通販だけではない楽天で手軽に始める自動車保険。人気の秘密を大公開!

通販ビジネスをとして知名度大の「楽天」。利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか?

現在では、「楽天証券」「楽天銀行」など様々な分野でのサービス展開をしています。そんな「楽天」も損害保険を展開していることをご存知ですか?

普段から楽天を使ってお買い物をしている方には馴染みがある方もいらっしゃると思いますが、知らないという方はぜひ、ここで知っていただきたいと思います。

今回は、楽天が展開している「楽天損害保険会社」で取り扱っている自動車保険についてご紹介していきます。

今ある保険の見直し、これから自動車保険への加入を考えている方は、ぜひ、参考にしてください。

1:楽天って?

運転席に乗る男性

1-1:今更きけない!楽天ってどんな会社?

会社名

楽天株式会社 (英文社名: Rakuten, Inc.)

本社所在地

〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号

楽天クリムゾンハウス

TEL. 050-5581-6910(代表)

楽天グループサービスに関する総合案内

 TEL. 050-5846-8091

設立

1997年2月7日

楽天市場開設

1997年5月1日

株式店頭上場

2000年4月19日

資本金

205,924百万円(2018年12月31日現在)

従業員数

単体:6,528名 連結:17,214名

(2018年12月31日現在)

《 サービス展開▼ 》

楽天は、様々なサービスを展開しています。その内容を一気にご紹介しましょう。

【お買い物】

「楽天市場」「楽天ブックス」「楽天Kobo電子書籍ストア」「Rakuten Fashion」「楽天24」「楽天ペイ(オンライン決済)」「楽天RaCoupon(ラ・クーポン)」「商品価格ナビ」「楽天海外販売」「楽天西友ネットスーパー」「Rakuten Pasha」

【楽天会員・ポイント】

「my Rakuten」「楽天PointClub」「楽天ポイントカード」「Rebates(リーベイツ)」「楽天スーパーポイントギャラリー」「楽天ポイント加盟店サービス」「楽天チェック」「楽天スーパーポイントスクリーン」

【スポーツ・レジャー】

「楽天トラベル」「楽天競馬」「Kドリームス」「楽天toto」「楽天GORA」「楽天チケット」「東北楽天ゴールデンイーグルス」

【マネー・ファイナンス】

「楽天カード」「楽天証券」「楽天銀行」「楽天Edy」「楽天生命」「楽天損保」「楽天ペット保険」「楽天保険の総合窓口」「楽天お金の総合案内」「楽天ウォレット」

【暮らし・生活】

「楽天モバイル」「楽天エナジー」「楽天デリバリー」「楽天ビューティ」「楽天レシピ」「楽天車検」「楽天不動産」「RAXY(ラクシー)」「楽天キレイドナビ」「楽天薬局」「楽天写真館」「Rakuten Super English」「楽天カーサービス」「楽天シニア」「楽天ウェブ検索」「インフォシーク」「Infoseekニュース」「楽天ソーシャルニュース」「楽天ブログ」「楽天カレンダー」「楽天でんわ」

【エンターテインメント】

「Rakuten Music」「Rakuten TV」「楽天占い」「楽天×宝くじ」「楽天くじ広場」「楽天リワード」「Rakuten LIVE」「インターネットビジネス」「楽天市場出店」「楽天インサイト」「楽天仕事紹介」「楽天超ミニバイト」「楽天アフィリエイト」「TG アフィリエイト」「アフィリエイトサービス」「楽天ブロードバンド」

1-2:楽天損害保険会社って?

では、楽天から展開している「楽天損害保険会社」の概要をご紹介しましょう。

《 楽天損害保険会社 会社概要 ▼ 》

名称

楽天損害保険株式会社 (Rakuten General Insurance Co., Ltd.)

事業内容

損害保険業

設立

1951年2月28日

本社

〒101-0053
東京都千代田区神田美土代町7番地 住友不動産神田ビル

営業店舗

本支店26ヵ所、オフィス1ヵ所

サービスセンター

10ヵ所

サービスオフィス

代理店数

1,687店 (2019年3月31日)

従業員

595名 (2019年3月31日)

資本金

51億5,315万円(2019年3月31日)

総資産

3,174億円(2019年3月31日)

正味収入保険料

362億円(2019年3月31日)

大株主

楽天インシュアランスホールディングス株式会社

《楽天損害保険 取り扱い商品》

住まいの保険

ホームアシスト

リビングアシスト

スーパージャンプ

地震保険

くるまの保険

ASAP

PAP

自動車損害賠償責任保険

自転車の保険

サイクルアシスト

レジャーの保険

1日保険シリーズ

ゴルフアシスト

トラベルアシスト(海外)

トラベルアシスト(国内)

国内旅行傷害保険

パーソナルアシスト ゴルフタイプ

からだの保険

パーソナルアシスト

積立の保険

スーパージャンプ

楽天損害保険は、この図の通り様々な保険商品を展開しています。楽天損害保険は、様々な保険商品の総合窓口を展開しています。実際に、楽天損害保険独自の商品の加入だけではなく他商品の利用により「楽天ポイント」をプラスしてくれます。

楽天ポイントとは、楽天ショッピング等で使えるポイントです。実際に、利用しているサービスがあればあるほど、ポイントが倍増する仕組みがあります。利用する側では、単純に買い物をしているだけではなく、様々なサービスを利用することで、よりポイントが加算される仕組みを取ることで、楽天利用ユーザーにとっては魅力的なサービス展開となっています。

実際に、以下の様にポイントが増えていく仕組みがあります。

楽天会員

1

楽天カード

+2

楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカード

+2

楽天銀行+楽天カード

+1

楽天の保険+楽天カード

+1

楽天でんき

+0.5

この様に、利用ればするだけお得になります。

2:楽天 個人用自動車保険ASAP

運転席に座る女性

では最初に楽天損害保険株式会社の中で代表的な自動車保険からご紹介していきましょう。

2-1:商品特徴

《コンセプト》

長期契約ASAP6は良いことがたくさん!

※「ASAP6」とは保険の契約期間が6年の「個人用自動車保険」のペットネーム

《商品特徴》

①1年契約より保険料がお得になります。

②保険料がアップする心配はありません。

③手続きが簡単です。

では、この特徴について1つ1つをご紹介していきます。

商品特徴説明①|1年契約より保険料がお得になります。

それぞれの適用条件に応じて継続する際の保険料が安くなります。例えば、保険期間が6年の場合に、3等級ダウンとなる事故が1件しかない時は、保険期間中に事故があっても次契約の事故有係数適用期間が「0年」になります。

商品特徴説明②|保険料がアップする心配はありません。

保険期間中に事故や保険料改定がきても保険料UPはしません。

商品特徴説明③|手続きが簡単です。

更新手続きも簡単です。自動で継続手続きがされますので、更新手続きの忘れを抑制しています。

2-2:万が一の場合には?

では、万が一に備えているポイントをご紹介していきましょう。自動車保険の基本となる用語についても、ここでご理解頂ける様に説明していきます。

基本保障①|対人賠償責任保険

自動車保険の基礎中の基礎。そして、自動車保険に加入する本当の意味は、ここにあります。自動車事故が起きた場合に、最も高額となるのが怪我などによる治療費です。時として、一生車いすなどの後遺症を負う場合もあります。最悪は死亡することもありますので、人に対する補償が最も重要だということです。楽天損害保険の自動車保険でも、やはりこの「対人賠償責任保険」に最もウエイトを置いているといえます。実際には、「自賠責保険」で補填されていない部分のみを補償される仕組みとなります。また、車通勤などを許可している企業では、この対人賠償責任保険と次にご紹介する「対物賠償責任保険」を「無制限」とすることを必須としていることが多くなり、やはり、きちんと対応できる備えを必要だと判断していることが分かります。

基本保障②|対物賠償責任保険

こちらは、①に対して「人」ではなく「モノ」に対しての補償となります。自動車事故により、他人の車やモノを故障させ修理が必要な場合に適用されます。た「対物対人」と略され①とセットとして呼ばれることも多々あります。

基本保障③|対物超過修理費用補償特約

②とセットで適用される特約です。交通事故で故障させた自動車の修理費がその自動車の時価を超えた場合に適用されます。ただし、限度額として50万が適用されます。(ここの適用額は、自動車保険会社により異なる可能性があります。)また、適用期間にも制限があります。基本的に事故が起きた翌日から6カ月以内に修理した場合に限定されます。これは、対象となる交通事故で起きた修理であるかどうかの判断基準でもあります。

イメージ図▼

※楽天損害保険HPより引用

基本保障④|人身傷害保険

交通事故が起きた際に同乗されていた方の死傷に対しての補償です。こちらの補償は、過失割合に関係なく適用されます。ただし、加入している内容により補償額の上限額が設定されています。具体的には「治療費」「休業損害」「逸失利益」「葬儀費」等の項目に対して適用されます。

 ASAP補償①|人身傷害死亡・重度後遺障害時緊急支援費用補償特約

ASAPでは、この特約が無条件で適用されます。この特約は、自動車事故により死亡、または重度後遺障害(対象の定義あり)となった場合に適用される特約です。人身傷害保険の被保険者や扶養する方を対象に、臨時の生活費等を「緊急支援費用保険金=100万円/人」を補償します。

補償イメージ▼

被害を被られた方

家族構成

被害内容

お支払いする
緊急支援費用保険金

A男(生計維持者)
40才

妻・子1人(10才)

死亡

300万円
(100万円×2名)

ASAP補償②|車両保険

自動車保険に加入している自動車の修理(破損)に対しての補償です。

ASAP補償③|搭乗者傷害特約(部位・症状別払)

損害保険として他の保険商品を展開している楽天だからこの補償です。自動車保険に加入している自動車に同乗していた方が自動車事故により怪我等をされた場合などに受けれる補償です。この際、「医療保険金(部位・症状別払)」を定額で適用することが可能です。

ASAP補償④|個人賠償責任補償特約(示談交渉サービス付)

記名被保険者や家族の方等が国内外で偶然な事故を起こした場合に適用することが可能です。具体的には、1度の事故につき国内での事故は無制限、国外での事故は1億円を限度に保険金が支払われます。また、国内の事故については示談交渉サービスを利用可能です。

ASAP補償⑤|自動車事故弁護士費用等補償特約

④とも関係性の高い補償です。交通事故を起こした場合の対応として、専門家(弁護士)に相談をする場合や示談等の交渉をする際にその費用を補償します。(

※1事故あたり最大300万円 (適用条件あり)

その他にも「事故・故障時レンタカー費用補償特約」「ファミリー自転車傷害特約(ASAP専用)」「ファミリーバイク特約(人身傷害)」「ファミリーバイク特約(自損傷害)」「車内積載動産補償特約」「車両地震特約(2016年4月1日以降保険始期のご契約)」「車両新車取得費用補償特約」「車両全損時臨時費用補償特約」「車両保険無過失事故特約」等、特徴ある補償があります。

ただし、特約を付ければつけるだけ保険料も高くなりますので、必要に応じて適用するかを決めていきましょう。

3:楽天 総合自動車保険PAP

自動車のテールランプ

では、もう1つ商品を紹介していきましょう。こちらは、総合自動車保険として紹介されています。

3-1:商品特徴

《コンセプト》

お客さまの様々なニーズに幅広く対応できる自動車保険

こちらのPAPという商品は、必要な補償を組み合わせて契約するオリジナル商品といえます。自分自身にとって必要な補償が何かを整理し、その保障を選んで保障内容を組み合わせていきます。

※商品の内容が見直されています。ここでは、2019年4月以降の情報を元にご紹介します。

《商品特徴》

①「対人賠償責任保険」「対物賠償責任保険」「人身傷害保険」「車両保険」の4つを組み合わせます。

②ロードアシスタンスは、対象となる自動車がが事故や故障により自力走行不能となった場合に現場から修理工場への「搬送(レッカーけん引)」「クレーン作業」「引取費用」を最大20万円を限度に補償します。

③事故の解決支援をします。

PAP補償①|対人賠償責任保険【示談交渉サービス】

契約している自動車に同乗している方、歩行者などの他人を死傷させた際に適用されます。

PAP補償②|自損事故傷害特約(対人賠償責任保険に自動セット)

自動車事故の補償として自賠責保険の請求権が適用しない場合や人身傷害保険から保険金が補償されない場合に「死亡保険金」「後遺障害保険金」「介護費用保険金」「医療保険金」が適用されます。

PAP補償③|無保険車傷害特約(対人賠償責任保険に自動セット)

交通事故が起きた際に、相手方が「無保険自動車(自動車保険未加入)」等の理由で、補償が十分に受けれない場合に適用されます。

その他、ASAP保険でも適用されている

・対物賠償責任保険【示談交渉サービス】

・人身傷害保険

・車両保険

・搭乗者傷害特約(部位・症状別払)

なども適用されます。

(参考)約3台に1台は任意保険未加入

自賠責保険についてご紹介していますが、参考までに以下の数字を見てください。

《保険加入率▼》

対人賠償 72.8%
対物賠償 72.8%
搭乗者傷害 58.3%
車両保険 40.3%

日本損害保険協会が紹介している数字です。自賠責に加入している件数が100%でないのと同時に任意保険に加入していない人もいるということです。

ちなみに県別ワーストもご紹介しましょう。

《加入率ワースト▼》
対人賠償 沖縄県 52.3%
対物賠償 沖縄県 52.2%
搭乗者傷害 島根県 39.8%
車両保険 沖縄県 22.3%

楽天のあつかっている自動車保険で「無保険自動車」に関する特約がある理由をご理解頂けますね。

3-2:万が一の場合は?

では、ここまでご紹介している内容以外の補償についてもご紹介していきましょう。

PAP補償①|個人賠償責任補償特約(示談交渉サービス付)

ASAPでもご紹介している補償特約ですが、ここはやはり押さえておきたい補償特約です。やはり交通事故を起こしてしまった場合には、「示談交渉」は必須だとも言われています。交通事故を起こした場合には、相手への対応は「保険屋さんにお任せ」というのが通念となってきています。相手への挨拶を始め、実際にお詫びをしたりするのも、現在では保険会社にお願いしたり、示談交渉も任せる事も増えている為、この特約は押さえておきたい内容だといえます。

PAP補償②|自動車事故弁護士費用等補償特約

ASAPにもある特約です。こちらも①と同じ様に現在は必須といえるかもしれません。高額になる慰謝料等を交渉する場合や、今後や将来にわたる補償等を交渉するのは、素人では難しいことも多くなります。そうした際に、対応してくれる弁護士という専門化をお願いするには、この特約が必須になります。実際には、必要になることを避けたいのが心情sですが、万が一の万が一に備えるための特約となります。

PAP補償③|ファミリーバイク特約(人身傷害)・ファミリーバイク特約(自損傷害)

こちらは、自動車ではなくバイクに関わる補償です。自動車保険に加入している記名被保険者や家族の方が原動機付自転車(人から借りた原動機付自転車を含む)を運転中の事故に対しても補償を受けることができる特約です。単独で加入するよりも特約として加入する事で割安で補償を受けることが可能です。

PAP補償④|車内積載動産補償特約

交通事故によりトランクなどに積載された個人所有の日常動産(カメラ、ゴルフセットなど)を対象に補償が受けれる特約です。1度の交通事故につき30万円を限度いに補償を受けることが可能です。

PAP補償⑤|車両地震特約(2016年4月1日以降保険始期契約)

一般的に「地震」「噴火」「津波」による被害での補償はありません。しかし、通常の自動車保険にこの特約を付けることで、こうした自然災害時でも補償を受けることが可能になります。全損という最悪な場合には車両保険金額の全額が補償されます。一部損壊の場合には、保険金額を限度に修理費が補償されます。

PAP補償⑥|車両新車取得費用補償特約

新しく購入した自動車に対して、予め設定した新車価格保険金額の50%以上の破損等が起きた場合に新車価格の保険金額を限度として再購入費用、修理費を補償されます。ただし、適用期限があります。事故日の翌日から6か月以内にに新しい車を購入したり修理をした場合のみが対象となります。

PAP補償⑦|車両全損時臨時費用補償特約

自動車事故により車が全損となった際に適用される特約です。適用される場合には、車両保険金額の10%に(20万円限度)の補償をうけることが出来ます。

PAPでの補償とASAPの補償には同一の補償も多々あります。特徴として、選べるかどうか、選べる範囲がどこまであるか。の相違点があります。どちらの保険についても、特約を付けることで補償は熱くなるのは事実です。しかし、その分、保険料が高くなる点には注意しましょう。繰り返しになりますが、自動車保険の補償と保険料は正比例で高くなる点は、将来的に保険料を支払い続ける(継続できるか)に関係してきます。ここまでご紹介した2つの保険は、自動車事故という万が一に備えるものであるため、保険料が高く継続できない(やめてしまう)ということが起きてしまえば、万が一交通事故が起きた場合に何も補償がないという結果になってしまいますので、注意しましょう。

4:楽天 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)

路上駐車

では、最後にご紹介したいのが「自賠責補償責任(自賠責保険)についてです。そもそも、自動車保険には必須となる自賠責保険と人気で加入する自動車保険があります。ここでは、その必須となる自賠責保険、楽天で取り扱う自動車自賠責責任についてご紹介しましょう。

4-1:自賠責保険とは?

では、自賠責保険とは何かからご紹介していきましょう。

自賠責保険①|自動車、バイク(原動機付自転車)や軽二輪自動車などを運転する場合には自動車損害賠償保障法という法律により必ず自賠責保険に加入することが義務付けられています。また、加入している証明として「自賠責保険証明書」を自動車に備え付けることが必要です。

自賠責保険②|バイク(原動機付自転車)や軽二輪自動車などには車検がありません。しかし、自賠責保険証明書を備え付けるほか、保険標章(ステッカー)をナンバープレートなどに貼る必要があります。

自賠責保険③|この制度は、「交通事故被害者を救済する対人賠償の確保」「交通事故の被害者になった場合の経済的負担を補う」制度として運営されています。この両側面を持ち、両者を助けることが目的です。

自賠責保険④|罰則

自賠責保険に未加入で走行した場合

・1年以下の懲役または50万円以下の罰金 :(自賠法第86条の3)

・免許停止処分(違反点数6点):(道路交通法第103条、第108条の33)

この様に、自賠責に加入していない場合は法を守っていない(違法)として取り扱われます。現在では、車検の際などに自賠責保険への加入更新等をすることもあり、切れているという件数は減ってきていますが、実際の所、自賠責保険切れ(未加入)というのが0件ということではありません。

《参考:自動車事故件数(交通事故統計)》※2019年9月数値

9月中

前年同期比

9月末

前年同期比

増減数

増減率

増減数

増減率

発生件数(速報値)

30,002

-2,457

-7.6

279,441

-35,696

-11.3

うち死亡事故件数(確定値)

287

20

7.5

2,160

-242

-10.1

死者数(確定値)

293

14

5.0

2,218

-240

-9.8

負傷者数(速報値)

36,503

-3,410

-8.5

339,712

-45,983

-11.9

4-2:楽天 自賠責保険とは?

自賠責保険で適用される補償内容は以下の通りです。

損害の範囲

支払限度額(被害者1名あたり)

傷害による損害

・治療関係費

・文書料

・休業損害

・慰謝料

最高120万円まで

後遺障害による損害

・逸失利益

・慰謝料等

・神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合
常時介護のとき:最高4,000万円まで
随時介護のとき:最高3,000万円まで
・後遺障害の程度により
第1級:最高3,000万円~
第14級:最高75万円まで

死亡による損害

・葬儀費

・逸失利益

・慰謝料

(本人および遺族)

最高3,000万円まで

死亡するまでの
傷害による損害

・治療関係費

・文書料

・休業損害

・慰謝料

最高120万円まで

如何でしょうか?この補償内容で事足りると思うか、思わないかは各個々人の判断ですが、一般的にこの内容では補償は不足するとされています。

交通事故の慰謝料の最低金額は「4200円」です。

【むちうちの場合】

また、多くのかたが診断される「むちうち」の診断の場合には以下の数字を参考にしてください。

むちうちの大半は約3ヶ月程度の治療で完治します。しかし、実際には半年治療を続けても痛みや治療が続く場合もあります。こうした場合を想定して目安とされるのが、以下の治療費です。

通院期間

自賠責基準(10日で試算)

弁護士基準

1ヶ月間

8万4,000円

19万円

2ヶ月間

16万8,000円

36万円

3ヶ月間

25万2,000円

53万円

4ヶ月間

33万6,000円

67万円

5ヶ月間

42万円

79万円

6ヶ月間

50万4,000円

89万円

【骨折をした場合】

通院期間

自賠責基準(10日で試算)

弁護士基準

3ヶ月間

25万2,000円

73万円

4ヶ月間

33万6,000円

90万円

5ヶ月間

42万円

105万円

6ヶ月間

50万4,000円

116万円

この様に、自賠責保険では不足していることをご理解頂けるのではないでしょうか。

 5:ここも大事!「車両保険はいる?いらない?」

海を見る男性

では、車両保険についての必要性についても最後にご紹介していきましょう。実際に、自動車保険を節約する方が最初に行うのが「車両保険」を外すことです。でも、それは本当に正しいのでしょうか。

車両保険の必要性を判断するには、以下の基準があります。

車両保険 判断基準①|自動車の時価額

最初の判断基準は自動車の「時価」です。新車の場合や高額の車両の場合には、やはり車両保険は必要だといえます。判断に、時価が下がっている車であれば、車両保険は不要だとされています。これは、自動車の修理をするかしないか、する必要があるかどうかによる判断となります。

車両保険 判断基準②|貯蓄があるか

こちらも大きな判断基準の1つです。交通事故により車を修理する必要がある際に、貯蓄があれば自動車保険を使う必要はありません。貯蓄で修理したらいいからです。しかし、貯蓄がない場合や、万が一買い替え等をすることが直ぐには難しい場合には、車両保険に加入することで、交通事故の際に車を修理することが可能です。

車両保険 判断基準③|ローンがあるかどうか

車を購入したばかり、ロ―ンが残っている場合には、車両保険は必要といえます。車を新しく購入するよりも修理をした方がいいという判断です。

こうしてみるとお分かりいただける様に、車を修理する必要性での判断となります。車の使用頻度なども関係してきますが、万が一の際の代替えが難しい場合には、車両保険の加入を検討することが得策です。

《参考:車両保険のタイプ》

一般的に車両保険には、2つのタイプがあります。詳細は、各保険会社により異なりますが、この図の様に補償される内容により車両保険のタイプを選択することが可能です。

一般的

格安タイプ

車やバイクとの事故

自転車との衝突・接触

×

電柱・建物などとの衝突や接触
(単独事故)

×

あて逃げ

×

転覆・墜落

×

火災・爆発・台風・洪水・高潮など

盗難・いたずら・落書き

窓ガラスの損害・飛び石など

地震や噴火

×

×

6:まとめ

パソコンを使う仕事

楽天といえば「ショッピング」「証券」というイメージが強いのが現状です。

《楽天企業理念》

楽天グループは、「イノベーションを通じて、

人々と社会をエンパワーメントする」ことをミッションとしています。

ユーザーや取引先企業へ満足度の高いサービスを提供するとともに、

多くの人々の成長を後押しすることで、社会を変革し豊かにしていきます。

「グローバル イノベーション カンパニー」であり続けるというビジョンのもと、

企業価値・株主価値の最大化を図ってまいります。

という企業理念を元に、様々なサービスを展開しています。その中で、今回は楽天損害保険の自動車保険をご紹介しています。楽天損害保険では、その他にも生命保険等も展開していますが、今、手軽に加入できることやポイントとの連動などのサービスも含めて、そのサービス力を武器に年々加入数が増えてきています。

実際に、一度は検討したことがあるという方もいますが、まだまだ「楽天」に自動車保険があるということを知らない人も多くいます。楽天といえば「ショッピング」というイメージが強いせいでもあります。

今回ご紹介している自動車保険は、他の保険会社よりも後発の商品です。その分、適用される補償の工夫や加入の手軽さ等が売りでもあります。楽天でショッピングをしている方には、是非、今回の記事を参考に自動車保険についての検討をして頂きたいと思います。

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