家族にとって新しい車が到着するのは嬉しいものです。
そして、現在では1つのお家(ご家族)で複数の車を持つことも少なくありません。
実際にご家庭で一人に1台、場合によっては1人が複数台の車を持つこともあります。
そんな時、自動車保険はどうしていますか?
自動車が2台目となれば適用できる割引制度があります。
今回は、少しでも家計に優しくなる自動車保険(セカンドカー割引)をご紹介します。ここでセカンドカー割引について、しっかりと理解していきましょう!
目次
1:2台目にも自動車保険は必要?
自動車に乗るのであれば、自動車保険が必要だということはご理解頂けると思います。
しかし、その台数が2台となった場合にはどうでしょうか。
1台は入っているから大丈夫と考える方がいます。
しかし、実際にはそうではありません。車1台、1台に自動車保険が必要です。
しかし、自動車保険がダブルになる可能性もありますので、それだと保険料が高額となる可能性もあり家計には厳しいと考える人も少なくありません。
そこで、今回、自動車を2台持つ場合に考えて頂きたい事をご紹介します。最初に、自動車を2台持つということかから考えていきましょう。
《 自動車2台持ちは? 》
そもそも自動車を2台持つというのは、何かしらの理由があると思います。例えば、ご家庭の家族の通勤や通学に必要な場合やお家の立地条件により日常生活で自動車が必要な場合などです。それ以外にも、通勤は軽四自動車でも、週末は家族全員が乗れる大きな車に乗る等、様々なシーンによりその利用用途は変ります。自動車を複数持つということは、生活環境や休日の楽しみ方が変わる、充実するなど生活スタイルに変化やバラエティーを増やすことが出来ます。
日常の生活においては、自動車があることで買い物、通院、ドライブなど様々なシーンで利用し楽しむことが可能です。ご家庭の場所により、自動車を持たない家庭もありますがレンタカー等も含めて自動車があることでのメリットは沢山あります。
実際には、ご家庭の状況により
①ガソリン車 + 電気自動車
②実用車+クラシックカーなどの趣味の車
③ミニバン+ガソリン車
などといった複数の組み合わせを考えることで、生活スタイルに合わせて利用方法や楽しみ方も増えていきます。自動車を2台持つということは、こうした様々なメリットを生み、生活を楽しむことが可能になるということになります。
2:2台目からの自動車維持費は高い?
では、自動車を2台持つことでの経済的な負担はどうなのでしょうか?ご紹介している通り、自動車を2台持つことでの維持費や自動車保険の負担額が増すことは歴然です。では、実際には、どの程度の負担増となるかをご紹介していきましょう。
(1)自動車の維持費
当然ですが、自動車が複数になると維持費は増えることになります。
維持費例|1.5L、車両重量1.5t未満の自動車の場合
自動車税+自賠責保険料+重量税1年換算額=約6万円 となります。
軽四となれば、約2.6万円となり、普通自動車よりも安価にはなりますが、やはり負担額は増やすことになります。つまり、年約3万円以前程度の費用は増えることになります。しかし、これだけではなく自動車保険等の費用も追加になりますので、2台目の自動車が増えることで家計の負担は増えるという結論になります。
(2)2台目の自動車保険について
後半で詳しくご紹介しますが、2台目の自動車保険はどうなるでしょうか?ここでは、その概要をご紹介しましょう。
自動車が2台目となると「セカンドカー割引」を適用する案内がほとんどになります。この案内は、通常自動車保険会社からもご紹介して頂けるはずです。そこで、少し内容をご紹介しておきましょう。
簡単に言えば「セカンドカー割引」とは、適用に必要な条件をクリアすることで、2台目以降の自動車に対して自動車保険料が値引きされる仕組みのことです。ただし、いくつかの条件があります。詳しくは後ほどご紹介しますので、ここでは要点だけをご紹介しましょう。「セカンドカー割引」とは、現在の自動車保険等級が11等級以上となっていることが必要です。この制度を利用することで、通常6等級から開始する自動車保険が7等級から開始となります。
この様に、2台目からの自動車保険については、「セカンドカー割引」を適用することを覚えておいて頂きたいと思います。ここから、その「セカンドカー割引」について具体的に見ていきましょう。
3:2台目から利用できるセカンドカー割引とは?
ここでは、セカンドカー割引の大枠をご紹介しましょう。この後、より詳細をご紹介していきますが、まずは大枠についてご紹介しておきます。まずは、大枠を理解して頂くことになります。
このセカンドカー割引を利用することで、保険料は安価になります。
3-1:お得なサービスセカンドカー割引
そもそも、「セカンドカー割引」は、現在、自動車を保持している方でかつ、その車で自動車保険に加入している人を対象に、2台目以降の自動車を新たに契約する際の割引制度です。そのため、自分以外の家族が所有する自動車は適用外になります。通常、新規で自動車保険に加入している場合には、「等級=6等級」から開始されます。しかし、ノンフリート等級が「等級=7等級」からの開始となります。「ノンフリート等級」とは、自動車保険の保険料を決める上で大きな影響があります。この「ノンフリート等級」により自動車保険の保険料が決まるからです。
《 参考|ノンフリート等級 》
ノンフリート等級の制度について、補足しておきましょう。
自動車保険には、誰もが知っている「等級」という制度があります。ノンフリート等級とは、ノンフリート契約をしている自動車に適用される制度です。
自動車保険は、契約してる自動車数が9台以下の契約のことを「ノンフリート契約」、10台以上の契約のことを「フリート契約」と呼んで区別しています。このノンフリートと呼ばれる区分に該当する際に適用されます。一般的に、一人が保持している車の数は9台以下の方が多いので、このノンフリート等級を適用が適用されます。
この等級の違いで自動車保険料の割引率が大きく変ってきます。
等級別の割引率(参考)▼
等級 |
無事故係数の割増引率 |
事故有係数の割増引率 |
1等級 |
64%割増 |
|
2等級 |
28%割増 |
|
3等級 |
12%割増 |
|
4等級 |
2%割引 |
|
5等級 |
13%割引 |
|
6等級(スタート) |
19%割引 |
|
7等級 |
30%割引 |
20%割引 |
8等級 |
40%割引 |
21%割引 |
9等級 |
43%割引 |
22%割引 |
10等級 |
45%割引 |
23%割引 |
11等級 |
47%割引 |
25%割引 |
12等級 |
48%割引 |
27%割引 |
13等級 |
49%割引 |
29%割引 |
14等級 |
50%割引 |
31%割引 |
15等級 |
51%割引 |
33%割引 |
16等級 |
52%割引 |
36%割引 |
17等級 |
53%割引 |
38%割引 |
18等級 |
54%割引 |
40%割引 |
19等級 |
55%割引 |
42%割引 |
20等級 |
63%割引 |
44%割引 |
この図は、参考となる表です。
割引率は各保険会社により違いがあります。
この図を見て頂くと、等級が上がれば上がるだけ、その割引率が大きくなることをご理解頂けます。また、同じ等級でも交通事故の有無によりその値引き率も変わってくることをご理解頂けるでしょう。
この様に、自動車保険には等級はとても重要な要素になります。
3-2:セカンドカー割引が適用できない場合とは?
この様に便利なセカンドカー割引ですが、その割引が適用されない可能性もあります。では、それはどんな時かも大まかに理解しておきましょう。
例えば、自動車保険の手続きが漏れていた場合などです。1台目の自動車保険の支払に漏れがあり、自動車保険が不払解除となってしまった場合です。6カ月程度の期間が過ぎた後、2台目の車を購入しセカンドカー割引(複数所有新規契約者に対する特則)の申し込みをした場合には、手続きは難しいでしょう。
一般的な話となりますが、6カ月が経過していても、不払解除となった自動車保険がある場合には、その保険が「前契約」と呼ばれる1台目の自動車保険となります。この場合には、既に自動車保険の有効期間(等級維持期間)はノンフリート等級は新規契約の6等級に戻っています。後半でご紹介しますが、この状態であればセカンドカー割引の提供対象外となってしまいます。
ノンフリート等級の継承は、一般的に満期日の翌日から起算して7日以内の日を始期日とした契約の場合となりますので、こうした結果になってしまうことになります。
こうしたセカンドカー割引が適用できない場合もあるという点を理解しておくことも必要です。また、不払解除となった場合には前の契約とは自動車保険会社を変えた場合にも、セカンドカー割引が適用できない可能性もあります。これは、自動車保険の情報は、保険会社同士で共有されるためです。そもそも、保険会社同士では等級の引継ぎ誤り等がないために、必要に応じて情報交換をする仕組みがありますので、不払解除にならない様にしておきましょう。
4:セカンドカー割引の仕組みはこちら
では、ここからセカンドカー割引の仕組みについて詳しくご紹介していきましょう。ここでご紹介する内容をきちんと理解してセカンドカー割引を活用していきましょう。
4-1:セカンドカー割引とは?
既に概要はご紹介していますが、セカンドカー割引の仕組みについてご紹介していきましょう。
(1)セカンドカー割引(複数所有新規割引)とは何か?
セカンドカー割引の正式名称は「複数所有新規割引」です。
既にご理解頂いている通り、セカンドカーつまり2台目の車からの適用となります。この制度を利用することで、等級の開始が「6等級」からではなく「7等級」からの開始となります。
1つ等級が変わることで、保険料の値引き率も変わります。そして、通常は契約後1年を経過しないと等級更新がされない期間を短縮できていることになります。つまり、セカンドカー割引を利用することで、自動車保険の負担が減ることになります。
(2)セカンドカー割引適用条件
では、今度は、このセカンドカー割引を適用するための条件について整理していきましょう。
セカンドカー割引適用条件①|1台目の等級が11等級以上であること
これが、基本中の基本となる条件です。前契約と呼ばれる、1台目つまり1台以上まえの自動車保険での等級が11等級以上の等級であることが必要です。ただし、この等級は新たに加入する自動車保険取り扱い企業(保険会社)と同じである必要はありません。ご紹介している通り、保険会社同士で情報交換をしていますので前契約の情報が交換されることで確認できます。
セカンドカー割引適用条件②|1台目の用途車種
自家用社には「8車種」と呼ばれる区分があります。
- 自家用普通乗用車
- 自家用小型乗用車
- 自家用軽四輪乗用車
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
- 自家用小型貨物車
- 自家用軽四輪貨物車
- 特種用途自動車(キャンピング車)
こうして見て頂けると思いますが、通常ご家庭で利用する自動車は適用範囲になると考えてよいでしょう。ただし、この「8車種」であるかどうかは、きちんと確認をしておくことも忘れない様にしましょう。
セカンドカー割引適用条件③|1台目の所有者(契約者)が個人
車検証に記載されている所有者らんが個人名義であることも条件の1つになります。ローン契約をしている場合などには、所有者が「ディーラー」「ローン会社」「リース会社」となっていますが、車検証に記載されている「使用者」欄が個人であれば問題ありません。車検証の確認も適用を受けるには必要なことです。
セカンドカー割引適用条件④|2台目が新規契約であること
セカンドカー割引の適用対象となる自動車が全くの新規で保険に加入することが条件の1つになります。この全くの新規といっても、自動車が新車である必要はありません。もしも、中古車を購入する場合などは、以前の持ち主の自動車保険が解約されており、新しく自分名義で自動車保険に加入することができれば問題ありません。ただし、契約が残っていると適用条件外となりますので、注意してください。
セカンドカー割引適用条件⑤|2台目も自家用車&「8車種」であること
セカンドカー割引を適用する自動車も自家用車であり、ご紹介している「8職種」であることも条件の1つです。つまり、1台目と同じ条件が必要だということになりますので、通常の自家用車であれば問題ないと考えてください。
セカンドカー割引適用条件⑥|2台目の所有者
①1台目の記名被保険者と同じ人
②1台目の記名被保険者の配偶者
③①または②の同居の親族
④1台目の車の所有者と同じ人
これ以外にも保険会社により所有者の条件が異なる場合があります。加入する前には、予め確認をしておきましょう。
セカンドカー割引適用条件⑦|記名被保険者
①1台目の記名被保険者と同じ人
②1台目の記名被保険者の配偶者
③①または②の同居の親族
こちらについても⑥と同じ様に保険会社により異なる可能性があります。こちらいついても確認をしましょう。
適用する際の条件が多い様に思いますが、複数の条件を満たせばセカンドカー割引を適用することが可能ですので、1つ1つを確認していきましょう。
4-2:セカンドカー割引のメリットとは?
今度は、セカンドカー割引のメリットについても詳しくご紹介しましょう。ここでも、等級に関する内容になります。セカンドカー割引は、等級による割引率での保険料メリットが出ます。以下に年齢別の等級割引をご紹介します。
年齢条件 |
6等級 |
7等級 |
全年齢補償 |
28%割増 |
11%割増 |
21歳以上補償 |
3%割増 |
11%割引 |
26歳以上補償 |
9%割引 |
40%割引 |
年齢条件対象外 |
4%割増 |
39%割引 |
この表を見て頂くだけでも、その大きな違いをご理解頂けると思います。では、単純計算で5万円の保険料で比較してみるとどうでしょうか。
年齢条件 |
6等級 |
7等級 |
26歳以上補償 |
45,500円 |
30,000円 |
年齢条件対象外 |
52,000円 |
30,500円 |
どうでしょうか。
金額にしてみるとより分かりやすいでしょう。これだけの金額がセカンドカーで違ってきます。これだけが、1年間で変わってくることで家計の負担が大きく変ってくることをご理解頂けるでしょう。
この様に、セカンドカー割引でのメリットは大きいことをご理解頂けるでしょう。
4-3:他の割引制度との違いを整理しよう
では、セカンドカー割引は、他の割引制度とどの様に違うかもご紹介しておきましょう。似ている割引制度には「複数契約割引」「マルチオーナーシップ割引」「ノンフリート多数割引」などがあります。
セカンドカー割引は、保険会社が違っても自動車保険共通で利用できる制度です。それ以外は、各保険会社が独自に行っている割引制度です。そのため、保険会社が違うと適用されない制度ともいえます。前提条件として、1台目と2台目が同じ保険会社で保険加入することが必要です。この様に、自動車保険の加入する前には適用できる割引制度が異なります。予めこうした事を確認する様にしましょう。
4-4:活用する際の注意点
セカンドカー割引を利用する際の注意点についても、ご紹介しておきましょう。セカンドカー割引の最大の問題点は、自分から申請する必要があるということです。最近では、保険会社の営業や申込事項にセカンドカーであるかどうかについての確認が実施されることも増えてきます。しかし、必須事項ではありません。保険会社で必須の確認事項ではないことや、インターネットでの保険が増えてきていることでセカンドカー割引の適用漏れが発生する可能性があります。
特に、インターネットでの保険加入では自分自身が内容を吟味し加入するかを決めることになります。これは、セカンドカー割引の項目以外でも同じことが言えますが、その内容をしっかりと吟味することが大事です。もちろん、自動車保険に加入すること自体もその内容の吟味は必要です。特にこうした割引制度を利用する際には、予め申請をしておく必要があるため、制度の存在をしっておかなければいけない点を理解しておきましょう。
5:セカンドカー割引を適用できる保険会社とは?
セカンドカー割引についてのご紹介をしておきましたが、今人気の商品を扱う保険会社とはどんな所でしょうか。人気の商品を取り扱っている会社をご紹介しましょう。
5-1:ソニー損保
自動車保険の有名どころの1つがこのソニー生命です。
社名(英文社名) |
ソニー損害保険株式会社(Sony Assurance Inc.) |
設立年月日 |
1998年6月10日 |
所在地 |
〒144-8721 |
資本金 |
200億円 |
株主 |
ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社(持株比率100%) |
事業内容 |
損害保険業 |
ソニー損保の自動車保険ではセカンドカー割引の適用が可能です。ソニー損保のセカンドカー割引は、1台目が違う保険会社でも適用可能です。
しかし、1台目、2台目を同じソニー損保で契約することがよりお得です。
こうすることで初年度の保険料が1,000円程度値引きされます。また、継続して利用することで翌年も1,000円の割引が適用されます。
5-2:チューリッヒ
インターネットやテレビでおなじみのチューリッヒの自動車保険もセカンドカー割引を適用可能です。
名称 |
チューリッヒ保険会社 |
設立年月 |
1986年(昭和61年)7月(事業免許取得) |
本社所在地 |
〒164-0003 |
事業拠点 |
東京、大阪、長崎、札幌、富山 |
電話番号 |
03-6832-2111 (大代表) |
従業員数 |
約1,060人(スタッフ社員含む2018年3月末現在) |
事業内容 |
損害保険業 |
チューリッヒの自動車保険でセカンドカー割引を適用するとお米カードがプレゼントすることが有名です。年間保険料が5,000円以上3万円未満で1,000円相当、3万円以上で3,000円相当のプレゼントがあります。そして、インターネットなどで手軽に加入できることも人気の秘密です。
5-3:損保ジャパン
自動車保険で有名な会社の1つです。
名称 |
損害保険ジャパン日本興亜株式会社 |
創業 |
1888年(明治21年)10月 |
資本金 |
700億円 |
社員数 |
26,108名 |
代理店数 |
53,734店 |
国内拠点 |
支店・営業部-127 |
海外拠点 |
30か国・地域 |
注意する点は、損保ジャパンではセカンドカー割引のことを「複数所有新規割引」と呼んでいます。複数所有新規割引の条件を満たしているのであれば、7S等級でスタートします。店舗数も多く利用しやすさでの人気が高くなります。
5-4:三井ダイレクト
自動車保険の老舗の1つです。
商号 |
三井ダイレクト損害保険株式会社 |
設立年月 |
1999年6月物産インシュアランスプラニング株式会社として設立 |
所在地 |
東京都文京区後楽1丁目5番3号 |
資本金 |
391億600万円 |
株主 |
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社 |
こちらの会社も安定したサービスを受けれると人気です。
今回ご紹介した会社については、セカンドカー割引を利用する以外にも1台目の自動車保険に加入する際にも選んで欲しい会社ばかりです。もちろん、これ以外にも自動車保険で安定している会社はあります。ご紹介している通りご紹介している企業は、インターネットやテレビでも見かける企業ばかりです。それぞれの会社が提供する自動車保険には独自のサービスがあります。自動車保険は自動車に乗る人のためには必須のアイテムです。だからこそ、安心できる自動車保険を選んでいきましょう。参考として、自動車保険の選び方をご紹介しておきましょう。
《 自動車保険の選び方 》
自動車保険の選び方①|補償内容を整理する
自動車保険の選び方の最も大事なポイントは、「補償内容の整理」です。生命保険についても同じですが、最初に行わなければいけないのは「どんな補償」」が必要であるか、「どこまでの補償が必要か」という点です。
どんな保険会社であっても、最初に整理しなければいけないのは、自分にとってどんな補償が必要であるかという点です。どこまでの補償が必要であるのか。通勤等で利用する場合には、会社で決められている自動車保険の条件なども意識する必要があるでしょう。これは、1台目、2台目も同じです。
自動車保険の選び方②|保険内容を比較する
補償する内容が決まれば、いくつかの保険商品を比較することです。
現在では、インターネットを利用することで複数の保険会社の商品のパンフレットを入手することが出来ます。生命保険と同じ様に、自動車保険も大切なお守りです。そこで、安心して保険商品を選ぶためにも、複数の商品を比較することは大事なことです。
この段階も手を抜かない様にしましょう。
自動車保険の選び方③|保険内容を決める
最後にご紹介しておかないといいけないのは、保険内容の決め方です。補償を高くすればするほど、自動車保険の保険料は高額となります。補償の高さと保険料にはバランスがあります。
いくら補償を手厚くしたいと考えても、保険料が支払えない場合には保険を取りやめする必要もあります。結果として、保険の空白期間を設けてしまうことでは意味がありません。こうしたことを避けるためにも、補償内容を整理することや保険料がどの程度であれば家計の事を継続して支払い続けれるかをきちんと吟味する様にしましょう。
この様に、自動車保険を決める際にも損をしない、納得度を上げるための手順があります。少し面倒だと思っても、万が一に備えるためには、これらの選び方についても考慮していきましょう。いくつもの観点を全て理解して自動車保険を選べるのは一般家庭では難しいでしょう。その分、いくつもの観点を整理して納得できる商品を選んでいきましょう。
6:まとめ
いかがでしょうか。
一言で自動車保険といっても2台目を購入した際にも適用できる割引制度があります。細かな点では、各保険会社によりサービスや補償、割引制度が異なります。今回ご紹介しているのは、セカンドカー割引です。2台目以降の自動車保険を利用する際のポイントや観点もご紹介しています。
2台目の自動車を持つことは、生活スタイルを充実させますが、保険料が割高になると家計にも大打撃となり2台目を購入しても楽しむチャンスを楽しめることができません。その分、割安となる割引制度を利用することで自動車を利用してより楽しむことを考えたいものです。
だからこそ、セカンドカー割引等の利用を積極的に利用することも大事です。注意しないといけないことは、セカンドカー割引についても自分自身があることを知っておくことや場合に応じて自ら申し出ることです。様々な情報が簡単に手に入る時代だからこそ、自分達で自分達の生活のために情報を活用する時代にもなりました。確かに、多くの情報がありどの情報が最適かは不明な事も多いでしょう。しかし、キーワードを知っていること、それを聞くことが出来るようにしておくことも大事なことです。
また、自動車事故は自分や家族、そして怪我をした相手にとっても大きな悲しみを生むものです。そのため、今は大丈夫でも万が一に備えて、何かしらの補償を準備することも大事です。その為に自動車保険があります。セカンドカーについても同じです。カーライフを家族で思い切り楽しむためにも、1台目、2台目でも備えをしておくことは必要です。そのために、今回はセカンドカー割引についてご紹介しています。この制度を利用することで今後のカーライフが楽しめるものにして頂きたいと思います。自分や家族が楽しめる為、セカンドカーにより、より生活を充実できるために是非、セカンドカー割引を最大限に活用して頂きたいと思います。
この記事が、今後のカーライフをより楽しめる様にしてください。