「自分は独身だけれども、生命保険は必要なのかな?」
あなたはそう疑問に思ったことはありませんか?
加入するにしてもどの保険に加入したらいいかわからない。。。
そんな独身のあなたに!この記事を読めば、どんな保険に加入すればいいのか丸わかりです!
保険の注意点や独身の人の加入率もご紹介しますので、お見逃しなく!
目次
独身の人の生命保険の加入率とは?
まず初めに、独身の人がどのくらい保険に加入しているのか見ていきます。
生命保険の加入率
全体の生命保険の加入率は、平成28年度の生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると加入率は以下のようになっています。
全体の加入率は80%を超えています。
独身の人の生命保険の加入率
20代 30代 40代 男 47.7% 72.1% 81.5% 女 46.1% 71.6% 84.9%
40代女性が84.9%と多くなっています。
松葉 直隆
独身の人が加入すべき生命保険とは?
病気やケガをしたときのために
入院や通院のためのお金は必要ですし、病気や怪我をすると仕事ができなくなります。
つまり収入が減り生活苦になってしまいます。
松葉 直隆
死亡したときのために
配偶者や子供がいない場合、終身保険はいらないと思いがちですが、200万から300万する葬儀代は準備しておきたいものです。
親を受取人にしておくと、万が一のことが起きた場合、親が保険金を受け取れます。
老後の貯蓄のために
老後のために個人年金保険に加入するのも大切です。
病気や怪我に対する保障、さらに死亡保障も準備した上で余裕がある場合に検討しましょう。
公的年金制度に不安を覚える人が多いため、加入する人が増えています。
病気やケガをしたときのために①<医療保険>
医療保険とは
医療保険とは、病気やケガを対象として、入院したり所定の手術を受けたりした場合などに給付金が支払われる保険です。
医療保障に重点が置かれ、死亡保障機能は小さいか全くないものもあります。
- がん保険
- 生前給付保険
- 介護保障保険
医療保険のポイント
- 医療保険の保険料は、公的医療保険と異なり、被保険者の報酬や所得によって差異は生じないが、被保険者の年齢や性別などによって差異が生じる。
- 退院日の翌日からその日を含めて180日以内に同じ病気やケガで再度入院した場合は、1回の入院とみなされる。
- 更新タイプの医療保険は、更新時に告知・審査は不要で。健康状態などにかかわらず更新できるが、保険料は更新時の年齢および料率で再計算される。
- 終身タイプの医療保険には、60歳、65歳などの所定の年齢で保険料の払込が満了する有期払込、払込が一生涯続く終身払込があり、他の条件が同じである場合、1回あたりの保険料は有期払込よりも終身払込のほうが安い。
医療保険の注意点
支払限度日数がある
- 1入院の限度日数
- 通算限度日数
給付金額が同じ場合、通常、支払限度日数が長い保険ほど保険料は高くなります。
同じ病気で入院した場合、通常180日が経過していないと、1入院とカウントされます。
支払われない場合がある
給付金は保険会社の契約内容にことづいて給付されます。
契約内容をしっかり確認しましょう。
おさえておきたい公的医療保険
高度療養費制度
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
松葉 直隆
所得区分
(年収の目安)自己負担限度額 通常 多数該当 約1,160万円~ 252,600円+
(総医療費-842,000円)×1%140,100円 約770万~1,160万円 167,400円+
(総医療費-558,000円)×1%93,000円 約370万~770万円 80,100円+
(総医療費-267,000円)×1%44,400円 ~約370万円 57,600円 44,400円 住民税の非課税者等 35,400円 24,600円
所得区分
(年収の目安)自己負担限度額 外来(個人ごと) 外来・入院(世帯) 多数該当 約370万円~ 57,600円 80,100円+
(総医療費-267,000円)×1%44,400円 約156万~370万円 14,000円
※年間上限 14万4,000円57,600円 44,400円 住民税非課税者 下記以外 8,000円 24,600円 - 所得0円世帯 8,000円 15,000円 -
所得区分
(年収の目安)自己負担限度額 外来(個人ごと) 外来・入院(世帯) 多数該当 約1,160万円~ - 252,600円+
(総医療費-842,000円)×1%140,100円 約770万~1,160万円 - 167,400円+
(総医療費-558,000円)×1%93,000円 約370万~770万円 - 80,100円+
(総医療費-267,000円)×1%44,400円 約156万~370万円 18,000円
※年間上限 14万4,000円57,600円 44,400円 住民税非課税者 下記以外 8,000円 24,600円 - 所得0円世帯 8,000円 15,000円 - *多数該当・・・診療を受けた月以前の1年間に、3ヵ月以上の高額療養費の支給を受けた(限度額適用認定証を使用し、自己負担限度額を負担した場合も含む)場合には、4ヵ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減されます。
例えば、70歳未満で年収500万円の人の場合。
月に100万円の医療費がかかったとすると、3割負担分の30万円を払います。
100万円がすべて高額療養費の対象になる費用である場合、自己負担限度額は、
80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円
すでに3割負担で300,000円支払っているので、返ってくるお金はこうなります。
300,000円-87,430円=212,570円
さて、そんな高額療養費制度ですが、病院に支払ったものすべてが対象となるわけではありません。
対象となるのは、健康保険が適用された(3割負担で済んだ)医療費です。
その他の諸費用や自由診療の医療費は、対象になりません。
傷病手当金
傷病手当金は、
病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度。
病気や怪我をして会社から十分な給与が受けられないとき、被保険者に手当金が支給されます。
支給の条件は、次の⑴〜⑷を全て満たした時のみです。
(1)業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
健康保険給付として受ける療養に限らず、自腹で診療を受けた時でも、”仕事に就けない”という証明があれば支給対象になります。
また、自宅療養の期間についても支給対象となります。ただし、業務上・通勤災害によるもの(労災保険の給付対象)や病気と見なされないもの(美容整形など)は支給対象外です。
(2)仕事に就くことができないこと
仕事が可能であるかどうかの判定は、療養担当者の意見を参考にしながら、被保険者の仕事内容も考慮して決められます。
(3)連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
業務外の事由による病気やケガの療養のため仕事を休んだ日から連続で3日間休んだ(待機した)後、4日目以降に就労できなかった日に対して支給されます。
また待機期間は、土日祝の公休日や有給休暇中でも含まれるため、給与の支払い有無は関係ありません。
(4)休業した期間について給与の支払いがないこと
傷病手当金はあくまでも、
業務外の事由による病気やケガで休業している期間について生活保障を行う制度
なため、給与支給期間中は傷病手当金は支払われません。
しかし給与の支払いがあった場合でも、その額が傷病手当金よりも少ない時にはその差額が受け取れます。
傷病手当金の支給期間は、支給開始日から最長で1年6ヶ月です。
ですがこれは1年6ヶ月分の手当金が支給されるということではなく、途中仕事復帰をし、再度同じ病気や怪我で就労不可となった時の復帰期間も、その1年6ヶ月に入ります。
支給開始から1年6ヶ月経ってもなお仕事ができない場合であっても、もう傷病手当金は受け取れません。
また任意継続被保険者である期間中に患った病気や怪我に対しては、傷病手当金は支給対象外となります。
病気やケガをしたときのために②<就業不能保険>
就業不能保険とは
病気や怪我で長期間働けなくなった時のために加入します。
就業不能状態となると、毎月の給料をカバーするべく給付金を受け取れます。
就業不能保険の注意点
加入の条件が厳しい
不動産収入があったり、妊娠中や入院中、休職中に該当すると、加入できないことがあります。
給付の条件が厳しい
精神疾患や倒産、リストラ、軽度な病気、怪我は、就業不能状態とは認められない可能性もあります。
アフラック・給与サポート保険
①病気やケガで働けないときの保障
精神障害や妊娠・出産などは除かれます。
就労困難状態とは、病気や怪我などで入院や在宅療養のいずれかに該当する状態のことです。
短期回復支援給付金と長期療養支援給付金は、在宅療養の内容が異なります。
短期回復支援給付金
((1)入院、(2)在宅療養(a)(b)のいずれか)
長期療養支援給付金
((1)入院、(2)在宅療養(a)(c)
のいずれか)(1)入院 医師による治療が必要であり、かつ自宅などでの治療が困難なため、病院または診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念すること (2)在宅療養
- (a)医師による治療が継続しており、かつ日本国内にある自宅など(障害者支援施設などを含みます)で、医師の管理下において計画的な治療に専念し、自宅などからの外出が困難な状態
- (b)所定の特定障害状態に該当した状態(*)
- ※特定障害状態とは、障害等級1級・2級に相当する状態として当社が定めた状態
- (c)国民年金法で定める障害等級1級または2級に認定された状態
②入院中だけではない、所定の在宅療養で働けない場合も保障
③就労困難状態が60日継続した場合、最初の6回分は生存していれば給付金を受け取れる
7回目以降は、就労困難状態の継続を条件に、60歳満期の場合、最長60歳まで給付金を受け取れます。
死亡したときのために<終身保険>
終身保険とは
死亡もしくは高度障害となった場合、保険金が支払われます。
保障は一生涯続きます。
満期保険金がない終身保険ですが、解約返戻金が増していきます。
そのため、長期間経過するとある程度の解約返戻金を確保できます。
つまり、貯蓄性を兼ねそろえていて緊急時はそのお金を活用できます。
有期払込と終身払込が保険料払込期間にはありますが、終身払込の方が1回あたりの保険料は安くなります。
払込満了時に、死亡・高度障害保険金に代えて年金受取や介護保障を選択できるものもあります。
終身保険の注意点
保険料が高い
保険期間が一生涯のわたり、お金もたまっていくため、保険料が高額になります。
老後の貯蓄のために<個人年金保険>
個人年金保険とは
松葉 直隆
個人年金保険は、契約時に定めた年齢(60歳、65歳など)から、一定期間(5年、 10年など)もしくは一生涯にわたって毎年、一定額の年金が受け取れる貯蓄型の保険です。
<定額個人年金保険>
定額個人年金とは、契約時に将来受け取れる基本年金額が決まっている年金保険です。
松葉 直隆
また、外貨建て定額年金では、外貨建ての基本年金額は確定していますが、円建ての基本年金額は確定していないため、受取時の為替レートによっては、円建ての受取総額が払込保険料を下回ることもあります。
定額個人年金の主な種類および一般的な概要は、以下のとおりです。
有期年金
有期年金とは、一定の年金受取期間内かつ、被保険者が生存しているときのみ、年金が支払われるものです。
②確定年金
対して確定年金は被保険者の生死に関わらず、一定の年金受取期間のみに年金が支払われます。
また年金受取期間中に被保険者が亡くなった場合は、その時点での年金現価相当額の死亡一時金か残存期間の年金を遺族は受け取れます。
また、他の条件がすべて同じであれば、確定年金よりも有期年金のほうが保険料は安くなります。
③終身年金
終身年金とは、被保険者の生存している限り、一生涯年金が支払われるタイプです。
松葉 直隆
終身年金のポイント
- 他の条件がすべて同じであれば、被保険者が男性よりも女性のほうが保険料は高くなる。
- 他の条件がすべて同じであれば、被保険者が男性よりも女性のほうが基本年金額は低くなる。
④保証期間付終身年金
保証期間付終身年金とは、保証期間中は被保険者の生死に関係なく年金が支払われ、期間外であっても生きている限りは一生年金が受け取れるタイプです。
なお、保証期間中に被保険者が亡くなったときには、その時点での年金現価相当額の死亡一時金か残存期間の年金を遺族は受け取れます。
⑤夫婦年金
夫婦年金とは、夫婦のいずれか一方が生存している限り、年金が支払われるものです。
夫婦のいずれか一方が死亡しても、その後の年金額は変わりません。
ちなみに、他の条件が全て同様である場合、夫婦年金の方が終身年金よりも年金額は割安になります。
<変額個人年金>
変額個人年金とは、国内外の債券や株式を軸に運用され、運用実績に応じて受け取る年金や解約返戻金が変動する年金です。
変額個人年金のポイントは以下のとおりです。
- 複数の特別勘定から運用ファンドを選べるものも多く、通常、所定の範囲内で手数料なしのスイッチング(ファンドの変更)が可能。
- 年金受取開始時前に被保険者が死亡した場合は、一般的に払込保険料を最低保証とする死亡給付金が支払われる(運用が好調な場合には、死亡給付金の最低保証がアップするものもある)。
- 年金額には原則として最低保証はないが、年金原資や受取年金総額を最低保証するものもある。
個人年金保険の注意点
最後に、個人年金保険の注意点を見ていきます。
注意点は2つあります。
返戻率が低くなっている
1つ目に、返戻率が低くなっている点です。
例えば、明治安田生命の年金かけはしという商品がありますが、この商品は3年ほど前は返戻率が高くで120%ぐらいありましたが、現在は25歳男性で据え置きありの場合でも107.0%となっています。
保険会社が破綻した場合将来の年金額が減らされる可能性がある
2つ目の注意点として、保険会社が破綻した場合将来の年金額が減らされる可能性があるという点です。
保険会社が破綻するとはめったにないことですので、あまり心配はいらないかと思います。
しかし、契約の際に営業の方から会社の経営状態が載っているパンフレットなどをもらって確認するとより安心できるでしょう。
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(「メディカル・ベネフィット・リターン」の場合) - 主契約でのカバー内容が手厚い
- 終身払込の保険
入院一時給付金や三疾病、女性特定医療の特約も付加可能!
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最新の終身医療保険は、加入者の声や近年の医療状況など鑑みて改良に改良が重ねられているもの。
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まとめ
以上、独身の人の生命保険についてでした。
重要な保険の順番は、経済状況によっても変わります。
松葉 直隆