か抵抗感を感じたり不安になる人も多いのが事実です。しかし、予約制の病院が多くなっていますので他の患者に会うことも少なく診てもらうことも可能です。特に、あまり人に逢いたくないと思った際には、予め電話で予約をする様にしましょう。
始めて診療を受ける際には、先に問診票を記入することが殆どです。実際に、問診表をもとに「どんな症状に悩んでいるのか」「いつ頃からか」「家族に同じ症状の方はいないか」等を確認することになります。
体調は悪い時ですし、将来的な治療の参考になるので可能であればご家族と一緒に診察を受ける様にしましょう。そうすると、各御家庭でどんな事にきをつければよいかどうかなどのアドバイスを受けることが出来ます。
2-2:様々な治療方法
では、「うつ病」と診断された際にどの様な治療を行うのかもご紹介しておきます。
うつ病治療は「休養」「環境調整」「薬物治療」「精神療法」の4つが主な治療方法になります。
実際の治療方法は、各個人の状態により変わります。また薬の効き方についても同様です。
こうした治療については、医師の相談を行ってください。
実際にうつ病は治る病気です。しかし、焦ってしまえばその分、回復が遅くなったり改善の見込みは低くなります。早く復帰したい、会社や学校を休みたくないと思っても長い目でみた時には思い切る方が良いでしょう。
うつ病の治療については、「休養」+「環境調整」+「薬物治療」→「精神療法」の関係で実施します。「休養」はうつ病の治療の大前提となり、「環境調整」として原因となった場所や人間関係などを手放す、そして「薬物治療」で脳の働きや体調の不調を改善するが基本です。将来的には「精神治療」と呼ばれるメンタル面の強化なども実施していくことになりますが、基本を行うことで改善する方が多いのが実情です。また、長期的な治療、家族の協力が必要なので、その点も効果を促進する面で考慮する方が良いでしょう。
3.うつ病で保険に加入できるか?
うつ病に関して解説してきましたので、ここからはうつ病と保険の関係を解説していきます。
うつ病を患ってしまった場合は、保険に加入することが出来ないのか?また加入する方法を解説していきます。
3-1:うつ病では保険に加入できない?その理由
うつ病になると生命保険に加入できない。
これは、遠からずYESです。ただし、出来ないということではなく、加入しにくいということです。
それは、「自殺の可能性がある」「働けない=保険料が支払えない」等の可能性があるためです。そもそも、生命保険商品の基礎は「相互扶助」の精神から成り立ちます。つまり、お互いが支え合うことが基本になり、うつ病の方は健康な状態ではないため相互扶助の概念には立たないためです。
しかし、だからといって世の中にある保険商品全てに加入できないということではありません。
3-2:うつ病で保険に加入する方法は?
では、うつ病の時に保険に加入するには、どうしたら良いのでしょうか。それは、加入できる保険商品を選ぶということです。決して、健康状態を偽ることはしてはいけません。今の自分にあった保険商品を選ぶこと以外にありません。次から、そうした保険についてご紹介していきましょう。
4:うつ病でも入れる保険商品はあるの?
うつ病でも加入できる保険商品はあります。それが、ここからご紹介する保険です。ただし、ここでご紹介する保険は、健康状態に問題、課題がある人全般に向けた商品となります。
4-1:引受基準緩和型の生命保険・医療保険
最初にご紹介するのは「引受基準緩和型」と呼ばれる保険商品です。
現在では、保険に加入する際には、申込み時に自分の健康状態を申告する「告知」を行うことになります。保険会社では、加入時に告知された健康状態ともとに、各社で定義されている健康状態の基準(引受基準)を照らしあわせて、加入可能かどうかの判断をします。
ここでご紹介する「引受基準緩和型」は、「健康状態による加入の可否の基準が緩く設定してある」商品のことです。つまり、うつ病をはじめ健康状態に課題があっても加入しやすいということです。
・最近3か月以内に医師から入院・手術・検査などをすすめられたかどうか
・現在入院中かどうか
・過去2年以内に入院や手術があったかどうか
・過去にがんや上皮内新生物があると診断されたかどうか
実際には、この様な4つの質問全てに「いいえ」となれば加入でき、他の保険商品と比べて格段に健康状態の確認項目が少なくなります。
ただし、注意点があります。健康状態による診査項目を少なくしうているため通常の保険商品と比べて、各段に保険料が高くなります。もちろん、高くなる保険料については、どんな保障を受けるかにより異なります。また、各保険会社で、質問項目の違い等もありますので、注意しましょう。
4-2:無告知型保険の医療保険・生命保険
先程ご紹介した質問に1つでも「YES」がある場合はどうしたら良いのでしょうか。それが、ここでご紹介する「無告知型保険」型の保険になります。
2年以内に入院や手術をしていたり、加入時点で重い持病や既往症がある場合に検討することになります。こちらは文字通り、告知がない保険、つまり健康状態を問わない保険となります。しかし、こちらの保険は、先程と比べて、保険料は高くなります。そして、受けられる保障にも限界が設定されているのが通常です。
この様に、うつ病、あるいは健康状態に課題があった際にも加入できる保険商品は存在しています。しかし、見積りをしてもらうと想像以上に保険料が高かった等の声も多く、可能であれば避けたい保険になります。
5:うつ病でも加入可能な保険商品
具体的な保険商品をご紹介しましょう。いくら概念をご紹介しても、ピンとこない場合が多くあります。そこで、ご紹介したいのがアフラックの商品です。こちらの保険については、広告(うたい文句、宣伝のフレーズ)にもうつ病での加入が可能と紹介されています。
アフラック|「引受基準緩和型医療保険 やさしいEVER」
こちらの商品は、「うつ病」「パニック障害」「神経症」「不眠症」でも告知質問項目すべてが「いいえ」にあてはまれば加入が可能です。
《商品概要》
(1)持病・既往症がある方も加入しやすい医療保険
告知内容は、いかになります。
①現在、入院中ですか?または過去1年以内に 入院・手術・先進医療・検査をすすめられたことがありますか?(ただし、診療完了した場合は除きます。)
②過去2年以内に以下の病気で入院をしたことがありますか?
糖尿病(高血糖や糖尿病の疑いを含む)、脳卒中、心筋こうそく、狭心症、不整脈、気管支ぜんそく、慢性気管支炎、慢性肝炎(慢性C型肝炎、慢性B型肝炎を含む)、かいよう性大腸炎、クローン病、リウマチ、こうげん病、うつ病、神経症、パニック障害、不眠症
③過去5年以内に以下の病気や異常で医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがありますか?
- 糖尿病の合併症(網膜症・眼底出血、腎症、下腿皮膚かいよう・えそに限る)
- がん(悪性新生物)(過去5年以内に診断確定・治療・投薬のいずれかがあるものに限る)
- 心臓病・動脈の疾患(心筋こうそく、狭心症、不整脈、脳動脈瘤を除く)
- 慢性腎不全(透析をうけたものに限る)
- 慢性の呼吸器の不全(酸素療法をうけたものに限る)
- 肺気腫、肺線維症
- 肝硬変
- 脳・神経の病気や異常
- 認知症
- アルコール・薬物依存症
- そう病、そううつ病、統合失調症、その他の精神の病気や異常(うつ病、神経症、パニック障害、不眠症およびこれら4つの病気の症状として現れたうつ状態を除く)
- 免疫不全症
- 原発性筋障害
(2)引受基準を緩和した保険になり簡単な告知で申込み可能
(3)ニーズにあわせて特約を付加可能
※先進医療や三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)の保障、死亡保障をプラスすることが可能。
【保障内容】
病気・ケガで入院したとき |
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疾病入院給付金・災害入院給付金 |
1日につき5,000円 ※契約日から1年以内は1日につき2,500円 |
1回の入院限度日数 |
最高60日 病気・ケガそれぞれ1回の入院につき最高60日まで、通算1,095日まで |
病気気・ケガの治療を目的として所定の手術を受けたとき |
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手術給付金(入院中の手術) |
1回につき5万円 ※契約日から1年以内は1回につき2.5万円 |
手術給付金(外来による手術) |
1回につき2.5万円 ※契約日から1年以内は1回につき1.25万円 |
支払回数 |
無制限 |
(支払対象外) ・傷の処置(創傷処理、デブリードマン) ・切開術(皮膚、鼓膜) ・骨・関節の非観血的整復術、非観血的整復固定術および非観血的授動術 ・抜歯 ・異物除去(外耳、鼻腔内) ・鼻焼灼術(鼻粘膜、下鼻甲介粘膜) ・魚の目、タコ手術(鶏眼・胼胝切除術) ・先進医療に該当する場合
アフラックは「がん保険」として有名な保険会社です。しかし、こうした持病がある方を対象として保険商品にも力を入れています。それだけではなく、こうした保険を元に、その他の特約を付けた場合にどの程度の保険料になるかも自動で計算されるシュミレーション機能をホームページに準備してくれていますので、実際に自分の年齢や欲しい補償を受けることで、どの程度の保険料になるかを簡単に計算してくれます。
【保険料目安】
契約日の満年齢 |
通院ありプラン |
通院なしプラン |
||
男性 |
女性 |
男性 |
女性 |
|
30歳 |
3,966円 |
4,223円 |
3,321円 |
3,551円 |
40歳 |
4,409円 |
4,382円 |
3,671円 |
3,656円 |
50歳 |
5,209円 |
5,006円 |
4,336円 |
4,181円 |
60歳 |
6,609円 |
6,116円 |
5,526円 |
5,141円 |
70歳 |
9,193円 |
8,167円 |
7,636円 |
6,841円 |
これ以外にも加入可能な保険商品があります。アフラックと比較するために参考となる保険料をご紹介します。
《引受基準緩和型医療保険 定期タイプ》
タイプ①|エイ・ワン少額短期保険「エブリワン」
日額タイプの入院保障と、入院・手術・長期入院のそれぞれで保険金を受け取れます。
加入コース |
5,000円 コース |
7,000円 コース |
10,000円 コース |
入院険金(日額) 入院初日から60日限度 (病気やケガで入院された場合) |
入院1日につき 5,000円 |
入院1日につき 7,000円 |
入院1日につき 10,000円 |
入院一時金 (入院保険金日額の5倍) (5日以上入院された場合) |
2.5万円 |
3.5万円 |
5万円 |
手術一時金 (入院保険金日額の10倍) (入院中に所定の手術をされた場合) |
5万円 |
7万円 |
10万円 |
長期入院一時金 (入院保険金日額の5倍) (入院61日以上入院された場合) |
2.5万円 |
3.5万円 |
5万円 |
タイプ②|SBIいきいき少額短期保険「新いきいき世代【緩和型】」
入院・手術・先進医療に保障を絞り込んだタイプです。加入を検討するにはとてもシンプルな商品といえます。
34歳 女性 | 2,470円 | 34歳 男性 | 1,580円 |
44歳 女性 | 2,550円 | 44歳 男性 | 2,330円 |
54歳 女性 | 3,290円 | 54歳 男性 | 3,970円 |
64歳 女性 | 5,170円 | 64歳 男性 | 6,080円 |
引受基準緩和型医療保険 終身タイプ
タイプ①|オリックス生命「新キュア・サポート」
有名なオリックス生命の商品です。持病や入院・手術経験あっても加入できる終身医療タイプ保険です。
契約年齢・性別 |
日額 5,000円コース |
日額 10,000円コース |
|
30歳 |
男性 |
2,879円 |
5,399円 |
女性 |
2,850円 |
5,445円 |
|
40歳 |
男性 |
3,621円 |
6,711円 |
女性 |
3,096円 |
5,826円 |
|
50歳 |
男性 |
4,608円 |
8,478円 |
女性 |
3,817円 |
7,152円 |
この様に様々な保険会社で健康状態に課題があっても加入できる保険商品があります。
ここで、注意することは、「健康状態を偽らないこと。」です。これは、どんな保険商品においても同じです。健康状態を偽ることは、詐欺にあたるということをご理解ください。そして、もしも偽っていることが分かれば、その間の保険は無効となります。それだけではなく、場合により今後の保険加入に制限を持たれることもあります。一時的な事を考えて、こうした事をしてしまうと将来的な側面でマイナスの要素が多数発生していまいます。
それだけではなく、将来受け取れる可能性のある保障も受け取れないという結果や、支払った保険料が戻ってこない可能性もあります。保険会社は基本的に加入者の申し出を尊重しますので、後々にこうしたことが判明することが多く、それは万が一がおきた際の申請時になります。
これは、どんな保険商品に加入する際も同じです。もしも、健康状態に課題があると考えている場合でもまず最初は、普通の保険商品の加入を検討してください。その際、健康状態を正しく伝えることで、通常が難しくても、その他に加入できる保険商品を紹介してくれます。確かに、申告から2年間が経過すれば申告時に誤りがあったとしても問題にはなりませんが、こうしたトラブルは出来るだけ避けたいものです。
6:まとめ
いかがでしょうか。
今、自分が「うつ病」かどうかということをはっきりと言える人は少ない中、うつ状態と呼ばれるうつ病の予備軍になっている可能性はあります。ご紹介している通り、うつ病にかかっている人は、年々増えてきています。また、予備軍を含めるとその数はもっと多くなります。また、現在、うつ病と診断されて治療している方は、この先の保障や備えに不安をもっている人が多いということも分かっています。病は気からという昔からの言葉がある様に、うつ病を患っている場合にはどうしても体調も芳しくなく積極的な行動が出来にくいこと、家で治療する中でどうしてもマイナスの事ばかりを考えてしまうなどという声も聴くことがあります。
しかし、今回ご紹介している通り、将来に向けた備えをすることは可能です。そして、焦らず治療をすることも必要です。こうした治療には、ご自身だけではなくご家族の協力が必要ですし、より家族のことを考える時期だからこそ、今回ご紹介しているような保険商品の加入を検討してみるのも1つの方法です。ただし、必ず加入しなければいけないということではありません。まずは、自分自身の体調を整え、余裕が生まれた時にこうした保険商品の検討をしてください。
いづれにしても、健康というのはとても大事です。実際に、病気になった方が最も分かると思いますが、いかにして健康を維持するか。もしくは、今ある状態を維持するかも1つの方法として大事だと理解してください。健康とは、自分だけではなく家族を守るためにも必要なことです。ただし、人間はどうしても病気になってしまいます。そうした際には、後半にご紹介した告知内容が簡易な保険商品への加入も1つの方法になります。これが全てではありませんが、健康の維持、状態の維持、そして備え。この3つを備えて頂き、より安心した生活が出来るようにして頂きたいと思います。
保険商品とは、将来に備えるものでしかありません。この将来の万が一が来ないことが最も良いことではありますが、健康状態を理由に保険商品への加入を諦めない様にして頂きたいと思います。無理のない範囲の保険料であること、受けたい保障があること。こうしたバランスも意識して保険商品を選んで頂ければと思います。
現在は、ご紹介している以上に様々な保険商品が販売されています。全てをここにご紹介することは出来ていませんので、是非、インターネット等を利用して検索をして頂きたいと思います。きっと、納得する保険商品に出逢えると思います。これから先、健康状態を維持しながらも、是非、自分や家族にあった保険商品を選んで頂きたいと思います。くれぐれも、焦ることなくじっくりと保険商品を選んでください。きっと、納得した商品に出逢い、自分も家族も納得することが出来るようになるはずです。
この記事を読んで頂いた方にとって、健康状態で諦めていた方も保険商品へ加入し、今よりも安心した生活を送って頂ける参考になればと思います。是非、無理をすることなくご家族の為に時間を掛けて保険商品選びをしてください。