男女別のかかりやすい”癌”の種類や、部位別死亡率が怖すぎる件

近年、2人に1人は一生のうちに1度は癌になり、3人に1人は癌で死亡すると言われております。

高齢化により癌で亡くなる方は年々増加しておりますが、昔に比べて医学の進歩に伴い生存率は上がってきておりますが、癌がまだまだ恐ろしい病ということに変わりはありません。

また最近は若い方でもガンにかかる方も増えています。

そこで、今回は男女別の”癌”の種類や、部位別死亡率についてご紹介させて頂きます。

1.男性のかかりやすいガン

【画像】https://medley.life/news/item/57482664458b92a8028b655d

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1位 .前立腺がん

男性特有の癌であり、高齢なるとかかりやすくなる癌です。50歳以上の男性は定期的に検診を受けることをおすすめします。

早期発見出来れば、手術や放射線治療で治癒することが可能です。

また比較的進行がゆっくりであることが多いため、かなり進行していた場合でも対処の仕方次第で通常の生活を送ることが可能です。

原因としましては、脂肪分の多い食事、アルコールの過剰摂取、野菜不足、遺伝子の異常等が挙げられますが、詳しい原因ははっきり解明されていません。

そして早期の前立腺がんには特徴的な症状がみられませんので、人間ドックなどの血液検査、または腫瘍マーカーである前立腺特異抗原(PSA)が高値であることが分かり、気づくケースが多いようです。

癌が大きくなると、尿が出にくい、頻尿、残尿感等の症状があり、大きくなりすぎると尿道を閉塞するため、尿が出なくなり、尿が膀胱にたまり、下腹部痛を起こし気づく場合もあるようです。

2位.胃がん

what-is-cancer

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胃がんは、40歳後半以降に発症率が上がる癌です。

この胃がんは初期症状が出ることが少なく、かなり進行しても無症状の場合があります。

多くの患者さんが検診によって発見されておりますので、定期的な検診をおすすめします。

喫煙、ピロリ菌の持続感染、塩分の多い食事、野菜、果物不足が原因ではないかと言われております。

このピロリ菌の感染率は中高年が高く、若年層は近年低下傾向にあります。

このピロリ菌に感染した人全てが胃がんになるわけではありませんが、除菌療法が胃がんにかかわるリスクを低くするという研究結果があります。

よって、ピロリ菌に感染していることがわかった場合、除菌療法と定期的な胃の検診をお勧めします。

3位.肺がん

肺がんの原因は喫煙であるということは多く知られております。

症状としましては、咳が止まらない、血痰、胸の痛み、息切れ、声が枯れる等が挙げられますが、こうした症状が必ずしも肺がんに直結するわけではありませんので、まずは自覚症状がある場合、検診を受けることをお勧めします。

この肺がんは、検診の胸部X線検査やCT検査によって発見されることが多いです。

喫煙歴のある40歳以上の方、また喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が400~600以上の方は、特に定期検診をおすすめします。

2.女性のかかりやすいガン

【画像】http://www.lifehacker.jp/2015/11/151126_7ways_sayno.html

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1位.乳がん

乳がんは女性特有の癌で、早期発見により適切な治療が行われれば良好な経過が期待できます。

乳房のしこり、乳首のひきつけ、むくみ、晴れ、乳首から分泌液が出る、わきの下にしこりや異物感を感じるなどの症状が出ます。

しかし、なかなか自分で気づきにくいものなので、婦人科を受診し発見されるケース、マンモグラフィなどによる乳がん検診を受診し発見に至るケースが多いです。

この乳がんの発生には、女性ホルモン(エストロゲン)が深く関わっていることが知られており、妊娠、出産経験のある女性に比べて、無い女性は乳がんの発症リスクが高いことが分かっています。

また飲酒や喫煙によっても発がん率が高くなります。

40歳前後の方は特に発症率が上がりますので、定期検診をお勧めします。

2位.大腸がん

woman-1

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この大腸がんですが、日本人はS状結腸と直腸に出来やすいと言われており、40歳以降に発症するケースが多いようです。

主な原因として、飲酒や肥満、赤身肉や加工肉の過剰摂取、野菜不足が挙げられます。

多い症状状としましては、血便、下痢と便秘の繰り返し、便が残る感じ、腹痛、原因不明の体重減少等が挙げられます。中でも血便のため、消化器科、胃腸科、肛門科を受診され、気づく方が多いようです。

便に血液が混じっているかどうかを検査する便潜血検査が有効で、症状が出る前に検診などでの早期発見が可能です。

早期発見出来ましたら癌を完全に取り除ける可能性が高くなりますので、定期検診をお勧めします。

3位.肺がん

昔に比べて女性の喫煙率が上がってきたこともあり、3位となっております。

またタバコを吸わない方でも受動喫煙により肺がんが発症するといわれています。

自分はタバコを吸わないから大丈夫と安心せず、身の回りに喫煙者がいらっしゃる場合は、定期的に検診を受けることをお勧めします。

3.気になる部位別死亡率

【画像】http://smilekidsbasic.com/blog/management-of-how-to-lottery/

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男女では体のつくりがことなりますので、かかりやすい癌も異なります。

また年齢や生活習慣、環境によって、かかりやすい癌というものは異なりますのでご注意下さい。

それでは癌にかかってしまった場合の部位別死亡率について、お話させて頂きます。

最新のデータによると、現在、癌を発症している方が全国で約100万人(男性約6割、女性約4割)、そして約37万人(男性約6割、女性約4割)の方が癌により亡くなっていらっしゃいます。

癌の発症数から割り出しました死亡率を、下記のとおりご紹介致します。

男性の部位別死亡率

1位 肺がん 9.6%

2位 胃がん 5.5%

3位 大腸がん 4.8%

女性の部位別死亡率

1位 大腸がん 5.5%

2位 肺がん 5.1%

3位 胃がん 3.9%

こちらも男女によって順位が異なりますが、共通して肺がんが死亡率の上位に入っており注意しなければならない癌ということが分かります。

まとめ

【画像】http://ameblo.jp/oramorre/entry-11995092066.html

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医学の進歩に伴いまして癌による死亡率は年々下がってきております。

だからこそ、早期発見、早期治療により治癒率が上がる病ですので怖がらず、毎年の定期検診を面倒がらずにきちんと受診して早期発見に努めて下さい。

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