こども保険と学資保険は違う?その魅力を知って賢く保険を選ぼう!

記事監修者紹介
松葉 直隆 大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。 その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。

 

従来からあった学資保険とこども保険の違いは何でしょうか?

今、注目されているモノだけにその正体を掴み活用したいものです。

今回は、「こども保険」についての整理から、人気の商品までを大公開いたします。

ぜひ、この記事を参考に「こども保険」を活用してください。

この記事をざっくり言うと…
  • 子ども保険(基本)=こども共済+貯蓄。
  • こども保険とは、子どものケガや病気を保障する医療保険。
  • 学資保険とは、子供の教育資金を積み立てることを目的とした保険。
  • こども保険は、怪我や病気の際に治療に必要な資金を給付金として受け取る。
  • 学資保険の商品では、ソニー生命の学資保険返戻率が高く貯蓄ができるのでおすすめ!
  • 家庭に合ったプランをプロのプランナー無料で相談できるソニー生命は、選ばれ続けて契約件数144万件突破!

ソニー生命の学資保険

 

 

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こども保険とは?

こども保険のおさらい

子どもの保険(基本)=こども共済+貯蓄

成長と共に必要となる進学費用とう同時に必要となるのが、子供自身の健康や成長です。

子どもの保険は、「医療保障」が主軸となります。

確かに、以前は貯蓄性が非常に高い学資保険を軸に医療保障を付ける方法も人気でした。

しかし、現在の金利の低下により学資保険には無駄な保障を付けず、学費の貯蓄だけに集中しなければ元本割れをしてしまう可能性も出てきてしまう事に鳴りかねません。

そこで、出来た方式が「保障は保障、貯蓄は貯蓄」という考え方です。

こども保険とは、簡単に言えば子供向けの医療保険。

ただし、大人と子供で保障となる事柄に多少違いがあります。

こども保険の特徴

こども保険は、「こどもを被保険者とした、子ども向けに販売されている保険」の総称。

子供の教育資金を積み立てることを目的とした保険や、子どものケガや病気を保障する医療保険などに分けられる事になりますが、一般的に、以下の図式となります。

学資保険=子供の教育資金を積み立てることを目的とした保険

こども保険=子どものケガや病気を保障する医療保険

こども保険の内容は、当然ですが商品を提供してくれる保険会社により保障内容は異なります。

ただし、共通的な事項として、学資保険と同様に親の死亡時には保険料が免除され、育英年金等が支払われるものが多いという事です。

そして、医療保険として以下の内容保障がある事が多くなっています。

こども保険の補償内容

入院・通院対応

お子様本人の病気やケガなどによる入院や通院に対応しています。

それぞれの治療内容に応じて、ご両親が加入している生命保険同様に医療費の補助が行われます。

お子様専用の保障となっているので、派生しやすい怪我などにも対応が十分されるという点が大人の医療保障とは異なる事になります。

ここ最近注目されているのは、熱中症やO-157への対応などでしょう。

こうした季節的に起きやすい病気などにも対応されています。

お子様を乗せた自転車でのトラブルにも対応しているプランなどもあります。

育英費用

万が一、ご契約されている方に何かあった場合には、それ以降の支払いは免除されます。

これは、学資保険の特長です。

この保障がある事で、それ以降の保障についても担保されますので、保障が受けれなくなるという事ではありません。

特に、こども保険に加入契約者は家庭の大黒柱の場合が多くなっています。

その為、万が一になった場合の家計の負担は大きくなってしまう為、こうした保障がある事で安心を提供してくれています。

賠償責任保障

こども保障の大きな特徴の1つです。

子様が誤って、お友達などに怪我をさせてしまった場合の補償となります。

自転車に乗っている際にお友達とぶつかってしまったなど。

こうした事に保障してくれる特長があります。

その他

その他にも、お子様の怪我による後遺症などにも対応している商品などもあります。

こども保険のメリット・デメリット

こども保険にはメリット、デメリットがある事を整理しましょう。

保険商品には、メリットとデメリットがあります。

こども保険のメリット

積立の確実性

毎月定期的に支払い大きく内容を見返す必要のないこども保険は、手続きの継続についての手間がありません。

こども保険の場合は、定期的に大きく保障内容を見直す必要がなく継続する事が簡単なのです。

保障内容がシンプル

保障される保障内容が、非常にシンプルに整理されています。

その為、加入する時にも分かり易くなっているのが特徴です。

こうしたシンプルなプラン構成は選択する事も簡単ですが、いざという時に保証を受取やすくなるという事です。

後々トラブルにならないのは、安心ですね。

免除制度

既にご紹介している通り、契約者様に万が一があった場合にも、加入している保障が継続されます。

税金対策

この保険は税金控除の対象となります。

ご両親が加入されている保険商品と同じように、保険控除の仕組みが利用可能です。

年末調整などで手続きを行う事になります。

サラリーマンの方は、会社から配布される書類の1つに加え、手続きを行って下さい。

こども保険のデメリット

途中解約の手間

実は、この保険の継続率の秘密がこちら。

途中解約の手続きは、少し手間と時間が掛かります。

その為、簡単に解約、再度、加入という事はしない傾向にあり、継続率が高いのです。

解約をすぐにしたい場合には、デメリットとなるという事です。

インフレに対応

金利の変動に左右されないというとメリットですが、金利UPの際にメリットを受けにくいのがデメリットとなります。

保険商品の利率は、預けているお金を保険会社が運営していく中で発生します。

金利の左右されないという事は、金利が下がらない分、上がらないという事。

もしも、金利を目的としている場合には適していない商品といえます。

政治もにぎわす理由

実際に「こども保険」という言葉をインターネットで検索すると、自民党の紹介が掲載される記事が出てきます。

これは、政治の側面でも「こども保険」という言葉が繰り返し利用されている為です。

実際に、今回ご紹介する「こども保険」の内容とは異なりますが、同じ言葉として少しだけご紹介していきましょう。

「2020年以降の経済財政構想小委員会」と称して、小泉進次郎・農林部会長ら自民党の若手議員が提唱しているのが「こども保険=保育や幼児教育を無償にする」という考え方です。

「こども保険」として社会保険料率を0.1%上乗せすることで3400億円を確保できると試算。

未就学児に1人当たり月額5000円を支給し、子育て世帯の負担軽減を目指す。

将来的には上乗せ分を0.5%に引き上げて1兆7000億円を確保。

助成を月2万5000円程度に拡大することで、保育・幼児教育を実質無償化にするというモノです。

これにより、子供の育成の貢献するというモノですが、よさそうに見えても中々賛成を得られていません。

いずれにしても、早々に実現はしない制度の為、今はこれらに期待だけをするよりも、今出来る工夫をする事が大事です。

人気商品の紹介

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命

成長にあわせて成長祝金をお受け取り

教育資金として使える「成長祝金」合計200万円。

お子様の成長に合わせて(進学時や成人式の際など)に指定した時期の直前の12月と満了時に、「成長祝金」を受け取る事が可能です。

当然ですが、お子様の成長にあわせて進学時に受け取る事も可能。

免除制度

ご契約者に万が一があった場合には、それ以降の支払いは免除されます。

しかし、計画している成長祝い金は継続して受け取る事が可能な安心プランです。

受け取る場合には、一定の条件があります。

この条件に該当する場合が免除対象となります。

詳しい条件は、保険商品の種類やプランに応じて異なりますので、予め注意しておきましょう。

免除制度の具体例
  • 死亡または所定の高度障害状態になられた場合、不慮の事故により所定の身体障害状態となられた場合(保障の開始日(責任開始日)から3年以内の自殺の場合などを除く)
  • 所定の高度障害状態または不慮の事故による所定の身体障害状態について、詳しくは約款別表「対象となる高度障害状態」または「対象となる身体障害の状態」をご覧ください。

「18歳満了」と「22歳満了」から保険期間が選択可能

「18歳満了」「22歳満了」を準備しています。

保険期間満了日は、お子さまが満了年齢となった時以後はじめて到来する年単位の契約応当日の前日となるのが一般的です。

三井住友あいおい生命

(商品テーマ)未来への夢と希望を応援する「こども保険」!

教育にかかる資金の準備や病気・ケガの保障を通じて、お子さまの成長をサポートします。

こども保険の特徴
  1. 進学時には祝金! 教育資金の準備に!
  2. お子さまの病気やケガもしっかり保障!
  3. ご契約者が万一のとき※1 は保険期間満了まで養育年金を毎年お支払い!
  4. ご契約者が万一のとき※2 は、さらに以後の保険料は不要!※3

※1   ご契約者が万一お亡くなりになられたとき、または約款所定の高度障害状態になられたとき。

※2   ご契約者が万一お亡くなりになられたとき、または約款所定の高度障害状態や不慮の事故で約款所定の身体障害の状態になられたとき。

※3   各お祝金については、保険料のお払込みがあったものとしてお受け取りいただけます。

大学に掛かる費用に備える事も出来ます。

こども保険と学資保険の違いとは?

こども保険と学資保険の違いは何なのでしょうか?

実はこの違い、明確な整理をする事は難しいのです。

それは、保険会社自体が区別をしていないという理由です。

確かに保険会社により、商品を区別して提供している場合もあります。

しかし、どうしてもお子様の成長(進学)と健康は切っても切り離せない概念です。

そこで、一緒にした商品が多いのが現状なのです。

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子供保険の特徴

こども保険とは、お子様の医療面の保障を行う商品です。

お子様の成長段階では、大人と同じように怪我をする事もあります。

病気となり入院をする事もあります。

こうした医療面での保障を行う事を目的としたのが、こども保険になります。

学資保険とは異なり、主軸が医療という事で区別すると良いでしょう。

既にご紹介している通り、こども保険にはお子様がお友達に誤って怪我をさせた場合などの保障もあります。

保障内容のどこに重きを置くかという点で、学資保険と区別をする事が分かり易くなるポイントです。

ただし、学資保険に特約として医療保障を付ける場合には、別の契約として子供保険に加入する方は非常に少なくなっています。

お子様の怪我や入院などについて、ご心配の場合には学資保険への追加特約ではなく、医療の特化したこども保険に加入した方が保障内容や対象となる事象が充実している場合が多いといえます。

学資保険と同時に加入する場合でも、後ほど加入する場合など、加入する方の加入タイミングなどは色々ですが、必要に応じて加入を検討すると良いでしょう。

学資保険と特徴

学資保険とインターネットで検索すると「学資保険(こども保険)」と表示される事も多くあります。

「学資保険=こども保険」として商品展開をする保険会社が多い為です。

学資保険の主軸は、教育資金の積立です。

ここが、こども保険との根本的な違いになります。

医療と学費、当然違いますよね。

でも、実際には「こども保険=進学費用積立」として紹介される事がほんとです。

これには、理由があります。

お子様の誕生から気になるのは、お子様の未来。

その為、お子様の成長(教育プラン)に興味がある方が多く、当然ながら興味関心が高い分、保険会社からの商品展開も多くなります。

このサイクルで、圧倒的に学資保険の商品ニーズの方が高くなっている為です。

学資保険は、今後訪れるお子様の進学などに合わせて教育資金を受け取れます。

こども保険の医療分野とは異なり、金額の積立ですので、受取は確実に行えます。

また、高い貯蓄性を保持している商品である事も人気の秘密でしょう。

積み立てた金額が、予め設定した時期に確実に受け取れる点からも、学資保険の人気は不動のものとなっています。

あわせて読みたい
学資保険入るべきか!?メリット・デメリット、必要なのはどんな人?

その違い

学資保険と子供保険とは何が違うのでしょうか。

実は、この違いが中々整理されていません。

学資保険とこども保険、保険会社によっては同じ意味や同じ商品として取り扱われている事がある為です。

繰り返しになりますが、学資保険は、教育費のための資金を積み立てることが最大で一番の目的です。

これを最優先事項としてプランを組み、必要に応じて子供の万が一の死亡や病気やケガをした場合の医療費などを保障する内容を追加する商品です。

そして、子供だけではなく契約者(ご両親など)に万が一が起きた場合に、それ以降の振り込みが不要となる制度(育英年金)がセットされるなど、実は2つの違いが分かりにくくなっているのも事実です。

簡単に表現してしまえば、学資保険教育資金資金が必要なとき給付金を受け取りこども保険怪我や病気の際に治療に必要な資金を給付金として受け取るという事です。

細かい部分では異なる商品でもあります。

それぞれ、保険会社により呼び方も異なりますので、ご相談の際には何を目的としているかをお伝えください。

そうする事で、ご希望にそったそれぞれの商品をご紹介してくださいます。

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こども保険に加入するタイミングを知ろう

こども保険の加入タイミングだけをインターネットで調べようとしても、中々検索されなくて悩んだ事はありませんか?

実は、こども保険の加入時期は学資保険と同時にというのが一般的なのです。

そこで、ここでは学資保険の加入タイミングを例にとってご紹介しましょう。

それぞれの保険会社で学資保険に加入できる年齢
  • かんぽ生命(新学資保険):0~12歳
  • アフラック(夢みるこどもの学資保険):0~7歳
  • フコク生命(学資保険みらいのつばさ):0~7歳
  • ソニー生命(学資保険スクエア):0~3歳/5歳/9歳/11歳/13歳
  • 第一生命(Micky):0~8歳
  • 住友生命(こどもすくすく保険):0~9歳
  • 日本生命(げんきEX):0~8歳
  • 明治安田生命(こどものほけん):0~6歳

実は、学資保険への加入は出来るだけ早い方が良いとされています。

これは、積立期間が長くなる為、毎月の負担額が減るという利点と、預けている期間が長い事で金利に期待できるという利点があるためです。

既に学資保険は出産前から加入可能な商品もあるくらい、契約期間が長ければ得とされています。

こども保険は、この学資保険と同時に加入する事が良いとされています。

学資保険と同様に加入できる年齢の制限は保険会社のプランにより異なります。

子供の為の準備を行うという事で、同じ保険会社で「こども保険」「学資保険」の2つをそれぞれの目的で加入しているご家庭が多い為、ほぼ加入年齢の差はないと言われています。

また、同時に加入する際には支払いプランについても整理しておく必要性があります。

こども保障だけの場合、学資保険との2本立て、兄弟の有無など。

支払う回数が件数により、ご家庭における負担は異なります。

こども保険も学資保険も継続して加入していける様に計画する事が大事です。

まとめ

「こども保険」」「学資保険」の違いを整理する事は意外と難しいのです。

今後の未来の為、お子様の成長の為、納得できる商品選びをして頂きたいと思います。

ぜひ、繰り返し書いている事を中心に参考にして頂き、商品選びをして頂きたいと思います。

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