がん保険は通院保障を重視した方が良いの?わかりやすく解説します!

がんは、日本人の死因の常に3割近くを占める厄介な病気です。そのため、国や医学界をあげてがん治療に関する研究が進められています。

その成果は着実に上がっており、がん治療の進歩で入院日数も減少傾向にあります。しかし、「退院=完治」ではありません。

当然、初期のがんであったり、悪性のがんでもステージ1程度であれば、手術療法だけで完治することは十分にあり得ます。

ただし、退院後も放射線治療や、抗がん剤治療を行うため通院する必要もあります。

そのため、がん保険を選ぶなら長期入院に備える商品ではなく、長期の通院治療に備える商品の方を選ぶべきだ、という指摘もあります。

現在、がん保険に加入したい方々は、どんな保障が重視される商品を選ぶべきか悩まれているのではないでしょうか?

そこで今回は、がん治療の現状と、がん保険の通院保障について、わかりやすく解説していきます。

この記事を読めば、がん治療の現状と、通院給付金の内容や条件・その有用性を理解でき、通院と現在の治療にマッチした保険商品選びに役立つことでしょう。

1.がん治療の現状

がんは怖い病気ではある。

そのために、いろいろな治療法が考案され実践されている。

医療技術が飛躍的に進歩している分野なので、がん治療の状況にも変化が起きているようだ。

まずはがん治療の現状について詳細を知りたい・・・。

こちらでは、がんの特徴と、治療の現状について解説します。

1-1.がんとは

がんは、常に日本人の死因の上位にある厄介な病気です。がんは、食生活の乱れ・喫煙や、望まぬ人間関係および仕事上のストレス等が蓄積され、また生活習慣ばかりではなく遺伝による発症も指摘されており、様々な原因によって引き起こされます。

がんは、身体のあらゆる臓器、血液、皮膚、骨や筋肉にすら発症するおそれがある深刻な病気です。また、女性特有のがんも存在します。

ただし、がんを発症したからといって必ず生命の危機にさらされるというわけではありません。

がんの進行具合によって、完治が十分に可能な場合もあれば、完治がほぼ不可能で延命すら厳しい場合もあります。

がんがどれくらい進行しているのかを表す度合いは「ステージ」と呼ばれています。

がんのステージの場合、0が最も症状が軽いがんで、Ⅳが最も進行している状態のがんです。

このステージによっては患者の生存率や、効果的な治療方法も大きく異なってくる場合があります。

1-2.がんは短期で退院できる時代に

現在のがんの平均入院日数は19.9日といわれています。

各部位のがんの平均入院日数の推移は次の通りです(厚生労働省「患者調査」を参考に作成)。

〇平均入院日数(部位ごと)

がんの種類 2005年 2008年 2011年 2014年
胃がん 34.6日 26.8日 22.6日 19.3日
大腸がん 30.7日 19.2日 17.5日 18.0日
肝がん 26.9日 22.4日 18.6日 18.8日
肺がん 34.1日 27.2日 21.7日 20.9日

医療技術の進歩により、平均入院日数は減少傾向にあります。2014年の平均入院日数をみると、肺がんを除いて20日未満で概ね患者が退院していることがわかります。

1-3.ただし「退院=完治」ではない

がんの入院は前述した表を見てもわかる通り、短期化の傾向にあります。

気を付けなければいけないのは、この短期化は決して「退院=完治」を表しているデータといえないことです。

患者の中には、早期にがんを発見し、ステージ1程度で速やかに手術治療を行って退院して、あとは定期にがんが再発していないか医療機関での検診を受ける程度の事例もあるでしょう。

しかし、たいていの患者の場合、その後も通院しながら継続的な放射線治療や抗がん剤治療を受けることになります。

つまり、がんは治療技術の向上で以前より治りやすくなったことに加えて、治療方法の幅が拡がり一概に入院治療を行わなくても良くなったことが、入院の短期化の背景として存在します。

そのため、「退院したので後は心配ない。」と安心することは早計です。

2.がん保険について

がん保険は、私も加入するかどうか検討中の保険商品だ。がん保険は多くの生命保険会社・共済から販売され、内容も多岐に渡っていて興味深い。

がん治療の現状を踏まえた場合、どんな保障に着目してがん保険を選べばよいのだろう?

こちらでは、がん保険の特徴と、がん治療の現状を踏まればどんな保険商品がお得なのかについて解説します。

2-1.がん保険とは

がん保険は、がん保障に特化した保険です。個別の保険でも販売されていますが、医療保険等では「医療特約」として設定できることが多いです。

がん保険に加入した場合、保障される給付金については概ね下表の通りです。

尚、主契約であらかじめ設定される給付金もあれば、特約という形でご自分がオプションとして付ける給付金もあります。

給付金 内容 金額
診断給付金 医師からがんと診断された場合に、一時金として受け取ることができます。認められれば一気にまとまった給付金が受け取れるのが特徴です。 50万~300万円程度
入院給付金 がんと診断され入院した際に、日額〇〇〇〇円という形で受け取れるお金です。給付日数が無制限という保険商品もあります。 1日につき5,000~20,000円程度
手術給付金 がんを手術で取り除く治療を受けた時に、手術1回〇〇万円という形で受け取ることができます。こちらも給付回数が無制限という保険商品もあります。 手術1回につき10万円~100万円程度
通院給付金 がん治療を通院で行う場合に、日額〇〇〇〇円という形で受け取れます。詳細は後述します。 1日につき往復で3,000~10,000円程度
抗がん剤治療給付金 抗がん剤を使用した際に受け取れる給付金です。治療を受けた月毎に受け取れます。 治療を受けた月で2.5万~10万円
放射線治療給付金 がん細胞に放射線を照射して治療した際に受け取れる給付金です。治療を受けた月毎に受け取れます。 治療を受けた月で10万~60万円
先進医療給付金 がん治療に先進医療を利用した際に給付金が受け取れます。特約として主契約に付加できることが多いです。 通算で600万円~2,000万円

2-2.がん保険は長期入院型がメイン?

がん保険の商品で、医療保険と同様に入院給付金が設定されている場合は多いです。

医療機関では公的医療保険が適用され、費用が無料のいわゆる「大部屋」ではなく、有料の病室を利用した場合に支払う「差額ベッド代」が必要とされるケースも多いです。

この差額ベッド代は、医療機関が自由に費用を設定できるので、1日当たり10円程度~10数万円程度と差が非常に開いています。

差額ベッド代の平均は1日につき6,000円程度と言われていますが、30日間利用すれば、「6,000円×30日=180,000円」となります。

従来から保険会社は、患者にって、この差額ベッド代が高額になるところに着目し、入院給付金メインの保険商品を数多く販売してきました。

商品によっては入院日数を無制限とし、長期入院に対応したものもあります。

2-3.入院給付金頼みでは損をすることも

がん保険商品の入院日数無制限という設定は、確かに長期入院へかかる費用の心配がなくなるので安心です。

しかし、「1-2.がんは短期で退院できる時代に」でも説明したように、がん治療で入院期間が1ヶ月もかかるような事例はあまり見かけなくなっています。

つまり、長期入院型で入院給付金が受け取れるがん保険に加入した場合、ご自分が想定していたほど、まとまった給付金が下りないことも考えられます。

例えば、入院給付金に手厚いがん保険へ加入していても、10日程度で通院治療に移行した場合、もはや入院給付金は下りません。

この場合は、主契約または特約で通院給付金が設定されていなければ、通院費用を給付金で賄うことができなくなります。

3.通院給付金について

現在のがん治療には、入院給付金よりも通院給付金の方が重要なのだろうか?

まずは、各保険会社が設定している通院給付金について詳細を知りたい・・・・。

こちらでは、通院給付金の特徴と条件等について解説します。

3-1.通院給付金とは

通院給付金は、前述したように通院治療を受けた際、交通費として支払った費用を保障する給付金となります。

この給付金は、実費で支給されるわけではなく1日につき3,000~10,000円程度と、保険契約のとき設定することになります。

つまり、実際の交通費が契約時に設定した給付金額を下回ろうと、契約で設定した通りの金額が受け取れます。

通院給付金は、主契約で設定している商品もありますが、特約として加入希望者が必要と感じた時に、主契約へ付加するオプションとして設定されている場合が多いです。

3-2.通院給付金の条件

通院給付金が受け取れる条件は、保険商品によって様々ですが主に次のような内容となります。

〇入院の有無に関係する

通院給付金を受ける場合には、事前に入院治療をすることを条件とするがん保険があります。

このタイプのがん保険に加入したならば、通院治療をする前に入院治療を経ていないと、通院給付金請求ができません。

入院期間が何日あれば通院給付金が適用されるかは、それぞれの保険商品で異なりますので、保険内容をしっかり確認することが大切です。

〇退院後の通院保障の期間は無限ではない

入院治療を行い退院した後、通院給付金が下りる期間が決まっているがん保険もあります。

退院後、通院給付金が受け取れる期間も、保険商品によって様々です。退院後60日~365日間と差があります。

これに関して、保険会社の大手であるアフラックではがん治療経験者にアンケートを行ったところによると、治療・検査のために通院した期間は平均3年5ヶ月に上ることがわかっています(「アフラックがん罹患者アンケート調査」2013年8月)。

そのため、手術療養による短期的な回復が見込めないことを考え、通院給付金の給付期間が長めに設定されている保険へ加入することも良い方法です。

3-3.通院給付金の請求方法

こちらでは通院給付金の請求の流れと、必要書類について解説します。

〇請求の流れ

通院給付金の請求の流れは、手術給付金や入院給付金の手順とほとんど同じです。

  1. 約款や契約のしおり等で通院給付金の条件の確認
  2. 保険会社に連絡し請求書を送付してもらう
  3. 請求書への記載と添付書類の準備(医療機関に記載してもらう書類もあります。)
  4. 請求書等を保険会社に提出
  5. 保険会社が請求書等の書類を確認
  6. 書類の不備が無ければ、請求者の指定口座に通院給付金を振込む

〇提出書類

請求する保険会社によって必要な書類は異なりますが、基本的に次の書類を提出します。

[1.基本的な書類]
  • 給付金請求書:保険会社から送付してもらう書類です。請求者が必要事項を記載し押印します。
  • 医療照会同意書:こちらも保険会社から送付してもらう書類です。必要事項を記載します。なお、給付金請求書と1対になっている場合もあります。
  • 通院証明書:医療機関に記載してもらいます。
  • 通院状況報告書:何らかの理由で通院証明書が取得できなかったときに提出します。自己申告でも提出可能な場合が多いです。
  • 通院日が明記している治療費領収証(コピー):通院状況報告書で代用する場合には、こちらも添付します。通院証明書が用意できる場合は不要です。
[2.必要に応じて提出する書類]

請求者が未成年の場合、親権者または後見人が署名・捺印する際に提出の必要な書類は次の通りです。

  • 請求者との続柄が確認できる住民票or健康保険証(コピー):住民票を提出する場合には、お住いの市区町村から取得して3ヶ月以内のもので、コピーではなく原本で、かつマイナンバーの記載がない書類が必要です。

4.医療の進歩とがん保険

通院給付金は、がん保険を加入する際に設定しておくべき保障なのかもしれない。

しかし、がん保険は先に述べられていた通り、保障内容は多岐にわたっている。

通院給付金の他に重視すべき保障があるのだろうか?

こちらでは、これからの医療の進歩に応じて重視すべき保障を解説します。

4-1.通院給付金が主役というわけではない

自宅で生活しながら定期に医療機関へ赴き治療を受けるというスタイルは、確かに患者の精神的な負担を軽減する効果があることでしょう。

入院中は他人に遠慮する療養生活だったとしても、ご自宅であればそんな遠慮は無用です。

一方、医療機関へ向かう際の出費は、医療機関から離れていればそれなりにかかってしまいます。

電車・バスのような交通機関で移動できるなら、定期を買えば交通費を軽減することも可能でしょう。

しかし、ご自分が足腰の弱い場合には、どうしてもタクシー等の移動に頼らざるを得ないこともあります。

タクシー代は利用頻度によって高額な出費となるケースがあるので、その際、通院給付金が下りれば非常に助かることでしょう。

ただし、肝心なのはがん治療で保障される給付金です。いくら通院給付金に手厚くても、治療費を十分に保障する保険内容になっていなければ、結局、重い医療費負担になってしまうおそれがあります。

その意味で通院給付金は、交通費に関しての保障であり、がん治療保障の主役というわけではありません。

4-2.通院保障は抗がん剤・放射線治療保障とセット?

では、現在の医療の進歩からみて最も重視されるべき、いわば「がん保険の主役級」の保障とは何かといえば、ズバリ「抗がん剤・放射線治療保障」です。

〇手術療法はいろいろと制約がある

確かに、手術治療への保障も大切ですが、外科的手術を用いる場合には、患者の健康面や体力面はもとより腫瘍の大きさも考慮して判断されます。

がん保険商品の中には、手術回数無制限の保障内容もありますが、内視鏡手術等のような身体に負荷がかからない治療であっても、そう何度も治療が行われるわけではありません。

また、開腹手術ともなれば相当の期間を置かないと複数回の手術は難しいでしょう。

患者への身体に負荷が無く、かつ、微細ながん細胞を消滅させる方法としてメインで行われているのが、「抗がん剤・放射線治療保障」なのです。

抗がん剤治療や放射線治療は、公的医療保険が適用される場合がほとんどです。

しかし、がんの状況や治療法によっては3割自己負担でも、年間100万円以上に達し、こちらの保障にも手厚い保険商品へ加入したいものです。

つまり、「抗がん剤・放射線治療保障+通院保障」が充実した内容の保険こそ、がん治療の現状に良くマッチした商品といえます。

放射線治療とは

がん組織へ放射線を局所的に照射して治療する方法です。最近では、技術が非常に進歩し、腫瘍の大きさ・位置を正確に測定、がん細胞のみに正確な照射が可能となりました。

この治療法は、手術では難しい位置にあるがん細胞を死滅させることができ、外科手術を受けるのが体力的に困難な患者でも治療が可能です。

ただし、抗がん剤治療ほどではなくても副作用があります。例えば、放射線の照射部分の炎症、めまい、倦怠感等の症状等があらわれる場合もあります。

〇抗がん剤(ホルモン剤)治療とは

いわゆる化学(薬物)療法です。この治療方法には副作用のあることが有名です。

抗がん剤はがん細胞を死滅またはがん細胞増殖を抑制する効果を持ちます。

抗がん剤の投与は、点滴、注射、内服による方法がとられます。この治療法の利点は、血液を通じて効果が全身に作用するので、手術では取り除くことが困難な場所にあるがんや、微細ながんの転移にも効果が期待できます。

一方、ホルモン剤は乳がん・子宮がん・前立腺がん・甲状腺がん等に用いられます。

いずれのがんも身体のホルモン分泌と密接な関係にあるので、ホルモン剤でホルモンの分泌・作用を抑制し、がん細胞の増殖や、転移・再発を抑えます。

抗がん剤等は、肝臓や腎臓等への影響が避けられず、脱毛、吐き気、不快感、手足の痺れ等の症状が現れることもあります。

しかし、最近では副作用をやわらげる薬が開発されており、副作用抑制剤を併用して治療が行われることでしょう。

4-3.通院給付金と一時金どちらを重視する?

がん保険には、医師からがんと診断されたらまとまった給付金(一時金)が受け取れる商品もあります。

商品によっては、いっきに300万円のがん診断給付金が受け取れる場合もあり、これから入院や手術をする患者・家族にとって大変ありがたいサービスと言えます。

〇がん診断給付金は便利だが

がん診断給付金で、当面の入院治療費は賄えるとしても、問題はがん治療の期間がどの位かかるかです。

前述したように、がん治療経験者が治療・検査のため通院した期間は平均3年5ヶ月に上ることが報告されています。

この長期間の治療等を行う中で、はたしてがん診断給付金だけで十分な費用を賄えるか誰にもわかりません。

〇通院給付金はケースバイケース

一方、通院給付金の場合は、医療機関へ通院する際どんなにタクシーを利用して費用がかさんでも、契約で設定した給付金額が下りれば、丸々その費用分を補填することが期待できます。

しかし、こちらにも保障期間がある上に、自宅から歩いても行けるような場所に通院している医療機関があれば、通院給付金を設定した意味があまりなくなります。

がん保険へ加入の際には、お住いの市区町村内に大病院や、がん治療に関して十分な治療が行える病院が見当たらないなら、がん治療の長期化に備え通院保障を重視する商品へ加入するべきでしょう。

5.アフラック「生きるためのがん保険Days1」

がん保険は、商品が多種多様なだけに保険選びも一苦労だ。

先ほど述べた「抗がん剤・放射線治療保障+通院保障」が充実しているおすすめの保険商品はないものだろうか・・・。

こちらでは、アフラック「生きるためのがん保険Days1」の特徴と、保障内容について解説します。

5-1.生きるためのがん保険Days1の概要

この保険商品は、現在のがん治療の現状を良く把握しており、手術、放射線治療・抗がん剤治療の通院保障が日数無制限となるのが特徴です。

保障プランは①スタンダードプラン(入院給付金10,000円)、②ベースプラン(入院給付金5,000円)に分かれます。

〇毎月の支払保険料

①スタンダードプラン(入院給付金10,000円)定額タイプ

性別 男性 女性
20歳 2,534円 2,534円
30歳 3,394円 3,485円
40歳 5,025円 5,159円
50歳 8,128円 6,831円
60歳 13,693円 8,521円

②ベースプラン(入院給付金5,000円)定額タイプ

性別 男性 女性
20歳 1,348円 1,343円
30歳 1,803円 1,818円
40歳 2,593円 2,543円
50歳 4,003円 3,308円
60歳 6,343円 4,093円

5-2.生きるためのがん保険Days1の保険内容

スタンダードプラン・ベースプランの保障内容はそれぞれ次の通りです。

〇プラン基本保障

「特約」と名称のある保障もありますが、プランに最初から含まれています。

給付金 スタンダードプラン ベースプラン

診断給付金

(一時金)

がん(悪性)の場合:50万円

上皮内新生物(初期のがん)の場合:5万円

がん(悪性)の場合:25万円

上皮内新生物(初期のがん)の場合:2.5万円

特定診断給付金

(一時金)

がん(悪性)の場合:50万円 がん(悪性)の場合:25万円

入院給付金

(日額)

10,000円 5,000円

通院給付金

(日額)

10,000円 5,000円

手術治療給付金

(1回)

20万円 10万円

放射線治療給付金

(1回)

20万円 10万円

抗がん剤・ホルモン剤治療特約

(治療月)

通常の場合:10万円

乳がん・前立腺がんホルモン剤治療の場合:5万円

通常の場合:5万円

乳がん・前立腺がんホルモン剤治療の場合:2.5万円

がん先進医療特約

(1回)

給付金の場合:自己負担額と同額

一時金の場合:15万円

給付金の場合:自己負担額と同額

一時金の場合:15万円

診断給付金複数回支払特約

(1回)

がん(悪性)の場合:50万円

上皮内新生物(初期のがん)の場合:5万円

がん(悪性)の場合:50万円

上皮内新生物(初期のがん)の場合:5万円

特定保険料払込免除特約 免除事由に該当後の保険料不要

〇プランに付加できる特約

各プランに付加できる特約は次の通りです。

  • 外見ケア特約:①顔・頭部の手術、手足の切断術の場合に1回ずつ20万円、②頭髪の脱毛症状の場合に10万円
  • 緩和療養特約:治療月に特約給付金額5万円の場合に5万円

5-3.通院給付金はここに注目!

双方のプランでは、基本保障に放射線治療保障・抗がん剤治療保障・通院保障が設定されています。

通院日数は、①がん(悪性)および上皮内新生物(初期のがん)の治療を目的とし、②手術、放射線治療(電熱波温熱療法を含)、抗がん剤治療(経口投与によるものを除く)、ホルモン剤治療(経口投与によるものを除く)のために通院するならば、通院給付金が日数無制限となります。

これは、放射線治療・抗がん剤治療が長期化することを踏まえて、通院も長期化するために、その費用負担に配慮した保障内容になっています。

また、通院給付金の他、通院治療のメインとなる放射線治療・抗がん剤治療も支払回数無制限で保障されるのは魅力です。

6.チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」

アフラックは、早くから通院治療、放射線治療・抗がん剤治療に目を向けた会社のようだ。

他に、現在のがん治療を踏まえた保障内容となっている保険商品はないものだろうか?

こちらでは、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の特徴と、保障内容について解説します。

6-1.終身ガン治療保険プレミアムDXの概要

この保険は、抗がん剤・ホルモン剤治療、放射線治療の保障をメインにしている商品です。

また、自由診療となる治療すら保障対象としている点が特徴的です。

保障プランは①ガン治療重視プラン、②ガン総合保障プラン、③自由設計プランに分かれます。

こちらでは①ガン治療重視プラン、②ガン総合保障プランを取り上げます。

〇毎月の支払保険料

①ガン治療重視プラン

性別 男性 女性
20歳 1,531円 1,383円
30歳 1,994円 1,736円
40歳 2,740円 2,135円
50歳 4,172円 2,382円
60歳 6,626円 2,508円

②ガン総合保障プラン

性別 男性 女性
20歳 2,481円 2,258円
30歳 3,199円 2,791円
40歳 4,395円 3,415円
50歳 6,652円 3,972円
60歳 10,326円 4,468円

6-2.終身ガン治療保険プレミアムDXの保険内容

ガン治療重視プラン、ガン総合保障プランの保障内容は次の通りです。

〇プランの保障内容

給付金 ガン治療重視プラン ガン総合保障プラン
放射線治療給付金 1ヶ月20万円

(悪性がん・初期のがん同額)

1ヶ月20万円

(悪性がん・初期のがん同額)

抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 1ヶ月20万円

(悪性がん・初期のがん同額)

1ヶ月20万円

(悪性がん・初期のがん同額)

自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金 1ヶ月40万円

(悪性がん・初期のがん同額)

1ヶ月40万円

(悪性がん・初期のがん同額)

手術給付金 1回につき10万円

(悪性がん・初期のがん同額)

通院給付金

(日額)

5,000円 5,000円
がん先進医療支援給付金 技術料の場合:自己負担額と同額

先進医療を受ける際交通費・宿泊費:15万円

技術料の場合:自己負担額と同額

先進医療を受ける際交通費・宿泊費:15万円

ガン診断給付金 1回50万円
悪性新生物保険料払込免除 悪性新生物と診断確定後、保険料不要 悪性新生物と診断確定後、保険料不要

6-3.通院給付金はここに注目!

通院給付金は、がんの治療を直接の目的として入院をし、その入院前後の一定期間にがんの治療を目的として通院したときに給付金が下ります。

支払限度は、入院日の前日からその日を含めて、遡及し60日以内の期間の通院および、退院日の翌日からその日を含めて365日以内の期間の通院(退院後通院期間あたり120日まで)となります。

通院給付金は支払回数無制限ではないものの、抗がん剤・ホルモン剤治療、放射線治療の保障が非常に手厚くなっています。

抗がん剤・ホルモン剤治療では、自由診療に該当する治療法も保障対象としており、より効果的な通院治療が期待できます。

自由診療を受けてしまうと、本来は公的医療保険が適用される保険診療まで全額自己負担となってしまうので、費用も多額に上る場合は多いですが、その分をがん保険で補うことができるのは助かります。

7.まとめ

通院給付金は、通院治療が長期化する場合にお得な保障ですが、条件面や、ご自宅の周辺にどんな医療機関があるか等を確認したうえで、保険契約に設定することが無難です。

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