生命保険を見直すのはどのようなタイミングでしょうか?
この質問をすると多くの方が、結婚したタイミングや出産したタイミング。または、マイホームを購入した時、子供が独立した時や定年退職し収入が減った時と答えるでしょう。多くの方が思っているタイミングは保険の見直しの絶好のタイミングなので、間違いではありません。
では、生命保険や医療保険に加入する時とはいつでしょうか。
これも多くは、結婚した時や子供が生まれた時、または社会人になった時に加入する方も多いと思います。
今回は、その中でも出産時に注目しながら、生命保険の見直しや加入の仕方。また出産時に保険が役に立つ事、また子育てに掛かるお金など、出産から育児に掛けてどのようなお金が掛かるのか、また公的支援がどれほどのものなのかを書いていきます。
これから結婚を考えている方や、出産を控えている方のお力になれればと思い書いていきますので、どの様な保険を選ぶのか、またどれぐらいの金額にすればいいかの参考にしていただければと思います。
そして、意外に知られてない保険の事など、発見があったりしてもらえれば良いと思いますので、是非読んで見てくださいね。
出産時に見直す保険
まず、もう保険に加入している方の為に、出産のときに見直すべき保険を説明していきます。
お子さんが生まれてくると同時に、パパとママになりますが、それと同時に配偶者やお子さんに責任が生まれてきます。
パパが何かあった時に、残されたママとお子さんは、どのように生活していけば良いでしょうか。
ママが働きながら子育てもしていくのでしょうか?子育てしながら仕事をするという事は、精神的にも肉体的にもしんどいですよね。またその環境で働き口がすぐに見つかるでしょうか?そんな苦労をして欲しくないと思います。そうならない為に、生命保険を準備をしておきましょう。そして無駄の無いように、合理的な保険にしておきましょう。
では、パパが備えておかないといけない生命保険とは何なのか。
これは、子供が独立するまでの間の生活費と教育費です。なので、ライフプランに合わせるのですが、基本的にはお子さんが生まれた時から、お子さんが高校や大学を卒業するまでの間の期間に掛かるお金を保障する生命保険の準備が必要になります。
これは、その期間だけの保障なので、大きな保障金額を安く手に入れることが出来る、定期保険で準備する方が大半です。そしてその中でも、収入保障保険が近年の流行です。
収入保障保険とは、従来の様な定期保険では無く、必要な保障が年を追うごとに少なくなる保険です。では何故、保障が少なくなっていく保険が人気なのかを説明していきましょう。
収入保障保険とは、例えば30歳男性で2人目のお子さんが生まれた場合、2人目(末子)が高校または大学卒業する年(18歳または22歳)までの保障するとお考えください。では最低でも52歳までにもしも亡くなってしまった場合、保険金を残してあげないといけませんよね。
その保障額は、年を追うごとに少なくなっていくのです。何故かと言うと、お子さんが生まれてから大学卒業するまで、お子さんに掛かる金額は、1500万~2000万と言われています。では、中学生から大学生までに掛かる金額は、生まれた時からに比べると少なくなりますよね。その原理で行くと、年を追うごとに保障額を下げていって良いのではないでしょうか?お子さんの教育費の為に準備する生命保険なのですから。それで言うと収入保障保険は、若いうちに万が一の事があれば、より多くの保障を受けることができ、もうそこまでお金が要らないときには、保障額が減っている。
従来の普通の定期保険は、保険期間(保障の期間)ずっと同じ金額の保障になるのです。なので、若い時でも歳をとってからでも同じ金額の保障なんです。これでは、もし若いうちに万が一の事があった時は、充分な保険金を残すことができない可能性があります。なので、合理的に準備ができる、収入保障保険が人気の一つになっているのです。
では、パパだけが生命保険を用意すればいいのでしょうか。ママはどうでしょうか。あまり話題にならないのですが、パパだけが収入保障保険を準備すればOKではありません。ママの生命保険も見直す時期なのです。
なぜ、あまり話題にならないかと言うと、その商品名にも表れている通り収入を保障しましょうと言う商品名である事から、一家の大黒柱の為の保険と思われがちですが、これはママにもしものことが有った時にも助かる保険なんです。
では、なぜママにも収入保障保険が必要か。この保険はパパほどの保障額は要りません。それは、ママにもしもの事があった時に、家事や育児は誰が行いますか?近くに御両親や親戚など任せれる方が居れば良いですが、そうでない場合は、お手伝いさんを雇ったり、保育所や時間外でも看てくれる保育施設にお子さんを預けないといけません。パパの給料内で賄えるかもしれないですが、場合によってはそれまで通りに仕事ができなく、収入が減る事も考えられますよね。その時に少しでも役に立つように準備しておけばいいと思います。なので、パパ以上の保障は要りませんが、お子さんが独立するまでか、高校生になるくらいまでの期間の保障は、準備しておいても良いのではないでしょうか。その様な事が、ママにも収入保障保険を準備しておいてほしい理由なんです。
出産前後の医療保険
では次に、出産前後に加入しておきたい保険について書いていきます。
多くの方は出産後に保険を見直しするのですが、出産前(出来れば妊娠がわかる前が一番いいのですが)に加入しておきたい保険は、医療保険なんです。男性の医療保険も重要なのですが、女性の医療保険の方がより入る価値のある商品なのです。
医療保険と言うと、もちろん病気・ケガでの入院を保障する保険です。では何故出産前に加入しておいた方がよいかという事を説明していきます。
まず医療保険では、手術給付金と言うのが、ほとんどの保険会社の商品についています。その手術給付金が、出産の時に役に立つ可能性が高いのです。この事を意外に知らない方も多いのです。それは、「出産は病気ではない」という事が昔からチラホラ言われてきた事もあるのです。確かに妊娠・出産は病気ではないです。しかし出産は自然分娩だけではないですよね?そうです帝王切開と言う分娩方法がありますよね。この帝王切開が、医療保険の手術給付金の支払い対象手術に当てはまるのです。なので自然分娩で生まれる事が一番いいのですが、場合によっては帝王切開になってしまい、「出産費用が思ったよりも掛かってしまった」という事が起きても、医療保険に加入していれば、給付金を受ける事が出来るのです。しかし、保険会社によって変わりますが、給付金は入院日額の10倍から20倍ぐらいだと思いますので、日額5,000円の保険に加入していれば、5万円~10万円程だと思っておいてください。
しかし知っていれば、受け取れますが、知らない方が意外に多いのです。なので、男性よりも女性の方が医療保険に加入しておいてほしいのです。それも結婚のタイミングが一番いいでしょう。それに、女性の場合は、男性と違い子宮系の病気のリスクもありますので、医療保険は加入しておくことをお勧めします。
また、「もう妊娠してしまっている!」と言う方でも、今後まだお子さんを授かりたいと考えておられる方は、加入する事を勧めます。妊娠している場合に医療保険に加入すると、その妊娠に関しては部位不担保と言って、何があっても保障の対象にはならないのですが、その子が生まれて、次の妊娠時には部位不担保が外れて、保障の対象になるのです。なので、お子さんが「この子だけでいい」や「この子が最後と」と思っておられる方は、妊娠についての保障では無く、その後の子宮系の病気に備えて、医療保険に加入する事も良いと思います。一番いいのは、今後も妊娠・出産の計画がある方は、妊娠中でその妊娠に関しての保障が無くて良いと思うのであれば、医療保険の加入を検討してみてください。
またもうすでに、「医療保険に加入しているよ!」と言う方は、帝王切開などの分娩方法になった時などは、出産後等に再度その医療保険の支払い自由と加入したタイミングを確認してくださいね。手術給付金が貰える事がありますので。
出産費用と公的支援
では、医療保険の手術給付金の話をしたので、出産に掛かる費用と公的支援の事を引き続き書いていきたいと思います。
出産時に掛かる費用は、人や地域によっても違うと思われますが、おおよそ50万~100万円と言われています。「そんなにかかるのか・・・」と思われる方も、「それぐらい知っているよ」と言う方も、確認の為に読んでおいてくださいね。
その出産費用とは、診察から出産までに掛かる総額だと思っておいてください。また平均値なので「こだわりの病院がある」や「特別室が良い」などあればまた費用も変わります。また妊娠・出産は健康保険の対象にならないので、全てが実費になってしまう為このような高額になってしまうのです。
では内訳を簡単に説明していきましょう。
まず①検診・診察費用:これが出産まで平均10回以上になるので10万円ほど
次に②マタニティー用品の費用:これはマタニティー洋服などですね。これに5万円前後
続いて③出産準備用品の費用:これが10万円前後
最後に④出産費用:これが幅があり30万~70万円。病院や病室などによっても値段が変わってくるところです。
これらを足していくと、大体50万~100万前後になります。
この出産費用を考えると、大変だと思いますが公的支援を、うまく使う事が出来れば、意外と多く戻って来ることが有るのです。
ではどのような公的支援があるのか。有名なところでは「出産育児一時金」と言うものです。これは健康保険に加入していれば貰う事が出来ますので、9割以上の方は貰える支援です。この「出産育児一時金」は42万円ありますので、これだけでも全然違うと思います。
次に、働いている方は、勤務先の保険等で出産手当金として、産休中の収入の補助的な扱いで給与(手取り報酬)の3分の2程度が支給されます。これも勤務先の健康保険の兼ね合いなどあるので、事前に確認しておいてくださいね。
そしてここからは、帝王切開や切迫流産など健康保険の対象となる、医療行為が行われた場合の公的制度ですが、「高額療養費制度」と言うものがあります。
これは健康保険に加入している条件で、月の最初から最後までの1ヶ月間に支払った医療費が高額になった場合(30万円や100万を超えていくような時)は自己負担額の約8万円以上の部分が戻って来る制度です。なので、高額な医療費になった場合でも、自己負担額は実質約9万円前後(80,100円+α)になるという事です。
しかしこの「高額療養費制度」はあくまで健康保険の対象の医療行為になった時に限りますので、通常の自然分娩で母子ともに健康な状態であれば、受ける事は出来ません。このことは忘れないでください。
そして、先ほども説明しました、医療保険の給付。これも帝王切開などの手術分娩になった時に、手術給付金と入院日額の支給があります。なので、自然分娩では給付の対象外になります。
以上の様な給付金や支援が受けれますので、上手く活用してくださいね。
また誰でも受け取れることができるのは、「出産育児一時金」の42万になるので、それ以外は状況に応じて請求してくださいね。
子供に掛かるお金
無事出産したらそこからは、育児が始まります。それと同時に子供の教育費が頭を悩ますことになると思います。ここでは、子供の教育費について書いていきます。ですので、冒頭のパパの生命保険の保障金額の参考にもなると思いますので、参考になれば良いと思います。因みにパパの生命保険の保障額は、教育費と生活費ですので、後から書く生活に掛かる費用の所も合わせて検討してくださいね。
では、子供が幼稚園から、大学卒業するまでにどれくらいの費用が掛かると思いますか。俗に言われているのは、約1,000万~2,500万とされています。これはすべて国公立の学校に行った場合と、全て私学の学校に行った場合で変わってきます。そして2,500万と書きましたが、私学は学校によって入学金や授業料も変わってきますので、この金額より前後する事と思います。
しかし、上記はすべて国公立とすべて私学の両極端です。なので、平均的には1,500万~2,000万円が平均値なのかな?とは考えれます。すべて国公立やすべて私学と言う人はどれくらいの比率でしょうか?ご自身の周りの方で考えてみてください。
そして、上記の金額はあくまでも教育費です。教育費とは、入学金・授業料・教科書代などです。これにまだ塾に行かす事や習い事をさせる事も考えてください。
それに大学生になると、親元から通えない場合は、一人暮らしをさせる費用が上乗せされます。1人暮らしをさせるには、家賃・生活費などの費用も考えなければなりません。そうなってくると、お子さんのやりたい事などによって、進路も変わってきますので、多く見積もっていても良いという事になりますね。
子供の為の保険
では、この教育費をどのように用意しましょう。
コツコツと銀行に貯金していきましょうか?それが出来る方は良いと思いますが、多くの方は学資保険に加入します。ではなぜ学資保険なのか、そしてどのような学資保険が果たしていいのかを簡単に説明していきます。
学資保険とは、名前の通り子供の学費を貯める保険である事。それに子供の病気や死亡に対する保障がセットでついてくるので、多くの方が子供の為に加入します。そしてこの学資保険は、お子さんが18歳で高校を卒業する時か、22歳で大学を卒業する時に満期を迎え保障が無くなってしまうものが大半です。
そしてこの学資保険は、幼稚園入園・小学校入学・中学校入学・高校入学(大学入学)と節目でさらにお金が掛かる時に祝い金として、お金が貰えるという事がメリットであるので多くの方が、加入するのです。
では、各生命保険会社が販売している学資保険の中で、どの様な学資保険が良いのか、何を見て選べば良いのかを、説明していきます。
第一に見るのが、返戻率です。この返戻率と言うのは、支払った保険料に対してどれぐらい保険会社から貰えるのかと言う数字です。従ってこの返戻率を参考に学資保険を選びましょう。返戻率が高いほど支払った保険料よりも多く、保険会社よりお金を貰うことができます。
また返戻率が悪くても、医療保障が手厚かったり、契約者(親)が万が一亡くなってしまった場合の以後の保険料免除など、保険会社によっても内容が異なってくるので、ご自身の理想の保険を探してみてください。因みにここ数年では、日本生命の学資保険が返戻率では高い方になっておりました。なので、返戻率重視で加入するなら、日生の商品も検討材料に入れてみるのも良いと思います。
生活に掛かる金額と遺族年金
では、最後になりますが、生活に掛かる金額と、パパが亡くなってしまった時に貰える遺族年金について説明していきます。
生活していくにあたり、お金が掛かりますよねそれは、育児に掛かる教育費では無く、家族全員が生活して行く為の生活費です。もしパパが亡くなって大きな収入源が、途絶えてしまった時どのようにしますか?そのリスクに備えるのが、冒頭でも紹介しました、収入保障保険なのです。この収入保障保険の保障金額はどのように決めましょう?
この金額を決めるのに、生活していくにはいくら必要なのかを考えないといけません。そして公的な支援である、遺族年金がいくらもらえるのかという事も、大きく関係してきます。
これは、実際に収入保障保険を勧める時に話す事なので、参考になれば良いですし、保険屋さんなどに相談しても、多分同じ回答になると思われます。
まず、現在誰の収入で生活しているのか。これは大半の方は、パパの収入が生活を支えていると思います。なので、パパの収入をメインに考えていきましょう。
現在の手取り収入の中で、生活費はいくら使っているでしょうか?
月々の食費・水光熱費・携帯電話などの通信費・生命保険や損害保険の保険料・教育費などでどれくらいの金額を使っているかを考えてみてください。
貯金やご自宅のローンは入れなくて構いません。自宅のローンは、パパの名義でローンを組んでいる場合は、団信(団体信用生命保険)と言うものに加入させられる場合があります。これは、もしローンを組んでいる方が、支払期間中に亡くなってしまった場合、お金を貸している金融業者(銀行等)が回収に使う為です。なので、もしパパが亡くなってしまったら、家のローンは無くなると思っておいてください。なので、家のローンは考えなくていいという事です。
なので、月々ランニングで出ているお金がいくらなのか、いくらあれば生活できるのかは自ずと出てくると思います。多くは、現在パパが月々貰ってくる給料と同じ金額の設定をする方が大半です。そして、収入保障保険は受け取りを月々受け取ることができるので、この金額設定が一番わかりやすい掛け方になります。
そして、遺族年金ですが、意外と知らない方が多くいらっしゃいますので、軽く説明しておきます。遺族年金とは、国民年金や厚生年金を払っている方が亡くなられた場合に、残されたご遺族が受け取れる年金の事です。
これは国民年金なのか、厚生年金なのかで貰える金額が少し変わりますので、自営業やフリーランスの方とサラリーマンの方で変わってきます。
今回は国民年金を支払っている方(自営業の方やフリーランスの方)の遺族基礎年金の事を説明します。
年金額は780,100円+子供の数になります。因みにこの子供とは18歳未満の子供の事を指します。そして子どもの加算金額は、2人目までは、1人につき224,500円が加算され、3人目以降は1人につき74,800円になります。子供が18歳を超えた場合は、人数から減りますので、貰える金額は少なくなります。
ですので、残された家族がママと、子供2人(18歳以下)の場合であれば、年金額は1,229,100円となり、月々に直すと102,425円は遺族年金で貰う事が出来ます。またパパがサラリーマンであった場合は、これにプラスして比例報酬部分(給料によって変わる金額)が支払われるので、もう少し多くもらえます。それは収入や会社によって違いますので、厚生労働省のホームページに計算方法が載ってますので、確認して計算してみてください。
収入保障保険に加入する事で、生活していく金額の保障なので、保険料を安くするのであれば、手取り収入から、この遺族年金分を引いた金額を毎月貰える保険金に設定すれば、遺族年金と収入保障保険で当面の生活は出来ますよね。
この様にして、収入保障保険の保険金額(保障額)を決めることができます。参考になれば良いですが。
そして、この収入保障保険は、天国のパパからの贈り物や、パパの代わりの給料とか言われている様に、この保険を使う時にはこの保険金で、子供の教育費にもなります。そしてこの収入保障保険は、健康状態によって保険料が安くなることもあります。またタバコを吸うか吸わないかでも保険料が変わりますので、煙草も吸わず、健康な方は安く入れますし、たばこ吸っている方にはあまり割引は無いケースがありますが、それでも、定期保険としては安いので、検討してくださいね。
まとめ
今回は、出産まつわる生命保険の見直し方や育児に掛かる金額などについて書いてきました。出産するにも多くのお金が掛かる事、そして自然分娩以外の帝王切開や切迫早産などの異常分娩による手術になった場合には、医療保険の手術給付金や入院日額の給付金が貰える場合がある事も説明してきました。
意外に医療保険が、出産時に役に立つ事を知らない方が多いので、これから子供を作る計画がある方や出産を終えて、生命保険を見直そうと考えている方は、是非医療保険も見直してみてください。
特に女性の方は、出産以外にも子宮系の病気になったり、女性特有の病気が結構ありますので、医療保険とがん保険に加入しておいた方が、良いと思います。また金銭的にゆとりがあれば、医療保険とがん保険の両方の準備をすればいいのですが、金銭的にしんどいのであれば、医療保険を優先順位の上の方で考えてください。
がん保険は、過去にがんになっていなければ、健康問題にそこまで厳しくない保険なので、ある程度の歳になってから加入しても良い考えられます。ましてがん保険は年を追うごとに進化していきます。それは医療技術の発展でそこに合わせる形で、保険は医療技術の後追いで制度や保障範囲を変えていきますので、数年後には今のがん保険で対応しきれなくなったりしますので、がん保険も検討しているのであれば、月々のランニングコストが低くなるように、保障期間も保険料支払いも終身にしておけば保険料も安く、また見直し時には新しくなったがん保険に乗り換えることも出来ます。なので、安くて保障内容が良いがん保険に入っておきましょう。
そして出産時には、公的な支援がある事も同時に頭に入れておいてくださいね。
そして出産の後は、生まれて来てくれたお子さんの為に、パパもママもお子さんの為の学資保険や、ご自身に何かあって亡くなってしまっても、残された家族が路頭に迷う事が無いように、しっかりと生命保険を掛けておきましょう。
それは、教育費・生活費はもちろんですが、自分の葬式代やお墓を建てるための死亡保障も必要になってきます。なので生命保険料が高くなってしまいます。なので残されたママとお子さんの為に残す金額は、大きな保障でも安く準備できる収入保障保険を検討し、合理的な保険を準備して、現在の生活には支障の出ない程度の保険にしてくださいね。
そして、これは子供が生まれて生命保険を検討される方が、たまにおっしゃるのですが、「子供が生まれたのは嬉しいが、生まれた後は自分の死んだ時の事を良く考えるようになってしまった」っと。でもこれは、子供の事を考えて、責任が増した事の証拠であり、父親や母親になった証拠なんですよね。なので、子供の為にどうすれば良いか、それを保険でカバーする事ができるのか。そしてより有利に保険を使うことができるのか。という事です。
保険とは残された家族の為、また生活や病気に備えてより積極的に人生を送る事が出来るようにする為のツールであるのです。
ですので、保険にはいる事ばかり考えずに、保険以外にも備えることができないか、保険で備えるならどのように備えたらいいのか。それを知らなければ、保険屋さんなどの言いなりになっていると、とんでもない事になりえますよ。
医療保険も知っていれば、帝王切開の手術の給付金を貰えますが、知らなくて医療保険に加入していなければ、貰えませんよね。そのうえ治療費が嵩むので、出費が増えて苦しい思いをしなければならないかもしれません。
なので、この記事を見ている方は、色々と調べていると思いますが、保険もちゃんと理解すれば難しい物でもなんでもないと思ます。知っている・知らないで大きな差が出てくるのが生命保険や医療保険なのです。なので、自分で調べなぜそうなるのかを考えて、保険屋さんの言いなりにならないように。そして保険の相談をするのは、生命保険を販売していないファイナンシャルプランナーに相談してください。そのファイナンシャルプランナーさんは何のしがらみも無いので、中立な立場での提案などもしてくれます。
そして最後に、生命保険も医療保険も学資保険もがん保険もすべて、人生を送る中で不安であったり、万が一入院したりしたときに、役に立つ便利な道具なのです。
良い道具を持っていても、使い方などを知らなければ、使うことも出来ませんよね。それと一緒なのです。大手の日本系の生命保険会社も、ここ近年は良い商品も増えましたが、以前販売方法や商品の内容を合理的には出来ません。
しかし、損保系生命保険会社であったり、後発の生命保険会社の商品はすべてばら売りのような形なので、必要な保険を選ぶ事が出来るんですよね。
日本の大手生命保険会社は、お得なパックの様に売っていますので、保険の見直しなどをすると大手の日本社のの生命保険会社はまだまだセット商品を売っているのも現状です。
こんな事も頭に入れながら、良い保険に出会い、より豊かに・安心して生活を送れるようにしてくださいね。
長くなりましたが、少しでもお役に立てれれば良いなと思います。