三大疾病特約!実は必要?生命保険の疾病特約が必要なケースとは

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皆さん『三大疾病特約』について深く考えたことはありますか?

また、生命保険を模索するときってどんなタイミングですか?

結婚されたときですか?子供が生まれたときですか?それともマイホームを手に入れたときでしょうか?

そんなターニングポイントに立った時、貯蓄性や保険料で決めますか?保障内容で?

このように一つ一つポイントの分かれ道で、将来起こったら困ってしまうことを想定して悩むと思います。

しかし特定の疾病特約に対しては意外と深く考えずにスルーしていることがあるようです。

今回は、みんなさんが良く耳にしている『三大疾病特約』を中心に、本当に必要かそうでないかを見ていきたいと思います。

目次

1.『疾病』のいろいろ
1-1.疾病がつく物・意味
1-1-1.疾病の意味
1-1-2.疾病の使われ方
1-2.特定疾病にはどんな病気がある?
2.三大疾病とは
2-1.三大疾病って何故三大と言うの?
2-2.特定三大疾病日本人の死因統計
2-3.三大疾病・医療の進歩で変化
3.特約を考える前に生命保険の三大疾病の定義
3-1.医療保険・がん特約・三大疾病特約について
3-2.ガンでは
3-3.脳卒中では
3-4.急性心筋梗塞では
4.生命保険の特定『疾病特約』とは
4-1.主契約に特約を
4-1-1.死亡保険金と特約給付金!何か違うの?
4-2.団体信用生命保険がある場合
4-2-1.住宅ローン三大疾病特約だけじゃない広いカバー
4-3.三大疾病(特定疾病)特約の注意を知ろう
5.『三大疾病特約』必要論
5-1.『三大疾病特約』高額な治療費
5-2.『三大疾病特約』発病の確率
6.『三大疾病特約』不要論
6-1.『三大疾病特約』所定の条件
6-2.『三大疾病特約』危険因子
6-3.『三大疾病特約』生活の乱れを治す
7.『三大疾病特約』入院日数
7-1.『三大疾病』平均入院日数
7-2.『三大疾病特約』60日以上の入院ってあるの?
7-3.医療保険にある『三大疾病特約』
8.まとめ

1.『疾病』のいろいろ

生命保険のみならず、損害保険でもよく目にし聞きもする『三大疾病特約』ですが、皆さんその『疾病』とは、いったいどんなことを言っているのか詳しく知っているでしょうか?

『病気』という言葉の意味と同じなのでしょうか?

保険を掛けるときに「病気やケガの保障」も欲しい時にこの言葉をよく理解していることで、無駄を極力省いたりして、家族のことを考えた上手な保険選びが出来る可能性が出てくるかもしれませんよ。

1-1.疾病がつく物・意味

ではまず『疾病』の初歩の初歩から!

読み方は『しっぺい』と読みます。

1-1-1.疾病の意味

病院のお医者様をはじめ、医学関係の中では身体の不調となる生理的な状態を『病気』という言葉であまり表さないで『疾病』と言うそうです。

じゃあ、難しく言わないで『病気』=『疾病』でもいいのではないかって?

そうですよね、間違えではないそうですが『病気』という言葉は、体調が悪い状態な(病)気分ということで使われることが多いそうで

例えば、『病気』というワードは稀に内因性疾患などを連想させることがあるためなのだとか・・・言葉って難しいですよね。

しかし、お医者様との会話で「あなたの疾病(しっぺい)は〇〇です。」なんて難しい言葉では話しませんよね。

なのであくまでも『疾病』というワードは、医学を論じたり説明するときに用いる医学用語だという事で、生命保険の中でも保障する病気を『疾病』という言葉で用いているんです。

1-1-2.疾病の使われ方

皆さんがなんとなく耳にしている『疾病』にはこんな使われ方をしています。

  • 疾病保険:特定の病気だけに対して、入院・治療・死亡保障などの給付金が行われるもの
  • 疾病特約:疾病保険の内容が、他の生命保険などにオプションとして付けるもの
  • 疾病入院特約:生命保険につけるオプションで、特定の病気でなおかつ決められた日数以上入院があった時に入院給付が約束されるもの
  • 疾病対策センター:皆さんはよく映画や小説で見聞きしている物ですよね、健康やパンデミックなどに対して世界のルールにもなっている機関です

1-2.特定疾病にはどんな病気がある?

『三大疾病特約』をお話する前に『疾病』そしてその前に『特定疾病』そして・・・『三大疾病』という予定で進行していこうと思っていますが、

なんだか国語の授業みたいになってきましたね。それでは疾病という概念がここまでにして『特定疾病』というワードを見ていきましょう。

 

この特定疾病というものは、一概に「コレ」という設定がありません。

うんっと・・・すみません、設定が無いという表現は、ちょっと乱暴な言い方でしたね、各保険制度などの分野で疾病の種類が違ってくるんです。

今回お話しする生命保険と国の保険制度の違いはこんな感じです。

  • 医療保険:慢性腎不全(人工透析実施者)・血友病(血漿分画製剤投与者)・後天性免疫不全症候群AIDS(抗ウイルス薬投与者)
  • 生命保険:がん・脳卒中・急性心筋梗塞
  • 介護保険:末期がん・関節リュウマチ・骨折を伴う骨粗鬆症・初老期の認知症・パーキンソン病関連疾患・糖尿病性神経障害(腎症、網膜症)・閉塞性動脈硬化症などこれらを含めた16種類
  • 各地方自治体で認定される難病と言われる特定の疾患を『特定疾病』として見舞金のシステムがあるケースも存在しています。

2.三大疾病とは

生命保険会社が言う『特定疾病』が、がん・脳卒中・急性心筋梗塞の3つだという事で、先程の項でもうすでに『三大疾病』とは何か!という答えが先に分かってしまいましたね。

答えが分かった所で、ここでは何故この3つが保険会社で大きく扱っているのかという、内容を見ていきたいと思います。

2-1.三大疾病って何故三大と言うの?

何故、がん・脳卒中・急性心筋梗塞が「三大」と、言われているのでしょうか?

  • 日本人の死亡原因のなかで確率が高い病気だから?
  • 入院費や治療費がかかるから?
  • 完治できても後遺症などで仕事の復帰が難しくなるから?
  • 入院が長引く可能性があるから?

普通に上記の事柄が皆さん一般的に心配されていることだと思います。

考えられるこれらの要因は、確かに事実としてあるようです。

そこで、生命保険会社はここに注目して、備えましょうと商品化しているのですね。

え、「公的な介護保険があるのに何で民間の保険で補うのか?」っという疑問ですか?

確かに、介護保険にある特定疾病の中には、生命保険と被る疾病がありますが、違いは加齢によるものという定義があるため、働き盛りの人生活保障や高額な治療費の補完として『三大疾病』というワードが注目を浴びるようになったようです。

2-2.特定三大疾病日本人の死因統計

では、先程でも出た「日本人の死亡原因のなかで確率が高い病気だから?」という予想を、実際の日本人の死因統計で確認してみましょう。

◆厚生労働省の統計より

上記の表は、男性のみの統計グラフですが、女性においても結果は似たようになっていて、数値こそは低いですが、悪性新生物(がん)がダントツで次に心疾患>脳血管疾患となっています。

◆厚生労働省の統計より『三大疾病』も含む死因死亡率

特定三大疾病を含んだ、すべての死因のグラフを見ても、怖いことに毎年、悪性新生物(がん)が抜きん出ているのを見ると、しっかり治すための備えをしておきたくなりますよね。

2-3.三大疾病・医療の進歩で変化

ここであれ?っと思った方がいらっしゃると思います。

死因の統計がちょっと変化していることに気が付きましたか?

※厚生労働省人口動態統計月報年計より

よく見てください。『三大疾病』の3つが入れ替わってきています。

心疾患(心筋梗塞など)・脳血管疾患が平成に入り減少していき、肺炎が上位の原因となってきていますね。

これらの変化の原因として言われていることに「高齢化」「生活習慣病の予防知識」「医療の進歩」があると言われています。

これらの事柄を見比べたとき、自身の生命保険にプラスする「特約」のヒントになるかもしれませんね。

3.特約を考える前に生命保険の三大疾病の定義

知っていました?保険会社が扱う特定の疾病保障は、日本の社会保険制度の補完としてその存在理由となっているんです。

これは日本の素晴らしいところでもあって、まず、国の健康保険制度があっての民間保険と言えます。

しかしだからと言って、近年の高度医療などで必要となるお金は上昇するばかりですよね。

死因の統計を見る限りでは、いつ高額な医療費が必要になるか心配になってきます。

3-1.医療保険・がん特約・三大疾病特約について

民間の保険会社は、死亡保障だけじゃなく特定の疾病になった時に保障する入院給付金手術給付金を払う商品があります。

これには、それぞれの疾病を保障する単品保険と特約として付ける特別保険約款の2つのパターンがあります。

3-2.ガンでは

  • がん保険:がんを発症したときにだけに給付金などの保障金が受け取れる単体保険(通院の費用が特約になる物もある)
  • 医療・死亡保険:がん特約で備える(がん先進医療・乳がんなど・悪性新生物)特別保険約款
  • 三大疾病保険:がんを含む三大疾病を保障する単体保険
  • 三大疾病特約:がんを含む三大疾病を保障する特別保険約款

注意しなくてはいけないのが、上皮内新生物と言われるステージが設定されていない「0期」の上皮内にあるがんです。

これは、商品によって給付金が出なかったり、出ても少額というものが多くあります。

3-3.脳卒中では

  • 医療・死亡保険:三大疾病特約を付けることによって、脳血管疾患の手厚い保障を得る特別保険約款
  • 三大疾病保険:脳卒中(くも膜下出血・脳梗塞・脳出血)を含む三大疾病を保障する単体保険
  • 三大疾病特約:脳卒中(くも膜下出血・脳梗塞・脳出血)を含む三大疾病を保障する特別保険約款

3-4.急性心筋梗塞では

  • 医療・死亡保険:三大疾病特約を付けることによって、心疾患の手厚い保障を得る特別保険約款
  • 三大疾病保険:急・心筋梗塞を含む三大疾病を保障する単体保険
  • 三大疾病特約:急・心筋梗塞を含む三大疾病を保障する特別保険約款

4.生命保険の特定『疾病特約』はどう付けるか

誰しもが、年老いて寿命を全うするまで入院や手術をしないで過ごしていければと思っているはずです。

でも万が一のことを考えると「あの疾病も心配だし、この疾病になるかもしれない」なんて、体の心配をし始めて、きりがないなんてことありませんか?

あれもこれもオプションをつければ当然月に支払う保険料金は、高額なものとなるでしょう。

本当に要るかどうか分からない特約を付けて、結局払い損なんてことになる可能性だってあるのですから。

特約だけに頼るのも考えてしまいます。

4-1.主契約に特約を

単体の生命保険を何にするかは、その人ごとに違ってくると思います。

◆主契約

なので例えとして、若いご家庭が短い期間だけを重点的に保障する定期保険ではなく「死亡終身保険」を早い年齢で購入しようと考えるとしましょう。

終身保険なら、若ければそれだけ保険料がリーズナブルであるという事と、保険料支払い完了後に返戻金がある貯蓄型商品のメリットも期待できます。

医療費などは、公的な制度と貯金で賄うとするなら、これだけでも、主契約として十分でしょう。

◆特約

60歳や65歳までと長い期間をかけ続けていく商品が主契約なので、その間お子様がまだ小さい期間だけに、気になる特約をオプションで付けるといったアドバイスができます。

若くても脳疾患や心疾患の可能性が低くても、ならないとは言い切れません!

がんに至っては、死亡しなくとも高額な治療費が、お子様の教育に支障が出る可能性も否めませんよね。

特約のいいところは、見直しが聞くという事です。

簡単に言うと、後々要らなくなった特約は解約できるという事です。

(主契約+特約2つ)-特約1つ=主契約+特約1つ

この逆もしかりで、若い時には『三大疾病特約』を付けなくても、気になる40歳代になってから付加することもできます。

※加入条件の告知は厳しくなってくるので注意です。

4-1-1.死亡保険金と特約給付金!何か違うの?

「よく生命保険の説明で見る、保険金と給付金って何か違うの?」という疑問を持った方は少なくありません。

特約だと何かが違うのかと、ちょっと不安になったりしちゃいます。

意外と知っていそうで、今更聞けない!というお話でもありますね。

基本、加入時に決めた保障金が受け取れるという事では、どちらも同じです。

保険金            給付金

↓                  ↓

加入者(契約者)が死亡・高度障害    加入者(契約者)が入院・手術したとき・個人(養老)年金

↓                  ↓

支払われた後は、保障が無くなる     決められた事由によっては、何回でも受け取れる 

ただ、三大疾病の特約では受給される一時金の回数に上限が設けてある商品もありますので、加入時にしっかり確認することが必要です。

4-2.団体信用生命保険がある場合

『三大疾病特約』を備えられる保険に、マイホームの住宅ローンを組んだ時に加入する団体信用生命保険があります。

団体信用生命保険

住宅ローンの契約者が、返済期間中に亡くなった時ローンの残債を保険会社が負ってくれるもので、加入は必須ですが、保険料は金融機関側の持ちなので加入者が支払う事はありません。

この保険は銀行などの金融機関が提携している保険会社に頼みローンに組み込む方式をとっています。

なるほどこれは賢い商品だと思いませんか?

  • 貸す側:住宅購入資金を貸し出す銀行や住宅金融支援機構は、民間企業でもありますよね、なので債務者が死亡し、お金を貸したが債権が弁済されず滞るのは困ってしまいます。
  • 借りる側:一方、お金を借りて住宅ローンを返済しているご家庭の契約者がなくなってしまった場合、収入は途絶えローンの支払いもできず、家を出ていかなくてはいけなくなります。

これらの事態に保険を掛けることで、金融機関は安心して貸し出し、私たちは安心して家を買うことが出来るのです。

『三大疾病特約』付き団体信用生命保険

住宅ローンの契約者が死亡しても、残債を払うことなく住むことができるこの生命保険に『三大疾病特約』を付けるパターンが増えています。

それは何故か!

病気で倒れた後、社会に復帰できなくなったことを考えてみてください。

死亡原因が上位になっている疾病にかかっても、医療技術が進んでいる現在、うれしい事に一命をとりとめ治癒する事が多くなっています。

だた、助かったとしても今までのような収入が期待できなくなるという事も・・・。

子供の教育費や食費・光熱費などは、なんとかできたとしても、重くのしかかる住宅ローンまでは補えないケースが多くあります。

※注意することは、特約を付けた場合は金利に多少の上乗せがあります。又加入できる年齢も、完済した時の年齢上限があったりしますので、金融機関でしっかり確認しましょう。

4-2-1.住宅ローン三大疾病特約だけじゃない広いカバー

今や生活習慣疾病が原因で、高度障害や亡くなる方が増えてきていますね。

その最たるものが、先にも示したように『三大疾病』です。

しかし近年では、3大だけじゃなく高血圧疾患・慢性腎不全・糖尿病・肝硬変をプラスした『七大疾病』

7大に大動脈瘤(解離)・上皮内新生物・皮膚がん・慢性膵炎をプラスした『11大疾病』などの特約も用意されています。

なにかもう、不安は尽きないといった感じですね。

4-3.三大疾病(特定疾病)特約の注意を知ろう

『三大疾病特約』で受けられる給付の条件って厳しいという事もきちんと知っておくことが必要です。

『三大疾病特約』をいざ使おうとしても、ちょっとしたニュアンス(状態)の違いで給金がもらえない事が多く、特約として敬遠される原因にもなっています。

脳卒中 対象はくも膜下出血・脳内出血・脳梗塞で言語障害・麻痺・運動失調が60日以上継続した場合だけ
急性心筋梗塞 急性心筋梗塞で60日以上の労働が出来ないと医師の診断が出されたときだけ
がん 保障開始以後に初めてがんに罹った時だけ、90日以内に罹った乳がん、皮膚がん上皮内がんは対象外

結構、あてはまるような状態になるにはなかなか重篤な状態ではないといけないようですね。

本当だったら皆さんのニーズとして60日以上などという長期の入院が少なくなってきている現在だからこそ、そこを補えるような特約が欲しいところではないでしょうか。

そこで『三大疾病特約』にも、下記のようなバリエーションが用意されている商品も出てきています。

『三大疾病』一時金支払特約⇒がん・脳卒中・心筋梗塞で入院した場合に一時金が受け取れる(回数制限なし・主契約の入院給付金の10倍から200倍まで)給付金額は少なくなりますが、給付確立から言えば最も高いと言えますね。

がんは治療で完治すれば、入院が長引くことはあまりありませんが、脳血管疾病を患った人の多くがその後寝たきり状態となる場合が見られます。

『三大疾病』支払日数無制限特約⇒無制限の入院日数が、入院給付金の対象となる

『三大疾病』保険料払込免除特約⇒がん・脳卒中・心筋梗塞になったら、保険料の支払いが要らなくなる

この2つは、保障される金額は少ないですが、オプションとしての保険料は約300円/月ほどなので、コスパは多少いいとも言えます。

5.『三大疾病特約』 必要論

『三大疾病』を患うと、その手術・治療後のリハビリ期間の長期化やそのために家計への収入が絶たれたりという可能性が非常に高くなってくる可能性があります。

死因の確率が50%を超える『三大疾病』をスルーしていたために、病気を患っている本人だけじゃなく、家族の経済力、心身の負担は重くのしかかってくるかもしれません。

そんな状態になったなら、『三大疾病』の特約を掛けておけば良かったと後悔するかもしれませんね。

それではここで『三大疾病特約』が必要とされる理由を見て行こうと思います。

5-1.『三大疾病特約』高額な治療費

『三大疾病』である、がん・心筋梗塞・脳卒中の手術費用や検査費、入院費そして退院後のリハビリ費用(通院費)は高額になる可能性があります。

リハビリなどは回復までに日数が長期にわたる可能性も加味しなければいけません。

心筋梗塞(バイパス手術・リハビリなど) 入院日数20日間 1,359,970円
脳梗塞(血栓に行う溶解療・リハビリなど) 入院日数30日間 938,980円
胃がん(切除) 入院日数40日間 1,560,570円

上記の金額の3割負担(本人)と高額療養費制度を使った場合、金額はもっと少なくなります。

しかし、差額ベッド代、自己負担となる食事代を加味することも忘れないでください。

一般的な例なので、すべての『三大疾病』患者さんがこれに当てはまるわけではありませんが、軽自動車の新車が一台買えるほどの費用が必要になってきそうですね。

5-2.『三大疾病特約』発病の確率

死因上位になっている『三大疾病』の発病する確率は、どうなっているのでしょうか?

0から14歳 15歳から34歳 35歳から64歳 65歳以上 75歳以上 総数計
悪性新生物 1.700人 3.900人 85.300人 209.600人 125.400人 300.800人
心疾患(高血圧性以外) 800人 1.700人 31.400人 159.600人 114.100人 193.900人
脳血管疾患 300人 1.000人 35.100人 216.400人 161.300人 253.400人

厚生労働省患者調査より

若い世代の20代から30代でも『三大疾病』になってしまう確率は、全くないとは言い切れないのが上記の表で分かりますね。

一番働き盛りと言える30代半ばからは、がんの発症している人数がダントツで上がってきています。

『三大疾病』だけにとどまらず、この結果を見てがんだけに備えようとしても、ターニングポイントはやはり働き盛りの年代と言えるのではないでしょうか。

6.『三大疾病特約』不要論

日本生命保険 医療費概算シミュレーションより

疾病保険は、生命保険の特約で契約するものが多かったのですが、今では、特定の疾病保険だけでも入れるようになっています。

ならいっそ、心配な疾病だけに備えて『三大疾病特約』を付けなくてもいいのではないでしょうか。

そう思ってしまえる『三大疾病特約』の不要論とはどんなことなのか見ていきましょう。

6-1.『三大疾病特約』所定の条件

『三大疾病特約』と付けて、それらの疾病を患ってしまった場合、保険会社からの給付金を受けるのに所定の条件を満たさなければいけません。

加入時に決められていることなので、当然と言えば当然のことなのですが、脳卒中やがん、心筋梗塞になったからと言ってすぐに給付されることはありません。

先の項でも述べたように『三大疾病特約』がで給付を受けるのには、かなり重篤となった病状でないと発生しません。

ステージ0期と言われる上皮内新生物は、けっして良性じゃありません。しかし軽い病状のがんでは、給付金が一切出ません。

『三大疾病特約』を付けていれば、中高年以降のリスクを完全に減らせられないのが事実のようです。

がんは、現代人にとって一番怖い疾患であり、患者数も増えていっています。

高度な医療技術も進んできている中、高額な治療費を賄うのであれば、単体のがん保険を考える方が得策のようですね。

6-2.『三大疾病特約』危険因子

『三大疾病』は、なるべくして患うという事が言えます。

なんだかまだろっこしい言い方ですが、はっきり言ってしまうと「三大疾病を自ら罹る要因を作っている」からなってしまうという事です。

なので保険を掛けずとも、予防することで三大疾病を備えることにもなるわけですね。

6-3.『三大疾病特約』生活の乱れを治す

『三大疾病』のがんは別として、急性心筋梗塞と脳卒中は、危険因子を排除すれば、患う確率もグンと減るという事です。

その代表ともいえる因子が「高血圧・高脂血症(高中性脂肪・高悪玉コレステロール)・喫煙」

◆『三大疾病』の危険因子を引き起こす事柄

・親族などの近親者で心筋梗塞や脳卒中を患った人がいる

・飲酒するアルコール量が多いい

・タバコの喫煙(ヘビースモーカー)

・運動をあまりしない

・肥満(食生活の偏り)

・常に血圧が高い

・もともと不整脈や心臓肥大、冠動脈の慢性閉塞がみられる

これらの事柄が、疾病を発症する人に多く見られる事柄なんです。なので、これらを気を付けることで『三大疾病特約』を気にする必要が低くなるという事なんです。

7.『三大疾病特約』入院日数

『三大疾病』の中でも、がんは近年先進医療のおかげで、入院日数が格段に短縮されているのをご存知ですか?

幹部の疾患だけを取り除く、腹腔鏡や内視鏡という大変ダメージが少ない手術で済んでしまうことが多いそうです。

実際、筆者の家族にがんではないのですが、胆管にある疾患を腹腔鏡手術で取り除くという治療を受けましたが、入院日数はなんと前日の検査をいれてたったの5日間で退院しました。

これが急性心筋梗塞であったなら『三大疾病特約』の給付はされなかったでしょう。

7-1.『三大疾病』平均入院日数

厚生労働省の患者調査によると

がんの平均は19.5日、心疾患の平均は21.9日(動脈閉塞:29.62 日)、脳血管障害:35.77 日という結果が見られました。

 

『三大疾病特約』の所定の状態が60日続いたと診断されたときだけ、特約の給付金が受け取れるのですが・・・上記の平均入院日数だと、一時金給付が発生しないのが確実ですね。

これは『三大疾病特約』不要論と連動することなのですが、なぜ60日なのか次で説明いたしますね。

7-2.『三大疾病特約』60日以上の入院ってあるの?

日本生命保険 医療費概算シミュレーションより

特に心疾患で言われる60日ルールというものがあります。医師の診断から60日以上の入院が制定条件となる物です。

統計でみても10日弱か、長くても一か月ほどで退院し社会へ無事復帰する人が増えています。

っという事は、60日以上の入院や療養を必要とし、社会への復帰ができないという人はそうそういらっしゃらないと言えます。

これでは給付金を受給できる可能性は、大変厳しいといえますね。

ただ年齢を重ねるごとに平均入院日数は伸び「脳血管疾患では約89.5日」という結果が出ていますので、まったく機能しないという事も言えます。

7-3.医療保険にある『三大疾病特約』

生命保険会社の医療保険には、おおむね『三大疾病特約』が付加されています。

その中でも、給付金の条件が意外と優しい商品をご紹介しますね。

オリックス生命「新CUREキュア」は、三大疾病のがん・心疾患・脳血管疾患の入院は支払日の規定が無く無制限です。

がん:がんが診断確定されたら一時金がでます。(2回目以降はがんの治療の入院をしたとき)

急性心筋梗塞・脳卒中:入院した時に一時金が出ます。

メットライフ生命「フレキシィS」は、三大疾病になった場合一時金が受け取れ、初期治療に使えまた入院の日数制限がありません。三大疾病保険料払込免除特約もあり。

がん:がんが診断確定されたら一時金がでます。(2回目以降は所定のがん治療・手術で一時金が出る)

急性心筋梗塞・脳卒中:入院で一時金は20日以上で出ます。

8.まとめ

『三大疾病特約』についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

がん・脳卒中・急性心筋梗塞の『三大疾病』は、中高年から急激に増加していく傾向にあります。

働き盛りで一番大切な時期に、家庭に負担を掛けるのは避けたいものです。そんな中で医療保険を考えたとき、あの保険もこの保険もと悩むのではなく、ちょっと引いた目線で『特約』を考えてみるのも一つの方法ではないでしょうか。

これを読んでいただき、少しでも皆さんの疾病に対する認識が多くなれば幸いです。

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