『死亡保険の終身』について今さら聞けない些細な疑問も分かりやすく徹底解説!

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『死亡保険』や『終身』という単語は保険の中でも何度か聞いたこともあり、知っている人も多いのではないでしょうか?

それでも何となく死亡保険が終身で続くようなイメージでしかない人もいっぱいいると思います。

 

『そもそも終身保険って何のために入るの?』

『保障が少額なら貯金でもいいのでは?』

『外貨建て終身保険って安全なの?』

『終身保険って乗り換えたら損しないの?』

『保障が終身で続くのは知っているけど保険料は?』

など…。

 

根本的に終身保険に関して、知っているようで知らない事ってたくさんありませんか?

保険の相談をする前に知っておきたい些細な疑問について元保険外交員が分かりやすく解説いたします。

 

この記事を読めば今さら聞けない素朴な疑問や、よく比較される外資系ネット販売や国内生保の訪問販売の違いなども理解して、より自分に合った無駄のない保険探しができるようになる事間違いなしです。

 

これから終身保険に加入しようと考えている人や今の死亡保険を見直したいと思っている人、また、死亡保険の終身についての必要性などがいまいち分からず、加入しようか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

目次

1.死亡保険の終身保険とは?
1.1.死亡保険と定期保険の違いは?
1.2.死亡保険の終身タイプにはどんな保険があるの?

2.終身の死亡保険に加入するメリット
2.1.保険料がずっと変わらない
2.2.保障がずっと続きます
2.3.いざという時の貯蓄になります
2.4.税金の対策にもなります

3.終身の死亡保険に加入するデメリット
3.1.保険料が定期保険に比べて高い
3.2.途中で解約してしまうと損する可能性があります
3.3.大きな保障額は準備できません

4.今さら聞けない終身死亡保険の素朴な疑問を解決!
4.1.【疑問その1】外貨建ての終身死亡保険は安全なの?
4.2.【疑問その2】定期保険特約付終身保険ってどんな保険?
4.3.【疑問その3】葬儀費用が目的なら貯金でもいいのでは?
4.4.【疑問その4】持病があると加入を断られる?
4.5.【疑問その5】途中で保険料を下げると今までの保険料が損してしまう?

5.死亡保険の終身タイプが合う人・合わない人
5.1.死亡保険の終身タイプが合う人
5.2.死亡保険の終身タイプが合わない人

6.終身の死亡保険でネット販売と訪問販売の違いは?
6.1.ネット販売の特徴
6.2.訪問販売の特徴
6.3.それぞれの特徴から自分に合う保険を探しましょう

7.死亡保険の終身タイプの注意点
7.1.保険料の安いネット通販がお得とは限らない
7.2.税金が発生する事がある
7.3.保険料を支払う期間は慎重に選びましょう
7.4.死亡保険の単体で加入しましょう
7.5.リスクの伴った保険商品も存在します

8.まとめ

 

1.死亡保険の終身とは?

死亡保険の終身タイプについて、あなたはどれだけ説明できますか?

きっとほとんどの人が、『保障が終身で続く保険』と答えると思います。

この答えも正解ですが実はもっと奥が深いのです。

もし今終身の死亡保険に加入している場合、本当に自分に合った保険なのか、無駄のない保険なのかなど知っている人はそれほど多くないと思います。

生命保険に加入している人の多くは、保険屋さんに勧められたからとか、親がかけてくれていた保険をそのまま引き継いでいたりするケースがよくみられます。

そこで、自分の考えに合った保険を見つけるためにもう一度、『自分の保険』について考えてみましょう。

1.1.終身保険と定期保険の違いは?

【保障期間が違います】

終身保険と定期保険は文字通り終身で保障する保険なのか定めた期間の間だけを保障する保険なのかが違います。

【保険料が違います】

保険料も、生涯保障する終身保険とある一定の期間を保障する定期保険とではリスクが異なるため違います。

【解約返戻金が違います】

最近では、定期保険は解約時に返ってくる解約返戻金もほとんどないものも多く、それに比べ終身保険は解約した時に解約返戻金があるので保険料が高くなっています。

養老保険のように、一定期間保障して期間が満期を迎えたら支払った保険料の合計額よりも多く戻ってくる積み立ての定期保険もありますが、純粋に死亡保険を重視した定期保険では解約返戻金が無いか、もしくは少額である事が多いのです。

1.2.死亡保険の終身タイプにはどんな保険があるの?

一言で終身保険と言っても、いくつかの種類に分けられそれもまた複雑に感じてしまう人も多いと思います。

そこで死亡保険の終身タイプにはどんな保険があるのかを分かりやすくまとめてみました。

【主な死亡保険の終身タイプ】

死亡保険の終身タイプは文字通り死亡保障を一生涯ずっと保障する保険で、一般的な終身保険は解約した時に戻ってくる返戻金が貯蓄にもなるというメリットがありますが、終身保険は定期保険と違い契約の期間が長期的な保険になるため、貯蓄が目的で終身保険に入っていて返戻金を受け取る時期に国の経済状況がインフレであればお金の価値は契約時よりも下がってしまっています。

解約返戻金の予定利率と言うのは、保険会社が契約時に『〇〇年後に解約した場合には保険料合計額のうちの〇〇%をお返しします』と約束する利率の事で、例えば65歳の時点で110%になっていたら、インフレであっても約束通り110%になります。

これはデフレになっていれば得をしますがインフレになっていたとしたら損してしまうデメリットにもなりかねません。

【低解約返戻型】

低解約返戻型の終身保険は、保険料の払い込み期間中に途中で解約した場合に、返戻率を約70%程に抑えた終身保険になります。

もちろん保険料の払い込み期間が終わったら100%を超え、保険会社によっては120%という高い返戻率を約束している所もあります。

この低解約返戻型は、一般的な終身保険よりも保険料が安く、戻ってくる返戻金も多いことから現在ではとても人気の高い終身保険になっています。

しかし、低解約返戻型の最大のデメリットは保険料の払い込み期間が終わる前に途中で解約してしまうと損してしまうという事です。

そのため保険料を必ず期間満了まで払い続ける事ができればお得になりますが、途中で解約する予定があるのであれば損してしまう保険です。

【変動型】

変動型の終身保険は、保険金額も返戻金も変動します。

そしてこの保険も国の経済状況によって損したり得したりしますが、経済状況が良い方向へ進むと契約時の死亡保険金額よりも多く保険金を受けることができ、途中で解約した時の返戻金も利率が良くなります。

しかし、悪い方向へ進んでしまうと死亡保険金額が契約時よりも下がってしまったり返戻金も利率が悪くなってしまう事もあります。

変動型の終身保険を選ぶ際は十分に説明を受けて慎重に選択しましょう。

【積立利率変動型】

上と同じ変動型という言葉が入っていますが、積立利率変動型の特徴は最低ラインを決めながら受け取るときの経済状況に合わせて利率が変わるという事です。

契約時に死亡保険金額や返戻金の最低ラインを決めておくことで、たとえインフレになったとしても最低ラインよりも下がる事はありません。

しかし反対に経済状況がよくなった場合には、返戻率も合わせて高くなりますので変動型を選ぶよりもリスクは少なくなります。

【外貨建て】

聞きなれない人も多い外貨建ての終身保険。

これは保険料の一部を外貨(例えばドルなどのお金)に変えて運用していく保険です。

ここ数年、日本円は外貨よりも低く運用するのも外貨に替えて運用した方が運用率が上がります。

しかし、将来的に円安になるか円高になるかは分からないので多少のリスクは伴います。

 

このように、終身保険と言ってもいくつかの種類に分かれていますのでどのタイプの終身保険なのかそれぞれの良い部分や悪い部分を知って選ぶことが大切です。

 

2.終身の死亡保険に加入するメリット

2.1.保険料がずっと変わらない

保険に加入していて一番気になる事って、更新後の保険料ではないですか?

『更新をしたら保険料が高くなってしまって、とてもじゃないけど払っていけない…』

『更新のたびに保険料が上がるけど、将来退職したら支払えない…』

なんて不安に思っている人もたくさんいるはずです。

年齢が高くなるにつれて、保険金を受け取るリスクが高いから保険は必要なのに保険料が高額だから諦めるしかないと思っているなら終身の死亡保険はメリットがたくさんあります。

若い時に定期保険と終身保険を比べると、保険料の差はとても大きく終身保険は高く感じてしまうかもしれませんが定期保険を更新していくと最終的には終身保険の方がお得になる事の方が多いです。

また、更新型の定期保険の場合、万が一病気になったら次の更新で条件が付いてしまうと予定よりも保険料が上がってしまう可能性も出てきますが、終身保険は保険料が変わりません。

そして、保険料を払い込む期間を決める事ができ定年退職と同時に保険料を支払う期間を終わらせてしまえば、以後の保険料を払わずに保障を続けることができます。

2.2.保障がずっと続きます

終身の死亡保険は、定期保険と違い一生涯保障が続きます。

保険料が安いからと定期保険に加入していても契約期間が終わってしまえばまた新たに保険に入らなければいけませんが、終身保険の場合、期間を定めることなく保障がずっと続くので安心です。

定期保険の場合、途中で病気になってしまったら、新たに加入する際に断られてしまう可能性もありますが、終身保険はもし途中で病気になってしまっても、次の保険に入れなかったらどうしようなどと心配することもなくなりますよね。

2.3.いざという時の貯蓄になります

終身の死亡保険は貯蓄性もあることが特徴で、将来的にいざという時に返戻金を受け取ることができます。

例えば老後の生活費としてや、子供の大学の費用など用途は様々です。

低解約返戻型の場合、保険料の払い込み期間中に解約してしまうと損をしてしまいますが払い込みが終わった後であれば保険料の合計額よりも下回る事はありません。

そのため、解約して返戻金を貯蓄代わりに使用することもできます。

2.4.税金の対策になります

契約者=被保険者の契約形態で受取人を法定相続人にすることで税金の種類が相続税になるため、よほどの高額な保険金じゃないと税金はかかりません。

また、保険金を受け取るときだけではなく、保険料を払っている時も生命保険料控除を行う事で節税に使う事もできるので銀行に定期的に貯金するのであれば終身保険に加入する方がお得であるというメリットもたくさんあります。

3.終身の死亡保険に加入するデメリット

3.1.保険料が定期保険に比べて高い

終身保険は定期保険に比べて保険料が高く設定されています。

その理由として、掛け捨てではない事や保険期間が終身である事などがあげられ、保険金額が少なくても保険会社は必ず支払わなければいけないリスクを抱える事から、保険料は高くなっています。

しかし、年齢が若い時に終身保険に加入していると将来的には定期保険で同額を準備するよりも終身保険でかけ続けていた方が安くなる場合もあります。

3.2.途中で解約してしまうと損する可能性があります

低解約返戻型の場合、保険料を払っている間の返戻金は保険料の合計額よりも少なく、その期間の途中で解約してしまうと今まで払い込んだ保険料の3割近くが損してしまいます。

払い込み期間が終わってから解約をすれば、払った合計額よりも返戻金の方が多くなっていますが、払い込み期間の間に途中で解約をする場合は、銀行の預金の方がほとんどプラスにはならないがマイナスにもならないため損はないです。

そのため、貯蓄が目的で終身保険に加入する際は途中で解約しなくても済むように保険料を払い込む期間もしっかりと考えたうえで契約しましょう。

3.3.大きな保障額は準備できません

年齢や家族構成によって必要な保障額が違うのはご存知ですか?

例えば年齢が若く独身の人は、大きなお金を残しておく必要も少ない場合が多くもしもの事があった時に葬儀費用を確保しておけるくらいの保険金でいいのですが、責任世代(結婚して養う家族が増えた・住宅ローンを組んでいる世代)は残された家族のために大きな保障額が必要になってきます。

すると、独身の場合の必要保障額は200~300万円でも責任世代の場合5000~8000万円とその差は歴然。

しかし、お子様が独立したりローンを完済したりとまた必要な保障額は下がっていき最終的にはまた200~300万円となります。

このように、その時々に応じて必要な保障額を準備できるのが理想的でかつ合理的だと言えるので、責任世代の場合は大きな保障を保険料の安い定期保険で準備する方がいいと考えられています。

4.今さら聞けない終身死亡保険の素朴な疑問を解決!

4.1.【疑問その1】外貨建ての終身死亡保険は安全なの?

保険会社に勧められる終身保険の商品のうち、一番複雑で分かりにくいのは『外貨建ての終身保険』ではないでしょうか?

インフレ?円安?将来保険金を受け取る際に日本円の価値がどれだけあるか分かりません。

もしかしたら30年後40年後には円安になっていてドルから円に換えると利益が出る事もありますし、反対に円高になってしまうと損してしまいます。

よく耳にするハイリスク・ハイリターンというイメージになります。

契約時の予想よりも将来的に受け取れる金額が大きく得をする場合もありますが、損してしまう可能性もある事を理解したうえで加入する必要があります。

そのため、確実に貯蓄したい人にはあまり向いていません。

安全かと言うと、必ずしも安全とは言い切れないという答えになります。

4.2.【疑問その2】定期保険特約付終身保険ってどんな保険?

とても長い名前の保険である定期保険特約付終身保険ですが、簡単に言うと終身保険に定期保険を特約として付加した保険の形を言います。

終身保険は、若いうちに加入するとその分保険料も安くなりますが、ご家族が増えたり住宅ローンを組んだりと必要な保障額は常に一定ではありません。

大きな保障が必要な時期に定期保険で大きな保障を準備して、なおかつ将来に備えて終身保険も加入するとなると保険料の合計額が多くなってしまい家計の負担になってしまう事もありますが、終身保険に定期保険をプラスすることで一定の期間の保障額を大きく準備でき保険料も別々で加入するのに比べると安くなります。

しかし、デメリットとしては主契約部分が終身の死亡保険なので定期保険部分のみを残して継続することは出来ません。

保険料の内訳として、掛け捨ての定期保険部分が多く一般的な終身保険単体と違って解約時の返戻金はとても少なくなってしまいます。

終身保険が主契約部分だから返戻金もそれなりにあるだろうと思って解約してしまうと損してしまいますので、契約時に確認するようにしましょう。

4.3.【疑問その3】葬儀費用が目的なら貯金でいいのでは?

将来的にいつかは必ず必要になってくる葬儀費用。必ず必要と分かっているのであれば最低でもその金額は準備しなくてはいけませんよね。

現在、葬儀費用の平均金額は200~300万円と言われていますが、300万円なら保険で準備しなくても貯金していけばいいのでは?という意見もよく目にします。

そもそもお金がたくさんあれば保険に加入する必要すらなくなりますが、節税やいざという時の口座凍結の事を考えると終身保険に加入するメリットもたくさんあります。

銀行に預金するよりも、終身保険で保険料として払う事で生命保険料控除が使えるので年末調整や確定申告の際に課税価格を少なくすることができ節税になります。

また、口座凍結と言うのは名義人である方が死亡した場合、一時的に口座が配偶者ですら操作できなくなります。様々な手続きをして口座のお金を動かせるようになるには長くて数か月かかる事もあり葬儀費用として使えないことが多いのです。

生命保険の場合、給付手続きをしてから最短で2日~5日ほどで支払いされ目的に応じた使用方法が可能になります。

他にも返戻率が良い点など、支払った保険料よりも多く返ってくることもありメリットはたくさんあります。

4.4.【疑問その4】持病があると加入を断られる?

最近では、持病や既往歴があっても比較的加入しやすい保険も増えてきました。

しかし、再発を繰り返していたり現在治療中の人などはお断りをされたり保険会社によっては特約で付加した医療保険に関して持病に対してお支払いできない条件などが付いたり保険料の割り増しを行う所もあります。

また、契約から1年間は万が一の事があっても死亡保険金の50%しか支払えないという条件を付け、1年経過後からは100%保障するという引き受け緩和タイプが設けられている保険会社もあり、それぞれの保険会社の特徴を知り、契約内容をシッカリと把握したうえで加入しましょう。

4.5.【疑問その5】途中で保険料を下げると今までの保険料は損してしまう?

契約時は、払い続けられると思っていても長い期間加入していると何があるか分かりませんよね。

そこで気になるのが、契約の途中から保険料の支払いが家計を圧迫するようになってしまい保険料を下げるとどうなるのか。

毎月の保険料を下げる方法として一般的なのが保険金額を減額する事ですが、当然返戻金も契約当初よりも減ってしまい減額することでどれだけ減るのか再度確認する必要があります。

また、減額以外にも支払い方法を変更することで保険料が安くなる場合もあり、例えば月払いの契約であれば半年払いや年払いに変更することで保険料を抑える事が出来ます。

他にも、特約を付けている場合は特約を解約することで主契約部分の死亡保険金は減額しなくても保険料を下げる事も可能です。

どちらにしても、契約内容や各保険会社によって保険料の減額方法は異なりますので現在ご加入の保険会社に問い合わせて確認しましょう。

5.死亡保険の終身タイプが合う人・合わない人

5.1.死亡保険の終身タイプが合う人

終身保険はよく、加入するべきか必要ないかと比較される保険のひとつですよね。

大きな保障を準備する定期保険と違い、終身保険の場合は保険金額も少額になるので貯蓄があれば加入する必要はないのではという意見もよく耳にします。

もちろん貯蓄があれば死亡保険の終身タイプは必要ないかもしれませんが、貯蓄と違ったメリットもたくさんあります。

本来、貯蓄にも使われることの多い終身保険ですが銀行の積み立てと違い実際に払った保険料よりもプラスになる事もあり学資保険や老後の生活費として使う事もできます。

また貯金が苦手な人でも、毎月決まった額を自動的に引き落とされることで計画を立てやすいこともあり、終身保険は万が一に備えてだけでなく色々な使い方ができるので万能な保険でもあります。

もちろん保障も準備できるので例えば契約後半年でもしもの事があった場合は保険金が支払われ、これは貯金ではなく保険ならではですよね。

また、保険料は若ければ若いほど安くなりますので、若いうちに加入して将来のための貯蓄として活用することもお勧めです。

・毎月の保険料が負担ではない人

・保険金額が少額でもいい人

・貯蓄な苦手な人

・年齢が若い人

5.2.死亡保険の終身タイプが合わない人

何と言っても、終身保険は掛け捨ての定期保険に比べて保険料が高いのがデメリットです。

そのため保険料が家計の負担になってしまう事も考えられ、毎月の収支に差がある人はその月の収入によって積み立て額が決められる貯金の方が良いかもしれません。

また、小さなお子様が居たり住宅ローンを組んでいたりと責任世代の人は大きな保障が必要なため終身保険で保障を準備するのではなく定期保険で保険料を抑えて加入する方が合理的と言えます。

終身タイプの死亡保険ではなく、年齢とともにリスクが高まってくる病気に対しての医療保険を重視したい人は両方に加入するとなると保険料の負担はとても高くなってしまいます。

そのため、ある程度貯蓄をして死亡保険には加入せず医療保険に加入したい方などは向いていません。

・入院や手術に備えたい人

・保険料が家計の負担になる人

・責任世代で必要な保障額が大きな人

6.終身の死亡保険でネット販売と訪問販売の違いは?

6.1.ネット販売の特徴

主に外資系と言われる保険会社のネット販売。

仕事が忙しくなかなか休みが取れない人や、あまり人に会いたくない人などに便利なネットで契約できるネット販売ですが、その最大の特徴は保険料の安さですよね。

訪問販売のように販売員が多くないため、人件費など経費を削減できその分保険料を安くすることが可能になっています。

また、保険の内容も分かりやすいものが多く比較的診査も緩和されているのが特徴です。

しかし、保険の内容が分かりやすいとはいえ、やはりある程度保険の知識が無いと自分に合う保険を選択するのは難しいとも言えます。

ある程度、保険に詳しく自分に合った保険を見つけられる人は保険料も安いのでオススメです。

6.2.訪問販売の特徴

一般的に、国内生保は訪問販売が多く勤めている会社や自宅などで保険の契約や加入後のアフターサービスを行います。

比較的、保険の内容は複雑で分かりにくく保険料もネット販売と比べると高めですが、保険に詳しくない人でも説明を聞くことが出来るので自分に合う保険を探しやすいです。

また、給付金の請求や住所変更、契約内容の変更手続きなどの難しい作業も担当者の人に聞きながら勧めれるので、面倒な手間が省けます。

しかし、よく聞くように押し売りされたり販売員によっては知識に差があったりとデメリットもありますので担当者選びは重要になってきます。

6.3.それぞれの特徴から自分に合う保険を探しましょう

上記以外にも来店型の保険ショップもあり、保険に詳しくなく自分で選ぶのは難しいけど保険料は安く抑えたい場合や様々な保険会社の商品を比較したい時には便利です。

このように、最近ではどこの保険会社にするかだけでなくどのように保険に加入するかにとってもそれぞれのメリット・デメリットがあり、良い保険選びにもつながっていきます。

7.死亡保険の終身タイプの注意点

7.1.保険料の安いネット通販がお得とは限らない?

パッと保険料を見て、とても安いと感じてしまうネット販売の保険ですが、本当にその金額で保険に加入できるのかと言うとそうでない場合もあります。

終身保険の場合、返戻金が国内生保に比べて少なかったり付加できる特約の種類が少なかったりと簡単な内容だからこそのデメリットもあります。

また、国内生保でも最近は保険料が安い商品も出てきていたり健康状態が良好で煙草を吸っていない人は健康割引をする保険会社もあり実際にはネット販売だから安いとは言い切れなくなっています。

もちろん総合的に比較するとネット販売の方が安い商品が多いが、保険料を安くしたいからネット販売の生命保険に入ると決めるのではなく、保障内容に見合った保険料なのか本当にいざという時に役に立つ保険なのかを判断して決めましょう。

7.2.税金が発生することがある

終身保険に貯蓄を目的として加入する場合や、契約形態(保険料を支払う契約者と返戻金や保険金を受け取る受取人が誰なのか)によっては税金がかかる可能性があります。

返戻率が良いことが特徴の終身保険ですが、保険を解約して返戻金を受け取る場合、所得税又は受取人が別の人の契約形態では贈与税が課税対象としてかかってきます。

契約者と返戻金を受け取る人が同一の人であれば税金の種類は所得税で『所得控除』を受けられますが、配偶者や子など別の人の場合は贈与税となりますので控除もなく返戻金の金額によっては損してしまう可能性がありますので、契約形態には十分注意が必要です。

被保険者にもしもの事があった時に支払われる保険金についても契約者と受取人の関係はとても重要で、契約形態によって税金の種類は変わり課税価格も大きく変わりますので気を付けましょう。

7.3.保険料を支払う期間は慎重に選びましょう

終身保険は保障が終身続きますが、保険料はいつまで支払うか選択することができます。

一般的には、定年退職して収入が減ってしまう60歳までに設定する人が多いが、月々の保険料を少しでも安くするために65歳・70歳までに設定する人もたくさんいます。

反対に50歳・55歳と早めに保険料を払い終わり保険を据え置いて返戻率を増やす事もできます。

死亡保険の終身タイプは保険料の払い込み期間が返戻率ととても深い関りを持っており、払い込み期間や解約の時期によって返戻率が大きく変わってきます。

純粋に死亡した時の保障を目的として加入している場合は、支払い期間を終身にすることで保険料が安くなり家計にも負担なく続けられますが、定年退職後の収入が減ってからはどのように支払うのか、途中で病気などが原因で保険料が払えなくなったらどうするのかなど考えておきましょう。

終身保険は定期保険と違い長い期間の契約になりますので将来の事も、ある程度計画を立てて払い込み期間を決める事が大切です。

7.4.死亡保険の単体で加入しましょう

よく、終身の死亡保険に特約として医療保険もつけて契約するケースがありますが、医療保険は医療の進歩によってその都度保障内容が変わってきます。

そのため、本来は出来るだけ定期的に保障内容を見直しする必要もあり、自分に合う死亡保険の特約が必ずしも良い医療保険とは限りません。

また、貯蓄を目的として終身の死亡保険に加入している場合、返戻金を受け取るために主契約部分である死亡保障を解約してしまうと特約部分の医療保険も同時に消滅してしまいます。

そこで、新たに医療保険に加入しようと思っても、万が一病気を発症していたり保険料が高くなっている事から加入できない場合もありますので、死亡保険と医療保険は様々な点から別々に加入する方が良いと考えられています。

7.5.リスクの伴った保険商品も存在します

ひとまとめに終身保険と言っても、様々な商品があり種類によっては損してしまう可能性もあります。

主な種類としては変額保険や外貨建て保険のように国の経済が関わってくる保険です。

円安やインフレなどによって保険金や返戻金が変動しますので大きくプラスになるケースもあれば最悪の場合、払い込んだ保険料よりも下回ってしまう可能性もないとは言い切れないので、このようにリスクを伴う可能性を持った保険に加入する時には、メリットもデメリットもしっかりと理解したうえで加入しなくてはいけません。

終身保険は契約期間がとても長期的になりますので、予想外の事も起こるかもしれないという事を知っておきましょう。

8.まとめ

いかがでしたか?

まずは何が目的で保険に加入するのか、今契約している保険は本当に目的に合った形のものなのかを確認することから始めましょう。

目的もなく、『勧められたから』とか『周りも入っているから』という理由で加入するのは損してしまっても気付かない場合が多いのです。

保険料をいくら払っていくら戻ってくるのか、解約するのであれば損しないタイミングはいつなのか、保険料と保障内容は見合っているのかなどその都度確認して選ぶ事がオススメです。

保険にはそれぞれ会社によっての違いや、商品の特徴、メリット・デメリットなど様々な点から自分に合う保険かどうかを判断しなくてはいけません。

終身の死亡保険にもメリット・デメリットはあり、保険に対する考え方で変わってきます。

また定期保険とは違い長期的な契約になるため、保険料や保障内容には十分理解したうえで目的に合わせて加入しましょう。

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