生命保険の種類とは?意外と簡単な内容を解りやすく解説します!

生命保険に加入を考える時に、生命保険の種類について調べると言う方も多いのではないでしょうか?

その生命保険の種類と調べていると、3種類という所もあれば、4種類という所もあるという事で、保険ってやっぱり複雑で解りにくい・・・と挫折してしまう方も多いのではないでしょうか?

しかし、生命保険は意外と簡単なモノなのです。

この記事では、元保険屋さんでもある私が保険を覚えたように、基本的なところからわかりやすく保険を説明します。

基本の事だけをしっかりと抑えておけば、あとは応用や組合せだけなので、意外と簡単だと思うと思いますので、この記事を読んで保険への苦手意識を取り除きましょう。

1. 生命保険とは

生命保険と一言で言っても、死亡保険や医療保険などあり、どれが生命保険なのかわからないと言う方も居るのではないでしょうか?

そこで、最初に生命保険とは一体何を指すのか?という所を説明していきます。

そして、生命保険はどういったモノなのか?という所も軽く説明をしていきます。

1.1 生命保険の定義とは

生命保険とは、生命保険会社が販売をしている保険商品の総称です。

生命保険を販売している人には、大手保険会社の外交員(生保レディと言われる方)と、保険代理店(損害保険も扱う方たち)と、生命保険会社のアドバイザー(外資系の保険会社の営業の方たち)の大きく分けて3つあり、それぞれの人たちが、それぞれのニュアンスで生命保険と言う言葉を使うので、少し複雑になっています。

またインターネットなどでも、生命保険と総称で言う場合もあれば、死亡保険の事を生命保険と言い、医療保険やがん保険はそのまま医療保険やがん保険と書いたりするので、少し語弊が生まれたりしています。

解りやすく言うと、自動車保険も火災保険も傷害保険も称して損害保険と言うように、死亡保険も医療保険もがん保険もすべてを称して生命保険と言うと思っていただければ、解りやすいと思います。

1.2 生命保険とは何なのか?

生命保険とは、物保険である損害保険とは違い、人保険と言われる保険であり、保険の対象者である被保険者が亡くなってしまった場合の残された家族への保障や、病気をしてしまった時の治療費の保障から老後の資金作りまで、その活用性は多岐にわたります。

家族を持って、その家族のために掛けるモノでもあり、自分の病気の治療のために掛けるモノでもある保険という事です。

自分にはどの保険が必要になるのか、どれだけの保障額が必要か、どれだけの期間いくらの保険料を払うのかと言う基本的な考え方はありますが、それは後の方で解説していきます。

ここではまず、生命保険とは一体どのような保険なのか?という所が解ればOKです。

2. 生命保険の種類

さて、生命保険の種類について調べると3種類という所もあれば、4種類という所もあると思います。

なぜ種類が違うのか、生命保険を知らない方からすると解らないと思います。

そもそも、この3種類と4種類とでは、指しているモノが違うのです。

その指している内容をここでは説明していきますので、モヤモヤをすっきりさせましょう。

2.1 3つの種類とは

さて、生命保険の3つの種類と言うのが基本的な生命保険の形の説明になります。

この基本的な形が生命保険の、もっとも基礎的な箇所になり、どの保険にも適応される部分でもあるので、ここをしっかりと抑えておきましょう。

その基本的な形と言われるのが、【定期】【終身】【養老】と言われる3つです。

それぞれの特徴をここでは説明していきましょう。

定期

定期型の保険と言うモノは、掛け捨ての保険とも言われる保険であり、保障期間が決まっており決まった保障期間中の保障額は同一になる保険です。

そのため、保険期間が過ぎれば保障は無くなり満期返戻金なども有りません。

その代り、3つの中では一番保険料は安く、大きな保障を手軽な金額で準備できる保険とも言える保険です。

終身

終身型の保険と言うモノは、名前の通り保障は解約するか被保険者が死ぬまで続く保険です。

更新が無く保険料も一定であり、支払う保険料の準備はしやすいですが、先ほどの定期型に比べて保険料は高くなります。

また、死亡保険の場合は死亡保険金が必ず受け取れ、医療保険では年齢を重ねてリスクが高くなっても保障は死ぬまであるので、安心できると言う面もあります。

養老

養老型は死亡保険に使われる形であり、医療保険やがん保険には無い形と言えます。

養老型は、定期型と似ていて、保険期間が決まっているのですが、その保険期間満了時である満期時に満期返戻金と言うモノが存在する保険です。

この満期返戻金は死亡保険金と同額となるため、解りやすく言うと保険期間で満期返戻金を貯めると言う内容の保険となります。

その事から、保険料はこの3つの中で一番高くなります。

この3つが生命保険の基本的な形となり、定期と終身は死亡保険や医療保険やがん保険などに使われ、養老保険は死亡保険で使われる形となります。

3種類の形と覚えていただければOKです。

2.2  4つの種類

そして次に説明するのは、先ほどの形ではなく保険の種類になります。

損害保険で言う所の、自動車保険や火災保険という所です。

ここで説明する4つは、【死亡保険】【医療保険・がん保険】【介護保険】【生存保険】の4つでありそれぞれが、生命保険の基本的な保険商品の種類になりますので、この保険商品の種類をしっかりと覚えましょう。

死亡保険

死亡保険とは、一般的に言う生命保険です。

言葉の通り、人の生死に関わる保障であり、基本的な考え方は亡くなった後に残された家族への保障や自身の葬儀代などの準備から相続税の対策に使われたりする保険です。

また近年では、金融商品の一面を利用して貯蓄代わりに使うと言う考え方もされる保険です。

基本的な考え方は、先ほども書いたように残された家族への保障という事で、子供が生まれたばかりで働き盛りの方にとっては必要と言える商品でしょう。

また、先ほど説明した終身タイプの死亡保険では、死ぬまでの保障があり保険料払込期間の設定の仕方によっては、解約時に発生する解約返戻金が多くなることで、その貯蓄性から先ほど説明した様に、金融商品の一種として活用することも出来るため、老後資金の準備に活用すると言う使い方も出来るのです。

また、活用方法によって終身タイプを選ぶのか定期タイプを選ぶのかが異なりますので、自分にはどんなタイプがあっているのか?と言うのをしっかりと理解しておきましょう。

医療保険・がん保険

医療保険やがん保険に関しては、知っていると言う方も多いと思いますが、保険業界では第三分野と言われる商品です。

この第三分野を説明すると長くなりますし、覚えておく必要はあまりないので、割愛をしますね。

この医療保険とがん保険は、これも名前の通り病気やケガでの入院・通院を保障する保険であり、がん治療に特化したものが「がん保険」という事です。

近年では、医療技術の向上や病床の数などの理由で、平均入院日数が短くなってきている事から、入院の保障よりも通院の保障をより重要視する方も増えてきています。

しかし、商品によっては「入院後の通院に限って保障します」と言う商品が多いので、通院の保障が付いているからどんな通院でも保障してくれると思わずに、通院保障の給付条件はしっかりと確認するようにしましょう。

また、がん保険に関して言えば、医療保険よりも商品改定や新商品の発売が頻繁に有り、商品内容が目まぐるしく変わっています。

一昔前までは、入院保障をメインにする保険商品が多かったのですが、近年では一時金に力を入れている商品や治療費(抗がん剤治療など)に力を入れている商品から、入院・通院から一時金までバランスのとれた商品など、それぞれの保険会社によって特徴が異なりますので、ご自身がどんな保障が欲しいのかをしっかりと考えたうえで、保険を選ぶようにしましょう。

また、この医療保険とがん保険も、終身タイプと定期タイプがありますが、多くの保険は終身タイプとなっています。

そして、「保険料が安いな!」と言う商品は終身タイプではなく定期タイプが多いので、その辺りもしっかりと確認しておきましょう。

介護保険

介護保険とは、近年では各保険会社が力を入れて販売する保険商品であり、介護が必要になった時の保険です。

この介護と言うのは、基本的には老後の介護指す場合が多く、要支援や要介護状態になった時に介護に必要な費用を保障すると言う保険となります。

保険商品によっては、不慮の事故や病気によって要介護状態になった場合も保障すると言う商品もありますので、ご自身のニーズをしっかりと把握して、保険商品を選ぶようにしましょう。

生存保険

この生存保険と言うのは、教育資金や老後資金などの確保のための保険であり、基本的には死亡や病気に備えるための保険ではありません。

一部の商品では、死亡や病気にも備える保障が付いている商品もありますが、主な活用方法としては貯蓄が目的で活用すると言うのが一般的と言えるでしょう、

この保険の主な商品と言うのが、学資保険や個人年金保険と言えるでしょう。

学資保険は子供の教育費の準備の為の商品であり、個人年金保険は老後の公的年金の上積みや、定年退職後から基礎年金の支給までの期間の資金準備などに使われる商品です。

この保険商品を見ていただくと、死亡や病気に備えるのではなく、将来に向けての貯蓄がメインであるという事がわかると思います。

この4種類の保険の種類と、先ほどの3種類の保険の形と言うのをしっかりと覚えておけば、あとは、この組み合わせだけと言えるので、保険は難しくないと思えるのではないかと思います。

2.3 組み合わせ

保険の種類について少し解ってきたと思います。

先ほども書きましたが、保険と言うのは、3種類の保険の形と、4種類の保険の種類の組み合わせで出来ています。

先ほどの形と種類を表にしてみましたので、改めて確認をしてみてください。

3種類の保険の形 4種類の保険の種類
定期保険 死亡保険
終身保険 医療保険・がん保険
養老保険 介護保険
生存保険

要は、この3種類と4種類を組み合わせると、保険が出来るのです。

例えば、「定期保険の死亡保険」・「終身保険の医療保険」・「養老保険の死亡保険」の様に、左から一つ・右から一つを選べば、保険が出来上がるのです。

それさえ覚えておけば、自分にはどの種類の保険をどの形で備えれば良いのか?と言うのが解ってくると思います。

3. 3つの種類メリットとデメリット

dentaku

さて、ここでは先ほど説明しました3種類の保険の形のメリットとデメリットを紹介していきます

それぞれに特徴があり一長一短ですので、自分がどの様に備えたいのか、一定の期間なのか、それとも一生涯の保障が欲しいのかを考えるようにしましょう。

3.1 定期保険

契約内容確認活動

ここでは、定期保険のメリットとデメリットについて解説していきましょう。

定期保険は掛け捨てと言われる保険ですので、あまりよく思っていない方も多いのではないでしょうか。

定期保険も使い方ひとつで、すごく心強い保険と言えるのですよ。

先ほども少し説明しましたが、ここではもう少し細かく定期保険を見て行きましょう。

メリット

・保険料が安い

・大きな保障が準備できる

・自分の必要な期間だけ保障が付けられる

デメリット

・満期返戻金などは無く掛け捨てである

・保険期間が終わると保障は一切なくなる

・保険期間を延ばすためは更新をしなければいけない

・更新をすると保険料は高くなる

 

メリットとデメリットの数だけ見ると、デメリットの方が多くなりますが、決してそうではなく、使い方ひとつで良くも悪くもなるのです。

例えば、「子育ての期間中に万が一の事があると困るので大きな保障が欲しい」と言う方には、定期保険の収入保障保険など、子供が独立するまでの間の大きな保障を安く準備することが出来るのです。

逆に、医療保険の様な一生涯の保障が必要なのに、一定期間の定期保険で備えると、更新の度に保険料が高くなり保険料が払えなくなると言う事態に陥る事になる場合もあります。

要は、使い方・選び方次第という事になるのです。

3.2 終身保険

次に、終身保険のメリットとデメリットを解説していきましょう。

終身保険は名前の通り、一生涯の保障という事で、死亡保障や医療保険・がん保険など多くの保険の種類で選択されています。

また、死亡保障では確実に保険金を受け取れることや、その性質を活用して貯蓄代わりに加入していると言う方も居るのではないでしょうか。

その終身保険のメリットとデメリットは次のようになります。

メリット

・保障が一生涯続く

・更新が無く保険料は一定

・掛け捨てではない

デメリット

・保険料が定期保険に比べて高い

・高額な保障を準備するのには向いていない

・見直しがしにくい

 

主なメリットとデメリットを紹介しました。

定期保険と違い、死亡保障では死亡保険金もしくは解約返戻金があるため、支払った保険料が全て無くなるという事は無いために、損をしない保険と言うイメージですが、解約時期を間違えると、支払った保険料より解約返戻金が少なくなったり、医療保険・がん保険では、見直しがしにくいと言う面があります。

また、定期保険と比べて保険会社は保険金または解約返戻金を払わないといけないので、保険料は高くなり、大きな保障を準備したいと言う方には不向きな保険と言えます。

しかし、貯蓄性があるために、老後の為の貯金や教育費の為の貯蓄など理由で活用する方も多いのが終身保険です。

3.3 養老保険

最後に養老保険のメリットとデメリットについて解説していきましょう。

あまり馴染みが無い保険かもしれませんが、現在では積極的に販売している保険会社が少ないので、あまり目にする事は無いかと思いますが、その理由がこの保険の性質に関係していきます。

金利情勢の良いときには、各保険会社も積極的に販売をしていましたが、金利情勢がよくない昨今では、保険会社にとっても旨みの無い保険と言えるのです。

その養老保険のメリットとデメリットは次のようになります。

メリット

・貯蓄性がある

・保障と貯蓄が同時にできる

デメリット

・保険料が高い

・満期を迎えると保障がなくなる

 

養老保険の主なメリットとデメリットを挙げました。

養老保険と言うのは、簡単に言うと満期時までに死亡保障と同額の満期保険金を貯めると言う商品です。

保険期間が10年で死亡保障が1,000万円の商品であれば、10年で1,000万円を貯めて、何事もなければ、その1,000万円は満期保険金として受け取ることが出来て、保険期間中に死亡や高度障害になった場合は、保険金として1,000万円を受け取ると言うモノです。

この性質上、定期保険・終身保険の2つよりも保険料が高く、3つの種類の中で一番保険料が高いと言える保険です。

この商品は、近年の貯蓄性が優れている終身保険が発売される前には、各保険会社が積極的に販売して、集めた保険料を運用して利益を出せたのですが、近年では金利情勢が悪化した事や、先ほども言った終身保険が台頭してきたことで、保険会社が積極的に販売しなくなりました。

現在では、郵便局のかんぽ生命などは少し力を入れて販売していますが、保険料の高さがネックになっているため販売件数は多くないでしょう。

4. 4つの種類の必要性

それでは、3種類の保険の形について解説しましたので、次は4つの保険の種類の必要性について解説していきます。

4つの種類とは先ほども解説した、死亡保険と医療保険・がん保険と介護保険と生存保険になります。

それぞれに必要性と需要があるために、各保険会社が様々な保険商品を販売しています。

それでは、それぞれの必要性について解説していきましょう。

4.1 死亡保障

それでは死亡保障の必要性についてです。

死亡保障は多くの方が知っている通り、亡くなった時に残された家族の生活を守るための保障と言うのが大きな役割です。

貯蓄性もあり、解約返戻金を目的に加入する方も近年では増えていますが、基本の考え方は死亡した時の保障となります。

死亡保障は、子供がまだ小さく教育費などが必要であったり、自分の葬儀代やお墓代など死後の処理のために必要であったりと、必要性は比較的高いと言えるでしょう。

保険と言われると、死亡保障が真っ先に来る人が多いのも、こういった理由であると言えます。

4.2 医療保険・がん保険

それでは、次に医療保険・がん保険の必要性と注意点を少し説明していきましょう。

医療保険は様々な病気・ケガでの入院やその他の費用への保障となります。

また、がん保険は病気の中でも「がん」の治療に特化した保険であり、多様性が出てきたがん治療への備えとして、様々な保障内容の商品が出てきています。

医療保険やがん保険と言うのは、保険を販売している立場の人間でも要・不要の意見が分かれるモノであり、考え方も人それぞれと言えます。

医療保険やがん保険は、病気になり入院や通院または手術をしなければ給付金が貰えない保険であり、健康でいれば保険料を支払うだけで「お守りみたいなもの」と言う考え方が出来てしまいます。

不要論を唱える人の考え方は、医療保険の保険料を月々数千円~数万円支払うのであれば、それを貯蓄して万が一に備えれば良いと言う考え方です。

しかし、病気はいつ罹るかわかりません。

明日かもしれないし、10年後かもしれな、もしかしたら死ぬまで大きな病気をしなく健康でいられるかもしれない。

病気に罹るタイミングなんてものは誰にもわからないモノなのです。

もし、医療保険の保険料を貯蓄に回したとしても、数年では数十万にはなっても数百万円にはならないでしょう。

もし高額な治療費が必要になった場合、自由診療や先進医療を受けたくなった場合はどうしますか?

高額療養費制度と言う制度もあり、公的保険である程度の補助があるとはいえ、それだけでは賄いきれない部分は確実に存在します。

医療保険・がん保険は、公的制度をしっかりと理解したうえで、足らない部分をしっかりと補完する様にしましょう。

4.3 介護保険

次に、介護保険の必要性に関して説明していきます。

介護保険は近年、各保険会社が力を入れ始めている保険商品と言えます。

公的な介護保険もありますが、公的介護保険は健康保険と同じように介護が必要になった場合にその費用の自己負担額を少なくすると言うモノです。

しかし、民間の介護保険と言うモノは、介護状態(保険会社指定の状態)になった時に、一時金や年金方式で保険金を受け取れると言うモノです。

少子高齢化社会と言われ、平均寿命も長くなってきているので、今後介護が必要になる方も今以上に増えるかもしれません。

介護状態になった時に、貯蓄額が満足に有る場合には問題ないと言えますが、何年も介護が必要になり数百万円などの介護費用が必要になる場合もあるかもしれません。

長生きをするにもリスクがあるという事です。

考え方は、介護費用の為の貯蓄と言う考え方ですが、支払条件などもしっかりと確認したうえで、終身保険などと比較して介護保険を考えるのも必要になってきますね。

4.4 生存保険

最後に生存保険について必要性を説明していきましょう。

生存保険とは、医療保険などと同じように生きている間の保養という事になります。

代表的なモノは個人年金保険や学資保険と言う商品になります。

老後の資金・子供の教育費と言うモノは、貯蓄だけでは賄いきれないところがあります。

子供の教育費に関しては、生活費も多くかかる時期に数十万・数百万と言ったまとまったお金が必要になる時期が定期的に訪れます。

その様な時に祝い金として、保険会社からお金を貰うことが出来れば、助かる事でしょう。

また個人年金に関しては、将来の公的年金の受給条件(受給開始年齢)や雇用の問題などを考えると、公的年金だけではなく、自助努力で老後の資金を準備しなければいけないと言えます。

将来の自分のために、個人年金や余裕があれば養老保険などで積み立てていくのも必要になってくるという事です。

5. 保険の選び方

保険の種類と保険の形から必要性までを説明していきましたので、ここからは保険の選び方について説明していきます。

保険の種類と形をしっかりと理解したうえで、自分の状況に合った保険を選べるようになっていきましょう。

5.1 ライフステージと将来設計

保険を選ぶ上で欠かせないのが、「ライフステージ」と「将来設計」の2つになります。

それぞれをしっかりと理解し考えることで、今必要な保険と将来必要になるかもしれない保険から、見直しをするタイミングまでをしっかりと理解する事が出来るので、闇雲に保険を選んで失敗するという事が少なくなるでしょう。

それでは、ライフステージとは一体何なのか、将来設計とは何なのかを少し説明していきましょう。

ライフステージとは、いま自分が人生の中で置かれている状況という事です。

大学を卒業して就職をしたところなのか、結婚をしたところなのか、子供が生まれたところなのか、子育てが終わったところなのか、定年退職をしてセカンドライフを謳歌し始めたところなのか、人それぞれで置かれている状況が異なり、それぞれが人生のステージという事で、これをライフステージと言うのです。

そして将来設計と言うのは、就職したてや、独身の方は少し将来設計を立てにくいかもしれませんが、結婚をしたところの方、子供が生まれた方と言うのは、将来設計が立てやすくなり、子供を授かりたいタイミングや子供の進学時期など、ある程度の予定が立てられると思います。

この将来設計をする事で、将来のライフステージの事を考えやすくなり、保険の見直しのタイミングなども計りやすくなるのです。

保険を選ぶ上で、この「ライフステージ」と「将来設計」はしっかり出来るようにしておきましょう。

次の章からは、それぞれの状況に必要な保険と選び方について解説していきます。

5.2 独身の場合

まず独身の方の保険に関してですが、本音を言うと、独身の方であれば、保険は必要ないと言っても過言ではありません。

もし亡くなってしまった場合に、残された家族にお金を残す必要性はありますか?自分の稼ぎで親や兄弟の生活を支えていると言う方は、もちろん死亡保障が必要ですが、そのような方の方がレアなケースだと思います。

独身の方が必要な保険は、

・医療保険

・がん保険

の2つが第一になってきます。

そして、経済力に余裕があれば将来に向けた貯蓄として、終身保険か個人年金に加入していれば問題はありません。

将来に向けての終身保険や個人年金の保険料を決める際には、現在の経済力で払える金額ではなく、結婚・子育ての期間でも支払えるだろう金額(将来に向けて無理のない金額)を設定しておくようにしましょう。

独身の間は、保険積極的になる必要は無く、今後のために保険の勉強の時期と思っておいてください。

5.3 結婚・子育て期間

続いての解説は、保険に加入する大きなライフイベントである結婚・子育て期間にある方の保険についてです。

結婚をすれば、独身の時と違い守るべきものが多くなってきます。

また、子供が生まれるとより一層責任が増して守るモノ・残してあげないといけないモノが必要になってきます。

この時に必要になってくるのが、死亡保障になってきます。

必要性の大きさから言うと、死亡保障→学資保険・医療保険・がん保険→老後の為の貯蓄と言う順番になり、死亡保障を最初に考えなければいけません。

この時の死亡保障の考え方は、自分が死亡した場合に残された家族のために、生活費・教育費を残してあげるのが第一になります。

この時に、子供が独立するまで保障が必要なのか、それとも一生涯の死亡保障が必要なのか?という所ですが、一番お金が掛かるのは、子供が独立するまでの教育費となるので、この子育ての期間に大きな保障を準備するのがセオリーと言えるでしょう。

そこで、この時期に必要となるのは、

・収入保障保険

・就業不能保険

・医療保険

・がん保険

この4つと言えるでしょう。

医療保険やがん保険は、死亡した時だけではなく、大きな病気やケガで仕事が出来ず入院が長引いてしまったと言う時の保障です。

様々なリスクが考えられる時期でもあるので、どのようなリスクがあるのかをしっかりと考えて、そのリスクに備えるようにしましょう。

5.4 定年退職後・老後

子育ても一段落して、会社勤めも定年を迎えて、悠悠自適なセカンドライフを迎える時期になると、また必要な保険も変わってきます。

この時期になると、子供に掛かるお金が少なくなるので、大きな死亡保障は必要なくなる代わりに、病気のリスクが高くなる時期でもあります。

そこで必要になるのは、大きな保障額の死亡保障ではなく、様々な病気に対応できる医療保険やがん保険となります。

死亡保障に関しては、自分のお葬式代(平均200万円)ぐらいの保障があれば大丈夫でしょう。

医療保険に関して言えば、終身保障の医療保険が良いのですが、もう医療保険に加入しているよ・・・と言う方は、加入している医療保険が現在の医療技術と合っているか、入院給付金は日帰りでも保障されるか、先進医療は保障されるか、など見直す必要があります。

同じ医療保険でも、加入した年代によって保障内容が、追いついていっていないという事もあり得ます。

この時期は、医療保険・がん保険の保障内容をしっかりと見直して、病気になるリスクが高くなる年代に備えるようにしましょう。

また、いくら保険料が安いからと定期型の医療保険に加入するのは辞めておきましょう。

定期保険は多くの場合80歳位までは加入できますが、それ以降は加入・更新が出来ません。

要は、本当に必要になるであろう70代後半以降の保障がなくなる可能性があるという事です。

この事はしっかりと覚えておきましょう。

大まかなライフステージ別の保険の選び方について解説しました。

少し大まかなのですが、保険選びの基本と言えるので、ここをしっかりと抑えてから自分に合った保険を選べるように応用していくようにしましょう。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

生命保険と言われると、「複雑だ」・「よく解らない」と言う方が多いのですが、意外と内容はシンプルなモノなのです。

私も、保険の仕事をするまでは、保険金や被保険者など言葉の違いすら知りませんでしたが、保険と言うモノを知れば知るほど、意外と簡単なモノなのだと知っていきました。

知っていくと、テレビのコマーシャルなどを見ていても、保険料が安いカラクリもわかり様になり、本当に必要な保険ってなんだろうと考えるようになりました。

知らなければ、保険屋さんの言いなりにもなりますし、知らない間に大損をしていた・・・なんてことにもなりかねません。

詳しくなる必要はありませんが、最低限の事だけは知っておいて、自分にどの世な保障が必要なのか?という事はある程度理解したうえで、専門家の話なども聞きながら保険を選べるようにしておきましょう。

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