世間を騒がせた「新型うつ病」は甘えじゃなくて本当の心の病気だった

記事監修者紹介
松葉 直隆
大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。
その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。

今、都心の診療内科のクリニックでは、30~50%の人が新型うつ病、あるいはその疑いのある人といわれています。

新型うつ病はうつ病と違い、好きなことをするときには、抑うつ状態にならないことからも「わがまま」のように思われることがあります。

それでは一体、うつ病と新型うつ病はどのように違い、どのような症状を引き起こすのかについて今回は解説します。

この記事でわかること
  1. 従来のうつ病と新型うつ病の違い
  2. 新型うつ病の症状
  3. 新型うつ病を発症しやすい性別や年代、性格
ざっくり言うと…
  • 新型うつ病の原因は、オーバーワークによる心身の疲労、職場での人間関係、いじめなど。
  • 新型うつ病になりやすい人の性格は、秩序や調和を重んじる、義理がたい、他人への配慮に富むなど。
  • 新型うつ病の人は「頑張ることができない」という言葉をよく口にするので、話を聞いたり医療機関への受診を促そう!
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新型うつ病の詳細

これまでのうつ病は、今まで好きだったことに対しても意欲がわかなくなり、抑うつ症状が早朝から午前中にかけて見られる傾向があります。

かつてうつ病は、中高年の男性に多い心の病として認識されることが多い病気でした。

しかし、最近の新型うつ病は、若い世代(平均24.4歳で発症)、特に若い女性に見られやすい傾向があります。

新型うつ病の症状
  • オーバーワークによる心身の疲労
  • 職場での人間関係の他、希薄な親子関係
  • 過酷な受験戦争
  • いじめ

これらが原因で、若者たちの情緒的なコミュニケーション能力の発達を遅らせる傾向があります。

好きなことをする分には何ら問題はありません。

しかし、嫌なことをするときだけ抑うつ症状が見られることがあります。

また、抑うつ症状は、夜ひとりになったときに見られる傾向があり、そんなうつ病は「新型うつ病」と呼ばれています。

どういう人がうつ病になりやすいの?

うつ病になりやすい性格傾向には「執着気質」があります。

うつ病になりやすい性格
  • 几帳面
  • 生真面目
  • 責任感が強く仕事に熱心
  • 秩序や規律正しさを重んじる

一方で、新型うつ病は「メランコリー親和型」の性格傾向の人が発症しやすい病気です。

新型うつ病になりやすい性格

生真面目さという点で執着気質と同じですが、それに加えて

  • 秩序や調和を重んじる
  • 人と争うことを好まない
  • 義理がたい
  • 他人への配慮に富む
  • 人に頼まれると断れない

このタイプの人は、人に気をつかいすぎてストレスを溜め込みやすく、また、何か問題が起こったときは自分のせいにしがちです。

「新型うつ病」の症状や特徴

新型うつ病は、自分の好きなことをしているときは何も問題はありませんが、嫌なことをしているときに抑うつ症状が激しく見られます。

新型うつ病は単なるわがままではない!

自分の都合が悪いときに抑うつ症状が見られるので、単なる「わがまま」のように思われることもありますが、嫌なことをずっと我慢して続けていたことが背景にあるのです。

そして、我慢の限界になってくると、突然涙が溢れ出し、感情のコントロールが難しくなります。

そこで、周囲に助けを求めようとしますが、周囲の人たちは、本当の苦しみを理解できないために、精神的苦悩は改善されるどころかますます悪化し、悪循環を招くことさえあります。

すると、今まで好きだったことに対しても気分が落ち込むようになり、うつ病を発症してしまうこともあります。

新型うつ病と脳機能

うつ病は、セロトニンなどの伝達が異常になって起こる病気

うつ病では、このセロトニンやノルアドレナリンの伝達が異常になっているために起こるといわれています。

新型うつ病でも、ノルアドレナリンが関係しているのではないかといわれていますが、はっきりとしたことはわかっておりません。

また、脳の自律神経に働きかける視床下部や、記憶や情動に関わりの深い海馬と扁桃体、意欲や集中力に関わる前頭連合野を含む大切な部位の働きが関係しており、この機能が低下する、また過活動になる、血流量が変わることが分かっています。

新型うつ病の特徴

新型うつ病の人は、他人に「どう思われているのか」を常に気にしていて、周囲の人からすれば、どれが本当の姿か分からないことさえもあります。

時には、褒めたつもりで発言した言葉も、ネガティブに捉えてしまうことがあります。

その際に、激しい攻撃性や依存性がみられることもあり、「助けてほしい」という気持ちから、人を批判するなどの行動が見られることがあります。

しかし、その気持ちが分かってもらえないことから、対人関係のなかでうまく対処できなくなり、精神的な葛藤を引き起こすことがあります。

新型うつ病の人は「死にたい」と言うことがありますが、これは助けてほしいというサインです。

「決して自殺をしない」と約束をして、精神面が安定するまでじっくりと話を聞き、早めに医療機関への受診を促しましょう。

新型うつ病の人は、不眠や食欲低下の症状を訴える方も多いですが、なかには過眠や過食の症状がみられることがあります。

嫌なことがあっても何時間でも眠ることができたり、食欲は落ちず、むしろ過食傾向を示します。

新型うつ病の症状に注意

ストレスが蓄積した結果、ストレス発散のひとつとして過食傾向を示したり、ストレスから逃避する手段として睡眠に逃げ込んだりすることもあります。

このストレスの負荷が大きくなると、過食、過眠、飲酒、喫煙、薬物またはギャンブルなどに依存し、現実逃避してしまうケースも少なくありません。

新型うつ病の言語的サイン

新型うつ病の人は、周りに「頑張ることができない」という言葉を明確に言語化することがしばしばあります。

「どうしてこんなに頑張っている私をわかってくれないの」と攻撃性を伴って訴えます。

これは、その気持ちを受け止めてあげなければ、言葉として「助けてほしい」というサインさえ出せない状態になることがあります。

新型うつ病患者の人間関係

新型うつ病の人は、幼少期の親子関係、また職場や学校などでの対人関係に関して、精神的な外傷体験をもっていることがあります。

それらの体験がトラウマ(外傷)となり、嫌なこと(嫌な経験)があると抑うつが生じます。

このタイプの人は、夜ひとりになったときにフラッシュバックして涙が溢れて止まらない等の苦痛を感じることもあります。

新型うつ病の人は、周りの人が気分転換にと思ってしてくれることでさえも、本人にとってそれが嫌がることも。

また、食事に行く、買い物に行く等ということでさえも「抑うつ症状」が見られることがあります。

まとめ

新型うつ病の人は「わがまま」ではなく、その嫌なことが、これまでのトラウマの経験や潜在的な意識から嫌いになっています。

本人には、何がそんなに嫌なのかを聞いてあげましょう。

このとき、自分の意見や一般的な常識を言うことは控えます。

せっかく心を開いても「分かってもらえない」と心を閉ざしてしまい、抑うつ症状が悪化してしまうことがあります。

何が苦しいのか分からないことであっても、本人はとても苦しいのです。

何が苦しいのか、聞いてもピンとこない場合は「それが苦しいのね」と、「そういう苦しい気持ちになっていること」を理解してあげます。

その上で、心の相談のプロである精神科・心療内科に掛かりましょう。

場合によっては、そのことが嫌いではなく、他に原因があることもあります。

お医者様にも相性があるため、本人の気が進まないようなら、他のクリニックに行くことをお勧めます。

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