医療保険を比較する前に絶対に知ってほしい5つのポイント

医療保険を検討する時に、複数の保険会社の商品を比較すると思いま考えている若い夫婦す。その比較をする前に絶対に知っておきたいポイントと押さえておきたいポイントを紹介していきます。

ポイント1:保険会社の医療保険と公的医療保険

ポイント2:基本保障と特約

ポイント3:保障期間と保険料支払い期間

ポイント4:保険料

ポイント5:人生設計


上記のポイントは抑えておいてください。

多くのポイントを覚える必要もありません。これさえ知っておけば医療保険を比較する際に、失敗しない自分に合った医療保険を見つける事ができます。

これを知っているのと知らないのでは、医療保険の比較をする時に、正確に比較できる事ができます。正確にと言うのは、保険会社も競争が激化している事もあり、いかに自分の商品が優れているかを見せるのが巧いのです。保険料を安く見せる方法も沢山あれば、保障内容だけを良く見せる方法など、見せ方はさまざまです。

現在、医療保険はどのようなものが売れるのか。「保険料が安くて保障内容が良い商品」や「病気をしても入れる商品」や「保障の組立が自由なオーダーメイド型の商品」このような商品が売れるのです。

各保険会社のパンフレットを並べてみても、基本的なところが同じでも、保険金・給付金の支払い限度日数の違いや、特約の種類の違いなどどれがどの様になっているのか解らなくなると思います。

そして、保険料だけに目が行きがちで、とにかく安い商品を選ぶと言う方も多いです。しかし、しっかり保障内容を一緒にして計算すると、トータルで安くなったりするのです。

そして今回は、医療保険の基本的なところから、失敗しないポイントを紹介していきます。

医療保険の基本isya

医療保険の基本は、病気やケガで入院してしまった場合の経済的不安の解消です。経済的な不安がなくなれば、治療の選択肢も広がり積極的な治療を受ける事ができます。

これは、短期的な入院・手術で終わるような病気の場合もそうですが、三大疾病と言われる、がん(悪性新生物)・心疾患・脳疾患などは、治療費も高額になり、治療期間も長期にわたる事が多いのです。

その様な時に、公的健康保険でも対応は出来るのですが、それだけでは不安だと言う方が多い事で、医療保険の加入率は9割近くになっているのです。

その医療保険の基本は、病気やケガでの入院・手術に対して給付金を支払うものが基本的な形なのです。そこに先進医療特約と言う特約がセットされているので、入院給付金・手術給付金・先進医療の3つが基本の形だと思ってください。

そして、そこに必要な保障を特約と言うオプションで組み立てていく感じだと思って貰って良いです。そして、その他注意しなければいけないのは、保険料払込免除特約・三大疾病診断時保険料払込免除特則などの保険料の払込を免除する特約です。この特約・特則についても後ほど詳しく書いていきます。

これが医療保険の基本的なところです。保険会社によって基本保障が異なる場合もありますが、比較をする際には同じ保障条件で比較しないと、保険会社も他社商品よりも優れていると見せたがるので、保険料が安ければ、保障が少なかったりもします。しかし保障内容は、保険会社が変わっても、医療保険の基本は同じなので、特約などを組み合わせると、同じ内容にする事ができます。

医療保険で重要なこと

医療保険

医療保険で重要な事は、入院給付金や手術給付金などの保障内容だと思う方が多いと思います。しかし、本当に重要なのは、いくらの保険料をいつまで支払うのかと言う事なのです。

これは医療保険だけでなく、生命保険などにも言える事なのですが、損害保険などと違い、長期的な契約になる医療保険・生命保険では、いつまで・いくら支払うのかを理解していないと、気づいた時には高額の保険料を支払っていたにも関わらず、「保障期間が終わっていた」や「内容が思っていたのと違った」や「この保険料をいつまで払ったらいいの?」と言った事になるのです。

この様な事が無いように、医療保険の加入時には保障がいつまであって、保険料はいつまで払うのかを決めなければなりません。

公的医療保険ff5b63884aeacf7149f0caa7fd678ab3_s

公的医療保険とは、主に国民健康保険です。この制度はご存知の方も多いと思うので、軽く説明していきます。

国民健康保険は、医療機関で治療を受けた際に、3割負担で治療が受けれる制度です。これが「保険診療」と言い、この制度が適応にならないのが、治療費全額自己負担の「自由診療」となります。

この自由診療は、厚生労働省が「保険診療」と認めていない治療行為である為、治療行為に掛かる費用は全額自己負担で行ってくださいと言う事なのです。

また、健康保険には、「高額療養費制度」と言うものがあり、所得によって変わりますが、年収約400万円~約700万円位の方であれば、同月内の医療費の自己負担が約9万円になる制度です。

これだと、入院・手術を受けて、治療費の総額が30万円などの高額になっても、約9万円以上の部分は国が負担してくれると言う事です。

この事を覚えておいてください。

給付金の決め方

給付金

医療保険の基本保障は入院給付金ですが、その日額はいくらに設定すればいいか解らない方も居ると思います。入院日額5千円・1万円・2万円など書いてあっても、実際に入院する時にならないと必要な金額は解りません。しかし、ご自身が入院して困る事を考えれば、必要な金額は出てくるのです。

例えば、会社員の方と自営業やフリーランスの方では、必要な金額が変わってくるのです。これは、自営業やフリーランスの方は、ご自身が病気やケガで入院した場合、仕事ができなくなる事で収入が減少します。この減収分を入院日額で補わないといけないのです。

一方の会社員の方は、健保組合などで、基本給の7割を保障してくれる期間があるので、たちまち生活に困ると言う事は考えんくいのです。その点で、自営業の方よりは、日額の設定金額は低くても大丈夫なのです。

そうした事を踏まえると、自営業の方は最低でも日額1万円とし、会社員の方は5千円あれば大丈夫だと言う事です。また余力を持たしたいのであれば、会社員の方でも1万円の日額設定をすれば、病気やケガで入院する事になっても、経済的な負担は無くなるでしょう。

なぜこの金額になるかと言うと、例えば解りやすく30日間の入院と手術をして、治療費が90万円だったとします。この場合は、先ほども書いた「高額療養費制度」を使えば、治療費の自己負担額は約9万円になります。この9万円を30日で割ると、1日あたり3000円となります。そこに食事代と雑費を入れても4000円程で済むのです。

先ほどの会社員であれば、給料の7割を保障してくれるので、医療保険の入院日額が5000円でも、生活に支障は出にくいと言う事です。

自営業の方は、月の生活費等いくらかかってるかを確認して、それを日額計算した金額を、この5000円に上乗せすれば、生活費の足しにもなると言う事です。なので、1ヶ月20万円で生活ができているのであれば、入院給付日額は1万円となり、30万円だと1万5千円の日額設定で大丈夫と言う事です。

特約

特約についても書いておきます。

医療保険の基本は書きましたが、基本形だけでは保障しきれない部分をオプションとして付けていくのです。このオプションが保険会社によって少し違ってきますが、代表的なものを取り上げて書いていきます。

三大疾病日数無制限・七大生活習慣病追加給付

この2つの特約は、どちらか一方しかつけれない場合が多いので、一緒に説明していきます。

三大疾病日数無制限特約とは、三大疾病と言われる、がん(悪性新生物)・心疾患・脳疾患の3つの病気になった場合は、入院給付金の支払い限度日数を無制限にすると言う特約です。三大疾病は、治療が長期間になる事が多いので、支払限度日数を気にする事なく治療に専念できるのです。

七大生活習慣病追加給付特約とは、七大生活習慣病と言われる、がん(悪性新生物)・心疾患・脳疾患・高血圧性疾患・糖尿病・肝硬変・慢性腎不全の入院に関しては、入院日額にプラスして入院日額と同額の給付金を支払うと言うものです。しかし、この追加給付は入院日額の支払い限度日数は変わらないものが多いです。

同じような特約で、三大疾病でも追加給付する商品や、七大生活習慣病でも支払い限度日数が無制限になる商品もあるので、注意してください。

がんに対する特約

がんに対する特約もあります。これは、がん保険と同じような内容なのですが、がんでも悪性新生物だけが対象で、上皮内新生物は対象外になるものが多いです。

内容は、がんと診断されると一時金を受け取れる特約や、がん治療による通院保障してくれたり、放射線や化学療法(抗がん剤治療)による治療をした場合に給付金を貰えるような特約です。

がん保険よりも、若干安く準備ができるのですが、内容は医療保険の特約と言う事で、がん保険よりは保障額が少なかったり、保障範囲が狭かったりします。

がん保険まで加入する余裕がない場合などは検討の余地があるのですが、がん保険と同等の内容だと思って特約を付けると、がんになった時にせっかく保険料を払っていたのに、支払いの対象にならないと言った事になる可能性があるので、あまりお勧めは出来ないです。

医療保険を比較iryou05

医療保険の比較をするのは、保険会社によって保障内容が違う事と保険料が違うので、複数の保険会社の商品を比較すると思います。

医療保険と一言で言っても、保険料が安い事を売りにする保険会社もあれば、基本保障を少なくして、オプションを多くすることでカスタマイズしやすくしている保険会社もあります。

そこで一番大切なのは、自分がどの保障を必要としているかです。入院日額だけで良いのか、手厚く三大疾病などにも備えたいのか、保険料を月々どれほどの金額を払い続ける事ができるのか、などを決めたうえでどの所品が良いのかを見つけてください。

因みに、私も医療保険の見直しを検討しているので、さまざまな医療保険を比較・検証しています。そしてわかった事を書いていきます。

保険料が安い保険会社は、オリックス生命(キュア)・損保ジャパン日本興亜ひまわり生命(健康のお守り)の2社です。

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この2社の保険料は保障の割に安く、その他の数社と同じ内容で比較しても、群を抜いて安いです。その割に保障が良いと言うのは、入院・手術・先進医療特約は基本セットになっている。特約では、がんに対する保障もラインナップされている事と、三大疾病・七大生活習慣病に対する保障も特約でラインナップされているのです。yjimage2

そして、無事故割引と言う特則があるのですが、5年間入院日額などの支払いが無ければ、安くなっていく特則があるのですが、健康であれば安くなりいいのですが、最初から保険料が少し高く設定されるので、もし入院などの給付をたくさん受けると、保険料が高いまま契約が進んでいくので、お勧めは出来ない特則ではあります。

しかし、この2社に関していえば、保障もしっかり欲しいけど保険料も安くしたいと言う方にとっては、良い保険商品であると思います。

d1256-258-954493-2ネオファースト生命(ネオdeいりょう)は、基本保障を入院日額だけにして、その他の保障をすべて特約にする事で、必要な保障だけを組み立てていくタイプの商品になっています。すこしややこしいかもしれませんが、自分の思うように医療保険を準備したい方には最適かもしれないですが、保険に詳しくない方などは、保険料を見ながら組み立てると、必要な保障を点けなくなる可能性は否定できない商品です。保険料がいくらかかっても良いなどの特殊な人には良いかもしれません。

logoメットライフ生命(フレキシィ)は、基本保障などシンプルで解りやすい商品になっています。保障内容などは、オリックス生命・ひまわり生命と同じですが、放射線治療給付金・骨髄ドナー給付金など珍しい給付金があるのが目を引くところかなと思います。あとは保険料なのですが、オリックス生命・ひまわり生命と比べると少し高くなるのですが、健康祝い金と言う特約があるので、少し高くても5年に1回健康であればお金がもらえるのが良いと言う方は、検討する余地はあるかと思います。

logoAIG富士生命(医療ベスト・ゴールド)は、給付金メインの商品なので、病気やケガでの入院に対して、1日いくらの給付ではなく、1回の入院に対して給付をする商品になっています。日帰り入院や短期入院など短期間に関しての入院であれば、手厚い給付金なのですが、長期間の入院になると、給付金が少なくなると言うデメリットがあるのが事実です。先進医療の特約はあるので、保険料次第で検討の余地はあるのだろうと思います。AIG富士生命にはもう一つの医療保険がありますが、そちらは、一般的な入院日額制の給付金を受け取る事が出来る医療保険もラインナップされているので、日額制が良いと言う方はそちらの商品を選択することも出来ます。

この様に保険会社によっても商品内容が少しずつ違うので、比較をすると言っても大変な作業になります。

また、4社だけを書きましたが、その他の外資系や日本社の日本生命・住友生命などもあります。しかし内容を見ると、後発と言われる損保系生命保険会社の商品が優れていると言わざるをえません。

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医療保険の比較をする上で、決めておきたい事の一つに、いつまでの保障で、いつまでいくらの保険料を支払うのかを決める事が大切だと言いました。それに欠かせないのが、人生設計なのです。かっこよく言うとライフプランですね。

この人生設計をしっかりしておくことで、医療保険に関わらず保険の見直しのタイミングや、見直さなくても良い保険を作る事が出来るのです。まず独身の方は、これから結婚・出産・育児・退職とイベントが目白押しです。その度に保険をいちいち見直すのも面倒ではないでしょうか。死亡を対象とする生命保険は、万が一亡くなった時に残された家族が困るので、イベントごとに保障を増やさないと行けなかったりするので、見直しと言うよりは増やしていく作業が必要になります。

しかし医療保険・がん保険は基本的に見直す必要はないと思っています。これは、ライフプランナーさんやFP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談して、きっちりと設計してもらった保険なら問題ないと言う事です。日本生命・住友生命などの外交員の方に任せた場合は、定期保険など満期がある商品が多いので、満期ごとに更新しなければなりません。その時に新しい商品を契約してもらい新契約にする事で、手数料を発生させているのです。また、保険屋さんなども同じ手法を使う方も存在します。

この様な保険屋さんの言いなりになると、大変な事になりかねない上に、無駄な保険料を支払う事になるのです。

医療保険は、基本的に今後何があっても支払っていける保険料で、その金額内でのより良い保障が買える商品を選ぶか、保障面を重視しその中で保険料が1番安い商品を選ぶかのどちらかです。

そうして選んでいくと、独身の方は将来を考えて、自分が自由に使える金額の設定で保険を選ばないといけません。独身時代は自分の事だけにお金を使う事が出来ますが、結婚後は配偶者や子供の為にもお金を使わないといけなくなります。共働きならば、お互いに自由になるお金も多くなると思いますが、片方だけが働く場合は、働く方は独身時代より使える金額は少なくなります。また家を守る方も、結婚前に収入があった場合は、それが無くなります。収入が無くなっても、支払っていける金額で医療保険やがん保険を準備していれば、結婚したからと言っても、見直す必要が無いのです。

将来の事を考えながら医療保険を比較して見てください。

保険会社の商品image_906_400_0

医療保険を比較する時に、インターネットで行う場合、検索するワードは「医療保険 比較」などで検索をすると思います。

そうした場合、比較サイトや「FPに本音を聞きました」などの文言が沢山出てくると思います。決してすべてが信用できないと言う事はないですが、注意してほしいのは、売りたい商品をもっとも評価よく書いていると思っておいてください。

サイトによって評価されている商品が違うことや、複数社扱っている保険屋さんに行っても聞いても、まったく違う商品を勧められたなどの経験はないでしょうか。

それは、売り手が売りたい商品を良く見せているのです。保険に限らずにこの手法は使われますが、保険に関していえば買い手からすると、もうどれが一番良い商品なのか解らなくなります。

日本で医療保険を扱っている会社は、日本生命・住友生命・第一生命・太陽生命・オリックス生命・損保ジャパンひまわり生命・メットライフ生命・かんぽ生命などもっとありますが、一部だけ挙げただけでもこれぐらいの保険会社の数があります。「保険の窓口」などの来店型ショップにパンフレットを貰いに行くと、12社ぐらいのパンフレットはすぐに手に入れる事が出来ます。

それでは、単に比較したいと言ってもキリがないのです。また来店型ショップの販売員さんも、「パンフレットを多く見すぎてしまうと情報が多すぎて困りますよ」と言われるぐらいなのです。

それほど多くある保険会社の商品から、自分に合う商品を見つけるのも一苦労ですが、1番いい方法は、自分の知ってる保険会社で1度保険料の試算をしてみると言う事です。

保険会社を1つも知らないと言う方はいないと思います。また保険会社によってはパンフレットに保険料を書いている保険会社もあれば、ホームページで試算できる保険会社もあります。

そこで、その保険会社の商品をみて、特約なども考えて1度試算をする事で、ベースとなる保険料が出てくるのです。

因みに、安いで有名なライフネット生命の医療保険は、終身保障の終身払いにする事で保険料を安く見せていますが、その他の保険会社の比較すると割高になります。

これは、私も1度やった結果なのです。ライフネット生命などのネット保険は人件費が無いので安くは出来るのですが、保険の窓口などでは試算できないと言うデメリットがあるので、ご自身でホームページなどで保険料を確かめないといけないと言う事です。また、保険屋さんによって扱っている保険会社が違うので、来店型ショップに行く際は比較した事のない商品がある所を選んでいきましょう。

まとめtop5

いろいろ書いてきましたが、医療保険を比較するポイントは、以下の通りです。

1保険料

2保障内容・保障期間

3保険料支払い期間

4ベースを決める

5自分の事をしっかり理解する

この事とプラスして、情報を鵜呑みにしない事です。

今回の記事を書くにあたり、自分で医療保険の比較もしどの商品が良いのか考えるきっかけにもなりましたが、この記事を書いているにもかかわらず言いますが、インターネットの情報も当てになりません。

サイトによってランキングの順位も違えば、書いている事も違うのです。また来店型ショップにパンフレットを貰いにも行き、少し話をしてきましたが、おすすめされる商品に少し疑問も覚えたのも事実です。

安ければいいと言うものでもありませんが、病気やケガで入院した場合に受け取る事を目的とする上で、入院日額の保障はあって当たり前であり、そこにどれだけ+αが付くかによって、納得できる保険料であれば加入するのですが、保険料の割に保障が薄い商品も実際にたくさんありました。その中の1つが来店型ショップでおすすめされた商品でした。

その商品の保険会社名はあえて出しませんが、保障内容などは同じでもある保険会社の倍ほどの保険料になる商品なのです。これを勧められてその気になって契約すると、例え有期型の支払い方法でも相当な保険料の差になります。来店型ショップで、複数の商品を並べて公平に比較してもらえると思ったら大間違いなのです。

しかし、医療保険でも生命保険でも、がん保険でもそうですが、求めるものは人それぞれ異なる事であり、どれが正解は存在しないのと同じです。10人いれば10通りの正解があるのです。

そんな中で、どれが良い商品かはその人次第であると言う事。そして比較をするなら、何をもって比較をするのか。ただただ比較サイトなどで年齢・性別のみを入力し保険料が出てくるサイトもありますが、そこが扱っていない商品も沢山あるはずです。

なので、比較をする際は、ベースになるものを作っておく必要があります。それが、自分の聞いたことがある保険会社の商品で良いのです。1度試算をしてみて、「この保障だとこれくらいの金額になるのか」と言う事を理解したうえで、他社の商品を見ると言う事です。

そうした作業をしていくと、入院日額をいくらに設定すればよいか、どの特約を付加すればよいかが解ってきます。その上で、入院給付金が日額いくらで日数分貰う方が良いのか、一時金で決まった金額を貰う方が良いのか、その保険料の差はいくらあるのか、それを数十年支払った時の差はどれほどの金額になるのか。これぐらいは比較をする前に理解しておいて欲しいところです。

そして、公的医療保険である健康保険の仕組みも少し説明した通り、日本には国民健康保険と言う制度があるのです。よっぽどの方でなければ加入している事だと思います。この制度であれば、日本国内の医療であれば、3割の自己負担で治療を受ける事が出来ます。「自由診療」などの全額自己負担の治療行為はそれほど多くないと思って貰って良いです。

またこの健康保険には、「高額療養費制度」と言うものもあるので、病気やケガで入院しても、実質的に高額な治療費は掛からないと思って貰ってもかまいません。入院に際して、治療費以外の金額も掛かってく事を知っておいてください。それが、食事代や雑費はもちろんですが、手術後などに個室の方が良いと言う方は、病院などによっても値段が変わってくるのですが、差額ベット代と言うものが掛かる事も知っておいてください。

単に医療保険を比較しても、医療保険に関する周辺の知識が無ければ、保険屋さんや保険会社の思うつぼになり、必要ないほどの保障を買う事になりかねません。

今後、物価が上がったり、景気が悪くなったりと、家計なども苦しくなる事もあります。その時に自分の身は自分で守らなければいけないと言う事です。それは、保険にしてもそうですが、それ以外でも知らないと言う事は一番怖い事なのです。知らない間にこんな保険に入っていたと後悔する方も多く見てきました。

それらの方は、大体が保険屋さんの言いなりで保険に入っていた方が大半でした。そんな方に、今回書いたようなことを説明したところ、揃って言う事は、知らないことが多かったと言う事です。意外に知っているつもりの事でも、知らないと言う事が多いのです。

医療保険を比較する事で、たくさんの商品を見る事になるかと思いますが、後悔しない為には労力を惜しまない事です。時間がない方も多いとは思いますが、まずは売れている商品を調べてみる事から始めてみてください。

本当に売れている商品は、良い商品なのです。しかし、それが本当に売れているのかが解らないと思います。

最後に少しだけ、書いておきます。医療保険で優れていると思う商品は、オリックス生命(キュア)・損保ジャパンにポン日本興亜ひまわり生命(健康のお守り)この2社は保険料が安い割に保障がしっかりしています。この2社の商品の保障内容と保険料をベースにしても良いと思います。

そして比較して色々な商品を見る中で、この特約は要らないから、カスタマイズが自由な商品が良いと思えば、メットライフ生命(フレシキィ)やネオファースト生命(ネオdeいりょう)などで、必要な保障だけを付けていけば良いのです。

そして、自分に必要な保障が決まれば、また同じような保障の吠えKん会社は無いか調べて、保険料の比較をしてください。

そうすれば、納得のいく自分だけの医療保険になります。また支払い期間も有期型にすれば、保険料は少し高くなりますが、退職後など収入が減少しても保険料を支払うと言う経済的な負担が無くなると言う事も覚えておいてください。

保険料の比較と言ってもこれだけ知ってい欲しいことがあります。最後に、何度も言いますが、情報が沢山ある事で、インターネットでの情報や保険屋さんの情報は鵜呑みにせずに1度自分で調べてみてください。疑いすぎるのも良くないですが、自分が病気になった時などに守ってもらえるものであり、大切なお金を長期間支払うと言う事なので、慎重に保険も選んでください。決して損をしないように。それが比較をする上で重要なポイントであるのです。

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