死亡保険とは、被保険者が死亡または高度障害状態になった時、本人または遺族へ保険金が下りる商品です。
ただし、死亡保険の一つである終身保険には、被保険者の死亡または高度障害状態になった場合の保障とは、別の目的で加入する契約者もいます。
例えば、ご自分の老後の資金として蓄えておくことや、我が子(孫)の教育資金のために積み立てるという場合もあります。
また、持病や傷病歴のある方々でも、ご自分の万が一の事態に備えて遺族へ保険金が受け取れるよう、加入を希望することがあるはずです。
このように多様な利用者のニーズへ応える死亡保険こそ、オリックス生命の「終身保険RISE(ライズ)」です。
この保険商品は、低解約払戻金型終身保険である「終身保険RISE(ライズ)」と、引受基準緩和型終身保険である「終身保険 新RISE Support(ライズ・サポート)」の2種類があります。
しかし、皆さんの中には、“低解約払戻金型終身保険”や“引受基準緩和型終身保険”と言われてもピンとこない方々もいることでしょう。
そこで今回は、オリックス生命の「終身保険RISE(ライズ)」の特徴と、保障内容について解説します。
この記事を読めば、終身保険RISE(ライズ)の基本的知識や、保険加入者の意見を知ることができ保険選びの良い参考資料になるはずです。
目次
1.死亡保険について
私も所帯を持って数年が経ちます。そろそろ子供も生まれる予定です。自分の万が一の時を想定して、死亡保険へ加入することを検討しています。
まずは、死亡保険とは何か?どんな種類があるのか、を確認したいです・・・。
第1章では、死亡保険とはどんな保険か、死亡保険のタイプ等について解説します。
1-1.死亡保険とは?
死亡保険とは、被保険者に万が一の事態が起きたとき、受取人へ保険金が下りる商品です。
被保険者が死亡した場合は、死亡保険金受取人(主に遺族)へ死亡保険金が下ります。
また、被保険者が死亡とまではいかなくても、高度障害状態(※)という深刻な障害に至った時、被保険者本人等に高度障害保険金が下ります。
死亡保険とは言うものの、被保険者が生存していた場合に下りる保険金もあるのです。
(※)高度障害状態:病気またはケガにより深刻な障害がのこった状態を指します。例えば、両目の失明、手足の欠損や機能不全、常時寝たきりの状態等、日常生活を送る際に支障が発生する場合が該当します。どの保険会社でも約款所定の障害内容を列挙しています。その障害状態に合致するかどうかは、まず手もとに保管している保険のしおり・約款等で確認しましょう。
1-2.死亡保険のタイプ
死亡保険には大きく分けて2つのタイプがあります。それが「終身保険」と「定期保険」です。
(1)終身保険
終身保険とは、その名の通り被保険者が亡くなるか、中途解約するまで一生涯保障を約束された死亡保険です。
終身保険は確実に死亡保険金受取人へ保険金が下りるため、毎月払い込む保険料が割高になる傾向もあります。
各保険会社では、保険金の設定額や保障プランにもよりますが、毎月の保険料は20,000円~数万円に上る場合があります。
ただし、保険会社の中には保険料の負担を軽減するため、終身保険にいろいろな工夫を行っている所もあります。
(2)定期保険
定期保険とは、5年や10年というように保険期間を定め、その期間内に死亡または高度障害状態となった場合、保険金が下りる商品です。
保険期間の制約があるため、保険料は安く、毎月の保険料は3,000円~6,000円程度とリーズナブルです。
保険期間を満了すれば、更に自動更新される商品が多いです。ただし、年齢が高くなればそれだけ払い込む保険料は多くなっていきます。
1-3.死亡保険への加入目的は他にある?
死亡保険の中で特に終身保険は、被保険者が死亡または高度障害状態となったとき保険金を受け取る、という目的だけにあるわけではありません。
〇解約返戻金の存在
実は終身保険の活用法は色々あるといわれています。それは「解約返戻金」制度を利用することがあげられます。
解約返戻金とは、保険を中途解約した時に受け取る返戻金のことです。この戻ってきたお金を、ご自分や家族のために利用することができます。
解約返戻金を目的として終身保険へ加入しても、当然保険会社から咎められることはありません。むしろ、保険会社が高い返戻率をアピールし、その解約返戻金を目当てに終身保険へ加入する方々が多いです。
〇返戻率は大事!
解約返戻金を受け取る場合に気になるのは「解約返戻率」です。こちらは、これまで支払ってきた保険料と、解約して得られるお金の割合です。
例えば、保険料をこれまで1,000万円支払ってきた場合、解約返戻率が120%であれば、受け取れるお金は1,200万円となります。
この解約返戻率の高さが、終身保険を選ぶ大きな一つのポイントとなります。
2.オリックス生命「終身保険RISE(ライズ)」とは
オリックス生命の終身保険は、なかなか面白い特徴がある保険商品と言われていますね。
是非、詳細を聞きたいです・・・。
第2章では、終身保険RISE(ライズ)について、申込方法の手順や必要書類等を解説します。
2-1.終身保険RISE(ライズ)は2種類
オリックス生命の終身保険RISE(ライズ)には次の2商品があります。
- 終身保険RISE(ライズ):低解約払戻金型終身保険と呼ばれるタイプの商品です。
- 終身保険 新RISE Support(ライズ・サポート):引受基準緩和型終身保険と呼ばれるタイプの商品です。
RISE(ライズ)は、終身保険ながら保険料を軽減し、貯蓄に優れた商品として人気があります。
また、新RISE Support(ライズ・サポート)は、持病や傷病歴があって、通常の死亡保険へ加入することが困難な方々でも入りやすい商品です。
次項では申込方法の手順や申込のための書類を解説します。
2-2.申込方法の手順と必要書類
RISE(ライズ)・新RISE Support(ライズ・サポート)共にインターネットで申し込みはできません。
保険代理店等での対面による申し込み、または郵送申込の2つに限られます。
〇申込方法の手順
こちらでは郵送申し込みの手順を説明します。
- 資料請求:本商品が気になったら、電話またはインターネットで資料を請求します。
- 申込書類への記載・返送:資料到着後、内容に納得して加入を希望するなら、加入申込書等に必要事項を記載し、保険会社へ返送します。
- 書類審査:必要書類の不備や、申込内容等について審査されます。
- 契約成立:審査が完了し問題が無ければ、オリックス生命より「保険証券」が送付されます。
〇必要書類
提出する書類は次の通りです。
- 加入申込書:こちらに個人情報を記載します。
- 同意書:加入契約が契約者本人の意思であることを明記します。
- 告知書:ご自分の傷病歴等を記載します。
※保険金の設定内容や年齢・健康状態によっては、医療機関での健康診断書が必要な場合もあります。
2-3.申込の際の注意点
こちらでは、申込の際に注意するべき提出書類の記載の仕方を解説します。
〇告知書は非常に大事
提出する書類の中に「告知書」という書類があります。この書類は非常に重要な内容を記載するので、審査の際も保険会社側が最も重視します。
告知書は質問項目が分かれ、ご自分の持病の有無や過去の傷病歴、妊娠中か等が聞かれます。
正確かつ正直に回答しましょう。質問項目に該当することがあれば、詳細な説明を記載する必要があります。
〇告知義務違反と判断されると・・・
加入希望者の中には、保険会社から契約を拒否されることを恐れ、ご自分の持病のことや傷病歴を書かなかったり、嘘の記載をしたりする方々も存在します。
契約の際に、保険会社が加入希望者について詳しく調査することはほとんどありません。しかし、後日、黙っていたことや嘘の記載が判明する場合はあります。
このような事態になると、最悪のケースでは保険会社から契約を解除されてしまい、いざという時に保険金は1円も下りなくなってしまうことが考えられます。
たとえご自分がウッカリ忘れていて記載しなかった場合も、保険会社から同様の対応をとられてしまうことが想定されます。気を付けましょう。
3.終身保険RISE(ライズ)について・その1
加入申込の際は告知義務違反と判断されないように、正確に書類を記載しないといけないですね。
一方、終身保険RISE(ライズ)は低解約払戻金型の保険と説明されていましたが、低解約払戻金型保険とはどんな保険なのでしょうか・・・?
こちらでは、低解約払戻金型保険の特徴とメリット・デメリット等について解説します。
3-1.低解約払戻金型保険とは
低解約払戻金型保険とは、保険加入者が保険料の払込期間中に解約すれば、戻る金額は低くなってしまいますが、毎月の保険料が割安な保険商品を言います。
当然ながら、たとえ払込期間中に保険加入者(被保険者)が亡くなったり高度障害状態になったりした場合は、契約の際に設定していた通りの保険金額が受け取れます。
一方、保険料払込期間が満了後は、一転して返戻率が急激に上昇します。このタイミングを見計らって解約すれば、返戻金がたくさん受け取れることになります。
低解約払戻金型保険商品の内容、保障プラン等で返戻率は変わりますが、払込満了後105%~130%程度の利益が期待できます。
3-2.低解約払戻金型保険のメリット・デメリット
低解約払戻金型保険のメリットおよびデメリットは、それぞれ次の通りです。
(1)低解約払戻金型保険のメリット
保険料払込期間が満了後、返戻率は急激に上昇する特性があるので、長期にコツコツ積み立てれば堅実な貯蓄ができます。
前述したように約105%~130%の解約返戻率が期待できます。この返戻率は、金融機関の定期預金の利率(高くても0.150%程度)よりもずっと高くなります。
(2)低解約払戻金型保険のデメリット
保険契約後、短期間で解約すると、解約返戻金はわずかな金額しか得られないことに注意しましょう。
また、保険契約が成立してからある程度の期間が経っても、保険料払込期間中に解約すると、一般的な終身保険の返戻金額の約70%程度しか受け取れません。
3-3.低解約払戻金型保険の使い道は様々
低解約払戻金型保険は貯蓄性に優れた保険商品であるため、次のようなご自分や家族の将来の資金確保に役立ちます。
(1)ご夫婦の老後の生活資金へ
退職し公的年金を受け取るだけでは、老後の生活費を賄うことが難しい現状もあります。
ご自分が働いている頃から低解約払戻金型保険で保険料を積み立て、ご自分・配偶者が高齢者となった時に解約すれば、高い返戻金を受け取ることが期待できます。
このケースで保険料の払込満了期間を、ご自分の退職時期に合わせる等(例えば20年払済や65歳払済等で設定)、いろいろ工夫する必要があります。
(2)子や孫の教育資金へ
高い返戻率を利用し子(孫)が大学進学する場合に備え、高額となる学習費用を積み立てることも賢明な方法と言えます。
ただし、教育資金として活用する場合には、やや短期間で払込満了期間(例:10年払済、15年払済)を設定しないと、進学時期へ間に合わない事態も考えられます。
そのため、できるだけ「10年払済」で払込満了期間を設定できる商品があれば、解約のタイミングが非常にとりやすくなります。
4.終身保険RISE(ライズ)について・その2
低解約払戻金型保険は、柔軟でお得な貯蓄性に優れた特徴がありますね。
では、RISE(ライズ)について詳細を知りたいです・・・。
第4章では、RISE(ライズ)の保障内容・注目点等を解説します。
4-1.RISE(ライズ)はこんな保険
終身保険RISE(ライズ)は、前述した通り低解約払戻金型終身保険です。当然、死亡保険金や高度障害保険金は受け取れます。
こちらを取り扱うオリックス生命では、解約返戻金の高さを重視した保険商品であることをアピールしています。
契約可能年齢・保険料払込期間・払込方法については次の通りです。
(1)契約可能年齢・保険料払込期間
契約年齢によって保険料払込期間の選択肢が変わります。
①契約年齢:15歳~40歳まで |
・10年払済、15年払済、20年払済 ・50歳払済、55歳払済、60歳払済、65歳払済、70歳払済、75歳払済、80歳払済、終身払 |
②契約年齢:41歳~45歳まで |
・10年払済、15年払済、20年払済 ・55歳払済、60歳払済、65歳払済、70歳払済、75歳払済、80歳払済、終身払 |
③契約年齢:46歳~50歳まで |
・10年払済、15年払済、20年払済 ・60歳払済、65歳払済、70歳払済、75歳払済、80歳払済、終身払 |
④契約年齢:51歳~55歳まで |
・10年払済、15年払済、20年払済 ・65歳払済、70歳払済、75歳払済、80歳払済、終身払 |
⑤契約年齢:56歳~60歳まで |
・10年払済、15年払済、20年払済 ・70歳払済、75歳払済、80歳払済、終身払 |
⑦契約年齢:61歳~65歳まで |
・10年払済、15年払済 ・75歳払済、80歳払済、終身払 |
⑧契約年齢:66歳~70歳まで |
・10年払済 ・80歳払済、終身払 |
⑨契約年齢:71歳~75歳まで |
終身払 |
契約年齢が高くなるほど、払込期間は限定されていきます。加入を希望する場合には、速やかに申込を行いましょう。
(2)保険料払込方法
払込回数は月払、半年払、年払の3つで、払込方法は口座振替またはクレジットカード払の2種類です。
4-2.RISE(ライズ)の保障内容
保障内容は基本保障と特約があります。
(1)基本保障
200万円~5,000万円まで、100万円単位で保険金額を設定できます。
- 死亡保険金:被保険者が死亡したとき、保険契約時に定めた保険金受取人へ保険金が下ります。
- 高度障害保険金:被保険者が、病気またはケガで所定の高度障害状態に該当したとき、原則として本人へ保険金が下ります。
(2)特約
次の特約は主契約へあらかじめ付帯されています。
- リビング・ニーズ特約:被保険者が余命6か月以内と、医師より判断されたとき保険金が下ります。ただし、満額は下りず、指定保険金額から、「6か月間の指定保険金額に対応する利息」+「保険料相当額」を差し引いた金額となります。
- 介護前払特約:主契約の保険料払込期間が経過し、それに加え、被保険者の年齢が満65歳以上、所定の要介護状態となったとき保険金が下ります。こちらは指定保険金額から、所定の率で死亡保険金の前払期間相当の利息を差し引いた金額が受け取れます。なお、終身払の場合は、付加することができません。
4-3.RISE(ライズ)の注目点
こちらでは、具体例をあげて解約返戻率を解説します。
(例)
- 契約年齢:20歳男性
- 保険金額:1,000万円
- 保険料払込期間:60歳払済
- 払込方法(月払):15,360円
保険料払込期間が満了になった直後の解約返戻率
払込保険料累計 | 7,372,800円 |
解約払戻(返戻)金 | 8,603,700円(払戻率:116.6%) |
当然ながら満了直後に解約せず据え置いた方が、解約返戻率はどんどん上昇していきます。
5.終身保険 新RISE Support(ライズ・サポート)について・その1
新RISE Support(ライズ・サポート)は引受基準緩和型の保険と説明されていましたが、いまいちピンときません。
引受基準緩和型保険とはどんな保険なのでしょうか・・・?
こちらでは、引受基準緩和型終身保険の特徴とメリット・デメリット等について解説します。
5-1.引受基準緩和型終身保険とは
引受基準緩和型保険とは、健康告知をする際の質問項目が比較的少ない保険商品のことです。
「2-3.申込の際の注意点」でも指摘しましたが、告知書への記載は重要な審査対象です。
しかし、告知の際の質問項目が少なければ、それだけ保険に加入できる可能性は高くなります。
そのため、持病や過去に傷病歴のある方々でも問題なく加入できる場合があります。
5-2.引受基準緩和型終身保険のメリット・デメリット
引受基準緩和型終身保険のメリットおよびデメリットは、それぞれ次の通りです。
(1)引受基準緩和型終身保険のメリット
健康に不安のある方々でも加入しやすく、終身保険なので一生涯にわたり保障が約束されます。
当然、加入時の年齢で保険料は決まるので、年齢が高くなっても保険料は上がりません。
(2)引受基準緩和型終身保険のデメリット
引受基準緩和型の注意点として、保険契約後に被保険者が短期間で亡くなった場合、下りる保険金額が減額される可能性もあります。
引受基準緩和型保険を扱う多くの保険会社では、契約日を含めて1年以内に被保険者が死亡すると、下りる保険金は契約時に設定した死亡保険金額の50%まで縮減されることとなります。
保険へ加入して一安心ではなく、その後もご自分の健康管理に気を付けましょう。
5-3.引受基準緩和型終身保険を選ぶ前に
引受基準緩和型終身保険は加入しやすい商品ではありますが、通常の保険商品より保障内容は限定的であり、設定できる保険金額も制約されます。
そのため、体調に不安のある方々でも、まずは通常の保険へ加入を試みることが大切です。
例えば、過去の病歴で「〇年以内に所定の病気で検査や手術しましたか?」という質問項目がある場合、所定の病気に該当しなければ当然問題ありません。
仮に所定の病気にかかったことがあっても、「〇年以内」ではなくそれ以前に発症した場合なら、質問項目に該当しないこととなります。
通常の保険商品であっても、告知のための質問内容をよく確認し、ご自分がその項目に該当しなければ、審査に通らないという事態はまずありません。
6.終身保険 新RISE Support(ライズ・サポート)について・その2
私の父は虚弱体質ですが、終身保険へ入りたいと話しています。引受基準緩和型終身保険だと加入できるかもしれません。
では、新RISE Support(ライズ・サポート)について詳細を知りたいです・・・。
第6章では、新RISE Support(ライズ・サポート)の保障内容・注目点等を解説します。
6-1.新RISE Support(ライズ・サポート)とは
こちらは、持病や過去に傷病歴があって体調に不安のある方々を対象とした保険商品です。
この保険へ申し込みを希望する場合でも、医療機関から受ける健康診査は原則として不要となります。
ただし、契約日を含めて1年以内に被保険者が死亡したときは、保険会社から下りる死亡保険金が50%に縮減されてしまうので、注意が必要です。
保険料払込期間は終身払のみで、払込回数は月払、半年払、年払となります。払込方法は、口座振替またはクレジットカード払の2種類です。
6-2.新RISE Support(ライズ・サポート)の保障内容
契約年齢ごとに設定できる死亡保険金額は次の通りです(取扱い単位は100万円)。
契約年齢 | 最低保険金額 |
20歳~39歳まで | 200万円~1,500万円まで |
40歳~49歳まで | 200万円~1,000万円まで |
50歳~85歳まで | 100万円~1,000万円まで |
保障内容は次の通りです。
- 死亡保険金:被保険者が死亡したとき、保険契約時に定めた保険金受取人へ保険金が下ります。
- リビング・ニーズ特約(あらかじめ付加):被保険者が余命6か月以内と、医師より判断されたとき保険金が下ります。ただし、満額は下りず、指定保険金額から、「6か月間の指定保険金額に対応する利息」+「保険料相当額」を差し引いた金額となります。
6-3.新RISE Support(ライズ・サポート)の注目点
告知事項はわずか4つで非常にわかりやすい内容です。
- 最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたか?または、現在入院中かどうか。
- 最近3か月以内に、がん(上皮内新生物含む)・慢性肝炎・肝硬変で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたか?
- 過去2年以内に、病気やケガで入院または手術をうけたことがあるか?
- 過去5年以内に、がん(上皮内新生物含む)で入院または手術をうけたことがあるか?
すべてに「いいえ」であるなら申込可能となります。
7.終身保険RISE(ライズ)の評価について
終身保険RISE(ライズ)も新RISE Support(ライズ・サポート)も興味深い保障内容です。
では、こちらの保険を利用している、または利用したことがある方々はどんな意見を持っているのでしょう?
利用者の意見を是非知りたいです・・・。
こちらでは、肯定的な評価・批判的な評価等を紹介します。
7-1.肯定的な評価
肯定的な意見には、やはり返戻率の高さを評価する内容が多いです。一例をあげます。
(1)40代男性
この保険のメリットは、払い込み期間を10年間で設定できる短期間のプランがある点です。その分保険料は高くなってしまいますが、経済的に安定しているなら、迷わず選択すべきでしょう。
払える時に速やかに支払った方が楽です。通算の払込金額は結局少なくて済みますので。積立が順調に進んでいるので予想通りの返戻率になりそうです。
(2)30代女性
わたしは健康に不安を抱えていて、何かあった場合のお葬式代にという思いでこの保険に加入しました。月々数千円程度で負担の少ない保険を探していて、相談窓口でこの商品を紹介されました。
過去に女性特有の病気を患っていたのですが、不担保で加入することができました。本当にうれしい。
(3)30代女性
一生涯の保障だけでなく長期的な貯蓄機能もあって、自分で保険料の設定も可能な商品ですね。10年間の短期払の他、終身払も選べて自分の人生設計に沿った契約プランを考えられます。
子供がまだ小さく、教育資金を積み立てる目的で加入しました。短期払いで保険料を早く支払って、貴重な教育資金として蓄えたいです!
〇小括
死亡保険金等の保障はもとより、返戻率が高く、利用者のニーズに合わせ将来の資金として活用できる点が、非常に評価されています。
7-2.批判的な評価
実は、終身保険RISE(ライズ)に関して批判的な意見が見当たりませんでした。
いずれの利用者も、その返戻率の良さと将来の資金として柔軟に活用できる点を高く評価しています。
ただし、3大疾病(悪性がん・心疾患・脳血管疾患)を発症した時、以後の保険料支払いが免除されない点で、健康面で自信のない加入者にはやや不安かもしれない、という指摘はありました。
しかし、保障内容に関しては利用者のほぼ全てが十分満足し、批判が無いという結果になっています。
本商品は、その内容がシンプルでわかりやすく、利用者への誤解をあまり招かないという点も、高い評価となっている一つのポイントと言えます。
7-3.注意すべき点
保険に加入した方々の意見は、インターネットにてランキングサイトや口コミ専用サイトでも多く閲覧することができます。
保険会社のCMやホームページ等によるアピールだけではない、利用者の「生の声」が確認できる場として、参考になることでしょう。
〇口コミは参考資料の一部
ただし、気を付けなければいけない点は、その意見は利用者の感情に大きく影響されている場合もある、ということです。
口コミばかりに目を向けているだけでは、自分に合った保険をいつまでたっても決められなくなるおそれがあります。
口コミはあくまで、ご自分の健康や経済事情、加入目的を踏まえた総合的な判断材料の一部に過ぎないことをご理解願いたいと思います。
〇不明な点があれば保険相談窓口で
「7-1.肯定的な評価」で利用者が述べた意見の中で、相談窓口でこの商品(終身保険RISE)を紹介されたという人もいたように、ご自分に合った保険がなかなか決められないならば、保険選び専門の相談窓口で相談してみましょう。
最近では、駅の近くやショッピングモール等に、無料の保険相談窓口が店舗を構えることも多くなりました。
このような相談窓口は何度相談しても無料なので、相談スタッフに不明な点や心配な点をドンドン相談してみましょう。
相談スタッフから、保険に関する有益なアドバイスが聞けることはもちろん、保険へ加入した場合に受け取れる保険金額等のシミュレーションを行ってくれることもあります。
保険選びは自分だけで判断せず、保険の知識を有する方々の意見も参考にすることが大切です。
8.まとめ
終身保険RISE(ライズ)は、非常に保障内容がシンプルでわかりやすく、加入の際に気を付けなければいけない点も明確です。
ご自分の経済状況や活用目的に合わせ、適切なプランを選ぶことが大切です。
保険内容をしっかり確認し、その内容に納得した上で申込を行いましょう。