終身保険比較ランキングに惑わされない!終身保険選びのポイントはこれ

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『終身保険』のこの特徴から言えることは、日頃からの貯金をなかなかしずらい人にはおすすめと言えます。

・その他の保険料金の比較例

(死亡保険保障額500万円30歳加入60歳支払い終了)

種類 終身保険 終身保険 積立利率変動型終身保険 変額終身保険
会社名

商品名

日本生命

終身保険

日本興亜生命

なっ得終身

あいおい生命

低解約返戻金特則付積立利率変動型終身保険

ソニー生命

変額保険(終身型)

返戻金 低解約返戻金タイプ 低解約返戻金タイプ
配当 5年見直し配当 5年見直し配当 無配当  無配当

保険料

総額

1万505円

378万1,800円

8,795円

316万6,200円

8,585円

309万600円

7,710円

277万5,600円

積立が可能な『終身保険』を用意しようと思案する時、皆さんはどのような理由が見られるのでしょうか。

3.終身保険の加入理由比較

終身保険の加入理由には様々なものがあります。

加入率や加入理由から加入年齢まで様々な角度から、終身保険の加入に関する比較をしていきましょう。

・3-1終身保険の加入率と年齢比

子供の教育にかかるお金の為の『学資保険』代わりや退職後のさらなるゆとりの為の『老後の資金』と言う、意見や考えは割と普通のようです。

医療費や入院費         58.5%
万一のときの家族の生活保障   53.1%
万一のときの葬式代          13%
子どもの教育・結婚資金     7.9%
災害・交通事故などに備え    7.7%
老後の生活資金         7.7%
貯蓄              6.1%
介護費用            2.9%
万一のときのローン等の返済   1.9%
相続および相続税の支払を考えて 1.8%
税金負担の軽減         1.5%
財産作り               1.2%
土地・家屋の取得・増改築       0.4%
その他             1.2%
※生命保険センター平成27年調査(平成22〜27年に加入)

・3-2保険会社が儲からななければ困る

保険会社は、保険商品を売ることによって得る契約者からの保険料を、投資などで運用し、利益を得て成り立っています。

先程「有配当・無配当」で説明した「予定利率」が各保険会社の『終身保険』をはじめ貯蓄タイプ生命保険の保険料に大変大きく影響しているんです。

という事は、世の中の景気(金利)などの動きに反応して上下するということになります。

皆さんも知っていると思いますが、2016年から日銀が0.1%の金利の逓減を進めて、今もなおマイナス金利が続いていますよね。

これは銀行へ対しての政策ですが、この為予定利率は下がり運用収益が上がらなくなってきたので、契約者への保険金支払を確保するため2017年の4月には、保険料の値上げという事態になっています。

・3-2-1死亡保険は5%~10%値下げ

日本人の平均寿命が延びているのは昨今のニュースでご存知かと思います。

そうなると当然「統計の死亡率」によって保険料を決める死亡保険の基本となる保険料は、下がる見込みとなっています。

では何時から値下げが発動されるのでしょうか。

2018年(平成30年)4月からと言う発表がされ、この見直し改定は11年ぶりなのだそうです。

ただ、すでに契約している死亡保険は対象外です。そして長寿社会だからこその悩みとでも言いましょうか、医療保険に関しては値上がりする商品も出てきそうです。

・3-2-2定期保険付きの終身保険の内容をよく知ろう

初めの方でも述べましたが死亡保障に特化した『終身保険』に、医療も添えてひとつで安心を備えたい人は、医療特約をつける方法を取るといいです。

それには、医療保障となる部分を『定期保険』として合体させた商品を選ぶことになります。

これを『定期保険付終身保険』と言います。

積立タイプの『終身(主契約)』と掛捨てタイプの『定期(医療特約)』両方兼ね備えていて、2重に安心ですが特約部分が『定期保険』なので、ある一定の年数しか有効ではないので気を付けましょう。

それでは困るという人は、加入時に特約の年齢を例えば80歳までに伸ばす方もいらっしゃいますが、ここでも注意が必要です。

伸ばすとなると、もちろんお金が発生します。なので契約する時は延長する部分の支払い額もきちんと把握しておく必要があります。

この生命保険の商品によっては、最初から保険料に80歳までの医療保障部分をプラスして出している物もあります。

・3-3解約返戻金を比較しても意味がない

『終身保険』『学資保険』の最大の特徴としてある解約返戻金システムだけを見れば、もっとも高い率の『個人年金保険』がいいに決まっています。

しかし、どの種類にも一長一短があり、自身のライフステージの構想をよく考え判断することが大事なポイントとなってきます。

『終身保険』の特徴

  • 払満了後はいつでもお金を出せる(解約返戻金)
  • 満期契約終了が無い
  • 払満了後は解約しないでおくと返戻率が上る(上限あり)
  • 手厚い死亡保障がある
  • 個人年金保険には返戻率で劣ることがある
  • 支払期間で途中解約すると損をする

『学資保険』の特徴

  • 換金性が良い
  • 利率が高い
  • 所得控除対象
  • 契約者(世帯主)死亡・障害時、支払免除付帯
  • 『終身保険』と同じで支払期間の解約で元本割れする

『個人年金保険』の特徴

  • 外貨建タイプ」と「変額タイプ」の2種類ある
  • 年金額は一定ではない(変額タイプ)
  • 為替の変動に左右されやすく元本割れの危険も(外貨建タイプ)
  • 死亡でなくとも保証年金が受け取れる
  • ご夫婦のどちらかが生きていれば年金がずっと受け取れる(夫婦年金)

・3-4結果『終身保険』に行きつく

『預金』や『終身保険』などと比較される『学資保険』ですが商品によっては、進学ごとの区切り目などの保険期間中に祝い金が支払われ、積立金の自由度が高くなっています。

その反面『個人年金保険』は積立金の自由度は低く、払完了後に訪れる給付開始まで積立てたお金を受け取れませんし、死亡での保障は一切ありません。

これらの種類の保険に共通していることは「貯める」という事です。

しかし、自身の老後や死亡する際に備える上で、貯めるだけの『個人年金』や学費用の『学資保険』には別途「死亡保障」を用意しなければいけなくなり、家計的に難しくなってきます。

そういうご家庭には『終身保険』を準備しておくことで、ストレスなく解決できますね。

4.『終身保険』積立利率変動型と変額の違い

『終身保険』は積立てる部分がある事で、お金を生かす生命保険とも云われますよね、それはほとんどが【固定率】として約束されているからなんです。

・4-1積立利率変動型終身保険

世の中の金利市場と予定利率(最低保証利率)をきちんと確認することが重要となってきます。

死亡保険を備えつつ、積立ててきた「お金」の解約返戻金に加えられる利率が毎月増減するのを見直すシステムなんです。

  1. 保険料を受け取る
  2. 保険会社の経費分+必要保障を引く
  3. 残りの保険料の額を積立て利率をもって運用

金利市場の変動によって、利率が増えれば積立てた「お金」も上昇します。

また、返戻金率の最低保証数値を下回った時は、それより下がることはありません。

そして、積立て範囲(アカウント)を、死亡や傷害・医療の保障(特約)へ決められた範囲で金額を変えることも出来ます。

※あいおい生命「&LIFE積立利率変動型終身保険」より

売られている商品によって最低保証の「%」は違ってきます。

・4-2変額終身保険

こちらは、運用する形態が「株式への投資」「債券への投資」「為替への投資」などです。

運用が保険金額を下回った時を思うと、何か怖い気もしますが、死亡保障または高度障害保障部分は、きちんと最低保証の額があり、それより低くなることはありません。

ただ、積立てている範囲に対しては、最低保障はされていません。

5.学資保険と終身保険の比較

『終身保険』と『学資保険』は先程述べたように、積立て(預金)としての機能はどちらも備えていますが、活用法はどのようなものがあるのでしょう。

・5-1学資保険の代わりとして終身保険に加入する方法

世の中の利率が下がる中『学資保険』では、支払う保険料の総額に上乗せされる返戻率が、それほど多い物ではなくなっている事実があります。

そこで短期(15年間など)で、1歳児の子供に『終身保険』を掛けるという方法で、すすめられるパターンがあるようです。

・5-2学資保険は貯金で賄う方が良い

学費と言う物は、いつどんな形で「お金」が入用になるか未知数ですので、途中解約してしまうと元本割れする生命保険で賄うのは、良し悪しです。

家族の稼ぎ手が亡くなった場合でも、たぶんどこのご家庭でもご両親は何らかの生命保険に入っているでしょうから、遺児への教育費はそこで賄えるでしょう。

※アフラック「夢みるこどもの学資保険」シュミレーションより

『学資保険』は30歳代後半くらいの『終身保険』と同じくらいの掛け金が毎月出て行きます。

・5-3子供に終身保険は要るのか?

ここでの疑問は「子供に高額死亡保障の終身保険」が本当に必要なのでしょうか?という事です。

『学資保険』には、契約者(父親)の死亡や障害時に支払免除特約もあるので、もしもの時に保険料の支払いを気にすることはありません。

どうしても、学費以外にお子様のケガや障害に備えたい場合は、無理に高額にせず、共済保険などで準備しておくと家計にも負担が少なく備えられますので考えてみる価値はあると思います。

6.その他の終身保険で積立貯金する方法

ここまで記述した内容を見て行くと、安定した老後の「お金(資金)」に特化して用意するなら『個人年金保険』が良いようです。

なので個人年金保険も老後の資金として活用する方も多くいます。

しかし『終身保険』には生命保険と言う安心も兼ねているので、遺される家族がいる方向けとも言えます。

・6-1外貨建終身保険

金利の動きは少しづつマイナス金利政策へ動いている中、ただ積立する形の『終身保険』では、インフレ時に「保険金価値」が下がってしまいます。

そこで外貨(米ドルなど)建て『終身保険』と言う商品を用意している保険会社が多く有ります。

  • 円=金利が下がっている
  • 外貨=高金利(米ドル・豪ドルなど)

そうなると、保険料を決める「予定金利」も当然高く、安定して割安の保険料で「死亡保障」が備えられるのも大変高いポイントとなっています。

上記は、ジブラルタ生命の「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)無配当」の図です。

支払終了の60歳過ぎでの解約返戻金率は、余裕で110%を越えているのが分かります。

外貨建終身保険の注意ポイント

注意するポイントは『外貨建て終身保険』の契約時にかかる販売窓口(保険会社以外)への手数料です。良く聞く投資信託運用で発生する数パーセントの手数料と同じだと思って下さい。

生命保険とお金を増やす究極の選択肢とも言える『終身保険』と言えるでしょう。

ただ、為替レートの変動により「保険料」や「解約返戻金」も動きますので、大変不安定であるとも言えます。

投資に余裕がある場合以外、外国為替相場と生命保険は切り離して考えた方が良いかもしれません。

・6-2一時払ドル終身保険

円高ドル安で、外貨建終身保険を購入した場合、円安で解約すれば大きな返戻率を得られ、お得感がありますが、一歩間違えば元本割れはします。

極端な例ではありますが、2008年頃に一時円が80円台にまで上がったことがありますね。

1ドル=80円台に10万ドルの終身保険に加入

一時払いで800万円を支払います。

その後1ドル=110円になり保険金として10万ドル分日本円で支払われる

日本円では1,100万円受け取ることができる。

つまり為替の差益だけで、なんと300万円のプラスになりました。これに積立分の利息が足されるのでさらに受取金額は増えます。

7.まとめ

生命保険の『終身保険』や『定期保険』は元から作りが違うので、比較する物ではなく、自分の必要とする質や必要とする金額を知ることが大事なのだという事が分かって頂けましたでしょうか。

そして『終身保険』では、本来の目的である死亡保障の保険金が、遺族に必ず支払われます。

「お金」だけで言ってしまえばですが、自身もその恩恵を受けたいときは『終身保険』の解約返戻金がある意味いちばん解決策だと言えます。

これを読んで少しでも『終身保険』の在り方を分かって頂けましたら幸いです。

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