保険の掛け捨ての意味とは?掛け捨て保険と積み立て保険の選び方

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なんとなく「掛け捨て」という単語を目にすると「損をする」というイメージを抱きがちです。しかし、本当に掛け捨て保険は損なのでしょうか?

毎月の保険料は高額でなくとも長期にわたって支払うことで、最終的は支払いは家の次に高い買い物とも言われる保険。損したくない!という感情を抱くのは自然なことです。

しかし、「掛け捨てにした方が支出は少なくて済むから得」だとか「掛け捨ては払うだけで保険金を受け取れなければ損だ」とか1つの保険商品に対して「得だ」「損だ」と真逆の評判があり、どちらが本当なのかわからなくなってしまいますよね。

今回は掛け捨て保険と積み立て保険の両方に加入した我が家の例を取り上げつつ、なぜその保険は掛け捨て保険を選択したのか?あなたの場合はどのように考えるべきか解説していきたいと思います。

この記事を読むことで、掛け捨て保険の意味とじぶんのニーズに合った保険商品の選び方を学んでいただければ幸いです。

目次

1 保険にはどんな種類があるの?
1-1 基本的に「掛捨」な定期保険(平準型)
1-2 両方備える養老保険
1-3 保障がずっと続く終身保険
2 掛け捨てタイプの特徴を知ろう
2-1 掛け捨て保険のメリットは?
2-2 掛け捨て保険のデメリットは?
3 積み立てタイプの特徴を知ろう
3-1  積み立てタイプのメリットは?
3-2 積み立てタイプのデメリットは?
4 人気の掛け捨てタイプの生命保険はどれ?
4-1 Bridge(ブリッジ)オリックス生命
4-2 FineSave(ファインセーブ)オリックス生命
4-3 定期保険プレミアム チューリッヒ生命
5 人気の積み立てタイプの生命保険の内容は?
5-1 RISE(ライズ)オリックス生命
5-2 未来の自分が決める保険WAYS(ウェイズ) アフラック
5-3 長生き支援終身 東京海上日動あんしん生命
6 人気のある医療保険を知ろう!
6-1 新CURE(キュア)オリックス生命
6-2 ちゃんと応える医療保険 EVER(エヴァー)アフラック
6-3 メディカルKitNEO 東京海上日動あんしん生命
7 掛け捨てタイプがお得なのはこのパターンだ
7-1 保障が一生涯必要か?
7-2 解約のタイミングで損得が変わる
7-3 積み立て型保険で資産を築けるのか?
8 まとめ

1 保険にはどんな種類があるの?

掛け捨て保険と積み立て保険の選び方を理解するためにも、まずは保険の基礎知識を知ることからはじめましょう。

保険は専門用語がわかりにくい上に、商品の数も多く非常に複雑にみえますよね。

しかし実際はシンプルで「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つがベースになっています。

この3種類の違いを知ることで保険の全体像がみえやすくなりますので、しっかり基本を押さえておきましょう。

1-1 基本的に「掛捨」な定期保険(平準型)

まずは定期保険の特徴です。定期保険は、その名が表すように「保障が一定の期間内のみ有効」である保険です。基本的に保険料の支払期間のみ保障が有効です。

保険料の支払い期間中に、もしものことが起きた場合のみ保険金が支払われます。もしものことが起きないまま、保障期間が終了しても保険料の払い戻しも保険金の支払いはありません。

基本的に「掛け捨て保険」となります。掛け捨てとなる分、保険料が割安となっています。

1-2 両方備える養老保険

次にご紹介する養老保険は「保障」と「貯蓄」の両方を兼ね備えています。保険料の支払い期間は一定で、保障期間は保険料の支払期間と同一です。

保険期間中に死亡した場合には死亡保険金が支払われ、万が一のことが起きないまま満期を迎えた場合には死亡保険金と同額の満期保険金が支払われます。

保険期間の途中でも、解約返戻金を有効利用することがでる場合もあります。つまり掛け捨て保険ではありません。その分、保険料は安いとはいえません。

1-3 保障がずっと続く終身保険

最後にご紹介するのが保障が一生涯続く終身保険です。

終身保険は、保険料の支払期間が終わっても保障が一生涯続きます。

このため、何歳で亡くなられても保険金が支払われます。保険による保障が不要となった場合には、解約返戻金を老後資金など、多目的に利用できます。

また保険料払い込み期間を過ぎれば、保険料の支払総額を上回る解約払戻金が受け取れる商品が多く貯蓄目的での加入をする方もいらっしゃいます。

保険料は高めですが、掛け捨て保険ではありません。

相続税や葬儀費用など、いつか必ず発生する支出をカバーしたい時や貯蓄目的で保険を利用する場合に有効です。

2 掛け捨てタイプの特徴を知ろう掛け捨て

保険の3つのベースとなる「定期保険」「養老保険」「終身保険」の特徴をご紹介いたしましたが、この中で掛け捨て保険にあたるのは「定期保険」であることがお分かりいただけたでしょうか?

続いては「掛け捨て保険」のメリットとデメリットを掘り下げてみましょう。

2-1 掛け捨て保険のメリットは?

掛け捨て保険の大きなメリットはなんといっても保険料の安さでしょう。保障期間内であれば、安い保険料で手厚い保障を受取ることができるのは、保険加入者にとって大きなメリットです。

ある保険の保障が必要な状態である期間が限られている場合には、その期間だけ保険料を支払えばよいのでとてもお得です。

また、保障期間が限られているということは、もっと条件の良い保険に乗り換えるなど自由度が高い点もメリットと言えるでしょう。

2-2 掛け捨て保険のデメリットは?

掛け捨て保険のデメリットは、保障を受けられる期間が限られていることです。

何年間継続して保険料を支払っていたとしても、保険料の払込期間が終わってしまえば、何の保障も保険金も受け取れません。まさに払い損です。

この点に注目しすぎると、絶対に起こるという保証はないが、起こる可能性もある不確定な事態に備えるために保険料を支払うこと自体が馬鹿げているのではないか?損なのではないか?という疑問を抱きやすくなりがちです。

払い損になるかもしれないのに保険料を払うべきか?という疑問を抱いた人が興味を持ちやすいのが、積み立てタイプの保険です。続いては、積み立てタイプの保険の特徴をみていきましょう。

 

3 積み立てタイプの特徴を知ろう積み立て

積み立てタイプにあたる保険は「養老保険」「終身保険」となります。「掛け捨てじゃないから損しないんでしょ?」そんなぼんやりとしたイメージを抱きがちな積み立てタイプですが、メリットだけではなくデメリットもあります。

ここでは積み立てタイプの保険のメリットとデメリットに注目しながらその特徴をご紹介します。

3-1  積み立てタイプのメリットは?

積み立てタイプのメリットは、貯蓄性と保険の両方を受取ることができる点です。

保険料の払込期間中に万が一のことが起こった場合は、契約した保険金を受け取ることができます。

さらに、保険料の払込期間中にもしものことが起きなくとも、満期金であったり一生涯の保障を受けることができます。

保険料の払込期間が終わった後も、保障が受け取れるという特徴は老後の備えにもなるケースが多く、いつか必ず必要となるお金を準備するのに役立ちます。

3-2 積み立てタイプのデメリットは?

積み立てタイプの最大のデメリットは保険料が高いということです。

また、貯蓄性があるとはいえ保険料を全期間分支払い終えても、満期金が払込総額を下回り元本割れを起こす可能性があります。

たとえ保険料を全期間分支払い終えば元本割れをしない貯蓄性が高い商品でも、 払込期間中に途中解約をした場合は元本を大きく割り込むケースがほとんどです。

長期にわたって保険金を支払わないと積み立てタイプのメリットが受けられない上に、保険料は高めなので大きな保障を求めると保険料が家計の負担になりやすい点は積み立てタイプの保険のデメリットと言えるでしょう。

 

4 人気の掛け捨てタイプの生命保険はどれ?

さて、ここまで掛け捨てタイプと積み立てタイプ、それぞれのメリットとデメリットをみてきましたがいかがでしたでしょうか?

ここからは、具体的に現在発売されている人気商品を見ながらそれらの特徴を抑えていきたいと思います。まずは掛け捨てタイプの生命保険を取り上げます。

以下の3つは定期保険ですが、これ以外にも収入保障保険という保険料を年金方式で受け取るタイプの生命保険も掛け捨て保険ですが人気上昇中です。

ちなみに保険料例は概算です。条件によって保険料は変動いたします。

4-1 Bridge[ブリッジ]オリックス生命

お手軽な保険料でしっかりとした保障が欲しい方におススメです。

  • 保険金:1,000万円/10年
  • 保険期間:10年満了
  • 保険料払込期間:保険期間と同一
  • 契約可能年齢:20歳~65歳

■保険料例

20歳男性  1,104円
30歳男性 1,310円
40歳男性 2,414円
50歳男性 5,297円

20歳女性  684円円
30歳女性 970円
40歳女性 1,607円
50歳女性 2,909円

■この商品のポイント

  • ネットでのみ申込み可能で、保険料が抑えられています。
  • 年払いや半年払いを利用することでさらに保険料を抑えることができます。
  • 特約をつけることはできません。

4-2 FineSave[ファインセーブ]オリックス生命

お手軽な保険料で年齢が高めな方でも加入できます。

  • 保険金:1,000万円/10年
  • 保険期間:10年満了
  • 保険料払込期間:保険期間と同一
  • 契約可能年齢:15歳~75歳

■保険料例

20歳男性  1,630円
30歳男性 1,830円
40歳男性 2,990円
50歳男性 5,980円

20歳女性  1,200円
30歳女性 1,490円
40歳女性 2,170円
50歳女性 3,490円

■この商品のポイント

  • ネットで申込みできません。郵送または対面での申し込みとなります。
  • 年払いや半年払いを利用することでさらに保険料を抑えることができます。
  • 特約をつけることはできません。
  • 契約可能年齢が幅広いという特徴があります。

4-3 定期保険プレミアム チューリッヒ生命

20代なら1000円以下という手軽な保険料が魅力な商品です

  • 保険金:1,000万円/10年
  • 保険期間:10年満了
  • 保険料払込期間:保険期間と同一
  • 契約可能年齢:満20歳~満69歳

■保険料例

20歳男性  950円
30歳男性 1,050円
40歳男性 1,720円
50歳男性 3,940円

20歳女性  720円
30歳女性 990円
40歳女性 1,550円
50歳女性 2,350円

■この商品のポイント

  • ネットでも郵送でも対面でも申込み可能です。保険料が抑えられています。
  • 年払いを利用することでさらに保険料を抑えることができます。
  • 特約をつけることはできません。

5 人気の積み立てタイプの生命保険は?

次に積み立てタイプで人気の生命保険の保険料や保障内容をみてみましょう。条件は60歳まで保険料を支払い、保障は一生涯続くタイプでの概算です。

積み立てタイプということで総払込保険料も概算を計算しましたが、60歳以降の解約払戻金が300万円というわけではありませんのでご注意ください。もしものことが起こった場合は300万円が支払われます。

60歳以降に解約した場合でも元本割れを起こすリスクはほとんどの商品でありませんが、解約払戻金の計算方法は商品によって異なります。契約前に契約内容に応じた解約払戻金の一覧が保険会社から提示されますので、必ず確認してくださいね。

5-1 RISE[ライズ] オリックス生命

貯蓄性がある上に介護前払特約がうれしい

  • 保険金:300万円/60歳払済
  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:60歳まで
  • 契約可能年齢:15歳~75歳

■保険料例

20歳男性 4,797円(総払込保険料:2,302,560円)
30歳男性 6,699円(総払込保険料: 2,411,640円 )
40歳男性 10,629円(総払込保険料:2,550,960円)
50歳男性 22,761円(総払込保険料:2,731,320円)

20歳女性  4,548円(総払込保険料:2,183,040円)
30歳女性 6,369円(総払込保険料:2,292,840円)
40歳女性 10,098円(総払込保険料:2,423,520円)
50歳女性 21,666円 (総払込保険料:2,599,920円)

■この商品のポイント

  • 介護前払特約がプランに含まれています
  • 年払い、半年払いを利用することでさらに保険料を抑えることができます。
  • 特約をつけることはできません。
  • 元本割れを起こすリスクが小さい商品です

5-2 未来の自分が決める保険WAYS(ウェイズ) アフラック

0歳から加入できる生命保険。貯蓄目的にも。

  • 保険金:300万円/60歳払済
  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:60歳まで
  • 契約可能年齢:0歳~55歳

■保険料例

20歳男性  5,304円(総払込保険料:2,545,920円)
30歳男性 7,368円 (総払込保険料:2,652,480円)
40歳男性 12,495円(総払込保険料:2,998,800円)
50歳男性 26,391円(総払込保険料:3,166,920円)

20歳女性  5,064円(総払込保険料:2,430,720円)
30歳女性 7,047円(総払込保険料:2,536,920円)
40歳女性 12,051円(総払込保険料:2,892,240円)
50歳女性 25,500円(総払込保険料:2,731,320円)

■この商品のポイント

  • 0歳から加入することができます。
    ※0歳から男性が加入の場合、月々の保険料3,285円。総払込保険料2,365,200円。
  • 年払い、半年払いを利用することでさらに保険料を抑えることができます。
  • 特約をつけることはできません。
  • 元本割れを起こすリスクが小さい商品です

5-3 長生き支援終身 東京海上日動あんしん生命

特約がしっかり。長生きの不安をサポートしてくれる。

  • 保険金:300万円/60歳払済
  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:60歳まで
  • 契約可能年齢:15歳~50歳

■保険料例

20歳男性  6,030円(総払込保険料:2,532,600円)
30歳男性 8,352円(総払込保険料:3,006,720円)
40歳男性 13,137円(総払込保険料:3,152,880円)
50歳男性 27,255円 (総払込保険料:3,270,600円)

20歳女性  5,955円(総払込保険料:2,501,100円)
30歳女性 8,274円(総払込保険料:2,978,640円)
40歳女性 12,936円(総払込保険料:3,104,200円)
50歳女性 26,280円 (総払込保険料:3,679,200円)

■この商品のポイント

  • 災害死亡割増特約、傷害特約がプランに標準で含まれています。
  • 災害死亡時の保険金は1500万円となります。
  • 三大疾病保険料払込免除特約を付けることができます。

 

6 人気のある医療保険を知ろう!

さて、ここまで生命保険をご紹介してきました。続いては、医療保険をみてみましょう。

今回の概算では日額5000円の入院給付金が受け取れるタイプに加入したケースで算出しております。

医療保険は保険金が支払われる条件や支払われる期間、特約などが多種多様です。また、非喫煙者には割引がある商品など加入時点での状況によっても保険料が異なります。

医療保険を検討する場合は、概算をみるだけでなくどんな時に保険金が支払われるのかしっかりチェックしましょう。一見保険料が安くてお得に見えても、詳細をチェックしてみると、そうでもない商品も潜んでいますので契約の際には注意してくださいね。

また医療保険は保険料が安い掛け捨てタイプが人気を集めていますが、60歳まで保険料払い込み保障が一生涯続く終身タイプの医療保険もおススメです。

ちなみに、我が家は60歳で払い込みが終了する終身タイプの医療保険に夫婦で加入しています。

わたしたち夫婦は、医療保険の保障が一生涯欲しいと思いました。しかし、収入の減少が予想される上に、病気やケガのリスクが高くなる60歳以降に保険料の支払いをしたくない。

そんな理由で終身タイプの医療保険に加入しています。20代に加入したので月々の保険料も安めで家計に負担なく生活できております。

6-1 新CURE[キュア] オリックス生命

掛け捨てならではのお得な保険料と手厚い保障

  • プラン:日額5千円/終身払
  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:終身払
  • 契約可能年齢:0歳~80歳

■保険料例

20歳男性  1,222円
30歳男性 1,582円
40歳男性 2,187円
50歳男性 3,172円

20歳女性  1,427円
30歳女性 1,707円
40歳女性 2,022円
50歳女性 2,772円

■この商品のポイント

  • 先進医療特約、七大生活習慣病入院給付特則(三大疾病無制限型)がプランに含まれています。
  • がん一時金特約、がん通院特約を付けることができます。
  • 通販でも、ネットでも対面でも申し込みができます。

6-2 ちゃんと応える医療保険 EVER(エヴァー)アフラック

こちらも掛け捨て保険。通院なしタイプなど多彩なプランが選べます。

  • プラン:日額5千円/終身払
  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:終身払
  • 契約可能年齢:0歳~85歳

■保険料例

20歳男性  1,244円
30歳男性 1,524円
40歳男性 1,979円
50歳男性 2,924円

20歳女性  1,339円
30歳女性 1,519円
40歳女性 1,794円
50歳女性 2,589円

■この商品のポイント

  • 総合先進医療特約がプランに含まれています。
  • 三大疾病一時金特約を付けることができます。
  • 通販でも対面でも申し込みができます。

6-3 メディカルKitNEO 東京海上日動あんしん生命

特約は少なめですがお手軽な保険料が魅了です

  • プラン:日額5千円/終身払
  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:終身払
  • 契約可能年齢:0歳~75歳

■保険料例

20歳男性  1,074円
30歳男性 1,577円
40歳男性 2,102円
50歳男性 2,734円

20歳女性  1,259円
30歳女性 1,469円
40歳女性 1,669円
50歳女性 2,234円

■この商品のポイント

  • 総合先進医療特約がプランに含まれています。
  • 三大疾病一時金特約を付けることができます。
  • 通販でも対面でも申し込みができます。

 

7 掛け捨てタイプがお得なのはこのパターン

掛け捨て保険と積み立てタイプの保険の概要と具体的な商品をみてきましたが、いかがでしたでしょうか?

積み立てタイプの生命保険は貯蓄性は魅力的ですね。超低金利の現在では、銀行に預けるよりも保険にお金を預けた方が得だと考える方もいらしゃる理由がおわかりいただけたのではないでしょうか?

しかし、元本保証を求めつつ、万が一の時に1000万円を超える保障が欲しいと考えたときには、積み立てタイプの保険では保険料が高額過ぎて手が出ない方がほとんどでしょう。

これらの特徴を踏まえつつ、掛け捨てタイプと積み立てタイプの保険の使い分け方法を考えてみましょう。

7-1 保障が一生涯必要か?

掛け捨てタイプと積み立てタイプのどちらを選ぶべきかで、一番のポイントとなるのが「保障が一生涯必要なのか?」という問題です。

たとえば、生命保険に加入する主な目的は、もしもの時に残された家族の生活を守ることであるはずです。子どもの年齢が小さい場合は、子どもが成人するまでの生活費が必要なので高額になります。

しかし、子どもがいなかったり、すでに子どもが独立しているケースでは必要保障額は低くなるはずです。もしかしたら、生命保険が不要かもしれません。

これらの理由から生命保険は掛け捨てタイプを選択する方が多くいらっしゃいます。掛け捨てタイプの生命保険には収入保障保険は保険金を年金方式で受け取ることができます。

子どもが小さい頃にもしものことが起こった場合は、保障額が高額ですが、保険満了近くでもしものことが起こった場合は保険金も少額になります。満了後は保障されないという特徴があります。

小学生の子供二人を抱える我が家のニーズに一番あっていたのが、収入保障保険でしたので夫の年齢が60歳保険期間が満了となる収入保障保険に加入しています。

このように生命保険は保障が必要な期間が限られている可能性があります。しかし、すべての保険がそうであるとは限りません。

人間は生きている限り病気やケガのリスクと隣り合わせです。医療保険の必要性は一生続く可能性が高いといえるでしょう。そのため医療保険は一生涯保障があった方が安心です。

保険料は高めでも60歳以降は保険料を支払いたくない場合は、終身タイプを選ぶべきでしょう。

しかし、何歳まで生きるかわからないし、現在の支払いは安く抑えたい。良い商品が出たら気軽に乗り換えたいと考える方は掛け捨てタイプの方が合っているでしょう。

生命保険や医療保険以外の商品も「保障は一生涯ほしいのか?」としっかり自問自答することで必要な商品がはっきりするはずです。

CMや勧誘、他人の意見に流されるのではなく自分は何が欲しいのか考えることが、保険の無駄を防ぐことに繋がります。

7-2 解約のタイミングで損得が変わる

掛け捨てタイプと積み立てタイプのどちらが特になるのか?という問題に大きな影響を与えるのが解約のタイミングです。

積み立てタイプの商品は特に途中解約をしてしまうと、掛け捨てタイプよりも損をしてしまう可能性があります。積み立てタイプなら損をしない!と単純に考えることはできないのです。

解約をする可能性は、誰にでもあります。

じぶんの生活環境が大きく変わり以前は必要だった保障が急に不要となる可能性もあります。

新しい保険商品が発売され続けているので、現在加入している保険商品よりも自分にとって魅力的な商品が発売され乗り換えたくなるかもしれません。

それらの可能性を考えると積み立てタイプの保険に加入することは、ある意味賭けでもあります。

家計に極端な負担を強いる保険料を支払っていたり、過剰な不安を理由に加入している保険は特に危険です。

積み立てタイプの保険に加入する場合は、ケースによっては解約する可能性も頭に置きつつ、生活に負担のない保険料を検討すべきでしょう。

7-3 積み立て型保険で資産を築けるのか?

最近では超低金利が続いている影響もあり、銀行にお金を預けていてもほとんどお金は増えません。

しかし、株式や投資信託などの商品は元本割れを起こすリスクがあります。

そんな現状では、元本割れを起こすリスクを抑えつつ確実にお金を増やす方法として保険を検討する方が増えてきています。

例えば、積み立てタイプの生命保険に1000万円預け、20年後の支払満了後に1100万円の解約払戻金を得ることを狙うといったケースがそれに当たります。

支払い期間中に万が一のことが起きれば、保障を受取ることもでき一石二鳥というわけです。

外貨建ての商品も多く発売されており、為替リスクはあるものの上手くいけばかなりの儲けとなる可能性のある商品もあります。

銀行の窓口で勧められるケースもあるようで、貯金の種類の1つと勘違いしている方のみえるようですが、あくまで保険は保険。貯金ではありません。

途中解約をした場合は、元本割れを起こすリスクがありますし、契約方法も税金等の扱いも貯金とは異なります。

積み立て型保険で資産を築ける可能性もありますが、銀行の貯金とは違うので注意が必要です。

 

8 まとめ

ここまで掛け捨て保険の意味について知るために、保険の種類や掛け捨て保険と積立保険のメリット、デメリット。そして、それらの具体的な商品の一例をみてきましたが、いかがでしたでしょうか?

ぼんやりとイメージしているだけの状態よりも、実際の商品の保険料や保障額を目にすると掛け捨て保険の意味がわかりやすくなったのではないでしょうか?

20歳の人が積み立てタイプの生命保険に毎月約5000円の保険料を支払っていても、受け取れる保険金はたった300万円です。しかし、全保険期間支払えばお金を増やすことができます。

対して、20歳の人が掛け捨てタイプの生命保険に毎月たった1000円支払うだけで、1000万円の保障を受けることができます。しかし、万が一のことが起きなければ払ったお金は戻ってきません。

どちらが良いとか、悪いとか一概に判断することはできません。各々の生活環境や性格、保険に求めることによってベストな選択は変わってきます。

大切なのはじぶんのニーズと現状、保険の特性を把握した上で選択していくことです。

保険は上手く使えば生活に安心を与えてくれる素晴らしいシステムです。感情やイメージ、他人の意見に振り回されるのではなく自分軸を大切にして、保険と幸せな関係を築いていただければ幸いです。

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