初心者でも分かる個人年金保険って?どうやったら老後の準備ができるの?

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しかし、きちんと自分で考えることによって、保険会社に騙されることなく、自分にあった個人年金保険を選ぶことはできます。それでは一体どのようにして保険商品を選択していけばいいのかを考えていきましょう。

5.1まずは自分の状況にあった種類を選ぶ

まずは自分の今の家族、家などの他の資産などを考えた上で、どの年金に入るのがいいのかを考えていきましょう。人によっては、安心して最低額の年金を受け取りたいと思っている人もいれば、生きているうちに毎月年金を受け取りたいと思っている方など、色々な考えがあるかと思います。

その為、自分が望んでいるのは一体どういった年金なのかを一回紙に書いてみるのがおすすめです。また、その時に自分がどのくらいの年金を必要とするのかを考えてみるのもおすすめです。

家がある方は家賃は必要ありませんし、田舎に住む場合には、より生活費も抑えられるかと思います。一体自分は老後どのような生活をするのか、大体イメージだけでも考えてみましょう。

 

5.2将来どのくらいのリターンがあるかを計算する

大体自分の希望にあった個人年金保険をピックアップできれば、それらの個人年金保険は、どのくらいリターンがあるのかということをしっかりと計算しておきましょう。これは、自分が支払う保険料の総額に対して、どのくらいの年金が受け取るのかを調べることでわかります。

 

保険商品によって条件が変わってしまうため、比較しづらい場合もあるかもしれません。そんなときには、保険料や、保険料を支払う期間、保険期間などを同じ数値にし、比較しやすくするのがおすすめです。又、細かい数字で分かりづらい場合にはエクセルなどで簡単に表にしてしまうと見やすくなり、計算もしやすいのでおすすめです。

これらは検討している全ての保険商品で一度行ってみるのがおすすめです。

 

5.3保険料の支払い方法を検討する

自分が加入したい個人年金保険が決まったら、最後に決めておきたいのが、保険料をどのように支払うかということです。これは、毎月支払うのか、それとも一年単位で支払うのかの違いになります。

実は、年で支払うと、保険料が割り引かれます。その分、保険料を支払う総額は安くなります。その為、将来的に受け取る年金総額は変わらないのにも関わらず、支払総額は減るためお得になります。また、返戻率も高くなるため、もしも途中で解約しても、年払いの場合のほうが損を押さえることができます。

また、契約した時に一括で保険料を支払う方法もあります。これは、契約時に保険料払込期間までの保険料を一括で支払ってしまう方法です。前納割引率が適用されるため、普通に支払うよりも保険料の支払総額は安くなります。

もしも余裕があるのならば、年払いであったり、前納を検討することが将来的にもおすすめです。

6.個人年金保険と所得の控除の関係って一体何なの?

個人年金保険に加入していると、所得が控除されると言われています。この制度により、税金なども減額されるようになっていますが、一体どういった制度なのかよく分からないですよね。しかし、この制度によって、普段支払うお金が減るため、家計には嬉しい制度です。

それでは一体個人年金保険と所得控除とはどういったものなのかを見ていきたいと思います。

6.1一定の条件を満たしていたら、控除対象になる

保険料が所得から控除されるのは、一般生命保険、介護医療保険、個人年金保険の3種類です。今回はその中でも個人年金保険料控除に注目していきたいと思います。実は、個人年金保険に加入していたとしても、誰もが保険料の控除を受けることができるわけではありません。

まずは、定められている条件を満たしており、かつ、加入している個人年金保険自体が個人年金保険料税制適格特約をつけていないといけません。

定められている条件とは、年金受取人とされているのが契約者、もしくはその配偶者であったり、保険料払込期間が10年以上だったりという細かい決まりがあります。その為、個人年金保険の前納制度を利用している方などは控除の対象にはなりません。

また、生命保険料控除は、保険料を支払った人の所得から控除されると定められています。その為、もしも個人年金保険の契約者自体は妻であったとしても、妻が専業主婦の場合には、夫が保険料を支払っているため、夫の所得が控除を受けることができます。しかし、これは年金自体の受取人が夫婦、もしくは親族になっていないといけません。

また、上限は決まっているため、もしも夫の契約だけで生命保険料控除の上限を超えてしまう場合は、妻の控除は適用されることはありません。

6.2会社員の場合は確定申告の必要はない

会社員の場合には、勤務先の支持に従って、給与所得者の保険料控除等申告書に生命保険料控除証明書をつけるだけで控除を受けることができます。その為、面倒でややこしい確定申告の必要はありません。

控除を受けることができるのは年末調整のときです。これは、元々天引きされている給料の中から、控除された個人年金保険料に応じて還付されることになっています。もしも、会社に提出をするのを忘れた場合であっても確定申告を行えば控除を受けることができます。

6.3自営業なら確定申告で税務署に申請する

自営業の方は毎月会社員のように天引きされているわけではないので、自分で確定申告をしないといけません。少し面倒かもしれませんが、定められた期間内に所得税の確定申告で、税務署に提出するだけです。

還付されるのは少し時間差があり、1ヶ月ぐらいはかかることをみこしておきましょう。

 

7.個人年金保険だけでは不安な場合考えておきたい資産運用って?

個人年金保険だけでは、本当に老後の生活に十分な資金が積み立てられるのか心配な方もいるのではないでしょうか。そうなった時に頼ることができるのは、自分が作る資産ですよね。

預金するのも大切なことですが、預金は今はほとんど金利がつきません。その為、より金利が高い金融商品に分散投資することも大切になってきます。

それでは、個人年金保険だけではなく、考えておきたい資産運用にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

7.1ローリスク・ローリターンの国債

4年ものから40年ものまで、幅広い年数が指定されている国債は様々な目標に合わせて投資することができる金融商品の1つです。

国債の中でも、変動金利と固定金利があります。現在の情勢では金利はほとんど変動することはないため、人によっては固定金利で短期間の国債を購入するのもいいかもしれません。また、反対にこれから金利が上がるという予測の元、すこし長期間の変動金利の国債を買うのもおすすめです。

変動金利の場合はインフレに対応することができるため、個人年金保険が固定金利の場合、分散投資をすることができ、どちらに転んでも最低限のリスク対策を行うことができるのでおすすめです。

また、個人向けの国債は最低金利が保証されています。その為、どんなに金利が下がったとしても、0.05%の金利が保証されているため、安心して投資をすることができます。

また、日本国債だけではなく、アメリカ国債などを購入するのもいいかもしれません。特に外貨建ての個人年金保険に加入している方の場合には、アメリカ国債を購入することによってそれらで儲けたお金を保険料支払いにそのままあてることができます。そうすると少しは手数料をうかすこともできます。

また、国債は毎月発行されており、少額から購入することが可能なので、検討してみるのもおすすめですよ。

7.2放置するだけで手軽に運用ができる投資信託

自分で株などの投資をするのは不安だから、投資信託を検討している方もいるのではないでしょうか。投資信託というのは、多くの人が支払ったお金を投資信託の会社にいる運用のプロが運用をし、利益は皆で分配するという仕組みです。

その為、自分では上手く運用するまでの資金がなかったり、上手く投資をする自信がない方であっても気軽に挑戦することができます。特に自分が運用実績を考えることがないので、ある意味気楽に挑戦できる所も大きいのではないでしょうか。

皆からお金を集めるという特色上、少額から積み立てることができます。少額ではなかったとしたら、その分返ってくる利益は大きくなります。投資信託の場合は長期的に見れば見るほどリターンも大きくなってくるので、気長に投資戦略を持つことがおすすめです。

また、国債や個人年金保険に比べると失敗する投資リスクもあるため、絶対に損をしたくないという方にはおすすめしません。

7.3所得税が全額免除される確定拠出年金

最後にご紹介していきたいのが、政府から支払われる年金とは違い、私的年金の一種である、確定拠出年金です。あまり聞き覚えがない方もいるかもしれませんが、年金です。

確定拠出年金とは、契約時に掛け金を確定します。この掛け金を運用することによってでた損益により、老後に受け取ることができる受給額が決定するという制度です。その為、将来的に自分が受け取ることができる受給額は決まっていません。

また、確定拠出年金の場合には支払った掛け金全てが全額所得控除になります。その為、かなりの額が所得から控除される為、所得税を始めとした税金の減額を受けることができます。

しかし、運用によるリターンによって受給額が決定するため、運用成績によっては掛け金に比べてあまり年金を受け取ることが出来ない場合もあります。その投資リスクを踏まえた上で商品を購入するようにしましょう。

 

8.まとめ

子どもの数より老人の数が増えていってしまう少子高齢化社会において、自分が年をとってしまった時に国から十分な年金を得られると思っている方はあまりいないのではないでしょうか。もちろんこれまで年金を支払ってきているため、年金を受け取ることはできますが、老後の生活を楽しむためにはソレ以上に準備をしておきたいものです。

国から支払われる年金に加えて、保険会社の運用する個人年金保険は、自分で支払う保険料を決められるため、老後に受け取ることができる年金の受給額も決めることが出来ます。また、その為、自分たちの老後資金だけではなく、住宅ローン返済や、教育資金の為の貯蓄にも応用することが出来ます。

個人年金保険に加入することによって、中々貯めることが難しい遠い将来のための貯蓄を確実に行うことができます。これをしっかりと行うことで、将来自分の大切な家族に迷惑をかけることも少なくなります。自分の老後を考えて見る時に、老後のための資産運用はどうするかということを一度考えてみるのもおすすめですよ。

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