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煙草を毎日吸っていると、時折変な咳き込みしていませんか？また、痰が絡んだ咳も気になりますよね。
これは、誰でも起きやすい症状だけど、タバコを吸う方には、ちょっと深刻な問題です。
このまま放置しておくと、いずれは酸素ボンベを手放させないの状態が続きます。
さらに深刻な症状が続けば、寝たきりのになる可能性が高いです。
タバコを吸っている方、そんな恐ろしい症状になる前に十分に気を付けて生活習慣を見直してみませんか？
- COPD 慢性的閉塞性疾患＝タバコ病とは
- COPDは約300万人も患っているといわれている
- 男性と女性の癌の割合と主原因となる副流煙の実態
タバコで肺が炎症、長引く咳
COPD 慢性的閉塞性疾患＝タバコ病
日常的にタバコを吸っていると、肺胞や気管支に慢性的な炎症が起こりやすい事が最近注目されています。
それも、社会問題として捉えられているといいますから驚きですよね。
その代表的な疾患と言えば、【COPD】です。つまり、慢性的閉塞性肺疾患と言う病気です。
慢性的閉そく性肺疾患とは、以前は慢性気管支炎・肺気腫と言われていた呼吸器系の病気の総称です。
主な症状は、長引く咳や呼吸困難などが見られました。
それが今では、【タバコ病】と言われるほど、喫煙者がかかる割合が大きく締めています。
タバコを吸うと痰が絡む理由
痰とは、肺や肺につながれている気管や気管支などから分泌されている粘液です。
通常、粘液は胃の中に流れていくもので、あまり意識はしていませんが、いつも作られています。
【痰の役割】は、体内に侵入するウィルスや細菌などの「異物」を追い出すこと。
という事は、タバコを毎日喫煙していれば、身体は有害物質や異物が侵入したことで、痰と一緒に排出しようとしています。
長い間タバコを吸っている人は、肺の表面は有害物質がこびりついています。それを追い出すに咳や淡が出ます。
痰の色で分かる事
風邪や喘息ので見られる痰は、白や黄色ですが、タバコ吸っていると痰の色は、「茶色」「黒色」になります。
痰を見て、痰の色が茶色や黒色だと驚きますよね！では、なぜ茶色や黒色になるのでしょうか？
原因はいくつかあります。
たばこのヤニが原因
長期にわたってタバコを吸っていると痰を吐き出すに黒色を吐き出している事もあります。
たばこのヤニの影響で、痰は灰色や黒色と言った痰が多いです。
他の病気が隠れている可能性
痰に血の色が混ざった「血痰」かもしれません。血が混ざった茶色・黒の痰がでた場合、肺の病気ではいくつか考えられます。
その中で代表的な病気が、肺癌や肺梗塞症、肺結核です。
それ以外に血痰がでた場合、気管支が炎症を起こした可能性もあるので、病院に行って見てもらう事が一番です。
COPD（タバコ病）とは
有害な物質を長期間吸い込んだ結果、気管支炎が炎症を起こして、呼吸器官を機能を低下させます。
その他、【タバコ病】とは、肺の生活習慣病と言われています。
これらは、主な症状として慢性気管支炎と肺気腫から起こる病気です。
- 慢性気管支炎：気管支が炎症を起こし、咳や淡が常に出ている。
- 肺気腫：肺が破壊され穴ができ、進行すると肺そのものが隙間だらけになる病気。
- 呼吸機能低下：咳や淡は少ないが、呼吸そのものが衰えて、息が吐き出しにくい病気。
つまるところ、肺の中の古い空気を吐き出す事が出来ない状態になります。
大学などが専門的に調査をしたところ、全人口の4％、約300万人が患っていると分かりました。
世界規模で見た時、肺炎が死亡原因の第4位であることを考えると非常に怖い病気ですよね。
また、現在では慢性気管支炎や肺気腫と言い方は止めて、咳・痰・息切れがある人をCOPDと呼ぶようになっています。
かつては成人病のことを生活習慣病と呼んでいたのに似ているのでしょうか。
COPDは、日常生活に支障がきたすほど肺機能が低下しますが、この病気の患者は主に喫煙者です。
タバコの本数が多く、喫煙が長ければ長いほど重症になり易く、最後は寝たきりの原因になります。
ただ、この病気の厄介なことは、タバコを吸わない人でもこの病気を患うということ。
家族や職場などに喫煙者がいる場合や、副流煙を日常的に浴びている人にも発病する可能性が非常に高い病気なのです。
COPDの初期症状
風邪でもないのに軽い咳や淡が出始めます。
それから、のどの痛みや喉に張り付くような感じ、のどの調子が悪くなったりと日常の生活の中から不調を感じ始めます。
そのまま放置にしておくと症状は悪化して、「階段での上り下りで息切れ」「呼吸が続かない」「動くのがつらい」など起こります。
COPDの治療は
たばこが原因で咳が出る場合は、病院で詳しい検査をしてもらうことが重要になってくるでしょう。
病院での検査は、主に「問診」「レントゲン」「CT」「呼吸検査」など検査を行います。
検査によっては、他の病気が隠れていないか、肺へのダメージはなどどのくらいの程度か詳しく検査をします。
もし、ここでたばこが原因で肺気腫など病気が進行していたら、残念ですが肺のダメージは治す事は出来ません。
ですが、【禁煙】をすることで、少しでも進行を確実に止める事は出来ます。
薬によって咳を無理に止める事はできても、禁煙をしなければやはり意味はないですよね。
つまり、治療とは【禁煙する事から】。禁煙外来なども訪れてみる価値はあるでしょう。
重度になると寝たきりになる
COPDの初期症状は、【咳】【たん】【息切れ】です。
肺が機能低下して、必要な酸素が体内に送れなくなると、酸素を取り込む事や、二酸化炭素を吐き出すことも難しくなります。
酸素吸入が必要になり、症状が悪化すれば、外出する時や寝る時でも酸素ボンベを常に携帯しなくてはならないのです。
さらに進行すると、、呼吸をするだけで体力が低下し、筋肉も委縮して筋力低下を招き、寝たきりの状態になります。
こんな状態には絶対になりたくないですよね。こうなる前に、未然に防がねばなりません。
4.他にも悪影響はたくさん
タバコを吸う事によって、他にもさまざまな影響が出てきます。
先述した、咳や淡、COPDと言ったことももちろんそうですが、他にもあります。
それは最も怖い病気、ガンです。タバコでどのように影響が出て来るのか見てみましょう。
ガンについて
タバコを吸えば吸う程、様々ながんの原因になります。
ガンで亡くなった人全体で、男性は40％、女性は5％が喫煙が原因と見られています。
その中でも肺がんは、喫煙にかなり関係が強く指摘されおり、肺癌での死亡で男性は70％・女性は20％と言われています。
タバコそのものではなく、タバコの煙に原因があります。
タバコの煙には、タバコの中に含まれている物質を加えて、不完全燃焼させることで生じる化合物が多く含まれています。
その中に有害物質と言われているものが数多く含まれているのです。
それを体内で酵素活性化された後に、細胞ががん化されると言われているんですね。
動脈硬化、虚血性心疾患
長年タバコを吸っている人と吸わない人の血液を見ると、一目瞭然です。
タバコを吸っている人の血液の状態は、循環器系疾患のリスクは高く、悪化しているものと言っていいでしょう。
喫煙によって、脳の状態も悪くなり、血流が低下し、脳卒中を引き起こします。
また、タバコの煙に含まれるニコチンも一酸化炭素が原因で心臓に影響が出てきます。
動脈硬化、虚血性心疾患を引き起こすと言われています。
副流煙
副流煙という言葉を一度は聞いたことがある方がほとんどだと思います。
喫煙者が吸い込む煙を【主流煙】と言いますが、タバコから立ち上がる煙の事を【副流煙】と言います。
タバコの3大有害物質は、「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」。
主流煙を1と考えて副流煙と比較をすると、なんと驚くことに、ニコチンは2.8倍、タールは3.4倍になってしまいます。
そして最も怖いのは一酸化炭素で、4.7倍と多く含まれています。
つまり、主流煙に比べて、副流煙はいかに有害物質が多く含んでいるのかわかりますね。
タバコを吸っている人よりもタバコを吸わない人の方がどれだけ健康にリスクを負っているのか考えても怖いですね。
まとめ
タバコを吸っているとリラックス効果や仲間意識とメリットもありますが、健康に害を及ぼす大きなデメリットがあります。
また、大切な家族や自分自身の健康を有害物質によって、侵されていれることも考えておくことも必要です。
もし咳や淡に異変を感じたら、タバコの本数を減らしたり、家族のためと思って禁煙にするなりと行動を起こしてみましょう。
また、禁煙に対して難しいと思うなら、病院で検査をして医師の処方で禁煙をしてみましょう。
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