考える事が山積みのがん治療。
治療方法やがんの治療費の事、がん保険の事など、がんの治療について考え出すと、止まらないですよね。
とは、言ってもがんに掛かる治療費は100万円を超えるとも言うし、考えないわけにもいかないです。
しかし!この記事ではがんの治療法のことや治療費はもちろん、おすすめのがん保険についてもご紹介しているので、がん治療に関する疑問は一発解決です!
目次
-
がん治療は難しい事だらけ!
1.1 がん治療は様々な治療法がある
1.2 部位によっても異なる治療法
1.3 それでも、絶対チェックしておきたい訳
-
がんの治療内容は?どんな感じ?
2.1 がん治療は三大治療が中心
2.2 手術
2.3 抗がん剤治療
2.4 放射線治療
-
がん治療はどうやって進む?流れは?
3.1 がん治療は診断から
3.2 治療はこうやって決まる
3.3 再発させないための治療
-
高額!?がんの治療費はどのくらい?
4.1 がんの治療費は一筋縄ではいかない
4.2 がんの部位別の治療費
4.3 ステージによっても上下する
5. がんの治療費の自己負担は?公的な保障についても
5.1 がんの治療費はこうやってカバーする
5.2 高額療養費制度と公的な保障
5.3 民間のがん保険も外せない訳
-
がんを治療しない!という選択肢も?
6.1 がんを治療しなくて大丈夫?
6.2 がんを治療しないという選択肢はあり?
6.3 最新のがん治療についても!
7まとめ
目次
1.がん治療は難しい事だらけ!
がんの治療はどうやって進むの?治療費は?おすすめのがん保険は?などや、がんの治療法だけとっても部位によって費用や治療法が異なり、「がん」という疾病は一筋縄ではいかなく、考える事が山積みです。
今回はがん治療の気になる治療内容や治療費、保障などについてご紹介させて頂きますが、まず初めにこれからがん治療の代表的な治療法やがん治療が一筋縄ではいかない訳をご紹介させて頂きます。
1.1 がん治療は様々な治療法がある
まず、初めに「がん治療はこれで完璧!」という治療法はないです。
というのも、がん治療は様々な治療法が編み出されており、そのがん進行度や年齢、性別などを考慮し、様々な治療法が用いられます。
そうは言っても、よく使われるがん治療の要とも言える代表的な治療法が3つ存在し、それが、「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」の三大治療と呼ばれるものです。
1.2 部位によっても異なる治療法
様々ながん治療が存在し、その治療方法はがんの進行度や疾患した部位によって大きく異なります。
部位というは例えば、がんが肺に発生した場合は肺がん、乳房に発生した場合は乳がんなど、がんが発生した体の器官によって分けられます。
その他にも代表的な部位は、男性の場合、特に気をつけたいのが「前立腺がん」や「大腸がん」「胃がん」「肝臓がん」「肝臓がん」などがあり、この「肺がん」「大腸がん」「胃がん」は死亡数が最も多いがんの一つと言え、特に気をつけたい部位です。
また、がんの患者数で見ると女性の場合乳がんが最も多く、男性の場合は胃がんが最も多いのも特徴です。
1.3 それでも、絶対チェックしておきたい訳
がんの治療というトピックは、理解が難しいものではありますが、それでもしっかりとチェックしておきたい訳があります。
それは、がんが日本人の三大疾病である事や、その中でも死因や患者数ともトップであることが挙げられます。
三大疾病とは日本人が発症する可能性の高い3つの疾病を指す言葉で、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」という3つの疾病で、がんはこの3つの中で死因数、患者数トップであり、治療が場合によっては長期化しがちな点などを考慮すると、治療費も高くなりやすい疾病です。
そのため、医療保険のみではカバーしきれない部分であるがんの治療という部分に特化した「がん保険」という存在が重要になってきており、がん保険と言っても商品を出している会社など、その商品によって特徴や魅力は様々です。
その中で「本当に、自分にあったがん保険って?」という疑問を解決するためには、やはりがん治療に対する理解・知識がどうしても不可欠なのです。
2.がんの治療内容は?どんな感じ?
先程、がん治療の重要性などをご紹介させて頂きましたが、がんの治療費やがんの大まかな治療期間を決めるのは、治療の方法に大きく左右されます。
なので、これからがん治療の要である三大治療をご紹介させて頂きます。
2.1 がん治療は三大治療が中心
がんには、様々な治療法があることをご紹介させて頂きましたが、主にがん治療は3つの治療法に分けられ、その3つの治療法をまとめて「三大治療」といいます。
この三大治療は「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」という治療法を指しており、がん治療は「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」を、中心的に用いられ、治療法によって役割が異なります。
2.2 手術
まず、初めにご紹介したい治療法は、「手術」で最も基本的で、部位や進行状況によりますが、がんがかなり進行していない限り、ほぼすべての部位に手術が用いられます。(進行状況などにも左右される)
放射線治療や抗がん剤治療という治療法の研究が進み、手術以外での治療法も、有効にはなってきていますが、以前病巣(がんが発生している場所)を、確実に取り除く事が可能で、他の治療法と比べると、ダイレクトにがんを治療する事が可能です。
病巣を直接取り除くため、完治しやすいのもがんの特徴で、今日でもがん治療には欠かせない1つの治療法になっています。
デメリットとしては、体の臓器を取り除く手術なども場合によっては用いられるため、体の働きが悪くなったり、昨日などが無くなってしまう恐れもあります。
また、手術は人の手によって治療できる範囲に限るので、手術が出来ない場所に発生したがんは、治療できないというデメリットを持っています。
2.3 抗がん剤治療
次にご紹介したい三大治療の治療法は抗がん剤治療で、抗がん剤治療とは、一言で表すと「薬でがんを倒す」治療法です。
具体的には、抗がん剤(化学薬品)により、がん細胞を壊したり、がん細胞が増えるのを抑えたりする治療法で、がんの再発を防止するためや、がん細胞が大きくなり過ぎており、手術をする事が、困難な場合などに用いられます。
また、ステージⅣ(がんがかなり進んだ状態)ほど、がんが進行している場合は、手術をすることが困難なので、抗がん剤治療を主な治療法として、用いる事が多いです。
そのため、場合によっては手術などの治療とプラスアルファで、がん治療をサポートする側に回れる治療法でもあり、手術などが困難な場合は、しっかりとした治療も行えるのが抗がん剤治療の特徴であり、メリットと言えます。(抗がん剤の種類沢山あり、用途によって使い分ける)
しかし、やはりデメリットも存在し、抗がん剤治療の大きなデメリットは副作用と言えます。
先程、抗がん剤治療ががん細胞を破壊してくれたり、増えるのを阻止してくれるという内容をご紹介させて頂きましたが、この作用はがん細胞のみではなく、この作用は体全体の細胞に及び、かなり苦しい副作用があると言っていいでしょう。(抗がん剤の種類などに左右されますが)
例えば、髪の毛を増やしてくれる細胞の働きに、がん細胞が悪影響を与えてしまうと、髪の毛が生えてこなくなったり、その他、吐き気や臓器などへの負担に繋がります。
ドラマや小説などに描かれているがん治療の描写は、大体抗がん剤治療の副作用によるものと言え、三大治療の中で最も副作用が苦しい治療法であると言えます。
2.4 放射線治療
最後にご紹介する三大治療は、放射線治療です。
放射線治療も名前の通りがんが発生した部分に、放射線を放射し、がん細胞を破壊する事で、がんを治療する治療法です。
放射線治療は研究が進み、めまぐるしいほどの進化を日々遂げており、放射線を放射する前にがんの発生した場所やがんの大きさなどを確かめ、様々な照射方法を用いて、がんをピンポイントに治療する事が可能です。
しかし、放射線治療にも副作用が存在し、照射した場所などによっては、違和感や痛みを伴うものから、場合によっては出血を伴うケースもあります。
例えば、女性が気をつけたいがんの1つである「乳がん」で、放射線治療を行う場合は、放射したあたりにヒリヒリするような痛みがあったり、男性が気をつけたいがんの1つである「前立腺がん」では、副作用として腸から出血するケースなどがあるようです。
副作用は部位などによって、大きく異なりますが、大事に至る事などは、稀で抗がん剤治療のようなかなりの苦痛を伴うような副作用が放射線治療によってもたらされる事はないみたいです。
また、放射線を実際に放射している治療中は、特に痛みなどなく、赤いレーザー(機械が位置を確認するための光)などの影響により少し怖いイメージをお持ちの方も少なくないと思いますが、放射線治療は目立った痛みなどではなく、怖い治療法ではないです。
3がん治療はどうやって進む?流れは?
先程、主ながんの治療法をご紹介させて頂きましたが、実際の所がん治療がどういう風に進んでいくのか?という点について、知りたい方も少なくないはずです。
風邪やその他の怪我などで、病院での診察を経験がある方は、少なくありませんが、がんと診断されたらどうなるの?という点に関しては、疑問点が多いです。
なので、これからもしもがんを治療する必要性に迫られた時に、どのようにがん治療が進むのか?という点についてご紹介させて頂きます。
3.1 がん治療は診断から
まずなぜ自分が、がんになったと分かるのでしょうか?自分ががんを発症しているという事を知るきっかけは、人によって様々ですが、1つ確実なのは、お医者さんにしっかりと診断してもらっているということです。
がん治療も風邪などと同じように、病院で診察を受ける時と変わらずまず、病気の診断からがん治療が始まります。
がんの疑いがある場合は、がんが発生している可能性のある箇所を調べて、がんの大きさやがんの性質、がんの進行度などを様々な検査で調べます。
がんを治療するには、まずがんをしっかりと調査することから始まります。
3.2 治療はこうやって決まる
先程、がんの治療法として三大治療をご紹介させて頂き、その際にがんの状態などによって、治療法を使い分けるという事をご紹介させて頂きましたが、実際に「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」をどのように使い分けるのでしょうか?それは診断結果から推測します。
部位や病院などにより、治療法の使い分けは異なるので、一概には言えませんが、早期発見やそこまでがんが進行していない場合は、手術+抗がん剤治療or放射線治療という治療法が多く、手術が主な治療法として用いられます。
しかし、がんが進行しているもしくは手術することが難しい状況などは、主に抗がん剤を使用した治療法が多く用いられ、抗がん剤治療により、がんを小さくし、手術が出来る状態に持っていくことや、がんが進行しすぎているため、取り敢えずがんの進行止めるためなどに使用されます。
しかし、現代のがん治療は手術によるものではなく、抗がん剤治療や放射線治療などの治療法などで、治療し通院を中心的に行う治療法も増えてきており、様々な要素によりがん治療の多様化も起こっているみたいです。
3.3 再発させないための治療
先程、ご紹介させて頂いたような治療を行った後に、再発の恐れがある場合は、再発させないための治療に入ります。
再発させないための治療とは、具体的に言うと主に抗がん剤治療を用いて、がんがもう一度暴走しないためにする治療です。
この治療は、再発の恐れがある場合は、長期に及ぶ治療になるも少なく、場合によっては3~4年ほどの通院を余儀なくされるケースも少なくないみたいです。
その分、長期に渡って治療費もかさむので、手術などに比べると一回あたりの治療費は、そこまで多くはないのですが、長期に渡るため、トータルでがんの治療費を見た際に、長期的に行う再発防止のための治療による、治療費が意外に一番高額だったという事も少なくありません。
4.高額!?がんの治療費はどのくらい?
先程、三大治療を中心的にご紹介させて頂きましたが、やはりがん治療で最も知りたい事は、がんの治療に際して掛かってくる「治療費」の事ですよね。
これから、気になるがんの治療費について詳しくご紹介していこうと思います。
4.1 がんの治療費は一筋縄ではいかない
がんの治療費は、がんの治療法と似たようなもので、これくらい掛かる!という具体的な数字を計算する事が難しいです。
というのも、がんの治療費というのは、当たり前の話ですが、治療法によって異なり、トータルの治療費は治療の期間などによって、異なります。
そのため、がんだからこれぐらい掛かるというのは、一概には言いにくく、50万円以内で済むような治療もあれば、期間や治療法などによっては、300~400万円というかなり高額な治療費が必要になる場合もあります。
そのため、がんの治療費というのは、一筋縄ではいかない訳です。
4.2がんの部位別の治療費
がんの治療費は、これぐらい掛かる!という試算をする事が難しい事は、ご紹介させて頂きましたが、ある程度目安を立てる事が可能です。
その方法は、部位別に治療費の予想を立てることで、部位によってある程度治療法が決まってくるため、進行状況などによってもかなり大きく変わりますが、部位がわかれば、大体の試算を出すことが可能です。
がんの部位 | 治療費(目安) |
胃がん | 40万円~120万円 |
肺がん | 200万円~300万円 |
大腸がん | 150万円~250万円 |
乳がん | 200万円~350万円 |
肝臓がん | 100万円~200万円 |
上記の表にある程度の目安を記載させて頂きましたが、やはり見て頂いければ、分かるのですが、目安ではありますが同じ部位でもかなり開きがあることが分かります。(これよりも安くなることもありますし、高くなる可能性もある)
そのため、がんの治療費について考える時に、しっかりと考慮したいのはどれだけがんの治療費について備えをしていても、それを超える高額な治療費や逆にかなり安い治療費になる可能性があるということです。
4.3 ステージによっても上下する
先程、がんの治療費の目安を出すことが難しい事を、部位別にご紹介させて頂きましたが、実は部位の他にも大きく治療法を左右する要素があります。
それが、ステージと呼ばれるがんの進行状況を表す指標のようなもので、これによっても大きく治療法が異なるので、治療法が異なるという事は、セットで治療費も大きく異なってくるという事なのです。
また、ステージはがんの進行状況を示し、ステージの状況は0~4までがあり、数が大きくなればなるほど、がんが進行しているという事になります。
ステージ | 進行状況 |
ステージ0~2 | ・比較的、軽い状況で、がん細胞が粘膜にある、がんが筋肉にまで広がっている状況。
・リンパ腫にはまだ到達してない・もしくは微量のみ |
ステージ3 | がんがかなり広がっており、リンパ腫にもしっかりと転移している |
ステージ4 | がんが広がりを見せ、リンパ腫はもちろん、病巣の臓器以外にも、確認できる状態 |
ステージはこのように、ステージ毎に進行状況を表しており、ステージが上がれば上がるほど、治療費も高額になっていくという特徴を持っています。
また、ステージによって治療費が異なることはもちろんですが、生存率も大きく異なり、がんと診断された際に、お医者さんに見せて紹介してもらえる可能性が高いデータで、5年~10年の生存率というものがあります。
がんのステージが上がれば、上がるほど生存率があがり、部位によって生存率に開きがあります。
一例として、この表は大腸がんのステージによる生存率の推移ですが、ステージ1までは、90%を超えており、これは10人の内9人が生存しているという事になるので、早期発見・治療が出来た場合は、がんになっても人生の終わりを感じるほどの病気ではない事を感じさせます。
一方で、ステージ4になってくるとかなり生存率が下がり、約13%なので10人中1人しか生存していないという事になり、これはかなりがんが進行しているという事が分かりますが、ステージ3までは50%を切っていないですし、がんはしっかりと治療すれば治る可能性の高い疾病であることが分かります。
5 がんの治療費の自己負担は?公的な保障についても
がんに掛かる治療費についてご紹介させて頂き、がんの治療に掛かる費用というのはかなり高額であることがご理解頂けたかと思いますが、中には「こんな大金払えない!」という方もいるはず、、というよりは、一般家庭に数百万円単位の出費はかなり痛手です。
アメリカなどでは、救急車に乗る際に、お金を払えるか?という点を確認される事が、あるそうなのですが日本ではありえない話ですよね?それは日本の保障がしっかりとしており、特に高額療養費制度という制度を利用することにより、かなり医療費による負担を軽くすることが可能です。
これからがん治療に掛かってくる費用の保障について詳しくご紹介したいと思います。
5.1 がんの治療費はこうやってカバーする
高額ながんの治療費をカバーする方法は主に2つあり、一つ目は公的な保障の1つである高額療養費制度という制度による保障と、がん保険などによる民間によるがんに対する保障です。
両者とも、がんに掛かった高額な医療費をカバーしてくれるという点では、変わりないのですが、それぞれ特徴を持っており、この2つの保障を使って治療費をカバーしていきます。
5.2 高額療養費制度と公的な保障
まずはじめにご紹介する保障は、高額療養費制度を中心とした公的な保障で、高額療養費制度とは、ある一定の医療負担額を超えたら、保障してくれるという制度です。
このある一定の医療負担額とは、各自の所得によって大きく異なり、高所得者になればなるほど、自己負担分は大きくなり、低所得になればなるほど、自己負担分は少なくなっていきます。
所得 | 自己負担額 |
年収1160万円~ | 252600円+(医療費-842000円)×1% |
年収1160万円~770万円 | 167400円+(医療費-558000)×1% |
年収770万円~370万円 | 80100円+(医療費-267000円)×1% |
~年収370万円 | 57600円 |
住民税非課税世帯 | 35400円 |
上記の表が所得ごとの、自己負担額で各所得区分の自己負担額を超えた場合に、高額療養費制度の対象となり、申請する事によって、審査に3ヶ月ほど掛かりますが、返金を受けることが可能です。
しかし、この返金するまでの期間に関しても、しっかりと保障が用意されており、高額療養費制度の8割までを無利子で、高額医療費貸付制度という制度を利用することにより、お金を借りる事が可能です。
一旦支払って、後に高額医療費制度の返金を受けることが可能ですが、平成24年からは、認定書の交付を予め受けておくと、窓口での支払いも必要なくなり、負担額を超える場合は、自動的に支払う必要なくなりました。
この交付を受けるには、各健康保険書の機関によって方法が異なるので、気になる場合は、健康保険に記載してある機関に問い合わせてみると、疑問が解決するはずです。
5.3 民間のがん保険も外せない訳
先程、公的な高額医療費制度の制度を受けることにより、一定額以上の支払については保障を受ける事をご紹介させて頂きましたが、かなりの額を保障してもらう事が可能で、人によっては「ここまで保障してくれるならがん保険の必要はないのでは?」という疑問をお持ちの方もいるはずです。
しかし、それでもしっかりとがん保険は視野に入れて、がん治療について考えたい訳があり、高額医療費制度はがん治療を受けて、高額の医療費を支払う必要性に迫られた際に、魅力的な制度ではありますが、それでも保障しきれない部分というのが出てきます。
理由は多々ありますが、例えば高額医療費制度の支払対象になる治療は、既に国が認可しているものに限り、最新の治療法などはカバーすることが難しいという弱点があるのです。
保険なしの医療費はもちろんの事ですが、かなり高額になりがちで、しっかりと注意しておきたい部分の1つであり、目まぐるしく医療技術が発展している今日で「あの治療を受けてみたいけど、保障の対象にならないから、、、」というリスクを避ける事が可能です。
またその他にも、収入を保障してくれるがん保険なども登場しており、がんになるとどうしても仕事に支障をきたすケースが多く、この点家族などをお持ちの方には嬉しい保障です。
そのため、がん保険は必ず必要!とは言えませんが、がん治療を考える時、特にがんの治療費やがんの治療によって起こり得る様々な経済的にリスクに備えるという点について考える際に、選択肢に残しておきたい保障です。
6.がんを治療しない!という選択肢も?
がん治療に関する情報を集めている際に、このような文言を見たことはないでしょうか?「がんを治療しないという選択肢」のような情報です。
がんは恐ろしい疾病で、治療をしないと死に至ってしまうから、普通は治療するというのが一般的な考え方ですが、一方でがんをあえて治療しないという選択肢も、治療をするという選択をする方に比べると、少数派ではありますが、確実に存在しているみたいです。
なので、これからがんを治療しなくて大丈夫なのか?という点やがんを治療しない選択肢はありなのか?という点などを、ご紹介していこうと思います。
6.1 がんを治療しなくて大丈夫?
がんを治療しなくて、大丈夫なのでしょうか?この大丈夫というのは解釈にもよりますが、もしも健康に長生きしたいという観点から見ると、今現在の科学では大丈夫ではありません。
がんはゆっくりですが確実に、がんによってはかなりのスピードで進行が進んで行きます。(がんが発生してから10年経って気付くというケースも少なくないです。)
がんの進行するスピードは、がんの状態や患者様の状態に大きく左右されるので、なんとも言えませんが、1つ確実に分かることは、遅かれ早かれがんが深刻なレベルで、体を蝕むときが来るということです。
そのため、長生きをするという視点や健康にという視点からすると、これからがんの研究などが進み、状況が変化する可能性は十分にありますが、現状の科学では大丈夫ではないというのが、正しいです。
6.2 がんを治療しないという選択肢はあり?
長生きをするためには、がんを治療するという選択肢は大丈夫ではないという事を、ご紹介させて頂きましたが、ではなぜがんを治療しないという考え方があるのでしょうか?一概には言えませんが、このようなケースがあるみたいです。
例えば、がんが何度も再発しており、苦しい抗がん剤治療に耐えるのではなく、余生をがん治療を気にせずに取り敢えず楽しむというケースや、かなり高齢で残りの時間をがんの治療に費やしたくないという方などが、がんを治療しないという選択肢を選ぶケースが多いみたいです。
逆に言うと、かなり若い段階でがんが発症してしまい人生まだまだ!という方が、このような選択を取ることは珍しく、価値観の問題なので一概には言えませんが、がんをあえて残すという選択肢を選ぶ方は、できるだけ長生き!というよりも、余生を楽しみたいという方が多く、まだまだ長生きしたいという方が治療しないという選択肢を選ぶことはまずないです。
そのため考え方によっては、がんを治療しないという選択肢も人によってはありなのかもしれませんが、少なくともがん保険の参考のためなどに、このサイトをご覧の方にはベターな選択肢ではないと言えます。
また、がんを治療しないという選択肢をとっても、人によっては5~10年ほど元気に過ごしていた方も少なくなく、この点もがん治療をしないという選択を取る要因の1つかもしれないですね。
6.3 最新のがん治療についても!
最後に最新のがん治療についても触れておきたいと思います。
日々、がん治療に関する研究が進んでおり、これまで主流な治療法であった「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」という三大治療の中でも様々な方法が、研究・開発もされていますが、全く新しいがん治療も開発されており、その中の1つがこれまでになかった免疫チェックポイント阻害剤という免疫療法を使った治療法です。
免疫療法とは、人間が元々持っている免疫を活性化させる薬で、以前まで開発されていた免疫療法は、免疫の強さを高めて、攻撃力をあげるというのが主な効果で、その効果によって様々な疾病に効果を発揮してきました。
また、免疫を高めるだけなので、抗がん剤治療のような細胞が破壊される事によって、起こるようなかなりの苦痛を伴った副作用は確認されていません。
しかし、免疫チェックポイント阻害剤というのは、免疫のブレーキ(弱い状態)を外し、免疫本来の強さを取り戻す効果が期待できる薬です。
免疫チェックポイント阻害剤は、三大治療の次の第四のがん治療とも呼ばれており、進化が期待されています。
7まとめ
今回はがん治療の治療内容や治療費などを中心的に、がん治療について詳しくご紹介させて頂きました。
がんの治療についてしっかりと理解し、もしもがんに掛かったときの経済的にリスクなどを考慮し、貯蓄するなり、保険に入るなりは人それぞれですが、どんな方法でも自分ががんに掛かった時どうするのか?という点をしっかりと考えておきたいものです。