火災保険のセコムはどんな補償内容なの?特徴は?わかりやすく解説!

ご自分や家族の念願が叶って手に入れたマイホーム、高価な財産です。それを守るために火災や自然災害の被害へ備えたいですよね。

でも、まだまだ不安材料はあります。マイホーム近辺の治安は大丈夫ですか?空き巣被害等は発生していませんか?不審者情報はありますか?

地域の皆さんが全員顔なじみ・・・、とは言えないのが都心や大都市の特徴の一つです。

日本は治安が良いとは言われています。けれども盗難による被害が0ではありません。

そう、建物や建物内の家財そして家族の安全を守るには、防災対策のみならず防犯対策も必要なのです。

防災対策や防犯対策にも役立つ火災保険は無いものか?このようにお考えの皆さんもいることでしょう。

そこで今回は、セコム損保の火災保険「セコム安心マイホーム保険」について解説します。この記事を読めば、セコム安心マイホーム保険の特徴と利用者の意見がよくわかり、保険選びの参考になることでしょう。

1.火災保険とは

赤ちゃんと両親

私たち家族は新居を建てる予定も決まり、賃貸住まいから離れることになります。

マイホームにはやはり火災保険が必要でしょうか・・・・?

こちらでは、火災保険という商品、火災保険へ入る意味について解説します。

1-1.火災保険の加入

火災保険は火災や自然災害、盗難被害から建物や家財を補償する商品です。

火災保険は賃貸住宅や、住宅ローンを組む際に保険加入が条件とされます。

しかし、それ以外の場合、火災保険の加入は任意であり、未加入であっても行政等から罰せられるわけではありません。

あくまで建物の所有者(家主)の判断で加入するかどうかを決めます。

火災保険は1年ごとに自動更新して補償を継続する商品から、10年間の長期契約が可能な商品まであり、ご自分のニーズに合わせて加入できます。

なお、火災保険は建物の築年数、所在地、構造、面積、設定保険金額等によって保険料が変わります。

特に建物の構造・面積部分は申し込みの際、正確に記載する必要があるので、建築確認申請書や建物登記簿謄本等で必ず確認しましょう。

1-2.火災保険は備え

ダイニングの風景

日本は国土は自然災害の脅威にさらされてきた歴史があります。そして木材の豊富さから、住宅は木造建築がほとんどでした。

そのため、いったん火災がおこると強風等で燃え広がり、“大火”となることも多い特徴があります。

失火責任法では失火者に重大な過失(とんでもない不注意)がない限り、賠償責任に問えないと規定しています。

つまり、ご自分の建物・財産が被害に遭っても、失火者から弁償してもらうことが期待できません。

そこで、ご自分で火災保険に加入し、その被害に備える必要があるのです。

火災保険は火災の他、日本に良く到来する台風や洪水、大雪等の被害を補償範囲として、自然災害にも対応しています。

ただし、火災保険は建物と家財それぞれにかける必要があります。そうしないと、どちらか一方しか補償されないので気を付けましょう。

1-3.火災保険は保険会社の主力商品

日本の世帯全体の火災保険に加入する割合は80%を上回っています。非常に高い加入率といえます。

日本人の防災意識の高さがわかります。各損害保険会社も火災保険を主力商品としており、火災や爆発を基本補償とし、風災・雹災・雪災・水災・盗難等を補償する内容となっています。

各損害保険会社では、いろいろな種類の補償プランを用意していますが、前述した被害をどこまで補償範囲とするかで、プラン別に分けるという方法をとっています。

また、基本補償を補うオプションとして、特約を設定したり、ユニークな割引サービスを付けたりして、各社で競争しています。

住宅ローンを組む際は、提携先の火災保険を勧める金融機関もあります。

しかし、火災保険の加入が条件となる場合でも、あくまでご自分が必要と感じた補償内容の商品を選びましょう。

2.セコム損保について

ハンモックと親子

私たち家族の新居には、火災や自然災害の他、防犯のサービスや補償に手厚い商品が必要だと考えています。

防犯に関するサービスを重視する、火災保険の商品は何かないでしょうか・・・・?

第2章では、セコム損保という保険会社とその商品等について解説します。

2-1.セコム損保とは

セコム損保は警備サービス業国内首位であるセコムグループの損害保険会社です。前身は1950年2月に設立された東洋火災海上保険株式会社です。

会社概要は次の通りです(2018年9月30日現在)。

商号 セコム損害保険株式会社
設立年月日 1950年2月4日
資本金 168億880万円
発行株式総数 4億4,800万株
発行済株式総数 1億6,200万株
主な株主 セコム株式会社 等

2-2.セコム損保の個人向け商品一覧

住宅

セコム損保が販売する主な個人向け保険商品は次の通りです。

(1)火災保険

  • セコム安心マイホーム保険(家庭総合保険):ユニークなセキュリティサービスがある保険商品です。
  • あんしんニューダブル(満期戻総合保険):積立型の火災保険です。

(2)自動車保険

  • セコム安心マイカー保険:事故が起きた時、セコム緊急対処員がかけつけるサービスがあります。
  • 個人用総合自動車保険:オーソドックスな内容の自動車保険です。

(3)傷害保険

  • あんしん家族:家族の傷害治療や賠償責任を補償します。

(4)地震保険

  • 地震保険:火災保険に付帯する地震等に関する補償です。

(5)自由診療保険

  • 自由診療保険メディコム:自由診療でガン治療を行う場合の保険商品です。
  • 自由診療保険メディコムワン:ガン経験者用の自由診療保険です。

火災保険をはじめ自動車保険や傷害保険はもちろん、自由診療保険を販売する点がセコム損保の他社には無い特色と言えます。

2-3.セコム安心マイホーム保険の概要

セコム損保が販売する火災保険で有名な商品が「セコム安心マイホーム保険」です。

警備サービス業を営むセコムグループの損害保険会社ということもあり、防犯サービスに関する内容が充実しています。

特に都心や大都市では、地域住民がほとんど全員顔なじみというわけではありません。

隣近所が全く知らない方々ということも稀ではありません。そのため、窃盗被害や暴漢が自宅への押し入る等のリスクは絶えず存在します。

そのリスクへの備えに、セコムグループのノウハウを活かした保険商品がこのセコム安心マイホーム保険と言えます。

第3章では、セコム安心マイホーム保険の補償内容について解説します。

3.セコム安心マイホーム保険の補償内容

木を登るおもちゃ

セコムグループの損害保険なので、防犯サービスが充実してそうで安心ですね。

こちらの商品の補償内容について是非知りたいです・・・・。

第3章では、基本補償と設定できる特約等を解説します。

3-1.3つのプランと自動付帯サービス

セコム安心マイホーム保険の基本補償は次の通りです。

〇3つの基本保障プラン

「ワイドプラン」、「ベーシックプラン」、「スリムプラン」の3種類があります。それぞれの補償範囲は下表を参考にしてください。

補償項目 ワイドプラン ベーシックプラン スリムプラン
①火災・落雷・破裂・爆発
②風災・ひょう災・雪災
③盗難・通貨盗難等
④建物外部から物体落下・衝突等 ×
⑤水濡れ ×
⑥暴力・破壊行為 ×
⑦水災 × × ×

〇自動付帯サービス

全プラン共通で、自動でセットできるサービスが充実しています。もちろんセキュリティに関するサービスもあります。

(1)セキュリティ・グレードアップ費用

前述した「①火災・破裂・爆発(落雷は除く)」、または「②盗難・通貨盗難等」の事故が発生し、保険金が支払われる時に適用されるサービスです。

保険加入者の危険軽減を目的に、損害発生日を含めて180日以内に、設置した防犯設備(金庫、監視カメラシステム、消火器等の購入)へ、新たに支出された費用が補償対象です、

1事故につき1敷地ごと最高50万円まで、その費用が補償されます。

(2)水道管凍結修理費用

火災保険契約建物の専用水道管が凍結で損壊した場合、この水道管を修理した費用分が補償されます。

(3)残存物取片づけ費用

基本補償プランの被害が発生し、保険金が支払われるとき、清掃費用や残存物の取片づけにかかった支出が補償されます。

(4)損害防止費用

基本補償「①火災・落雷・破裂・爆発」の事故の際、損害発生または拡大防止を目的で支出した費用で、所定の条件へ合致する場合に補償が下ります。

(5)特別費用

基本補償プランの被害が発生し、契約建物・家財が全焼・全壊し契約終了時に支払われます。

(6)バルコニー等修理費用

保険契約がマンション戸室の場合で、基本補償プランの被害が発生し、ご自分専用のバルコニー等の部分も損害を受け、これを修理した場合に補償が下ります。

(7)損害賠償請求権の保全・行使に要する費用

保険加入者に保険金が下りることで取得する、他人への損害賠償請求権の保全や行使に必要な支出を行った時、その費用が補償されます。

〇事故発生時の安心サービス

盗難事故が発生し窓ガラス・鍵が破壊されても、セコム損保が修理業者を手配し、直接セコム損保が保険金で修理業者へ費用を支払います。

3-2.自由に選択できる特約その1

お絵かきをする子供

こちらでは前述した基本補償を更に充実させる、各特約を説明します。

(1)臨時費用保険金補償特約

基本補償の被害に対し臨時の費用が下ります。選べる保険金支払割合、限度額は次の通りです。

  • 損害保険金の10%分・限度額100万円まで
  • 損害保険金の30%分・限度額300万円まで

(2)地震火災費用保険金補償特約

地震・噴火・津波を原因とする火災で、建物・家財が被害を受けた場合に補償されます。

選べる保険金支払割合、限度額は次の通りです。

  • 損害保険金の5%分・限度額300万円まで
  • 損害保険金の30%分(地震保険セットが条件)
  • 損害保険金の50%分(地震保険セットが条件)

(3)失火見舞費用保険金補償特約

基本補償プラン「①火災・破裂・爆発(落雷は除く)」の被害が発生し、近隣住民の所有物に損害が発生した時、見舞金が受け取れます。

(4)類焼損害補償特約

基本補償プラン「①火災・破裂・爆発(落雷は除く)」の被害が発生し、近所の建物・家財に損害が発生した時、補償が下ります。

(5)借家人賠償責任補償特約

賃貸住宅に住む保険加入者が基本補償プラン(⑦水災除く)が生じ、家主に対し損害賠償責任を負うとき、または家主との契約により自己費用で修理したとき補償が下ります。

3-3.自由に選択できる特約その2

こちらでは、日常のトラブルを補償する特約について説明します。

(1)ドアロック交換費用補償特約

契約建物のドアのかぎが盗難にあった場合、ドアのかぎの交換費用が補償されます。

(2)携行品損害補償特約

自宅外に持ち出して使用した物品(カメラ等)を、不運な事故で破損した場合に損害を補償します。免責金額は3万円です。

(3)破損・汚損損害等補償特約

契約建物または契約家財で生じた、不測・突発的なトラブルによる損害が補償されます。免責金額は5万円です。

(4)建物付属機械設備等電気的・機械的事故補償特約

建物に付属した所定の機械設備(例:太陽エネルギーのソーラーパネル)等の故障で損害が発生した場合、補償が下ります。免責金額は3万円です。

(5)個人賠償責任補償特約(示談交渉サービスあり)

日本国内で、保険加入者本人や家族が日常生活で他人を負傷させたり、他人の財物を破損させたりして、法律上の損害賠償責任を負ったとき補償が下ります。

※個人賠償責任補償は補償範囲も広く、火災保険に限らず自動車保険や傷害保険等のオプションとして設定されている保険です。そのため、既に加入中の損害保険へ追加しているかどうか確認してから、主契約に付加するか決めましょう。

4.セコム安心マイホーム保険の免責金額

ハリネズミとおもちゃ

セコム安心マイホーム保険の補償は、やはりセコムグループらしいセキュリティにも配慮した内容ですね。

では、前の「3-3.自由に選択できる特約その2」に記載されていた免責金額とは何でしょうか・・・?

こちらでは、免責金額とは何か?セコム安心マイホーム保険の免責金額の設定等について解説します。

4-1.そもそも免責金額とは?

「免責金額」とは、設定された金額以下の損害額の場合、保険会社から保険金が支払われないことを意味します。

つまり、免責金額とは損害が発生し、保険金が下りるケースであっても、その金額分は自己負担しなければいけないことになります。

免責金額は火災保険の他、自動車保険等にも設定されており、新規契約や、契約更新の際に設定します。

免責金額が設定されていると、次のように支払われる保険金から差し引かれます。

例えば、ご自分が火災保険へ加入し10万円の免責金額を設定すると、300万円分の損害が発生した場合なら、

損害額300万円-免責金額10万円=受取額290万円

原則として10万円分が差し引かれ、受取金額が減少することになります。

4-2.免責金額の設定はこんな感じ

積み上がるコイン

セコム安心マイホーム保険では基本補償の場合、免責金額を次のように設定できます。

  • 免責金額無し
  • 風災・雹(ひょう)災・雪災だけ免責金額10万円or20万円
  • 全ての事故による損害に免責金額10万円を適用
  • 全ての事故による損害に免責金額20万円を適用

上記の4種類のいずれかを設定できます。

当然、免責金額無しを設定した方が補償は充実することになります。一方、免責金額を高めに設定した方が、年間保険料は安く済みます。

どちらを重視するかは保険加入者次第となります。保険加入の際は家族とも十分話し合って免責金額を決めた方が良いでしょう。

4-3.免責金額の注意点

保険加入者の中には、「火災や自然災害なんて滅多に起こらない被害だから。」と、免責金額を全ての基本補償に20万円で設定して、保険料を安くすることを考える人もいることでしょう。

それも間違いではないですが、ご自分が所有する契約建物の周辺環境を考えて設定しましょう。

例えば、新居が頑丈な鉄骨造で暴風雨に強く、また雪もあまり降らない地域にある場合、風災・雹(ひょう)災・雪災を手厚く補償しても、あまり意味はありません。

そのため、こちらに免責金額20万円を設定し、他の補償は免責金額無しで設定することも良い方法です。

また、保険料が気になる方々は、免責金額を高めに設定しなくても、次章で解説する割引制度を利用することができます。

保険料と補償内容のバランスを検討し、ご自分のニーズに合った設定を行いましょう。

5.セコム安心マイホーム保険の割引制度

クマ魔のぬいぐるみ

免責金額を高めに設定すれば確かに保険料は安くなりますが、補償が手薄になるのは考えものです。よく検討してみます。

では、セコム安心マイホーム保険の割引制度を教えてください・・・。

第5章では各割引制度について解説します。

5-1.割引制度はこんな感じ・その1

セコムグループの損害保険会社らしい、ユニークで最先端の割引制度が揃っています。まずは次の2つを解説します。

(1)ホームセキュリティ割引

ホームセキュリティとは、保険加入者やそのご家族が外出中・在宅中を問うことなく、24時間365日にわたり行われる防犯システムです。

マンション・戸建等の個人住宅で、失火および空き巣・強盗等の異常事態が発生すると、取り付けられたホームセキュリティ機器が作動します。

この機器の異常信号を契約している警備会社へ自動送信され、警備会社の緊急対処員が現場へ急行します。

状況に応じて警察や消防署、ガス会社へ通報し事態へ対処します。このシステムが契約建物で有効に機能している時は、保険料が約17%~37%割引となります。

このシステムは火災監視・盗難(防犯)監視に利用している場合が対象です。ただし、火災監視または盗難(防犯)監視のいずれかだけでも、割引率は低くなりますが適用対象です。

なお、ホームセンター等で良く販売されている市販の住宅用防犯機器や防災機器を設置しても、この割引は適用できませんのでご注意ください。

(2)オール電化住宅割引

契約建物内の空調や給湯、調理等のすべての設備が電気で賄われているものを指します。この割引が適用されると、保険料が約7%~17%割引となります。

注意しなければいけないのは、これら契約建物に定着している設備のみならず、当該建物に定着していないストーブやファンヒーター等の暖房設備が含まれる点です。

そのため、オール電化住宅にもかかわらず、冬場にガスストーブを利用する場合は、残念ながら割引適用外となります。

5-2.割引制度はこんな感じ・その2

円グラフと電卓

その他の割引制度はこのようになります。

(1)建物築浅割引

いわゆる新築建物割引のことです。こちらは他の保険会社でも設定されています。

セコム安心マイホーム保険の場合は、契約建物の築年数が10年未満ならば、その建物の保険料が約1%~10%割引となります。

(2)長期年払割引

保険期間を2年~10年で長期契約し、かつ保険料の支払い方法を年払(次年度以降の保険料は口座振替に限定)することで、保険料が約6%~10%割引となります。

当面、火災保険を変更する予定もなく、より保険料を割り引きたいならば、10年で長期契約した方が割引率は高まります。

5-3.無理に利用する必要はない

割引制度は、ご自分や家族のニーズへ合致した場合に利用すべきサービスであり、無理に割引条件へ合わせる必要はありません。

例えば前述したようにオール電化住宅割引の場合ならば、石油ストーブ、ガスヒーター等を使用すると割引は認められません。

しかし、雪国で寒さが厳しい地域は、石油やガスを使った暖房機器を使わないと、その寒さの影響を受ける可能性があります。

家族の体調を崩しては、保険料がもったいないでは済まされない事態を招くかもしれませんよね。

その場合は、この割引を利用せず、ホームセキュリティ割引や長期年払割引等を利用して、保険料を軽減した方が無難です。

6.セコム安心マイホーム保険の評判

疑問に思う男性

割引制度は保険料を軽減する便利なサービスですが、やはり我が家に向かない割引制度はありますね。

では、セコム安心マイホーム保険を実際に利用している方々は、どんな意見をもっているのでしょうか?

利用者(保険加入者)の本音を聞きたいです・・・・。

第6章では、セコム安心マイホーム保険の利用者の口コミ等を取り上げます。

6-1.セコム安心マイホーム保険を評価する意見

セコム安心マイホーム保険の肯定的な口コミには、とくにセコムへ入っている方々が多く見受けられます。一例をあげます。

(1)40代男性

私の住宅はセコム警備保障に入っているので、火災保険へも加入した。やはりホームセキュリティ割引を利用し、保険料割引が大きいのは魅力だ。

マイホームは地方都市にあるが人口も多いので、自宅付近の住民全員は良く知っている人達といえない。

火災も怖いが、防犯も重視しなければいけないと思っていたので、防犯システムの利用で火災保険料が安くなれば一挙両得だ。

(2)40代女性

以前住んでいた賃貸マンションで空き巣被害に遭いました。被害額もそれなりに大きく、治安が良いと評判だった街だったのでショックは大きかったです。

それで主人と相談し新居を購入した際は、セキュリティに入ることをきめていました。そこで、セコムのセキュリティと契約しましたが、火災保険もやっていると聞いたので加入しました。

担当者の対応も良く、火災保険では自然災害の他、防犯設備の利用で保険料も割引されるので、さすが大手だと感心しました。

現在は夫婦ともにセコムのセキュリティと、火災保険のおかげで安心を得ています。

(3)評価の解説

やはりセコムのセキュリティと、セコム安心マイホーム保険を合わせて活用することで、レベルの高い防犯対策と火災保険料の軽減の両方が得られることに満足しているようです。

1回空き巣被害等に遭った方々は、家族にケガがなくてもその精神的ショックは少なくありません。

このような事態へ備えるためにも、火災や自然災害の被害他、防犯にも手厚い補償が必要不可欠です。

6-2.セコム安心マイホーム保険を批判する意見

書類を処理する男女

セコム安心マイホーム保険の批判的な口コミには、とくに担当者の対応の遅延や、電話対応の不手際が多く見受けられます。一例をあげます。

(1)30代男性

セコムの火災保険に入り、その後家財補償を追加するため、保険料の見積もり依頼をしました。

でも、全く返答もない状態が続いてしまいました。翌月電話しても担当者が不在と言われたため、連絡を待っていましたがやはり返答はありません。

私がスッカリ諦めたころ、担当者からようやく連絡があり、忘失していたことを謝罪されましたけど、ガッカリです。

まだ、幸いにも我が家で保険が必要な事態になっていません。でも、何かあった時にちゃんと対応してくれる会社なのか正直心配です。

(2)50代女性

いざという時の保険金請求や割引制度について質問があったので、電話でお聞きしようとしたのですが、電話担当者の対応が気になりました。

話し方もぎこちなかったですし、質問する度に待たされてしまって・・・・、新人さんだったのかしら?

多分、マニュアルを読んで対応したのかもしれませんが、社員教育をもっと充実した方が良いように思います。

これでは、実際に保険金請求をした時に、手続きがスムーズにいかないかも・・・不安です。

(3)評価の解説

セコム安心マイホーム保険の補償内容に関して、不満を持つ意見はあまり見られませんでした。

その一方で、保険担当者・電話担当者の対応のまずさに不満を感じる方々が多かったです。

保険担当者・電話担当者の質がなかなか一定ではないのは、どの保険会社も同じです。

しかし、社員研修や日ごろの各人の努力で質の向上が望まれます。ただし、見積もりの依頼を忘れていたケースは論外です。

職務は忙しいかもしれませんが、常に緊張感を持って対応しないと、利用者の信用失墜や反感を招くことにつながります。

6-3.最終的に判断するのは自分

インターネットサイト等では、色々な保険商品の口コミを確認することができます。

利用者の率直な意見が掲示されているので、保険選びの際には参考となりますが、つぎの点に注意が必要です。

〇口コミ投稿者の感情に影響

口コミを投稿する人は、その誰もが論理的な思考で保険商品の評価や批判をしているわけではありません。

中には、保険金が思うように下りない、対応の遅さ等にいら立ち、実際のトラブルよりも過剰な表現で批判を加えることも想定されます。

匿名であるため、本音を聞くにはちょうど良いのが口コミの利点です。しかし、一方でその真偽が定かではない部分もやはり存在します。

そのため口コミは参考程度に確認し、あくまで補償内容は自分にあっているかどうかを判断し、不明な点はできるだけ保険契約の際に、担当者へ聞いておくことが無難です。

〇電話確認の際に気を付けるべき点

電話で保険金請求や質問事項を確認する際は、ご自分がそんなつもりはなくても早口で話したり、雑踏の中で会話したりする場合もあるので、電話担当者に良く聞こえないことがあります。

とりわけ保険金請求の際には、保険事故の発生により、保険加入者であるご自分はパニックになっていることもあるでしょう。

その場合は、まず冷静になり被害状況等を伝え、指示を受けましょう。

また、質問のため電話する場合も同様ですが、メモ帳へ連絡する事項を事前に記載して、担当者の返答に合わせ順次読み上げるという方法が有効です。

そうすれば、スムーズに回答や手続き等が進められることでしょう。

7.まとめ

手を繋ぐ

こちらでは、最後に火災保険へ付帯する地震保険について解説します。

〇地震保険に加入を!

最近、日本全国では地震の発生が頻発しています。火災保険では地震、噴火、津波被害は補償対象外です。

セコム安心マイホーム保険では地震火災費用保険金補償特約が追加できます。

しかし、火災保険のみの場合では損害保険金の5%分しかおりません。これでは、生活再建に十分な金額とは言えません。

地震被害にしっかり備えるため、地震保険の加入が求められます。

〇火災保険へ追加できる

現在は火災保険の加入のみでも後から地震保険への加入ができます。代理店や保険会社のカスタマ-センターへ、加入したい旨を伝え手続きを行いましょう。

保険料はその分高くなってしまいますが、地震被害も漏れなく補償されるので、非常に安心できます。

なお、地震保険の補償内容はどの保険会社の商品も均一で、保険料は各保険会社によってではなく、各都道府県によって異なってきます。

地震保険料は改定される時があるので、加入したい場合は事前に確認しておきましょう。

ちなみに、現在の地震保険料はこちらを参考にしてください。

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